コスモVFにて見つかった切り抜き

2010年02月24日

コスモバルクのこと、ポップロックのこと

北海道でバタバタし、飲んだくれ、
すっかり更新をサボってしまった。

この間、北海道でも東京競馬場でも、
アイルランド在住の調教師・児玉敬さんにお会いし、
いろいろ話を伺うことができた。

児玉さんのことについてもバルクのことについても、
書きたいこと、書かなければならないことは山ほどある。
ただ、その中で、情報が混乱している以下の2点については、
正しく記しておかなければならない。

まずはコスモバルクの今後について。
スポーツ紙等では「レパーズタウン競馬場を本拠地(拠点)とする」との表現が多数見られるが、
非常に曖昧な表記であり、児玉さん本人も当惑している。

児玉さんが構える厩舎はカラ競馬場の近くにある。
競馬場のまわりには複数の調教場(一般にカラ調教場と呼ばれる)があり、
そこに作られた坂路などを利用してバルクの調整は進んでいく。

ではなぜ、「レパーズタウンを本拠地として」といった表現が見られるのか。
それは児玉さんが、
「6月ごろ、レパーズタウン競馬場でバルクに適した距離のレースがあり、
しかも、芝が短く刈り揃えられているので、馬場もあうはず」と見ているからだ。

コスモバルクを、東京コース向きの関東馬(中央所属)にたとえておけば、
「カラ調教場=美浦トレセン」「レパーズタウン=東京競馬場」とのイメージが近い。
決して、レパーズタウンに滞在するわけではない。
新聞記者は短くしか書けないから、
ある程度のごまかしは仕方ないのだが、
さすがにこの「本拠地(拠点)」という言葉はいい加減すぎるので訂正しておく。


もう一つ、ポップロックの(アイルランドでの)馬主についても、
多くの憶測を呼んでいるようだ。
「岡田繁幸さんが所有するのか?」
そんな問い合わせが、僕のところにも舞い込んできたが、
そのような事実はひとかけらもない。

そもそも、児玉さんを支援するべく、
さらには馬の幸せを考えて、
岡田さんはバルクをアイルランドへ送ることにした。
と同時に、知人に対しても「馬をまわしてやってもらえないか?」と声をかけたのだ。
すると、その中の一人、ノーザンファームの吉田勝己代表が賛同してくれた。
「ならポップロックと一緒に頑張れ!」
そんな言葉と共に、児玉さんへとポップロックは譲渡されたのだ。

バルクにしてもポップロックにしても、
アイルランドでどれだけ活躍できるかはまったくの未知数である。
それでも、輸送費や預託料など経費はかかっていく。
今後のポップロックは、児玉さん自身が一部オーナーとなり、
共有してくれる馬主をさらに探しているとのことだ。
つまり、児玉さん自らがリスクを引き受けることになるし、
同時にポップロックは、複数のオーナーの所有馬として新たに走ることになるだろう。

両馬の活躍を心から祈りたい。




racecourse_ave at 10:16│
コスモVFにて見つかった切り抜き