皆様、こんにちは。
私、ぐらほまと申します。
ミニ四駆をやってます。

こんなマシンや、

こんなマシンを作った者です。
もしご存知でしたら、大変光栄です。
・・・なんだかしこまって。
これもある意味転職活動の一環?なので、改まってご挨拶をさせていただいた次第です。
さて、本題にあるシャフトの話。
タグには「技術公開」なんて仰々しいものがついてますが、役には立たない技術です。
なぜか??

ナット止めホイールのシャフトだからです。
こんなの誰も使わんやろ。
ちなみにですが、ナット止めホイールには種類があります。
ざっくり分けると、60mmシャフトシャーシ用、Xシャーシ用、ラジ四駆用です。
この画像を見てどれかすぐわかる人は変人なかなかのものです。
正解は、真鍮色のナットの後ろにお皿があるのでラジ四駆用です。
ちなみに、Xシャーシ用とラジ四駆用のシャフトには微妙に互換性がなかったはずです。
記憶違いかもしれませんが。
一応説明すると、ナット止めホイールには左右の指定があります。

左と書かれたホイールが当たり前ですが左側用です。
右側が真鍮色のハブナット(以後、ホイール内側のナットをハブナットと呼ぶことにします。)にハマります。
左側は、ナイロンロックナットがハブナットになっています。
真鍮ハブナットとロックナットはサイズが違うので、ホイールもそれぞれ専用になっています。

シャーシにつけるとこうなります。
ここにホイールとはめて、

外側からロックナットで固定します。
もう豆知識ばかりになりますが、このラジ四駆のナット止めホイール用シャフトは完成形で、右側の真鍮ハブナットがゆるみにくいという長所があります。
真鍮ハブナットはシャフトに圧入がされているのですが、古いものはここが弱く、右を締めこむとハブナットがどんどん内側にいくということがあったそうです。
(伝聞形なのは、実際にその現象を起こしたことがないからです。)
ラジ四駆用には、お皿みたいなのがついていることでハブナットのずれが起きにくくなっているというわけです。
さて、もう一度戻ってみます。

ロックナットが逆です。
記憶が正しければ、説明書には正しい方向で取り付けることになっています。
しかし、ホイールの裏が六角の平面であることを考えれば、こちら向きに取り付けるのが理に適っているように思えます。
実際問題、ホイールにもガタがあるのですが、そもそもここの精度が良くないと綺麗に取り付けができません。
先程、このラジ四駆ナット止めシャフトは完成形と書きました。
しかしながら、実のところ、弱点はこの左のロックナットを使ったハブナットです。
さらに話を戻します。
ナット止めホイールには左右指定があると書きました。
それを無視してシャフトごと反対につけるとどうなるでしょう?
正解は、右側につけたホイールがハブナットごと外れます。。。
右側ハブナットが圧入なのは、右ネジのナットだと緩む方向に力がかかってしまうからです。
ここでひとつ、疑問が浮かびます。
左だから大丈夫なのでしょうか?
結論から申し上げると、
だいじょうばないです。
分かり難い図で説明します。

左と右でロックナットをハブナットにした時のふるまいです。
当たり前なのですが、右で緩む方向なのであれば左では締まる方向に力がかかります。
それが行きずぎると・・・

ベアリングがグエッてなります。
ついでにいえば、ホイールを外から止めてるナットは動かないのでホイールもガタガタになります。
つまり、やっぱりナット止めホイールなんてドレスアップにしか使えないんですね。
あはは~~~
嘘です。
これは、620ベアリングだから起きる現象です。
これがハトメやメタル軸受けのような薄い軸受を使うと起きなくなるはずです。

左側のネジ山部分です。
軸受がハトメかつナットを本来の向きでつけた場合、ねじ山を使い切ってそれ以上内側に行くことはなくなります。
しかしながら、620を入れてロックナットを逆に入れた場合、ねじ山が余るので内側にどんどん入っていくということになってしまうわけです。
わかりやすい!!
そんなわけで、ちょっとねじ山を埋めてやって、ハブナットを締め切ったところで適度なガタが出るようにすればいいというわけです。
これだけメンドクサイことをして得られるものは少ないですが、ポイントを押さえると実用に足るものになりますね。
ちなみに、これは内緒の話ですが、ナット止めシャフトは精度が割といいです。
ですが細いので、最近よく聞くスパーをロックさせるってのをやらかす人にはお勧めしません。
私は、スパーをなめさせたことなんて1回あるかないかなので、そこら辺がよくわからないのです。
最近のギヤは六角がゆるいのでしょうか?
あ、ボールデフばっかり走らせてるからか。
私がおすすめするシャフトは、70mm中空シャフトです。
72mm中空ステンレスシャフトよりわずかに太く、空転させたときの回りが非常にシルキーになります。
チタンシャフトのそれに近いでしょうか、チタン使ったことないけど。
まぁ、あまりネタを出すともったいないので、この辺りにしておきます。
次回のネタはTwitterのアンケートで決めようかと思います。
お楽しみに。
私、ぐらほまと申します。
ミニ四駆をやってます。

こんなマシンや、

こんなマシンを作った者です。
もしご存知でしたら、大変光栄です。
・・・なんだかしこまって。
これもある意味転職活動の一環?なので、改まってご挨拶をさせていただいた次第です。
さて、本題にあるシャフトの話。
タグには「技術公開」なんて仰々しいものがついてますが、役には立たない技術です。
なぜか??

ナット止めホイールのシャフトだからです。
ちなみにですが、ナット止めホイールには種類があります。
ざっくり分けると、60mmシャフトシャーシ用、Xシャーシ用、ラジ四駆用です。
この画像を見てどれかすぐわかる人は
正解は、真鍮色のナットの後ろにお皿があるのでラジ四駆用です。
ちなみに、Xシャーシ用とラジ四駆用のシャフトには微妙に互換性がなかったはずです。
記憶違いかもしれませんが。
一応説明すると、ナット止めホイールには左右の指定があります。

左と書かれたホイールが当たり前ですが左側用です。
右側が真鍮色のハブナット(以後、ホイール内側のナットをハブナットと呼ぶことにします。)にハマります。
左側は、ナイロンロックナットがハブナットになっています。
真鍮ハブナットとロックナットはサイズが違うので、ホイールもそれぞれ専用になっています。

シャーシにつけるとこうなります。
ここにホイールとはめて、

外側からロックナットで固定します。
もう豆知識ばかりになりますが、このラジ四駆のナット止めホイール用シャフトは完成形で、右側の真鍮ハブナットがゆるみにくいという長所があります。
真鍮ハブナットはシャフトに圧入がされているのですが、古いものはここが弱く、右を締めこむとハブナットがどんどん内側にいくということがあったそうです。
(伝聞形なのは、実際にその現象を起こしたことがないからです。)
ラジ四駆用には、お皿みたいなのがついていることでハブナットのずれが起きにくくなっているというわけです。
さて、もう一度戻ってみます。

ロックナットが逆です。
記憶が正しければ、説明書には正しい方向で取り付けることになっています。
しかし、ホイールの裏が六角の平面であることを考えれば、こちら向きに取り付けるのが理に適っているように思えます。
実際問題、ホイールにもガタがあるのですが、そもそもここの精度が良くないと綺麗に取り付けができません。
先程、このラジ四駆ナット止めシャフトは完成形と書きました。
しかしながら、実のところ、弱点はこの左のロックナットを使ったハブナットです。
さらに話を戻します。
ナット止めホイールには左右指定があると書きました。
それを無視してシャフトごと反対につけるとどうなるでしょう?
正解は、右側につけたホイールがハブナットごと外れます。。。
右側ハブナットが圧入なのは、右ネジのナットだと緩む方向に力がかかってしまうからです。
ここでひとつ、疑問が浮かびます。
左だから大丈夫なのでしょうか?
結論から申し上げると、
だいじょうばないです。
分かり難い図で説明します。

左と右でロックナットをハブナットにした時のふるまいです。
当たり前なのですが、右で緩む方向なのであれば左では締まる方向に力がかかります。
それが行きずぎると・・・

ベアリングがグエッてなります。
ついでにいえば、ホイールを外から止めてるナットは動かないのでホイールもガタガタになります。
つまり、やっぱりナット止めホイールなんてドレスアップにしか使えないんですね。
あはは~~~
嘘です。
これは、620ベアリングだから起きる現象です。
これがハトメやメタル軸受けのような薄い軸受を使うと起きなくなるはずです。

左側のネジ山部分です。
軸受がハトメかつナットを本来の向きでつけた場合、ねじ山を使い切ってそれ以上内側に行くことはなくなります。
しかしながら、620を入れてロックナットを逆に入れた場合、ねじ山が余るので内側にどんどん入っていくということになってしまうわけです。
わかりやすい!!
そんなわけで、ちょっとねじ山を埋めてやって、ハブナットを締め切ったところで適度なガタが出るようにすればいいというわけです。
これだけメンドクサイことをして得られるものは少ないですが、ポイントを押さえると実用に足るものになりますね。
ちなみに、これは内緒の話ですが、ナット止めシャフトは精度が割といいです。
ですが細いので、最近よく聞くスパーをロックさせるってのをやらかす人にはお勧めしません。
私は、スパーをなめさせたことなんて1回あるかないかなので、そこら辺がよくわからないのです。
最近のギヤは六角がゆるいのでしょうか?
私がおすすめするシャフトは、70mm中空シャフトです。
72mm中空ステンレスシャフトよりわずかに太く、空転させたときの回りが非常にシルキーになります。
チタンシャフトのそれに近いでしょうか、チタン使ったことないけど。
まぁ、あまりネタを出すともったいないので、この辺りにしておきます。
次回のネタはTwitterのアンケートで決めようかと思います。
お楽しみに。
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