2014年02月

DSC_0166

というわけで、今回はこのマシン。
ボールデフMSの3号機です。

創作コンセプトとしては、「ボールデフで勝てるマシン」というものを目指しています。
デフユニットについては、ボールデフMS2号機とほぼ同一ですが、車体構造を現代風にしつつ汎用性を残した(つもりの)ものにしています。
車重は130gちょいちょい。

DSC_0167

フロントから。
フロントステーは根本がFRP、ローラーステーをカーボンとFRPのサンドイッチにしています。
公式ではなく3レーンを走らせることを想定していたので、あえて柔軟性のあるFRPで曖昧さを持たせているつもりです。
スタビは小径ホイールを扇形にカット。もう少し高くてもいいかも。


DSC_0168

リアから。
ローラーステーは流行りの底面から伸ばして支持するタイプではなく、普通にシャーシ上部から取り付けています。
提灯の支持部はローラーステーに取り付け。
ブレーキステーはXリアFRPをベースとして直FRPで延長。引っかかり防止もつけています。
(後ろからちらっと見えるデフが自慢 

DSC_0169
 
サイドから。 
ホイールは 5本スポークのメッキホイール。ここはカッコ重視。
タイヤは黄色と黒の2枚重ねで28.5mm。

ちなみに、フロントのスラストはステー根本の斜めカチ割りカーボンとシールで調整します。


さて、ここまででボディに違和感がある人もいるかもしれませんね。
・・・いますよね?()

ボディ単体だけだと、
DSC_0170
こうなっています。
「めっちゃ葉っぱやん!」
となるわけですが・・・

DSC_0171

サイドポンツーンを提灯上に固定しています。
これはこのマシンを作るうえでもっともやりたかったことの一つで、コクピットが動くヒクオが遊園地のアトラクションみたいで見た目が好みでなかったので、少々強引にサイドポンツーンのみを動かす形にまとめました。

個人的には、ボディを外した状態はグループCカーのカウルを外した時に通ずるカッコよさがあります(自画自賛

あと、このマシンはボディだけでなく電池も低くなっています。

DSC_0173

下から見ると、電池の腹が見える程度。
ちなみに、芝では電池を擦ります(ダメジャン


だいたいこんな感じで、奇妙なところで気合の入っているマシンになっています。
参考になるところがあれば嬉しいです。

 最後に小ネタをひとつ。
このマシンに限らず、僕がよく使う方法なんですが・・・

DSC_0172

こんな部品でボディをとめています。
ちなみにこれ、アバンテMk.2などのキットの入っているホイールの軸なんです。
中心がナット型になっていますが、それに合わせて切りだすとロックナット用のボックスレンチにぴったり合います(笑
ボックスレンチにくっついてくれるので、ボディどめを無くしにくいのが最高にいいです。
ネジも短くできて軽くなった気がします(気のせいです

マックスブレーカー TRFのホイールでもできますが、あれは通常のナット用のボックスレンチにぴったりだったりします。
どちらもおすすめなので、良かったら作ってみてください。


ではでは。

ランキング参加中↓

 
ミニ四駆 ブログランキングへ

K3400538

これが噂のボールデフMS。
最近まで現役で頑張っていてもらった2号機です。

オレンジのMSシャーシでバンパー等は至って普通ですが、 中身はちょっと違う。
ラジコンなどではお馴染みのボールデフを詰め込んでいます。


ここで・・・
デフってなんぞや?? 
 となってしまうわけですが。

 デフ、すなわちディファレンシャルというのは、左右のタイヤの回転差を吸収するためのものです。
通常、カーブでは外側のタイヤと内側のタイヤで通る距離に差ができてしまいます。
その差を吸収してスムーズに曲がれるようにするのがデフというわけです。

ちなみに、ワンウェイホイールもカーブをスムーズに曲がれるようにするというのが謳い文句ですが、あれは内側の遅く回るほうにのみ駆動力を集中させています。(タブン
デフとはだいぶ違うわけです。

ボールデフとは、金属球などを使って回転差を吸収、差動を行うものです。
仕組みは説明しにくいので、知りたい方はググっていただければと思います・・・(汗


というわけで、中身を見てみましょう。

117981111_org

こんな感じで、バラすと

K3400541
こんなのと

K3400540
こんなので

K3400539
ここに収まっているわけです(雑

勿論ですが、左右で回転差を作り出すわけですので、シャフトは真ん中で切れているわけです。
 どうやって組んでいるかはご想像にお任せするとしましょう。

ちなみに、このシャーシですが、平面速度的にはそこまで遅くないと思います。
やはり駆動ロスは通常より大きくなっていますが、気にならないレベルだと思います。(というか気にしてないだけ?) 

興味がある人は、ぜひチャレンジしていただければと思います。
レッツ・ボールデフ! 



ミニ四駆 ブログランキングへ

↑このページのトップヘ