平日休。朝から快晴で、絶好の外出日和。前から行きたかった吉野へ脚を運ぶ。
バス釣りでは津風呂湖へ何度も通ったが、吉野山散策は今回がはじめて。
帰郷中のM嬢を共にするつもりが、前日からまた体調不良とのこと。かわいそうに。
新大阪から地下鉄にのり天王寺で近鉄へ乗り換え。吉野まで急行で90分。遠い。
到着後、駅を出ると閑静な雰囲気が支配していた。観光客もほとんどいない。
下千本口までロープウェイが通るが、九十九折の舗装路を端折る七曲り坂へ。
早朝に雨でも降ったのか、丸太階段がすべり歩きづらい。しかもかなりの勾配。
およそ10分ほどで下千本へ着いたときは、早くも汗だく。今日は暑くなりそうだ。
吉野の観光ルートは、ほぼ一直線にのびた舗装路。左手に有名な吉野桜が見え、
道の端々に点在する寺社を詣でていく。今回は紅葉を狙ったが、まだ時期はずれ。
巨大な本堂をもつ金峯山寺へ着いたころには、すでに上半身はTシャツ一枚に。
本尊の前で合掌「どうか今日の散策でヒザが笑わないように」。上り坂が厳しい。
単独散策になったことで、今日の最終目的地は金峯神社に変更した。
途中、高城山をこえるハードな道。通常の観光では最終地になる上千本から、
かなり長めの上り坂を歩く。まわりを見ても、ところどころに地元民がいるだけ。
汗が玉のように噴きだし、何度もタオルで顔をぬぐう。本当に10月末の空か。
まず、吉野一の展望所と評される花矢倉で休憩。山々の見晴らしがかなり良い。
紅葉具合は、まだ三分程度といったところか。本格的な時期は、あと二週間ほどだ。
5分ほど体を休めて出発。また急勾配の坂をひたすら登る。息が切れそうだ。
二十分後に吉野水分神社へ到着。桃山様式の神殿造りが荘厳さを感じさせる。
境内に百円で柴を売る摂社があり、灰にして皮膚に付けるとアトピーが治るそうだ。
神社をでてさらに坂を登ると、ようやく高城山の展望台が見えた。そこで昼食。
オニギリを片手に、奈良を一望する頂上からの景色に感じ入る。金剛山や二上山、
高見山など奈良を取り囲む山が眼前にせまり、生駒山や桜井市街も遠くに見える。
疲れを癒す最高の眺めに、しばらく酔いしれる。ビールを持ってくればよかった。
さて、いよいよ金峯神社へむかう。中世以降は修験道の修行地として境内が使われ、
その名残を感じさせる石段が風情をかもしだす。しかも、なかなか勾配がある。
鳥居まで車できた老夫婦も上ってきたが途中、何度も足をとめる姿を見る。
彼らを横目で通りすぎ、本殿へ着いたのは上千本から約一時間半。疲れた。
簡素な本殿の前で拍手を打つ「明日の仕事まで足のつかれが取れますように」。
本殿から伸びるわき道をたどると、通称「隠れ塔」とよばれる蹴抜け塔へ出る。
その昔、義経と弁慶らが一時的に避難した塔だ。追っ手を確認するためだろうか、
そこからの見晴らしは高城山展望台同様に絶景だ。違った山麓が見えるのも良い。
遠くに、ちらほらと紅葉した木々が見える。桜の色づきがもっとも早そうだ。
最後に西行庵へむかう。奥の千本と呼ばれる地に、西行法師が三年暮らしたそうだ。
金峯神社の右手から15分ほど山道をすすむと、質素な小さい庵が見えてきた。
西行の像が飾られた庵のそばで腰をおろすと、目の前に侘び寂びの世界が広がった。
楓の大木を筆頭に色づく桜やブナの配置が見事で、静けさが木々に染み入るようだ。
ふと地面に目をやると、小さなカエルが飛び跳ねていた。後方にヘビが迫っている。
普通、人がいる場所では狩りは行われないが、ともあれしばらく眺めていた。
逃げるカエル、追いまわすヘビ。崖に追いつめられたカエルがピョンと一跳ね、
ヘビはそのまま奈落の底に。ここで一句「紅葉狩り 我もとヘビから 逃げカエル」。
吉野町 観光情報
女性と西行庵まで散策するなら、上千本からバスで。一時間に一本しか出ないが。
スカパー!が66チャンネル3,500円の新パックを12月開始
待ってましたの良パック。というより、これまでのパックセットがクソだった。
How Much Is My Blog Worth?
ブログ値段一発査定サイト。ツジログは"worth $0.00"でした。残念。
ヤフーがバレンタイン監督への暴言報道
いくらなんでも略しすぎ。