May 09, 2009

「ドゥルスアイナス」と「ロンダドール」



ヘンテコ管楽器の宝庫、エクアドル。
エクアドルの山岳部族の間には、古代から和音の概念があったようで、
独りでハモりながら音楽を奏でる伝統楽器がいろいろあります。
この映像は「ドゥルスアイナス」というブリキ製の管楽器の演奏です。
1本が3つ穴、1本が5つ穴のリコーダーとなっており、
ハモりとユニゾンを使い分けながら演奏しています。

また、エクアドルと言えば、3度下の和音を奏でるサンポーニャ、「ロンダドール」が有名ですね。
ロンダドールにいたっては、よく似た楽器がプレ・インカ時代の遺跡から出土したという説も現地で耳にしたことがあります。
キト市内にある「カサ・デラ・クルトゥーラ」にはコンドルの羽で作った、ロンダドールが飾れていました。
下の映像にはロンダドールを始め、フラウタ(横笛)やボシーナ(角笛)の演奏方法も収録されています。
肩を固定しながら吹くフラウタ「チリンブ」は今回始めてみましたが、あれは一体なんなのでしょう? 
指穴の開いていない管を共鳴させているのかな?



radioquito at 18:56コメント(0)Musica Ecuatoriano  

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