To do No.02 読書戦略を考えよう」にて大学生の間に500冊の本を読むことを目標とすることをまとめましたが、その中でも特に投資対効果が高いと80冊を各ジャンル毎に選別しました。出来るだけ流行りに影響されない名著を選んでみました。大学の専門に関連する本は目安の冊数のみの紹介となっていますが、是非参考にしてみて下さい。 


■ 大学の講義に関連する書籍 (13冊) 
  1. 一般教養 教科書or参考書 「3冊」
  2. 専門基礎 教科書 「8冊」
  3. 専門関連 専門書 「2冊」
ちなみに自分は学部の専攻は応用化学だったのですが、『バーロー 物理化学 上 第6版』や『ボルハルト・ショアー現代有機化学(第6版)』は穴が開くほど読み込みました。一般教養関係については、まずは3冊を目標に、大学の教授に紹介してもらった本を挑戦してみましょう。 

■ 本の読み方、学習に関するビジネス書 (4冊) 

①本の読み方関係
②学習関係
レバレッジ・リーディング』は非常に読みやすいため、 読書習慣が無い方の最初の一冊としてお勧めすることが多い一冊です。自分の大学時代の多読生活はこの本からスタートしました。

使える脳の鍛え方 成功する学習の科学』は私が今まで読んだ学習関係の本で断トツにお勧めできる一冊で、 「主体的な学習」が求められる大学での学習や、塾講師・家庭教師のアルバイトでも活用できる、大学生必読の一冊だと思います。 

■ 自己啓発関係 (3冊) 
社会人になって、仕事の能力と人格は指数関数的に比例しているな、と感じます。「自分がどう生きたいのか」という、少し恥ずかしくなるようなテーマについて、是非真剣に考えて欲しいと思います。

また、大学生の間に、友人関係、恋愛関係といった
日々の悩みについて、偉大なる先人達の知恵を参考にその解決の糸口を辿る、という経験も是非大学生の間にしておいて欲しいと思います。 

自分は大学生の時に子どもが出来て「これからどうしよう…」と悩んだ時に、 『道は開ける 新装版』を何度も読んで救われました。 今でも仕事や家庭の事で悩んだときに、眺めたりします。 

大学生の間に自分の人生について深刻に悩む機会が来たらラッキーです。自身の力を蓄えるチャンスだと思って、じっくり自己に向き合って欲しいと思います。

なお、これは決して学問等の「目の前のやるべきこと」から現実逃避しても良い、と言っている訳ではないので、ありません。

私は留学等の明確な理由が以外の安易な留年は勧めていません(To do No.25 量より質、全ての科目でA+を目指そう)。サボって遊びたく気持ちをきちんと制御して、学業にも全力を注いで欲しいと思います。

■ ビジネス全般 (26冊) 

① 働き方関係(師匠系)
 (日本人)
 (外国人)
② ビジネス全般(スキル系)

①については、「どう働くか」と「どう学ぶか」に関する具体的な気付きを得られた著作を中心に選定しています。これらの本からは「スキル」というより著者の「生き方」や「考え方」を具体的な行動から学び取って、「自分がどう生きたいかを考えるきっかけ」にして欲しいと思います。 自分の師匠を探すイメージが近いと思います。

②については、学生の間に身に付けておいたら、 社会人になってから仕事に取り掛かりやすくなるだろう、という本を紹介しています。 いわゆるビジネス基礎の本で、簡単なものから難しいものもあり、 インターンシップや、研究活動、学生起業等、学生の間でも何かしら実践する機会も作れると考えています。こちらは肩肘を張らずに、具体的なアクションに落とし込めるポイントを探す意識で、読み漁って欲しいと思います。 

■ 小説 (14冊) 

① 日常系
② ビジネス系
小説については、あくまで個人的なおすすめの作家と代表作を紹介します。読書経験の少ない1回生ならビジネス色の弱い伊坂幸太郎氏。理系なら森博嗣氏あたりはお勧めです。3回生なら、ビジネス色の強い 池井戸潤氏とか山崎豊子氏あたりを読んで欲しいです。 

色々な小説を読んでストーリーテラーのセンスを磨きながら、お気に入りの作家の本は全て読みつくせるのも、時間のある大学生にしかできないことだと思います。私は大学生の時には森博嗣氏を読みつくしました…懐かしい。 質の高い小説は想像力を育み、人生を豊かにしてくれます。皆様も面白い小説があったら是非紹介してくださいね。 

■ ビジネス書 業界(4冊) 

【参考】
今回、2016年末時点での私の業務に関係する分野の4冊を紹介しましたが、業界毎のトレンドがありますので、 その年の自分が志望する業界の最新の本を読むのが良いと思います。ただ、これらを読み込むのは働き出してからでも遅くないので、業界全体の概念と基礎技術が理解出来れば充分だと思います。

■ ビジネス書 生活ノウハウ系(10冊) 
ビジネス書の中でも、日常を生産的にする事にフォーカスを当てている本を抜粋してみました。ビジネススキルに特化して書籍と異なり、私生活に取り組みやすい本を選んでいます。

本を読んでその内容を自身の生活に取り入れるという、読書の基礎サイクルを実践しやすいので、読書経験の少ない方はこのジャンルから読書を始めた方が良いかもしれません。

具体的なノウハウを示しており、どれも読みやすいのですが、頭のトレーニングにはなり辛いので、この分野の本だけにはまらないように、注意が必要です。 

■ 自分の趣味 専門特化系(5冊) 

【参考】
趣味を極めましょう。海外を含む長年の社会人経験を通じて確信しているのですが、趣味は身を救います。自分の場合「魚釣り」「スポーツ全般(特にテニス)」「カメラ」の3つが、精神的な安定剤となり、また世界中の方とのコミュニケーションツールになっています。

また、私の場合は子育ても遊びであり趣味でもあります。こちらはほとんどの大学生の方には関係のない話でしょうが…。

人生100年時代の到来に向けて、日々を豊かにしてくれる趣味を見つけて、大学生の間に思いっきりハマってしまいましょう。そして趣味を極めるのにも読書は効果的です。大学生活の中で得た知見をブログやSNS等を通じてアウトプットし、収益化しやすいのもこの分野の特徴であり、是非在学中に挑戦して欲しいなと思います(To do No.40 フリーランスの働き方を大学生のうちに体験しよう)。


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今回紹介した80冊は、どれも大学生に向けて自信を持ってお勧めできる本なので、是非本屋やアマゾンで内容を確認し、読み進めていって頂けると嬉しいです。

なお、大学生向けとは少し趣旨が離れますが、私がお勧めする本は「Amazonレビュー」でも紹介していますので、是非こちらもチェックして頂けると嬉しいです(そして各レビューの「参考になった」ボタンのクリックをお願いします)。