ブラック冒険 ― つまりは、コンプライアンス意識が低く、長時間労働が常態化し、各種ハラスメントが横行する状態の冒険である。まあ、冒険の旅なんてのはだいたいそんなものではあるのだが。

 祭祀場へ足を運び、各種手裏剣を持ち替えながらひたすら乱華を繰り出す朧がいる。
20 分以内に決められた数のモンスターを討伐し、報告をしたらまた、モンスターを討伐しに出かけるのである。

 そんな朧の朝は早い。 装備と消耗品の入念なチェックから始まる。「花吹雪をつかうべきか、闇ディーヴァを使うかの駆け引きが毎度毎度あるッス」 左手で亡国の硬貨をちゃりちゃりと動かす。「やっぱり一番うれしいのは交換したものが +7 になることッスね。いまだに 1 本もできないッスけど。できても次はエンチャント地獄ッスけどね」朧は張り付いた笑顔で十六夜を唱え始めた。

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 というわけで、祝!深淵の回廊定期開催であります。そう、このイベントで「遠距離範囲攻撃が輝き、お金も稼げるところ」といえば、誰がなんと言おうと祭祀場です。草原?そんなところ行ったら死んじゃうじゃないですかヤダー。

 コホン。

 定期開催になった影響か、討伐数が 2 倍になっちゃっています。が、それでもまあなんとか 20 分位で討伐はできる感じ?にはなっていると思います。私実績ですが。

 というわけで、装備・ステータス・狩り方のお話です。

◆ 討伐対象
ホーリーエルダー聖・大型)
リトリビューション(闇・中型)
ヘルレイス(闇・大型)

◆ 装備とステータス

無題

 用意しづらい装備も含んでいますが、こんなにアレじゃなくても大丈夫です(計算機)。

 はい、というわけで、今回も 2~3確を目指します。なぜかというと…彼ら、体力が半分くらいになると爆裂状態になるんですよね。そこからの攻撃がとても痛いのです。4 確だとほんとに回復剤がみるみる減っていきます・・・。

 とはいえ、Lv.130 を超えた上忍のメインウェポンは「風魔手裏剣・花吹雪」。そう、聖属性。つまり、討伐対象と非常に相性が良いのです…が、ホーリーエルダーは聖属性です。厄介ですね。

 ここで我々が取る手段は二つあります。一つは、闇属性の風魔手裏剣を用意すること。もう一つは、「呪い水」を利用すること、です。

 前回は私、呪い水を使っていました。最初に闇属性のリトリビューションとヘルレイスの討伐を終え、呪い水をふりかけて闇属性にし、ホーリーエルダーを倒しに行くという流れ。大体 10 分くらいで終えることができていました。討伐数が 2 倍になった今、報告クールタイムの 20 分ちょうど位で回ることができます。すばらしー。

 ですが、まあ、その、ぶっちゃけ、面倒なんですよね。
 というわけで、私はもう一つの手を採用しました。闇属性かつ大型特化のディーヴァ風魔手裏剣を用意しました。ひゅー!

無題2

 コレを引っさげて戦うとですね、聖属性の討伐を全部終わらせてから闇属性を討伐に…というふうに、2 度回る必要がなくなります。武器持ち替えだけで済むので、バッチリ時間短縮ができるというわけです。素晴らしい…。

 実際の狩りの様子はこんな感じ。


 これでだいたい 20 分弱。ある意味ちょうどいい感じ。霧の妖刀1本1時間…うひー、長いなあ…。早いところペペっと精錬して、ぱぱっと強撃つけないと…!がんばっていきましょー。おー!