2015年11月27日

向き不向き

今日はとてもいい天気だ
こんな天気のいい日は屋上でのんびりするに限る
そんな時、同じように晴れ渡る空を求めて誰かがやって来るのも
割とよくある話だ



「ねえ」

そして時間が経てば、いつもの場所に戻る
空を見上げ風を感じて、地上を見下ろして
けど時には、このまま戻りたくないなんていうこともあるのだろう
彼女は僕に声をかけた

「何だい?」

遠く、どこまでも続く青空を見つめながら
静かに彼女は問いかける

「自分には向かないと思ってること、向かないと気付いてること」
「どう思う?」

誰もが同じように抱える疑問
誰もが同じように思い悩む

「無理に続けることはないと思う」

そうして誰もが、様々な思考を張り巡らせて
それぞれの結論に至るのだろう

「そうよね」

彼女は吹っ切れたように階段を駆け下りていく

僕も行こう、フェンスへ足をかけ飛び降りた





少年の答え


生きづらさ、という概念
(↑こちらぶろぐらんきんぐ、です。よろしければ…)



rahirame at 06:30│Comments(0)お話 

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