【EF81】の記事
EF81は、いまでも主役級の交直流両用の電気機関車だ。しかし、最初に落成したのが昭和43年であり、すでに誕生から40年近く経っている。JR貨物では様々なタイプの新型電気機関車が開発されているため、淘汰が始まっているらしいが、旅客鉄道各社ではまだまだ現役だ。
EF81といえば、たくさんのカラーリングが思い浮かぶ。土手っ腹にでかでかと自分の名前を署名したものもあれば、流れ星があしらわれたもの、あるいは各社の看板列車専用として塗色を揃えられたもの、様々で、元来のローズピンクや赤一色といったカラーリングの車両を目にする機会の方が少ないようにも思えてくる。
この電気機関車は、派手ではないがやはり名車なのだろう。メーカー各社からモデル化されている。TOMIXからはHOとNいずれのゲージでも発売されていて、塗色パターンも数種ある。JR東日本の赤色単色のEF81もリリースされている。東日本のEF81というと、北斗星仕様やカシオペア仕様などが思い浮かぶので、ここまで純粋に赤一色なのは帰って新鮮だ。
そして、走らせてみて改めて思うのだが、やはりNゲージよりHOゲージの走りの方が鉄道らしくて好ましい。鉄道の粘着式という方法を模型でも感じようと思うと、やはりHOくらいの大きさでないと物足りないものだ。まぁ、HOで走りを存分に楽しもうと思うと、部屋がかなり広くなくてはならないのだが。
HOゲージ車両 EF81 (東日本) HO-103
EF81といえば、たくさんのカラーリングが思い浮かぶ。土手っ腹にでかでかと自分の名前を署名したものもあれば、流れ星があしらわれたもの、あるいは各社の看板列車専用として塗色を揃えられたもの、様々で、元来のローズピンクや赤一色といったカラーリングの車両を目にする機会の方が少ないようにも思えてくる。
この電気機関車は、派手ではないがやはり名車なのだろう。メーカー各社からモデル化されている。TOMIXからはHOとNいずれのゲージでも発売されていて、塗色パターンも数種ある。JR東日本の赤色単色のEF81もリリースされている。東日本のEF81というと、北斗星仕様やカシオペア仕様などが思い浮かぶので、ここまで純粋に赤一色なのは帰って新鮮だ。
そして、走らせてみて改めて思うのだが、やはりNゲージよりHOゲージの走りの方が鉄道らしくて好ましい。鉄道の粘着式という方法を模型でも感じようと思うと、やはりHOくらいの大きさでないと物足りないものだ。まぁ、HOで走りを存分に楽しもうと思うと、部屋がかなり広くなくてはならないのだが。
HOゲージ車両 EF81 (東日本) HO-103
かつて、日本にあのオリエント急行が走ったことがあった。20年近く前のことだったと思う。その優美な編成美の両端に、日本の客車が連結されていて、廃車された20系のナハネフの方はなかなかよくマッチしていたと思うのだが、もう一端が荷物車のマニ50で、当局はなんて無粋なことをするのだろうか、とひとり腹を立てていたことを覚えている。
そのオリエント急行だが、これに触発されてJR東日本が24系客車を新造している。現在の看板列車カシオペアの基礎ともなった車両で、「夢空間」と名付けられた3両の車両であった。
3両はそれぞれ、寝台車、ラウンジカー、ダイニングカー、の構成で、内装をそれぞれ別々の百貨店に担当させるという、なかなか面白い趣向であった。エクステリアも見事に統一性がなくバラバラで、しかも1車1車それぞれにどうにもいまいちな配色で(失礼!)、まるでジョイフルトレインのようである。編成美というものを考えているようには見えなかった。まぁ、バブルのイケイケ気風がなせる技だったのかもしれない。
ちなみに、内装を担当した百貨店はそれぞれ、寝台車が高島屋、ラウンジカーが松屋、ダイニングカーが東急百貨店であったという。もちろん私は実車に乗ったことはなく、資料を見ての感想でしかないのだが、オーソドックスな高島屋提案、ノーブルな松屋提案、デコラティブな東急提案と、これまた各社(各車?)各様の方向性が出ていて面白かった。
この3両の新製24系客車をもとに、現在の人気列車カシオペアは生まれたという。実際に運用が始まるまでにずいぶんと年月が流れたのは、やはりバブル崩壊の影響だったのか。
さて、この「夢空間」であるが、模型化されていて、EF81とのセットでトミックスから発売されている。新製分の3両とともに従来型の24系客車も3両あり、EF81と組み合わせて全部で7両と、Nゲージモデルとしては手頃な長さ。なによりこの派手派手しい外装なので、走らせて愉しむにはちょうど良い。
なお、私が面白いと感じた内装は、当然ではあるが、細かい箇所はほとんど再現されておらず少々残念である。
そのオリエント急行だが、これに触発されてJR東日本が24系客車を新造している。現在の看板列車カシオペアの基礎ともなった車両で、「夢空間」と名付けられた3両の車両であった。
3両はそれぞれ、寝台車、ラウンジカー、ダイニングカー、の構成で、内装をそれぞれ別々の百貨店に担当させるという、なかなか面白い趣向であった。エクステリアも見事に統一性がなくバラバラで、しかも1車1車それぞれにどうにもいまいちな配色で(失礼!)、まるでジョイフルトレインのようである。編成美というものを考えているようには見えなかった。まぁ、バブルのイケイケ気風がなせる技だったのかもしれない。
ちなみに、内装を担当した百貨店はそれぞれ、寝台車が高島屋、ラウンジカーが松屋、ダイニングカーが東急百貨店であったという。もちろん私は実車に乗ったことはなく、資料を見ての感想でしかないのだが、オーソドックスな高島屋提案、ノーブルな松屋提案、デコラティブな東急提案と、これまた各社(各車?)各様の方向性が出ていて面白かった。
この3両の新製24系客車をもとに、現在の人気列車カシオペアは生まれたという。実際に運用が始まるまでにずいぶんと年月が流れたのは、やはりバブル崩壊の影響だったのか。
さて、この「夢空間」であるが、模型化されていて、EF81とのセットでトミックスから発売されている。新製分の3両とともに従来型の24系客車も3両あり、EF81と組み合わせて全部で7両と、Nゲージモデルとしては手頃な長さ。なによりこの派手派手しい外装なので、走らせて愉しむにはちょうど良い。
なお、私が面白いと感じた内装は、当然ではあるが、細かい箇所はほとんど再現されておらず少々残念である。