2006年11月23日
千代の亀 名称募集
池袋西武で試飲・購入。
「千代の亀」は池袋西武に年5回来店するが、今回は2006年最後の機会だ。 逃す手はない!
千代の亀は年間生産量500石の極小蔵。
造りのほとんどが純米吟醸・純米大吟醸で、荒ごししただけのどぶろく風のお酒、生で10年間氷温熟成させたお酒、野生酵母を使ったお酒など、ラインナップは「超」が2つも3つもつくような個性的な蔵。
この「名称募集」は、荒ごししただけのほぼ「どぶろく」状態のお酒。
純米大吟醸のどぶろく風のお酒は、この蔵でしか飲めないのではないだろうか。
やわらかく溶けたお米のつぶが残っていて、発酵が進んでいる。
グラスに注いでからも、ぷちぷちと音を立てて発泡する。 酒蔵のタンクから漂ってくる香り、酒蔵の香りだ。
モモ・リンゴ・マスカット様の吟醸香がやわらかく豊かで、口いっぱいにお米の甘味が広がる。 後口が爽快なところが、さすが純米大吟醸。
こんなお酒、他にはない!
【愛媛県喜多郡内子町 亀岡酒造】
純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
720ml:2,000円(5%消費税込2,100円)
アルコール度数:14.5%
日本酒度:-20程度
原料米:松山三井
精米歩合:20〜50%
使用酵母:天然酵母
酸度:2.0程度
アミノ酸度:2.0程度