2007年05月16日

辨天娘 純米酒 五百万石3

弁天娘 五百万石 今日のラストは「辨天娘」。

 はて、どこかで聞・・・いたことはなかった。

 「辨天娘」の蔵があるのは、鳥取県の八頭郡若桜町。 兵庫と鳥取をむすぶ峠道のあたりだ。 鳥取旅行の際、車で通過していると思いきや、若桜町は1本となりの国道沿いだった。

 1年とちょっと熟成。 燗でどれだけ生きてくるかな。

 香りはとてもおだやかだが、かすかにベリー系の香りが感じられる。

 いかにも五百万石という、まったりとした、とろみのある口当たりなのに、しばらくするとワラのようなドライな風味に変化し、後口に爽やかな苦味を残して消えてゆく。

 もやもやしたまま、平板なお酒になりがちな五百万石の印象とはちがう。 前半、中盤、後口とどんどん味がうつり変わってゆくところは山田錦のよう。 五百万石でドライな骨太酒をつくるのはなかなか大変だと思う。

 さすが鳥取県のお酒! 「辨天娘」も注目だ!


【鳥取県八頭郡若桜町 太田酒造場】
 純米酒
 1800ml:2,500円(5%消費税込2,625円)
 720ml:1,250円(5%消費税込1,312円)
 アルコール度数:15.5%
 日本酒度:+3
 原料米:五百万石
 精米歩合:65%
 酵母:協会7号

rain_of_tears at 21:32│Comments(0)clip!鳥取のお酒 | 好み度3★★★

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 
blog内検索
Archives
Recent Comments
訪問者数

    アクセス数