2003年10月12日

酔鯨 特別純米酒2

酔鯨 特別純米酒 お正月から、半分残った状態で久々に飲む。

 よっしんが「酔鯨」好きと言っても、それは純米吟醸の「酔鯨 吟寿」「酔鯨 吟麗」のこと。

 「酔鯨 特別純米酒」は、「吟寿」「吟麗」とはずいぶんと味わいがちがう。

 「酔鯨 特別純米酒」は、甘味をおさえて旨味を出しているようだが、どうしても強い酸味が前面に出てしまう。

 みずみずしい含み香や後口の切れが今ひとつで、「酔鯨」ならではのさわやかさが足りない。

 そんな理由で長期間そのままにしていたが、「燗にするとおいしいかも」という期待のもと、久々に飲んでみる。

 燗ではどうか。 結果は「うまい!」のひと言。

 甘味が少ないので燗に向くかもしれないという予感は的中した。 温度が上がることで旨味が増し、ふくよかさも現れた。 酸も突出することなく、まろやかな味わいに包まれてまとまっている。

 眠っていた「酔鯨 特別純米酒」も良さが見つかった。 飲み干す時も近いだろう。


【高知県高知市 酔鯨酒造
 特別純米酒
 1800ml:2,330円(5%消費税込2,446円)
 720ml:970円(5%消費税込1,038円)
 アルコール度数:15.5%
 日本酒度:+7
 原料米:松山三井
 精米歩合:55%

rain_of_tears at 19:21│Comments(0)clip!高知のお酒 | 好み度2★★

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