2009年09月19日

惣譽(惣誉) 生もと特別純米酒3

惣誉 生もと純米 池袋東武で試飲・購入。

 ラベルや試飲感想メモを見たところ、試飲・購入したのは2008年12月だったらしい。 久しぶり〜。

 池袋東武に初来店した「惣誉」。 飲むのも初めてだなあと思っていたら、95%以上が栃木県内での消費。 近いはずの東京でも、なかなかお目にかかれないんですね。

 蔵の製品のほとんどが、兵庫県産山田錦。 兵庫県産山田錦の使用率は、東日本随一とのこと。 消費は地元密着型、原材料は他県依存型。 これはめずらしい、おもしろい蔵だ。

 購入した「惣誉 生もと特別純米酒」の試飲時の感想は、ひと言でいえば「硬い」。 まちがいなく飲みごろはまだ先という印象。 飲みごろとなった商品は入手困難と考えて、自宅で常温放置(熟成)すること9か月。

 いよいよ開栓!

 まずは常温で。 熟成を経て色づいたお酒からは、醤油煎餅のような落ちついた熟成香や、いかにも生もとらしいヨーグルト様のクリーミーな香りも感じられる。

 キメ細かくつややかな口当たりで、なおも若い印象を受ける強い酸味から入る。 しだいに石灰・ミネラルを感じる風味と、ミルキーな味わいも感じられるようになる。

 これは、温めるとすごいお酒かもしれない。 ということで熱めの燗に。

 まろやかな味わいが引き立って、強い酸味をコーティングする。 すべりの良さも燗向きで、練れた味わいと豊かな余韻が楽しめる。

 味の系統は山形「東光 直江兼続公」・「初孫 生もと純米」、千葉「寿萬亀 生もと」にも似ているなど、そう個性的ではないかもしれない。

 しかし、カニとの相性や、味の複雑さや燗映えの素質などは秋田「真人 生もと」を髣髴とさせる。

 ミソがたっぷり詰まったズワイガニの自宅ゆでが、本日のメイン。 濃厚すぎず、淡麗すぎず、みごとに寄り添う「惣誉」に一同ご満悦。 モワッとした熟成酒独特の雰囲気がなく、古酒が苦手という2人にも高評価でした。


【栃木県芳賀郡市貝町 惣譽酒造】 特別純米酒(生もと)
 1800ml:2750(2888)円   720ml:1381(1450)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:60%
 酸度:1.8

rain_of_tears at 21:41│Comments(0)TrackBack(0)clip!栃木のお酒 | 好み度3★★★

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