2010年09月26日
雁木 純米無濾過生原酒
池袋東武で購入。
冷蔵庫に常備している「雁木 純米無濾過生原酒」だが、先日とある事件があった。
調達先の池袋東武の冷蔵オープンケースから、「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンが姿を消したのだ。
4合ビンは売っていたが、1升ビンがない。
姉妹商品の「雁木 純米吟醸無濾過生原酒」はいつもどおり1升ビン・4合ビンの両方が売っているのに、なぜか「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンだけがピンポイントにない!
売り切れというより、販売スペースがなくなっている。
たしかに、ひやおろしの季節ということで、全国の色々な蔵のひやおろしが並べられていたが、まさかこの数年間つねに鎮座していた「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンが追い出されるとは!
ちょうど池袋東武では、人気の試飲販売会「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」を開催中。 全国各地の蔵たちが集まる中、「雁木」の小林社長も来店していた。
そこで小林社長に「純米の生が買えないっ!」と相談したところ、社長はオープンケースを見て「あれ? ない!」と驚き、バックヤードへ。 そして「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンをかかえてご帰還。
「今回はなぜか並んでいませんでしたが、裏にはあるはずなので、見つからないときはスタッフに聞いてください」とのこと。
ありがとうございます! よかった〜、あるんだ〜。 と、ひと安心。
ということでなんとかゲットできた「雁木 純米無濾過生原酒」を、秋になったことだし、久しぶりに常温保存して楽しむことにした。
「雁木」の生タイプの魅力である、麹の香りがさわやか。 稲ワラを思わせるおだやかな香りも感じられる。
夏を超えて熟成感が出てきて、ヤンチャな飲み口も少し落ちついてきた。 ボリューム満点の甘味・旨味・酸味も、まとまりが出てきた。
う〜ん、やっぱりうまし!
常温ではその個性がさらに発揮される。 ちなみに、燗にするなら、1回火入れした「雁木 純米無濾過 ひとつ火」のほうが適している。
人形町「きく家」の志賀さんをはじめ、「神亀 純米酒 辛口」の熱狂的なファンは、出荷年度どころか、出荷月ごとの味のちがいを感じ取って「○○年の△△月が良かった」と指摘する。
でも、そういえばよっしんも、毎月購入して日々飲んでいる「無手無冠 純米生原酒」・「雁木 純米無濾過生原酒」なら、年度ごと・月ごとの味のちがいはわかる。 両方とも生なので、月ごとのちがいは大きい。
神業というよりは、「どれだけそのお酒を愛飲してきたか」という経験値なのかなと思った。 もちろん、熟成の遅い蔵の火入れ酒で、月ごとの変化を追うのは簡単ではない。
<後日談>
それ以来、ふたたび「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンはオープンケースに堂々と復活。 これでまた買い足せます。
【山口県岩国市 八百新酒造】
純米酒(無濾過)
1800ml:2,500円(5%消費税込2,625円)
720ml:1,280円(5%消費税込1,344円)
アルコール度数:17.6%
日本酒度:+4.5
原料米:山田錦
精米歩合:60%
酵母:協会1501系
酸度:1.9
アミノ酸度:1.6
「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
(↑2008年06月、2007年09月、2007年01月、2004年11月)
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月)
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」
(↑2009年12月、2007年09月)
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2005年07月)
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」
(↑2008年06月、2006年06月)
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
(↑2009年01月)
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
(↑2008年12月、(2007年02月)
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
(↑2009年06月)
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月)
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月)
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月、2007年09月)
冷蔵庫に常備している「雁木 純米無濾過生原酒」だが、先日とある事件があった。
調達先の池袋東武の冷蔵オープンケースから、「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンが姿を消したのだ。
4合ビンは売っていたが、1升ビンがない。
姉妹商品の「雁木 純米吟醸無濾過生原酒」はいつもどおり1升ビン・4合ビンの両方が売っているのに、なぜか「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンだけがピンポイントにない!
売り切れというより、販売スペースがなくなっている。
たしかに、ひやおろしの季節ということで、全国の色々な蔵のひやおろしが並べられていたが、まさかこの数年間つねに鎮座していた「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンが追い出されるとは!
ちょうど池袋東武では、人気の試飲販売会「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」を開催中。 全国各地の蔵たちが集まる中、「雁木」の小林社長も来店していた。
そこで小林社長に「純米の生が買えないっ!」と相談したところ、社長はオープンケースを見て「あれ? ない!」と驚き、バックヤードへ。 そして「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンをかかえてご帰還。
「今回はなぜか並んでいませんでしたが、裏にはあるはずなので、見つからないときはスタッフに聞いてください」とのこと。
ありがとうございます! よかった〜、あるんだ〜。 と、ひと安心。
ということでなんとかゲットできた「雁木 純米無濾過生原酒」を、秋になったことだし、久しぶりに常温保存して楽しむことにした。
「雁木」の生タイプの魅力である、麹の香りがさわやか。 稲ワラを思わせるおだやかな香りも感じられる。
夏を超えて熟成感が出てきて、ヤンチャな飲み口も少し落ちついてきた。 ボリューム満点の甘味・旨味・酸味も、まとまりが出てきた。
う〜ん、やっぱりうまし!
常温ではその個性がさらに発揮される。 ちなみに、燗にするなら、1回火入れした「雁木 純米無濾過 ひとつ火」のほうが適している。
人形町「きく家」の志賀さんをはじめ、「神亀 純米酒 辛口」の熱狂的なファンは、出荷年度どころか、出荷月ごとの味のちがいを感じ取って「○○年の△△月が良かった」と指摘する。
でも、そういえばよっしんも、毎月購入して日々飲んでいる「無手無冠 純米生原酒」・「雁木 純米無濾過生原酒」なら、年度ごと・月ごとの味のちがいはわかる。 両方とも生なので、月ごとのちがいは大きい。
神業というよりは、「どれだけそのお酒を愛飲してきたか」という経験値なのかなと思った。 もちろん、熟成の遅い蔵の火入れ酒で、月ごとの変化を追うのは簡単ではない。
<後日談>
それ以来、ふたたび「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンはオープンケースに堂々と復活。 これでまた買い足せます。
【山口県岩国市 八百新酒造】
純米酒(無濾過)
1800ml:2,500円(5%消費税込2,625円)
720ml:1,280円(5%消費税込1,344円)
アルコール度数:17.6%
日本酒度:+4.5
原料米:山田錦
精米歩合:60%
酵母:協会1501系
酸度:1.9
アミノ酸度:1.6
「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
(↑2008年06月、2007年09月、2007年01月、2004年11月)
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月)
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」
(↑2009年12月、2007年09月)
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2005年07月)
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」
(↑2008年06月、2006年06月)
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
(↑2009年01月)
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
(↑2008年12月、(2007年02月)
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
(↑2009年06月)
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月)
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月)
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月、2007年09月)