2011年01月07日
惣譽(惣誉) 生もと純米大吟醸
池袋東武で試飲・購入。
「鯉川 阿波山田錦」、「龍力 生もと」と続いて、今夜の真打は「惣誉 生もと純米大吟醸」。
「惣誉」は、2009年1月に池袋東武の試飲販売で出会い、衝撃を受けた蔵。
ほとんどが地元で消費されてしまうという小さな蔵だが、原料米のほとんどを兵庫県産の山田錦でまかなう。
自称、「東日本でもっとも兵庫県産山田錦の使用率が高い蔵」。
生もとで醸されるお酒は、クリアで上質ながら、温度変化や時間変化にへこたれないほど強靭。
清廉さは東日本らしく、力強さは西日本らしい。 不思議なバランスの酒質だ。 まあ、お米は西日本なのに、蔵は東日本だからね。
常温熟成に耐えられる、いや、むしろ、常温熟成で成長するお酒だ。 ということで、以前の「惣誉 生もと特別純米酒」と同様、今回の「惣誉 生もと純米大吟醸」も約1年間、常温放置。
「酒BAR よらむ」ヨラムさん(生酒も常温で長期熟成させる)風に自虐的に表現すれば「家でいためつけた」状態。
常温(とはいっても冬の暗所から取り出した時は氷点下)で開栓すると、レモン・バナナのようなやさしい香りがふんわりとひろがる。 ヨーグルト様の乳酸の香りもさわやか。
・・・まだ若い!?
繊細で軽快な口当たりで、ソフトな甘味から入る。 クリアで明るい雰囲気の中、伸びやかな旨味が軽やかに広がってゆく。
燗にすると、酸が引き立って力強さが加わる。 たしかに、酸を隠し持っているような香りだったからなあ。
生もと・山廃は、きちんと造ればキレイなお酒になる。 この「惣誉 生もと純米大吟醸」は、そんな成功例のひとつだと思う。
「先に飲んだ『鯉川』や『龍力』よりもパワフル」、という感想をいただきました。 ありがとうございます! 奮発して購入して、満を持して提供したかいがありました。
さすが、すごいお酒です。
【栃木県芳賀郡市貝町 惣譽酒造】
純米大吟醸(生もと)
1800ml:6,000円(5%消費税込6,300円)
720ml:3,000円(5%消費税込3,150円)
アルコール度数:16.5%
日本酒度:+3.5
原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)
精米歩合:45%
酸度:1.7
「惣譽(惣誉)」の過去の記事
「惣譽(惣誉) 生もと特別純米酒」(2009年09月)
「鯉川 阿波山田錦」、「龍力 生もと」と続いて、今夜の真打は「惣誉 生もと純米大吟醸」。
「惣誉」は、2009年1月に池袋東武の試飲販売で出会い、衝撃を受けた蔵。
ほとんどが地元で消費されてしまうという小さな蔵だが、原料米のほとんどを兵庫県産の山田錦でまかなう。
自称、「東日本でもっとも兵庫県産山田錦の使用率が高い蔵」。
生もとで醸されるお酒は、クリアで上質ながら、温度変化や時間変化にへこたれないほど強靭。
清廉さは東日本らしく、力強さは西日本らしい。 不思議なバランスの酒質だ。 まあ、お米は西日本なのに、蔵は東日本だからね。
常温熟成に耐えられる、いや、むしろ、常温熟成で成長するお酒だ。 ということで、以前の「惣誉 生もと特別純米酒」と同様、今回の「惣誉 生もと純米大吟醸」も約1年間、常温放置。
「酒BAR よらむ」ヨラムさん(生酒も常温で長期熟成させる)風に自虐的に表現すれば「家でいためつけた」状態。
常温(とはいっても冬の暗所から取り出した時は氷点下)で開栓すると、レモン・バナナのようなやさしい香りがふんわりとひろがる。 ヨーグルト様の乳酸の香りもさわやか。
・・・まだ若い!?
繊細で軽快な口当たりで、ソフトな甘味から入る。 クリアで明るい雰囲気の中、伸びやかな旨味が軽やかに広がってゆく。
燗にすると、酸が引き立って力強さが加わる。 たしかに、酸を隠し持っているような香りだったからなあ。
生もと・山廃は、きちんと造ればキレイなお酒になる。 この「惣誉 生もと純米大吟醸」は、そんな成功例のひとつだと思う。
「先に飲んだ『鯉川』や『龍力』よりもパワフル」、という感想をいただきました。 ありがとうございます! 奮発して購入して、満を持して提供したかいがありました。
さすが、すごいお酒です。
【栃木県芳賀郡市貝町 惣譽酒造】
純米大吟醸(生もと)
1800ml:6,000円(5%消費税込6,300円)
720ml:3,000円(5%消費税込3,150円)
アルコール度数:16.5%
日本酒度:+3.5
原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)
精米歩合:45%
酸度:1.7
「惣譽(惣誉)」の過去の記事
「惣譽(惣誉) 生もと特別純米酒」(2009年09月)