2012年08月04日
竹雀 山廃純米 無濾過生原酒 佐瀬式木槽搾り
池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。
さきほど飲んだ「房島屋 兎心(ところ)」と同じく、「竹雀」も岐阜県でまだ飲んだことのない蔵。
長野県のお酒は、大好きなイベント「長野の酒メッセ in 東京」のおかげで、ほとんどの蔵を飲んだ。
ところが、長野県に接する岐阜県のお酒は、現地を訪れたとき以外、なかなか飲む機会がない。
ちょっと、いいわけしてみました。
「竹雀」の大塚酒造は、次期蔵元の大塚清一郎さんが杜氏を兼務する蔵。 おー、同地域に蔵を構える「房島屋」の後につづく存在ですね。
清一郎さんは、三重「酒屋八兵衛」の蔵元兼杜氏、元坂新さんのもとで修業をしたとのこと。 元坂さんといえば、何度かお会いしたことがある、安田酒店を経て「和浦酒場」につながる、親近感のある蔵だ。
清一郎さんは、2010BYから実家の大塚酒造にもどってお酒をつくり、「竹雀」ブランドを立ち上げたとのこと。 今回の2011BYは、2年目につくられたお酒ですね。
燗で活きるということなので、燗でいただきます。
お米らしいおだやかな香りには、甘酸っぱさを想起させるニュアンスも含まれている。
しっとりと落ちついた口当たりで、静かに、ゆっくりと旨味がふくらんでゆく。 やや冷めてきたころには、甘味・酸味も存在感を発揮して、味わいに彩りを添える。
お酒の若さなのか、造り手・技術の若さなのか、まだ味が閉じこもっている印象。 しかし、ゆったりと余裕をもった展開が、熟成後の雄大な味わいを想像させる。
来年以降に登場する新酒も楽しみだけれど、このお酒の来年以降も気になる。 そんな、未来が楽しみなお酒だった。
【岐阜県揖斐郡池田町 大塚酒造】
純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
1800ml:2,700円(5%消費税込2,835円)
アルコール度数:17.5%
日本酒度:+4
原料米:山田錦(使用割合30%)
五百万石(使用割合70%)
精米歩合:60%
酵母:協会6号
酸度:1.6
アミノ酸度:1.4
さきほど飲んだ「房島屋 兎心(ところ)」と同じく、「竹雀」も岐阜県でまだ飲んだことのない蔵。
長野県のお酒は、大好きなイベント「長野の酒メッセ in 東京」のおかげで、ほとんどの蔵を飲んだ。
ところが、長野県に接する岐阜県のお酒は、現地を訪れたとき以外、なかなか飲む機会がない。
ちょっと、いいわけしてみました。
「竹雀」の大塚酒造は、次期蔵元の大塚清一郎さんが杜氏を兼務する蔵。 おー、同地域に蔵を構える「房島屋」の後につづく存在ですね。
清一郎さんは、三重「酒屋八兵衛」の蔵元兼杜氏、元坂新さんのもとで修業をしたとのこと。 元坂さんといえば、何度かお会いしたことがある、安田酒店を経て「和浦酒場」につながる、親近感のある蔵だ。
清一郎さんは、2010BYから実家の大塚酒造にもどってお酒をつくり、「竹雀」ブランドを立ち上げたとのこと。 今回の2011BYは、2年目につくられたお酒ですね。
燗で活きるということなので、燗でいただきます。
お米らしいおだやかな香りには、甘酸っぱさを想起させるニュアンスも含まれている。
しっとりと落ちついた口当たりで、静かに、ゆっくりと旨味がふくらんでゆく。 やや冷めてきたころには、甘味・酸味も存在感を発揮して、味わいに彩りを添える。
お酒の若さなのか、造り手・技術の若さなのか、まだ味が閉じこもっている印象。 しかし、ゆったりと余裕をもった展開が、熟成後の雄大な味わいを想像させる。
来年以降に登場する新酒も楽しみだけれど、このお酒の来年以降も気になる。 そんな、未来が楽しみなお酒だった。
【岐阜県揖斐郡池田町 大塚酒造】
純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
1800ml:2,700円(5%消費税込2,835円)
アルコール度数:17.5%
日本酒度:+4
原料米:山田錦(使用割合30%)
五百万石(使用割合70%)
精米歩合:60%
酵母:協会6号
酸度:1.6
アミノ酸度:1.4