2013年12月07日
スキー正宗 大吟醸 華
品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。
スキー発祥の地、高田の「スキー正宗」。
「天寿 古酒大吟醸」が低温7年熟成に対し、こちらの大吟醸は常温3年熟成。
もともとの味のちがいはあるものの、熟成方法のちがいも楽しめる。
色はほとんど無色透明で、ミネラルを感じるシンプルな香り。
スルリとなめらかな口当たりで、軟水の魅力を存分に発揮したクリアな味わい。 個人的には、味気なく感じて物足りない。
濃厚な味わいのお酒を好むYさんも、「香りは好きだけど、味は・・・」とのこと。 たしかに、淡麗な地方の、味をそぎ落としたお酒ですからね。
もっとも、低温熟成よりも常温熟成のほうが、繊細な味わいがまろやかな味わいに統一されてゆくように思えたのは貴重な体験でした。
【新潟県上越市 武蔵野酒造】
大吟醸(古酒)
1000ml:3,900円(5%消費税込4,095円)
アルコール度数:16.5%
日本酒度:+5
原料米:越淡麗(新潟県産)
精米歩合:35%
酵母:協会9号
酸度:1.0
アミノ酸度:1.0
「スキー正宗」の過去の記事
「スキー正宗 大吟醸 華」(2012年05月)