日本酒関連

2012年09月30日

酒ふくろう5

 池袋東口のお店たちで共催した、はしご酒イベント、「酒ふくろう」に参加しました。

 各自が訪れた1店舗目で、あらかじめ購入していた参加チケットと専用グラスとを交換します。 その後、各蔵のお酒を1杯300円〜500円で飲むという方式です。 もちろん、お店が用意したおつまみも注文できます。

 台風による風雨も夕方には弱まり、たくさんの日本酒ファンたちが集まりました。



 まずは、池袋駅からもっとも離れた、六つ又交差点の「稲水器 あまてらす」へ。

 2011年9月オープンの「あまてらす」には、群馬「町田酒造」、福島「天明」、栃木「仙禽」が集合。

 みんな個性的なお酒たちで良いスタートが切れました。
町田酒造

天明

仙禽

 ここで意気投合した、M先生、Oさんと一緒にめぐります。



 ヤマダ電機日本総本店の裏手にある「日本酒BAR 希紡庵」には、静岡の「英君」が来店。 静岡らしいスッキリ系です。
英君




 ジュンク堂の裏手にある中華料理店「春駒」には、神奈川の「相模灘」が来店。 キレイな酸が活躍する、それでいて個性を感じる味わい。

 しっかりと飲むのは初めてでしたが、すっかりファンになりました。
相模灘 特別純米 若水相模灘 純米吟醸 無濾過 山田錦




 ふたたび六つ又交差点にもどり、M先生とOさんの本拠地、「蛍月」でゆっくり腰を落ち着けて飲みます。

 こちらには、岩手「あづまみね」、石川「遊穂」、千葉「一喜」が集合。
あづまみね

あづまみね 蛍月

遊穂

一喜



 サービスということで、静岡「高砂 山廃古酒 1992BY」をいただきました。 さすが、常連中の常連M先生、元オーナーOさんです。
高砂 山廃古酒


 初開催のイベントでしたが、お酒の種類、時間の長さ、歩き回る楽しさなどなど、大満足の充実した会でした。 ぜひ第2回が実現することを祈っています!

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2012年09月02日

亀の尾 精米歩合18%

 仙禽 18%精米 亀の尾

 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて。

 これは見たことがないほど小さな小さな粒。

 栃木「仙禽」の提供による、精米歩合18%にまで磨かれた亀の尾。


 なるほどたしかに、(中心部の白い)心白がほとんど出現しておらず、亀の尾と聞いて納得です。

 もろい心白が出現しないからこそ、割れにくいという長所があり、高精白に耐えられるわけですね。

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2011年05月29日

神奈川「いづみ橋」の勉強会 at 「和浦酒場(本店)」

浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」で開かれた、神奈川「いづみ橋」の勉強会に参加。

 「和浦」の料理と、「いづみ橋」のお酒との相性をさぐるという、なんとうれしい企画!

 橋場社長のあいさつから会はスタート。 緊張気味の社長も、間もなく本領発揮。 温かい人柄が会場をなごやかにしてゆく。

いづみ橋 夏ヤゴ にごり まずは「いづみ橋 夏ヤゴ にごり」で乾杯。

 「いづみ橋 夏ヤゴ 純米無濾過生原酒」の活性にごり。

 つまりは、レギュラー商品「いづみ橋 赤ラベル純米」の原形にあたるお酒。

 甘酸っぱい低アルコールタイプの活性にごりではなく、お米の旨味を引き出した純米無濾過生原酒。

 甘味を切った「いづみ橋」の軽快さが、元気な炭酸によってさらに引き立てられている。

 これはおいしい。 といっておかわりする人が続出。 高アルコールだから後が心配だけれど、でもおかわりしたくなる。

いづみ橋勉強会、枝豆スープ
 最初の料理は「枝豆の冷製スープ うに・うすい豆」。
 枝豆のクリーミーな口当たりと、さわやかな甘味が魅力的。
 やさしい味わいの冷製スープに、ウニがピッタリ。

いづみ橋 恵 青ラベル 続いては、「いづみ橋 恵 青ラベル」。

 常温でいただきます。

 吟醸香はやさしく、バジルのような香りが静かにただよう。

 スルリとなめらかな口当たりで、ふわふわと軽やかな旨味が広がってゆく。

 やさしい甘味の枝豆スープに寄り添いながらも、甘味を引きずらずにお米の風味で締めくくる。 さりげない力強さが感じ取れる。

いづみ橋勉強会、鯖2種類
 〆鯖(手前)と醤油鯖(奥)。

 「和浦」で大人気の〆鯖。 いつもの松輪産だ。
 酢・塩ともに短時間にとどめて締めた、鯖の味・鮮度を活かした、刺身に近いタイプ。

 醤油漬けの鯖はすでに味がついているから、何も付けずに食べる。
 醤油に漬けこむのと、酢締めの後につけるのとでは、味わいが全然ちがっておもしろい。

いづみ橋 赤とんぼ 山廃 神力 「いづみ橋 赤とんぼ 山廃 神力」。

 うすい黄色ラベルの神力バージョン。

 スルリとなめらかな飲み口で、メロンを思わせるさわやかな香味がある。

 ほろ苦い風味に「いづみ橋」らしい個性を感じるものの、やさしい印象も受ける。

 こちらは、やさしい甘味が魅力の〆鯖に合う。

いづみ橋 赤とんぼ 山廃 亀の尾 「いづみ橋 赤とんぼ 山廃 亀の尾」。

 上記の神力バージョンと対をなす、亀の尾バージョン。

 竹皮のような香りが、ドライな飲み口を際立たせる。

 ほろ苦い風味が強調されていて、ほっそり・シャープなイメージ。

 こちらは、香ばしい醤油鯖の個性と渡りあえる。 飲みくらべて、食べくらべてみると、味・相性のちがいがよくわかる。

いづみ橋勉強会、ナス・稚アユ
 加茂ナスと稚アユの香草焼き。 バルサミコ酢がかかっています。
 ナス・アユ、好きな食べ物のコンビ!
 稚アユと香草の青々としたさわやかな苦味と、ナス・油・バルサミコ酢の甘味が合わさって、幸せなおいしさ!

いづみ橋勉強会、たまねぎ・カツオ
 湘南レッドとカツオのジュレサラダ。
 湘南レッドは、たまねぎの品種らしい。

 これまた好きな食べ物のコンビ!
 こんがり香ばしいたまねぎが、サッパリとしたカツオに華を添える。

いづみ橋 紀 山廃純米吟醸 「いづみ橋 紀(はじめ) 山廃純米吟醸」。

 ぬる燗でいただきます。

 この蔵特有の苦味はひかえめで、乳酸のニュアンスを含んだやさしい酸味が印象的。

 ふわふわと、おだやかな旨味がゆっくりふくらんでゆく。

 お米を磨いてクリアな飲み口になっているぶん、旨味が伸び伸びと羽を広げられる。 懐の深いお酒。

いづみ橋勉強会、酒粕グラタン
 「いづみ橋」の酒粕グラタン。
 「和浦」で今シーズン大人気の酒粕グラタンを、「いづみ橋」の酒粕でつくってみました。

 酒粕を大量に使っているのに、酒粕独特の個性はほとんど感じられない。 だから、お酒・酒粕の苦手な人にも人気。 これはうまし!

いづみ橋勉強会、トマト白和え
 トマト白和え。
 「和浦」の人気メニューの連続。
 おいしい白和えを残すまいと、スプーンを手にする人が続出。

いづみ橋勉強会、アクアパッツァ
いづみ橋勉強会、アクアパッツァ2
 スズキのアクアパッツァ。
 調子の上がってきた大将が、今日もアドリブでメニューを追加。 さすがです!
 シンプルだからこそ、白身魚の魅力が堪能できる。 うまし!

いづみ橋 赤とんぼ 生詰 山田錦 「いづみ橋 赤とんぼ 番外 生詰」。

 赤とんぼラベルは、通常は槽でしぼって直取りした無濾過生原酒だけれど、このお酒は番外編で1回火入れ。

 ドライでお米の魅力がストレートに感じられる、それでいて少しひかえめの、奥ゆかしいお酒。

 橋場社長から、肩ラベルの「日本酒義援金プロジェクト」についてお話があり、みんなに参加証シールがわたる。 よっしんも新しいスマートフォンにさっそく貼りました。


 いよいよ終盤となりました。 海老名・「いづみ橋」らしい締めです。
いづみ橋勉強会、炊き込みご飯
 海老名産米の炊き込みごはん。

いづみ橋勉強会、味噌汁
 「いづみ橋」の自家製味噌の味噌汁。
 あえてダシを取らず、味噌を堪能する趣旨の一品。

 いや〜、大満足。 楽しいお話、勉強になるお話、感動的なお酒・料理の数々、堪能させていただきました!

 今日の会のために、きっと何度も打ち合わせを重ねたであろう橋場社長、「安田酒店」安田さん、「和浦酒場」スタッフたちに感謝です!


【神奈川県海老名市 泉橋酒造】 全量純米酒


「いづみ橋」の過去の記事
【赤ラベル純米】
「いづみ橋 恵 赤ラベル 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年04月2004年10月
「いづみ橋 赤とんぼ 純米無濾過生原酒(赤ラベル)」(2008年01月
「いづみ橋 夏ヤゴ 純米無濾過生原酒(赤ラベル)」(2007年09月

【青ラベル純米吟醸】
「いづみ橋 恵 青ラベル 純米吟醸無濾過」(2004年12月
「いづみ橋 とんぼの越冬卵と雪だるまラベル 粉雪 しぼりたて純米生原酒」(2011年01月

【低精白純米】
「いづみ橋 恵 海老名耕地80」(2011年02月2005年07月03月

【山廃タイプ】
「いづみ橋 赤とんぼ 山廃 純米無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2007年03月
「いづみ橋 赤とんぼ 山廃 純米無濾過生原酒 亀の尾」
 (↑2011年02月
「いづみ橋 赤とんぼ 山廃 純米無濾過生原酒 神力」(2011年02月
「いづみ橋 山廃純米 ひやおろし」(2006年09月
「いづみ橋 秋とんぼ 山廃 雄町」(2008年10月

【その他】
「いづみ橋 茜 亀の尾 純米酒」(2008年11月
「いづみ橋 晴瑠野(ハレルヤ) 雄町」(2005年03月
「いづみ橋 赤とんぼ 純米無濾過生原酒 神力」(2010年04月
「いづみ橋 神力 無濾過辛口純米酒」(2006年09月
「いづみ橋 7種類試飲」(2004年10月

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2011年03月04日

和浦酒場(本店) 開店10周年記念 スペシャルデー5

 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 2011年3月3日。 今日で「和浦酒場」は開店10周年。 おー!
和浦10周年 外観

 多くの人口をかかえるベッドタウンとはいえ、競争・淘汰の激しい飲食業で10周年をむかえられることは、とっても幸せな、すごいこと。

 本当に、おめでとうございます!


 ということで、10周年の今夜はスペシャルデー。

 17時の開店から、終わりは未定。 お弁当が付いて、もつ煮・おでんが食べ放題、お酒も各種飲み放題、時間無制限で2000円。 完全にお祭りムードです。

 多くの常連の方々が続々とやってくる。 そしてたまたま初来店だった方、たまたま数年ぶりに来店したなつかしい方。 大にぎわいでした。

 イスを取りのぞいて、今夜のカウンターは立ち飲み。 新鮮な気分で、スタッフ・お客さんともに好評。 「年に何回か立ち飲みの日をつくっても良いね」という意見も出るほどでした。

 各人の10年前の思い出と、この10年の変化。 お店の歴史。 たくさんの、楽しい出会い・話ができました。

和浦10周年 お弁当
 ボリュームたっぷりのお弁当。 竹皮箱・中身のお持ち帰りも可! 前日から徹夜状態でつくったという。 ありがとうございます!

 カウンターに積まれた100人分以上のお弁当、そしてそれが減ってゆく様子は圧巻でした。


和浦10周年 塩もつ煮
 ラーメン店(弐号店の昼営業)用の寸胴で仕込んだ、数百人前の「無限」塩もつ煮。 その名のとおり、みんなが次々におかわりしても、まったく減る様子がないほど大量。

 そして、大量に仕込むほど良いダシが出る、もつ煮の魅力がぞんぶんに発揮されていた。 だからこそおかわりが殺到する。 でも減らない(笑)。


和浦10周年 茶碗蒸し
 気分が乗ってきた“大将”蔵ちゃんが思いつきでつくった、茶碗蒸し。 なかには、ラーメン丼いっぱいの超巨大バージョンもあって、数人で協力して「なんじゃこの量は〜!」「うまい〜」と食べていました。

 茶碗蒸しはいつもダシを多めに使うけれど、今夜は特に多めにしました、とのこと。 トロトロで重くない、お酒を飲むことを意識した造りです。

 もともとつくる予定がなかったということで、中身も用意がない。 ということで、ダシ巻きを入れました。 玉子in玉子!


和浦10周年 マグロ寿司
 日付が変わったころに、とっておきの生マグロが登場。 実家がお寿司屋さんの大将、慣れた手さばきで握ってゆきます。

 そして1人1つずつを取って「いっただっきまーす!」の合唱。 そしてみんなのおいしそうな、うれしそうな表情。 最高でした。



 そして飲み放題のお酒は、山形「鯉川 純米」、埼玉「神亀 純米酒 辛口」、奈良「睡龍 純米酒 涼」「篠峯 純米酒」、兵庫「竹泉 純米酒」、福岡「三井の寿 蔵出し純米」。 どんどん燗がつけられてゆきます。

 じゅうぶんに用意したはずの飲み放題メニューのお酒が切れてきた。 ということで、三重錦「純米吟醸 雄町」、大阪「秋鹿 純米大吟醸」も飲み放題メニューに追加。 すごい! 全種、堪能しました。


 そういえば、これもちょうど10年前のことだった。 「より多くの人に、笑顔になってもらいたい。 今の人の笑顔を守り、そして未来の人の笑顔をつくってゆく。 これが自分の指針だ」と決意した新世紀2001年の春。

 今夜の「和浦」で、あらためて笑顔のパワーを実感できて、すごくうれしくて、ありがたかった。 これからも、よろしくおねがいします!

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2009年10月01日

「全量純米蔵を目指す会」の試飲販売 at 池袋東武5

全量純米蔵をめざす会 池袋東武で試飲。

 写真はスタッフに許可を得て撮影。


 「全量純米蔵を目指す会」は、全国初の全量純米蔵「神亀」を先頭に、「純米酒を極める」などの著書で知られる故・上原浩鑑定官の志を実践する蔵たちのグループ。

 池袋東武10月1日(木)〜7日(水)で、11蔵のお酒の試飲販売を行っている。
山形「羽前白梅」「鯉川」、埼玉「神亀」、神奈川「蓬莱」、
新潟「福顔」、三重「妙の華」、京都「京の華」、大阪「秋鹿」、
兵庫「竹泉」、鳥取「諏訪泉」「冨玲」

 なんと、商品はすべて阿波産山田錦の60%精米、常温熟成を経た2008(H20)BY。 1800mlが3200(3360)円、720mlが1600(1680)円という、異例の統一感。

 ちがうのは、水と仕込み方だけ。 同じお米という共通点を見つけつつ、それぞれの蔵の個性を感じとる。 冷やすと魅力が隠れるため、常温試飲。 ありそうでなかった趣向だ。

 結論を急げば、感動的な試飲だった。
 全商品がおいしいと思った試飲販売は初めて。

 スタッフの方いわく、「贈答用にも、自宅用にも向かない価格帯でそろっているから、値段で選択ができない」「お酒好きのためだけのイベント」。 たしかに、ライト層には理解不能な世界かもしれない。

 今日は「諏訪泉」の東田社長が来店。 「各蔵常温熟成といっても、東北〜関東はすずしいから熟成が少し遅い」「本当は2〜3年寝かせて、50度の燗で飲みくらべるのが理想」など、うれしいお話もうかがえた。

 「弱い酒質の新酒を飲む習慣ができてからは、50度が熱燗といわれるようになったが、強い酒質の熟成酒は70度でも楽しめる」「燗の可能性はもっと広い」、さすが東田社長。



 池袋東武にアクセスしやすいお酒好きの方は、ぜひとも貴重な機会をお見逃しなく! まずは宣伝まで。

 (各蔵のお酒の感想は、10月2日の夜に更新予定)

では、それぞれのお酒の感想を
「羽前白梅」 好み度:★★★
  この蔵らしい、しっとり静かな飲み口でやさしい味わい。
  クリアな中にソフトな米の旨味がふくらむ。

「鯉川」 好み度:★★★
  乳酸のクリーミーな香り。 11蔵でいちばん飲みごろ。
  スルリと流れる飲み口で、おだやかな旨味がいかにも燗向き。

「神亀」 好み度:★★
  この蔵らしい、スモーキーな香り。
  ゴツゴツとした酸が目立つ硬い印象で、飲みごろはまだまだ先。
  しかし、「神亀」にしては早くもまろやかさが出ているのは確か。

「昇龍蓬莱」 好み度:★★
  サラリとした旨味だけでなく、スッキリした苦味が底流をなす。
  冷温でもバランスが取れる。

「福顔」 好み度:★★
  モワッとした単調な味わいはいかにもだが、新潟酒としてはふくよか。
  今回の仲間たちの中では旨味少なめながら、魅力は感じる。

「妙の華」 好み度:★★★★
  このお酒のみ山廃。 ハーブ系のスッとする香り。
  この蔵らしいスカッとドライな飲み口で、そのぶん旨味が際立つ。

「京の華」 好み度:★★
  口当たりにジュワッと広がる甘味・酸味がやんちゃなイメージ。
  引きは潔く、アッサリとした飲み口。

「秋鹿」 好み度:★★★★
  強烈な酸は健在。 プリンスメロン香・苦味。
  しぼって半年ではまだ硬いはずの「秋鹿」が、もうまろやか。
  「諏訪泉」の東田社長も不思議に感じたほど、味乗りが早い。

「竹泉」 好み度:★★
  ぬか漬けのような米・乳酸の香りに、丸みのある甘味。
  この蔵らしい前半にピークがあるお酒で、後半はさびしくも感じる。

「諏訪泉」 好み度:★★★
  コロコロと丸みを感じる口当たり。 水の特性が出ている。
  この蔵らしく、甘味・旨味・酸味のバランスが良く、キレイなお酒。
  11蔵の中でもっとも色濃く、熟成香が出ている。

「冨玲」 好み度:★★★
  ドライでシャープな飲み口。
  複雑さに欠ける気もするが、おだやかな旨味が魅力的。


 全商品を通して、おだやかな飲み口になっている。 「神亀」をのぞいてだが、ゴツゴツ感や重さがない。 味乗りの早さ、まろやかな旨味も共通している。

 「阿波産山田錦はやわらかい米」と聞いたが、たしかにそうだなあと思った。

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2009年09月27日

「愛」の杯

「愛」の杯 よっしん弟のおみやげ。

 米沢の「東光 直江兼続公の前立『愛』 純米酒 にごり」とともに、「愛」の杯を撮影。


 60mlグラスと並べてみるとわかるとおり、ちょっと小ぶり。
 実用というより、祈念グッズとして飾っておく杯かな。

 ありがとう!

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2008年10月24日

「日本酒天国2008 東京大試飲会」 at 新宿京王プラザホテル5

 今年もお酒好き4人で、午後の部(15:00〜17:00)に参加。

 京王プラザホテルが改修中とのことで、いつもは大ホールで行われていた試飲会が、小ホール3部屋で行われることに。 にぎやかな例年とはちがって、アットホームな雰囲気も感じる試飲会となった。

 ただ、部屋を移動するときに、お猪口・つまみを持ってホテルの廊下を歩くのは、並々ならぬ違和感があった。

 毎年参加してたいていのお酒は飲んで知っているので、今日の主題は蔵元持参の酒の肴を楽しむこと。

 1部屋目では、秋田「天寿」持参のいぶりがっこ、秋田「福乃友」のとろろ巻昆布、宮城「一ノ蔵」のしそ巻、山形「出羽ノ雪」のだだちゃ豆。

 2部屋目では、長野「七笑」持参のとんから味噌、新潟「越の誉」のイカ墨入りさきいか、新潟「白瀧」のからし舞茸、静岡「若竹」の黒はんぺん、三重「若戎」のスモークタン・スモークレバー。

 3部屋目では、京都「玉乃光」の沢庵、京都「月の桂」の漬物、奈良「春鹿」の炭火焼鶏、岡山「嘉美心」のままかり漬け、広島「賀茂泉」のチカちりめん、広島「華鳩」のたいら、愛媛「千代の亀」のじゃこ天。

 つまみ、うまし!

 飲んだお酒と感想は「続き」にて。

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2008年10月01日

埼玉35酒蔵大試飲会 at 大宮ソニックシティ5

埼玉の酒蔵 試飲会 1年ぶりに大宮へ。

 そう、「埼玉35酒蔵大試飲会」だ!

 あれ? 昨年はたしか36蔵。 1つ減ってる。

 仕込みが始まって忙しくて不参加なのか。 それとも廃業してしまったのか。 うーん、気になる「−1」だなあ。

 開場前から長蛇の列ができて、今年も大盛況・大混雑。

 入口の「1」から順に蔵をまわると、思うように飲めないだろうなあ。 修学旅行・バスツアーと一緒にまわる観光名所のように、自分のペースでゆっくり楽しめない。

 よし、「35」から「1」にむかって逆まわりだ!

 と思ったら、なにやら「お米コーナー」なるブースを発見。 なになに、埼玉で生まれた酒米「さけ武蔵」でつくったお酒と銘柄(4択)を当てるとな? ・・・おもしろそう!

 さっそくチャレンジ。 1杯目は、まろやかな口当たりでやや濃醇タイプ。 2杯目は、青リンゴ様の含み香で、苦味を帯びた軽やかなタイプ。

 ふっふっふ、2杯目がさけ武蔵。 そして「九重桜 純米吟醸」だろう! たぶん1杯目は飯米の純米酒。

 やったー! 正解、第1号なり。

彩のかがやき これ、いただきました。 酒米「さけ武蔵」と同じく、埼玉生まれの「彩のかがやき(飯米)」。

 なんだー、「さけ武蔵」がもらえたなら、超少量で密造酒でもつくろうと思ったのに(ウソ)。

 つづいては、「酒造技術コーナー」を発見。 埼玉で分離・培養した酵母のお試し企画だ。 米も精米歩合も一緒の、酵母ちがいのお酒を4種類試飲する。

 埼玉県内の蔵から採取した酵母Bは、バナナ様の含み香がやさしい。 今年の仕込みから数蔵が使うらしい。 硬質で単調な純米酒が多い埼玉県だから、こんな酵母でつくった純米酒があっても良いかな。

 別の蔵から採取した酵母Cは、マスカット様の上立香が華やか。 これはどこからどうみても、吟醸酒用の酵母ですねー。

 自然界から(どことは言わなかったが)分離した酵母Aは、低アルコールタイプ。 渋味もある甘酸っぱい香味が、新しいファン層を獲得するかも。 日本酒度−10、アルコール度数10.5、酸度3.5。 まだまだ強い酵母を育てるのが難しそう。

 最後は、こちらも自然界から分離した酵母D。 これは失敗? ツーンと鼻を刺激する香りに、強烈な酸味。 独特の風味は、ぬか漬けっぽい。 これはなかなか飲み手を選びそうだ。

 それぞれの酵母の感想アンケートを書いて、いよいよ蔵めぐり。

 試飲したお酒・感想は「続き」にて。

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2008年08月03日

「和浦酒場 弐」初見参5

 「和浦酒場」を出ると21時半。 意外と早い。 もう1軒行けるぞ!

 散歩をかねて、Tサマと「和浦酒場 弐(二号店)」に行くことに。

 本店から異動したナカちゃんの偵察だ! (^□^)ノ

 本店を出て西へまっすぐ。 ヨーカドーの前を通って、レッズファンの集まる「酒蔵力」を過ぎる。 吉野家を過ぎてもまだまだまっすぐ。

 本店から5分くらいで二号店に到着。 木の板に手書きの看板は、本店と共通で見つけやすかった。


 初の二号店。 少し緊張してお店に入るなり、

 「いらっしゃいませ。 あ、ハカセっ!」

 ん? なんだろう、このホーム感・・・。 アウェイだと思っていたのに。 本店で会ったことのあるスタッフが何人も。

 ところで、ナカちゃんはどこ?

 「中野ですか? 今日は休みなんですけど、プライベートで来てますよ」

 と言われて案内されたのが、ナカちゃんのとなりのテーブル。

 よ「お久しぶりで〜す!」
 ナ「ハカセ〜! びっくりした〜!」


 広い店内は、電球の暖かい色と木のぬくもりにあふれる、少しレトロな雰囲気。 カウンターを中心に静かに杯を重ねる本店とはまたちがい、明るく威勢が良い。 客層も少し若めかな。

 入口からまっすぐ続くカウンターは、一人・二人など少人数でゆっくりとお酒と食事を楽しんでいる。 奥に広がるテーブル・個室では、楽しい談笑に満ちている。

 「秋鹿 山廃純米無濾過生原酒」や「鯉川 亀治好日」、「るみ子の酒 無濾過生」をはじめ、日本酒のラインナップは心強い。

 いよいよ季節のコチやサンマ、焼きハマグリなど、魚介類好きにはたまらないメニュー。 良心的な価格設定なのも好印象。

 なんともうれしいのが、きき酒師のモトコさんの的確なアドバイス。 お酒の趣味、かなり合いますね!

 また来たいなあ。 多い人数で来るのも楽しいだろうなあと思った。 今度は調理するナカちゃんの姿も見てみたい。

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2008年06月11日

全国新酒鑑評会 公開きき酒会

全国新酒鑑評会 公開きき酒会 池袋西武のお酒売り場に行ったら、試飲販売のスタッフに、
 「今日はサンシャインで鑑評会のきき酒会がありますよ」と教えていただいた。

 そうだったのかー。

 時間がない。 急いでサンシャインへ向かう。

 同時開催していた「全国日本酒フェア」のほうが気になったが、今まで体験したことがなかった「全国新酒鑑評会 公開きき酒会」を最優先。

 目標はひとつ。 「すべてのお酒をきく」こと。

 「Climb Every Mountain」ならぬ、「Taste Every Sake」。

 どんなお酒が金賞をとるのか、どんなお酒が入賞どまりなのか。 少しでも傾向がわかれば良いなあ。

 大吟醸ばかり約400種類をきき続ける。 飲み込まなくても、少しずつ吸収してしまうし、舌も疲れてくる。 水を飲みながら、少し舌を休めながらも、なるべく一気にきいてゆく。


 結果・・・、わかりませんでした。 金賞と入賞のちがいは、わからない!

 ベタベタするような甘さの大吟醸、ドライな大吟醸。 苦味が目立つものや、ブドウ様の独特の香りを持つもの、米らしい香味のもの、まだまだ若さが残るもの。 酸味の強弱、旨味の多少。 思っていたよりも個性がちがって、面白かった。

 しかし、全然ちがう香味のものでも金賞を受賞し、似たタイプのお酒どうしでも金賞と入賞どまりと分かれていた。

 基準は何? う〜む、難しい。


 香りが少なくて、酸が強くて旨味たっぷりの、濃醇なお酒が好きなよっしんとしては、ほとんどすべてのお酒が好みに合わなかった。

 香りプンプン、ベタ甘の大吟醸がけっこう多くて、めげそうになった。 あぁ、米が、水が、もったいない。

 ただ、金賞ではなかった、「御代櫻 純米大吟醸」が酸味も旨味も濃縮されていて好みだったなあ。

 初めての「鑑評会 きき酒会」。 良い経験になりました。

 来年は「日本酒フェア」を優先してみようっと!

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2008年06月07日

小さな蔵元の隠れた地酒祭り

 池袋東武では6月5日(木)〜6月18日(水)の2週間、日本地酒協同組合主催の「小さな蔵元の隠れた地酒祭り」が行われている。

 池袋東武は、「神亀」や「竹鶴」のほとんどの商品があり、三重「天遊琳」「妙の華・英・るみ子の酒」や大阪「秋鹿」、山口「雁木」「貴」などのラインナップも充実。

 新潟の人気先行の淡麗酒は、申し訳程度にすみっこに置いてある。

 ここは本当に百貨店か!? とつっこみたくなるほど、味の濃いお酒がそろっている変な場所。

 常飲用のお酒が減ってきたのと、暑い日に冷やして飲むお酒がほしいのと、両方の理由で1か月ぶりに東武に行ってみた。
 土曜日なので、すごい人出。 w(゜o゜)w オオー!

 「小さな蔵元〜」は、毎回なかなか個性的な蔵が集まっていて、試飲が楽しい。 o(^−^)o

 今回は山形「香梅」、福島「大和川」、群馬「とうせん」、埼玉「晴雲」、千葉「木戸泉」「甲子」、新潟「加賀の井」、島根「都錦」、岡山「酒一筋」、山口「雁木・錦乃誉」、愛媛「酒仙栄光」、熊本「瑞鷹」の計12蔵が参加。

 もうすぐ父の日ということで、「お父さんありがとう」「父上様に感謝」といったタイトルの限定の大吟醸がずいぶんと来ていた。
 蔵の方「ご贈答用をお探しですか」
 よっしん「いや〜、家のストックが減ってきたので、買出しです」

 蔵の方「父の日のご贈答に(限定大吟醸は)いかがですか」
 よっしん「いや〜、父は超濃醇な純米酒しか飲まないので」
 (大吟醸は香りが邪魔で味薄い、って子を育てた父ですから)
 こんな会話を何度したことか。 趣旨がかみ合わなくてごめんなさい。

 試飲したお酒の感想は続きにて。

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2008年05月25日

「長野の酒メッセ in 東京 2008(5/20)」 を振り返って5

長野の酒メッセin東京 5月20日に赤坂プリンスで行われた「長野の酒メッセ in 東京 2008」

 東京で開かれるのは今年で4年目で、よっしんは4回目の参加。
 おぉ、皆勤賞!

 今年は54蔵が来場。 1つの県でこんなに集まるなんて、めったにない! たっぷり5時間。 蔵ごとに用意された吐器(バケツ)。 酔わずに、味覚がボケずに、たくさんのお酒が味わえる。

 大好きな試飲会で、今回も「やっぱり参加してよかったなぁ」と大満足の会だった。

 タテに長く、標高・気候・文化圏に差がある長野県。 北信・東信・中信・南信。 おおざっぱに分けても、4県分。 個性派の蔵はもちろん、スタンダードな酒造りをしている蔵も、それぞれの酒質に魅力がある。 日本酒の奥深さを感じるイベントだ。

 昨年秋に参加した「埼玉36蔵大試飲会」では、なかなか個性的な蔵に出会えなかった。 それだけに、1年ぶりの「長野の酒メッセ」を待ちに待っていた。

 ホールに入るなり、大勢の参加者にびっくり。 年々増えて、大盛況ですなあ。 大消費地の東京でイベントを開くのは、多くの人が長野のお酒を知るチャンスができて、良いなあと思った。

 今回は23蔵のお酒を試飲した。 各蔵のお酒の感想は「続き」にて。

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2008年05月20日

和浦でゆっくりクールダウン5

奥播磨と篠峯とナカちゃん 今日は休みをもらって、赤坂プリンスで行われた「長野の酒メッセ」に参加。 おいおい。

 この試飲会は各蔵に吐器が用意してあるから、飲まずにたくさんのお酒が味わえる。

 「もったいないから飲み込む」という考えの人は多いけれど、よっしんからすると、飲み込むほうがもったいないと思う。

 酔ってしまって他のお酒の味がわからなくなるのはもったいない!
 酔って味覚がボケた状態で「イマイチだな」と判断したら蔵に失礼だ。

 ということで、飲まずにあれこれ100点くらい利いてきたので、疲れた。 ゆっくりお酒を飲みながらクールダウンしたいなあ。

 うむ、こんなときは「和浦酒場」だな。 永田町から浦和まで帰還。


 お燗番ナカちゃんのおすすめ「奥播磨 誠保 ひやおろし(2006BY)」と「篠峯 生もと純米 熟成弐年」をいただく。 (味の感想はそれぞれ前回の記事リンクを参照のこと)

 ふぅ、まろやかで厚みのあるお酒を、燗でゆっくり飲めるのは幸せ〜。 冷めぎわもうまし! 「奥播磨」のほうが酸が強くて、飲みごたえがある。

 生もと純米の原酒や熟成酒、雄町八反の純米吟醸、山田錦の純米。
 色々な「篠峯」を飲んできたら、はじめ少し物足りない印象だったのに、いつのまにかマイルドな飲み口と無濾過の奥深さに魅せられている。

 ナカちゃんも「篠峯」にハマっているらしい。 そしてよっしんのブログの写真に登場することにも。

 今回も登場!

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2007年10月26日

京王プラザホテル新宿「日本酒天国2007 東京大試飲会」5

 今年も日本名門酒会の大試飲会に参加。 今回も様々な蔵のお酒を試飲、お話をうかがった。

 日本名門酒会は、「もはや地酒と呼べないだろう」という大規模蔵の大量生産・流通商品の印象があるが、なかには小規模でこだわった造りをしている蔵もあって、少なからず発見がある。

 今年は4人で参加し、グループでわいわい話しながら、ゆっくり巡った。

 試飲した蔵は、飛良泉(秋田)・福乃友(秋田)・一ノ蔵(宮城)・浦霞(宮城)・千代寿(山形)・若竹(静岡)・酒呑童子(京都)・月の桂(京都)・春鹿(奈良)・八重垣(兵庫)・嘉美心(岡山)・賀茂泉(広島)・華鳩(広島)・鳴門鯛(徳島)・千代の亀(愛媛)の15蔵。

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2007年10月09日

埼玉36酒蔵大試飲会5

埼玉36酒蔵大試飲会 10月9日(火)の14:30〜19:00。

 大宮ソニックシティ第1展示場にて、「埼玉36酒蔵大試飲会」が行われた。

 今回で3年目ということだが、よっしんは初参加。

 浦和に住んではいるものの、生活の場はいつも東京。

 東京に目を向けると、どうしても浦和以北には背を向けてしまう。

 大宮に行くんだったら都内へ行くほうが、充実しているし、土地勘的に明るく、心理的に近い。 迷子にならないか心配しながら、数年ぶりに大宮をおとずれた。

 さてさて、埼玉は利根川・荒川の水に恵まれ、江戸の需要を支えるために古くから酒造業が発達してきた地域。 今回出展の36蔵のうち、いままで14蔵しか飲んだことがなかった。

 「日本を知る日本人」になるための第一歩、「埼玉を知る埼玉人」になるチャンスだ。

 いやあ、「神亀」が来場していて安心した。 試飲したなかでは抜群・ダントツの存在。 そして、廃業後6年ぶりに再開(新規開業)した「鏡山」が、商品ごとにそれぞれ個性を発揮していて好印象。 感動・感心したのはこの2軒くらいかな。

 南部杜氏・越後杜氏が主流の地域だからか、埼玉のお酒は全体的に淡麗で、よっしん個人的には物足りないお酒が多かった。

 「長野の酒メッセ」と比較すると、長野のほうが文化圏が多岐にわたるゆえに、お酒も多種多様・個性的。 地域性がよく現れて面白く、他県のお酒の試飲会があれば、ぜひ参加してみたい。

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2007年05月23日

ナカちゃん

 「和浦酒場」のお燗番、ナカちゃんこと中野さん。

 よっしんがお酒のビンを撮影していると、よく後ろでポーズをとってる。
 ブログに「乗りたい」とのこと。

 では、
ナカちゃん じゃーん!

 『週刊現代』2006年12月2日号、「燗酒の旨い居酒屋10」でまじめな表情で燗をつける寡黙そうな男。

 お燗番の中野孝之さん。

 記事によると「好みはもちろん、体調や気分も考えてお酒を出します。 弱い方には割り水(水を加えてお燗する方法)もします。 純米酒、燗酒の美味しさを知ってもらいたいんです」とのこと。

 たしかに。 丁寧で気のきいた言動、サービスには心癒される。 お店の魅力のひとつだと思う。

 でも、本質はお茶目な関西人。 そこが楽しい。


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2007年05月22日

長野の酒メッセ in 東京5

 赤坂プリンスで行われる「長野の酒メッセ」

 2005年・2006年につづき、今年も参加。 今年は55蔵が来場。 1つの県でこんなに集まるなんて、めったにない。

 たっぷり4時間。 蔵ごとに用意された吐器。 酔わずに、味覚がボケずに、たくさんのお酒が味わえる。 よっしんの大好きな試飲会だ。

 タテに長く、標高・気候に差がある長野県。 個性派の蔵はもちろん、スタンダードな酒造りをしている蔵も、それぞれ酒質がちがう。 日本酒の奥深さを感じるイベントだ。

 今回は29蔵のお酒を試飲した。

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2007年05月11日

日本酒大利き酒会5

 京王プラザホテル新宿で行われた「日本酒大利き酒会」にて。
 88蔵が来場。

 たくさんのお酒を試飲し、蔵のスタッフから様々な話をうかがった。

若鶴(富山)■
「特別純米 無濾過生原酒 雄山錦」★★
  「若鶴」らしいしっかりした風味で、かつ軽妙な切れ上がり。

「純米吟醸 山田錦」こちらの方がドライ。 含み香も豊か。


六歌仙(山形)■
「純米酒 さらり旨口」
  文字どおりさらりとしている。 香りもおだやかで静かな印象。
  出羽燦々らしくドライで、あまりふくらみは感じなかった。

「純米酒 すっきり辛口」酸が少ない分、シャープさに欠ける。


両関(秋田)■
「山廃特別純米酒」秋田らしくふんわりやわらかく仕上がっている。


山猿(山口)■
「山廃純米酒」穀良都のお酒。しっとり穏やかで後口で酸が立つ。
「山廃純米吟醸」山田錦のお酒。自己主張は少ないが、旨味がふくらむ。


美冨久(滋賀)■
「山廃純米新酒 渡舟」★★
  日本酒度−3、酸度2.6。ボリュームたっぷり!

「山廃特別純米 吟吹雪」★★★
  日本酒度−1、酸度2.6。意外とドライで、後に旨味がふくらんでゆく。

「山廃純米吟醸」★★
  日本酒度+1、酸度2.1。飲み応えを重視した味吟醸。


丸眞正宗(東京)■23区内唯一の蔵(板橋区)
「吟醸 荒川物語」+5だが、やや甘い香りもある。
「純米大吟醸 吟の舞」低アルコールの非常に軽いお酒。


北冠(栃木)■
「日光一文字 純米」木香のような不思議な後口の苦味が印象的。
「日光一文字 吟醸」洗練された仕上がりながら、後口の個性が光る。
「北冠 大吟醸」酵母が違うこともあり、これは普通の大吟醸だった。


噴井(三重)■
「純米」★★
  プラムや木のような粘度のある濃厚な香味で、余韻はドライで軽い。
「大吟醸」アルコールを強く感じるほっそりとしたお酒。


冨の寿(福岡)■
「爽冷花純米」★★
  福岡産、夢一献のお酒。甘さの中からピリッとした酸が顔を出す。
「しぼりたて吟醸」レイホウの生貯蔵。こちらは初めからドライでシャープ。


道灌(滋賀)■
「純米吟醸 あらばしり無濾過生原酒」★★
  レーズンを思わせるふくよかな香りに、やさしい飲み口。
「山廃特別純米」静かに立ち上がり、酸っぱい酸味が追いかける。


仙禽(栃木)■
「木桶仕込み原酒 山廃純米」★★
  バナナのような香りに、木桶の風味とたっぷりの酸2.4。
  前回の試飲から2か月で、早くも味が乗りはじめている。

「木桶仕込み原酒 山廃純米吟醸」★★
  シャープなボディゆえに、より酸を感じやすい。


雪中寒梅(岐阜)■
「不老蔵 純米無濾過原酒」★★
  梅干と一緒につけこんであるシソのような、甘酸っぱくほろ苦いお酒。
「特別純米 奏」酸が奔放に飛びかうお酒。


白真弓(岐阜)■
「特別純米 白真弓肥太右エ門」酸おとなしく、穏やかな旨味が広がる。
「純米 じゃんぱん」★★
  強烈な炭酸がピリピリと舌をたたく。
「やんちゃ生」★★
  なめらかでクリアな空間で酸が活躍する。


招徳(京都)■
「生もと純米」★★★
  やわらかく、くぐもった感触は「招徳」ならでは。酸も強い。


七賢(山梨)■
「純米酒」後口にスダチのような苦味があり、キリッとした印象。
「本醸造」酸が少なくややモタついた感があるも、個性的な苦味は健在。


櫻室町(岡山)■
「特別純米 赤ラベル」熱さが目立ち、雄町なのにふくらみに欠ける。
「純米吟醸 備前幻」香り爽やかでスーッと入り、スカッと晴れる。
「大吟醸 備前幻」香り豊かで前半にピーク。香り酒。


西條鶴(広島)■
「純米酒 大地の風」もったり広島風の旨味重視のお酒。
「純米吟醸」軟水らしいやわらかくなめらかなお酒。

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2007年03月03日

本日のお酒たち5

 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて飲む。

 「芳水 純米吟醸 無濾過生原酒」以外のお酒たち。

神亀 辛口神亀 甘口 「神亀 純米 辛口」。 お米が変わってから味の印象が変わってしまった。 記憶と違う香味なので、ブラインドができなくなった。 香りや味で「神亀だ」とわかるものの、ピンポイントで「辛口」と当てるのは難しい。

 「神亀 純米 甘口」。 今日も辛口・甘口の飲み比べをしたが、難しい。 「甘口」の方がやや熟成した風味が強く、飲み口も重い感じがあって、後口にも軽いすっぱさを感じるくらいか。


大治郎神亀 かるくいっぱい
 「大治郎 純米 よび酒(みず)」。 おそらくヨラムさんも気に入るだろう、「お酒だけで堪能できる」お酒。 料理との相性を追及する「和浦酒場」からすると、方針に合わないお酒だと思う。 それほど濃密・個性的なパフォーマンスを見せてくれる。

 「神亀 純米 かるくいっぱい」。 低アルコールのにごり酒としては珍しい、正統派純米酒。 タッチはあくまでもドライ。 炭酸の心地よい刺激とさりげない酸味が楽しめる、非常に軽い飲み口のお酒。


奥播磨 黒ラベル 「奥播磨 超辛 純米吟醸 黒ラベル」。 軽い吟醸香とクリアな飲み口に、穏やかな旨味と突きぬける力強い酸。 ナカちゃんいわく「42度」の燗で最高のバランスになる。

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2006年11月10日

京王プラザホテル新宿「日本酒天国2006 東京大試飲会」5

 今年も日本名門酒会の大試飲会に参加。 去年は夜の部に参加し、大変な混雑だったが、今年は昼の部で快適だった。 今回も様々な蔵のお酒を試飲、お話をうかがった。

 日本名門酒会は、「もはや地酒と呼べないだろう」という大規模蔵の大量生産・流通商品の印象があるが、なかには小規模でこだわった造りをしている蔵もあって、少なからず発見がある。


<試飲した蔵>
■九州■
 西の関(大分)

■四国■
 千代の亀(愛媛)、鳴門鯛(徳島)

■中国■
 簸上正宗(島根)、華鳩(広島)、賀茂泉(広島)

■近畿■
 八重垣(兵庫)、小鼓(兵庫)、春鹿(奈良)、
 月の桂(京都)、酒呑童子(京都)、若戎(三重)

■中部■
 萬歳楽(石川)、久寿玉(岐阜)、若竹鬼ころし(静岡)

■関東■
 開華(栃木)、澤乃井(東京)

■東北■
 出羽ノ雪(山形)

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2006年05月19日

カップ酒が届いた!5

87dcecdf.jpg 山中酒の店からカップ酒が12本届いた。

 さあ、どれから飲もうかな?

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2005年02月25日

和浦酒場5

和浦酒場 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて。

 日本酒好きの集まるお店という特集で、『dancyu』2005年3月号に掲載されていて、気になったので見参。

 カウンター7席、テーブル16席という小さな店内は、木と照明のぬくもりが魅力のアットホームな雰囲気。

 日本酒は1合・2合用の燗どっくりで出してもらえるので、冷温のまま、常温にする、ぬる燗にするといった温度調節が自分でできる。 もちろん、直接お好みの温度で出してもらうこともできる。

 お酒ごとに好みの温度を探ってみる楽しみもあって、なかなか良いお店だと思った。

 「秋鹿 あらごし生酒」「義左衛門 純米酒」「若戎 純米酒」「どすこい誉」を飲んだ。

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2004年11月04日

池袋東武「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」

池袋東武で試飲。

 秋田「喜久水」、埼玉「晴雲」、千葉「木戸泉」、岡山「酒一筋」、愛媛「酒仙栄光」を試飲。

 「酒一筋 山廃純米吟醸 時代おくれ」は個別記事を参照。


【秋田県能代市 喜久水酒造
「喜久水 特別純米酒 喜一郎の酒」 特別純米酒
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:16.3   日本酒度:+2
 原料米:華吹雪   精米歩合:58%   酸度:1.8

  廃線となった旧国鉄の「鶴見トンネル」で2年貯蔵。
  落ちついた口当たりで、静かな中に旨味が現れる。
  酸は弱く、アッサリした印象。


「縄文能代 吟醸酒」 吟醸酒
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:華吹雪   精米歩合:55%   酸度:1.3

  やさしく落ちついた吟醸香。
  ボリュームは小さいながらも、複雑な要素がからみあう。


「喜久水 特別本醸造」 特別本醸造

  ひと言で言うと薄い。 最後にアルコールの刺激がある。


【埼玉県小川町 晴雲酒造
「手造り 晴雲 無濾過ひやおろし」 純米吟醸(生詰)
 1800ml:2039(2141)円   720ml:1020(1071)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+1
 原料米:美山錦・朝の光   精米歩合:55%
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.0

  ミネラルやユリのような香り。
  クリアで張りつめた印象の中を、独特の苦味が走る。
  後口は枯れた印象。


「手造り 晴雲」 純米吟醸
 1800ml:2039(2141)円   720ml:1020(1071)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+1
 原料米:美山錦・朝の光   精米歩合:55%
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.0

  ひやおろしとくらべて香りは少ない物の、ドライな後口は同じ。


【千葉県夷隅郡大原町 木戸泉酒造
「木戸泉 純米原酒」 純米酒(山廃、原酒) (好み度2★★
 1800ml:2840円   720ml:1420円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+1
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会7号系   酸度:2.3   アミノ酸度:1.8

  香りは目立たず、後味の厚みが印象的なお酒。
  旨味よりも酸が勝ったタイプで、余韻も長め。


「木戸泉 自然舞」 純米酒
 1800ml:2550円   720ml:1380円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:ササニシキ・華吹雪・五百万石   精米歩合:60%
 酵母:協会7号系   酸度:2.2   アミノ酸度:1.7

  少し寝かせた風味があり、ふんわりトロリとした口当たり。
  高酸とは思えないスッキリ感がある。


「木戸泉 13年古酒」 純米酒 (好み度2★★
 720ml:3858(4050)円   500ml:2600(2730)円

  高酸、高アミノ酸で有名な「木戸泉」の古酒。
  熟成作用も抜群で、褐色に色づいた酒質はブランデーを思わせる。
  紹興酒を思わせるムッとする熟成香が印象的。
  古酒にありがちな甘い香りは目立たず、濃厚な旨味が主体。
  強い酸が口中をかけまわり、苦味を帯びた余韻も長く続く。
  一般の日本酒とはまたちがう、日本酒の新たな魅力を垣間見た。


【岡山県赤磐郡赤坂町 利守酒造
「酒一筋 山廃純米大吟醸 秘伝」 純米大吟醸(山廃) (好み度2★★
 1800ml:5800(6090)円   720ml:3000(3150)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+2
 原料米:雄町(岡山県赤磐郡産)   精米歩合:50%
 酵母:TS酵母   酸度:1.6   アミノ酸度:1.0

  エキス分が多く、薄黄色に色づいている。
  山廃特有のクリーム様の香りに、吟醸香もかすかにひそむ。
  酸がまろやかな風味にシャープさを加えている。
  大吟醸としては落ちついていて、ふくらみのあるタイプだ。


「酒一筋 純米吟醸 銀麗」 純米吟醸 (好み度2★★
 1800ml:2330(2446)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:雄町(岡山県赤磐郡産)   精米歩合:55%
 酵母:T5(自社酵母)   酸度:1.6   アミノ酸度:1.5

  すっと抜けるやさしい吟醸香と、雄町のやわらかい風味が溶け合う。


【愛媛県松山市 栄光酒造
「酒仙栄光 純米大吟醸袋しぼり ささおり」 純米大吟醸(生) (好み度2★★
 720ml:2500(2625)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:松山三井   精米歩合:40%
 酸度:1.3   アミノ酸度:0.9

  鮮烈な口当たりで、前半に味わいのピークがある。
  香りだけではなく、カドの取れた旨味をともなってさわやかに広がる。
  リンゴ・マンゴーなど、果実の風味が多く感じられる。
  純米大吟醸の袋しぼりとしては破格の安さだ。

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2004年05月27日

「長期熟成日本酒BAR 酒茶論」にて

 品川駅からすぐ、高輪ウィングにある「長期熟成日本酒BAR 酒茶論」にて飲む。

 「ええ店、知ってるで」という友人に連れて行ってもらった。

 熟成で有名な蔵はもちろん、小さな蔵のお酒も充実。 肴もお酒に合うものがそろい、非常に好印象だった。

 古酒は生産量が少ないため、入手困難であったり高価であったりする。 少量ずつ楽しむのに適したお酒なので、あれこれ購入して家で飲むのは難しい。

 グラス(50〜60cc)で試せる「酒茶論」は、ありがたい存在だ。

 良い経験ができて、友人には感謝・感謝!!



 今回は販売価格の他、「酒茶論」での60ccの価格を紹介。

百々登勢 純米5年」
 【石川県金沢市 福光屋】 純米酒   好み度:2(★★)
 300ml:1200(1260円)   店内価格60cc:500(525)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:−4
 原料米:山田錦・金紋錦   精米歩合:65%   酵母:協会7号

  磯の香りのようなすっきり感。 キャラメルのような円熟味も感じる。
  余韻に個性的な苦味があり、全体を引き締めている。


「長良川 純米七段仕込み 3年」
 【岐阜県 小町酒造】 純米酒   好み度:2(★★)
 720ml:1300(1365)円   店内価格60cc:300(315)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+5
 原料米:ひだほまれ(兵庫県産)   精米歩合:60%

  ソフトな甘味と吟醸香がさわやかな純米古酒。
  まだまだ若さを感じるが、まろやかさがなんとも熟成酒らしい。


「万葉の詩 11年」
 【岩手県盛岡市 あさ開】 大吟醸   好み度:1(★)
 720ml:3000(3150)円   店内価格60cc:500(525)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦   精米歩合:35%

  大吟醸らしい透明感があり、サラサラと流れる。
  古酒特有の濃さは無く、明るいイメージの甘さが印象的。


「酒一筋 純米10年」
 【岡山県赤磐郡赤坂町 利守酒造】 純米酒   好み度:3(★★★)
 300ml:1500(1575)円   店内価格60cc:600(630)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:−8
 原料米:雄町(岡山県赤磐郡産)

  雄町らしい米の甘味が豊かに広がり、ふくよかな旨味を感じる。
  後の押しも強く、濃醇な純米酒を好む人ならハマる。


「悠久の眠り 全麹」
 【福井県大野市 南部酒造場】 純米酒   好み度:2(★★)
 720ml:2500(2625)円   店内価格60cc:400(420)円

  友人いわく「みりんのような」香り・甘味・苦味。
  全体を酸がコーティングしている、バランスのとれたお酒。


「年譜 純米5年」
 【福井県大野市 南部酒造場】 純米酒   好み度:2(★★)
 720ml:2500(2625)円   300ml:1000(1050)円
 店内価格60cc:500(525)円   アルコール度数:15.5
 原料米:五百万石   精米歩合:60%   酵母:協会7号

  純米らしい米のホクホク感。
  ジワジワと味が出てくる、軽快かつ深い味わい。


「東光 生もと純米12年」
 【山形県米沢市 小嶋総本店】 純米酒(生もと)   好み度:3(★★★)
 720ml:3095(3250)円   360ml:1238(1300)円
 店内価格60cc:600(630)円
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+2
 原料米:はなの舞   精米歩合:60%

  生もとらしいヨーグルト様の風味がただよう。
  酸が力強く後味の旨さも光る、重厚感たっぷりのお酒。
  この濃厚さなら味付けの濃い肉料理にピッタリだ。


洒古里 純米12年」
 【長野県諏訪市 麗人酒造】 純米酒   好み度:3(★★★)
 360ml:1905(2000)円   店内価格60cc:600(630)円
 アルコール度数:12.5

  純米酒を開放貯蔵することで、酵母・乳酸菌を介在させながら熟成。
  シェリー酵母で寝かせたお酒で、白ワインのような落ち着いた香り。
  飲んでも澄んだ味わいと余韻の渋味が、まさに白ワインそのもの。
  日本酒なので、広い温度帯で楽しめるのには驚き。
  ワイン好きの人はもちろん、日本酒好きの人も驚く新感覚の古酒。


「小弓鶴 秘蔵古原酒 純米7年」
 【愛知県犬山市 小弓鶴酒造】 純米酒(山廃)   好み度:3(★★★)
 720ml:5143(5400)円   店内価格60cc:800(840)円
 アルコール度数:19.0   原料米:山田錦

  原酒らしい農密さが味わえる。
  やわらかい口当たりの後に強烈な酸が現れ、甘味が追いかけてくる。


AFS 多酸古酒28年」
 【千葉県夷隅郡大原町 木戸泉酒造】 本醸造(山廃)  好み度:2(★★)
 720ml:5624(5905)円   店内価格60cc:700(735)円
 アルコール度数:17.8   日本酒度:−40
 原料米:日本晴   精米歩合:70%   酵母:協会7号

  熟成期間の長さから、赤く輝く褐色になっている。
  豊かな酸を中心とした濃厚な味わい。
  熟成で生まれた甘い香気成分を、酸がカバーしている。
  個性的な苦味が広がった味わいをまとめている。

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2004年05月04日

「春鹿」の今西清兵衛商店にて5

今西清兵衛商店今西清兵衛商店 蔵内

 奈良の国立博物館「法隆寺展」を見た帰りに、「春鹿」醸造元の今西清兵衛商店へ。

 2002年の9月以来、約1年半ぶりの訪問だ。 蔵の内部は木造のオシャレな試飲・販売コーナーになっていて、400円の春鹿ミニグラスを購入すると、そのグラスで5種類が試飲できる。

 今回は5種類のほか、発泡タイプの「ときめき」と純米の「醍醐味」を試飲できた。 試飲後には春鹿特製の奈良漬が食べられる。


【奈良県奈良市 今西清兵衛商店

「春鹿 純米 超辛口」
 1800ml:2700(2835)円   720ml:1459(1532)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+12
 原料米:山田錦・神力   精米歩合:58%
 酵母:協会901号   酸度:1.6   アミノ酸度:1.5

  春鹿の代表的なお酒。 個人的には淡麗型で好みではない。
  ドライな飲み口で、スカッと晴れる後口に純米らしさが感じられる。


「春鹿 純米生酒 生がこい」 好み度2★★
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1350(1417)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:+4
 原料米:アキツホ   精米歩合:60%   酵母:協会901号

  昨年(2003年)に飲んだ、寝かせることで味が乗るお酒。
  フワッとやさしいリンゴのような香りと、上品な甘味。
  なめらかで軽快な生酒。


「春鹿 純米吟醸 封印酒」
 720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:55%

  梅のようなあざやかな香りに、さくらんぼのような甘味・酸味。
  やさしく静かに個性的な風味が流れてゆく。


「春鹿 山廃純米原酒」 好み度4★★★★
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+4
 原料米:アキツホ

  穏やかな香りに、とろっとした口当たり。
  旨味が凝縮されていて、油気を帯びた風味が広がる濃醇なお酒。
  余韻も豊かで、常温や燗で魅力が生きてくる。


「春鹿 純米大吟醸」 好み度2★★
 1800ml:5000(5250)円   720ml:2600(2730)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦   精米歩合:50%
 酵母:協会901号、春鹿3号   酸度:1.3   アミノ酸度:1.2

  上立香は少ないが、桃のような含み香がとても華やか。
  やわらかく練れた飲み口にお米らしさを感じる。
  さわやかな余韻と切れの良さも見逃せない魅力。


「春鹿 ときめき 発泡純米酒」 好み度3★★★
 300ml:470(493)円
 アルコール度数:7.0   日本酒度:−80

  まさにお米シャンパン。 にごり酒のように白い沈殿がある。
  豊かな甘味と酸味、そして炭酸の刺激が爽快。
  アルコール度数も低く、まずかるく一杯というときに最適。


「春鹿 醍醐味」 好み度2★★
 1800ml:2429(2550)円   500ml:750(787)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:日本晴   精米歩合:60%   酵母:協会9号

  とろみのある口当たりに、まろやかな旨味。
  同じ純米酒でも「超辛口」とはまたちがう味わいを見せる。
  淡麗〜中庸ながら、ボディのしっかりした酒質は燗に向く。

rain_of_tears at 14:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!
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