好み度3★★★

2015年08月20日

山城屋 純米無濾過生詰 山田錦 夏山シーズン3

山城屋 純米無濾過生詰 夏山シーズン 大宮駅西口の立ち飲み日本酒バー「角打ち 酒屋の隣」にて飲む。

 「山城屋」・・・はて?

 壁に掲げられたお酒メニューの中に、「山城屋」なる未知の銘柄を発見。

 屋号だろうから、単純に山城国(京都南部)の蔵というわけではなさそうだし・・・まずは飲んでみよう!


 燗酒用のメニュー欄にあったお酒なので、ぬる燗でいただきます。

 お米の香りとやさしい甘味から入る、おだやかな立ち上がり。 分厚い酸が活躍して、飲みごたえがある。

 これは良いね〜! 冷温でさわやかに飲める、第一印象の良いお酒とは異なるかもしれないけれど、静かにうったえかける魅力がある。



 後で調べてみたところ、新潟のお酒とのこと。

 新潟ということで避けてしまう先入観があるので、何も知らずに飲んで感動できたのはラッキーでした。

 「山城屋」・・・新しい銘柄らしいので、別バージョンも含めて楽しみにしたいと思います。



【新潟県長岡市 越銘醸twitter)】 純米酒(無濾過、生詰)
 1800ml:2,500(2,700)円   720ml:1,250(1,350)円
 アルコール度数:16.5%   日本酒度:+1
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会14号   酸度:2.0   アミノ酸度:1.1


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2014年12月31日

楯野川 純米大吟醸 初槽 生3

楯野川 純米大吟醸 初槽 生 池袋西武で見かけて購入。 大みそかに祖父母の家に集まって飲む。

 池袋西武の季節のお酒コーナーには、しぼりたてのお酒が20種類ほど集まっていました。

 魅力的なお酒たちの中でもっとも気になったのが、山形の「楯野川 純米大吟醸 初槽」。

 シーズンで最初にしぼられるお酒。 「楯野川」ファンとしては、このチャンスは逃せません。


 冷温でいただきます。

 梨を思わせるフレッシュな吟醸香が特徴的。

 みずみずしい酸味が中心となった、幅・奥行きを感じる味わい。 上品で飲みやすい第一印象ながら、起伏にも富んでいて、飲みごたえがある。


 さわやかさと味わい深さを兼備した、「楯野川」らしいお酒。



【山形県酒田市 楯の川酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3,100(税込3,348)円   720ml:1,650(税込1,782)円
 アルコール度数:16.5%   日本酒度:+2
 原料米:美山錦(山形県庄内産)   精米歩合:50%
 酵母:山形KA   酸度:1.5   アミノ酸度:1.0


「楯野川」の過去の記事
「楯野川 中取り 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦」
 (↑2012年01月2011年12月2010年12月
「楯野川 純米大吟醸 中取り 美山錦」(2012年04月
「楯野川 中取り純米 美山錦」
 (↑2008年10月2007年11月2006年08月
「楯野川 激流 純米大吟醸 無濾過生原酒 山田錦」(2012年06月
「楯野川 風流 おりがらみ 純米大吟醸 無濾過生原酒 出羽燦々」
 (↑2012年04月
「楯野川 主流 純米大吟醸」(2013年12月
「楯野川 中取り純米 出羽燦々」(2006年08月
「楯の川(楯野川) 特別純米酒」(2010年08月
「楯野川 清流 吟醸仕込」(2010年01月

 「楯野川」楯の川酒造は、年間製造300石という小規模蔵。
 すべての原料米を手洗いし、麹米の全量を麹蓋で少量ずつ丁寧に管理し、全量無濾過、そして全量ビン火入れ・ビン貯蔵というこだわりを徹底している。
 さらには、2010BYから、全量が純米大吟醸となった。 品質にこだわってきた蔵が、さらなる進化を目指す。


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2014年11月15日

酔鯨 純米吟醸 吟麗 秋あがり 氷温貯蔵3

酔鯨 純米吟醸 吟麗 秋あがり 四国旅行のおみやげとしていただく。

 「鯨海酔侯」と自称した山内容堂(豊信)公、大杯に注がれたお酒を飲み干す「どろめ祭り」。

 そんな、今も昔もお酒に強いイメージが強い高知県。

 ところが、県の中心である高知市内には意外にも「酔鯨」1蔵のみ。

 県内各地に酒蔵が点在するからこそ、日本酒文化の基盤が厚いのでしょうか。

 桂浜を訪れた際、近隣の酔鯨酒造にも寄ろうとしたところ、休業日だったとのこと。 うーん、残念でしたね。



 さて、今回いただいた「酔鯨 純米吟醸 吟麗 秋あがり」は、秋限定のお酒。

 「酔鯨」はいろいろ飲んできたつもりでいたけれど、このお酒は初めて。


 さっそく冷温でいただきます。

 メロン様のさわやかな香りで、甘味・酸味・苦味などのいろいろな味を想起させる。

 密度を感じさせるまろやかな口当たりで、通常商品「酔鯨 純米吟醸 吟麗」よりも格段にまろやかな印象。 へぇ、こんなにちがうんだ。

 甘味少なめで酸味の効いたシャープな酒質ながら、不思議と飲みごたえを感じさせる厚みもある。


 さわやかで、旨味があって、しかも味切れが良い。 力強く洗練された純米吟醸。 さすが「酔鯨」です。



【高知県高知市 酔鯨酒造】 純米吟醸(生詰)
 1800ml:2,670(税込2,884)円   500ml:1,630(1,760)円
 アルコール度数:16.5%   日本酒度:+6.5
 原料米:松山三井(愛媛県産)   精米歩合:50%
 酵母:熊本酵母   酸度:1.60   アミノ酸度:1.05


「酔鯨」の過去の記事
「酔鯨 純米大吟醸 旭友」(2014年10月
「酔鯨 吟寿 純米吟醸」(2006年11月
「酔鯨 吟寿 うすにごり 純米吟醸無濾過生原酒」
 (↑2009年06月2003年11月
「酔鯨 吟寿 純米吟醸 生」(2008年09月
「酔鯨 吟麗 純米吟醸」(2007年10月2004年03月
「酔鯨 吟麗 純米吟醸 未濾過すっぴん」
 (↑2011年02月2006年05月
「酔鯨 吟麗 にごり酒 純米吟醸無濾過生原酒」(2009年08月
「酔鯨 吟麗 純米吟醸 しぼりたて(五百万石)」(2011年01月
「酔鯨 純米吟醸 鯨海酔侯 土佐錦」(2012年05月
「酔鯨 純米吟醸 備前雄町」(2010年08月
「酔鯨 山内家ゆかりの酒 純米酒」(2006年05月
「酔鯨 特別純米酒」(2004年01月2003年10月

 20軒ちかくある高知県の酒蔵のうち、唯一高知市内にある蔵が酔鯨酒造。

 「酔鯨」の銘柄は、第15代高知城主、山内容堂公の自称「鯨海酔侯」にちなんで名づけられた。


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2014年10月04日

新政 ほぼ全麹 純米酒3

新政 ほぼ全麹 純米酒 池袋東口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 ぜんこうじ。

 善光寺より先に全麹に漢字変換される人は、きっと少数派でしょう。

 通常のお酒では、仕込むお米の約2割に麹菌を生やして米麹として使います。 残りの約8割は白米のまま使います。

 今回のお酒は、2割どころかほとんどのお米に麹菌を生やして仕込んだ「新政 ほぼ全麹」。


 「ほぼ」という表記が気になりますね。

 この表記には、お米と米麹の両方を使わなければ清酒と名乗れない(酒税法3条7号)という背景があります。

 そこで、清酒である、わずかに白米も使っているということを示すために「ほぼ全麹」。

 他の蔵の「全麹」と表記しているお酒も、実際にはお米を一部使用しているので、正確には「ほぼ全麹」なわけです。



 さて、さっそく冷温でいただきます。

 熟したリンゴのような、みずみずしい香り・甘味・酸味が印象的。 さわやかさの中に、おだやかな旨味も息づいていて複雑な味わい。

 麹そのものの風味ではないけれど、麹をふんだんに使ったお酒ならではの個性が感じられる。

 ボリューム感があって、それでいてドライに切れ上がる。


 さわやかさ、複雑さ、個性、ボリューム感。 実に好み!



【秋田県秋田市 新政酒造】 純米酒
 アルコール度数:13.5%
 原料米:秋田酒こまち   精米歩合:65%


「新政」の過去の記事
「新政 純米吟醸 六號」(2010年11月
「新政 純米吟醸 No.6 S-type」(2013年02月
「新政 特別純米 No.6 R-type」(2013年02月
「新政 純米仕込貴醸酒 陽乃鳥(ひのとり)」(2013年11月

 「新政」は協会6号酵母の生誕地。

 1930(昭和5)年に分離され、1935年(昭和10)から全国に頒布された協会6号酵母は、日本醸造協会によって現在頒布され続けている最古の酵母。

 おだやかで深みのある香味により、現代的な酒質の基礎を確立した。 現在も全国各地で、生もと・山廃による酒母づくり、普通酒や純米酒づくりに活用されている。

 2007年から蔵に戻った、1974年生まれの佐藤祐輔社長が、幕末から続く伝統的な酒蔵の改革に励んでいる。


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奥能登の白菊 純米吟醸 無濾過生原酒 そのまんま3

奥能登の白菊 純米吟醸 そのまんま 池袋東口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 「奥能登の白菊」は、甘口のお酒が中心という個性派。

 その個性は、火入れ・熟成によってさらに際立ったものになります。

 ところが今回は、若い生酒。 またちがった一面が見られそうです。


 では、冷温でいただきます。

 うっすらとオリがからんでいて、グラスがかすかに白くけむる。

 穀物様の香りが主体で、吟醸酒の生酒とは思えないほどの落ち着き。

 甘口という先入観で飲んだところ、意外とドライで、おだやかな旨味が存在感を放っている。

 麹のニュアンスや、オリの旨味、種々の酸味・苦味たちが複雑な味わいを形成している。


 飲みごたえのある、非常に豊かな味わい。 これは好み!




【石川県輪島市 白藤酒造店】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3,333(3,600)円   720ml:1,686(1,820)円
 アルコール度数:16.7   日本酒度:-4.5
 原料米:(麹米・添米)山田錦(36%)、(仲米・留米)五百万石(64%)
 精米歩合:(麹米)50%、(掛米)55%
 酵母:協会10号   酸度:1.5


「奥能登の白菊」「寧音(ねね)」の過去の記事
「奥能登の白菊 純米吟醸」(2013年09月
「奥能登の白菊 純米酒 輪島物語」(2007年07月
「寧音 純米無濾過」(2009年03月

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2014年09月17日

はなあび(花陽浴) 純米吟醸無濾過生原酒 粗漉し本生 雄町 3

花陽浴 純米吟醸無濾過生原酒 雄町 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 今夜の締めは、埼玉の「はなあび」。 へえ、「花陽浴」にはひらがなバージョンがあるんですね。

 「花陽浴」は、濃醇な生酒に力を入れ始めた蔵。

 今回は低アルコールの原酒というめずらしいタイプ。 気になります。

 ということで、冷温でいただきます。


 開栓と同時に白い煙が上がる、発泡性のあるお酒。 グラスに注ぐと、うっすらと白くにごっているのがわかる。

 ブドウ様のフレッシュな吟醸香で、スタートから甘酸っぱさ全開。 オリの旨味も重なって、濃醇な飲み口。 さすが雄町、さすが「花陽浴」。

 低アルコールとは思えない凝縮感で、飲みごたえのあるお酒。

 それでいて低アルコールらしい軽さもあり、炭酸の活躍もあって爽快。



 許容量的にたくさんは飲めないけれど、おいしいお酒なら飲みたい。 そんな人にピッタリのお酒。



【埼玉県羽生市 南陽醸造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3,200(3,456)円
 アルコール度数:12.5%
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:55%


「花陽浴」「藍の郷」の過去の記事
「花陽浴 生もと純米吟醸原酒」(2008年10月試飲
「花陽浴 吟醸純米酒 樽酒」(2013年04月
「純米 藍の郷」(2007年10月試飲

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百歳 純米酒 ひやおろし 生詰原酒3

百歳 純米ひやおろし 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 茨城の「百歳」、初めて見る名前です。

 個人的なバラつき・かたよりかもしれないけれど、関東地方にいるのに茨城県のお酒に触れる機会は少ない。

 でも、見かけたら飲みたくなります。

 常陸国のクオーターのよっしんにとって、ルーツのひとつですからね。

 100歳にギリギリ届かなかった茨城の曾祖母を思いながら、冷温でいただきます。


百歳 純米ひやおろしの色
 約半年の熟成ながら、しっかりとおいしそうな色。 旨味成分が多いのかな、それとも常温熟成かな? 

 お店の日本酒メニューの短評どおり、「華やかな香りは皆無」。

 おだやかに雄大に、厚みのある旨味と力強い酸味が押し寄せる。 まろやかに熟成していて、きつい感じもない。

 常温に近づくにつれて、厚みのなかに複雑さも持ち合わせていることに気づける。 これは燗でさらに魅力を発揮するのではと予感させる。



 さわやかさ・華やかさを追わず、お米の旨味を引き出すことに専念したお酒は貴重。

 これほどの厚み、アルコール度数から、麹づくりに相当な努力があったのだと想像できます。

 すごいお酒に出会えました。



【茨城県水戸市 吉久保酒造】 純米酒(生詰、原酒)
 1800ml:2,450(2,646)円
 アルコール度数:18.5%   日本酒度:+4
 原料米:玉栄   精米歩合:60%
 酵母:自社酵母   酸度:2.2

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2014年08月02日

天の戸 純米吟醸 亀の尾仕込み 雫酒・生原酒3

天の戸 純米吟醸 亀ノ尾 雫 池袋東武で試飲・購入。

 ころころラベルが変わる「天の戸 亀ノ尾(亀の尾)」が、またやってくれました!

 今度(2012BY)は初期の白いラベルに近いデザインになりました。


 まずは、これまでのラベル変遷を振り返ってみましょう。

天の戸 亀の尾生天の戸 亀の尾天の戸 純米吟醸 亀の尾 雫 左端が2004BYの白いラベル。

 中央が2006BYから2009BYの黒いラベル。

 右端が2011BYの黒いラベル。
 「天の戸」のシンボル、勾玉マークが復活しました。


 今回は約1年半の常温熟成を経た後に、常温でいただきます。

 ナッツ様の生熟成の香りのなかに、リンゴのような吟醸香がかすかに残っている。

 甘味・旨味が一体となったまろやかな飲み口に、焦げたような熟成香・苦味が交錯する。 余韻も深く、お酒だけで堪能できる充実の味わい。


 さわやかな新酒もわかりやすくて良いけれど、酸が弱いぶん個人的には力強さに欠ける印象。

 飲み手を選ぶ酒質だと思うけれど、個人的にはこの熟成状態が好み。



 「天の戸 亀の尾」は生酒しか飲んだことがないけれど、火入れタイプも熟成させて飲んでみたいなあ。



【秋田県横手市平鹿町 浅舞酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3,238(3,497)円   720ml:1,619(1,749)円
 アルコール度数:17.2   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾(JA秋田ふるさと・平鹿町酒米研究会産、減農薬栽培)
 精米歩合:55%   酵母:秋田流花酵母(AK-1)、華こまち酵母
 酸度:1.6   アミノ酸度:1.2


「天の戸」の過去の記事
「天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 無濾過」
 (↑2008年02月2007年01月2004年01月
「天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 無濾過生原酒」(2005年04月
「天の戸 美稲(うましね) 八〇(はちまる、80) 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年05月
「天の戸 美稲(うましね) 八〇(はちまる、80) 純米無濾過」
 (↑2011年11月2010年12月2008年11月
「天の戸 醇辛 純米無濾過」(2006年07月
「天の戸 醇辛 純米酒 生」(2004年04月
「天の戸 五風十雨 純米吟醸 熟成生酒」(2006年08月
「天の戸 純米吟醸 亀の尾仕込み 袋つり生原酒(雫)」
 (↑2012年12月2012年03月2008年05月2005年04月
「天の戸 シュワ・トロ 発泡白酒」(2008年08月

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まんさくの花 亀寿 純米大吟醸 無濾過生 亀の尾仕込3

まんさくの花、亀寿純米大吟醸無濾過生2014 池袋西武で見かけて購入。

 10年前に初めて飲んだ「まんさくの花 亀寿」。

 その味は今でもおぼえているけれど、ずいぶん長い間飲んでいなかったなあ。

 ひさしぶりに飲もう! ということで奮発して購入。

 数年前に純米吟醸から純米大吟醸へと名称を変えたものの、造りの規格は以前とほぼ同じようです。


 冷温でいただきます。

 みずみずしい甘味・酸味を想起させる、リンゴ様の華やかな吟醸香が広がる。

 生酒らしいなめらかな口当たりと親和して、甘味がスルリと流れこむ。 そして、上品な旨味・酸味が続き、さわやかな苦味が締める。

 余韻にワラのようなドライな雰囲気をまとうところは、この蔵らしい演出。

 お米を磨いたぶん味が薄くなってしまった大吟醸が多いなか、いろいろな味の要素を残していて、飲みごたえがある。



 見せ場は香りだけではない。 みずみずしく甘酸っぱい、飲んで楽しい純米大吟醸です。

 唯一の難点は、希少なお米をぜいたくに磨いたお酒ゆえ、けっして日常・晩酌用のお酒ではないということでしょうか。

 もっとも、奮発して納得の、すばらしいコストパフォーマンスです。



【秋田県横手市増田町 日の丸醸造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3,880(4,190)円   720ml:2,000(2,160)円
 アルコール度数:17.5%   日本酒度:+3.5
 原料米:亀の尾(秋田県産)   精米歩合:48%
 酵母:協会9号   酸度:1.4   アミノ酸度:0.9


「まんさくの花」「真人」の過去の記事
「真人(まなびと) 生もと純米 無濾過」
 (↑2011年09月2010年12月2009年12月2008年12月
   2007年12月09月2006年12月01月2004年07月
「真人(まなびと) 生もと純米 無濾過生詰」(2004年02月

「まんさくの花 純米吟醸」(2003年12月
「まんさくの花 純米酒 うまからまんさく 無濾過生詰」(2006年10月
「まんさくの花 純米酒」(2003年12月
「まんさくの花 純米吟醸生原酒 荒走り」(2014年06月
「まんさくの花 純米吟醸生原酒 責め取り」(2014年06月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生原酒 吟の精 蔵内限定」
 (↑2011年07月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 美山錦 蔵内限定」
 (↑2008年12月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 秋田酒こまち 蔵内限定」(2011年12月2005年12月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 山田錦・美山錦 蔵内限定」(2004年12月
「まんさくの花 美郷 純米吟醸 中汲み 無濾過生原酒」(2012年07月
「まんさくの花 亀寿 純米吟醸 生」(2004年03月
「まんさくの花 特別純米 無濾過生ささにごり 槽しずく」(2007年01月
「まんさくの花 大吟醸」(2013年06月
「まんさくの花 山廃純米大吟醸」(2004年12月

【亀の尾とは】
 戦前は東北を中心に日本を席巻した飯米、亀の尾。

 コシヒカリやあきたこまち、ひとめぼれなど、現代の人気品種はみな亀の尾の子孫です。

 そして、酒造にも適したという亀の尾は、美山錦や五百万石の祖先として、その影響力を残しています。

 しかし、亀の尾自身は長らく水田から姿を消し、山形「鯉川」・新潟「清泉」が昭和末期に復活栽培に成功しました。


 そんな古い品種である亀の尾は、栽培はもちろん、お酒づくりも簡単ではありません。

 「幻の米」と謳われる亀の尾ですが、一歩まちがえれば酸味・苦味ばかり目立つ単調な酒質になる危険があります。

 「亀の尾だからおいしいお酒」になるわけではなく、「亀の尾でもおいしいお酒」にできる蔵が少ない点に、注意が必要でしょう。


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2014年07月20日

雁木 夏 辛口純米3

雁木、夏の辛口純米 池袋東武で試飲・購入。

 初めて「雁木」に出会ったのは、2004年秋、ヨラムさんのお店でした。

 たちまちファンとなった衝撃の出会いから、約10年がたつんですね。

 この10年の間、杜氏さんが引退し、小林社長が自らお酒をつくるようになりました。

 荒々しく濃醇でヤンチャな「雁木」が、スマートで洗練された酒質に変化をとげてきました。

 昔の「雁木」のほうが好みだったけれど、最近の「雁木」も好き。


 今回の試飲販売で気に入ったのは、新登場の「雁木 夏 辛口純米」。 「雁木」が初めて送り出す、夏用のお酒です。

 1回火入れをして酒質を安定させ、加水してアルコール度数を落とし、飲みやすくしています。

 しかし、そこは無濾過の濃醇酒を世に問う「雁木」、単に薄く水っぽい夏用酒とは異なります。



 冷温では苦味が活躍してスッキリとした飲み口になるものの、せっかくの旨味がかくれてしまう印象。

 したがって、旨味を味わうために、常温でいただきます。

 「雁木」らしい厚い酸が主体となった味わいで、ドライな雰囲気の中をお米らしい旨味がふくらむ。

 後口には苦味を残しながら鋭く切れ上がるところが、「雁木」シリーズでも特異な性質。

 しっかり味があって、それでいて軽妙さもある。 不思議なバランスで、つい次のひと口、次の一杯へと進みたくなる。


 燗にすると、旨味が引いて、分厚い酸味が強調されるようになる。 これはこれで爽快!

 温度帯によって表情がずいぶんと異なるため、自分の好みを探る楽しみもある。



 暑い夏は、味の薄いお酒を冷やして飲む。 はたしてそれだけが正解なのか。 いろいろなお酒の楽しみかたがありうるのでは。

 そんな、夏用のお酒についての思い込みに対して一石を投じるお酒。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2,600(2,808)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+9
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酸度:1.7


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2013年12月2012年10月2011年11月
「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2013年12月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「雁木 純米大吟醸 スパークリング 活性にごり生原酒」
 (↑2014年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2014年07月19日

花邑・翠玉 3種飲みくらべ3

両関 花邑・翠玉 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 「花邑」の3種類飲みくらべセット。

 店内の壁に、気になるメニューが貼り付けられていました。

 「花邑」・・・はて?

 お店のスタッフいわく、秋田「両関」の新ブランドとのこと。

 おー、「両関」ですか!

 「両関」といえば、大正時代から高品質を評され、高度経済成長期には全国屈指の製造量をほこった、秋田県を代表する酒蔵のひとつ。

 そんな歴史と技術を持つ大規模蔵が、どんな新ブランドを立ち上げたのでしょうか。


 さっそく、冷温で飲みくらべてみましょう!

 まずは写真右、ピンクのラベルに青い文字の「花邑 純米吟醸」からいただきます。

 ミネラルやハーブを感じる繊細な香りが静かに立ちのぼる。

 水の良さを感じさせるクリアな飲み口で、やさしい甘味にかわいらしい酸味が走る。 キレイで淡麗な酒質を好む人にはピッタリかな。

 でも、このお酒にしかないという個性に乏しくて、物足りないなあ。 東北の蔵が雄町を使うとこういう味わいになることが多い気がする。

 裏ラベルで「濃醇甘口」と自称しているけれど、それは自社製品の中ではという意味で受け取ったほうが良さそう。 このお酒を濃醇と呼んだら、ほとんどのお酒が濃醇酒になってしまう。

 濃淡の基準をどこに置くかは、難しい問題だなあ。



 次に写真中央、ピンクのラベルに赤い文字の「花邑 純米酒」。

 梨・ブドウ様のみずみずしい香りで、純米吟醸タイプよりも少し香り高い印象。 こちらも淡麗で、香りや繊細な味わいを楽しむタイプのお酒。

 純米酒だからもっとボリュームを期待していたけれど、ハードルを上げすぎてしまったのかな。



 最後に、同じく「両関」の新ブランドの「翠玉 特別純米酒 無濾過生」。

 ヨーグルト様の香りにお米らしさもひそむ。 麹の風味も感じる、ドライで旨味のある味わい。

 ボリュームは淡麗〜中庸ながら、味わいに起伏・奥行きがあって、飲みごたえがある。

 兵庫「琥泉 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」に似た印象で、実に好み。 これだ! 待ち望んでいた感動が、今ここに!



 新たな発見・体験ができた、楽しい飲みくらべでした。



【秋田県湯沢市 両関酒造
「花邑 純米吟醸」 純米吟醸
 好み度:1(★)
 1800ml:2,860(3,089)円
 アルコール度数:15.4   日本酒度:-6
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:50%
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.0

「花邑 純米酒」 純米酒
 好み度:1(★)
 1800ml:2,266(2,447)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:-2.7
 原料米:陸羽田(山形県産)   精米歩合:55%


「翠玉 特別純米酒 無濾過生」 特別純米酒(無濾過、生)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2,770(2,992)円   720ml:1,460(1,577)円
 アルコール度数:16.2   日本酒度:-2
 原料米:秋田酒こまち(秋田県産)
 精米歩合:(麹米)55%、(掛米)59%
 酸度:1.3   アミノ酸度:1.0

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笑四季 monsoon(モンスーン) 濃厚極甘口 貴醸酒生原酒 2014 玉栄/山田錦3

笑四季 モンスーン2本 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 日本酒メニューが非常に充実しているこのお店。

 どのお酒からスタートしようかなあと迷っていたところ、「笑四季」の貴醸酒2種類を発見!

 貴醸酒は、仕込水の代わりに清酒を使用したお酒で、豊かな甘味が魅力。

 醤油の種類でいう甘露醤油・再仕込醤油と似たスタイルです。


 貴醸酒好きとしては、飲みくらべてみたい!

 ということで、冷温でいただきます。

 ワインのようなボトルとラベル。 日本酒といえばこういう姿・味、という先入観・既成概念を払いたい。 そんな意思を感じます。



 まずは写真左側、青いラベルの玉栄バージョンから。

 豊かな甘味・酸味を想起させる、熟したメロンのような香り。

 濃厚な甘味がふくらみ、キレイな酸が味を引き締める。 さりげない苦味も効果的で、思いのほかシャープな印象。


 次に写真右側、赤いラベルの山田錦バージョン

 こちらも甘味を連想させる香りながら、バナナのようなニュアンスが含まれているところが異なる。

 玉栄バージョンと同様、豊かな甘味・酸味が主体。 ただ、こちらのほうが苦味が少なくまろやかな印象で、ゆったりと伸びやかに展開する。



 スッキリ淡麗だけが日本酒ではない。 けっして中心・主流にあるお酒ではないけれど、日本酒の世界の広さ、奥深さを感じさせてくれるお酒。

 日本酒に先入観のない方は特に、好意的に受け入れられるかもしれません。

 甘口好きのYさんも「甘くておいしい」とお気に入りのようすでした。



【滋賀県甲賀市 笑四季酒造
「笑四季 モンスーン 濃厚極甘口 貴醸酒生原酒 2014 玉栄」
 好み度:3(★★★)
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県産)   精米歩合:60%
 酵母:笑四季30号

「笑四季 モンスーン 濃厚極甘口 貴醸酒生原酒 2014 山田錦」
 好み度:3(★★★)
 アルコール度数:17.5
 原料米:山田錦(滋賀県産)   精米歩合:60%
 酵母:笑四季19号


過去の「笑四季」の記事
「笑四季 特別醸造酒(貴醸酒) monsoon 滋賀玉栄
 笑四季30号酵母 極甘口 生原酒」(2013年04月

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2014年07月16日

死神 純米酒3

死神 赤羽駅西口の「日本酒BAR しじゅうごえん」にて飲む。

 常温〜燗用のお酒として、「死神」が常温の棚に並んでいました。

 おー、島根の「死神」! ひさしぶりだなあ。


 「死神」は、自称「日本一縁起の悪い名前の酒」、「100人のうち5人でもうまいと思ってもらえればいい」というお酒。

 売れているお酒とは正反対の酒質の濃醇酒をつくるという意図で、縁起の良い銘柄と正反対の「死神」にしたとのこと。


 好きなお酒との再会に感謝しながら、締めにぬる燗でいただきます。

 埼玉「神亀 純米酒」や広島「竹鶴 雄町純米」のように、褐色がかったコハク色。 穀物・ナッツ・サツマイモ様のおだやかな香り。

 いかにも、濃醇酒を熟成させましたという色と香り。

 口当たりはまろやかで、古酒にありがちな焦げたような風味はなく、意外なほどクリア。

 つややかな甘味・酸味が強調された濃厚な味わいで、お米らしい素朴な旨味もしっかり息づいている。


 ゆっくりと、いつまでも飲んでいたくなる、充実の味わい。 ふと「天遊琳 純米吟醸 雄町 2002BY」を連想しました。



 さわやかな吟醸香に、水のようなスッキリとした飲み口。 そんなお酒とは対極に位置するお酒で、非常に好み。

 吟醸香はなんとなく疲れる。 水のようなお酒では飲んだ気がしない。 そんな気分のときに、そんな人に、おすすめです。



【島根県邑智郡邑南町 加茂福酒造】 純米酒
 1800ml:2,600(2,808)円   720ml:1,266(1,368)円
 180ml:300(324)円
 アルコール度数:15.5


「死神」の過去の記事
「死神 カップ」(2006年05月

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来福X 活性にごり酒3

来福 X 活性にごり酒 赤羽駅西口の「日本酒BAR しじゅうごえん」にて飲む。

 茨城県の「来福(らいふく)」は試飲会で何度も飲んできたけれど、お店で飲むのは久方ぶり。

 さまざまな花から採取した「花酵母」を使用する蔵で、香りの良さと味わいのシャープさを両立させた酒質が魅力。

 個人的にはほっそりとした印象で、もう少し幅・厚みがあったほうが好みというお酒が多い。


 ところが、今回のお酒はどうも様子がちがいます。

 「X」という名前、さかさまになった「来福」の文字、そして「活性にごり」らしい真っ白な姿。

 特別な感じがするお酒を見たら、飲みたくなるなる!


 正直なところ、この文字を見るとポーズをとってジャンプしたくなります。
 ( `Д´)X ”We are X!!”



 さて、気を落ち着けて、冷温でいただきます。

 米粒の名残がわかるほどの濃厚なにごり具合で、バナナのような芳香がただよう。

 見た目のとおりの濃厚な味わいで、麹の風味や甘味・酸味・旨味がたっぷり混在している。 このボリューム、甘酸っぱさ、好み!



 「来福」もこんな味の演出ができるんだ、するんだ、という新鮮でうれしい驚きがありました。

 「飲んだ〜!」という充実感も味わえる、ぜいたくなお酒。



【茨城県筑西市 来福酒造
 アルコール度数:15.5   精米歩合:59%
 「頭で考えて飲まずに、感じていただきたくてスペックは非公開にしています」とのこと。


「来福」の過去の記事
「来福 純米カップ」(2007年06月

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仙禽 クラシック 中取り無濾過原酒 亀ノ尾3

仙禽 クラシック 亀ノ尾 赤羽駅西口の「日本酒BAR しじゅうごえん」にて飲む。

 甘口派のYさんに、「仙禽」をチョイス。

 Yさんは「この味、前も飲んだ気がする」とひとこと。

 先日「仙禽 亀の尾」を飲んで気に入っていたYさん。 鋭い指摘に感服しました。


 冷温でいただきます。

 芳醇でかつ水のように飲めるというコンセプトのもとに生まれた「仙禽 クラシック」シリーズは、 原酒でありながらアルコール度数が低め。

 さわやかな香りと甘酸っぱい味わいという「仙禽」の個性を保ったまま、飲みやすさも追求したお酒。


 さわやかな果実香と、クッキーのようなおだやかな香りが重なる、繊細で複雑な香り。 スルリと流れるなめらかな口当たりで、みずみずしく甘酸っぱい。

 軽快でいて、甘味・旨味・酸味・苦味の各要素を感じる豊かな味わい。


 スタートからすばらしいお酒に出会えました。



【栃木県さくら市 せんきん】 純米大吟醸(無濾過、原酒)
 1800ml:3,000(3,240)円   720ml:1,500(1,620)円
 アルコール度数:14.5%
 原料米:亀の尾(栃木県さくら市産、特等米)
 精米歩合:50%


「仙禽」の過去の記事
「仙禽 木桶仕込み 山廃純米 袋しぼり無濾過生原酒 とちぎ酒14」
 (↑2010年03月
「仙禽 木桶仕込み 山廃純米 袋しぼり無濾過生原酒 愛山」
 (↑2011年06月
「仙禽 中取り無濾過生原酒 亀ノ尾」(2014年06月
「仙禽 中取り無濾過生 雄町50 かぶとむし」(2014年06月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 雪雫 搾りたてヌーヴォー」
 (↑2011年03月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 初しぼり」(2012年01月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒」(2007年03月
「仙禽 山廃純米 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)
「仙禽 山廃純米吟醸 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)
「仙禽 雪だるま にごり生酒」(2012年12月

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2014年06月11日

仙禽 雄町50 かぶとむし 中取り無濾過生3

仙禽 かぶとむし 池袋西口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 「仙禽 亀ノ尾」と飲みくらべたのは、無色透明ビンに七色のかぶとむしが描かれたお酒。

 実は、こちらも「仙禽」。


 バナナのような、甘くやわらかい香りがふんわりと広がる。

 「仙禽」らしい甘味も存在感を示すものの、鮮烈な酸を主体としたみずみずしい味わい。

 酸味・苦味に加えてミネラルも感じるスッキリとした後口は、塩気を連想するほど。


 強烈な個性を持ちつつ、アルコール度数を下げて飲みやすくしてある。

 見た目も、味わいも、夏向きのお酒。



【栃木県さくら市 せんきん】 純米大吟醸(無濾過、生)
 1800ml:2,900(3,132)円   720ml:1,450(1,566)円
 アルコール度数:15.5%
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:50%


「仙禽」の過去の記事
「仙禽 木桶仕込み 山廃純米 袋しぼり無濾過生原酒 とちぎ酒14」
 (↑2010年03月
「仙禽 木桶仕込み 山廃純米 袋しぼり無濾過生原酒 愛山」
 (↑2011年06月
「仙禽 中取り無濾過生原酒 亀ノ尾」(2014年06月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 雪雫 搾りたてヌーヴォー」
 (↑2011年03月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 初しぼり」(2012年01月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒」(2007年03月
「仙禽 山廃純米 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)
「仙禽 山廃純米吟醸 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)
「仙禽 雪だるま にごり生酒」(2012年12月

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残草(ざるそう)蓬莱 純米フィーバー777 槽場直詰 無濾過生原酒3

残草蓬莱 純米フィーバー777 池袋西口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 2013年9月に移転・リニューアルオープンした新店舗は、西池袋公園を見下ろせる広々とした6階の1室。

 前回はテーブル席で、今夜はカウンター。 また景色が変わって新鮮な雰囲気です。

 さあ、今夜もいろんなお酒に出会っていきましょう!


 最初は、「残草蓬莱 純米フィーバー777」。 インパクトのある名前です。

 精米歩合77%、協会7号酵母という7が3つそろった造りなので、777なのだとか。 なるほど、お米をあまり削らない低精白のお酒ですね。


 冷温でいただきます。

 お米をふんだんに削った吟醸酒とは対極にあるお酒ながら、刺激的でさわやかな香りがひそむ。 低温で丁寧に醸されたことが感じ取れる。

 旨味・酸味の詰まった力強い味わいで、かすかに残った炭酸が苦味も想起させてスッキリ感を演出する。

 温度が上がって常温に近づいてくるにつれて、低精白のお酒らしい雑味・旨味がおだやかに現れる。 しっかり個性があって魅力的。


 好みの味わいで、良いスタートが切れました。



【神奈川県愛甲郡愛川町 大矢孝酒造
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2,500(2,700)円   720ml:1,250(1,350)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:77%
 酵母:協会7号   酸度:2.3


「昇龍蓬莱」「残草蓬莱」の過去の記事
「残草(ざるそう)蓬莱 特別純米 槽場直詰生原酒」(2013年01月

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2014年06月04日

阿櫻 無濾過生原酒 3本 (純米吟醸 雄町 / 純米吟醸 美郷錦 / New 特別純米 秋田酒こまち)3

阿櫻 3本セット 池袋西武で見かけて購入。

 池袋西武の日本酒売場は、壁一面が冷蔵オープンケースになっていて、その一角に全国各地の季節限定のお酒が集められています。

 そこで発見したのが今回の3本。

 池袋西武で横手の「阿櫻」に出会うのは初めて。


 ここで出会うとは!

 しかも3本同時に!

 飲みくらべたい!

 買うしかない!



 と思うと同時に、すかさず3本をかごに入れてレジに並んでいました。



 さっそく冷温で飲みくらべてみましょう。

阿櫻 純米吟醸 雄町 まずは、赤い文字の「阿櫻 純米吟醸 雄町」から。

 ささやかながらただよう吟醸香がさわやか。 豊かな甘味・旨味にしっかりとした酸味が加わって、みずみずしい味わい。

 酸味の強さとさりげない苦味が活躍して、飲みごたえがありつつ、切れが良い。

 他の蔵でも似たような味わいに出会えるような酒質ながら、そのぶん非常にバランスが良いとも言える。

 さわやかで濃醇なタイプを好む人におすすめしたいお酒。



阿櫻 純米吟醸 美郷錦 次に、青い文字の「阿櫻 純米吟醸 美郷錦」。

 メロン様の吟醸香に、清涼感ある苦味を想起する。

 雄町バージョンとくらべると、甘味・酸味ともにひかえめで、おだやかな旨味が楽しめる。

 スルリとなめらかな口当たりながら、落ち着いた味わいから、ふっくらとした雰囲気も感じられる。

 お米のちがいによる味わいのちがいが顕著で、お米の魅力が見事に引き出されていて好印象。



阿櫻 特別純米 秋田酒こまち 3本目は、白いラベルの「阿櫻 New 特別純米 秋田酒こまち」。

 3本の中ではもっとも香りがひかえめながら、それでもリンゴ様のさわやかな香りがある。

 やさしい甘味を基調としたつややかな飲み口。 甘味が重くならない、不思議な軽さがある。

 と思ったら、なんと、原酒なのにアルコール度数が12%台。 そのわりに、味が薄っぺらになっていない。

 調べてみたら、多酸性の酵母を使っているとのこと。 飲みやすく、それでいて味もある。

 今までに経験のないバランス・・・だからお酒の名前に「New」が入っているのか!



 3本とも好みで、おもしろい飲みくらべができました。



【秋田県横手市 阿桜酒造
「阿櫻 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町」
 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:3,333(3,600)円   720ml:1,667(1,800)円
 アルコール度数:16.7%   日本酒度:−1
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:50%
 酵母:静岡系酵母   酸度:2.4   アミノ酸度:1.2

「阿櫻 純米吟醸 無濾過生原酒 美郷錦」
 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:3,200(3,456)円   720ml:1,600(1,728)円
 アルコール度数:16.7%   日本酒度:±0
 原料米:美郷錦(秋田県産)   精米歩合:50%
 酵母:秋田酵母No.15   酸度:1.8   アミノ酸度:1.0

「阿櫻 New 特別純米 無濾過生原酒 秋田酒こまち」
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2,500(2,700)円   720ml:1,250(1,350)円
 アルコール度数:12.8%   日本酒度:−5
 原料米:秋田酒こまち(秋田県産)   精米歩合:60%
 酵母:KT901   酸度:1.7   アミノ酸度:1.2


「阿櫻」の過去の記事
「阿櫻 特別純米 無濾過生原酒 荒走り 吟の精」(2013年01月

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2014年04月25日

五橋 木桶造り 生もと純米酒 イセヒカリ 寒おろし3

五橋 木桶造り 生もと純米 イセヒカリ 寒おろし 池袋西武で見かけて購入。

 山口県東端の岩国市といえば、錦川にかかる五連の木造アーチ橋「錦帯橋」で知られる観光地。

 この五連の錦帯橋から名付けた「五橋」。 地元の名勝を連想させる、良い名前ですね。

 錦帯橋から少し下流へ進んだ錦川南岸にあるのが、「五橋」を醸す酒井酒造。

 錦川の超軟水の伏流水に恵まれた地で、生もと・木桶仕込みという古式ゆかしい製法によるお酒づくりが行われています。


 今回冷蔵オープンケースに並んでいたのは、「五橋 木桶造り 生もと純米酒 イセヒカリ 寒おろし」。

 1989(平成元)年に伊勢神宮の神田で発見され、1996(平成8)年に命名されたイセヒカリ。

 由緒がありながら、新しさもある。 生もと・木桶ともイメージが重なります。



 では、常温でいただきます。

 しっかり使い込まれた木桶だからか、木の香りはまったくと言って良いほど感じられず、邪魔にならない。

 そのかわり、生もとらしい乳酸菌由来の、バナナ・ヨーグルトを思わせるやわらかい香りが印象的。 にごり酒のような、お米らしい香りも感じられる。


 香りの印象から、やさしい飲み口をイメージするものの、味わいは引き締まった硬派な印象。

 甘味をおさえたドライな酒質で、おだやかな旨味を酸が支える。 乳酸が強調された酸味が好み。 力強い酒質ながら後切れが良く、軽快。


 燗にすると、豊かな酸味・旨味が濃醇な味わいをつくり、よりメリハリの効いた酒質になる。

 力強さと個性を感じる、好みのお酒。



 手の込んだ和食といった細かい制約はいりません。

 出来合いのハンバーグでもシチューでもカレーでもスパゲッティでも、即席の夕飯と気軽に合わせられる、これぞ晩酌用というお酒。



【山口県岩国市 酒井酒造】 純米酒(生もと)
 1800ml:2900(3045)円   720ml:1550(1628)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)イセヒカリ〔ともに山口県産〕
 精米歩合:(麹米)70%、(掛米)60%
 酸度:2.2   アミノ酸度:1.6


「五橋」の過去の記事
「五橋 木桶仕込み 生もと純米」(2012年10月
「五橋 純米酒」(2008年10月試飲会2005年11月試飲会
「五橋 生もと純米酒」(2008年10月試飲会
「五橋 純米吟醸 西都の雫」 (2008年10月試飲会

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2014年04月08日

鶴齢 特別純米 無濾過生原酒 2011(H23)BY3

鶴齢 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 池袋東武で試飲・購入。

 コシヒカリの名産地として知られる、新潟県南魚沼で醸される「鶴齢」。

 淡麗なお酒の多い新潟県にしては、飲みごたえのあるお酒たちがラインナップに並びます。

 寝かせることでしっかり成長・熟成するところも好印象。

 ただ、地元産の五百万石や越淡麗を使った商品よりも、兵庫県産の山田錦を使った商品の方が濃醇なのはご愛嬌。


 蔵内のタンクで1年間熟成したお酒を2013年春に購入し、自宅で1年間さらに常温熟成。

 今回は、2年熟成の状態で開栓。 さっそく常温でいただきます。


 黒胡椒を思わせるスパイシーな雰囲気に、せんべいのようなお米由来の香りも感じられる。 まろやかな口当たりで、チーズケーキやレーズン、麹など複雑な風味が広がる。

 甘味・旨味・苦味・酸味、それぞれの要素がしっかりと感じられ、そして調和している。 余韻には、生熟成らしいナッツ様の香りがある。


 ぬる燗にすると、甘味が一歩引いて、まろやかさでかつ引き締まった味わいになる。

 原酒だからか、まだ淡麗型な証拠か、アルコールが強調される瞬間もある。 もっとまろやかで濃醇だったらなあ。 好みだからこそ、つい欲張ってしまう。


 中庸タイプながら、充実の味わい。 3年、5年と、さらに熟成した状態でも飲んでみたいお酒。



【新潟県南魚沼市 青木酒造】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3200(3456)円   720ml:1600(1728)円
 アルコール度数:17.7   日本酒度:+4.9
 原料米:山田錦   精米歩合:55%
 酵母:協会701号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.0


過去の「鶴齢」の記事
「鶴齢 純米吟醸 にごり酒」(2009年09月
「鶴齢 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」(2012年06月
「鶴齢 純米無濾過生原酒」(2006年11月

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2014年03月22日

川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒 / 純米吟醸無濾過生原酒 / 特別純米無濾過生原酒

川中島 幻舞 3本セット 池袋西武で試飲・購入。

 日本酒バーや居酒屋で、雑誌や本で、見かける機会が増えてきた気がする「川中島」。

 ただ、以前から人気で品切れが続出してしまう状況。

 そのため、新規の流通経路は開拓していないとのこと。

 品切れを解消すべく、10月から翌年6月まで、長期間にわたってお酒を仕込むほど。

 1年中仕込みを行う「四季醸造」ではないけれど、冬だけ仕込みを行う「寒仕込み」のレベルを通り越して、「三季節醸造」になっています。

 ところが、それでも製造規模の問題で大量生産はできず、次の仕込期までに品切れになってしまうとのこと。

 1年に2回試飲販売が行われる池袋西武では、定期的に購入できるのでありがたいです。



 今回の試飲販売では3種類の生酒を購入。 さっそく冷温で飲みくらべてみましょう。

川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒 青いラベルの「川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒」は、今回の試飲販売の目玉商品。

 シーズン初期にしぼられて発売されたお酒で、早くも蔵の在庫がなくなってしまい、現品限りとのこと。

 リンゴ・桃のような甘く華やかな香りに、スルリとなめらかな口当たり。

 刺激的な要素は少なく、やさしい甘味を基調としたソフトな香味が楽しめる。



川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒 続いて、赤褐色のラベルの「川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒」。

 香りは青ラベルの吟醸タイプとほとんど同じ。 ただ、ひと口含んだ瞬間に、吟醸タイプよりも濃厚だと感じられる。

 さわやかな香りと酸味、存在感のある甘味・旨味。

 香味のバランスが良く、「幻舞」シリーズの酒質を知る入口の1本として蔵元がおすすめするのも納得。



川中島 幻舞 特別純米山田錦無濾過生原酒 最後は、濃い黄色のラベルの「川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦」。

 上記2本とは、原料米も磨き具合も、さらには使用酵母も異なる。

 パイナップル様の、豊かな酸味・甘味・苦味を予感させる刺激的な香り。

 純米吟醸よりもはるかに濃醇・濃厚で、インパクト大! さわやかで、味のあるタイプを好む人におすすめの1本。

 秋田「太平山 生もと純米 無濾過生」にも似た印象。 熟成させて常温〜ぬる燗でおいしくなるところも共通点。



 1種類だけ飲めば、きっと「おいしい」で完結してしまう。 それぞれ飲みくらべてみると、より個性・魅力が見えてくる。

 だから飲みくらべは楽しい。 そしておもしろい!



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野
「川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒」 (青ラベル)
 吟醸(生)
 好み度:2(★★)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦   精米歩合:49%
 酵母:長野酵母   酸度:1.5

「川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒」 (赤ラベル)
 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 好み度:2(★★)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦   精米歩合:49%
 酵母:長野酵母   酸度:1.6   アミノ酸度:1.1

「川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦」 (黄ラベル)
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2700(2835)円   720ml:1350(1417)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.2


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2014年01月2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(ふわりん Fuwarin)
 (↑2013年09月2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2014年03月06日

惣譽(惣誉) 生もと特別純米酒3

惣誉 生もと特別純米 池袋東武で試飲・購入。

 「惣誉」は、いわゆる硬いお酒をつくる蔵。

 つまり、新酒の時期では飲みづらく、熟成を経ることでまろやかな旨味が楽しめるようになるお酒が特徴。

 今回は、2013年1月に購入していたものを約1年間常温で熟成させてから開栓。


 開栓直後は硬く、味が開かずに飲みづらい印象。 2週間くらいしてようやく本領を発揮するようになってきました。


 では、常温でいただきます。

 熟成を経てほんのりと色づいたお酒は、いかにもおいしそう。 バナナ、ヨーグルト様のやさしい香りに、穀物らしいおだやかな熟成香が重なる。

 まろやかな口当たりで、しっかりとした酸味・旨味が見事に調和した、充実した味わい。

 まろやかさから甘味を連想するものの、サッとさばける後切れの良さがあって軽快さも兼備している。


 温めることで酸味が引き立ち、さらに次のひと口を誘う。 やっぱりすごいお酒だなあ。



【栃木県芳賀郡市貝町 惣譽酒造】 特別純米酒(生もと)
 1800ml:2750(2888)円   720ml:1381(1450)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:60%
 酸度:1.8


「惣譽(惣誉)」の過去の記事
「惣譽(惣誉) 生もと純米大吟醸」(2011年01月
「惣譽(惣誉) 生もと特別純米酒」(2009年09月

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2014年01月24日

東力士 熟露枯(うろこ) 純米吟醸 生詰原酒 洞窟長期熟成 2005(H17)BY3

東力士 熟露枯 純米吟醸 池袋東武で試飲・購入。

 1970年から熟成酒に力を入れてきた「東力士」島崎酒造。

 第2次大戦末期の1944年に掘られた軍需用の地下トンネルを1999年から再利用し、お酒の貯蔵・熟成を行う。

 夏は15度、冬は5度というゆるやかな温度変化が得られるこの洞窟では、やさしく熟成が進むとのこと。

 洞窟熟成をうたったお酒は2002年から発売開始。 屋号から名付けた「熟露枯(うろこ)」シリーズは2005年に登場。


 今回は約8年の熟成を経た純米吟醸を試飲・購入。


 さっそく冷温でいただきます。

 いかにもおいしそうな、キレイな黄金色。

 植物を思わせるおだやかで複雑な香りに、上品な吟醸香の名残を感じる。 ゆっくり熟成したためか、むせ返るようなクセのある熟成香はない。

 そして、麻婆豆腐のようなスパイシーな香りが続く。 おー、個性的!

 まろやかな口当たりでありながら、ドライで刺激的な感触もある。 練れた旨味・酸味が調和して充実の味わい。 最後は鋭く切れ上がる。



 ぬる燗にすると、甘栗のような香りが主役になる。 旨味がふくらんでボリュームアップ!

 ただ、鋭い切れは健在ながら、メリハリがなくなって少しぼんやりとした印象になってしまった。



 お酒の個性を楽しむなら冷温〜常温で。 マイルドな味わいを楽しむなら、ぬる燗で。 温度帯によって表情を変える、奥深い熟成酒。



【栃木県那須烏山市 島崎酒造】 純米吟醸(生詰、原酒)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:±0
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:明利小川酵母   酸度:1.4

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2014年01月12日

雁木 純米大吟醸 スパークリング 活性にごり生原酒3

雁木 純米大吟醸 スパークリング 池袋西武で見かけて購入。

 祖父母の家にて飲む。

 新年会を兼ねた祖父の叙勲祝賀会が無事に終了。 直系の親族たち10人で急きょ打ち上げをすることに。

 いったん帰宅して、お祝いの日に合うお酒をチョイス。

 お祝いの日ということで、明るく元気なイメージの「雁木 スパークリング」。


 冷やしてから慎重に開栓して、いざ乾杯!

 軽いにごり具合で、炭酸が弾けるたびに吟醸香とお米の香りが広がる。

 この華やかな吟醸香と落ち着いたお米の香りのバランスが、純米大吟醸のにごり酒の魅力。

 炭酸の刺激を受け止めるやさしい甘味も上品。


 発泡性のにごり酒からイメージする豪快さではなく、奥ゆかしさを感じるお酒。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−12
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:50%


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2013年12月2012年10月2011年11月
「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2013年12月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2014年01月02日

七本鎗 純米 冬季限定 活性にごり酒3

七本鎗 純米活性にごり 生 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で見かけて購入。

 大好きな箱根駅伝を見ながら大好きなお酒を飲む。 毎年恒例の至福のひとときです。


 約2年ぶりに出会った「七本鎗 活性にごり」。

 フタにガス抜きの穴が開けられているおかげで、それほど手こずらずに開栓できた。

 それでも、開栓と同時に炭酸が湧き上がる。 今シーズンのお酒も元気ですね〜!


 炭酸のいきおいで対流して中身が混ざってしまう前に、上澄みを救出。 まずは上澄みを冷温でいただきます。

 鮮烈な酸味と元気な炭酸が活躍して、非常にさわやかな味わい。 荒削りで勢いのあるパフォーマンスは、今の季節ならではの魅力。


 にごり部分を混ぜるて飲むと、ガラッとイメージが変わる。 甘味・旨味が加わって厚みが増し、クリーミーな飲み口になる。

 さらに、にごり酒を燗にすると、旨味たっぷりの充実の味わいになる。 ドライな一面も出てきて、にごり酒の燗の力強さを存分に堪能できる。


 さまざまな表情が楽しめる、うれしいお酒。 さすが「七本鎗」です。



【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造
 純米酒(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町もりかわ農場産、低農薬栽培)
 精米歩合:60%
 酵母:協会1401号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 活性にごり酒」(2012年01月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2012年01月2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米 原酒」(2009年09月
「七本鎗 純米80%精米」(2012年08月2010年11月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 玉栄 14号酵母」(2012年11月2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2014年01月01日

龍力 純米吟醸3

龍力 純米吟醸 池袋西武で試飲・購入。

 「龍力 大吟醸 米のささやき」の華やかな吟醸香と、ドライな中から顔を出す上品な旨味。

 「龍力 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」のフルボディの甘味・旨味・酸味。

 「龍力」と聞いて、どちらの魅力を想起するのかは、飲み手の嗜好によって分かれるかもしれない。


 その両者の魅力を「いいとこ取り」した、両者の中間型にあたるお酒が、今回の「龍力 純米吟醸」。

 今までにあったようで無かった「龍力」です。


 元日の夕飯時に、祖父母の家で乾杯。

 冷温でいただきます。

 メロン様の吟醸香が、華やかすぎずに上品に香る。 やさしい甘味から入り、さわやかな酸味、ほどよい旨味が重なる。


 淡麗型かというと、決してそうではない。

 濃醇型かというと、そうでもない。

 「龍力」らしい華やかさと、「龍力」らしい豊かな味わいがあって、しっかり個性がある。


 お酒を飲む習慣や好みもバラバラの、10人の評判も上々。

 日本酒の入門書で見かける「吟醸酒と純米酒の両方の魅力を兼備した純米吟醸」を体現した、中庸・中間型の銘酒。



【兵庫県姫路市 本田商店】 純米吟醸
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:60%


「龍力」の過去の記事
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦」
 (↑2012年01月2011年11月2009年05月01月2007年11月
   2006年10月08月2005年10月2004年10月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦 夏にごり」
 (↑2010年07月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦 活性にごり酒」
 (↑2012年03月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田穂」(2008年10月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 神力」
 (↑2012年01月2008年08月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 雄町」
 (↑2013年07月2012年01月2011年12月2008年05月
「龍力 特別純米しぼりたて 山田錦 活性にごり酒」(2008年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 雄町 活性にごり酒」(2010年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 雄町 無濾過生原酒」
 (↑2011年06月2007年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 神力 無濾過生原酒」(2013年02月
「龍力 生もと仕込み 特別純米 無濾過生 限定直詰」
 (↑2012年06月01月2008年05月
「龍力 生もと仕込み 特別純米」(2011年01月
「龍力 純米しぼりたて」(2007年02月
「龍力 特別本醸造 蔵出し生酒」(2007年12月
「龍力 大吟醸 米のささやき ドラゴン Episode 1(青ラベル)」
 (↑2012年08月
「龍力 純米大吟醸 米のささやき 米優雅」(2004年12月
「龍力 特別純米 熟成雄町 1999年醸造 貯蔵タンク142号」
 (↑2009年10月
「龍力」各種試飲(2004年10月

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川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦3

川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦 元旦に、祖父母の家にて飲む。

 2014年は「川中島 幻舞 生 山田錦」からスタート。

 今年もおいしい日本酒たちに出会えますように。

 ニューイヤー駅伝を観戦しつつ、おせち料理とともに堪能します。


 冷温でいただきます。

 甘味を想起させる、麹の香りとリンゴ様の香り。

 トロリと密度を感じる口当たりで、豊かな甘味から入る。 飲んだ10人がみんな甘口と感じるほど、インパクトがある。

 つづいて旨味・酸味が重なってくるものの、やっぱり甘口のイメージ。

 これは協会1801号酵母の特徴かな。



 数値的には決して甘口には見えないものの、実際に飲んでみると甘口の印象を受ける。

 飲んでみないとわからない、数値があてにならない好例。

 最初から予想がついてしまう、結果が見えてしまうのではなく、体験してみるまでわからない、ドキドキ・ワクワクするような1年になりますように。



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2477(2600)円   720ml:1238(1300)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(ふわりん Fuwarin)
 (↑2013年09月2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2013年12月12日

楯野川 主流 純米大吟醸2

楯野川 主流 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で見かけて購入。

 見つけたらつい飲みたくなる「楯野川」。

 清流、本流、濁流、激流など、川にちなんだ商品名も凝っていて好き。

 Xも、Xの文字を使ったイベント・商品が多かったなあ。


 おっと、話をもどそう。

 今回の「楯野川 主流」は、見るのも飲むのも初めて。

 蔵のホームページの商品紹介によると、
 近年の綺麗な味わいと華やかな香りを特徴とする吟醸系の日本酒の中で、楯野川の中心的なアイテムになるようにと「主流」と名付けました。
 酒米は山田錦、精米歩合は50%、酵母は9号系と高香気性酵母を併用し、価格は3,000円(1.8Lあたり)と、美味しい吟醸系日本酒の基本をおさえた自信の逸品で、華やかな香りと共に山田錦らしい米の旨みがバランスよく口中に広がります。
とのこと。


 無濾過のため、うっすらと色がある。 いかにも味がありそうで、おいしそうな雰囲気だなあ。

 リンゴ様のさわやかな吟醸香がふんわりと香る。 含み香とともにやさしい甘味が広がり、やわらかく展開する。



 純米酒らしさよりも、大吟醸らしさの方が全面に出た、華やかなお酒。

 華やかなタイプを好む人にピッタリ。 コストパフォーマンスも抜群です。



【山形県酒田市 楯の川酒造】 純米大吟醸(無濾過)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:−1
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:50%
 酵母:山形KA・協会1801号
 酸度:1.6   アミノ酸度:1.1


「楯野川」の過去の記事
「楯野川 中取り 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦」
 (↑2012年01月2011年12月2010年12月
「楯野川 純米大吟醸 中取り 美山錦」(2012年04月
「楯野川 中取り純米 美山錦」
 (↑2008年10月2007年11月2006年08月
「楯野川 激流 純米大吟醸 無濾過生原酒 山田錦」(2012年06月
「楯野川 風流 おりがらみ 純米大吟醸 無濾過生原酒 出羽燦々」
 (↑2012年04月
「楯野川 中取り純米 出羽燦々」(2006年08月
「楯の川(楯野川) 特別純米酒」(2010年08月
「楯野川 清流 吟醸仕込」(2010年01月

 「楯野川」楯の川酒造は、年間製造300石という小規模蔵。
 すべての原料米を手洗いし、麹米の全量を麹蓋で少量ずつ丁寧に管理し、全量無濾過、そして全量ビン火入れ・ビン貯蔵というこだわりを徹底している。
 さらには、2010BYから、全量が純米大吟醸となった。 品質にこだわってきた蔵が、さらなる進化を目指す。


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2013年12月10日

君の井 山廃仕込 純米吟醸 越後の蔵秘伝3

君の井 山廃仕込純米吟醸 越後の蔵秘伝 池袋東武の催事で試飲・購入。

 地下2階のお酒売場で情報を聞いて、8階催事場で開催されていた新潟物産展「第13回 新潟展」へ。

 中越の「越の誉」、下越の「麒麟」・「君の井」、佐渡の「真野鶴」。

 上越はなかったものの、さまざまな地域の蔵4軒が来店。


 新潟のお酒は淡麗で味気ないという先入観が邪魔して、見かけただけでは購入しないよっしん。

 いろいろ試飲できるのはうれしい。


 今回もっとも気に入ったのが、この「君の井 山廃 純米吟醸」。


 まずは冷温でいただきます。

 ミルク・ヨーグルトの香り。 青いバナナのような吟醸香もある。

 ふんわりとやわらかい香りに連れられて、やさしい甘味・酸味から入る。 旨味・苦味のバランスが、ゆでたカニの身のような風味で独特。

 これはさわやかで、個性的で好み。



 次にぬる燗でいただきます。

 クリーミーな飲み口が魅力的。

 隠れていた酸味が引き立ち、活力を感じる味わいになった。 繊細さが薄れたかわりに、奥行きが増して飲みごたえが出てくる。

 味わいの系統や温度変化による表情の豊かさなど、岡山「燦然 特別純米酒 ひやおろし」に似た雰囲気。

 京都「澤屋まつもと 純米酒」、和歌山「羅生門 七人の侍 純米」にも似ている。



 冷温で飲んだ試飲も好印象だったけれど、燗にするとさらに好み。

 新潟のお酒で好みのものに出会えてうれしい!



【新潟県妙高市(旧:新井市) 君の井酒造】 純米吟醸(山廃)
 1800ml:2450(2573)円   720ml:1230(1292)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+1.5
 原料米:五百万石(新潟県産)   精米歩合:58%
 酸度:1.6

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2013年12月07日

義侠 純米生詰原酒 長期熟成酒 若水

酒茶論20131207

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

酒茶論20131207a

 ビンの中では赤褐色。 グラスに注ぐとキレイなコハク色。

 お米の香りにカラメル様・レーズン様の香りが複雑に交錯する。

 まろやかな口当たりが甘味を連想させ、旨味・酸味・苦味が突出せずに調和している。


 Yさんは「お酒だけだとちょっと苦手だけど、カツオの角煮を食べながらだとすごくおいしい」とのこと。

 たしかに、お酒単体よりも、食事に合わせて魅力を増すタイプかもしれません。



【愛知県愛西市(海部郡佐屋町) 山忠本家酒造】 純米酒(生詰、原酒)
 720ml:2762(2900)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:若水(愛知県産)   精米歩合:60%


「義侠」の過去の記事
「義侠 游(あそび) 純米吟醸」(2004年06月
「義侠 縁(えにし) 特別純米酒」(2004年02月
「義侠 特別純米原酒」(2011年05月
「義侠 純米生原酒60% 五百万石 滓がらみ」(2009年04月
「義侠 純米生詰原酒 長期熟成酒 若水 1993(H5)BY」
 (↑2012年10月

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