好み度5★★★★★

2013年12月15日

雁木 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟 (純米酒/純米大吟醸)5

雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ秋熟雁木 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ秋熟 池袋東武で試飲・購入。

 今日は父の誕生日。

 父子ともに大好きな「雁木」を開栓。

 季節限定酒の飲みくらべです。


 そういえば、2人の「雁木」との出会いは、2004年11月の京都、ヨラムさんのお店。

 あれから9年が経ったのか。 と、しみじみ回想する。

 2人とも、この9年間でお酒の味わいの許容範囲が広がってきた。 2人とも、少し丸くなりましたね。


 今回の「雁木」2種類は、約1年の熟成を経て少し丸くなったお酒。

 とはいえ、「雁木」らしいヤンチャさは健在。


 まずは純米酒バージョンを冷温でいただきます。

 ひとことで言えば濃醇!

 ひかえめながら、麹の香りがさわやか。 ヨーグルト様の乳酸の風味が主体で、豊かな甘味と旨味、強烈な酸味が凝縮されている。

 このボリューム感とさわやかさに、2人とも満足!



 次に純米大吟醸バージョンを冷温でいただきます。

 ハーブ・青竹を思わせるドライなイメージの吟醸香に、麹の香りが重なる。

 純米酒バージョンよりも洗練されて、ほっそりとした印象ながら、純米大吟醸らしからぬ豪快さが魅力。

 ぜい肉をそぎ落としながらも、筋肉質なイメージ。 上品な含み香の底流には、力強い酸味、さわやかな苦味が活きている。

 好バランスで飲みごたえのある純米大吟醸。



【山口県岩国市 八百新酒造
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2650(2782)円   720ml:1380(1449)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.5
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母9H   酸度:1.8

「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 500ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.9   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:45%
 酸度:2.0


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2012年10月2011年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2012年12月07日

雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒5

雁木 純米無濾過生原酒 初搾り 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 最後には大好きなお酒たちを飲みたいなあ。

 ということで、「雁木 純米無濾過生原酒」と「大治郎 純米生」の濃醇コンビを堪能します。

 「雁木」は、小林社長が杜氏を兼務するようになってから、良くも悪くも、ヤンチャな酒質が洗練されてきた。

 今回のしぼりたてのお酒も、荒々しい印象ではなく、キレイな印象。

 さわやかな麹の香りで、みずみずしい甘味・酸味が楽しめる。

 ボリューム感があるのに、さわやかな香味と切れの良さのおかげで、クリアで軽い後口。

 冷温から常温に近づいてくると、余韻にはお米らしいおだやかな雰囲気が出てくる。

 うーん、みごとなバランス・総合力。 やっぱりすごいお酒です。



【山口県岩国市 八百新酒造】 特別純米酒(無濾過)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1280(1344)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酸度:2.1   アミノ酸度:1.6


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2012年10月2011年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米酒 西都の雫」(2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2012年10月26日

雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟5

雁木 純米 おりがらみ秋熟2012 大森の「吟吟」にて飲む。

 以前、何度か一緒に飲んでセバさんもお気に入りになった「雁木」。

 「何回か飲んでるけど、『雁木』はおぼえているよ」とのこと。

 今回のお酒は、「雁木」シリーズでもっとも濃厚な商品だ。

 燗はもちろん、冷温でじゅうぶんに楽しめる万能型。


 今日は冷温でいただきます。

 生酒らしい麹の香りがさわやか。 さらには、枝豆・はちみつのような苦味・甘味を感じさせる香りも含まれている。

 コッテリと濃厚な口当たりで、豊かな甘味・旨味から、酸味・苦味が追いかけてきて複雑・濃醇。 飲みごたえ抜群だ。


 「やっぱり『雁木』はうまいなあ。」

 濃醇酒が好きなセバさんのひと言に、このお酒の魅力が詰まっている。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2650(2782)円   720ml:1380(1449)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.5
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母9H   酸度:1.8


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2011年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米酒 西都の雫」(2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2012年09月26日

悦凱陣 純米無濾過生原酒 丸尾神力 2011(H23)BY5

悦凱陣 神力 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 お酒の入門編ということで、「而今 千本錦」と「澤姫 大吟醸 おりがらみ」を堪能中のYさん。

 その横でよっしんは、「悦凱陣 神力」と「遊穂 純米生原酒」をいただきます。

 初心者には少し抵抗があるかもしれない、濃醇なお酒たちです。


 まずは「悦凱陣」から。

 リンゴのような香りに、みずみずしい甘味・酸味を連想する。

 口当たりからボリューム満点で、さわやかで力強い酸に豊かな旨味が合流する。 スパイシーな雰囲気や、塩気を帯びた雰囲気も重なる。

 日本酒度+15と聞いても信じがたい、豊かな肉付きだ。 このお酒を飲むと、甘味と旨味がちがう要素・ベクトルであることが体感できる。

 後口は苦味が活躍して、濃醇な味わいを爽快な余韻へと変える。

 やっぱりすごいお酒です。



【香川県仲多度郡琴平町 丸尾本店】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+15
 原料米:神力   精米歩合:65%
 酵母:協会9号   酸度:2.1


「悦凱陣」の過去の記事
「悦凱陣 純米無濾過生原酒 丸尾神力」
 (↑2010年03月2005年07月04月2003年11月
「悦凱陣 山廃 純米無濾過生原酒 赤磐雄町」(2005年11月
「悦凱陣 山廃 純米無濾過生原酒 オオセト」(2011年02月
「悦凱陣 山廃 純米無濾過生原酒 亀の尾」(2012年08月
「悦凱陣 純米無濾過生原酒 さぬきよいまい」
 (↑2011年02月2007年03月
「悦凱陣 純米吟醸 無濾過生原酒 興」(2012年08月2007年01月
「悦凱陣 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町・山田錦」(2012年08月
「悦凱陣 純米吟醸 無濾過生原酒 五百万石」(2007年05月
「悦凱陣 手造り純米酒 オオセト」(2004年11月
「悦凱陣 手造り本醸造」(2004年02月

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2012年08月15日

秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 一貫造り もへじ 2011BY5

秋鹿 もへじ 生 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 利き酒師モトコさん「ハカセ、今日はこれも開いてますよ」。

 おー、今春にしぼった「秋鹿 もへじ 生」だ!

 今年はどんな味かな? ぬる燗でいただきます。

 リンゴ様のほのかな香りが上品。 つややかな甘味と強い酸味が、さわやかなバランスでつりあっている。

 酸味の突出した個性的な昨年の2010BYとちがい、今年の2011BYはバランスが良い。

 生酒ということもあってか熟成の進みが速く、カドが取れてそろそろ飲みごろ開始。 複雑で繊細な旨味も姿を現しはじめている。

 上品なのに華美ではなく、さわやかなのに落ちつきもあり、軽やかなのに味がある。 このバランス、好みだなあ。

 モトコさんも今年の「秋鹿 もへじ 生」は好みとのこと。 Fさんも「これ、うまいっ!」と感動。 今年は当たり年かもしれませんね。



【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3500(3675)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(能勢町「秋鹿」自営田産、無農薬栽培)
 精米歩合:60%   酵母:協会9号
 酸度:3.0   アミノ酸度:1.5


「秋鹿」の過去の記事
「秋鹿 純米大吟醸無濾過原酒 一貫造り 嘉村壱號田」
 (↑2004BY(2010年03月)、2002BY(2007年03月
   2001BY(2004年11月05月
「秋鹿 純米大吟醸 袋吊雫 生 奥鹿之助」(2007年10月
「秋鹿 純米大吟醸生原酒 速醸もと 七號酵母」(2010年05月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2011年11月01月2009年05月2006年11月2004年02月
   2003年10月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2010年09月02月2008年08月05月2007年11月
   2005年09月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過原酒」
 (↑2009年03月2007年05月2004年04月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過生原酒」(2006年04月
「奥鹿 山廃純米吟醸」
 (↑2005BY:2011年01月、2006BY:2011年01月
「奥鹿 生もと純米生原酒」(2011年03月
「奥鹿 生もと純米原酒」(2011年08月
「奥鹿 速醸 純米無濾過原酒」(2011年11月
「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 槽搾直汲 七号酵母」
 (↑2010年06月2009年09月2007年09月05月04月03月
   2005年03月
「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過原酒 七号酵母」(2010年04月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過生原酒 七号酵母」
 (↑2011年10月2010年11月03月2009年07月02月
「秋鹿 生もと純米 雄町 無濾過生原酒 七号酵母」(2012年07月
「秋鹿 生もと純米生原酒」(2009年03月
「秋鹿 純米吟醸 大辛口 無濾過生原酒」(2011年12月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過原酒 七号酵母」
 (↑2008年12月11月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 超辛口」
 (↑2011年02月2008年01月2007年02月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年03月2007年01月
「秋鹿 朴 特別純米無濾過生原酒 桶貯蔵常温熟成」(2009年03月
「秋鹿 特別純米 槽搾直汲 無濾過生原酒」(2008年03月
「秋鹿 純米無濾過生原酒」(2010年12月2009年02月
「秋鹿 純米吟醸 多酸古酒 1997BY 仕込第参拾弐號 槽口直汲 山田錦」(2010年06月
「秋鹿 純米吟醸 多酸酵母 1997BY」(2006年12月
「秋鹿 クレマンドノゼ 1998BY」(2006年12月
「秋鹿 霙もよう 純米吟醸にごり生酒」(2010年04月2005年03月
「秋鹿 純米酒 あらごし生酒」(2005年02月
「秋鹿 純米吟醸 阿波山田錦 ひやおろし」(2011年03月
「秋鹿 純米吟醸 能勢山田錦 ひやおろし」(2007年09月
「秋鹿 純米無濾過原酒 雄町 精米80%」(2007年07月
「秋鹿 純米無濾過原酒 山田錦 精米80%」
 (↑2011年02月2010年11月03月

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2012年01月01日

龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦/雄町/神力/山田錦(生もと) 2008BY

龍力 辰年2012
 元旦に祖父母の家で飲む。

 2012年は辰年。 辰年、龍ということで、「龍力」で乾杯。

 いやあ、本当は山田錦、雄町、神力、山田穂の4バージョンそろい踏みといきたかったのですが・・・。

 あれ? お酒置場を探しても、山田穂バージョンが見つからない!? しかたなく、山田錦の生もとの生酒で間に合わせました。

 なので、特別純米無濾過生原酒シリーズの3種類は2008BYで、生もとの生は2009BYという、ラベルも年度も異なる1種類が飛び入り参加。


 ビン内を見てみると、それぞれ底にオリが沈んでいる。 熟成が進んだ証拠ですね。 グラスに注ぐと、濃さはちがうものの、それぞれが黄金色に色づいている。

 新酒のころからお米のちがいによる味の差はあるが、熟成を経ることでさらにそれぞれの個性・方向性がはっきりとしてくる。


 なかでも山田錦バージョンは色・味ともに最も濃厚。 クルミのような熟成香と、まろやかでコッテリと濃厚な甘味・旨味がインパクト大。 この山田錦バージョンだけ熟成香が強く、これは飲み手を選びそう。

 雄町バージョンは、濃厚でありながらも切れが良く、スッキリとまとまっている印象。 シャープな酒質に旨味が肉付けされた、筋肉質なタイプ。

 神力バージョンは、甘味豊かでまろやかな飲み口で、終盤にかけて軽やかに収束する。 引き際が潔いというか、アッサリというか、余韻を引きずらない不思議な軽さがある。

 生もとバージョンは、ヨーグルト様の乳酸の香りがあって、1つだけ香りが別系統。 同じお米を使っていながら、速醸の山田錦バージョンよりも、熟成香・ボリュームともにおとなしい。 1年分、若いからかな。 乳酸の香りと酸味が目立つ、さわやかな飲み口だ。

 濃厚なラインナップなので、賛否両論。 でも、その万人受けしない個性こそが、「龍力」の魅力だ。


【兵庫県姫路市 本田商店
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦 2008BY」
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3500(3675)円   720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:65%
 酵母:協会9号   酸度:2.0

「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 雄町 2008BY」
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3300(3465)円   720ml:1700(1785)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:±0
 原料米:雄町(岡山県赤磐郡産、有機栽培)   精米歩合:65%
 酵母:協会9号   酸度:1.9   アミノ酸度:1.7

「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 神力 2008BY」
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+3
 原料米:神力(兵庫県たつの市御津町産)   精米歩合:65%
 酵母:協会9号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.7

「龍力 生もと 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 2009BY」
 特別純米酒(生もと、無濾過、生、原酒)
 720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:65%
 酵母:協会9号系   酸度:2.3


「龍力」の過去の記事
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦」
 (↑2011年11月2009年05月01月2007年11月
   2006年10月08月2005年10月2004年10月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦 夏にごり」
 (↑2010年07月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田穂」(2008年10月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 神力」(2008年08月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 雄町」
 (↑2011年12月2008年05月2007年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 山田錦 限定直詰無濾過生 きもと仕込み」
 (↑2008年05月
「龍力 特別純米しぼりたて 山田錦 活性にごり酒」(2008年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 雄町 活性にごり酒」(2010年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 雄町 無濾過生原酒」(2011年06月
「龍力 生もと仕込み 特別純米」(2011年01月
「龍力 純米しぼりたて」(2007年02月
「龍力 特別本醸造 蔵出し生酒」(2007年12月
「龍力 純米大吟醸 米のささやき 米優雅」(2004年12月
「龍力 特別純米 熟成雄町 1999年醸造 貯蔵タンク142号」
 (↑2009年10月
「龍力」各種試飲(2004年10月

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2011年11月30日

秋鹿 純米吟醸 無濾過原酒 一貫造り もへじ 2010BY5

秋鹿 もへじ 2010BY 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 「秋鹿 もへじ 2010BY」を開栓したとの連絡をいただき、後日参上しました。

 約1年前に飲んだ2009BYは、酸が強く非常に若々しい、もっともっと熟成させたいお酒だった。

 さて、今回の2010BYはどうかな?

 まずは常温でいただきます。

 香りはひかえめ。 稲ワラのようなおだやかな香りと、青リンゴのような吟醸香が交錯して、独特のバランス。

 ややドライなサラリとした口当たりで、シャープな酸が走り抜けた後に、時間をかけてゆっくりと旨味が開いてゆく。

 おー、すでにおいしく飲めるじゃないか。 しかも常温で十分に魅力的。 「和浦」のきき酒師モトコさんも開栓時にそう思ったとのこと。

 ということで、今度はぬる燗でいただきます。

 お米らしい雰囲気にあふれながらも、青リンゴ様の含み香が涼やか。 酸と旨味が存在感をまして、より一体的にまとまってくる。

 凝縮感と軽快さが共存した、「秋鹿 もへじ」らしい魅力が楽しめる。

 うーん、2009BYだけ異色だったのか、それとも今年の2010BYだけ昔の酒質に戻ってしまっただけなのか。 来年以降も注目のお酒だ。


【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 純米吟醸(無濾過、原酒)
 1800ml:3500(3675)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+9
 原料米:山田錦(秋鹿自営田産、無農薬無化学肥料栽培)
 精米歩合:60%   酵母:協会9号系自家培養酵母
 酸度:2.0   アミノ酸度:1.4


「秋鹿」の過去の記事
「秋鹿 純米大吟醸無濾過原酒 一貫造り 嘉村壱號田」
 (↑2004BY(2010年03月)、2002BY(2007年03月
   2001BY(2004年11月05月
「秋鹿 純米大吟醸 袋吊雫 生 奥鹿之助」(2007年10月
「秋鹿 純米大吟醸生原酒 速醸もと 七號酵母」(2010年05月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2011年01月2009年05月2006年11月2004年02月
   2003年10月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2010年09月02月2008年08月05月2007年11月
   2005年09月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過原酒」
 (↑2009年03月2007年05月2004年04月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過生原酒」(2006年04月
「奥鹿 山廃純米吟醸」
 (↑2005BY:2011年01月、2006BY:2011年01月
「奥鹿 生もと純米生原酒」(2011年03月
「奥鹿 生もと純米原酒」(2011年08月
「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 槽搾直汲 七号酵母」
 (↑2010年06月2009年09月2007年09月05月04月03月
   2005年03月
「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過原酒 七号酵母」(2010年04月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過生原酒 七号酵母」
 (↑2011年10月2010年11月03月2009年07月02月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過原酒 七号酵母」
 (↑2008年12月11月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 超辛口」
 (↑2011年02月2008年01月2007年02月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年03月2007年01月
「秋鹿 朴 特別純米無濾過生原酒 桶貯蔵常温熟成」(2009年03月
「秋鹿 生もと純米生原酒」(2009年03月
「秋鹿 特別純米 槽搾直汲 無濾過生原酒」(2008年03月
「秋鹿 純米無濾過生原酒」(2010年12月2009年02月
「秋鹿 純米吟醸 多酸古酒 1997BY 仕込第参拾弐號 槽口直汲 山田錦」(2010年06月
「秋鹿 純米吟醸 多酸酵母 1997BY」(2006年12月
「秋鹿 クレマンドノゼ 1998BY」(2006年12月
「秋鹿 霙もよう 純米吟醸にごり生酒」(2010年04月2005年03月
「秋鹿 純米酒 あらごし生酒」(2005年02月
「秋鹿 純米吟醸 阿波山田錦 ひやおろし」(2011年03月
「秋鹿 純米吟醸 能勢山田錦 ひやおろし」(2007年09月
「秋鹿 純米無濾過原酒 雄町 精米80%」(2007年07月
「秋鹿 純米無濾過原酒 山田錦 精米80%」
 (↑2011年02月2010年11月03月

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2011年11月13日

龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦5

龍力 山田錦 池袋西武で試飲・購入。

 日本史・日本酒の先生から教えていただいた「龍力」。 いまでは、よっしんのお気に入りの蔵のひとつ。

 池袋西武に定期的に来店する、人気の酒蔵でもある。

 人気の秘訣はきっと、レパートリーの広さと個性の強さ。

 濃厚な無濾過生原酒シリーズに、燗に向く落ちついた生もと純米、香り華やかな大吟醸「米のささやき」シリーズ。

 それぞれが魅力的ながら、とくに好みなのは無濾過生原酒シリーズ。 お米ちがいで神力・雄町・山田穂・山田錦の4種類がある。

 とろみのある飲み口と豊かな甘味が魅力の神力バージョン。 伸びやかな旨味と鋭い切れが魅力の雄町バージョン。 落ちついた飲み口が魅力の山田穂バージョン。

 みんな好みだけれど、今回は一番好きな山田錦バージョンを購入。

 いかにも濃厚そうな、キレイな黄金色。 おいしそう〜。

 甘味・酸味・苦味を想起させる、熟したメロンのような香り。 さりげなく、お米らしいおだやかな雰囲気もある。

 麹の風味の活きた、さわやかな口当たりで、甘味・旨味の豊かなコッテリとした飲み口。 中盤からは酸味も参加して濃醇な味わいになる。

 濃醇かつさわやかだから、もうひと口、もうひと口と、どんどん飲みたくなる。 やっぱりこのお酒、好きです!


【兵庫県姫路市 本田商店】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3500(3675)円   720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:65%
 酵母:協会9号   酸度:2.0


「龍力」の過去の記事
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦」
 (↑2009年05月01月2007年11月2006年10月08月
   2005年10月2004年10月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦 夏にごり」
 (↑2010年07月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田穂」(2008年10月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 神力」(2008年08月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 雄町」
 (↑2008年05月2007年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 山田錦 限定直詰無濾過生 きもと仕込み」
 (↑2008年05月
「龍力 特別純米しぼりたて 山田錦 活性にごり酒」(2008年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 雄町 活性にごり酒」(2010年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 雄町 無濾過生原酒」(2011年06月
「龍力 生もと仕込み 特別純米」(2011年01月
「龍力 純米しぼりたて」(2007年02月
「龍力 特別本醸造 蔵出し生酒」(2007年12月
「龍力 純米大吟醸 米のささやき 米優雅」(2004年12月
「龍力 特別純米 熟成雄町 1999年醸造 貯蔵タンク142号」
 (↑2009年10月
「龍力」各種試飲(2004年10月

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2011年11月10日

雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟5

雁木 おりがらみ 秋熟 池袋東武で試飲・購入。

 「西日本の酒まつり」に、今年も「雁木 秋熟」がやってきた。

 都合により池袋東武で今まで「錦乃誉 秋熟」として発売されていたものの、もともとは「雁木 秋熟」という商品。

 1年ぶりの再会。

 待っていたよ〜! ということで、迷わず購入。

 「雁木」シリーズは、地元産の山田錦による純米酒。 とくに、麹の風味とお米の旨味を活かした無濾過生原酒が魅力だ。

 小林社長が杜氏を兼任するようになった2007BYから、「雁木」の酒質はさらに洗練されてきている。

 ただ、その引き換えに、荒々しい個性がひかえめになったことは少しさびしい。

 この「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」は、「雁木」の魅力であるヤンチャさをいちばん体現しているお酒。

 生酒らしいフレッシュな麹の香り。 そこに、熟成で生まれただろう、枝豆のような雰囲気が重なる。

 コッテリと濃厚な口当たりで、みずみずしい酸味が活躍する。

 甘味・旨味・酸味・苦味がギッシリ詰まっていて、飲みごたえ抜群。 濃醇なのに、しっかり味が切れて、ドライな雰囲気で締まる。

 温めても、そのままの常温でも、冷やしても。 それぞれの温度帯で個性・魅力が発揮される。

 う〜ん、やっぱり「雁木」って良いなあ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2650(2782)円   720ml:1380(1449)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.5
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母9H   酸度:1.8


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2011年08月12日

竹鶴 雄町純米にごり 2007BY(H19BY)5

竹鶴 雄町純米にごり 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 本日のお目当ては、大好きな「竹鶴 雄町純米にごり」。

 「竹鶴」が通常商品として出荷している「竹鶴 純米にごり」とは、ラベルも味わいも全然ちがうお酒です。

 このお酒の通常タイプは、蔵でもっとも酸を出しにいった「竹鶴 雄町純米」。

 にごり酒になっても、いや、にごり酒になったら、さらに酸っぱいこと酸っぱいこと。

 このお酒を初めて飲む「和浦」のきき酒師モトコさんも、「酸っぱ〜」。

 乳酸の香りが豊かで、まるで飲むヨーグルト。

 濃厚な旨味と強烈な酸はインパクト抜群。 そのわりに、超重量級かと思うと、後口はスカッとドライに晴れて軽妙。

 味の強さと切れの良さは、「竹鶴」に共通した魅力だ。 その魅力を、このお酒は大きなスケールで体現している。

 冷温〜常温では酸味が際立っているが、燗、それも熱めにつけることで、お米の旨味が現れて高次元にバランスが取れる。

 甘味をしっかり切っているのに、ふくらみ・厚みのある味わいで、乳酸の雰囲気も手伝ってやさしい印象すら受ける。


 万人受けするお酒の対極にある、熱狂的なファンと受けつけない人に分かれるお酒。 よっしんにとっては、にごり酒の中でもっとも好きなお酒。


【広島県竹原市 竹鶴酒造】 純米酒(無濾過、原酒、にごり)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.4   日本酒度:+10
 原料米:雄町(広島県大和町産)   精米歩合:70%
 酵母:協会6号   酸度:3.7   アミノ酸度:1.9


「竹鶴」「小笹屋竹鶴」「清酒竹鶴」の過去の記事
「清酒竹鶴 雄町純米」(2006年02月2005年07月2004年02月
「清酒竹鶴 純米酒」(2010年06月2008年11月2004年04月
「清酒竹鶴 合鴨農法米 純米酒」(2007年02月2004年01月
「清酒竹鶴 生もと純米」(2010年03月

「小笹屋竹鶴 大和雄町 純米無濾過原酒」
 (↑2006年02月2005年01月
「小笹屋竹鶴 大和雄町 純米無濾過生原酒」
 (↑2007年03月2007年04月
「小笹屋竹鶴 宿根雄町 純米無濾過原酒」(2005年01月
「小笹屋竹鶴 宿根雄町 純米無濾過生原酒」(2007年04月
「小笹屋竹鶴 生一本 番外 純米無濾過原酒」
 (↑2009年07月2005年02月
「小笹屋竹鶴 純米吟醸 無濾過原酒」(2008年02月2006年02月
「小笹屋竹鶴 生もと純米 無濾過原酒」(2010年03月2006年11月

「竹鶴 雄町純米 にごり」(2009年04月2007年12月2006年12月
「竹鶴 熟成純米原酒(12BY) 八反」(2007年02月
「竹鶴 雄町純米 無濾過生原酒」(2011年04月2006年03月
 屋号を冠した「小笹屋竹鶴」が純米原酒、「清酒竹鶴」は加水した通常商品の純米酒、「竹鶴」は季節商品やPBなど少量限定の純米酒となっている


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2011年04月28日

竹鶴 雄町純米 無濾過生原酒5

77c162e2.jpg 池袋東口の「坐唯杏」にて飲む。

 次は、大好きな「竹鶴 雄町純米 無濾過生原酒」。

 セバさん、きっと驚くだろうなあ。

 「うわ、なんだこれ!? すごく酸っぱい」 ほら、やっぱり。

 「でも、味が濃くて良いね」 おー、それはなにより!

 甘酸っぱさ全開の超濃醇酒。 熱めの燗で、さらに濃醇さが増す。

 やっぱり、「竹鶴」は雄町純米がいちばん好きだ!


【広島県竹原市 竹鶴酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+9
 原料米:雄町(広島県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会6号   酸度:3.6


「竹鶴」「小笹屋竹鶴」「清酒竹鶴」の過去の記事
「清酒竹鶴 雄町純米」(2006年02月2005年07月2004年02月
「清酒竹鶴 純米酒」(2010年06月2008年11月2004年04月
「清酒竹鶴 合鴨農法米 純米酒」(2007年02月2004年01月
「清酒竹鶴 生もと純米」(2010年03月

「小笹屋竹鶴 大和雄町 純米無濾過原酒」
 (↑2006年02月2005年01月
「小笹屋竹鶴 大和雄町 純米無濾過生原酒」
 (↑2007年03月2007年04月
「小笹屋竹鶴 宿根雄町 純米無濾過原酒」(2005年01月
「小笹屋竹鶴 宿根雄町 純米無濾過生原酒」(2007年04月
「小笹屋竹鶴 生一本 番外 純米無濾過原酒」
 (↑2009年07月2005年02月
「小笹屋竹鶴 純米吟醸 無濾過原酒」(2008年02月2006年02月
「小笹屋竹鶴 生もと純米 無濾過原酒」(2010年03月2006年11月

「竹鶴 雄町純米 にごり」(2009年04月2007年12月2006年12月
「竹鶴 熟成純米原酒(12BY) 八反」(2007年02月
「竹鶴 雄町純米 無濾過生原酒」(2006年03月
 屋号を冠した「小笹屋竹鶴」が純米原酒、「清酒竹鶴」は加水した通常商品の純米酒、「竹鶴」は季節商品やPBなど少量限定の純米酒となっている


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2011年03月11日

無手無冠 純米生原酒5

無手無冠 蔵から購入。

 地震発生から4時間半。 池袋から徒歩で浦和に帰還し、テレビをつけてようやく地震の規模、津波の被害を知った。

 あまりの衝撃に、言葉を失った。

 テレビを見るのがつらくて、足腰の疲れを取るために風呂に向かった。 体の震えが止まらなかった。

 (追記:後に判明したところ、神経症発症による症状でした)


 その後、この「無手無冠 純米生原酒」を飲んだ。

 Run away from reality I've been crying in the dream
 凍りついた時間に震えて
 歪んで見えない 記憶重ねる
 悲しみが 消えるまで
(X 「Say Anything」 1991)

 酔わない。 気持ちが高ぶって、眠れない。

 神経が鈍っているのか、研ぎ澄まされているのか、それともそれぞれが混在しているのか、どうなんだろう。

 ただ、「無手無冠」はいつもと変わらずにおいしいなあと思った。 不思議な感覚だった。

 I believed if time passes, everything turns into beauty
 If the rains stop, tears clean the scars of memory away
 Everything starts wearing fresh colors
 Every sound begins playing a heartfelt melody
 Jealousy embellishes a page of the epic
 Desire is embraced in a dream
 But my minds is still in chaos and...
(X 「Say Anything」 1991)


【高知県高岡郡四万十町(旧:幡多郡大正町) 無手無冠
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2825(2966)円   720ml:1324(1390)円
 アルコール度数:18.2   日本酒度:+5
 原料米、精米歩合:
  (麹米)風鳴子[無農薬・無化学肥料栽培]、60%精米
  (掛米)ヒノヒカリ[無農薬・無化学肥料栽培]、70%精米
 酵母:協会7号   酸度:1.6   アミノ酸度:2.4


「無手無冠」の過去の記事
「無手無冠 純米生原酒(純米 生の酒)」
 (↑2010年02月2005年08月2004年11月2003年12月
「無手無冠 宇宙酒」(2007年04月
「無手無冠 酒槽一番汲み」(2006年08月2005年03月
「無手無冠 特別純米酒」(2006年08月

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2010年09月26日

雁木 純米無濾過生原酒5

雁木 純米無濾過生原酒 池袋東武で購入。

 冷蔵庫に常備している「雁木 純米無濾過生原酒」だが、先日とある事件があった。

 調達先の池袋東武の冷蔵オープンケースから、「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンが姿を消したのだ。

 4合ビンは売っていたが、1升ビンがない。

 姉妹商品の「雁木 純米吟醸無濾過生原酒」はいつもどおり1升ビン・4合ビンの両方が売っているのに、なぜか「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンだけがピンポイントにない!

 売り切れというより、販売スペースがなくなっている。

 たしかに、ひやおろしの季節ということで、全国の色々な蔵のひやおろしが並べられていたが、まさかこの数年間つねに鎮座していた「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンが追い出されるとは!


 ちょうど池袋東武では、人気の試飲販売会「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」を開催中。 全国各地の蔵たちが集まる中、「雁木」の小林社長も来店していた。

 そこで小林社長に「純米の生が買えないっ!」と相談したところ、社長はオープンケースを見て「あれ? ない!」と驚き、バックヤードへ。 そして「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンをかかえてご帰還。

 「今回はなぜか並んでいませんでしたが、裏にはあるはずなので、見つからないときはスタッフに聞いてください」とのこと。

 ありがとうございます! よかった〜、あるんだ〜。 と、ひと安心。


 ということでなんとかゲットできた「雁木 純米無濾過生原酒」を、秋になったことだし、久しぶりに常温保存して楽しむことにした。

 「雁木」の生タイプの魅力である、麹の香りがさわやか。 稲ワラを思わせるおだやかな香りも感じられる。

 夏を超えて熟成感が出てきて、ヤンチャな飲み口も少し落ちついてきた。 ボリューム満点の甘味・旨味・酸味も、まとまりが出てきた。

 う〜ん、やっぱりうまし!

 常温ではその個性がさらに発揮される。 ちなみに、燗にするなら、1回火入れした「雁木 純米無濾過 ひとつ火」のほうが適している。



 人形町「きく家」の志賀さんをはじめ、「神亀 純米酒 辛口」の熱狂的なファンは、出荷年度どころか、出荷月ごとの味のちがいを感じ取って「○○年の△△月が良かった」と指摘する。

 でも、そういえばよっしんも、毎月購入して日々飲んでいる「無手無冠 純米生原酒」・「雁木 純米無濾過生原酒」なら、年度ごと・月ごとの味のちがいはわかる。 両方とも生なので、月ごとのちがいは大きい。

 神業というよりは、「どれだけそのお酒を愛飲してきたか」という経験値なのかなと思った。 もちろん、熟成の遅い蔵の火入れ酒で、月ごとの変化を追うのは簡単ではない。


 <後日談>

 それ以来、ふたたび「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンはオープンケースに堂々と復活。 これでまた買い足せます。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1280(1344)円
 アルコール度数:17.6   日本酒度:+4.5
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会1501系   酸度:1.9   アミノ酸度:1.6


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2008年06月2007年09月2007年01月2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」(2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2010年06月01日

秋鹿 山廃特別純米酒 槽搾直汲 無濾過生原酒 七号酵母 雄町5

秋鹿 山廃 雄町 生 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 お店で見かけたらついつい飲んでしまう、買ってしまう。

 そんなお気に入りのお酒のひとつがこの「秋鹿 山廃特別純米酒 槽搾直汲 無濾過生原酒 七号酵母 雄町」。

 長い。

 どうやって略せば他商品と区別できるだろう? 「秋鹿 山廃 雄町 生」くらいでOKかな。

 「秋鹿」の商品名、Xの演奏時間は、長いのが普通。 短いと逆に違和感がある。

 この「秋鹿 山廃 生」は、お米ちがいで山田錦バージョンもある。 どちらも好みだけど、今回の雄町バージョンのほうが好きだなあ。

 いかにも酸味が強そうなリンゴ様の香りと、みずみずしい口当たり。 濃醇な味わいはどちらも共通している。

 しかし、シャープな酸と徐々にふくらむ旨味が魅力の山田錦バージョンにくらべ、この雄町バージョンはメリハリがあって豪快。


 さてさて、ではでは、燗でいただきます。

 やっぱり酸っぱ〜い! わ〜い!

 この強烈な酸味こそ、「秋鹿」の魅力。 濃醇なのに鋭い切れがあるから、後口は爽快。

 しっかりと甘さを切っているのに、それでもどことなく甘味を感じるのが不思議。 日本酒度なんて、ホントに味わいの目安にならない。


 日本酒を飲み始めたばかりの人や、淡麗なお酒を好む人には、強すぎるみたい。 逆に「味のあるお酒が好き」と公言する人に飲んでもらうと、いたく気に入ってもらえる。

 濃醇酒への耐性の有無がわかる、分水嶺のような存在だと思う。


【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 特別純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2700(2835)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+12
 原料米:雄町(能勢町産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号   酸度:2.1   アミノ酸度:1.0
 醪日数:22日   上槽:2009年1月


「秋鹿」の過去の記事
「秋鹿 純米大吟醸無濾過原酒 一貫造り 嘉村壱號田」
  ↑2004BY(2010年03月)、2002BY(2007年03月
   2001BY(2004年11月05月
「秋鹿 純米大吟醸 袋吊雫 生 奥鹿之助」(2007年10月
「秋鹿 純米大吟醸生原酒 速醸もと 七號酵母」(2010年05月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2009年05月2006年11月2004年02月2003年10月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2010年02月2008年08月05月2007年11月2005年09月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過原酒」
 (↑2009年03月2007年05月2004年04月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過生原酒」(2006年04月
「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 槽搾直汲 七号酵母」
 (↑2009年09月2007年09月05月04月03月2005年03月
「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過原酒 七号酵母」(2010年04月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過生原酒 七号酵母」
 (↑2010年03月2009年07月02月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過原酒 七号酵母」
 (↑2008年12月11月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 超辛口」(2008年01月2007年02月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年03月2007年01月
「秋鹿 特別純米 槽搾直汲 無濾過生原酒」(2008年03月
「秋鹿 朴 特別純米無濾過生原酒 桶貯蔵常温熟成」(2009年03月
「秋鹿 生もと純米生原酒」(2009年03月
「秋鹿 特別純米無濾過生原酒」(2009年02月
「秋鹿 純米吟醸 多酸酵母 1997BY」(2006年12月
「秋鹿 クレマンドノゼ 1997BY」(2006年12月
「秋鹿 霙もよう 純米吟醸にごり生酒」(2010年04月2005年03月
「秋鹿 純米酒 あらごし生酒」(2005年02月
「秋鹿 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「秋鹿 純米無濾過原酒 雄町 精米80%」(2007年07月
「秋鹿 純米無濾過原酒 山田錦 精米80%」(2010年03月

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2010年02月16日

無手無冠 純米生原酒5

無手無冠 蔵へ毎月注文している「無手無冠 純米生原酒」。

 写真が傾いているのではありません。 ラベルがずれているのです。 キレイなラベルに出会ったのは、いつだろう?

 注文してからラベルを張るためか、生乾きのまま箱詰めされたラベルはよっしん宅に届いたらはがれている、なんてことも通常。

 これが「無手無冠」の個性(苦笑)!

 ちなみに、四万十の山奥に注文したら翌日に埼玉へとどくという、宅配便の速さにはおどろくばかりです。

 よっしんが今まで飲んできた750以上の蔵、3000以上の商品のなかでトップのお酒。 無名なことが残念でもあるし、ホッとする部分でもある。

 2003年秋、京都二条の「とおる蕎麦」の冷蔵庫に「無手無冠 純米生原酒」を見つけ、「酒BAR よらむ」のヨラムさんや「鵜飼商店」の鵜飼さんと出会った。 鵜飼さんもヨラムさんも「無手無冠」ファン。

 冬に仕込んで、次の冬まで熟成させて出荷するから、最低でも約1年の熟成生酒。 新酒(といっても1年熟成)に切りかわる直前は、約2年熟成のお酒が楽しめる。 生を熟成させて出荷するところが、ヨラムさんにとって好印象らしい。

 そんな貴重な出会いを与えてくれた、思い出もつまっているお酒。


 銘柄は「冠におぼれず、飾らず、素朴な心を大切に、ひたすら自然を生かした地の酒造り」という姿勢を表している。 鑑評会には出さず、無農薬・無化学肥料・無動物性堆肥で栽培された米だけを、削りすぎずに大切に使う。

 人里離れた四万十で醸される地の酒。 環境・生態系への配慮、循環型農業を続けてきた。 酒蔵のあるべき理想像のひとつかもしれない。


 いつも飲むお酒だから、いつ記事にしても良いし、その反面いつ投稿すべきかがわからない。 今回は、似た風味の「一本義 純米無濾過生原酒」の登場によって、その機会を得た。

 前回の記事から数年、「無手無冠」にはちょっとした変遷があった。

 ラベルのマイナーチェンジ・・・は傍論。 原料米の変更、焼酎ブームの2つが大きな要因だったと思う。

 かつて使われてきたお米は、新潟生まれの酒米一本〆、伝統的な飯米黄金錦。 高知のイメージとしては薄いものだった。

 2004年秋の造りから、高知生まれの酒米風鳴子、有機栽培に適した西日本の飯米ヒノヒカリに変更。 たしかにこちらのほうが、蔵の目指す「地の酒」のイメージに近い。

 ところが、折しも焼酎ブームによって蔵の栗焼酎「ダバダ火振」が大人気となったことが、純米酒の改革に影を差したのかもしれない。

 以来、急に味がやせ、色も薄れてしまった。 以前なら夏でも生酒を常温で配送してくれていたのが、クール便で届くようになった。 夏の暑さでへこたれる軟弱な生酒ではなかったのに。

 鵜飼さんの「焼酎が売れてお酒がいいかげんになっている」との指摘もうなずける。


 しかし2008年の冬、2年続いた暗い気持ちは吹き飛んだ。

 お米の扱いに慣れてきたのか、それともどんな理由があるのだろう? あの濃厚すぎる「無手無冠」が帰ってきた!


 ナッツ様の油脂を感じる濃厚な旨味にくわえ、ラムレーズンのような熟成感があって複雑さを増している。 甘味を排した力強い旨味、濃厚で余韻も豊かなのに爽快な後口。 まとまりのある豊かな味わい、圧倒的な存在感。

 ヨラムさんの説明では「香りは全然無い。 後から味が広がる、不思議な酒」。 ヨラムさんは、お店にある数十種類の純米酒の中でもっとも濃厚なお酒として「無手無冠」を紹介・提供している。

 日本酒評論家の松崎晴雄氏によると「豆を焙ったような独特の香りがあり、口中にはクルミを思わせる油気を帯びたナッツ系の風味が広がる。 現代的な嗜好を反映した淡麗型酒質の対極にある酒と言える」。

 ヨラムさんの指摘のとおり、最初の香りにインパクトがなく、後半に劇的な味わいが現れる。 しっかりした酸と圧倒的な旨味は、他のお酒の追随を許さない。

 「無手無冠」を飲んでしまうと、次に他のお酒が飲めなくなってしまう。 だからまた「無手無冠」を飲む。 冷温、常温、ぬる燗で。 弱点がない。


【高知県高岡郡四万十町(旧:幡多郡大正町) 無手無冠
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2825(2966)円   720ml:1324(1390)円
 アルコール度数:18.2   日本酒度:+5
 原料米、精米歩合:
  (麹米)風鳴子[無農薬・無化学肥料栽培]、60%精米
  (掛米)ヒノヒカリ[無農薬・無化学肥料栽培]、70%精米
 酵母:協会7号   酸度:1.6   アミノ酸度:2.4


「無手無冠」の過去の記事
「無手無冠 純米生原酒(純米 生の酒)」
 (↑2005年08月2004年11月2003年12月
「無手無冠 宇宙酒」(2007年04月
「無手無冠 酒槽一番汲み」(2006年08月2005年03月
「無手無冠 特別純米酒」(2006年08月

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2010年02月04日

秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 一貫造り もへじ 2008BY5

秋鹿、もへじ2010(2008BY) 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 飲み会の後、恒例の飲みなおし。 やっぱりおいしい燗酒とおいしい食事で締めくくりたいなあ。

 お店の前のおでん屋台には「睡龍 生もとのどぶ」や「竹鶴 生もと純米」、「秋鹿 奥鹿」「七本鎗 純米にごり」「いづみ橋 秋とんぼ」など、そうそうたるお酒の空きビンがズラーッとならんで、なんとも絶景。

 今はどんなお酒が飲めるのかなあと期待と不安を胸にお店に入ると、目の前には「秋鹿 もへじ」。 おぉー、大好きなお酒がある。

 常温の1年熟成とのこと。 もう選択肢は実質ひとつ。

刺盛20100204 ぜいたくな刺盛、うしろの湯豆腐といっしょにいただきます。

 左から、白エビ・マグロ脳天・カマトロ・墨イカ・ボラ・サヨリ・白魚・イワシ・牛刺・〆鯖。 うわぁ、どれもおいしい。

 とくに本日のおすすめというイワシは感動的でした。 あれこれみんな食べてみたいという、わがままなリクエストに応えてくださった翔くんには本当に感謝です。

 生らしい雰囲気を帯びながら、すでに相当落ちついた印象。 お米の旨味と表現するにふさわしい、豊かで複雑な旨味がじっくりと堪能できる。

 飲めば飲むほど感服する「秋鹿 もへじ」は、やっぱり大好きなお酒だ。 飲む前に期待で引き上げたハードルを、あっさりと超えてしまう。

 一貫造りの「秋鹿」の真骨頂。 10年以上無農薬栽培をつづける自営田の山田錦でつくったお酒という能書きより、とにかく味を知ってほしい。

 「秋鹿 もへじ」は生タイプより火入れタイプのほうが好きだけど、常温で1年寝かせたこの生は、そんなことも気にさせない良い熟成具合。 このタイミングでゴーサインを出した店長蔵ちゃんはさすがです。

 そして、ベストな温度に燗をつけてくれたスーさんもファインプレーです。


 本日のスタッフ。 左からえるもちゃん、スーさん、翔くん。 みんなで目のかわいいボラを持ってます。 ボラもふくめて、みなさん初登場です。

和浦20100204


 ふらっと立ち寄った方を交えて、なぜか水族館談義になった。 みなさん、水族館くわしいですね。 うれしいかぎり。 んあー、また水族館に行きたくなってきた。

 とても楽しい時間が過ごせました。 ありがとうございました!


【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3500(3675)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦(秋鹿自営田産、無農薬無化学肥料栽培)
 精米歩合:60%   酵母:協会9号系自家培養酵母
 酸度:1.8   アミノ酸度:1.5


「秋鹿」の過去の記事
「秋鹿 純米大吟醸無濾過原酒 一貫造り 嘉村壱號田」
  ↑2002BY(2007年03月)、2001BY(2004年11月05月
「秋鹿 純米大吟醸 袋吊雫 生 奥鹿之助」(2007年10月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2009年05月2006年11月2004年02月2003年10月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2008年08月05月2007年11月2005年09月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過原酒」
 (↑2009年03月2007年05月2004年04月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過生原酒」(2006年04月
「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 槽搾直汲 七号酵母」
 (↑2009年09月2007年09月05月04月03月2005年03月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過生原酒 七号酵母」
 (↑2009年07月02月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過原酒 七号酵母」
 (↑2008年12月11月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 超辛口」(2008年01月2007年02月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年03月2007年01月
「秋鹿 特別純米 槽搾直汲 無濾過生原酒」(2008年03月
「秋鹿 朴 特別純米無濾過生原酒 桶貯蔵常温熟成」(2009年03月
「秋鹿 生もと純米生原酒」(2009年03月
「秋鹿 特別純米無濾過生原酒」(2009年02月
「秋鹿 純米吟醸 多酸酵母 1997BY」(2006年12月
「秋鹿 クレマンドノゼ 1997BY」(2006年12月
「秋鹿 霙もよう 純米吟醸にごり生酒」(2005年03月
「秋鹿 純米酒 あらごし生酒」(2005年02月
「秋鹿 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「秋鹿 純米無濾過原酒 雄町 精米80%」(2007年07月

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2009年05月15日

龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦5

龍力 山田錦 池袋西武で試飲・購入。

 今回も色んなお酒を試飲させていただきました。

 「龍力」の無濾過生原酒シリーズは、お米ちがいで山田錦雄町山田穂神力の4商品がある。

 しぼった時期や仕上がり、熟成状態に差があるので、試飲してから一番気に入ったタイプを購入することにしている。 とくに新酒に切り替わった春は、秋以降の成長可能性も含めて把握しておく必要がある。
 山田錦バージョンは、例年は味乗りが遅いのに、今年はすでに濃厚な味になっている。 これはスゴイ。
 雄町バージョンは、落ちついた味の一体感が魅力。 スムーズに流れるが、まだ後味が弱い印象。 秋が楽しみ。
 神力バージョンは、かわいらしい甘味とヤンチャな酸が楽しい。 こちらも旨味が出きっていないので、これからに期待。
 山田穂バージョンは、ややドライでほっそりとしたイメージ。 4商品の中では軽さが目立つ。

 ということで、めずらしく春の時点で山田錦バージョンを購入。

 無濾過なので、キレイな黄金色。 おだやかながら、熟したメロンのような香りに、甘味・酸味・苦味など、さまざまな要素を想起する。

 冷やしすぎると味が閉じこもってしまって、もったいなかった。 冷やしすぎない冷温〜常温でコッテリ濃厚。 ぬる燗でビシッとパワフル・濃醇。

 特別かわった仕込み方をしなくても、これほど濃いお酒がつくれるんだなあと、飲むたびに思う。

 今シーズン(秋まで当分2007BY)絶好調の「無手無冠」と飲みくらべてみたら、さすがの「龍力」も負けてしまった。 しかも、「龍力」の香りが邪魔に感じてくる。

 ・・・仕方ないか。

 邪魔な香りがなく、超濃醇な「無手無冠」にはおよばないものの、「龍力 山田錦」も大満足のパワフル酒だ。


【兵庫県姫路市 本田商店】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3500(3675)円   720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+1
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:65%
 酵母:協会9号   酸度:2.0

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2009年05月05日

秋鹿 純米吟醸 無濾過原酒 一貫造り もへじ5

秋鹿 もへじ 池袋東口の「坐唯杏」にて飲む。

 ゴールデンウィークを休まず、机に向かいっぱなしだった、よっしん・セバさん。

 燗でおいしい日本酒をこよなく愛する2人で、リフレッシュのために「坐唯杏」で楽しんだ。

 まずは、よっしんは「秋鹿 特別純米 槽搾直汲」「秋鹿 山廃特別純米 山田錦 生」「秋鹿 霙もよう」の秋鹿セット。

 セバさんは「開運 ひやづめ」「宗玄 山田錦 生」「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲」の3酒セット。

 クジラの皮・心臓のお刺身をいただきまーす。

 セバさんも、おいしい日本酒ぞろいでご満悦の様子。 安心しました。

 雨の降る蒸した夕刻、とりあえず冷たいお酒でクールダウン。 いよいよ本番、燗酒に進みましょうか。

 「秋鹿 もへじ」をぬる燗で。 温度によって劇的に表情を変えるお酒だが、よっしんの好みは人肌(40度未満)くらい。

 軽い熟成香と、おだやかな穀物の香り。 じわじわと広がってゆく複雑な旨味が、「秋鹿」の山田錦の魅力。

 強い酸もビシッと決まっている。 ふわふわとおだやかな余韻が続くので、ひと口ひと口の間隔をあけて楽しみたい。

 なんでこんなに幅・奥行きがあって、それでいてクドくないのか。 雑味を感じないのは、窒素分を極力おさえた土壌で育てる減肥料栽培によって達成したものなのか。

 セバさん「冷めてきたところが、いちばん好きかも」。 ごもっとも!


 じつは今夜は、よっしんの誕生日前夜。
誰かが起こした その流行に乗り切れずに
誰かが作った その枠も分からないまま 人混紛れる
(Toshi 「Birthday Eve」 1997年)
 焼酎ブームに乗り切れずに、「水のようなお酒が良い」という枠もわからないまま、これからの1年も濃醇な日本酒を求めてゆきたいと思います。


【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 純米吟醸(無濾過、原酒)
 1800ml:3500(3675)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(秋鹿自営田、無農薬無化学肥料栽培)
 精米歩合:60%   酵母:協会9号系(自家培養)
 酸度:2.0   アミノ酸度:1.0

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2009年04月15日

竹鶴 雄町純米 にごり5

竹鶴 雄町にごり(大) 池袋東武で購入。

 超濃醇で知られる「竹鶴」の中でも、もっとも酸が強く、もっとも濃厚、そしてもっとも好きなお酒だ。

 例年、年末に入荷するところ、今回は新年にやっと入荷。 待ってました! 1升ビンと4合ビンをゲット。

 1升ビンは、昨年バージョンとともにもう少し冬眠してもらいましょう。

 ということで、今日は4合ビンのほうを開栓。

竹鶴 雄町にごり(小) この、生もと山廃でもないのに、乳酸の香りがたっぷりなところが良いねー。

 まるで、まさに、ヨーグルト。

 そして他の追随を許さない、濃厚な旨味と強烈な酸。 超重量級かと思うと、後口はスカッとドライに晴れる。 甘味をしっかり切っているのに、ふくらみ・厚みのある味わい。

 不思議だ。

 余酒をもって変えがたい魅力を堪能した。

 (昨年バージョンの記事は、今年より詳細に記述しています。)


【広島県竹原市 竹鶴酒造】 純米酒(無濾過、原酒、にごり)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.6   日本酒度:+10.5
 原料米:雄町(広島県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会6号   酸度:3.6

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2009年03月24日

秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過原酒5

秋鹿 山廃純米吟醸 京都の二条通東洞院「酒BAR よらむ」にて飲む。

 お久しぶりです、ヨラムさん!

 今日は外国からのお客さんでいっぱいで、脇のテーブルで飲むことになった。 人気で何よりです。

 まずは、数年前に生産を終了してしまい、今や絶滅寸前の「秋鹿 山廃純米吟醸」から。 H16BY…2004BYだから4年熟成になっている。 (写真は以前自宅にて撮影したもの)

 1年熟成の通常タイプは過去の記事を、2年熟成の状態は「和浦酒場」での記事を参照のこと。

 よっしん 「この2004年が最後でしたね」
 ヨラムさん「なんでやめたんか、わからない」

 よっしん 「『秋鹿』でいちばん好きなお酒でした」
 ヨラムさん「ホンマにもったいない」

 よっしん 「まだ何本か残ってるんですか?」
 ヨラムさん「家に置いてある5本か6本かで、もう終わりです」

 よっしんも、ヨラムさんも、「和浦酒場」の蔵川店長も。

 少なくとも3人は(笑)、たぶんたくさんの「秋鹿」ファンが嘆いています。 奥専務、ぜひ、復活を!


 落ち着きが増して、とろみが出ている。 古酒とはいえ焦げたような香りはなく、つややかで濃密な味わい。

 なによりも、このお酒の特徴だった、蜜入りリンゴのような甘酸っぱい風味が残っているのにはびっくり。

 幅、厚み、奥行き。 風格がただよう。

 これは・・・、やっぱり・・・、うまいわ。


 こんなにすごいお酒がなくなったなんて、残念・無念・遺憾です。


【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 純米吟醸(山廃、無濾過、原酒)
 1800ml:3300(3465)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+6
 原料米:山田錦(能勢町産)   精米歩合:60%
 酵母:協会901号   酸度:2.0   アミノ酸度:0.8

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2009年01月01日

龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦5

龍力 山田錦 元旦に祖父母の家にて飲む。

 2008年元旦と同じく、2009年元旦も「龍力 山田錦」。

 12月、池袋西武でお正月用に1升ビンを購入。

 今回の「龍力 山田錦」2007BYは、しぼりたての時期(2008年春)は味乗りが遅くイマイチだった。 雄町タイプや山田穂タイプ、神力タイプが良かっただけに、見劣りする印象。

 しかし、夏を超えて熟成がすすんで、秋〜冬にようやく飲みごろとなった。 「龍力」の久原さんも「いよいよ味が乗ってきました。」と自信たっぷり。 この時を、この味を待ってました!

 グラスに注いだ瞬間に、その濃い色から濃厚な味わいを思い出す。 熟したメロンのような芳香と、軽い熟成香がただよう。

 濃厚で密度のある口当たり。 さすがに濃い! なめらかな甘味と豊かな旨味を豪快な酸でしっかりと切る。

 濃いだけではなく、爽快感もあるのが「龍力」の見事なところ。 1口目よりも2口目と、徐々に味わいを増してゆく食中酒。 あれもこれも食べたいおせち料理にピッタリだ。


【兵庫県姫路市 本田商店】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3500(3675)円   720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:65%
 酵母:協会9号   酸度:2.0

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2008年12月11日

錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟5

錦乃誉 特別純米酒 秋熟 池袋東武で試飲・購入。

 毎年、春にしぼったお酒を生のまま熟成し、秋になってから発売する商品。 お米やつくりはもちろん、熟成環境にも左右されるので、毎年ちがった味わいになる。

 試飲したときは、「もう少し常温で寝かせたら飲みごろかな」という感触だった。

 したがって、購入してから常温で1か月放置。 常温といいながら、寒くなってくる季節だから、冷蔵庫と大差ないかもしれない。

 毎年のことながら、グラスにそそぐと、「これでもかっ!」というほどオリが入っている。 おいしそー!

 「錦乃誉」らしいさわやかな吟醸香に、枝豆・ピーナッツ様のコッテリした口当たりが続く。 そして麹の風味やドライな雰囲気に移ってゆく。

 みずみずしく非常に酸の強いお酒で、冷やしすぎるよりも室温に近い温度でパワフルな味わいが楽しめる。

 今年飲んだなかで、いちばん好みのお酒かもしれない。 今年の「秋熟」はうまい!


【山口県岩国市 八百新酒造】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.8
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酸度:2.4

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2008年06月08日

雁木 純米無濾過生原酒5

雁木 純米無濾過生原酒 池袋東武で6月5日(木)〜6月18日(水)に行われている、日本地酒協同組合主催の「小さな蔵元の隠れた地酒祭り」で試飲・購入。

 試飲したお酒については、前日の記事を参照のこと。

 いろいろ試飲したところ、やっぱり濃醇な「雁木」と「木戸泉」に落ち着いた。

 このお酒は、よっしんの大のお気に入りのひとつ。 2004年の秋にヨラムさんのお店で初めて出会った。 池袋東武に常置されているため、ことあるごとに購入している。

 蔵のホームページいわく、「巨峰を思わせる独特の含み香、飲みごたえ十分のコク」。

 個人的には今まで、巨峰というよりデラウェアという印象だったなあ。 乳酸・麹の風味が豊かな、フレッシュでみずみずしい口当たり。 豊かな甘味を上回る強烈な酸としっかりした旨味が、濃醇な味わいを形成する。

 後口も力強く、飲みごたえのあるお酒だ。

 冷やした状態では麹の風味が、常温では突き抜ける強い酸が、ぬる燗にすると米の旨味が強調される。 温度のちがいでも楽しめる。

 今年の「雁木 純米無濾過生原酒」は、かすかにワラのような雰囲気を持ち、例年よりややドライな印象に仕上がっている。

 蔵元にうかがったところ、今回の仕込みはどの商品も全体的に同様の傾向にあるとのこと。 爽快で好きです。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1280(1344)円
 アルコール度数:17.6   日本酒度:+4.5
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会1501系   酸度:1.9   アミノ酸度:1.6

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2007年12月22日

竹鶴 雄町純米 にごり5

竹鶴 雄町純米 にごり 今年も池袋東武でゲット。

 よっしんのお気に入り「竹鶴 雄町純米」の原酒&にごりバージョン。

 この「雄町純米」は、他の蔵はもちろん、「竹鶴」のほかの商品でもマネできないお酒。

 竹鶴敏夫専務いわく、「このお酒は毎年命がけで蒸米・麹をつくる。 栄養不足でも栄養過多でもない、酵母にとって最高の環境をつくった」とのこと。


 ストイックな蔵元に、これ以上神経をつかった麹づくりは不可能ではないかと言わしめる、骨太の酒質。

 酸度3.6は尋常じゃない! 圧倒的なボリュームと酸は、つくりへの情熱・覇気が原動力のようだ。

 ヨーグルト様の香り・熟成香が感じられ、米の粉・つきたてのモチを思わせる香りはまさしく「竹鶴」。 濃厚な味わいが期待できる。

 米粒の形をとどめている濃厚なオリからは、今までの「竹鶴」にはなかったほのかな米の甘味も感じられる。

 しかし、全体の印象はしっかりドライ。 舌をピリピリと刺激する圧倒的な酸が魅力的で、熱めの燗にすると旨味が増してみごとなバランスになる。

 まさに肩ラベルのとおり「酸味一体」。 力強いのに、後口は非常に軽いのが竹鶴の個性。 ムダな味残りがない。

 この「竹鶴」らしいパワーは「初心者立入禁止」区域だろう。 冷酒しか飲まない人にも、まったく魅力がわからないだろう。

 濃い味付けの料理に合わせる、食事の終盤にお酒だけで堪能する、など最高のパフォーマンスを発揮してくれる。 ここまで味を出せるのは、さすが石川達也杜氏!!

 去年はあわてて次の1本を買いに行ったが、今回は2本ゲット。 でも、3本目もほしくなるんだろうなあ。


【広島県竹原市 竹鶴酒造】 純米酒(無濾過、原酒、にごり)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.2   日本酒度:+6
 原料米:雄町(広島県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会6号   酸度:3.6   アミノ酸度:3.2

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2007年11月28日

秋鹿 純米吟醸無濾過生原酒 一貫造り もへじ 生5

秋鹿 もへじ 生 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて飲む。

 お燗番のナカちゃんが、春から貯蔵していた「秋鹿 もへじ」を先日ついに開栓したらしい。 やったー、待ってました!

 秋鹿酒造が、10年以上無農薬栽培をつづけている自営田で収穫した山田錦のみを醸したのが「秋鹿 もへじ」。

 通常の飯米なら1反あたり10俵とれるところを、無農薬・無化学肥料で栽培した山田錦は1反あたり4俵。 量を追わず、地力を凝縮させたお米だ。

 さらに、秋鹿酒造はお米の栽培の時点で、雑味の原因となるタンパク質を極力減らす工夫をしているため、「濃醇なのにクリア」という酒質を実現している。

 そんな「秋鹿 もへじ」は、よっしんが好み度5(★★★★★)をつける、ごくごく限られたお酒の1つ。
 他には、今のところ
  高知の「無手無冠 純米生原酒
  大阪の「秋鹿 山廃純米吟醸無濾過原酒(廃盤)」
  大阪の「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 槽搾直汲 七号酵母
  奈良の「春鹿 山廃純米生原酒(廃盤)」
  兵庫の「龍力 特別純米無濾過生原酒 山田錦
  香川の「悦凱陣 純米無濾過生原酒 丸尾神力
  島根の「寛文の雫 木樽熟成(廃盤)」
  広島の「竹鶴 雄町純米にごり
  山口の「雁木 純米無濾過生原酒
 しかない。
 生タイプを約1年熟成。 どんな味になっているか、ワクワク・ドキドキ。

 このお酒は温度帯によっておどろくほどの表情の変化を見せる。 熱めの燗から、冷めてゆく様子を楽しみたい。

 生熟成らしい、ボリューム感たっぷりの口当たり。 ワラのような落ちついた香りに、「秋鹿」らしいリンゴ様の香りがある。 春先にはバラついて荒々しかった酸が、まろやかな風味にまとまっている。

 酸味や苦味、複雑な旨味が、ひとつの大きなうねりとなって流れてゆく。 これほど濃醇で、かつ邪魔な香りや雑味がないお酒もめずらしい。

 力強い上燗、バランスの良いぬる燗、苦味の目立つ日向燗、濃密な甘味が魅力的な常温。 さすがもへじ。


【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3500(3675)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(秋鹿自営田、無農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号系自家培養   酸度:1.6   アミノ酸度:1.0

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2007年11月16日

龍力 特別純米 無濾過生原酒 山田錦5

龍力 純米無濾過生原酒 山田錦 池袋西武で試飲・購入。

 生酒が無事に夏を越えたか。 開栓時は毎年ドキドキする。

 なにせよっしんは、生酒でも常温でほったらかしだから、夏はゆうに30度を越える。 ヤワなお酒なら即昇天。 しっかりとした「龍力」だからできる所業だ。

 蔵にて氷温で1年間、自宅にて常温で8か月間熟成させておいた「龍力 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」をついに飲む。

 1年半の熟成を経て、香りはやや落ち着いてきている。

 この蔵特有の、米の甘味が感じられるトロリとした口当たりに、山田錦らしいじわじわと広がってゆく味わいが印象的。 トロピカルフルーツのような一面ものぞかせる。

 う〜ん、濃厚だ。 力強い後味が魅力で、食中酒として幅広い料理との相性をみせる。

 スッキリした吟醸酒を好む人には、濃くて飲めないだろう。 しかし、他のお酒には変えがたい個性があるゆえに、魅了される人もまた多い。 無濾過のお酒の味わい深さを堪能できる。

 ゆっくり燗にすると酸が際立ち、全国トップクラスの濃醇酒に変貌する。 ただし、よほどの濃醇酒好きの人でないかぎり、このお酒の燗はおすすめできない。


【兵庫県姫路市 本田商店】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3500(3675)円   720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:65%
 酵母:協会9号   酸度:2.0

 「龍力」本田商店は、契約栽培による原料米のみを使う蔵。
 とくに「酒米の王様」山田錦にこだわり、地元兵庫県の山間部「特A地区」で栽培された、最高級の山田錦を使用する。
 地力を結集した米から造られるお酒のラインナップは、純米大吟醸から純米酒まで、様々なタイプを網羅する。
 なかでも、4種類の酒米を使い分ける「龍力 特別純米無濾過生原酒」シリーズは、この蔵でもっとも濃醇なお酒たちだ。


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2007年09月22日

雁木 純米無濾過生原酒5

雁木 純米無濾過生原酒 最後は「雁木」。 これも常温で飲む。

 「純米無濾過生原酒とはこんなお酒だ」という主張が感じられる強い酸と太い味。 自己主張の強いお酒、大好き!

 「料理が主、お酒は従」「料理を邪魔しないお酒が良い」という西洋的な思想がはやる中、「お酒が主役、ドーン!」というこのお酒は貴重な存在。

 晩酌という日本独自の文化、酒の肴という言葉にあらわされるように、日本にはお酒を主として楽しむ思想があった。

 お酒を飲みながら食べる「おいしい食事が好き」という人ではなく、
 「お酒が好き
 という人のためのお酒だ。

 もちろん、お酒と料理のどちらを主とするかは嗜好の問題で、文化の新旧も事実にすぎない。 人それぞれだ。

 華やかさはないが、乳酸を感じるやわらかい香りと、少し熟成した生特有の濃密な香りが力強いお酒の証。 ドライではなく、麹の風味も感じる幅のある味わいで、ボリューム満点の旨味が後に押しよせる。

 さすが「雁木」!


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母・協会15号   酸度:2.0   アミノ酸度:1.5

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2007年05月06日

春鹿 山廃純米生原酒(青ビン)5

春鹿 青ビン 2004年BYで生産終了の、「春鹿 山廃純米生原酒」。

 よっしん周辺の通称「青ビン」。

 約2年の熟成期間を経て、今日、ついに冷蔵庫内最後の1本を開栓する。


 おそらく全国でも残り数本になってしまっただろう。

 浦和近辺では最後の1本かもしれない!?

 やや黄色く色づいていて、熟成してるしてる。 ところがフレッシュさは健在。 もとから香りはおだやかな方だが、アンズやモチのようなイメージがふくらむ。

 含むと、力強いボディと強烈な後口に圧倒される。 いつもながら、期待して思い描いていた以上の味わいが返ってくる。

 「竹鶴 大和雄町 生」、「竹鶴 宿根雄町 生」と飲み比べてみたが、なんと「竹鶴」がパワー負けする!

 ここまでパワフルなお酒になっているとは、「青ビン」おそるべし!


 今西しゃちょー、「山廃純米生原酒」復活させてくださいまし。
 (T_T)


【奈良県奈良市 今西清兵衛商店】 純米酒(山廃、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+4
 原料米:日本晴   精米歩合:60%
 酵母:協会901号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.4

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2007年05月02日

秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過原酒5

秋鹿 山廃 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて飲む。

 ここ数年、家で切らしたことがなかった「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過原酒」が手に入らない。

 よっしんの「秋鹿」入手先(3か所)で姿を消してしまった。 なぜだろう。 悪い予感は的中した。

 生産終了。

 このニュースにどれだけショックを受けたことか。

 「春鹿 山廃純米生原酒」と同じく、よっしんの大のお気に入りだったお酒が消えてゆく。 なんで!? あんまり一般受けしてないから?


 「和浦」では最後に入荷できたらしい。 うらやましい&このチャンスは逃すまい!

 このお酒はどんな温度帯でもいけるが、やはり燗でいただく。 蜜入りリンゴのような香味は、すぐに「秋鹿の山廃だ」とわかる個性。 爽やかでクリア、それでいて旨味と酸が押しよせる濃醇な飲み口に感動。

 このお酒に出会えたことに感謝は尽きない。 今までありがとう。 秋鹿が再びこのお酒をつくり、そして再び出会えることを期待したい。


【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 純米吟醸(無濾過、原酒)
 1800ml:3300(3465)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+6
 原料米:山田錦(能勢町産)   精米歩合:60%
 酵母:協会901号   酸度:2.0   アミノ酸度:0.8

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2007年01月01日

雁木 純米無濾過生原酒5

雁木 純米無濾過生原酒 池袋東武で購入。

 お正月は大好きなお酒、「雁木」の無濾過生原酒を飲む!

 「雁木」は2004年10月、京都を父と旅したときに「酒BAR よらむ」のヨラムさんに教えてもらった「酸の効いたお酒」。

 「これぞ純米無濾過生原酒!」といわんばかりの、強い酸と太い味。 生で熟成を経ているため色づきが濃い。

 幾重にも重なった、大きく長くまとまった味がおしよせて、余韻も長い。 ボリュームを感じる力強いお酒だ。

 乳酸・炭酸の残る、生のフレッシュ感。 豊かな米の甘味と麹の風味、そして幅を感じる旨味。 濃醇な味わいで、極めつけは後に押しよせる強烈な酸。

 まだまだ荒々しさ・若さの残るお酒だが、力強いパフォーマンスには恐れ入る。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:18.2   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会15号酵母
 酸度:1.8   アミノ酸度:1.4

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