長野のお酒

2014年09月17日

川中島 純米吟醸 無濾過生 夕涼み おりがらみ4

川中島 純米吟醸 無濾過生 夕涼み 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 お店のオーナー・スタッフたちが、「川中島」の蔵で小仕込をお手伝いさせてもらってつくったお酒。

 酒質もラベルもオーナーが描いたというこだわりぶり。

 水色のビン、「夕涼み」の名前、縁台に浴衣に風鈴・うちわ。 夏ムード全開で、良いデザインですね。

 「川中島」のおりがらみは初めて飲むので、オリジナル企画に感謝です。


 涼むために、冷温でいただきます。

 この蔵・酵母の特徴である、リンゴ様の甘く華やかな香りはおとなしめ。

 軽めの飲み口で、みずみずしい甘味・酸味とオリに含まれたお米らしい旨味・苦味が充実の味わいを織りなす。

 複雑で飲みごたえがあるのに、少なめのアルコールとさわやかな酸味のおかげで飲みやすさも感じる。



 これは実に好み!

 今まで飲んだ「川中島」のなかでもっとも好きな味わい・バランスかもしれません。 良い出会いができました。



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 純米吟醸酒(無濾過、生)
 アルコール度数:14.5%   日本酒度:+2
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.7   アミノ酸度:1.1


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」
 (↑2014年03月2011年06月
「川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒」(2014年03月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2014年03月01月2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(ふわりん Fuwarin)
 (↑2013年09月2008年07月
「けんちの 純米無濾過生原酒 あらばしり」(2014年06月
「けんちの 純米無濾過生原酒 直汲み中取り」(2014年06月
「けんちの 純米無濾過生原酒 せめ」(2014年06月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2014年06月11日

けんちの 純米無濾過生原酒 あらばしり/直汲み中取り/せめ2

川中島 けんちの 3種 池袋西口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 お酒メニューに「けんちの」なる、見慣れない長野のお酒を発見。

 しかも同じタンクのお酒の、しぼり段階のちがいによる3種類の飲みくらべ。

 これは気になる!


 なんと、「川中島」「幻舞」の千野麻里子杜氏のご主人、千野健一氏が造ったお酒とのこと。

 なるほど〜! 「けんちの」は、千野健一氏の名前をとって名付けられた銘柄なんですね。


 さっそく、冷温で飲みくらべてみましょう。

川中島 けんちの あらばしり まずは、最初に流れ出てくる「あらばしり」から。

 「けんちの」の文字が映える、黄色いラベル。

 しっかりオリ引きしてあるからか、ほとんど無色。

 この蔵のお酒らしい、甘く華やかな香り。 豊かな甘味をヤンチャな酸味が支える、みずみずしい飲み口。

 審査というわけではないけれど、M-1グランプリの最初の組のように、この味わいが比較の基準になります。


川中島 けんちの 直汲み中取り 次は、澄んだ中間部分を集めた「中取り」。

 赤紫のラベルに赤い文字は、少し見づらいですね。

 香りも味も濃厚な甘さが強調され、インパクト大。

 良くも悪くも、個性となる雑味が少ないからか、ストレートな味わい。


川中島 けんちの せめ 最後に、強い圧をかけてしぼり出した「せめ」。

 赤い文字が映える、反対色の緑ラベル。

 上記2つと同様、華やかな香りは健在。

 甘味・酸味だけでなく、旨味・苦味なども感じられて複雑な印象。 おだやかな一面もある。



 同じタンクで生まれた同じ規格・造りのお酒なので、3本とも非常に似ている。 1つだけ飲んでどのお酒かを特定することは難しいかもしれない。

 ただ、3つとも飲みくらべれば、どれがどれかを特定することは、そう難しくはない。 Yさんにシャッフルしてもらったところ、3つとも正解!



 個人的な好みとしては、「あらばしり」、「せめ」、「中取り」の順番かな。 一般的にもっとも上質とされる中取りは、少し単調に感じられました。

 同じお酒の、しぼった工程の違いによる味わいの差を実感できて、良い体験になりました。



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 アルコール度数:17.5%
 精米歩合:65%

「川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒」 (赤ラベル)
 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 好み度:2(★★)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦   精米歩合:49%
 酵母:長野酵母   酸度:1.6   アミノ酸度:1.1

「川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦」 (黄ラベル)
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2700(2835)円   720ml:1350(1417)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.2


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」
 (↑2014年03月2011年06月
「川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒」(2014年03月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2014年03月01月2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(ふわりん Fuwarin)
 (↑2013年09月2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2014年05月24日

寒竹 純米吟醸 無濾過生貯蔵原酒

寒竹 純米吟醸 無濾過生貯蔵原酒 長野旅行のおみやげとしていただく。

 「桝一」と同様、「寒竹」も家でゆっくりのはひさしぶり。 長野の酒メッセで何度も飲んできたけれど。

 こちらも冷温でいただきます。

 リンゴ様のさわやかな香りが立つ。 1回火入れしてあるためか、上立香や麹の風味はおとなしい。

 ところが、含み香は甘く華やかでインパクト大。 香りからなめらかな口当たり、やさしい甘味へスムーズに展開し、芳醇な香味が楽しめる。


 味わいの前半にピークがある酒質。 甘く華やかなタイプを好む人におすすめしたいお酒。

 個人的には、最初のひと口で満足。 後半の物足りなさも手伝って、飲み続けるのはつらいかな。



【長野県佐久市 戸塚酒造店】 純米吟醸(無濾過、生貯蔵、原酒)
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:55%
 酸度:1.5


「寒竹」の過去の記事
「寒竹 特別純米酒」(2007年12月

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スクウェア・ワン(桝一) 純米酒 生酒2

桝一 純米生 長野旅行のおみやげ。

 小布施の蔵を訪れて試飲・購入したとのこと。 良いなあ、そして、ありがとうございます。


 「桝一」「スクウェア・ワン」の桝一市村酒造場は、ビンやラベルのデザインにもこだわる、演出の上手なステキな蔵。

 長野の酒メッセで何度も試飲してきたものの、家でゆっくり飲むのはひさしぶり。

 今回のお酒は、1年以上熟成してから出荷される通年商品「スクウェア・ワン 純米酒」の、新酒・生酒バージョン。 無色透明のビン、白地に細く大きく”生”と一文字書かれたラベルに、さわやかさ・潔さを感じます。


 では、冷温でいただきます。

 この蔵の生酒らしい、苦味を想起させるようなフレッシュで刺激的な香りが印象的。

 麹の風味が広がりながらも、甘味は排してあって、飲み口はしっかりドライ。 酸味・苦味も手伝って切れが良く、余韻にお米らしいおだやかな雰囲気が残る。

 ほっそりシャープな酒質は、個人的な好みとは異なるものの、この蔵らしい個性が感じられて好印象。 さすが「桝一」です。



【長野県小布施町 桝一市村酒造場】 純米酒(生)
 500ml:1527(1650)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+7
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:59%


「桝一」「スクウェア・ワン」の過去の記事
「桝一 純米大吟醸生 鴻山」(2005年09月

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2014年03月22日

川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒 / 純米吟醸無濾過生原酒 / 特別純米無濾過生原酒

川中島 幻舞 3本セット 池袋西武で試飲・購入。

 日本酒バーや居酒屋で、雑誌や本で、見かける機会が増えてきた気がする「川中島」。

 ただ、以前から人気で品切れが続出してしまう状況。

 そのため、新規の流通経路は開拓していないとのこと。

 品切れを解消すべく、10月から翌年6月まで、長期間にわたってお酒を仕込むほど。

 1年中仕込みを行う「四季醸造」ではないけれど、冬だけ仕込みを行う「寒仕込み」のレベルを通り越して、「三季節醸造」になっています。

 ところが、それでも製造規模の問題で大量生産はできず、次の仕込期までに品切れになってしまうとのこと。

 1年に2回試飲販売が行われる池袋西武では、定期的に購入できるのでありがたいです。



 今回の試飲販売では3種類の生酒を購入。 さっそく冷温で飲みくらべてみましょう。

川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒 青いラベルの「川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒」は、今回の試飲販売の目玉商品。

 シーズン初期にしぼられて発売されたお酒で、早くも蔵の在庫がなくなってしまい、現品限りとのこと。

 リンゴ・桃のような甘く華やかな香りに、スルリとなめらかな口当たり。

 刺激的な要素は少なく、やさしい甘味を基調としたソフトな香味が楽しめる。



川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒 続いて、赤褐色のラベルの「川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒」。

 香りは青ラベルの吟醸タイプとほとんど同じ。 ただ、ひと口含んだ瞬間に、吟醸タイプよりも濃厚だと感じられる。

 さわやかな香りと酸味、存在感のある甘味・旨味。

 香味のバランスが良く、「幻舞」シリーズの酒質を知る入口の1本として蔵元がおすすめするのも納得。



川中島 幻舞 特別純米山田錦無濾過生原酒 最後は、濃い黄色のラベルの「川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦」。

 上記2本とは、原料米も磨き具合も、さらには使用酵母も異なる。

 パイナップル様の、豊かな酸味・甘味・苦味を予感させる刺激的な香り。

 純米吟醸よりもはるかに濃醇・濃厚で、インパクト大! さわやかで、味のあるタイプを好む人におすすめの1本。

 秋田「太平山 生もと純米 無濾過生」にも似た印象。 熟成させて常温〜ぬる燗でおいしくなるところも共通点。



 1種類だけ飲めば、きっと「おいしい」で完結してしまう。 それぞれ飲みくらべてみると、より個性・魅力が見えてくる。

 だから飲みくらべは楽しい。 そしておもしろい!



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野
「川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒」 (青ラベル)
 吟醸(生)
 好み度:2(★★)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦   精米歩合:49%
 酵母:長野酵母   酸度:1.5

「川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒」 (赤ラベル)
 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 好み度:2(★★)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦   精米歩合:49%
 酵母:長野酵母   酸度:1.6   アミノ酸度:1.1

「川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦」 (黄ラベル)
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2700(2835)円   720ml:1350(1417)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.2


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2014年01月2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(ふわりん Fuwarin)
 (↑2013年09月2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2014年01月01日

川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦3

川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦 元旦に、祖父母の家にて飲む。

 2014年は「川中島 幻舞 生 山田錦」からスタート。

 今年もおいしい日本酒たちに出会えますように。

 ニューイヤー駅伝を観戦しつつ、おせち料理とともに堪能します。


 冷温でいただきます。

 甘味を想起させる、麹の香りとリンゴ様の香り。

 トロリと密度を感じる口当たりで、豊かな甘味から入る。 飲んだ10人がみんな甘口と感じるほど、インパクトがある。

 つづいて旨味・酸味が重なってくるものの、やっぱり甘口のイメージ。

 これは協会1801号酵母の特徴かな。



 数値的には決して甘口には見えないものの、実際に飲んでみると甘口の印象を受ける。

 飲んでみないとわからない、数値があてにならない好例。

 最初から予想がついてしまう、結果が見えてしまうのではなく、体験してみるまでわからない、ドキドキ・ワクワクするような1年になりますように。



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2477(2600)円   720ml:1238(1300)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(ふわりん Fuwarin)
 (↑2013年09月2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2013年11月09日

十九 Sur Lie(シュール・リー)3

十九 Sur Lie 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 初期の「長野の酒メッセ in 東京」で注目を集め、その後参加しなくなった「十九」。

 飲むのは6年ぶりかな?

 イチョウの色づく季節を意識した、おしゃれなラベルです。

 ひさしぶりに出会う「十九」は、米・米麹だけでつくられた普通酒。

 実際には純米吟醸に相当する造りなのに、等外米を使用しているため純米吟醸と名乗れない点では、「諏訪泉 冨田 五割磨き」と同じですね。

 お酒につけられた「Sur Lie」というフランス語は、オリを含めたまま貯蔵してアミノ酸を増やす、ワインの貯蔵法とのこと。

 日本酒では「おりがらみ」と呼ばれることが多いですね。


 オリが少し含まれているお酒というより、荒濾ししかしていないうすにごりのお酒といった方が良いほどのにごり具合。

 みずみずしさを想起させる、フレッシュで甘い香り。

 サラリとやさしい口当たりの後に、お酒に残った炭酸たちがさわやかな飲み口を演出する。

 豊かな甘味に、にごり部分の旨味やみずみずしい酸味が幅をつける。 さりげない苦味も、さわやかさに一役買っている。



 初めて出会ったときの個性よりも無難なイメージになっているけれど、十分に魅力的。

 むしろ、バランスの良さから多くの人に愛される酒質かもしれない。



 一人前まであと少し、という意味で名づけられた「十九」。

 すでに、しっかり完成した一人前のお酒です。



【長野県長野市信州新町 尾澤酒造場】 普通酒(米だけ、生)
 1800ml:2900(3045)円
 アルコール度数:16.5
 原料米:美山錦(長野県産、等外米)   精米歩合:50%


「十九」の過去の記事
「十九 純米吟醸」(2007年05月長野の酒メッセで試飲)

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2013年09月01日

川中島 純米吟醸活性酒 ふわりん(Kawanakajima-Fuwarin)3

川中島 ふわりん 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 ひさしぶりの「川中島 ふわり粋酔」だ!

 と思ったら、「川中島 ふわりん」に名前が変わっている!?

 お店の方いわく、他の蔵が後から「ふわり」という名前のお酒を発売して、商標登録を済ませたとのこと。

 それでしかたなく名前を変更して、「川中島 ふわりん」になったわけですね。

 以前にも増してかわいい響きになりました。



 ビンがしっかり冷やされていて、難なく開栓。 さっそくいただきます。

 シュワシュワと小さな泡がはじけるたびに、桃のような甘く華やかな香りが広がる。

 やさしい甘味をキメ細かい炭酸が支えて、さわやかな飲みごこち。


 甘口酒を好むYさんにも気に入ってもらえたようです。



 日本酒よりもシャンパンに近い風味。

 アルファベットが羅列されたラベルにも、日本酒という先入観で飲まないようにという蔵元の気づかいが感じられます。



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 純米吟醸(発泡、にごり、生)
 500ml:1143(1200)円   300ml:666(700)円
 180ml:381(400)円
 アルコール度数:12.5
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:59%


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2013年02月15日

十六代九郎右衛門 純米吟醸 無濾過生原酒 愛山 2012(H24)BY 長野酵母3

十六代九郎右衛門 愛山 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 へえ、「九郎右衛門」も愛山でお酒をつくっているのか。 と思ったら、今シーズンに初使用とのこと。

 今シーズンから代替わりして、杜氏さんも変わったことがきっかけなのかな。

 桃・洋ナシのような果実香が甘く華やか。

 みずみずしい飲み口で、豊かな甘味・酸味のわりに、クリアな印象。

 「九郎右衛門」のラインナップでみれば個性はおさえ気味かもしれないけれど、飲みごたえがあってさわやかで、好み!



【長野県木曽郡木祖村 湯川酒造店】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3700(3885)円
 アルコール度数:16.5
 原料米:愛山(兵庫県加東市東条産)   精米歩合:55%
 酵母:長野酵母


「九郎右衛門」の過去の記事
「十六代 九郎右衛門 純米吟醸無濾過生原酒 特別誂え」
 (↑2012年12月
「十五代 九郎右衛門 特別純米酒」(2006年05月

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2012年12月07日

十六代 九郎右衛門 純米吟醸無濾過生原酒 特別誂え 仕込み34号3

十六代九郎右衛門 特別純米 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 甘口のお酒を好むYさんには、「十六代 九郎右衛門」。

 ん? 十六代?

 いままで毎年、試飲会で出会って飲んできたお酒たちは、「十五代 九郎右衛門」。

 先代蔵元が亡くなって代がかわり、銘柄も改めたとのこと。

 個性的な酒質を世に問い始めた先代を惜しみつつも、新しい世代の発展を期待して、いただきます。


 この「十六代 九郎右衛門 特別誂え」は、火入れ・熟成用のお酒を特別に無濾過生原酒のまま出荷したお酒。

 フレッシュな雰囲気はありながらも、香りはおとなしい。

 まろやかな口当たりと存在感のある甘味・旨味が、この蔵らしい魅力。 若々しい苦味とかすかに残る炭酸のおかげで、さわやかな後口。

 お米らしさがあって、意外とドライに切れる。 味のある、好みのお酒。



【長野県木曽郡木祖村 湯川酒造店】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2857(3000)円
 アルコール度数:17.1
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:55%


「九郎右衛門」の過去の記事
「十五代 九郎右衛門 特別純米酒」(2006年05月

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2012年10月31日

麗人 洒古里(シャブリ) 純米12年熟成

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 このバーに来るたびに飲んでいるような気がする「麗人 洒古里」。

 飲んだ回数が多い割に記事にしていない、いつものパターンです。

 タンクを開放したまま、シェリー酵母・乳酸菌を介在させて長期熟成した風変わりなお酒。


 白ワインを思わせる、甘味・酸味・苦味を想起させる香り。 熟成を経たコハク色もまた、白ワインを思わせる。

 クリアで伸びやかな飲み口ながら、後半に酸味・苦味が活躍する。 余韻の熟成香には日本酒らしさが感じられる。


 甘口好きのYさんですが、熟成香・苦味があまり得意でないようす。 たしかに、万人受けするタイプのお酒ではないですね。



【長野県諏訪市 麗人酒造】 純米酒(古酒)
 360ml:2000(2100)円
 アルコール度数:12.5   日本酒度:+1
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:65%
 酸度:3.5〜5.0   アミノ酸度:2.0


「麗人」「洒古里」の過去の記事
「麗人 洒古里 純米12年熟成」(2004年05月
「麗人 洒古里 純米7年熟成」(2012年05月

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2012年09月26日

川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒

川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 日本酒初心者のYさんは、香りと甘味のあるリキュールが大好き。

 ということで、日本酒のなかではリキュールに雰囲気が近い、「川中島 幻舞」をおすすめしました。

 経験則では、普段それほど日本酒を飲まない方に飲んでもらうと、気に入ってもらえることの多いお酒です。

 フレッシュなお酒らしい、麹の香りとリンゴの香り。

 トロリと濃厚な口当たりとともに、リンゴ様のさわやかな含み香が広がる。 香りの印象に導かれて、味も甘酸っぱく、みずみずしい。

 アルコール感が強い淡麗酒とは、まったく異なる。 香味ともにさわやかで、味わい豊か。

 近年人気を集めるお酒たちに共通した酒質を、この「川中島 幻舞」も備えている。

 Yさんも、「これがいちばん好きかもしれない」とのこと。 良かった〜。



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2477(2600)円   720ml:1238(1300)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2012年02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2012年07月11日

ミコツル(御湖鶴) あわあわ 純米活性にごり酒2

御湖鶴 あわあわ 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 夏でも熟成酒の燗酒を飲むよっしん。 でも、暑い日に飲む活性にごり酒も好き。

 ということで、「御湖鶴」の夏季限定のお酒を購入。

 「御湖鶴」は小さい蔵ながら、季節ごとにさまざまな商品を展開する。

 いや、小さい蔵だからこそ、量より質を追求し、個性的なお酒たちを生み出すことに集中できるのかもしれない。

 しっかり冷やしてから、注意して開栓。 少し時間はかかったものの、安全に開いた。

 粒の大きい、元気の良い炭酸がはじけるたびに、さわやかな柑橘系の香りが広がる。 にごりはそれほど濃くない。

 甘味はおさえられていて、活性にごり酒のなかでは軽快なタイプ。 「御湖鶴」らしい独特の酸味・苦味が感じられる、スッキリとした味わいだ。

 ただ、いつもの「御湖鶴」のラインナップとくらべると個性は弱く、そのぶんアルコールと炭酸の印象が強い。


 ベタつかないドライな飲み口が魅力だが、通常の日本酒と同等のアルコール度数なので、ビールやサワーのような飲み方は危険。

 食前酒にすると、食前に十分に酔ってしまう人が出るだろう。 食中酒とするには、もっと味があったほうが食事に合わせやすい。

 意外と扱いがむずかしいお酒かもしれない。



【長野県諏訪郡下諏訪町 菱友醸造】 純米酒(無濾過、生、にごり)
 375ml:648(680)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:±0
 原料米:ひとごこち(長野県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.8


「御湖鶴」の過去の記事
「御湖鶴 純米生原酒 おりがらみ 金紋錦」(2012年04月
「御湖鶴 生粋(なまいき) しぼりたて純米 生酒」(2011年12月
「御湖鶴 純米 活性にごり」(2012年01月
「御湖鶴 燗乃純米」(2011年10月
「御湖鶴 超辛純米酒 ひやおろし」(2011年09月
「御湖鶴 純米 山田錦 (青ラベル)(パールピンクラベル)」
 (↑2010年05月
「御湖鶴 純米吟醸 レトロ」(2010年12月
「長野の酒メッセ」(2009年05月2008年05月

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2012年05月08日

麗人 洒古里(シャブリ) 純米7年熟成3

麗人 洒古里 7年 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 ここに来るとつい飲みたくなる「麗人 洒古里(シャブリ)」。

 タンクを開放したまま、シェリー酵母・乳酸菌を介在させて長期熟成した風変わりなお酒。


 酸味を想起させるブドウ様の香りと、シェリー樽の香りが印象的。

 熟成を経た黄金色とあいまって、白ワインを思わせる。

 活き活きとした酸味・苦味が爽快で、やはり白ワインのよう。 余韻の熟成香に日本酒らしさが感じられる。


 日本酒の世界の幅を広げてくれる、個性的な逸品。



【長野県諏訪市 麗人酒造】 純米酒(古酒)
 360ml:1200(1260)円
 アルコール度数:12.5   日本酒度:+1
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:65%
 酸度:3.5〜5.0   アミノ酸度:2.0


「麗人」「洒古里」の過去の記事
「麗人 洒古里 純米12年熟成」(2004年05月

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2012年05月03日

川中島 純米大吟醸3

川中島 純米大吟醸 池袋西武で試飲・購入。

 今日は両親の結婚記念日ということで、「川中島 純米大吟醸」を贈呈。

 「川中島」は、池袋西武に1年に2回試飲販売で来店するものの、このお酒はふだんあまり持参しない。

 試飲したところ、すばらしい味わいだったので、まよわず購入。

 酸味・苦味を想起させるリンゴ様の吟醸香に、栗のような甘い熟成香が重なる。

 口当たりの甘酸っぱさにはインパクトがあるものの、熟成を経ているためか、まろやかに流れてゆく。

 中盤以降は、クリアな中をまろやかな旨味がゆっくりと広がってゆく。 この奥ゆかしさが純米大吟醸らしい魅力だ。


 栗のようなホクホクとした雰囲気と、つややかに練れた甘味・酸味は、福島「会津中将 特別本醸造」や宮城「森泉 特別本醸造」にも似ている。

 リンゴ様の香りを帯びた酸味・苦味がスッキリと甘味を切り、ふわふわと軽やかな余韻を残してゆく。 余韻がいちばんお米らしい雰囲気。

 インパクトのある香味と落ち着いた香味が同居する、バランスの取れた純米大吟醸。 ボリュームは淡麗〜中庸ながら、この複雑さが飲みごたえを感じさせる。

 お値段といい、味わいといい、満足感のあるお酒だ。


 相反する要素がバランスを取り合うところは、まるで両親のよう、と表現するのはこじつけかもしれない。 けれど、二人を見ていて、このお酒を飲んでいて、そういったイメージを重ね合わせてしまうのでした。



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 純米大吟醸
 720ml:2500(2625)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:49%


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2012年02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2012年04月10日

御湖鶴 純米生原酒 おりがらみ 金紋錦3

御湖鶴 おりがらみ 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 見つけるたびに季節商品を購入している「御湖鶴」。 今回はおりがらみ。

 無濾過のためか、うっすらとレモン色。 細かい粒子が浮いている。 グラスに注ぐと、少しにごっているかなと気づく程度のにごり具合。

 柑橘系の香りに磯の香りがひそむ、いつもの「御湖鶴」の香り。

 塩気を帯びた、苦味・酸味を主体としたさわやかな飲み口も、「御湖鶴」のスタンダードだ。

 製法・原料米のちがいよりも、蔵の個性が強く出ている。 一貫した個性が魅力。


 時間を置いて常温になると、溌剌とした味わいの底流に息づいた、おだやかな旨味とやさしい甘味が感じられるようになる。

 温めると苦味が一歩引いて、甘味・旨味・酸味が凝縮したジューシーな味わいに変化する。 冷温〜常温とはまったく別のパフォーマンスに驚いた。

 「御湖鶴」らしい個性を楽しむなら冷温〜常温、大阪「秋鹿」の生原酒のような濃醇な燗酒を望むのなら燗。 温度の変化による味のちがいも楽しめる。


【長野県諏訪郡下諏訪町 菱友醸造】 純米酒(無濾過、生、にごり)
 1800ml:2648(2780)円   720ml:1324(1390)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+1
 原料米:金紋錦(長野県木島平村産)   精米歩合:65%
 酸度:1.9   アミノ酸度:1.4


「御湖鶴」の過去の記事
「御湖鶴 生粋(なまいき) しぼりたて純米 生酒」(2011年12月
「御湖鶴 純米 活性にごり」(2012年01月
「御湖鶴 燗乃純米」(2011年10月
「御湖鶴 超辛純米酒 ひやおろし」(2011年09月
「御湖鶴 純米 山田錦 (青ラベル)(パールピンクラベル)」
 (↑2010年05月
「御湖鶴 純米吟醸 レトロ」(2010年12月
「長野の酒メッセ」(2009年05月2008年05月

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2012年02月03日

川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦/美山錦/ひとごこち4

川中島 幻舞 3種
 池袋西武で試飲・購入。

 2011年10月の試飲販売時に、しぼりたての山田錦バージョン、美山錦バージョンを購入。

 そして今回、2012年1月の試飲販売で、しぼりたてのひとごこちバージョンを購入。

 精米歩合も酵母も同じという、お米ちがいの3種類を飲みくらべよう!

川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦 まずは山田錦バージョンから。

 「川中島」の生原酒らしい、リンゴ様の華やかな香りと豊かな甘味が印象的。

 トロリと濃厚で、そしてみずみずしい酸味も感じられる、わかりやすい香味だ。

 試飲会や試飲販売で受けている理由がわかる気がする。

 ただ、甘味が勝っていて、他の要素が隠れ気味になっている印象。 個人的にはもっともっと酸味があると好みかな。


川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 美山錦 次に美山錦バージョン。 新商品とのこと。

 香りは非常におとなしく、かすかにお米の香りがある程度。

 スルリとなめらかな口当たりで、ややドライな中にお米らしい旨味と上質な苦味を感じる。

 静かに入っておだやかにふくらんでゆく展開は、山形「楯野川 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦」に似ている。

 生酒ながら華美でなく、燗映えするまろやかなお酒。
 好み!


川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 ひとごこち 最後はひとごこちバージョン。

 藤の花のような独特な香り。

 コッテリと濃厚な、オイリーな口当たりで、第一印象は苦味を強く感じる。

 後口にかけて、ラムレーズンのような風味から、コンテやペコリーノ・ロマーノを思わせる、塩気の多いチーズのような風味に変化してゆく。

 燗にすると酸が引き立ってさらにパワフルになる。

 似たお酒を探すのが難しい、個性的なお酒。 良いね〜、とっても好みです。


【長野県長野市川中島町 酒千蔵野
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:2(★★)
 1800ml:2477(2600)円   720ml:1238(1300)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8

「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 720ml:
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:美山錦(長野県産、低農薬栽培)   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号・協会901号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.3

「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:4(★★★★)
 1800ml:2286(2400)円   720ml:1143(1200)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:ひとごこち(長野県松代町産、疎植1本植え、有機肥料・低農薬栽培、天日干し)
 精米歩合:59%   酵母:長野酵母   酸度:2.0


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

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2012年01月31日

御湖鶴 純米 活性にごり3

御湖鶴 活性にごり 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 季節ごとに限定商品を購入している、最近のマイ・ブームの長野「御湖鶴」。

 今回も、新春限定の「御湖鶴 純米 活性にごり」を購入。 好きな蔵なら、知らないお酒も飲まずに買えるのです。

 ビン内でも発酵が続いている活性にごり酒ながら、ガス抜きの穴が開けられていない。 開栓時は噴きこぼれないように注意しないと。

 と思っていたら、たしかに噴き上がりそうな気配はあったものの、それほど困難もなく開栓できた。 しっかり冷やしておいたおかげかな。

 そして開栓直後、ビン内でいきおいよく炭酸が湧き上がった。 微炭酸ではなく、三ツ矢サイダーのような元気の良い炭酸だ。

 ただ、沈んでいたにごり部分は少なめなので、炭酸のいきおいで混ざってもうっすらとにごる程度。

 では、炭酸が元気なうちにいただきます。

 にごり部分の影響か、「御湖鶴」にしてはめずらしい、熟していないバナナのような香り。

 しだいに「御湖鶴」らしい柑橘系の香りと、塩気を感じさせるさわやかな苦味・酸味が感じられるようになる。

 色はうっすらとにごっているけれど、重たさのない、カルピスソーダより軽快な飲み口。 はじける炭酸と、しっかりとした酸の活躍が大きい。

 ドロッと濃厚な自己主張の強いにごり酒とは別系統の、食中酒向けのさわやかなお酒だ。


【長野県諏訪郡下諏訪町 菱友醸造】 純米酒(無濾過、生、にごり)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.7


「御湖鶴」の過去の記事
「御湖鶴 生粋(なまいき) しぼりたて純米 生酒」(2011年12月
「御湖鶴 燗乃純米」(2011年10月
「御湖鶴 超辛純米酒 ひやおろし」(2011年09月
「御湖鶴 純米 山田錦 (青ラベル)(パールピンクラベル)」
 (↑2010年05月
「御湖鶴 純米吟醸 レトロ」(2010年12月
「長野の酒メッセ」(2009年05月2008年05月

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2011年12月29日

御湖鶴 生粋(なまいき) しぼりたて純米 生酒2

御湖鶴 しぼりたて 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて試飲・購入。 蔵の方が来店しての試飲販売だった。

 初秋の「御湖鶴 ひやおろし」、晩秋の「御湖鶴 燗乃純米」につづく、冬の「御湖鶴 しぼりたて」。

 ラベルの、筆で描かれた淡い緑色の波紋が好み。

 そして、しぼりたての今でしか体験できない、フレッシュな香りと若々しい苦味・酸味が魅力的だったので購入。

 蔵で購入した「御湖鶴」グラスに注ぐと、細かい米粒の痕跡がただよう。 おりがらみのお酒で、淡い淡いにごり具合。

 酸味・苦味を想起させる、マスカットのような香りがさわやか。

 いかにも軟水という、なめらかな口当たりで、やさしい甘味が最初に感じられる。

 味の乗っていない、良くも悪くも軽快な飲み口ながら、「御湖鶴」らしい個性的な酸味・苦味も片鱗を見せる。

 冷温から常温に近づくと、蔵が標榜する「食事に合わせられる酸味」が活躍しはじめる。 おー、酸っぱくて楽しい! この個性、好き!

 初ガツオのように、成長途上の味を楽しみながら、新たなシーズンを迎える季節感・おめでたさも楽しめるお酒だ。


【長野県諏訪郡下諏訪町 菱友醸造】 純米酒(生)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.8


「御湖鶴」の過去の記事
「御湖鶴 燗乃純米」(2011年10月
「御湖鶴 超辛純米酒 ひやおろし」(2011年09月
「御湖鶴 純米吟醸 レトロ」(2010年12月
「御湖鶴 純米 山田錦 (青ラベル)(パールピンクラベル)」
 (↑2010年05月
「長野の酒メッセ」(2009年05月2008年05月

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2011年10月01日

御湖鶴 燗乃純米3

御湖鶴 燗乃純米 蔵にて購入。

 同時に購入した「御湖鶴 超辛純米酒 ひやおろし」とともに、秋ならではのお酒。

 どちらも柑橘系の香りと磯の香りがあって、「御湖鶴」らしい個性は共通している。

 ただ、味わいはずいぶんと異なる。

 この「御湖鶴 燗乃純米」は、冷温〜常温では重めの旨味が全体をおさえつけていて、野暮ったい印象がある。 このままでは飲みにくい。


 商品名のとおり、燗で楽しむために造ったお酒。 では、さっそく温めてみよう。

 独特の香りは少し落ちついて、お米らしい雰囲気が出てきた。 スルリとなめらかな口当たりで、この蔵らしいシャープな酸味・苦味が楽しめる。

 低温では重たかった旨味が、軽やかにふくらむ。 燗でこんなに変化する、本領発揮するお酒は久しぶり。

 ゆるりと、落ちついて時間をかけて飲みたいと思わせるまろやかさが、美山錦の魅力ですね〜。


【長野県諏訪郡下諏訪町 菱友醸造】 純米酒
 1800ml:2190(2299)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.8


「御湖鶴」の過去の記事
「御湖鶴 超辛純米酒 ひやおろし」(2011年09月
「御湖鶴 純米吟醸 レトロ」(2010年12月
「御湖鶴 純米 山田錦 (青ラベル)(パールピンクラベル)」
 (↑2010年05月
「長野の酒メッセ」(2009年05月2008年05月

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2011年09月17日

御湖鶴 超辛純米酒 ひやおろし3

御湖鶴 超辛純米 ひやおろし 蔵を訪れた際に購入。

 小さな小さな酒母タンク、10本の小さな仕込みタンク。

 地元の需要に依存しない小さな蔵だからこそ、個性的な味わいで挑戦できるのかもしれない。

 どの商品にも「御湖鶴」らしさ、スッキリとした独特の酸味・苦味がある。

 この「御湖鶴 超辛純米酒」は、蔵のラインナップではシャープ・軽快な酒質ながら、やはり「御湖鶴」の個性が発揮されている。

 まずは常温でいただきます。

 柑橘系のさわやかな香りに、磯の香りがひそむ。

 口当たりはしっとりとなめらか。 そして、個性的な苦味・酸味がお出迎え。 静かに入りながらも、さりげなくインパクトがある。

 甘味を排した飲み口なのに、ドライなお酒にありがちなザラついた感触はなく、非常にスムーズに流れてゆく。

 アルコールが目立たないのも、しっかり味がある証拠。 日本酒度+11とは思えない、まろやかな飲み口、やさしい味わいのお酒だ。


 では、ぬる燗にしていただきます。

 口当たりはさらにやわらかくなり、非常になめらか。 超軟水の仕込み水の魅力が楽しめる。

 苦味が一歩引いたところに、まろやかな旨味が顔を出して、やさしい印象が増す。

 さらに温度を上げても、その軽快でまろやかな飲み口はくずれない。


 さわやかでやさしい香味が、それぞれの温度帯で少しずつ表情を変えてゆく。 温度帯を選ばない、万能型のお酒だ。



【長野県諏訪郡下諏訪町 菱友醸造】 純米酒(生詰)
 1800ml:2476(2600)円   720ml:1238(1400)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+11
 原料米:ヨネシロ(長野県産)   精米歩合:70%
 酸度:1.8


「御湖鶴」の過去の記事
「御湖鶴 純米吟醸 レトロ」(2010年12月
「御湖鶴 純米 山田錦 (青ラベル)(パールピンクラベル)」
 (↑2010年05月
「長野の酒メッセ」(2009年05月2008年05月

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2011年08月15日

川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒2

川中島 いなかあぜみち 池袋西武で試飲・購入。

 地元産のお米で仕込んだ地元用のお酒で、池袋西武の試飲販売には特別に持参したとのこと。

 よっしん、特別、限定という言葉に弱いからなあ。

 表のラベルには「いなかあぜみち」、裏のラベルには「田舎あぜみち」。 どっちが正式な表記?

 1回火入れしたお酒ながら、さわやかな麹の香りがある。 そして、米粉・ミルクのようなやさしい香りが特徴的。

 水の良さがわかる、やわらかい口当たりとクリアな酒質は、「川中島」の魅力。

 みずみずしくさわやかな甘味・旨味が印象的で、繊細な味わいのようで飲みごたえがある。

 パワフルなお酒ではないものの、また飲みたくなってしまう。 そんな後を引くバランスの良さが「川中島」らしい。


【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 純米酒(無濾過、原酒)
 720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:16.5
 原料米:ひとごこち(長野市産、契約栽培)   精米歩合:59%


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

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2011年07月06日

「長野の酒メッセ in 東京 2011」 at グランドプリンス高輪

 毎年5月に赤坂プリンスで開催されてきた「長野の酒メッセ in 東京」。

 赤坂プリンスが閉館となった2011年は、帝国ホテルで開催される予定だった。

 ところが、3月の東日本大震災による自粛ムード、同月の長野県栄村の大地震、電力不安から、長野の酒メッセの開催は急きょ延期となった。

 そして7月、会場をグランドプリンス高輪に改めて開催された。

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2011年06月11日

川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒2

川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒 池袋東口の「希紡庵」にて飲む。

 今夜はセバさんとナベちゃん、日本酒好きの3人で飲む。

 まずはさわやかな「川中島 幻舞」から。

 今シーズンの「川中島 幻舞 純米吟醸」は10月末にしぼられたから、すでに半年以上の熟成を経ている。

 年内に、しぼって1週間の状態で飲んだお酒が、今、どんな状態になっているだろうか。

 リンゴ様のさわやかな香りに、熟したメロンのようなニュアンスもある。 吟醸香が豊かで、みずみずしいイメージ。 このさわやかな香りが「川中島」の魅力だ。

 以前は若々しく炭酸・苦味の目立ったお酒だったのが、今ではやさしい甘味が中心となったソフトなお酒に変わっている。

 常温に近づくと、お米らしいふっくらとした旨味が出てきて、ドライな雰囲気すら感じるようになる。

 この幅・奥行きが、甘い香りのインパクト勝負というお酒と一線を画している。

 甘すぎない、さわやか、飲みやすい、と好評でした。


【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:49%
 酵母:協会1801号   酸度:1.6   アミノ酸度:1.1


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari−Suisui」(2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

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2011年06月02日

川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦3

川中島 特別純米 無濾過生原酒 池袋西武で試飲・購入。

 「川中島 幻舞」は、長野の好きな蔵のひとつ。

 試飲会でも試飲販売でも、吟醸・純米吟醸が人気。

 ただ、個人的には「川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦」がお気に入り。

  フレッシュな生酒らしい、麹の香りとリンゴの香り。 「川中島 幻舞」得意のさわやかな果実香とクリアな酒質は、純米酒でも堪能できる。

 さらには、お米由来の風味もあって、魅力が盛りだくさん。

 余韻として、たくあん・アーモンドの風味が残るのが特徴的。

 原酒といっても、ボリューム感よりも、複雑・多様な味わいが楽しめるタイプ.。 スッキリと飲みやすいお酒に仕上がっているところが、千野麻里子杜氏のバランス感覚かもしれない。

 この味がこの値段で楽しめるのがうれしい。 すばらしいコストパフォーマンス。


【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2477(2600)円   720ml:1238(1300)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari−Suisui」(2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

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2011年03月25日

明鏡止水 純米吟醸 生 常温8年熟成 2002(H14)BY3

明鏡止水 生 2002BY 京都二条東洞院の「酒BARよらむ」にて飲む。

 なんでヨラムさんのお店に「明鏡止水」があるんだろう?

 個性的なお酒を好むヨラムさんが、淡麗型酒質の典型ともいえる「明鏡止水」を選んだ理由は、何だろう?

 そう思って質問してみると、ヨラムさんは苦笑い。 となりの平野さんは飲んだことがあるらしく、理由を知っているようす。

 「これは、すごいことになっています」、「生で8年くらい放ったらかして、傷めつけた酒です」とのこと。

 そして、「ふつうの『明鏡止水』だと思ったらまちがい」、「ラベルのデータや記憶は役に立たなくなっている」という言葉が続く。

 ・・・なんじゃそりゃあ!

 そんなに面白いことをしていたなんて、さすがヨラムさん。

 生熟成のナッツ系の香りが出ていて、生酒らしいなめらかな口当たり。 酸は、新酒のころのキレイに整えられたものではなく、年月を経たことによる洒脱な雰囲気があって印象的。

 円熟した歌舞伎役者のアドリブのような、型にはまらないようで、それはそれで完成されている、垢抜けた感がある。

 そして面白いのは、仕込み水に由来するこの蔵の魅力、飲み口の清涼感が健在だということ。 けっして荒くバラけず、濃醇になってゆくわけでもなく、やっぱり「明鏡止水」だなと思わせる個性が残っている。

 「明鏡止水」もここまで来ることができるのか。 お酒とともに、おどろきと感動と経験を、いただきました。


(データは出荷当初のもの)
【長野県北佐久郡望月町 大澤酒造】 純米吟醸(生)
 1800ml:2621(2752)円   720ml:1311(1376)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:50%
 酵母:蔵内培養酵母   酸度:1.6


「明鏡止水」「大吉野」「善光寺秘蔵酒」の過去の記事
「明鏡止水 大吟醸原酒」(2008年01月
「明鏡止水 純米吟醸 吟織」(2005年12月
「明鏡止水 純米吟醸」(2005年05月
「明鏡止水 特別本醸造」(2007年05月
「長野の酒メッセ in 東京 2009(5/19)」(2009年05月
「長野の酒メッセ in 東京 2008(5/20)」(2008年05月

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2010年12月25日

真澄 純米吟醸 山廃造り 二夏越し 2007BY3

真澄 山廃純米吟醸 池袋西武で試飲・購入。

 近所の忘年会(定例会)に持参。

 「真澄 山廃純米吟醸 二夏越し」は、秋に出荷される季節限定商品。

 「二夏越し」というネーミングは、春にしぼられたお酒が2回の夏を越えて、1年半の熟成を経て出荷されるから。

 「真澄」の蔵を訪れて試飲した際に、いちばん飲みごたえがあると思ったのが、この「真澄 山廃純米吟醸」だった。

 蔵では、1年半熟成から5年半熟成まで、各年の「真澄 山廃純米吟醸」が試飲できて、熟成のおもしろさを体験できた。

 「カラー版 極上の純米酒ガイド」(上原浩監修、光文社新書、2003年)では、「全体的にすっきりとした酒が多い『真澄』のなかで、この商品は濃醇な旨口」、「淡麗辛口とは対極にある“食べたくなる” “食欲をそそる”味わい」と評されている。

 出荷直後に開栓すると、ドライでシャープな味わいが楽しめる。 ただ、まだ軽い雰囲気もあって、もう少し熟成させたいなあと思った。

 そこで、もう1回夏を越えてもらって、三夏越しの状態でいただきます。

 出荷直後には感じられなかった、軽い熟成香が出てきている。 ドライな感触はやわらいで、酸味の活きたつややかな飲み口になっている。

 とくに、まろやかな旨味のおかげで厚みが増していることが大きい。

 「(いつも、そして今日も飲んでいる)『真人』より好き」、「『真澄』もこんなに味があるのか」、「4合ビンじゃ足りない」と大好評だった。

 もちろん、「このにおいと酸味はちょっと苦手」という反応もあったとおり、山廃や熟成酒を好まない人にはおすすめできない。


【長野県諏訪市 宮坂醸造】 純米吟醸(山廃)
 1800ml:2971(3119)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)ひとごこち、(掛米)美山錦
 精米歩合:55%(自社精米)   酵母:協会7号系自社培養酵母
 酸度:1.9   アミノ酸度:1.3


「真澄」「みやさか」の過去の記事
「真澄 山廃純米吟醸 二夏越し(燗あがり)」
 (↑2007年04月2005年11月2003年11月
「真澄 山廃純米原酒 1998BY」(2004年10月
「真澄 純米吟醸 辛口生一本」(2004年12月2003年12月
「真澄 奥伝寒造り 純米酒」(2010年02月2004年10月
「真澄 夢殿 大吟醸」(2009年05月長野の酒メッセ
「みやさか 55」(2009年05月長野の酒メッセ
「みやさか 山廃50」(2009年05月長野の酒メッセ
「みやさか 山廃60」(2009年05月長野の酒メッセ

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2010年12月20日

御湖鶴 純米吟醸 レトロ3

御湖鶴 純米吟醸 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 宮城「愛宕の松」の次は、長野「御湖鶴」。

 磯やミカンのような、塩気・苦味・酸味を想起させるさわやかな香り。 そして首尾一貫している苦味。

 この2つが、初めて「御湖鶴」を飲む人に衝撃を与える、唯一無二の個性だ。

 しっとりとキメ細かい口当たりに、すべるように甘味・旨味が広がってゆく。 濃厚な味わいを、さわやかな香りと独特の苦味、シャープな酸が引き締める。

 同じ山田錦を使った「御湖鶴 純米酒」よりも香味のインパクトが強い。

 あれ? 「御湖鶴」って、ここまで飲みごたえがあったかな?

 雑味を除去する目的で多めに精米した吟醸酒は、せっかくの旨味・幅まで失われてしまうことが多い。 この「御湖鶴 純米吟醸」は、旨味がちゃんと残っている。

 うまし!


【長野県諏訪郡下諏訪町 菱友醸造】 純米吟醸(無濾過)
 180ml:343(360)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:±0
 原料米:山田錦   精米歩合:55%
 酵母:協会14号(金沢酵母)系   酸度:1.6   アミノ酸度:1.3


「御湖鶴」の過去の記事
「御湖鶴 純米 山田錦 (青ラベル)(パールピンクラベル)」
 (↑2010年05月
「長野の酒メッセ」(2009年05月2008年05月

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2010年11月07日

川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて2

川中島 幻舞 純米吟醸しぼりたて生 池袋西武で試飲・購入。

 蔵元の千野麻里子杜氏が醸す、香り高く豊潤な飲み口の「川中島」は、毎年5月に行われる「長野の酒メッセ in 東京」でも人気だ。

 人気だからこそ、蔵に在庫がない。

 新酒登場までの品切れ期間を短くするために、今シーズンは10月から仕込みを開始したとのこと。

 しかも最初に仕込んだのが、この「川中島 純米吟醸 しぼりたて」。 純米吟醸からシーズンを始める蔵はめずらしい。

 1週間前にしぼったばかりというだけあって、非常に若々しい香味だ。

 リンゴ様のさわやかな香りに、熟したメロンのようなニュアンスも含まれている。 吟醸香が豊かで、みずみずしいイメージ。 このさわやかな香りが「川中島」の魅力だ。

 やさしい甘味にほのかな苦味があり、炭酸の刺激もシャープな飲み口を演出している。

 たしかに、まだ香味のまとまりがなく、ボディの厚みに乏しい。 しかし、この若々しさこそ、しぼりたての時期しか楽しめない貴重な魅力だ。


 開栓して数日すると、少し印象が変わってきた。

 中盤から後半にかけては、お米らしさと同時にラムネ様の爽快感があって、「貴 純米吟醸 無濾過生原酒」を連想させる。

 いよいよ、2010(H22)BYの新酒の季節だなあ。 2009(H21)BYのお酒が熟成してくるとともに、新酒が登場してくる、楽しい季節の到来だ!


【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:49%
 酸度:1.6   アミノ酸度:1.1


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

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2010年05月23日

御湖鶴 純米 山田錦 (青ラベル)2

御湖鶴、純米 「長野の酒メッセ」のおみやげとしていただく。

 「長野の酒メッセ」初参加のよっしん父が、その独特な味わいに驚いたのが「御湖鶴」。

 全量無濾過、全量ビン貯蔵・ビン火入れというこだわりは、お酒の味に個性として表れている。

 苦味を想起させるさわやかな香りに、ほっそりとした飲み口。 余韻にいたるまで一貫して感じられる苦味。

 「御湖鶴」はいちど飲めば忘れない、ハマれば代えのきかない存在だ。

 今回のおみやげはランダムで渡されるが、個性的な「御湖鶴」は個人的には当たりだった。

 諏訪地方といえば、長野の酒どころのひとつ。 諏訪市には「真澄」「舞姫」「麗人」「本金」「横笛」、岡谷市には「神渡」「高天」がある。

 そして、黒曜石の産地の和田峠や、赤報隊の終焉の地として知られる下諏訪町に唯一あるのが「御湖鶴」だ。

 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で常時何種類も置いているので、埼玉都民には購入しやすい銘柄でもある。

 さて、「御湖鶴 純米 山田錦」は、今回のおみやげのラベルこそ濃青だが、現在の通常商品はパールピンクのラベルに新装されている。

 開栓してすぐに、苦味・塩気を想起させる香りがただよう。 雑誌・酒販店サイト・個人ブログなどで「柑橘系の香り」と表現されているけれど、若干ちがう。 個人的には磯の香り、ミネラルのニュアンスも感じる。

 白い杯に注ぐと、淡く黄金色に色づいているのがわかる。 いかにも無濾過らしい。 色があるお酒って、おいしそー!

 軟水のしっとりとキメ細かく落ちついた口当たりながら、シャープな苦味・酸味がにぎやかで退屈させない。 濃厚さや幅・奥行きは感じないが、この独特の苦味・酸味は存在感がある。

 常温だったのを、少し温めてぬる燗にしてみる。 すると、酸味に甘味が肉付けされ、軽快な旨味も現れてきた。 しかしそのぶん、シャープさがボケてしまった。

 むやみにボリュームを出そうとせず、冷温〜常温でこのお酒らしいシャープさを堪能するのが得策だと思った。


【長野県諏訪郡下諏訪町 菱友醸造】 純米酒
 1800ml:2190(2300)円   720ml:1190(1250)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:65%
 酵母:協会14号系   酸度:1.8   アミノ酸度:1.3


「御湖鶴」の過去の記事
「長野の酒メッセ」(2009年05月2008年05月

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