福岡のお酒

2014年09月17日

三井の寿 In Autunno Porucini 秋純吟 ひやおろし

三井の寿 ポルチーニ 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 かわいいキノコが描かれた「三井の寿 ポルチーニ」。

 イタリア語で秋のポルチーニと書いてあって、イタリアの秋を思わせます。

 が、なぜイタリア、ポルチーニ?

 まあ、キノコが大好きな配管工の双子の兄弟は、イタリアの典型的な男性名ですが。



 酒販店で何度か見たことがあるものの、飲んだことがなかったので、これを機に飲んでみましょう!

 冷温でいただきます。


 ミネラル・ハーブを感じる香りで、スッキリとした印象。 透明感ある飲み口で、さりげない酸味が見え隠れする。

 味のあるタイプを醸す「三井の寿」にしては意外なほどあっさり。 水っぽいお酒に感じられて、物足りないなあ。

 開栓したてということもあって、味が閉じこもっているのかも。 また、温めることで味が開いてくるのかな。



 イタリア料理のバターや香辛料や油に負けない、豪快なお酒を期待したのですが、残念です。



【福岡県三井郡大刀洗町 井上】 純米吟醸酒(生詰)
 1800ml:2,600(2,808)円   720ml:1,300(1,404)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+3
 原料米:吟のさと(福岡県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号系自家培養   酸度:1.5   アミノ酸度:1.3


「三井の寿」「美田」の過去の記事
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生原酒」(2008年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生詰 ひやおろし」
 (↑2005年10月2003年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 常温3年熟成」(2004年11月
「三井の寿 辛醸美田 山廃純米 大辛口」(2011年02月
「三井の寿 美田 山廃純米 にごり生」
 (↑2011年06月2009年04月2008年03月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都 山廃」
 (↑2008年09月2007年08月2007年05月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都 山廃 生」(2009年10月
「三井の寿 手造り純米酒 辛口 初槽荒走り生原酒」(2008年03月
「三井の寿 山廃仕込み純米酒 蔵元直詰封印原酒 1997(H9)BY」
 (↑2011年02月

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2013年06月23日

杜の蔵 純米うすにごり 夏生 二の矢2

杜の蔵 夏生 純米うすにごり 池袋東武で見かけて購入。

 低めのアルコール度数での味わいに定評のある「杜の蔵」が送り出す、夏用の生酒。

 試飲できなかったものの、うっすらにごった外見、そしてリーズナブルな価格から、迷わず購入。


 さっそく冷温でいただきます。

 うっすらとにごったお酒からは、お米由来の香りとマスカット系の香りがただよう。

 しぼってから数か月間の熟成を経ているためか、さわやかな香味には荒々しさが消えている。

 やわらかく軽い飲み口で、さりげない酸味・旨味が心地よい。



 過剰な演出がなく飲みやすい。 それでいて、また飲みたいと思わせる魅力がある。

 スイスイ飲めてしまう、「杜の蔵」らしい魅力が感じられるお酒。



【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 純米酒(無濾過、生)
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1150(1207)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+5
 原料米:夢一献(福岡県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会7号   酸度:1.7


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」
 (↑2012年08月[1][2]02月2011年09月02月2010年03月
   2009年09月04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」
 (↑2013年01月2012年02月2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」
 (↑2012年02月2011年02月2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「独楽蔵 特別純米 季節限定酒 ひやおろし 二年目の夏」
 (↑2010年10月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米吟醸 翠水」(2012年08月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2013年06月19日

若波 純米吟醸3

若波 純米吟醸 池袋のサンシャインで行われた「日本酒フェア」で試飲・購入。

 大好きな県、大好きな蔵をめぐりつつ、新たな発見を求めて冒険する。

 そこで出会ったのが、福岡の「若波 純米吟醸」。


 試飲した瞬間に、ドライな飲み口と、お米の旨味が活きたおだやかな味わいにびっくり。

 初めて知る蔵のお酒で感動し、思わず興味津々。

 お酒を醸したのは蔵元の次女、福岡で唯一の女性杜氏という今村友香さん。

 ご本人ではなく間接的に聞いたところによると、秋田「まんさくの花」日の丸醸造で修業したとのことで、勝手に縁を感じてしまいました。

 

 迷わず、おみやげとして購入。

 家でゆっくり、常温でいただきます。

 リンゴ・バナナのような、おだやかで甘い香りがさりげなく感じられる。 含み香には木を思わせる香りがあって、ドライな雰囲気。

 しっとりとした旨味と緻密な酸がやさしく展開してゆく。


 温めると旨味が広がり、ボリューム感が増す。 これはすごいお酒だ。



【福岡県大川市 若波酒造】 純米吟醸
 1800ml:2850(2992)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:(麹米)山田錦(福岡県糸島産)
      (掛米)夢一献(福岡県三潴産)
 精米歩合:55%   酸度:1.6

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2013年01月03日

独楽蔵 玄 円熟純米吟醸 2007(H19)BY4

独楽蔵 玄 2007BY 浦和駅西口の「食と燗 くら川」にて飲む。

 最後は「独楽蔵 玄」の5年熟成。

 出荷まもない3年熟成の状態なら、冷温〜常温でもクリーミーな味わいが楽しめる。

 しかし、本領発揮するのは燗。 5年熟成となると、なおさら燗向き。

 今夜も、もちろん燗でいただきます。

 しっかりと色づいたお酒からは、お米らしい香りとやさしい熟成香がふんわりとただよう。

 甘味・旨味が調和してクリーミー。 さらに酸味が重なって、充実した味わい。 濃すぎないバランスの良さが「独楽蔵」らしい魅力。


 中盤以降はドライな雰囲気が出てきて、後口はサラリとキレイに引いてゆく。 深い余韻を残して、味はしっかり切れるところにも、純米吟醸の熟成酒らしい魅力が感じられる。


 やっぱり、「独楽蔵 玄」はすごいお酒ですね。



【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 純米吟醸(無濾過)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1250(1313)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(福岡県糸島産)   精米歩合:55%
 酵母:協会9号系自家培養酵母
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.3


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」
 (↑2012年08月[1][2]02月2011年09月02月2010年03月
   2009年09月04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」
 (↑2012年02月2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」
 (↑2012年02月2011年02月2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「独楽蔵 特別純米 季節限定酒 ひやおろし 二年目の夏」
 (↑2010年10月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米吟醸 翠水」(2012年08月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2012年11月09日

庭のうぐいす 純米吟醸 あきあがり2

庭のうぐいす あきあがり 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 スタートは、初めて見る「庭のうぐいす あきあがり」を燗でいただきます。

 この蔵のお酒は、ラベルがかわいい。

 もちろん中身がいちばん大切だけれど、ラベルも重要。

 多くの人に興味を持ってもらい、「飲んでみたい」と思ってもらわないと、中身の意味がないわけだから。

 見た目も大切というのは、「まじめに音楽をやっていても、聞いてもらえなければ意味がない」というYOSHIKIの発想と重なりますね。


 この「庭のうぐいす あきあがり」は、今年登場の新商品。

 上品な香りと、キリっと引き締まったシャープな飲み口が魅力。


 さわやかな苦味を想起させる、マスカット様の香りがさりげない。 お米らしい香りもある。

 ミネラルを感じるやや硬質な口当たり。 甘味を切ったドライな飲み口で、酸味ではなく苦味を活かしてすっきり感を演出する。

 この蔵のラインナップのなかで、もっとも淡麗な部類。 お酒単体では物足りないけれど、この苦味・シャープさは、ほろ苦い秋の味覚に合う!



【福岡県久留米市北野町 山口酒造場】 純米吟醸(生詰)
 1800ml:2650(2783)円   720ml:1325(1391)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+10
 原料米:神力   精米歩合:55%
 酵母:自社酵母   酸度:1.1


「庭のうぐいす」の過去の記事
「庭のうぐいす 純米吟醸 無濾過生原酒 春の生酒」(2010年04月
「庭のうぐいす 純米吟醸 無濾過生詰原酒」(2008年08月
「庭のうぐいす 純米吟醸無濾過 ひやおろし」(2007年10月
「庭のうぐいす 特別純米酒 無濾過生詰原酒 ひやおろし」
 (↑2003年11月
「庭のうぐいす 特別純米無濾過 うぐいすラベル」
 (↑2007年05月2005年10月
「庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ」
 (↑2011年02月2009年04月2008年03月2007年07月
「庭のうぐいす 純米酒 たなから」(2011年02月2007年05月
「庭のうぐいす 本醸造 からくち 鴬辛(おうから)」(2009年04月

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2012年08月31日

独楽蔵 無農薬山田錦 六十4

独楽蔵 無農薬 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 弟の誕生日ということで、家族集合。

 2つめに濃醇な「大治郎 純米吟醸 無濾過生原酒」を飲んでしまったから、もう中途半端なお酒に後もどりはできない。

 とはいっても、中途半端なお酒は置いていない「和浦」。

 好きなお酒はまだまだある。


 濃醇酒に濃醇酒で対抗するのではなく、ここはあえてバランス型の「独楽蔵 無農薬」を選択。

 香りのおだやかさ、口当たりのまろやかさ、味わいのバランス・ボリューム。 すべてにおいて突出したところがなく、上品にまとまっている。

 バランス・まとまりの良さが生み出す包容力は、お酒単体で飲んでも良し、どんな食事に合わせても良し。 まさに万能型のお酒だ。



【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2560(2688)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(福岡県糸島産、無農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:1.6


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」
 (↑2012年08月02月2011年09月02月2010年03月
   2009年09月04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」
 (↑2012年02月2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」
 (↑2012年02月2011年02月2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「独楽蔵 特別純米 季節限定酒 ひやおろし 二年目の夏」
 (↑2010年10月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米吟醸 翠水」(2012年08月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2012年08月20日

杜の蔵 純米吟醸 翠水2

杜の蔵 翠水 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 半年前に、杜の蔵の取締役開発営業部長、溝口さんからうかがっていた。

 「大手門」シリーズを廃止すること、そして、「杜の蔵」シリーズを一新・拡大してゆくことを。

 カウンターから、見たことのないデザインのラベルを発見。 新商品「杜の蔵 翠水」だった。

 店長の翔くんによると、冷温から常温がおすすめとのことなので、冷温のままいただきます。 熊谷の熱気をクールダウン!


 軽い吟醸香にひそむ、ミネラルを感じる清廉な香り。 森林に囲まれた渓流、吉野川上流の大歩危渓谷を連想・回想した。

 ソフトな口当たりで、やさしい甘味、さりげない旨味がふくらむ。 お米らしい味わいなのに、スッキリ洗練されていて爽快。


 自然と気持ちが落ち着いてゆく。 体だけでなく、心までクールダウンしてゆく。

 おせっかいなクドいタイプでもなく、無干渉の冷たいタイプでもない。 人なつっこくて愛嬌のある、距離感を読むのがうまいタイプ。

 好きな濃醇型の酒質ではない。 だけど、気持ちがなごむ、良いお酒だなあ。

タコとオクラのぬた桃の白和え
 タコとオクラのぬた、桃の白和え。

 さわやかな味に、お酒がやさしく寄り添う。


【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 純米吟醸
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:夢一献(三潴町産)   精米歩合:50%


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」
 (↑2012年08月02月2011年09月02月2010年03月
   2009年09月04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」
 (↑2012年02月2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」
 (↑2012年02月2011年02月2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「独楽蔵 特別純米 季節限定酒 ひやおろし 二年目の夏」
 (↑2010年10月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2012年08月16日

独楽蔵 無農薬山田錦 六十4

独楽蔵 無農薬 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 熊谷からの帰りに「和浦」でクールダウン。

 1年でいちばん暑い時期に、日本でもっとも暑い熊谷市へ行くとは、なかなかのチャレンジャー。

 ただ、今年は群馬県の伊勢崎市・館林市・太田市が「今日もっとも暑い市」を記録している。

 やるなぁ、群馬!

 と思っていたら、本庄市から来ている方に、

 「南からの熱気が利根川で冷やされた後が伊勢崎・館林・太田。 実はいちばん暑いのは、利根川の手前にある本庄です」

 という説を聞いた。 なるほど、一理ありますね。

 本庄には測候所がない(むかし熊谷に移転した)から、公式発表はないものの、毎日本庄と熊谷を往復している方の体感では、本庄のほうが暑いとのこと。

 熊谷はまだマシということですね。 それを聞いてしんどい気持ちが少しやわらぎましたよ。


 さて、浦和に帰還して、めずらしく燗酒ではなく冷酒を飲む。 さすがに冷たいものを飲みたい気分だったので。

 ぬる燗で本領を発揮する「独楽蔵 無農薬」だが、冷温〜常温でもちゃんと楽しめる。

 スルリとなめらかな口当たりで、サツマイモ様の含み香とやさしい甘味から入る。 しだいに酸味と複雑な旨味が現れ、キレイに調和する。

 冷温でこれほど複雑さが楽しめる燗向きの純米酒もめずらしい。 やっぱり「独楽蔵 無農薬」は良いなあ。


焼きナスとウニの旨だしゼリーのせ
 焼きナスとウニの旨だしゼリーのせ。

 やわらかい焼きナスの甘味と、ウニの塩気・甘味、ヤマイモのサクサク感、ダシの甘味・旨味・酸味。 色んな味のハーモニーに、バランス型の「独楽蔵 無農薬」が合う!



【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2560(2688)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(福岡県糸島産、無農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:1.6


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」
 (↑2012年02月2011年09月02月2010年03月
   2009年09月04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」
 (↑2012年02月2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」
 (↑2012年02月2011年02月2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「独楽蔵 特別純米 季節限定酒 ひやおろし 二年目の夏」
 (↑2010年10月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2012年02月19日

独楽蔵 無農薬山田錦 六十 / 独楽蔵 玄 円熟純米吟醸 / 独楽蔵 燗 純米4

独楽蔵 無農薬杜の蔵 独楽蔵 玄独楽蔵 燗 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 後輩たち(たっくん・みーくん・たむたむ)を連れて「和浦」へ。

 南浦和での用事が終わったので、よっしん「じゃあ、浦和に行こうか」。 3人は初の「和浦」とのこと。

 久しぶりのテーブル席からの景色は、新鮮ですね〜。

 ・・・ん? カウンターにただならぬ存在感。

 なんと、今夜は福岡「独楽蔵」の取締役開発営業部長の溝口さんが来店中。 なんたる偶然! 約5年ぶりにお会いできました。

 今夜の仲間は、日本酒は飲める・興味があるけれど本格的に飲んだことがない、という3人。


 では、「独楽蔵」の魅力をご堪能あれ!


独楽蔵 無農薬 まずは「独楽蔵 無農薬」をぬる燗で。

 華やかな香りはなく、穀物らしいおだやかな香りがやさしくただよう。

 刺激や突出した部分のない、甘味・旨味・苦味・酸味がバランスよく調和したお酒。

 熟成によってまろやかな飲み口になっていて、静かに、そして大きく味がふくらんでゆく。

 日本酒というと淡麗・平板なお酒をイメージしていた3人は、「何これ? うまい!」とビックリ。

 そして、「甘いけど、それがおいしい」という、よっしんがうれしくなる反応も次々にいただきました。

 これほど味のある、そしてまろやかな日本酒は、初めて飲んだみたい。 そんな3人が、カドのない飲み口を「甘い」と端的に表現したところに、このお酒の魅力が詰まっていると思う。


杜の蔵 独楽蔵 玄 次は、「独楽蔵 幻」をぬる燗で。 (写真は自宅)

 このお酒は、最初の「独楽蔵 無農薬」より磨きをかけた純米吟醸で、熟成期間は長め。

 冷温ではクセのある熟成香が目立ってしまうものの、燗にすることで香味のバランスが取れて魅力的になる。

 「これは辛口ですね」「最初のお酒よりスッキリ」「少し薄い」といった感想をいただきました。

 あれ? しまった、飲む順番をまちがえた! すいません。

 最初に飲めば、もっと魅力的で好印象だったかもしれない。

 長期熟成酒ながら、やはり高精白の純米吟醸。 「独楽蔵 無農薬」の総合力とくらべると、どうしても厚みに欠ける。 そんなことを再認識した。


独楽蔵 燗 3番目は、「独楽蔵 燗」を熱めの燗で。

 熟成香や強い酸から、無骨なイメージを抱かせるお酒。

 ところが、熱めの温度のおかげで、シャープで飲みやすい状態になっている。

 「強いですね」「これが一番好きかも」という反応をいただきました。

 飲み手に対して、積極的・ストレートに訴えかけてくる力強い味わいが、3人にはしっかり伝わったみたい。


 それぞれ、刺身盛り合わせ、おでん盛り合わせ、ニシン焼き、日光ホワイトポーク焼き、特大ヒレカツと合わせた。 ・・・みんな、よく食べるね〜。

 3人とも、お酒にも食事にも、「こんなにうまいのは初めて」「感動的」といった言葉を連発。 来てよかったなあと思った。


【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」 純米酒(無濾過)
 1800ml:2560(2688)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(福岡県糸島産、無農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:1.6

「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」 純米吟醸(無濾過)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1250(1313)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(福岡県糸島産)   精米歩合:55%
 酵母:協会9号系自家培養酵母
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.3

「独楽蔵 燗 純米」
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1150(1207)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:大地の輝(福岡県三潴町産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:1.6   アミノ酸度:1.4


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」
 (↑2011年09月02月2010年03月2009年09月04月
   2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」(2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」(2011年02月2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「独楽蔵 特別純米 季節限定酒 ひやおろし 二年目の夏」
 (↑2010年10月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2011年09月27日

独楽蔵 無農薬山田錦 六十4

独楽蔵 無農薬 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 見つけると、どうしても飲みたくなる「独楽蔵 無農薬」。 今夜も締めにいただきます。 温度帯を選ばないお酒だけれど、やっぱり好きなぬる燗で。

 この、味の各要素が絶妙なバランスを保っているところが、非常に好み。

 突出したところのないこのお酒を形容するために何度も使ってきた言葉が、「個性がないという個性」。

 穀物らしいふっくらとした香りのなかに、サツマイモを思わせる、甘味を想起させる香りがある。

 口当たりは、サラサラとした感触もありながら、まろやか。

 練れた甘味・旨味に、酸味・苦味が折り重なって、複雑な層をなしている。 やさしい味わいが、ひと口ごとに鮮やかさを増して深まってゆく。

 余韻も長く、充実感がある。 ゆっくりと、延々と飲んでいたくなるなあ。


【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 純米酒
 1800ml:2560(2688)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(福岡県糸島産、無農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:1.6


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」
 (↑2011年02月2010年03月2009年09月04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」(2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」(2011年02月2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「独楽蔵 特別純米 季節限定酒 ひやおろし 二年目の夏」
 (↑2010年10月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2011年06月29日

三井の寿 美田 山廃純米 にごり生 2010BY3

三井の寿 美田 山廃純米にごり 京都西陣の「鵜飼商店」にて購入。

 すばらしいコストパフォーマンスの「美田 山廃 にごり」。

 ただしこのお酒は、年によって味わいが全然ちがう。 好みによって、当たり・ハズレがある。

 今シーズンのは良いと思います、というヨラムさんのお墨付きをいただいて購入。

 ガス抜きの穴があるので、開栓はスムーズ。

 さわやかな乳酸の香りがたっぷり。 常温では、チーズのようなニュアンスも感じられる。

 にごり部分のサラサラとした感触が楽しめる、濃厚なにごり酒だが、アルコールがやや低めにおさえてあるおかげで、重厚感はない。

 米の味がストレートに感じられて、豊かな甘味と酸味が一体となっている。 このお米の味をさらに引き立てるなら燗だ。

 個人的には、冷温〜常温くらいでお酒らしい酸味を楽しむのが好み。


 苦味が強く、少しほっそりとした2008BYとは別モノ。 今年のほうが好きだなあ。


【福岡県三井郡大刀洗町 井上】 純米酒(山廃、生)
 1800ml:2200(2310)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−5
 原料米:山田錦   精米歩合:70%
 酵母:協会7号系   酸度:2.7


「三井の寿」「美田」の過去の記事
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生原酒」(2008年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生詰 ひやおろし」
 (↑2005年10月2003年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 常温3年熟成」(2004年11月
「三井の寿 辛醸美田 山廃純米 大辛口」(2011年02月
「三井の寿 美田 山廃純米 にごり生」(2009年04月2008年03月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都 山廃」
 (↑2008年09月2007年08月2007年05月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都 山廃 生」(2009年10月
「三井の寿 手造り純米酒 辛口 初槽荒走り生原酒」(2008年03月
「三井の寿 山廃仕込み純米酒 蔵元直詰封印原酒 1997(H9)BY」
 (↑2011年02月

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2011年03月25日

旭菊 綾花 特別純米 2008(H20)BY

旭菊 綾花 京都二条高倉「ごとし」にて飲む。

 「旭菊 綾花」を燗でいただく。

 昨年の火事で蔵が全焼した「旭菊」。 蔵も復興に向かっているとのことで、本当に良かったです。

 この、しっとりとキメ細かい口当たり、スルリと流れてゆくやさしい飲み口。 緻密な酸とやさしい旨味のつくりだす、キレイでやわらかい雰囲気。

 「期待されているというプレッシャーは、押しつぶされそうになる時があるけど、背中を押してくれる力にもなる」というTOSHIの言葉を思い出す。

 こんな素敵なお酒が、姿を消してしまうのはもったいない。 待ちわびるファン、まだ出会っていない人のためにも、復活してほしい。


【福岡県久留米市三潴町 旭菊酒造】 特別純米酒
 1800ml:2450(2573)円   720ml:1150(1208)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(福岡県大木町産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号系   酸度:1.5   アミノ酸度:1.3


「旭菊」の過去の記事
「旭菊 綾花 特別純米」(2010年03月
「旭菊 大地 純米酒」(2005年02月

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2011年02月28日

三井の寿 山廃仕込み純米酒 蔵元直詰封印原酒 1997(H9)BY3

三井の寿 山廃純米1997BY 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 今夜の締めは「三井の寿」。 見たことのないラベルだなあと思ったら、なんと13年モノ。

 1997BYだから、能登原新助杜氏から山下修司杜氏にバトンタッチして2年目の造りだ。

 蔵で長期貯蔵していたお酒で、出荷年月は2010年1月。 冷蔵庫ではなく冷暗所で貯蔵したとのことで、濃い色づきで、熟成香もしっかりとついている。

三井の寿 山廃純米1997BYの色 白い杯にそそぐと、色が一目瞭然。 おいしそー!

 熱めの燗でいただきます。

 おだやかな穀物らしい香りが出てきて、常温で目立っていた熟成香をつつみこんでいる。

 長期熟成酒といっても、とろみ・甘味が強調されたタイプではなく、お米らしい雰囲気を残したふくよかなタイプ。

 熱めでは酸味が、ぬるめでは旨味が、常温に冷めてくるころは苦味が活躍する。 落ち着いた味わいの中に、さりげない表情の変化がある。

 これは・・・、うまい・・・。 熟成酒って、良いなあ。


【福岡県三井郡大刀洗町 井上】 純米酒(山廃、原酒)
 アルコール度数:18.5   日本酒度:−2
 原料米:山田錦(福岡県糸島産)   精米歩合:68%
 酵母:協会7号系自家培養   酸度:2.1   アミノ酸度:1.7


「三井の寿」「美田」の過去の記事
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生原酒」(2008年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生詰 ひやおろし」
 (↑2005年10月2003年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 常温3年熟成」(2004年11月
「三井の寿 辛醸美田 山廃純米 大辛口」(2011年02月
「三井の寿 美田 山廃純米 にごり生」(2009年04月2008年03月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都 山廃」
 (↑2008年09月2007年08月2007年05月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都 山廃 生」(2009年10月
「三井の寿 手造り純米酒 辛口 初槽荒走り生原酒」(2008年03月

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2011年02月15日

三井の寿 辛醸美田 山廃純米 大辛口3

三井の寿 辛醸美田 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 本日の最後は「三井の寿 辛醸美田 山廃純米 大辛口」。

 おー、先日うわさに聞いていた大辛口。 初めて飲みます。

 もちろん燗で。

 山廃を得意とする「三井の寿」は、モワッとしたクセのある香りはなく、乳酸のやさしい香りが印象的。

 穀物のおだやかな含み香につづいて、まろやかな旨味が流れてゆく。 練れていてあまりにもまろやかなので、つい甘味を想起してしまうほど。

 でも、実際は甘味はしっかり排していて、軽快な味わい。 しかし、ノドがかわくほどの、強烈にドライな飲み口ではない。 秘訣は、円熟したまろやかさにあると思う。

 ボリューム感がある定番商品「三井の寿 豊醸美田」にくらべ、今回の「三井の寿 辛醸美田」はスリムな印象を受ける。

 「三井の寿 豊醸美田」を機能満載の“スマートフォン”とすれば、この「三井の寿」は基本機能にしぼった“らくらくホン”。

 個性はちがうようで、飲みやすい(使いやすい)点は共通している。
 
日本酒度の高い純米酒は「辛い」より「軽い」
 (カラー版「極上の純米酒ガイド」上原浩監修、光文社新書
  2003年、122頁のコラムのタイトル)

 お酒を「辛い」と表現することは、数々の問題を抱えている(日本酒に辛み成分は入っていない、辛さは味覚ではない、日本語の「辛い」は様々な意味を持つために誤解を招きやすい、甘い・辛いしか語彙を持たず味をうまく表現できない店・飲み手が多い等)。

 日本酒度+14。 甘さを排した軽快な、そしてまろやかな飲み口。 味が薄いのではなく、軽い。

 「三井の寿 辛醸美田」は、「軽いお酒とはどんなものを言うのだろう」という疑問に答えてくれるお酒だと思った。


【福岡県三井郡大刀洗町 井上】 純米酒(山廃)
 1800ml:2500(2625)円
 アルコール度数:16.0   日本酒度:+14
 原料米:山田錦(福岡県糸島産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号系自家培養   酸度:2.0


「三井の寿」「美田」の過去の記事
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生原酒」(2008年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生詰 ひやおろし」
 (↑2005年10月2003年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 常温3年熟成」(2004年11月
「三井の寿 美田 山廃純米 にごり生」(2009年04月2008年03月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都 山廃」
 (↑2008年09月2007年08月2007年05月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都 山廃 生」(2009年10月
「三井の寿 手造り純米酒 辛口 初槽荒走り生原酒」(2008年03月

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2011年02月10日

庭のうぐいす ぬるはだ 純米吟醸3

庭のうぐいす ぬるはだ  浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 「庭のうぐいす たなから」と「庭のうぐいす ぬるはだ」の飲みくらべ。

 こちらの「庭のうぐいす ぬるはだ」は、その名のとおり人肌燗〜ぬる燗で楽しむためにつくられたお酒。

 甘味・酸味の溶け合ったつややかな飲み口が魅力で、まさしく燗向けの逸品。 35〜40度くらいの、やや冷めてきたころの酸の活躍が魅力だ。

 2年熟成ながら、クセのある熟成香はなく、飲みやすい。 それでいて、甘味・酸味が調和して旨味も増して、熟成の恩恵が発揮されている。

 中盤からじわじわと旨味と酸が染み出してくる。 ひと口目、ふた口目、どんどんとスケールが大きくなってくる。

 「庭のうぐいす たなから」と「庭のうぐいす ぬるはだ」。 これほどまでに違うとは、想像以上でした。

 よっしんとしては、「庭のうぐいす ぬるはだ」のほうが好みです。


【福岡県久留米市北野町 山口酒造場】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2400(2520)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:14.8   日本酒度:+1
 原料米:山田錦・レイホウ・夢一献   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:1.5   アミノ酸度:1.2


「庭のうぐいす」の過去の記事
「庭のうぐいす 純米吟醸 無濾過生原酒 春の生酒」(2010年04月
「庭のうぐいす 純米吟醸 無濾過生詰原酒」(2008年08月
「庭のうぐいす 純米吟醸無濾過 ひやおろし」(2007年10月
「庭のうぐいす 特別純米酒 無濾過生詰原酒 ひやおろし」
 (↑2003年11月
「庭のうぐいす 特別純米無濾過 うぐいすラベル」
 (↑2007年05月2005年10月
「庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ」
 (↑2009年04月2008年03月2007年07月
「庭のうぐいす 純米酒 たなから」(2011年02月2007年05月
「庭のうぐいす からくち 鴬辛(おうから)」(2009年04月

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庭のうぐいす たなから 純米酒2

庭のうぐいす たなから 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 「庭のうぐいす」の“文字ラベル”のコンビ、「庭のうぐいす たなから」と「庭のうぐいす ぬるはだ」がある!

 これは、飲みくらべたい!

 この2商品は加水して飲みやすくしてあるタイプで、「庭のうぐいす たなから」は、低めの精米歩合の山田錦で仕込んだ純米酒。

 サラサラとした飲み口が印象的で、軽やかな旨味が楽しめる。

 4年前に飲んだときは、マスカット・リンゴ様の香味があったけれども、今回は非常に落ちついた味わい。 年々、酒質が変化・向上する「庭のうぐいす」らしい。

 ただ、ぬる燗でスルスルと抵抗なく飲めてしまう、キレイでやさしいお酒という点は一貫している。

 この蔵のラインナップでは、軽快なタイプ。 個人的には、もう少し味わいに幅・変化・強さがあってほしいなあと思った。


【福岡県久留米市北野町 山口酒造場】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2548(2685)円   720ml:1280(1344)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:68%
 酵母:協会7号   酸度:1.5   アミノ酸度:1.2


「庭のうぐいす」の過去の記事
「庭のうぐいす 純米吟醸 無濾過生原酒 春の生酒」(2010年04月
「庭のうぐいす 純米吟醸 無濾過生詰原酒」(2008年08月
「庭のうぐいす 純米吟醸無濾過 ひやおろし」(2007年10月
「庭のうぐいす 特別純米酒 無濾過生詰原酒 ひやおろし」
 (↑2003年11月
「庭のうぐいす 特別純米無濾過 うぐいすラベル」
 (↑2007年05月2005年10月
「庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ」
 (↑2009年04月2008年03月2007年07月
「庭のうぐいす 純米酒 たなから」(2007年05月
「庭のうぐいす からくち 鴬辛(おうから)」(2009年04月

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2011年02月04日

独楽蔵 無農薬山田錦 六十4

独楽蔵 無農薬 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 本日の締めは「独楽蔵 無農薬」。

 好きな「独楽蔵」シリーズのなかでも、とくに好きなお酒。

 このお酒は、個性がないという個性に魅力がある。

 アルコールが目立つような淡麗酒でもなく、ほとんどの人が受けつけないような濃醇でもない。

 甘味が目立つわけでも、酸味が勝っているわけでも、苦味が活躍するわけでもない。

 お米らしいふっくらとした香りに、甘味・旨味をはじめ、複雑な味わいの要素を想起する。

 スルリと流れてゆくなめらかな口当たりに、やさしい甘味・旨味が練りこまれている。 そしてさりげない酸・苦味が締まった味わいに引き戻す。

 冷温、常温、ぬる燗、熱燗。 それぞれの温度帯で味わいを変化させながらも、変な崩れ方をせずに、ちゃんとパフォーマンスを発揮する。

 突出しない自然なバランスが、いつまでも飲んでいたいと思わせる。

 うーん、やっぱり「独楽蔵 無農薬」はすごいお酒だ。


【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 純米酒
 1800ml:2560(2688)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(福岡県糸島産、無農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:1.6


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」
 (↑2010年03月2009年09月04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」(2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」(2011年02月2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「独楽蔵 特別純米 季節限定酒 ひやおろし 二年目の夏」
 (↑2010年10月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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独楽蔵 燗 純米3

独楽蔵 燗 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 今夜の締めは「独楽蔵 無農薬」にしよう。

 と思ったけれど、モトコさんが「独楽蔵 無農薬」よりも先に手に取ったのは「独楽蔵 燗 純米」。 あ、それも良いなあ。

 ということで、「独楽蔵 燗」もいただきます。

 レーズン様の熟成香が印象的で、おだやかながらクセのある香り。 熟成を経ているため、つややかな口当たりだ。

 常温では、個性的な苦味が後口にアクセントとして残り、ふっくらとした飲み口をスッキリとまとめる。

 燗にすると苦味をつつむように酸・旨味が現れて、まろやかかつ飲みごたえのあるお酒に変わる。 良くも悪くも土臭い、野趣あふれる味わいが魅力的。

 味のあるタイプながら、自己主張しすぎないので、スルスルと飲めてしまうやさしさがある。

 このバランス・やさしさは、さすが「独楽蔵」です。


【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 純米酒
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1150(1207)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:大地の輝(三潴町産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:1.6   アミノ酸度:1.4


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」
 (↑2010年03月2009年09月04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」(2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」(2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「独楽蔵 特別純米 季節限定酒 ひやおろし 二年目の夏」
 (↑2010年10月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2010年10月04日

独楽蔵 特別純米 季節限定酒 ひやおろし 二年目の夏3

独楽蔵 特別純米季節限定 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 ひやおろしの季節ですね〜。 「和浦」でも、様々な蔵のひやおろしを入荷したとのこと。

 さっそく、福岡「独楽蔵」のひやおろしを燗でいただきます!

 このお酒は、ひやおろしとは言っても、夏を2回越えている。 つまり、通常のひやおろしより1年多く熟成されている。

 軽く色づいたお酒からは、ふわふわとおだやかな香りがただよう。 丁寧に醸されて、ゆっくり熟成を重ねた、やさしい雰囲気だ。

 入りは静かで、ゆっくりと旨味が立ち上がる。 穀物らしいおだやかな含み香の影響で、ふっくらとドライな飲み口になっている。

 この派手さのない、落ちついた味わいが「独楽蔵」の魅力だ。

 キレイな飲み口を求めて味を削ぎ落とし、平板になってしまったお酒は、食事の邪魔をしないだけで、引き立てもしない。

 しっかり味を出しながら、それでいて自己主張をしすぎない「独楽蔵」は、食事に寄り添い、引き立てる。 そして口当たりが良く、スルスルと飲めてしまう。

 良質の食中酒だ。


【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 特別純米酒(生詰)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:16.0   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)山田錦[福岡県糸島産]
      (掛米)大地の輝[福岡県三潴産]
 精米歩合:60%   酸度:1.6   アミノ酸度:1.3


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」
 (↑2010年03月2009年09月04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」(2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」(2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2010年04月07日

庭のうぐいす 純米吟醸 無濾過生原酒 春の生酒4

庭のうぐいす 純米吟醸 京都西陣の「鵜飼商店」にて購入。

 「毎年味がちがう」と鵜飼さん・ヨラムさん・よっしんに突っ込まれてきた「庭のうぐいす」。

 けれど、そういえばここ2〜3年は良い意味で(高品質で)安定してきたような気がする。

 なかでも一番気に入っているのが、紫色のうぐいすラベルがかわいい純米吟醸。 今回は初の生酒。

 まずは常温で飲んでみよう。

 穀物様のおだやかな香りに、生熟成らしいナッツ系の香りがある。 さすが生熟成、好みの香りですね〜。

 まろやかな口当たりで、甘味・旨味の溶け合った濃厚な味わい。 お米を半分まで磨いてしまっても、ここまで味が出せるのはおどろき。

 では、ぬる燗にしてみよう。

 トロリと密度を感じる口当たりで、スルリと流れてゆく非常にまろやかな飲み口。 酸が少ない分、やさしい甘味や幅のある旨味が前面に出ている。 濃密な味わいが魅力的・好み。

 これはうまし!


【福岡県久留米市北野町 山口酒造場】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2850(2993)円   720ml:1425(1496)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)夢一献   精米歩合:50%
 酵母:協会9号系自家培養   酸度:1.3   アミノ酸度:1.2


「庭のうぐいす」の過去の記事
「庭のうぐいす 純米吟醸 無濾過生詰原酒」(2008年08月
「庭のうぐいす 純米吟醸無濾過 ひやおろし」(2007年10月
「庭のうぐいす 特別純米酒 無濾過生詰原酒 ひやおろし」
 (↑2003年11月
「庭のうぐいす 特別純米無濾過 うぐいすラベル」
 (↑2007年05月2005年10月
「庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ」
 (↑2009年04月2008年03月2007年07月
「庭のうぐいす 純米酒 たなから」(2007年05月
「庭のうぐいす からくち 鴬辛(おうから)」(2009年04月

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2010年03月28日

旭菊 綾花 純米酒2

 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 カウンターで意気投合したヤマさんと一緒に飲んだ。

 お店の雰囲気って、店長やスタッフ、お客さんたちそれぞれの人柄がつくりあげるもの。

 初対面でも気軽に話せる雰囲気って、良いなあ。

 おー、「和浦」で福岡「旭菊」を飲むのははじめて。 お酒の仕入先が増えた影響ですね。

 しっとりとキメ細かい口当たりで、スルリと流れてゆく心地よいお酒。 緻密な酸がキレイな印象をつくっている。

 ぬる燗から少し冷めてきたころの酸味がかわいらしくて好きだなあ。


【福岡県久留米市三潴町 旭菊酒造】 純米酒
 1800ml:2450(2573)円   720ml:1150(1208)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(福岡県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号系   酸度:1.4   アミノ酸度:1.3

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2010年03月27日

独楽蔵 無農薬山田錦 六十4

独楽蔵 無農薬 京都西陣の「鵜飼商店」にて購入。

 東京への帰りの新幹線にて飲む。

 車内で食べる夕飯は、京都駅伊勢丹の地下で購入したお弁当(ご飯のない、9種のおつまみの詰め合わせ)。 「独楽蔵 無農薬」が大活躍だ。

 軽い熟成香にふっくらとした穀物の香りが重なる。 スルリと流れてゆくまろやかさは、熟成によって磨かれたもの。

 やさしい甘味におだやかな旨味やかわいらしい酸味が、渾然一体となって溶けあっている。

 カド・トゲのないソフトな飲み口で、飲むたびにその非常にバランスの良い味わいに感動する。

 料理を選ばない「最高の食中酒」というジャンルでの、日本酒界の至宝だと思う。 楽しめる温度帯も広い。 安い。 すごい。


【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 特別純米酒
 1800ml:2560(2688)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(福岡県糸島産、無農薬栽培)   精米歩合:60%
 酸度:1.6


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」(2009年09月04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」(2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」(2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2009年10月09日

三井の寿 復刻醸造米 穀良都 山廃純米 無濾過生3

三井の寿 穀良都 京都西陣の「鵜飼商店」にて購入。

 3月に購入し、半年常温放置(熟成)した生酒。 個人的には火入れタイプのほうが好みだが、もちろん生タイプも好き。

 熟成、燗酒としての魅力を楽しむために、秋になって開栓。

「70年ぶりに復活栽培に成功した穀良都で醸したお酒」という話題性もさることながら、その燗向きのしっかりとした味わいは、山廃造りを得意とする「三井の寿」の代表作の1つだ。

 熟成香はおだやかで、穀物らしい落ちついた香りがドライな飲み口を想像させる。

 口当たりは静か。 クリアなぶん、空虚なほどに軽いタッチ。 しばらくしてお米らしい旨味が現れる、完全に後半型のお酒だ。

 スマートに流れ、余韻はややドライに切れる。 そして、生熟成ならではのレーズン様の香りが返ってくる。

 常温も45度くらいの燗も良いけれど、個人的には人肌くらいが絶妙なバランスに感じる。

 アルコール度数が低く、ボリューム感・インパクトを楽しむお酒ではない。 落ち着いた味わいを、口当たりから長い余韻にかけてゆっくりと楽しむお酒。


【福岡県三井郡大刀洗町 井上】 純米酒(山廃)
 1800ml:2500(2625)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+2
 原料米:穀良都(福岡県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会7号系自家培養   酸度:1.7   アミノ酸度:1.5


「三井の寿」の過去の記事
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生原酒」(2008年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生詰 ひやおろし」
 (↑2005年10月2003年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 常温3年熟成」(2004年11月
「三井の寿 美田 山廃純米 にごり生」(2009年04月2008年03月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都」
 (↑2008年09月2007年08月2007年05月
「三井の寿 手造り純米酒 辛口 初槽荒走り生原酒」(2008年03月

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2009年09月04日

独楽蔵 無農薬山田錦 六十4

独楽蔵 無農薬 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 電車の通過音が響くガード下、証明を落とした小さなスペースの落ちついたたたずまい。 明るく広々とした「和浦酒場 弐」とはまた少しちがう雰囲気だ。

 セバさんには片方といわず両方の魅力を楽しんでほしかったので、ハシゴした。

 まずは「独楽蔵 無農薬」。 刺盛7種に合わせるなら、このお酒でしょう。 自己主張しない、非常にバランスの取れた味わいは、どんな食事にも寄り添う。

 鮮度が命の白エビ・生ダコは、その甘味を引き出す。 脂の乗った金目鯛・カマトロは、その脂っこさをサッと洗い流す。

 カド・トゲのないソフトな飲み口は、燗でさらにまろやかになる。

 何かが足りない淡麗型でも、何かが突出している濃醇型でもない。 過不足ない、無個性という個性。

 贅肉を削ぎ落とした大吟醸、筋肉をつけた低精白酒。 どちらかに視点が向かいがちな中、バランスの良さを追求したお酒の成功例が「独楽蔵 無農薬」だと思う。


【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 特別純米酒
 1800ml:2560(2688)円
 アルコール度数:15.0
 原料米:山田錦(福岡県糸島産、無農薬栽培)   精米歩合:60%


今回のまとめ記事「和浦酒場 弐」にて「和浦酒場(本店)」にて


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」(2009年04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」(2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」(2009年09月2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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独楽蔵 燗 純米3

独楽蔵 燗 浦和駅西口の「和浦酒場 弐」にて飲む。

 最初のお酒として、「るみ子の酒 6号」と一緒に注文。 今回は燗ではなく、冷やしていただきます。

 写真は以前家で撮影したものを転用。

 意外と熟成感・泥臭さを感じた「るみ子の酒 6号」と異なり、こちらは燗のイメージと比べてスムーズな飲み口。

 けっして淡麗なタイプではないものの、軽やかな旨味でスルスルといける印象だ。 旨味がふくらむ燗はもちろん、冷温でもしっとりと落ちついたやさしい味わいを見せる。

 強烈な個性を自己主張せず、幅広い温度帯で楽しめるところが、この蔵の「独楽蔵」シリーズの特徴かもしれない。

 「独楽蔵」の懐の深さを再認識した。


【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 純米酒
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1150(1207)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+4
 原料米:大地の輝   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:1.5   アミノ酸度:1.4


今回のまとめ記事「和浦酒場 弐」にて「和浦酒場(本店)」にて


「杜の蔵(独楽蔵、大手門)」の過去の記事
「独楽蔵 無農薬山田錦 六十」(2009年04月2008年09月
「独楽蔵 醇 純米大吟醸」(2006年11月
「独楽蔵 玄 円熟純米吟醸」(2006年12月11月04月
「独楽蔵 然 特別純米酒」(2007年03月
「独楽蔵 燗 純米」(2004年10月
「独楽蔵 悠 古酒(あんちっく杜氏の詩)」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 無農薬山田錦 斗瓶採り雫酒」(2006年11月
「大手門 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「杜の蔵 純米 大地の輝」(2007年10月

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2009年04月17日

独楽蔵 無農薬山田錦 六十4

独楽蔵 無農薬 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて飲む。

 今度は「和浦酒場(本店)」の席が空いたので、本店へ。

 おっ、「独楽蔵 無農薬」を発見! しかーし、1合も残っていない。 ちょっとだけ飲めた。

 まろやかな口当たりで、甘味・旨味・酸味・苦味が非常〜に好バランス。

 しかし、味のバランスが良すぎて、飛びぬけた箇所がないぶん、無個性に感じてしまう。


 あまりに普通すぎる

 意識して使わないようにしている「普通」という言葉で表現した。

 「普通」って何だろう? だれかが決めるもの? 「普通=平均」だとしたら、平均値にピタリとあてはまるものなんて、存在するんだろうか?

 ハンデを負った人にはなかなか言いづらい例だが、去年何かの本で「二本足の人は平均値を超えた非通常人である」という記述を読んだ。 「自分の認識が世間の常識とは限らない」というテーマだった。

 「平均値は架空のモデルにすぎない。 分散した要素に目を向けなくてはならない」という、各従業員の出世態様の分散に注目した退職金・年金の算出の話などもしながら、あまりに偏りのないこのお酒について、「このお酒って、やっぱりめずらしい存在なんだね」という結論に達した。

 あまりのおいしさに、無個性という個性に、ついつい前回のように哲学してしまった。


【福岡県久留米市三潴町 杜の蔵】 特別純米酒
 1800ml:2560(2688)円
 アルコール度数:15.0
 原料米:山田錦(福岡県糸島産、無農薬栽培)   精米歩合:60%

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庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ3

庭のうぐいす ぬるはだ 浦和駅西口の「和浦酒場 弐」にて飲む。

 「いづみ橋 赤ラベル生」の次は「庭のうぐいす ぬるはだ」。

 さっきの「庭のうぐいす からくち」のリベンジだ! 「庭のうぐいす」の名誉挽回のチャンスです!

 純米吟醸を2年熟成して加水した、やさしい飲み口のお酒。

 モチ・クルミのような落ちついた香りに熟成した感じがある。 軽い甘味を添えたスルリとやわらかい口当たり。

 中盤からじわじわと旨味と酸が染み出してくる。 ひと口目、ふた口目、どんどんとスケールが大きくなってくる。

 40度を切って、ぬるくなってきたころが一番バランス良く感じる。 かわいらしい酸味がキュッと味を締める。

 けっして濃厚ではないけれども、さりげなく味の詰まっているお酒。

 ゆっくり、じっくり飲みたい。

 さすが「庭のうぐいす」!


【福岡県久留米市北野町 山口酒造場】 純米吟醸
 1800ml:2400(2520)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:14.8   日本酒度:+1
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)山田錦・レイホウ・夢一献
 精米歩合:50%
 酵母:協会9号   酸度:1.5   アミノ酸度:1.2

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庭のうぐいす からくち 鴬辛(おうから)

庭のうぐいす からくち 浦和駅西口、玉蔵院前のお店で飲む。

 「義侠 五百万石」、「東洋美人 西都の雫」に続いては「庭のうぐいす からくち」。

 等級検査で規格外となった山田錦なので、普通酒の扱い。

 篤農家から全量を買う契約栽培だと、どうしてもサイズが小さい、無農薬なので虫食い率が高いなど、問題のあるお米も含まれてしまう。

 当落線上から惜しくも外れたお米や、虫食いのないお米を選別して使えば、まったく問題なくおいしいお酒がつくれる。

 さて、味はどうかな。

 「庭のうぐいす」らしい、静かな口当たり。 ここから、飲めば飲むほど味が染み出してきて、やさしくも奥行きのある優雅なパフォーマンスを見せてくれるハズ。

 あれ? 味が出てこない。

 立ち上がってくるハズの中盤〜後半で、失速する。

 後口に感じられるアルコールの感触からもわかるけれど、アルコール添加によって旨味が伸ばされて希薄化してしまった。 もったいない。

 今、開栓したばかりだから、これから変化するのかもしれない。 そう願いたい。


【福岡県久留米市北野町 山口酒造場】 普通酒
 1800ml:2000(2100)円   720ml:1000(1050)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+10
 原料米:山田錦(規格外米)   精米歩合:68%
 酸度:1.2

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2009年04月12日

三井の寿 美田 山廃純米 にごり生2

三井の寿 美田 にごり 京都の「鵜飼商店」から届く。

 届いたのは「ヤマサン正宗 佐香錦」、「蒼空 美山錦」、「三井の寿 美田 山廃にごり」、「三井の寿 穀良都」、「杣の天狗」、「李白 山廃 花酵母」の6本。

 そういえば、みんな生酒だ。

 でも、あせらず、ゆっくり飲んでゆこう!

 さあ、今回は「三井の寿 美田 にごり」。

 なんといっても、ちょうど一年前に飲んだ「三井の寿 美田 にごり」の味が忘れられなくて。

 ・・・ん? 忘れられなくて!?

 苦しくて心を飾った 今も あなたを忘れられなくて
 X JAPAN 「Rusty Nail」 (1994)


 去年よりにごり部分が少なめかな。 今年もフタにガス抜きの穴があるので、開栓はスムーズ。

 さわやかな乳酸の雰囲気よりも、炭酸や若々しさからくるスーッとした香りが印象的。 炭酸もおとなしいし、ずいぶん去年と様子がちがうぞ。

 まずはうわずみだけを注いでひと口。 う〜ん、苦酸っぱい!

 にごり部分を混ぜても炭酸で暴発しない。 甘さも酸もひかえめな印象で、苦味が目立ったスッキリした飲み口。 へえ、やっぱりちがう。


 裏ラベルに「オンザロックがおいしい」と書いてあるので、試してみよう。 味の存在感はそのままに、軽く飲みやすくなって好印象。 もとからアルコール度数が低めなのに、さらに割っても大丈夫。

 マスカット風の香りと、ビールを思わせる麦様の苦味が感じられるようになった。 割って新しい一面が出てくるのも、おもしろい。

 濃厚で刺激的な去年のほうが好きだけど、今年の落ちついた飲み口も、これはこれで良いかなと思った。


【福岡県三井郡大刀洗町 井上】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2200(2310)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−5
 原料米:山田錦   精米歩合:70%
 酵母:協会7号系   酸度:2.7

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2008年11月04日

三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生原酒4

豊醸美田 無濾過生原酒 京都西陣の「鵜飼商店」で購入。

 待ちに待った「美田 無濾過生原酒」を、いよいよ開栓!

 まずは冷温で。 麹の風味が豊かで、いきなり好みの味。

 口当たりから余韻まで一貫して麹の風味が感じられて、スッキリさわやかな飲み口。

 後口には、熟成で生まれたナッツ様の香りがあって「ヤマサン正宗 純米大吟醸 熟成無濾過生 H15BY」を思い出させる。

 常温では、米の旨味と酸が登場して飲みごたえも出てくる。 温めすぎると麹の風味が消えてしまって平凡な印象になってしまう。

 常温〜人肌くらいが、魅力を最大限に味わえると思った。

 まろやかな飲み口の、火入れタイプの「美田 山廃純米」や「美田 山廃純米 ひやおろし」とは、まったくちがった印象の味わいで、おどろいた。


【福岡県三井郡大刀洗町 井上】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2900(3045)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:±0
 原料米:山田錦(福岡県糸島産)   精米歩合:65%
 酵母:協会7号系自家培養   酸度:1.8   アミノ酸度:1.6

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