岡山のお酒

2013年12月07日

竹林 純米大吟醸 無濾過生原酒 3年熟成2

酒茶論20131207b

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

酒茶論20131207c

 自営田で山田錦の無農薬栽培を行うなど米づくりからこだわり、熟成にも力を入れる「竹林」。

 純米大吟醸の無濾過生原酒は初めて。 一般流通していない商品らしく、データを記した裏ラベルのみ。

 ほとんど無色透明で、リンゴ様のみずみずしい吟醸香と麹の風味もフレッシュ。

 「竹林」の無濾過生原酒らしい若々しい味わいをそのまま残している。 熟成酒と名乗るには若いなあ。


 ボリューム・パンチ力に欠ける印象もあるので、濃醇な純米酒「竹林 ふかまり 瀞(とろ)」のほうが好みです。



【岡山県浅口市鴨方町 丸本酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+3.5
 精米歩合:50%   酸度:1.5   アミノ酸度:1.2


「竹林」の過去の記事
「竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年11月2010年01月2009年06月
「竹林 かろやか 瀞(とろ) 純米吟醸 無濾過生原酒」(2009年02月
「竹林 ふかまり 純米酒」(2005年05月2004年05月

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2012年11月18日

燦然 特別純米酒 ひやおろし 生詰原酒 備前雄町4

燦然 特別純米原酒 ひやおろし 池袋西武で試飲・購入。

 昨年の同時期につづき、池袋西武では2度目の試飲販売。

 どのお酒も個性的で、魅力的。 まだまだ知られていない蔵かもしれないけれど、要注目です。

 昨年飲んで気に入った「燦然 特別純米酒 ひやおろし 備前雄町」を今年も購入。


 よっしん父は知らない蔵とのこと。 では、お試しを!

 このお酒は、冷温〜常温と燗とでは、劇的に味わいが変化する。


 まずは常温でいただきます。

 白玉粉のような香りに、バナナ様の香りがひそむ。 トロリとした感触の非常にまろやかな口当たりで、甘味を想起させる。

 「なんじゃこりゃあ」

 その独特の口当たりに、よっしん父もびっくり。


 では、燗にしていただきます。

 甘味を感じるまろやかな飲み口はそのままに、お米らしい香味がふくらむ。 野菜のようなさわやかな苦味と、穀物らしいおだやかな旨味が堪能できる。

 後口にはバターのような雰囲気も出てきて、酸もしっかり活躍する。 スルリと流れて、ストンと切れる。 すばらしい総合力。


 「これほど切れの良い酒もめずらしい」「燗で大化けする」

 そのとおり、まだ知られていないのが不思議に思えるほどのお酒です。 昨年にまして、魅力を感じました。



【岡山県倉敷市 菊池酒造】 特別純米酒(生詰、原酒)
 1800ml:2838(2980)円   720ml:1333(1400)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+4
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.7


「燦然」の過去の記事
「燦然 特別純米酒 ひやおろし 生詰原酒 備前雄町」(2011年12月

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2012年02月15日

酒一筋 生もと純米吟醸2

酒一筋 生もと 純米吟醸 池袋東武で試飲・購入。

 年末年始に池袋東武のお酒売場で行われる催事は、全国各地の蔵が今シーズンのしぼりたての生酒を持ち寄る。

 そんな中で、岡山「酒一筋」は、火入れの熟成酒を持参。

 生酒の鮮烈な香味に食傷気味のところに、「酒一筋 生もと純米吟醸」の落ちついた味わい。

 やっぱり火入れの熟成酒は落ち着くね〜。 寒い時期に燗で飲むのに良いね〜。 ということで購入。


 まずは冷えた状態(冬の常温)でいただきます。

 ささやかながらも、生もとらしいヨーグルト様の乳酸の香りに、ワラのようなおだやかな香りが添えられている。

 ミネラルを感じるやや硬質な口当たりで、スッキリ感がある。 軽快・上品な飲み口で、上質な苦味が軽やかさに一役買っている。

 暖房の効いた部屋で温まってくると、しだいに緊張が解けてやわらかい飲み口になってくる。

 さりげなくドライだから、やさしいお米の旨味がふくらんでゆく様子がよくわかる。


 次にぬる燗でいただきます。

 一瞬甘味を感じたかと思うとサッとさばける、ドライな飲み口に磨きがかかる。 餅のような旨味、乳酸を基調としたしっかりとした酸、スッキリとした苦味が複雑に展開する。

 濃厚・濃醇というわけではなく、やさしく奥行きのある、深い味わい。

 さすが生もとの純米吟醸、さすが「酒一筋」です。


【岡山県赤磐市西軽部 利守酒造】 純米吟醸(生もと)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1450(1523)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3.5
 原料米:雄町(岡山県赤磐市産)   精米歩合:58%
 酸度:2.0


「酒一筋」の過去の記事
「酒一筋 純米 秋あがり」(2009年10月
「酒一筋 山廃純米吟醸 時代おくれ」(2004年11月
「酒一筋 山廃純米大吟醸 秘伝」(2004年11月試飲
「酒一筋 純米吟醸 金麗」(2005年12月試飲
「酒一筋 純米吟醸 銀麗」(2004年11月試飲
「酒一筋 純米 ひやおろし」(2006年09月試飲
「酒一筋 純米10年」(2004年05月

 「酒一筋」の利守酒造は、雄町(山田錦と並び称される酒米)の原産地、岡山県赤磐郡にある蔵。
 栽培が難しく絶えかけていた雄町を残してきた蔵で、現在も赤磐産の最高品質の雄町を使用している。
 近年では、生もと・山廃によるお酒づくりにも力を入れている。


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2011年12月08日

燦然 特別純米酒 ひやおろし 生詰原酒 備前雄町3

燦然 特別純米 備前雄町 池袋西武で試飲・購入。

 初めて見る・飲む蔵だなあと思ったら、池袋西武にも初登場とのこと。

 社長の菊池東氏は、杜氏を務めるほか、ヴァイオリニスト・コンサートマスター・オーケストラ指揮者としても活躍する方という。

 仕込み期間中には、蔵内でモーツァルトの曲を流す。

 また、除草剤・農薬・化学肥料はもちろん、有機肥料も使わない「木村農法」による酒米栽培に取り組む。

 ずいぶんと個性的な、こだわりの蔵みたい。 もっと知りたくなる。 そして、お酒も当然気になってくる。 そんな魅力がある。

 今回購入したお酒は、地元産の雄町をそれほど磨かずに仕込んだ純米酒。 この蔵の個性の一端が感じられる商品だ。

 購入の決め手は、味わいの後半にピークが来る、好みの展開だったこと。 そして、温めたらずいぶんと変化するのでは? という予感があったから。

 まずは冷えた状態でいただきます。

 上立香は非常に静かで、しっとりとした口当たり。 アロエ・キュウリのような植物的な含み香と、落ち着いた旨味が楽しめる。

 空気に触れて常温に近づいてくると、お米らしい含み香が開き、クリーミーな口当たり・味わいに変化してゆく。

 まちがいない。 やっぱり、このお酒は燗だ!

 温めてみると、実に見事にクリ〜ミ〜。 含み香にバターのような雰囲気も出てきて、まろやかさが増す。

 終盤には、お米らしい旨味と、シャープな酸味が調和してジューシーな味わいになる。 自信が確信に変わりました(松坂大輔投手の名言)。

 またひとつ、個性的なお酒・酒蔵に出会えた。 来年も試飲販売で池袋西武に再来店することを期待しています。


【岡山県倉敷市 菊池酒造】 特別純米酒(生詰、原酒)
 1800ml:2838(2980)円   720ml:1333(1400)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+4
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.7

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2011年07月29日

三光正宗 克正 山廃/生もと3

三光正宗 克正 雄町 生もと・山廃 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 今夜は試験終了後に打ち上げの立食パーティーがあって、頭脳も体もヘトヘト。

 ただ、お酒を飲まずに寝るにはもったいない達成感があるので、帰りに「和浦」へ。

 なんと、「和浦」で待ち受けてたのは、高垣杜氏の「克正」2種類。

 「和浦」のきき酒師モトコさんが、伊勢元酒店主催の高垣克正杜氏を囲む会に参加したとのこと。 うわ〜、いいな〜!

 さっそく入荷したという「克正」の山廃バージョンと生もとバージョンを、さっそく飲みくらべします。

 ・・・と言いながら、ほとんど差を感じませんでした。

 まあ、新酒の生酒ですからね。

 鳥取「諏訪泉」の冨田農場産山田錦と田中農場産山田錦のお酒も、広島「竹鶴」の大和産雄町と宿根産雄町のお酒も、3〜4年熟成すると歴然とした差が出るのに、新酒の生酒ではそれほど差を感じない。

 それがましてや、お米も同じ、どちらも生もと系、しかも培養酵母を添加するとなると、新酒の生酒の時点で差がついているほうが心配だ。

 トロリとした、いかにも濃厚そうな口当たり。 ややアルコールが立って、ほっそりとした印象を受けるところが若々しい。

 ただ、やさしい甘味と強い酸味のバランスはさわやかで、じゅうぶんに飲みごたえがある。

 どちらもうまし!

 これからの熟成・成長が楽しみ。


【岡山県新見市 三光正宗
「克正 山廃純米 無濾過生原酒 2010(H22)BY」
 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会701号

「克正 生もと純米 無濾過生原酒 2010(H22)BY」
 純米酒(生もと、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会701号

「三光正宗」は、H19(2007)BYをもって、50年以上つとめた大塚順一杜氏(備中杜氏、現代の名工)が引退。 H20(2008)BYから高垣克正杜氏(但馬杜氏)が就任した。

「三光正宗」「克正」の過去の記事
「三光正宗 克正 純米無濾過生原酒 雄町」(2010年03月

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2010年11月11日

竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒4

竹林 ふかまり 瀞 大丸東京で試飲・購入。

 春に買った「竹林 ふかまり 瀞」を常温放置(熟成)していたので、いよいよ開栓。

 もともと1年の熟成期間を経て出荷される「竹林 ふかまり 瀞」だが、さらに約1年の常温熟成を経た。

 蜜入りリンゴのような香りに穀物らしい香りも含まれていて、さわやかかつ濃密な雰囲気。

 商品名の由来にもなっている、トロリとした感触のまろやかな口当たり。 甘味・旨味・酸味が調和して、練れた濃厚な味わいになっている。

 さまざまな味の要素がしだいに変化しながら、やがてワラのようなドライでおだやかな後口へと収束してゆく。

 生熟成らしく余韻は長く続き、最後まで充実の飲み口が堪能できる。

 まろやかさ、甘味の存在感、酸の強さ。 もちろん個性はあるものの、極端に飲み手を限定してしまうようなクセはない。

 これはうまし!


【岡山県浅口市鴨方町 丸本酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1353(1420)円
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(自家栽培)   精米歩合:60%
 酸度:1.5


「竹林」の過去の記事
「竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年06月
「竹林 かろやか 瀞(とろ) 純米吟醸 無濾過生原酒」(2009年02月
「竹林 ふかまり 純米酒」(2005年05月2004年05月

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2010年03月11日

三光正宗 克正 純米無濾過生原酒 雄町 H20(2008)BY3

三光正宗 克正 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 今夜はよっしんの日本酒(日本史)の先生と「和浦」をおとずれる予定だったが、事情によりソロ活動になった。

 タイミングの問題で、蔵ちゃんこと藏川店長に会えたのは今年初。 3月6日で開店9周年、おめでとうございます!

 カウンター上は「神亀 槽口」シリーズがびっしり。 9周年の日にあわせて、10年分の「神亀 槽口」をそろえたらしい。 はじめて見るラベルもあって、壮観だった。

 すると、数あるビンたちの中に「克正」の文字を発見。

 よっしん「おぉ、高垣克正杜氏。 『芳水』ですね。」
 蔵ちゃん「いや・・・、これは『三光正宗』です。」
 よっしん「えっ? 移籍したんですか。 知らなかったなあ。」

 高垣杜氏といえば、兵庫「奥播磨」や徳島「芳水」で濃醇酒を醸してきた名杜氏。 とくに無濾過生原酒の凝縮感が魅力だ。 この「克正」にも期待が高まる。

 蔵ちゃんいわく「ジューシーなお酒。 まだ若くて、本当はあと1年寝かせたい」。

 燗のつけどころが難しいらしく、生酒特有の香りが前面に出ないように、アルコールが立たないように、ぬるめの燗でいただきます。

 香りはひかえめながら、柑橘系やマンゴーなどのさわやかな雰囲気。 まろやかな口当たりで、豊かな甘味・酸味に独特の凝縮感がある。

 さあ、ここから中盤。 おだやかなお米の旨味が現れるんだろうなあ、と待ちかまえたら、意外とそこまでふくらまない。 この点がきっと「まだ若い」と指摘されるところなんだと思った。

 それでも、シャープな酸を効かせてほのかな熟成香を残してゆく後口は秀逸。 このあたりはすでに熟成された感じがする。

 熟成しはじめた、ジューシーで濃醇な無濾過生原酒。 これはうまし!

 いまが1年熟成だから、さらに1年後はさらに楽しみ。 また来年、未開栓バージョンが飲めたら良いなあ。

蔵ちゃん(藏川店長) 久しぶりに記事登場の蔵ちゃん。

 今夜の前掛けは酒蔵名ではなく、トレードマークとして愛してやまないカエル。

 ナイスデザインで、さすがカエルグッズ収集家!


【岡山県新見市 三光正宗】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+5
 原料米:雄町   精米歩合:65%
 酵母:協会901号   酸度:2.0   アミノ酸度:1.4

「三光正宗」は、H19(2007)BYをもって、50年以上たずさわった大塚順一杜氏(備中杜氏、現代の名工)が引退。 H20(2008)BYから高垣克正杜氏(但馬杜氏)が就任した。


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2010年01月24日

竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒3

竹林 ふかまり 瀞 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 前回は品川のクイーンズ伊勢丹で購入したが、なんと東京駅で小さいビンがゲットできた。

 今回は山形「楯野川 清流」と一緒に購入して同時開栓。

 スッキリタイプの香り吟醸「楯野川 清流」にくらべ、「竹林 ふかまり 瀞」の濃いこと濃いこと。

 「楯野川」と飲みくらべることで、華やかさをおさえた「竹林」のしっかりとした旨味を再発見できた。

 バナナようなふんわりやわらかい香りで、熟したメロン様の香りも感じられる。 生熟成の雰囲気がただよってくる。

 ねっとりと粘度のある口当たりで、練れた感のある強めの酸がお出迎え。 「瀞(とろ)」という商品名にたがわぬ、トロ〜リとした感触。 熟成した生酒らしくナッツ系の甘味を感じるが、後口には甘味を引きずらない。

 ボリュームはそこそこながら、香りから想像するよりもはるかにおだやかな飲み口で、お米らしい旨味が感じられる。

 余韻はいさぎよく、切れがある。 やっぱり「竹林 ふかまり 瀞」はおいしいなあ。


【岡山県浅口市鴨方町 丸本酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1353(1420)円
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(自家栽培)   精米歩合:60%
 酸度:1.5


「竹林」の過去の記事
「竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒」(2009年06月
「竹林 かろやか 瀞(とろ) 純米吟醸 無濾過生原酒」(2009年02月
「竹林 ふかまり 純米酒」(2005年05月2004年05月

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2009年12月20日

喜平 純米生貯蔵酒

 池袋東武13Fの蕎麦屋「たつみ」にて飲む。

 お昼にお蕎麦屋さんでお酒を飲む。 なんてぜいたくで幸せなひととき。

 2年半ぶりにゆっきーと会って飲んだ。 前回、和浦酒場で飲んだとき()も久しぶりだったけれど、やっぱり今回も久しぶり。

 いつの間に(この2年半にですね)、かなりのワイン通になっていたゆっきー。 専門の経済学はもちろん、政治学や心理学をはじめ様々な分野に造詣が深いゆっきー。 あいかわらず親切で、話も面白い。 大きな人です、さすがです。


 さて、お蕎麦屋さんのおつまみに合わせるのは、2人の共通項、日本酒でしょう。

 この「喜平」は、なめらかな口当たりの淡麗なお酒。 うわついた香りがないぶん平板さも感じるが、そのぶん横方向の広がりを感じる。

 スッと流れてゆくスムーズなお酒で、2人とも「軽いね」という感想。

 お酒だけを楽しむのなら物足りない気分で終わったのだろうけれど、ゆっきーと話すひとときに大満足なのでした。


【岡山県浅口市鴨方町 平喜酒造】 純米酒(生貯蔵)
 720ml:878(922)円   300ml:398(417)円
 アルコール度数:14.5
 原料米:アケボノ   精米歩合:60%

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2009年10月25日

酒一筋 純米 秋あがり3

酒一筋 純米 秋あがり 池袋東武で試飲・購入。

 池袋東武で2週間にわたって行われている「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」。

 さまざまな蔵のお酒が集まるなか、この「酒一筋 純米 秋あがり」のすばらしいコストパフォーマンスに惹かれて購入。

 おだやかで複雑な味わいを見せる、本格的な純米無濾過原酒がこの値段というのは、他の蔵で見たことがない。

 日本古来の神力や愛国、旭の影響を強く受けつぐキビヨシは、30年ぶりに復活栽培したお米。 硬質でクリアな酒質になるということで、「酒一筋」では軟質な雄町と使い分けている。

 軽い色づきが、いかにも穀物のお酒らしい。 おだやかな香りには早くも熟成感が感じとれる。

 つややかな飲み口で、ジュワッと甘味・酸味・旨味がいっぺんに現れる。 含み香に栗のようなホクホク感がある。

 あまりお米を磨かず、濾過もしていないお酒なのに、まろやかに流れてゆくクリアさが秀逸。

 豊かな酸のおかげで、サッと切れる。 軽やかで晴れやかな後口は、純米酒の魅力にあふれている。

 ぬる燗ほどに温めることで、つややかな飲み口のなかに個性的な苦味を帯びた旨味もふくらむ。

 このお酒、この値段でホントに良いんですか? 余計なおせっかいながらついつい経営を心配してしまうほどのコストパフォーマンスだ。


【岡山県赤磐市西軽部 利守酒造】 純米酒(無濾過、生詰、原酒)
 1800ml:2200(2310)円   720ml:1100(1155)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+1.5
 原料米:キビヨシ   精米歩合:65%
 酸度:1.9

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2009年08月12日

嘉美心 生一気 特別純米 白桃酵母仕込み 氷結貯蔵2

嘉美心 凍結酒 有楽町の国際フォーラム地下「」にて飲む。

 低アルコールの発泡純米酒「春鹿 ときめき」で乾杯し、面白いお酒を堪能したセバさん・コマさん・よっしん。

 次は何にしようかな〜。

 3人がそう思っていたころに、ナイスタイミングでスタッフが「お飲み物はいかがいたしましょうか」。 一朝一夕には身につかないこういう気の利きかたって、うれしいね。

 セバさん「おすすめのお酒は何ですか?」

 さっき「春鹿 ときめき」をそれぞれのグラスに注いでくださったときの、変わったお酒に対する反応から察して、「変わったお酒でしたら『嘉美心』の凍結酒がありますよ」。

 すばらしいチョイス・回答に、感心・感謝!

 蔵でしぼってすぐに氷結貯蔵し、開栓時に少し溶かしてシャーベット状にして飲む(食べる?)。 秋田「飛良泉 山廃 氷結生酒」、愛媛「千代の亀 銀河鉄道」など、たま〜に見かけるタイプだ。

 「発泡したお酒も、凍ったお酒も初めて」「いいね〜」

 スーッと青リンゴ・ハーブ様の香りで、氷温のためか硬質なイメージ。

 舌で解けてゆく氷の感触と、とろ〜りとしたアルコールの感触。 甘味を中心としたまろやかな味わいの中で、苦味がスッキリ感を引き立てる。

 そして、溶けてゆくとともに甘味が広がってゆく。 時間・温度変化が楽しめるのも凍結酒の魅力だ。

 香り豊かな「飛良泉 氷結」や、繊細かつ熟成感のある「千代の亀 銀河鉄道」ともまたちがう、若く爽快感のあるお酒だった。


【岡山県浅口市 嘉美心酒造】 特別純米酒
 300ml:560(587)円
 アルコール度数:13.5   日本酒度:−11.5
 原料米:アケボノ(岡山県産)   精米歩合:58%
 酵母:岡山白桃酵母   酸度:1.5   アミノ酸度:1.3

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2009年06月14日

竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒3

竹林 ふかまり 瀞 品川のクイーンズ伊勢丹にて購入。

 池袋東武で行われた「西日本の酒まつり」で、岡山「竹林」が東武初登場! 永谷正治氏の指導を受け、自社田で高品質な山田錦を栽培する蔵だ。

 おぉ「竹林」だ〜、と喜んで「竹林 ふかまり」の落ちついた旨さに感心したものの、お気に入りの「竹林 ふかまり 瀞」だけピンポイントで販売していなかった。 う〜ん、残念。

 「ふかまり 瀞」って手に入らないですか?

 と聞いてみたところ、問い合わせていただいて、品川の伊勢丹になら数本残っているとの情報をくださった。

 ありがとうございますっ!!

 さっそく翌日、品川でゲットできました。


 開栓してみたところ、1年熟成の円熟味というより、若さゆえの奔放な酸が目立った。 おっと、これは意外。 数日間、少しずつ味見してみても、まだ飲めた状態ではない。

 ということで、開栓して1週間、常温放置。 空気に触れて、やっと味が開いてきました。 この寝起きの悪さは、おいしいお酒のポイントですね。

 率直なところ、火入れバージョンの「竹林 ふかまり」と同様、強烈な個性はない。 けれども、お米の旨味はしっかりある。

 お米の香りに、みずみずしさと落ち着いた雰囲気が同居している。 かすかににごった状態で、サラサラとした感触。

 かわいらしい甘味に、心地よい酸味がキュッと全体を締める。 重くもなく、複雑でもなく、さりげない旨味。

 常温でもぬる燗でもおいしかったが、少し冷やした状態がいちばん好みだった。 開栓して1週間、味が開いてくるまで待つという、忍耐力も養われるお酒。


【岡山県浅口市鴨方町 丸本酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1353(1420)円
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(自家栽培)   精米歩合:60%
 酸度:1.5

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2009年02月24日

竹林 かろやか 瀞 純米吟醸 無濾過生原酒2

竹林 かろやか 瀞 伊勢丹浦和店で見かけて購入。

 農産酒蔵を標榜する「竹林」は、「秋鹿」「いづみ橋」などと同様、永谷正治氏の指導を受けて山田錦栽培に取り組む蔵。

 まろやかな旨味が楽しめる「竹林 ふかまり 純米酒」は何度も飲んできたが、今回の「竹林 かろやか 純米吟醸」は初めて飲む。

 「瀞(とろ)」と名がつくお酒は、秋まで熟成してから出荷される無濾過生原酒バージョン。


 生ということで、冷やした状態で保管・開栓。 ずいぶんオリが含まれているようで、グラスに注ぐとうっすらとにごった状態。 これは楽しみだ!

 あれ? あんまり味がない。 もしかしてハズレ?

 ほっそりとした飲み口に、一瞬うろたえた。 お米を磨いてさわやかな香りを引き出したかわりに、味が薄れてしまった失敗作なのでは?

 残念な気分で少しずつ飲んでいると、温まって常温に近づくごとに存在感が増してくる。

 む、これはっ! 燗だ!


 ぬる燗にしてみると、にごり部分の米らしい味わいとフレッシュな酸味が楽しめる。 いったい、どこに隠れていたんだい!?

 「竹林 ふかまり 純米酒」と同様、ぬる燗でやさしく旨味がふくらむタイプ。 吟醸タイプなだけに、さわやかな香りが一貫していて清々しい。

 おいしいけれど、個人的にはもう少し迫力がほしいなあ。


後日談
 開栓後2週間がたつと、グンと味が乗っておいしくなってきた。
 うすにごり部分のサラサラとした感触と、ふんわりした旨味が魅力的。 常温でゆっくりと堪能した。
 開栓後しばらく置いて、常温で飲むという条件つきなら「好み度3(★★★)」だなあと思った。


【岡山県浅口郡鴨方町 丸本酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3695(3879)円   720ml:1753(1840)円
 アルコール度数:16.8   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(自営田産)   精米歩合:50%
 酸度:1.3

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2005年10月11日

御前酒 山廃純米 昔造り2

御前酒 東武の「秋の純米酒まつり」で試飲&購入。

 最高級の赤磐雄町を使った山廃純米。 岡山ならではのぜいたく品ながら、お手ごろ。

 熟成香は目立たず、落ち着いたまろやかさにソフトな米の甘みが寄り添い、酸っぱさがキュッと味を締める。

 すっきりキレのあるタイプが好みの人には合わないかも。

 後口に甘味が残ってしまう点で、もっと酸があるともっとバランスの良いお酒になったかもしれない。


【岡山県真庭市 辻本店】 純米酒(山廃)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:−3
 原料米:雄町(岡山県赤磐郡産)   精米歩合:65%
 酸度:1.3   アミノ酸度:1.8

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2005年05月01日

竹林 ふかまり 純米酒3

竹林 大阪の「山中酒の店」で試飲・購入。

 2年熟成・1年熟成・新酒をブレンドしたお酒で、落ち着いた香りになっている。

 やさしい酸をふくよかな旨味がつつみこむ。

 お米の旨味を存分に引き出した豊潤旨口のお酒で、魅力を堪能するためには温めて飲みたい。



【岡山県浅口郡鴨方町 丸本酒造】 純米酒
 1800ml:2200(2310)円   720ml:1100(1155)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(自社田、減農薬・無化学肥料栽培)
 精米歩合:60%

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2004年11月04日

酒一筋 山廃純米吟醸 時代おくれ3

酒一筋 池袋東武の「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」で試飲・購入。 ほかの試飲したお酒は、試飲記事を参照。

 写真は飲み終わった後の撮影なのでわからないが、濃厚なコハク色をしている。

 最高品質といわれる赤磐産の雄町を使用。 雄町ならではの甘味が魅力。 含んだ瞬間に濃厚な甘味が広がって、ふっくらとした旨味が奥行きを感じさせる。

 酸はキメ細かく、やさしく味を締めている。

 豊かな甘味がベタッと残らないところが不思議で秀逸。

 万人受けするタイプではないが、個人的には好み。


【岡山県赤磐郡赤坂町 利守酒造】 純米吟醸(山廃)
 1800ml:2650(2782)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:−10
 原料米:雄町(岡山県赤磐郡産)   精米歩合:55%
 酸度:1.7

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2004年05月02日

竹林 ふかまり 純米酒3

 京都の先斗町「レッドストーン」にて。

 今日から「酒BAR よらむ」がゴールデンウィーク休みになってしまうので、しかたなく先斗町・木屋町をうろうろしてから入店。

 山田錦を自家栽培する蔵として有名な、「竹林」の丸本酒造。 「竹林 ふかまり」は3年古酒をブレンドしたお酒で、燗に向く。

 カドが取れてまろやかな飲み口で、濃密なお米の甘味・旨味が楽しめる。 広がった味わいをまとめるように、酸がキリッと締めている。

 スルスルと飲めてしまう旨口のお酒で、飲みすぎに注意が必要だ。


【岡山県浅口郡鴨方町 丸本酒造】 純米酒
 1800ml:2495(2620)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(自社田産、減農薬栽培)   精米歩合:60%
 酸度:1.4

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