徳島のお酒

2013年09月01日

三芳菊 微発泡にごり純米生酒 TAKE A WALK ON THE WILD SIDE2

三芳菊 スパークリング 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 パイナップルジュースのような、鮮烈な香りと酸味、濃厚な甘味という唯一無二の個性で輝く、徳島の「三芳菊」。

 スパークリングは、初めて見ました。

 きっと、あの香りと酸味がよりいっそう引き立つんだろうなあ。


 そんな期待をもって注文。

 グラスに注ぐと、微発泡とうたうだけあって、炭酸はおとなしめ。 にごり具合もうっすらと白くなる程度。

 この蔵のお酒らしい、パイナップル様の香りがさわやか。 甘酸っぱい味わいとやさしい炭酸の刺激が魅力的。

 日本酒に対する先入観・偏見を取り外してくれる、楽しいお酒。



 ただ、意外なことに、「三芳菊」の強烈な個性が少しおさえられている。

 にごっているせい? それとも炭酸のせい?

 もっともっと個性的で良いのに。 それが「三芳菊」の立ち位置だと思うので。



【徳島県三芳市池田町 三芳菊酒造】 純米酒(生、発泡、にごり)
 360ml:800(840)円
 アルコール度数:12.5
 原料米:雄町   精米歩合:60%
 酵母:徳島酵母


過去の「三芳菊」の記事
「三芳菊 特別純米辛口 福井五百万石」(2010年09月

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2010年09月23日

三芳菊 特別純米辛口 福井五百万石2

三芳菊 特別純米辛口 池袋西武で試飲・購入。

 「徳島の池田」と聞いて思うのは、畠山・水野両投手を擁して甲子園夏・春連覇を達成した、蔦監督の猛打の池田高校。 1980年代の高校野球を代表する強豪校だ。

 よっしんにとっては生まれる前のできごとで、聞いた話にすぎないが、それでも畠山・水野両選手のプロ野球での活躍は見ている。

 徳島を旅した際、大歩危・小歩危渓谷からまもない吉野川沿いの山間の集落に、池田高校を見つけた。 シンプルなグラウンドを見ても、強豪校とは思えない、素朴な学校だった。

 そんな池田高校の近くに蔵をかまえるのが三芳菊酒造。

 「三芳菊」の特徴は、非常に華やかな香りと豊かな甘味。 香りが苦手で、酸の強いお酒を好むよっしんの嗜好とは、対極に位置する酒質だ。

 ただ、この蔵では変わったタイプという「三芳菊 特別純米辛口」は、家でゆっくり楽しんでみたいと思うお酒だった。

 ふんわりと甘いバニラ様の香りに、「招徳 純米大吟醸 1992(H4)BY」を思い出した。 「三芳菊」の通常ラインナップとくらべて、非常に落ちついた印象だ。

 トロリとした口当たりで、香りとともにインパクトがある。 香りの影響で甘く感じられるが、旨味・酸味とが調和して、まとまりがある。

 1年半の熟成とは思えない、さらなる熟成を重ねたお酒に思えるほどの、練れた味わいだ。 原酒とは思えない飲みやすさがある。

 多くの商品を飲んで、「この蔵のお酒は好みに合わないなあ」と思っていても、好みに合うお酒がひとつ存在しているかもしれない。

 隠れていた限定商品が、ピタリと好みにハマるかもしれない。 だからこそ、知っている蔵でも決めつけはできない。

 この「三芳菊 辛口」に、そんな気持ちを呼び起こしてもらった。


【徳島県三芳市池田町 三芳菊酒造】 特別純米酒
 720ml:2300(2415)円   720ml:1150(1207)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+6
 原料米:五百万石(福井県産)   精米歩合:60%
 酸度:1.4

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2009年04月17日

芳水 高柿木 純米無濾過生原酒 中採り9号 2007BY4

芳水 高柿木 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて飲む。

 今おもしろいお酒、という店長の蔵ちゃんの提案・紹介で、「芳水 高柿木」が登場。

 おぉ、「芳水」! ここで「芳水 純米吟醸 無濾過生原酒」を飲んで以来、2年ぶりだ。

 高垣杜氏の名を冠したという「高柿木」。

 ぬる燗と常温と、2種類でいただきます!

 1年以上の熟成で落ちついてきたのか、まろやかで濃厚な口当たり。 甘味を感じるのにさわやかに切れ上がるところは、滋賀「大治郎 よび酒」を連想させる。

 みずみずしさも残る力強い酸を、豊かな旨味が受けとめる。 お米らしい甘味・旨味が堪能できる。

 濃厚・濃醇、そして常温でも温めても抜群の存在感。

 「独楽蔵 無農薬」をトガったところのない球と表現すれば、この「芳水 高柿木」はカドもあるけれどなめらかな表面・豊かな表情があるという意味でサイコロ。

 どちらも荒れた面やイビツさ・違和感がなく、キレイで味わい深い。

 今日は、2通りのすごいお酒に出会えた。


【徳島県三好市 芳水酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円
 アルコール度数:17.7   日本酒度:+5
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:2.0   アミノ酸度:1.4

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2009年03月24日

旭若松 純米無濾過生原酒2

 京都の二条通東洞院「酒BAR よらむ」にて飲む。

 以前池袋の「坐唯杏」で飲んだ「旭若松 純米無濾過生原酒」は、静岡「高砂 山廃 あらばしり」にも似た印象の、甘味を残したタイプだった。

 しかし、今回の「旭若松」はずいぶんと印象がちがう。

 ヨラムさんいわく「ひどいニオイ」だったらしい。 それが熟成することで、逆に香りの目立たないお酒になった。

 飲んでみると、ぜんぜんニオイなんてしない。 最初はどんなにひどかったのか、かえって気になるくらいだ。

 ややドライな感触で静〜かに流れてゆき、最後は突然ピリッと強い刺激。 あまり経験のない展開のお酒で、個性的。



【徳島県那賀郡那賀町 那賀酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)

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2007年03月03日

芳水 純米吟醸 無濾過生原酒 五号3

芳水 純米吟醸 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて飲む。

 今日は「和浦酒場」のオープン記念日。 祝6周年!

 まずは本日入荷・開栓したばかりの「芳水 五号」。

 かつて弟が高校の教師から「濃醇だ」と教わった、徳島の「芳水」。 何を教わってるんだ(笑)。

 実際に「芳水 純米生」を飲んでみると、なるほどたしかに濃醇。 以来、「芳水」には注目している。

 山廃や生もとも造っていて、吟醸系も酸が高く、あれもこれも飲んでみたい商品ばかりだ。

 東京での試飲販売を行わず、扱っている関東の酒販店も少ないため、東京周辺ではなかなか飲む機会がないのがさみしい。 今日はなかなかないチャンスだ。

 今回のお酒は純米吟醸とあって、オレンジ様のさわやかな香りがある。

 みずみずしくボリュームのある口当たりで、五百万石らしい苦味を帯びたシャープな味わいに収束する。

 原酒だが引きは軽く、吟醸らしさが感じられる。 純米吟醸にしては濃醇、無濾過生原酒にしては軽妙といったところか。

 燗にすると、荒々しい酸が目立ってバランスが悪くなってしまい、お燗番ナカちゃんいわく「五百万石の悪いところが出てくる」。

 温めても日向燗〜人肌燗くらいまでだろう。 冷酒〜常温で魅力を発揮するお酒だ。


【徳島県三好市 芳水酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+5
 原料米:五百万石(福井県産)   精米歩合:55%
 酵母:協会9号   酸度:2.0   アミノ酸度:1.9

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2006年05月22日

芳水 特別純米カップ / 鷹来屋 特別純米カップ3

4c096f63.jpg 今日は徳島の「芳水」と、佐賀の「鷹来屋」のカップ。

 かつて高校の恩師が「徳島の芳水は味があって旨い」と言っていたので、今までずっと気になっていたが、今回のカップで初めて飲む。

 やや薄いレモン色に色づき、含むと力強い酸が熟成されてまとまった太いうねりをつくりあげている。 迫力を感じさせるお酒だ。

 復活した酒蔵として注目をあつめる鷹来屋。 スルッと入るなめらかなお酒は、キレイでかつ米の甘味が顔を出すやさしい飲み心地。

 ともに一升瓶のラインナップを試してみたくなる、味のあるお酒だった。


「芳水 特別純米カップ」
【徳島県三好市 芳水酒造】 特別純米酒
 好み度3(★★★)
 180ml:280(294)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会9号系   酸度:1.5   アミノ酸度:1.8

「鷹来屋 特別純米カップ」
【大分県豊後大野市 濱嶋酒造】 特別純米酒
 好み度3(★★★)
 180ml:286(300)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+5
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)恋心   精米歩合:55%
 酵母:協会9号   酸度:1.4   アミノ酸度:1.0

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2006年03月18日

旭若松 純米無濾過生原酒3

e2e51b1d.jpg 池袋東口の「坐唯杏」にて飲む。

 「十旭日」に続いて、「旭若松」も初めて飲む。

 日本酒度−3のとおり、ややとろみがあって米の甘味も豊か。

 たしかに甘味が強調されているものの、酸が豊富で甘味とのバランスがとれている。 ボリュームたっぷりのお酒だ。

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2004年03月02日

鳴門鯛 霧造り 生3

鳴門鯛 霧造り 静岡の酒屋「かのや本店」に注文して送っていただく。

 昨年(2003年)の秋、京都の先斗町で飲んで衝撃を受けたお酒。

 お酒を霧にしてふたたび集める製法らしい。 蒸留のような加熱をせず、また醸造アルコールを添加せずに、風味豊かなアルコール度数25%を手に入れた。 画期的な製法だ。

 上立香は純米酒ならではの落ちついた印象。 かすかに柑橘系の香りがある。

 含むと瞬間に、濃アルコール由来の甘い感触が左右に広がる。 立体的なふくらみと言うより二次元的な広がりを感じる点に特徴がある。

 後味が強烈だ。 25%という高アルコールであることもあるが、強烈なアルコール感と酸を感じ、まるで米焼酎のような余韻。

 香りと口当たりの風味にお米らしい雰囲気を残しているところが、あくまでも日本酒らしい。

 水割りにすると飲みやすくなり、しかし薄くなってボケることはない。 ただし、お湯割りにしてみると個性がなくなり、普通のお酒という印象になってしまったので、温度を上げるのはお薦めできない。

 焼酎のように、焼き鳥などに合うお酒だ。


【徳島県鳴門市 本家松浦酒造場】 純米酒(山廃、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:25.0   日本酒度:+28
 原料米:アキツホ   精米歩合:60%
 酸度:0.5

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2003年11月17日

鳴門鯛 霧造り 生3

 京都先斗町の「きまぐれきっちん たまゆら 先斗町北店」にて飲む。

 「蔵浪曼 純米吟醸」の次は、「鳴門鯛 霧造り」。

 お酒をいったん霧状にして、凍らせてふたたび集める。 するとアルコールが濃縮されるとのこと。 アルコール度数が25%という、まったく未知の日本酒だ。

 非常に落ちついた含み香と、淡麗な味わいが第一印象。

 甘味とも勘違いしてしまうほどまろやかな口当たりは、アルコール感たっぷり。 後口に濃いアルコール特有の、ノドにつき上げるような感触があり、麦焼酎のような豊かな香りが余韻として残る。

 お米の味わいが豊かなタイプではないが、じつに個性的で刺激的。 はじめは日本酒で、後半が焼酎の感覚。 おもしろいお酒だ。


【徳島県鳴門市 本家松浦酒造場】 純米酒(生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:25.0   日本酒度:+28
 原料米:アキツホ(徳島県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:0.5

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