滋賀のお酒

2014年11月21日

旭日(きょくじつ) 生もと純米2

旭日 生もと純米 池袋東武で試飲・購入。

 複数の蔵が参加する試飲販売「滋賀県の酒まつり」のために、「旭日」藤居本家が池袋東武に初来店。

 試飲会以外で出会うのは初めてです。

 いろんな蔵のお酒を試飲して選んだのが、初めて出会った「旭日 生もと純米」。


 蔵の方によると、このお酒は酵母無添加の生もと。

 生もとは空気中の乳酸菌を利用して殺菌し、発酵の準備をする手法。 さらに、酵母まで空気中のものに任せたという、挑戦的なお酒です。



 総けやき造りの仕込蔵に住む微生物たちによって醸されたお酒。 さっそく、冷温でいただきます。

 稲ワラのような穀物様の香りに、ヨーグルトのようなクリーミーな香りがひそむ。

 まろやかな飲み口ながら、甘味は少な目で、苦味が目立つスッキリとした味わい。 甘味の少ないヨーグルトのイメージ。


 ぬる燗にしてみると、苦味が隠れてまろやかさが増す。 やさしい旨味とほどよい酸味が楽しめる。

 派手さや華やかさとは無縁の、さりげなく飲み手の心を引きつける、落ち着いた魅力のあるお酒。



【滋賀県愛知郡愛荘町 藤居本家】 純米酒(生もと)
 1800ml:2,900(税込3,132)円   720ml:1,450(税込1,566)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(杜氏自家栽培)   精米歩合:70%
 酵母:無添加(蔵付酵母)   酸度:1.8


「旭日」の過去の記事
「旭日 特別純米 欅(けやき)」(2005年11月試飲会

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2014年07月19日

笑四季 monsoon(モンスーン) 濃厚極甘口 貴醸酒生原酒 2014 玉栄/山田錦3

笑四季 モンスーン2本 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 日本酒メニューが非常に充実しているこのお店。

 どのお酒からスタートしようかなあと迷っていたところ、「笑四季」の貴醸酒2種類を発見!

 貴醸酒は、仕込水の代わりに清酒を使用したお酒で、豊かな甘味が魅力。

 醤油の種類でいう甘露醤油・再仕込醤油と似たスタイルです。


 貴醸酒好きとしては、飲みくらべてみたい!

 ということで、冷温でいただきます。

 ワインのようなボトルとラベル。 日本酒といえばこういう姿・味、という先入観・既成概念を払いたい。 そんな意思を感じます。



 まずは写真左側、青いラベルの玉栄バージョンから。

 豊かな甘味・酸味を想起させる、熟したメロンのような香り。

 濃厚な甘味がふくらみ、キレイな酸が味を引き締める。 さりげない苦味も効果的で、思いのほかシャープな印象。


 次に写真右側、赤いラベルの山田錦バージョン

 こちらも甘味を連想させる香りながら、バナナのようなニュアンスが含まれているところが異なる。

 玉栄バージョンと同様、豊かな甘味・酸味が主体。 ただ、こちらのほうが苦味が少なくまろやかな印象で、ゆったりと伸びやかに展開する。



 スッキリ淡麗だけが日本酒ではない。 けっして中心・主流にあるお酒ではないけれど、日本酒の世界の広さ、奥深さを感じさせてくれるお酒。

 日本酒に先入観のない方は特に、好意的に受け入れられるかもしれません。

 甘口好きのYさんも「甘くておいしい」とお気に入りのようすでした。



【滋賀県甲賀市 笑四季酒造
「笑四季 モンスーン 濃厚極甘口 貴醸酒生原酒 2014 玉栄」
 好み度:3(★★★)
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県産)   精米歩合:60%
 酵母:笑四季30号

「笑四季 モンスーン 濃厚極甘口 貴醸酒生原酒 2014 山田錦」
 好み度:3(★★★)
 アルコール度数:17.5
 原料米:山田錦(滋賀県産)   精米歩合:60%
 酵母:笑四季19号


過去の「笑四季」の記事
「笑四季 特別醸造酒(貴醸酒) monsoon 滋賀玉栄
 笑四季30号酵母 極甘口 生原酒」(2013年04月

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2014年07月16日

北島 純米辛口 無濾過生原酒2

北島 純米辛口無濾過生原酒 赤羽駅西口の「日本酒BAR しじゅうごえん」にて飲む。

 魅力的な日本酒メニューの中に、知らない銘柄を発見。

 「北島」・・・はて?

 世代的に演歌ではなく競泳を連想してしまうそのお酒は、名米・名水に恵まれる滋賀県で生まれたとのこと。

 ラベルには「近江國 安土」の文字。 地名に歴史のロマンを感じながら、冷温でいただきます。


 甘味の少ない生酒に特有の、フレッシュで刺激的な香り。 華やかな果実香はない点では、落ち着いた印象。

 長野「スクウェア・ワン(桝一) 純米酒 生酒」、茨城「稲里正宗 純米 しぼったまんま」にも似ていて、硬くシャープな酒質を連想させる。


 ガツンと硬さ・重さを感じる、インパクトのある口当たり。

 香味ともにアルコールの存在感が大きいものの、強めの酸が奔放に活躍し、新鮮なお酒らしいやさしい甘味も深みを出している。

 非常に切れが良く、後半はストンと味が消える。 前半から後半にかけてのダイナミックな転換は魅力的な個性。

 ただ、甘味だったり酸味だったり旨味だったり、個人的にはもう少し幅や余韻があったほうが好みかな。



 後日、記事にする段階で気付いたのが、北島酒造は「御代栄(みよさかえ)」を醸す蔵ということ。

 申し訳ないながら今まで飲んだ「御代栄」はそれほど印象深くなかったので、そのぶん新ブランド「北島」に革新性を感じました。



【滋賀県湖南市 北島酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2,200(2,376)円   720ml:1,100(1,188)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+10
 原料米:玉栄(滋賀県産安土)   精米歩合:65%
 酵母:協会7号・協会10号   酸度:1.8

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2014年06月11日

19歳の酒 純米酒2

大治郎 19歳の酒 池袋西口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 魅力的な日本酒リストの中に、ひときわ目を引く名前が。

 その名も「19歳の酒」。

 今まで、新潟県立吉川高校(閉校)の醸造科が醸したお酒や、徳島県立三好高校の食品発酵コースが醸したお酒たちに出会ってきた。

 今回もそんな、学業の一環として未成年たちがつくったお酒なのかなと思いきや、少し趣を異にするらしい。


 なんでも、19歳のときに酒米の田植え・稲刈り・お酒造りを経験し、生まれたお酒で20歳の乾杯をするという企画とのこと。

 20歳の最初にどんなお酒とどんな出会い方をするかは、今後のお酒との付き合い方・価値観の形成にもつながる点で、大切ですからね。

 自分たちが1年かけて携わってきて生まれたお酒を、自分たちが飲む最初のお酒にする。 自分たちの苦労・思いの結晶ですから、乱暴な飲み方はできません。

 そんなステキな企画を立案したのが、かつて暮らした茨木市の酒屋さんたちと知って、なおさら興味がわきました。



 では、冷温でいただきます。

 麹の風味が感じられる、フレッシュで刺激的な香り。 ストレートな甘味・酸味が伝わってくる、清々しい味わい。

 アルコール度数の高さも手伝って、ガツンと力強い、飲みごたえのあるお酒に仕上がっている。

 田んぼや蔵・タンクを提供するなど、全面的に協力してくださった「大治郎」とは、また味わいが異なる。 特有のねっとり濃厚な旨味が強調されていない。 そこが不思議で面白い。



 こんな良質のお酒から始まる日本酒ライフは幸せだろうなあ。 うらやましさも感じる1杯でした。



【滋賀県東近江市 畑酒造】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:2,600(2,808)円   720ml:1,330(1,436)円
 アルコール度数:18.5%
 原料米:吟吹雪(滋賀県産)   精米歩合:60%


「大治郎」の過去の記事
「大治郎 特別純米 よび酒(みず) 山田錦 生」(2008年03月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 生」(2012年12月2010年03月
「大治郎 純米 よび酒(みず)」(2007年02月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 本生うすにごり」(2011年02月
「大治郎 純米カップ」(2006年06月
「大治郎 山廃純米 よび酒(みず)」(2011年04月2010年05月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず)」(2012年11月2010年09月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず) 無濾過生原酒 袋吊り」
 (↑2012年08月

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2014年01月02日

七本鎗 純米 冬季限定 活性にごり酒3

七本鎗 純米活性にごり 生 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で見かけて購入。

 大好きな箱根駅伝を見ながら大好きなお酒を飲む。 毎年恒例の至福のひとときです。


 約2年ぶりに出会った「七本鎗 活性にごり」。

 フタにガス抜きの穴が開けられているおかげで、それほど手こずらずに開栓できた。

 それでも、開栓と同時に炭酸が湧き上がる。 今シーズンのお酒も元気ですね〜!


 炭酸のいきおいで対流して中身が混ざってしまう前に、上澄みを救出。 まずは上澄みを冷温でいただきます。

 鮮烈な酸味と元気な炭酸が活躍して、非常にさわやかな味わい。 荒削りで勢いのあるパフォーマンスは、今の季節ならではの魅力。


 にごり部分を混ぜるて飲むと、ガラッとイメージが変わる。 甘味・旨味が加わって厚みが増し、クリーミーな飲み口になる。

 さらに、にごり酒を燗にすると、旨味たっぷりの充実の味わいになる。 ドライな一面も出てきて、にごり酒の燗の力強さを存分に堪能できる。


 さまざまな表情が楽しめる、うれしいお酒。 さすが「七本鎗」です。



【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造
 純米酒(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町もりかわ農場産、低農薬栽培)
 精米歩合:60%
 酵母:協会1401号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 活性にごり酒」(2012年01月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2012年01月2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米 原酒」(2009年09月
「七本鎗 純米80%精米」(2012年08月2010年11月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 玉栄 14号酵母」(2012年11月2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2013年10月15日

大治郎 純米 よび酒(みず) 生4

大治郎 よび酒 池袋西口の「希紡庵」にて飲む。

 4種類の飲みくらべで、唯一何度も飲んでいるお酒。

 そのぶん、ひいきしてしまうのは否めないけれど、まろやかで濃醇な味わいはやっぱり大好きです。


 冷温でいただきます。

 4種類のお酒のなかで唯一、軽く黄色みがかっていて、いかにも濃厚そう。

 メロンのようなさわやかな香りに、バニラのようなやわらかい香りが重なる。

 甘い香りのイメージに合う、とろみを感じるほどまろやかな口当たり。

 みずみずしい酸味もあるものの、豊かな甘味・旨味が中心。



 甘口好きのYさん、以前飲んだことを忘れていたようですが、「これは好きな味」と断言していました。



【滋賀県東近江市 畑酒造】 純米酒(生)
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1150(1208)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:吟吹雪(滋賀県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:2.0


「大治郎」の過去の記事
「大治郎 特別純米 よび酒(みず) 山田錦 生」(2008年03月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 生」(2012年12月2010年03月
「大治郎 純米 よび酒(みず)」(2007年02月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 本生うすにごり」(2011年02月
「大治郎 純米カップ」(2006年06月
「大治郎 山廃純米 よび酒(みず)」(2011年04月2010年05月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず)」(2012年11月2010年09月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず) 無濾過生原酒 袋吊り」
 (↑2012年08月

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2013年04月13日

笑四季 特別醸造酒(貴醸酒) monsoon 滋賀玉栄 笑四季30号酵母 極甘口 生原酒 2009BY3

笑四季 モンスーン 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で試飲・購入。

 蔵元いわく、貴醸酒を現代的に表現した再仕込濃醇製法、「要は貴醸酒です」とのこと。

 仕込み水のかわりに(一部)お酒を使った、お酒で仕込んだお酒が貴醸酒。

 通常の日本酒と一線を画す、甘美で濃厚な味わいは、飲みごたえを求めるよっしんにとっては好みの世界。


 滋賀「笑四季」は、1979年生まれの蔵元、竹島充修氏が2009BYから杜氏に就任。 そう、今回のお酒は、蔵元の杜氏1年目のお酒です。


 新酒の状態で試飲・購入し、3年の常温熟成の後に開栓。

 バタースカッチ、キャラメルのような甘い香りに、レーズンのような熟成香、松やにのような雰囲気もひそむ。

 とろりと濃厚な口当たりに、豊かな甘味と熟成香が広がる。 しっかりと酸もあって、バランスも良い。

 余韻には栗・さつまいものニュアンスがあって、ナッツ様の生熟成の風味も豊か。



 この個性と濃厚さが好み!

 「笑四季」の貴醸酒は、お米ちがいや酵母ちがいも続々と登場しているので、これからも色々と飲みたいなあ。



【滋賀県甲賀市 笑四季酒造】 貴醸酒(生、原酒)
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県産)   精米歩合:60%
 酵母:笑四季30号

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2013年02月15日

一博 純米吟醸 うすにごり生酒 2012(H24)BY2

一博 純米吟醸 うすにごり生酒 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 近所の「大治郎」の蔵・タンクを借りてお酒をつくり、自蔵の復活を目指している「一博」。

 「一博」を飲むのは3回目ながら、記事にするのは初めて。

 うーん、いつものことですね。


 今回のお酒は、「一博 純米吟醸 うすにごり生酒」。 うすにごりと名乗っているものの、ほとんど透明。

 酸味を想起させる、マスカット様の香りがさわやか。

 香りのフレッシュさから一転、スルリなめらかな口当たりの後は意外と落ち着いていて、静かな飲み口。

 クセのない、無理のないやさしい味わいで、個性に乏しい気がするのがもったいない。


 バニラ様の香りとやさしい甘味をたたえた濃厚な「大治郎」と、同じ蔵で生まれたにもかかわらず、まったくもって酒質が異なる。

 造り手がちがうと、これほどまでに味わいが変わるとは。

 おもしろい体験ができました。



【滋賀県東近江市 中澤酒造】 純米吟醸(生)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.8   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(滋賀県産、環境こだわり農産物)
 精米歩合:55%   酵母:協会14号
 酸度:2.0

 中澤酒造は現在、お酒づくりを休止中。

 蔵の次代をになう中澤一洋氏が2004年から、同じ東近江市にある「大治郎」畑酒造に蔵人として入り、タンクを借りて自身で仕込んだお酒が「一博」。

 自身の名前(一洋)と、畑酒造の谷内博杜氏、そしてかつて学んだ坂頭宝一杜氏の1文字ずつを合わせた銘柄が「一博」。

 タンク1本の仕込みから始めた「一博」も、2012BYでは700kg仕込みのタンク6本となり、石高も約50石(1升ビン5000本)。

 蔵の復活・再開を目指して、一洋氏の挑戦は続く。


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2012年12月07日

大治郎 純米 よび酒 生4

大治郎 純米 よび酒 生 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 今夜の締めとして、「雁木 純米無濾過生原酒」とともに、濃醇酒コンビを楽しみます。

 「雁木」がみずみずしい濃醇酒なら、「大治郎」はまろやかな濃醇酒。

 メロンのようなさわやかな香りに、バニラのようなやわらかい香りが重なる。

 甘い香りのイメージに合う、とろみを感じるほどまろやかな口当たり。

 みずみずしい酸味もあるものの、豊かな甘味・旨味が中心。

 甘口好きのYさんも納得・ご満悦でした。



【滋賀県東近江市 畑酒造】 純米酒(生)
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1150(1208)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:吟吹雪(滋賀県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:2.0


「大治郎」の過去の記事
「大治郎 特別純米 よび酒(みず) 山田錦生」(2008年03月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 生」(2010年03月
「大治郎 純米 よび酒(みず)」(2007年02月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 本生うすにごり」(2011年02月
「大治郎 純米カップ」(2006年06月
「大治郎 山廃純米 よび酒(みず)」(2011年04月2010年05月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず)」(2012年11月2010年09月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず) 無濾過生原酒 袋吊り」
 (↑2012年08月

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2012年11月23日

不老泉 山廃純米吟醸 無濾過生原酒 滋賀渡船 木槽天秤しぼり4

不老泉 山廃純米吟醸 滋賀渡船 京都西陣の「鵜飼商店」にて購入。

 東京へ帰る新幹線の車内にて飲む。

 鵜飼さんのお店ではいつも、自宅用のお酒を選びつつ、帰りの新幹線で飲むお酒も選びます。

 京都駅の伊勢丹の地下でゲットしたおつまみとともに、おいしいお酒をいただきます。 もちろん、常温で。


 麹の香りとヨーグルト様の乳酸の香りがさわやか。

 みずみずしい飲み口で、甘味・旨味・酸味が混然一体となって、濃厚・濃醇。 さりげなくトロピカルフルーツのニュアンスもある。

 含み香には木の香り、余韻にはナッツ様の生熟成の香り。 飲みごたえがあって、好み!

 さすが「不老泉」です。



【滋賀県高島市 上原酒造】 純米吟醸(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3219(3380)円   720ml:1610(1690)円
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+7
 原料米:滋賀渡船6号(滋賀県産)   精米歩合:55%
 酵母:無添加(蔵付天然酵母)   酸度:1.8   アミノ酸度:2.0


「不老泉」「杣の天狗」の過去の記事
「杣の天狗 うすにごり 純米吟醸 木槽天秤しぼり 無濾過生原酒」
 (↑2011年03月2010年04月2009年09月05月03月
「不老泉 山廃純米大吟醸 無濾過生原酒 木桶仕込 木槽天秤しぼり」
 (↑2011年03月2004年11月
「不老泉 山廃純米吟醸 うすにごり」(2010年12月
「不老泉 特別純米 山廃仕込み原酒 参年熟成(赤)」(2007年11月
「不老泉 山廃仕込純米酒 六年熟成原酒」(2005年03月
「不老泉 太古のいざない 山廃仕込」(2005年03月

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2012年11月22日

七本鎗 純米 玉栄3

 京都四条烏丸の南東、綾小路通東洞院の「うどん・酒場ル 西洋うどん・酒バル ごんた」にて飲む。


 「金亀 純米生原酒 80」の次は、「七本鎗 純米」。

 日本酒日記をつけ始める前に出会った、思い出深いお酒。 わけあって飲む機会がなくなっていたので、うれしい再会です。


 おだやかなお米の香りがかすかに感じられる。 このなかに、良くも悪くも土臭いニュアンスも含まれている。 「七本鎗」らしくて良いなあ。

 落ち着いた旨味と独特の苦みを帯びて、しっかりと酸が活躍し、やさしい甘味へと流れゆく。

 キレイで洗練された酒質よりも、複雑で飲みごたえのある味わいを追求したお酒。 やっぱり好きだなあ。



【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 純米酒
 1800ml:2362(2480)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+5.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、減農薬栽培)
 精米歩合:60%
 酵母:協会1401号   酸度:1.8


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 活性にごり酒」(2012年01月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2012年01月2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米 原酒」(2009年09月
「七本鎗 純米80%精米」(2012年08月2010年11月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 玉栄 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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金亀 純米生原酒 白80 木槽袋搾り3

 京都四条烏丸の南東、綾小路通東洞院の「うどん・酒場ル 西洋うどん・酒バル ごんた」にて飲む。


 昨日訪れた大好きな「あんじ」につづき、今日は姉妹店の「ごんた」へ。

 「あんじ」の府庁前店・麩屋町店で活躍していた山田さんが、「ごんた」の店長として活躍中!

 「ごんた」は店内中央に厨房があり、座席は左右に分かれている。 入口から見て、居酒屋テイストの左側と、バル風の右側。

 左右で雰囲気・内装の異なるおもしろいつくりで、それぞれのメニューはもちろん、反対側のメニューも注文できる。 5か月前は左側で、今回は右側で楽しみます。 テラス席は、もう少し暖かい季節に挑戦かな。



 初めて飲む蔵ということで、全量が木槽袋しぼりの滋賀「金亀」。 金亀城(こんきじょう)とも呼ばれる彦根城から名づけられた銘柄だ。


 冷温でいただきます。

 甘くさわやかな麹の香りで、とろみを感じる口当たり。

 木の含み香からくるドライな雰囲気と、豊かな甘味とが交錯し、さらに強い酸が重なる。

 低精白からくる豊かな味わいは、雑味ではなく旨味として昇華している。 飲みごたえのある、存在感のあるお酒だ。 これはうまし!



【滋賀県犬上郡豊郷町 岡村本家】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:2172(2280)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:−20
 原料米:日本晴(滋賀県産)   精米歩合:80%
 酸度:2.8

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2012年11月21日

竹生嶋 純米原酒 かじや村3

竹生嶋 かじや村 京都府庁前の「居酒屋あんじ」にて飲む。

 久しぶりの「あんじ」。

 良い人、良い酒、良い肴。 さらに、東京では実現不可能な良心的価格。 京都に来れば必ず訪れる、大好きなお店だ。

 最初のお酒は、「あんじ」ではおなじみの滋賀「竹生嶋」。

 ラベルは、原料の山田錦を栽培した平井農産のスケッチ。


 冷温でいただきます。

竹生嶋 かじや村の色

 しっかりと色づいていて、いかにも濃醇でおいしそう。

 色のわりにサラリと軽やかな口当たりで、やさしい甘味・酸味から入る。 この蔵らしい、キレイな第一印象。

 しだいにボリュームが上がってゆき、しっかりとした旨味・酸味が堪能できる。 飲みごたえがあって、好み!


 常温に近づくごとに、ドライな雰囲気も出てきた。 燗でも飲んでみたいなあ。



【滋賀県高島市マキノ町 吉田酒造】 純米酒(原酒)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(滋賀県高島市安曇川町田中字鍛冶屋村産)
 栽培者:平井農産(平井貞夫・平井佐千夫)
 精米歩合:65%   酵母:協会701号
 酸度:2.0   アミノ酸度:1.7


「竹生嶋」の過去の記事
「竹生嶋 花嵐 純米大吟醸 生原酒」(2009年03月2008年03月
「竹生嶋 吟花 純米吟醸 生原酒」(2010年03月
「竹生嶋 辛口純米 生原酒」(2008年03月

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2012年11月09日

大治郎 純米吟醸 迷い酒 火入れ 2008(H19)BY3

大治郎 純米吟醸 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 おー、好きな「大治郎 純米吟醸」だ! しかも、4年熟成!

 これは飲むしかないでしょう。

 燗でいただきます。

 稲ワラ、穀物らしい、おだやかな香り。

 トロリとした感触のまろやかな口当たりで、やさしい甘味と旨味が優雅に広がる。 そして力強い酸が骨格を支える。

 お米を半分削っても、なおも豊かな味わいを残している。 熟成で味わいを増した飲みごたえのあるお酒で、それでいて上品。


 やっぱり「大治郎」は良いなぁ。



【滋賀県東近江市 畑酒造】 純米吟醸(無濾過)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.1   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(東近江市、呑百笑の会産、環境こだわり農産物)
 精米歩合:50%   酵母:協会9号
 酸度:1.8


「大治郎」の過去の記事
「大治郎 特別純米 よび酒(みず) 山田錦生」(2008年03月
「大治郎 純米 よび酒」(2010年03月2007年02月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 本生うすにごり」(2011年02月
「大治郎 純米カップ」(2006年06月
「大治郎 山廃純米 よび酒(みず)」(2011年04月2010年05月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず)」(2010年09月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず) 無濾過生原酒 袋吊り」
 (↑2012年08月

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2012年10月26日

初桜 特別純米酒 玉栄 60% 生原酒3

初桜 特別純米 玉栄 大森の「吟吟」にて飲む。

 初めて飲む、滋賀の「初桜」。

 玉栄をつかった純米酒は、初めてとのこと。 地元の酒米なのに初使用とは、めずらしいこともあるものですね。

 麹の香りに、アルコールの刺激的な香りもあってさわやか。 若々しさと、キリリと引き締まった感じが伝わってくる。

 なめらかな口当たりで、豊かな甘味と酸味が、やさしく広がってゆく。 木の香りがするのは、木槽の影響でしょうか。

 味わいの後半にお米らしさとドライな雰囲気も顔をのぞかせて、起伏に富んだ印象。 刺激的な香り、強い酸味の両面で、シャープな切れを演出している。

 飲みごたえのある「初桜」。 これからも注目したい蔵です。



【滋賀県甲賀市土山町 安井酒造場】 特別純米酒(生、原酒)
 1800ml:2666(2800)円   720ml:1352(1420)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+5
 原料米:玉栄(滋賀県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:2.3

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2012年08月31日

大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず) 無濾過生原酒 袋吊り4

大治郎 純米吟醸 迷い酒 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 弟の誕生日ということで、家族集合。

 最初の「るみ子の酒 特別純米 無濾過生」を飲み終えたころに、本日の主役の弟が登場。

 そして、2種類目の「大治郎」へ。

 滋賀「大治郎」は、父・母・よっしんの好きな蔵。 ・・・あれ? 本日の主役は?

 好みが異なる3人から愛される「大治郎」は、なかなか貴重な存在。


 熟したメロンのような香りに、濃密さを予感させるまろやかな口当たり。

 この香りは、兵庫「龍力 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」にも似ているかな。

 良くも悪くも泥臭い、濃厚な旨味と力強い酸が現れ、ボリューム満点。 ドライに切れてゆき、ワラのようなおだやかな余韻を残すところも、個性的で好み。

 熟れた果実のようで、穀物のようで、そして濃醇。 なかなか似た味わいのお酒をさがすのが難しい、存在感のあるお酒だ。



【滋賀県東近江市 畑酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3500(3675)円   720ml:1750(1837)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(東近江市、呑百笑の会産、環境こだわり農産物)
 精米歩合:55%   酵母:協会14号
 酸度:2.0


「大治郎」の過去の記事
「大治郎 特別純米 よび酒(みず) 山田錦生」(2008年03月
「大治郎 純米 よび酒」(2010年03月2007年02月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 本生うすにごり」(2011年02月
「大治郎 純米カップ」(2006年06月
「大治郎 山廃純米 よび酒(みず)」(2011年04月2010年05月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず)」(2010年09月

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2012年08月18日

七本鎗 純米80%精米4

七本鎗 純米 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 久しぶりに「七本鎗 80%」を発見。 これは飲まずにはいられない!


 精白が始まった室町時代から現代にいたるまで、お米を磨くほど酒質はキレイになり、良いお酒になると考えられてきた。

 昭和から平成にかけての技術革新により、お米を徹底的にけずり、お米の芯だけをつかった大吟醸がつくられるようになった。

 しかしその一方で、お米を磨くことによって、コストがかかるほか、お酒の個性が失われてしまうという問題点も出てきた。

 そこで、お米の持つ本来の魅力をストレートに表現するため、埼玉の神亀酒造がお米をあまり磨かない低精白のお酒「仙亀」をつくった。

 やがて、「お米の外側は雑味のもと」という意識から、「お米の外側は旨味・個性のもと」という意識に変わりはじめ、多くの蔵が低精白のお酒をつくるようになってきている。

 そのなかで、個人的にもっとも好きなのが、この「七本鎗 80%」。 非常にドライで、幅のある味わいの、個性的なお酒だ。


 今回も熱めの燗でいただきます。


 お米らしい香りというより、ワラのような香りで、いかにもドライな雰囲気がただよう。

 初めて飲んだ人が「(飲み続けると日本酒は甘く感じるのに)4杯目でもまだ辛い」と驚くほどの、ドライな酒質。

 それほど甘味は切ってあるのに、ボリューム感がある。 甘味ではなく、旨味のおかげだろう。 このお酒は、甘味と旨味がちがう要素であることを実感するのに役立つ。

 低精白のお酒は中盤の味わいが個性的なのに、後口があっさりしていて、飲みごたえに欠けるところがある。 しかしこのお酒は、ボリューム感たっぷりの中盤から尻すぼみせず、後口にいたるまで力強い。


 良くも悪くも土臭い野趣あふれる風味、ドライで枯れた雰囲気、苦味で締めた後口。 個性を突き詰めたこのお酒、やっぱり大好きです。


刺盛
 今夜も刺盛。 素材の良さの活きたお酒とお刺身。 好きなものどうしのコンビで、幸せ。



【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 純米酒
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:15.8   日本酒度:+6.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、減農薬栽培)
 精米歩合:(麹米)65%、(掛米)80%
 酵母:協会701号   酸度:2.4


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 活性にごり酒」(2012年01月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2012年01月2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米 原酒」(2009年09月
「七本鎗 純米80%精米」(2010年11月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2012年01月12日

七本鎗 純米 冬季限定 活性にごり酒 / 七本鎗 純米 冬季限定 搾りたて新酒 中取り3

七本鎗 純米酒 活性にごり七本鎗 純米酒 しぼりたて 今夜は「七本鎗」の新酒を2種類、飲みくらべ。

 「七本鎗 活性にごり」は、東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 「七本鎗 しぼりたて」は、池袋東武で購入。

 商品名といい、ビンといい、造りの仕様といい、そして「七本鎗」の蔵の小ささといい。 おそらく、2つは同じタンクで生まれたお酒だ。

 同じタンクで生まれた、にごり酒と、澄んだ中取り。 別々のお店に分かれた2つのお酒が、再会を果たした。


七本鎗、新酒2種類
 ビンのうしろから見ると、透明度のちがいがよくわかる。

 まずは、活性にごり酒から。 フタにガス抜きの穴が開けられているため、噴きこぼれることなくスムーズに開栓できた。

 開栓と同時に、ビン内の圧力が減って、隠れていた炭酸が湧き上がる。 炭酸の勢いで対流が起こり、にごり部分が自然と混ざる。

 開栓直後、にごり部分が混ざり始める前に、ほぼ透明な上澄みの部分をグラスに注ぐ。 グラスには炭酸がビッシリとついた。

 では、上澄みからいただきます。

 おー、酸っぱい! 仕込み期の酒蔵の香りに、炭酸の刺激がさわやか。 若々しい苦味・酸味が奔放にかけめぐる。

 にごり部分が自然と混ざったビン内から注ぎなおし、今度はにごり酒としていただきます。

 トロリとクリーミーな感触になり、甘味・旨味が加わって濃厚な味わいになる。 それでも、炭酸・酸味・苦味のおかげでさわやか。 実に濃醇で好み!


 次に、澄んだ中取りタイプをいただきます。

 苦味を想起させる香りがありながらも、香り・口当たりともに静かな印象。 しっとりとキメ細かい口当たりからも、しぼりたての新酒とは思えない落ち着きを感じる。

 まだ成長途上だと思うけれど、密度を感じる、張りのある飲み口。 展開・収束はスムーズながら、しっかりと飲みごたえがあって、こちらも好み。


 同じタンク、同じ仕込みで生まれたはずなのに、さわやかでヤンチャな活性にごり酒と、落ち着いて味をたたえる中取りと、個性はずいぶんと異なる。

 おもしろい体験ができて、しかも両方好みで、大満足!


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造
「七本鎗 純米 冬季限定 活性にごり酒」
 純米酒(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、低農薬栽培)
 精米歩合:60%

「七本鎗 純米 冬季限定 搾りたて新酒 中取り」
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、低農薬栽培)
 精米歩合:60%   酵母:協会1401号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米原酒」(2010年11月2009年09月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2011年10月01日

七本鎗 純米 80%精米 生原酒

七本鎗 純米生原酒 80 蔵から直接購入。

 蔵から届いた最後の1本を開栓。

 常温で夏を越えた、生熟成のお酒らしいコッテリと濃厚な口当たり。 麹の甘くさわやかな香り、ワラのようなおだやかな香りも健在。

 前半だけで十分な満足感。

 ただし、このお酒の真価は後半。 強い酸を主体とした荒削りな味わいが魅力。

 ボリューム感から重厚なイメージを受けるけれども、ドライで鋭く切れ上がる軽快な引き際も見逃せない。

 また注文しようっと。


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+6.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、低農薬栽培)
 精米歩合:(麹米)65%、(掛米)80%
 酵母:協会7号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」(2011年07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米原酒」(2010年11月2009年09月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2011年09月15日

杣の天狗 純米吟醸 木桶天秤しぼり 生原酒4

不老泉 杣の天狗 京都西陣の「鵜飼商店」で購入。

 いまや、鵜飼さんのお店で購入するお酒の定番となった「杣の天狗」。

 好みの秘訣のひとつは、生熟成ならではのアーモンド系の風味。

 開栓時は炭酸の勢いでフタが飛び、煙が上がる。

 アクエリアスのようなにごり具合で、生熟成のアーモンド香と麹のさわやかな香りが個性的。

 冷温では、炭酸とオレンジ様の苦味が効いた爽快な飲み口。

 常温では、とろみを感じるまろやかな口当たり、豊かな甘味と強い酸味が魅力だ。

 どちらの温度帯でも別々の個性が楽しめる。 やっぱり「杣の天狗」って、良いなあ。


【滋賀県高島市 上原酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(滋賀県朽木村産/高島町産)   精米歩合:60%
 酵母:協会10号   酸度:1.7   アミノ酸度:1.8


「不老泉」「杣の天狗」の過去の記事
「杣の天狗 うすにごり 純米吟醸 木槽天秤しぼり 無濾過生原酒」
 (↑2011年03月2010年04月2009年09月05月03月
「不老泉 山廃純米大吟醸 無濾過生原酒 木桶仕込 木槽天秤しぼり」
 (↑2011年03月2004年11月
「不老泉 山廃純米吟醸 うすにごり」(2010年12月
「不老泉 特別純米 山廃仕込み原酒 参年熟成(赤)」(2007年11月
「不老泉 山廃仕込純米酒 六年熟成原酒」(2005年03月
「不老泉 太古のいざない 山廃仕込」(2005年03月

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2011年09月06日

七本鎗 純米にごり酒3

七本鎗 純米にごり 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 今夜は「和浦」の”大将”蔵ちゃんの誕生日。

 おめでとうございます!

 と思いきや、蔵ちゃんは本日「和浦 弐」で活躍中とのこと。 う〜ん、会えなくて残念。

 ただ、同じように蔵ちゃんのお祝いにやってきたというゴローさん・かずみさんと再会できた。 わー、お久しぶりです!

 少し気落ちしていたところに、とってもうれしい再会があって、楽しい夜になりました。

 今夜の最初のお酒は、「七本鎗 純米にごり酒」。 にごり酒からのスタートって、久しぶり。

 熱めの燗でいただきます。

 にごり部分が多く、それでいてドライな飲み口だから、お米そのものの魅力を存分に楽しめる。 まさに飲むご飯。 おかゆより好き!

 たぶん、酸味がしっかり効いているから好みなんだと思う。

 ん? ということは、おかゆに柚子を入れるとかして、酸味を足せば面白いかも。 今度やってみよう。


 さてさて、お酒にもどろう。

 飲みごたえのある、酸味・旨味のしっかりとした味わいながら、突き抜けた個性はない。 高次元でバランスが取れた、飲み疲れないお酒だ。

 一緒に食べたサンマの塩焼きの脂をサッと洗い流してくれて、大活躍。 「七本鎗」、さすがです。


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5
 原料米:玉栄(滋賀県産)   精米歩合:60%


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」(2011年07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米原酒」(2010年11月2009年09月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月

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2011年07月01日

七本鎗 純米80%精米生原酒4

七本鎗 純米生原酒 80 蔵から直接購入。

 全商品を飲んだわけではないけれど、「七本鎗」の中でいまのところいちばん好きなのが、この「七本鎗 80% 生」。

 この蔵の個性がぞんぶんに発揮されているお酒だ。

 麹の甘くさわやかな香りに、ワラのようなおだやかな香りが重なる。

 ボリューム感たっぷりで、良くも悪くも荒々しく、野趣あふれる味わい。 上質な苦味も、枯れた風合いを出している。

 強い酸が味をしっかり切って、メリハリのある展開を見せる。

 はじめの香り、中盤の味、余韻、すべてが複雑だ。

 冷やしすぎて味を閉じ込めてしまうのはもったいない。 常温〜ぬる燗で、複雑さを楽しみたい。


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+6.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、低農薬栽培)
 精米歩合:(麹米)65%、(掛米)80%
 酵母:協会7号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」(2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米原酒」(2010年11月2009年09月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月

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2011年04月15日

松の司 生もと純米無濾過生原酒 木桶仕込 2010(H22)BY3

松の司 生もと純米 無濾過生原酒 木桶 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 おそらくはじめて飲む蔵のお酒。

 ラベルに興味深い情報がたくさん並べてあるので、ついつい購入。

 地元のふゆみずたんぼ(冬にも水を抜かない田)で不耕起・無農薬・無化学肥料栽培された山田錦。 そして生もと・無濾過・生・原酒。

 冬に田んぼの水を抜かず、田起こしをしない、農薬も化学肥料も使わない。 ステンレス・ホーローのタンクを使わなければ、人工乳酸・培養酵母も使わない。 活性炭で濾過しなければ、火入れも加水もしない。

 手抜きかっ!? とわざとツッコミたくなるくらいの、原始的かつ最先端の稲作・醸造。 気にならないわけがない!


 生らしい麹の香りに、木の自然な香り。

 甘味をしっかり切っていて、放し飼いとは思えないほど落ち着いた飲み口。 濃醇な新酒にして、まとまりがある。 もっと野趣あふれる、野性的な味わいを想像していた。

 シャープな酸を中心に苦味・旨味を備えた、燗映えするタイプ。 ドライな飲み口だから、そのぶん酸味が際立つのかな。

 ドライでシャープなところは、大阪「秋鹿 超辛口」にも似ている。

 いやあ、すごいお酒だ。 このお酒は4合ビンで750本という限定商品だけれど、これほどのお酒をつくる蔵の通常商品も飲んでみたいなあ。


【滋賀県蒲生郡竜王町 松瀬酒造】 純米酒(生もと、無濾過、生、原酒)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+8
 原料米:山田錦(竜王町産、ふゆみずたんぼ[冬期湛水・不耕起栽培]、無農薬無化学肥料栽培、栽培者:北川博巳・村田茂明)
 酵母:無添加(蔵付天然酵母)   精米歩合:65%   酸度:2.3

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2011年04月07日

大治郎 山廃純米 よび酒(みず) 生 2009BY3

大治郎 山廃 よび酒 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 おー、「大治郎 山廃」の1年モノ!

 ちょうど1年前に新酒の状態で飲んだら、まだまだ若い印象だった。

 先日ヨラムさんのお店でご一緒した平野さんから、熟成した「大治郎 山廃」はすごいという情報をいただいたばかり。

 その直後に「大治郎 山廃」の1年モノと出会うとは。 なんという偶然。

 新酒では、不慣れな山廃にありがちな、モワッとしたクセのある香りが印象的だった。 そして、若い生酒特有の、アルコールの刺激が強かった。

 しかし、1年経過した今、そんな雰囲気は皆無。 香りからしてちがう。

 なめらかな口当たりで、「大治郎」の魅力である練れた甘味・旨味がお出むかえ。 そして、定番商品「大治郎 純米」よりも強い酸が、キュッと締まった、ジューシーな味わいを演出する。

 ・・・1年前と全然ちがうじゃないか! やっぱり、熟成で良くなった。 しかも、想像以上に。

 大治郎さんが手がけた最初の山廃で、このパフォーマンス。 これからのお酒も楽しみだ。


【滋賀県東近江市 畑酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2600(2730)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+1
 原料米:吟吹雪(東近江市、呑百笑の会産、環境こだわり農産物)
 精米歩合:60%   酵母:協会7号
 酸度:2.4   アミノ酸度:1.8


「大治郎」の過去の記事
「大治郎 特別純米 よび酒(みず) 山田錦生」(2008年03月
「大治郎 純米 よび酒」(2010年03月2007年02月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 本生うすにごり」(2011年02月
「大治郎 純米カップ」(2006年06月
「大治郎 山廃純米 よび酒(みず)」(2010年05月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず)」(2010年09月

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2011年03月26日

道灌 湖弧艪(こころ) 純米生囲い3

道灌 湖弧艪 京都二条の「鵜飼商店」にて購入。

 京都からの東京への新幹線といえば、伊勢丹のおつまみ(ご飯のないお弁当を探すのは難しい)を食べながら、鵜飼さんのお店で購入した日本酒を堪能する時間。

 今までは、秋田「冬樹 純米吟醸 無濾過生原酒」や、滋賀「琵琶の長寿 純米生原酒」、奈良「花巴 菩提もと仕込」、福岡「独楽蔵 無農薬 純米」などが活躍してきた。

 今回は「道灌 湖弧艪(こころ)」。

 江戸城を創設した太田道灌の末裔という太田酒造の、蔵元みずからが仕込んだお酒とのこと。

 青リンゴ様のさわやかな香りに、生酒らしい麹の香りが重なる。

 サラリとした口当たりで、お米由来のやさしく落ちついた風味が楽しめる。 ふくらみがあって余韻も楽しめる、飲みごたえのあるお酒だ。

 バランスの取れたさわやかな味わいで、しかもリーズナブル。 コストパフォーマンスの高いお酒だ。


【滋賀県 太田酒造】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:1900(1995)円   720ml:950(998)円
 アルコール度数:17.4   日本酒度:+6
 原料米:日本晴(滋賀県産)   精米歩合:65%
 酵母:金沢酵母   酸度:1.7

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2011年03月25日

不老泉 山廃純米大吟醸 無濾過生原酒 木桶仕込 木槽天秤しぼり 2009(H21)BY3

不老泉 山廃純米大吟醸2011 京都二条東洞院の「酒BARよらむ」にて飲む。

 「杣の天狗」と、同じ上原酒造の「不老泉 山廃純米大吟醸 木桶 生」を飲みくらべ。

 生熟成のコッテリと濃厚な香味が印象的な「杣の天狗」に対して、「不老泉 山廃純米大吟醸 木桶 生」はみずみずしくシャープ。

 1年熟成とはいえ、フレッシュな香り。 ヨーグルト様の乳酸の風味が効いた、さわやかな飲み口。

 含み香にはかすかに木の香りがあって、ドライで落ちついた雰囲気を添えている。

 一般的・標準的な純米大吟醸からすると、非常に個性的。 ただ、上原酒造のラインナップの中では、クセが少なく均整の取れたタイプ。

 蔵付酵母をつかった「不老泉 山廃」シリーズの入門編として最適だと思った。


【滋賀県高島市 上原酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:4105(4310)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+6
 原料米:玉栄(滋賀県産)   精米歩合:50%
 酵母:無添加(蔵付天然酵母)   酸度:1.5   アミノ酸度:1.2


「不老泉」「杣の天狗」の過去の記事
「杣の天狗 うすにごり 純米吟醸 木槽天秤しぼり 無濾過生原酒」
 (↑2011年03月2010年04月2009年09月05月03月
「不老泉 山廃純米大吟醸 無濾過生原酒 木桶仕込 木槽天秤しぼり」
 (↑2004年11月
「不老泉 山廃純米吟醸 うすにごり」(2010年12月
「不老泉 特別純米 山廃仕込み原酒 参年熟成(赤)」(2007年11月
「不老泉 山廃仕込純米酒 六年熟成原酒」(2005年03月
「不老泉 太古のいざない 山廃仕込」(2005年03月

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杣の天狗 純米吟醸 木桶天秤しぼり 生原酒4

不老泉 杣の天狗 京都二条東洞院の「酒BARよらむ」にて飲む。

 いつも鵜飼商店で購入している、明日も購入予定の滋賀「杣の天狗」。

 うーん、やっぱり明日まで待てない! ということで、ちょっとフライングで飲むことに。

 「杣の天狗」は、よっしんの大好きな、生熟成のアーモンド風味が楽しめるうすにごり。 とろみを感じる口当たりで、甘味豊か。

 ドライ・淡麗なお酒が基準の人には、受けつけないかもしれない。 ただ、甘めのお酒も守備範囲という人なら、甘味だけでなく旨味もしっかりと息づいていることに気づけると思う。


 やっぱり「杣の天狗」は、うまいな〜。

 と思っていると、となりの席から声がかかる。 なんと、ブログにコメントをいただいた平野さん!

 地震前後のメールのやりとりが順調ではなかったので、お会いできるかわからなかったのですが、いやあ、お会いできてうれしいです!

 鵜飼商店の蔵見学報告やラインナップ表を持ってきてくださって、ヨラムさんも交えて日本酒談義。 すごく楽しい時間がすごせました。


【滋賀県高島市 上原酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(滋賀県朽木村産/高島町産)   精米歩合:60%
 酵母:協会10号   酸度:1.7   アミノ酸度:1.8


「不老泉」「杣の天狗」の過去の記事
「杣の天狗 うすにごり 純米吟醸 木槽天秤しぼり 無濾過生原酒」
 (↑2010年04月2009年09月05月03月
「不老泉 山廃純米大吟醸 木桶仕込み天秤しぼり」(2004年11月
「不老泉 山廃純米吟醸 うすにごり」(2010年12月
「不老泉 特別純米 山廃仕込み原酒 参年熟成(赤)」(2007年11月
「不老泉 山廃仕込純米酒 六年熟成原酒」(2005年03月
「不老泉 太古のいざない 山廃仕込」(2005年03月

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2011年02月04日

大治郎 純米 よび酒(みず) 本生うすにごり3

大治郎 純米 うすにごり 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 お酒のビンがぎっしりと並ぶ厨房に、うすにごりと書いた肩ラベルを発見。 何かな〜と思ったら、「大治郎」だ!

 「大治郎 純米 生」のうすにごりタイプは初めて。

 モトコさんのはからいで、常温、割り水燗、原酒燗をそれぞれ楽しめました。

 まずは常温で。

 ささやかながら、苦味を想起させるスッキリとした香り。 熟しきっていないメロンのイメージ。 モトコさんも納得。

 生酒らしいなめらかな飲み口で、豊かな甘味をたたえたみずみずしい味わいが「大治郎」の魅力。

 では、割り水燗をいただきます。

 苦味が活かされたシャープな印象で、それでいて伸びやかな飲み口。 常温の原酒で感じられたなめらかさ・甘味が薄れ、若々しさが引き立てられている。

 これもまた良いですね。

 いよいよ、原酒燗をいただきます。

 みずみずしい酸味が外に発散されるヤンチャな姿はおさえられて、濃厚な味わいが凝縮して求心的にまとまるイメージ。

 刺激的な酸味・苦味を、甘味・旨味がやさしくコーティングしている。 さわやかな麹・乳酸の風味は健在で、アロエヨーグルトを連想した。

 若いお酒の魅力を存分に楽しめる。 さすが「大治郎」です。


 全体として、通常の澄んだタイプより、うすにごりのほうが甘い印象がおさえられて、スッキリした印象を受けました。


【滋賀県東近江市 畑酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1150(1208)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:吟吹雪(滋賀県東近江市、呑百笑の会産、環境こだわり農産物)
 精米歩合:60%   酵母:協会9号   酸度:1.9


「大治郎」の過去の記事
「大治郎 特別純米 よび酒(みず) 山田錦生」(2008年03月
「大治郎 純米 よび酒」(2010年03月2007年02月
「大治郎 純米カップ」(2006年06月
「大治郎 山廃純米 よび酒(みず)」(2010年05月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず)」(2010年09月

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2011年02月03日

七本鎗 純米 うすにごり生原酒 2010BY4

七本鎗 うすにごり 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 今夜の締めは「七本鎗 うすにごり」。

 2年前に京都で飲んで、気に入ったお酒だ。

 この「和浦」でよく飲む「七本鎗 純米にごり酒」とは、ずいぶん異なったパフォーマンスを見せるお酒だ。

 2年回は山田錦だったけれど、今回のお米は玉栄。 前回は常温でしたが、今夜は「和浦」得意の燗でいただきます。

七本鎗 うすにごり具合1 空の杯が、

七本鎗 うすにごり具合2 うっすらとにごる。

 小さくなった米粒が杯の底にしずんでいるのも見える。

 酸味が強調された若くみずみずしい飲み口に、うすにごり部分のお米の風味がやさしく重なってくる。

 鮮烈なインパクトで終わらず、中盤以降もさわやかな酸味・旨味が明るいイメージで続いてゆく。

 透明な澄んだお酒とはちがう。 にごり酒ともちがう。 うすにごり特有のバランスがある。

 これは好みですなあ〜。 良い締めになりました。


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4.5
 原料米:玉栄(滋賀県長浜市小谷産)   栽培者:家倉敬和
 精米歩合:60%   酵母:協会901号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」(2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米原酒」(2010年11月2009年09月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月

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2010年12月26日

不老泉 山廃純米吟醸 うすにごり 2009BY4

不老泉 山廃純米吟醸 うすにごり 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 黒ラベルの「不老泉」を初めて見た。 しかも、うすにごり。

 「和浦酒場」のにごり酒の燗は、いままで逸品ばかりだ。

 飲むしかないでしょう! ちょっと熱めの燗でいただきます。

 ヨーグルト様のさわやかな乳酸の香りに、イチゴのような甘酸っぱい香りがひそむ。

 伸びやかな飲み口にはお米の旨味がたっぷり感じられて、酸にもイチゴのニュアンスがひそむ。

 香味のバランス、洗練された飲み口。 純米吟醸の妙味が発揮されている。 そして、うすにごりによってお米らしい風味が加わっている。

 さわやかでいて複雑、それでいてまとまりがある。


 うまーい! テーレッテレー!(「ねるねるねるね」風)

 これは、もしかしたら、今年最大のヒット・発見かもしれない!

 さすが「不老泉」。

 酵母無添加(蔵付天然酵母)の山廃、木槽・天秤しぼりという「不老泉」だから、このお酒に似た香味を他の蔵で再現することは不可能でしょう。

 非常に大きな驚き、大きな出会いでした。


【滋賀県高島市 上原酒造】 純米吟醸(山廃、無濾過、にごり)
 1800ml:2900(3045)円   720ml:1450(1522)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(滋賀県産)   精米歩合:59%
 酵母:無添加(蔵付天然酵母)   酸度:1.8   アミノ酸度:2.0


「不老泉」「杣の天狗」の過去の記事
「杣の天狗 うすにごり 純米吟醸 木槽天秤しぼり 無濾過生原酒」
 (↑2010年04月2009年09月05月03月
「不老泉 山廃純米大吟醸 木桶仕込み天秤しぼり」(2004年11月
「不老泉 特別純米 山廃仕込み原酒 参年熟成(赤)」(2007年11月
「不老泉 山廃仕込純米酒 六年熟成原酒」(2005年03月
「不老泉 太古のいざない 山廃仕込」(2005年03月

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