試飲

2011年07月06日

「長野の酒メッセ in 東京 2011」 at グランドプリンス高輪

 毎年5月に赤坂プリンスで開催されてきた「長野の酒メッセ in 東京」。

 赤坂プリンスが閉館となった2011年は、帝国ホテルで開催される予定だった。

 ところが、3月の東日本大震災による自粛ムード、同月の長野県栄村の大地震、電力不安から、長野の酒メッセの開催は急きょ延期となった。

 そして7月、会場をグランドプリンス高輪に改めて開催された。

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2010年12月27日

ブラインド・テイスティング大会5

三重錦 超辛純米七本鎗 純米生辨天娘 強力 槽汲荒走り天遊琳 牡蠣限定真穂人秋鹿 純米無濾過生原酒

 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて、居残って試飲。

 夜も更けて、お店にはよっしんと「和浦酒場」スタッフだけになった。 それから、ブラインド・テイスティングがスタートした。

 テーマは「お米を特定できるか」。

 同じ蔵のお米ちがいの商品ならば、原料米の特徴がはっきりとわかる。 ところが今回は、蔵もお米も別。 そんな状況で、お米が特定できるのだろうか。 そんな疑問から生まれた実験です。

 出題者は、店長の翔くん、お燗番のえるもちゃん、ホールのモトキくんが交替でつとめました。 挑戦者は、その回の出題者以外のスタッフと、スーさん、よっしん。

 今のお店にどんな開栓中のお酒があるのか、どんな味の状態なのかを把握しているスタッフのほうが有利だなあ。 そして、スーさんとよっしんは結構飲んで感覚がにぶっている状態。

 と、不安はあるものの、がんばります!

 お酒の選択中、解答者は頭を伏せて待機。 お酒はすべて、原料米の表示があるもの。 常温で、3口分ほど杯に注がれました。 試飲後、しばらく考えてお米を答え(ファイナルアンサー)、正解発表という順序でした。


【1酒目 (正解:「三重錦 超辛純米 八反錦」)】
三重錦 超辛純米 熟成を経た非常に落ちついた香りで、ドライな雰囲気。 飲み口は予想どおりドライで、おだやかな旨味があるものの、ほっそりとした印象もある。

 含み香に、マスカット系のさわやかなニュアンスがある。

 この幅や、酸の出方を考えると、五百万石・雄町・美山錦ではない。 あるとしたら、山田錦か、その他のお米か。

 マスカットをヒントに、八反系(八反35号、八反錦1号など)を指名。 答えは「三重錦」の八反錦。 1つめはクリアでした。


【2酒目 (正解:「七本鎗 純米80 玉栄」)】
七本鎗 純米生 これもまた熟成を経て、落ちついている。 1酒目より、お米の香りが強い。 ボリューム感たっぷりで、幅もある。 いかにも低精白のお酒だ。

 しっかりとドライ。 「和浦」にある低精白のお酒でいえば、鳥取「辨天娘」か、滋賀「七本鎗」か。 大阪「秋鹿」ではないな。

 だとすれば、山田錦か、玉栄か。 力強くドライなのに、ふんわりとやさしい雰囲気があるから、「七本鎗 純米80」かな。

 やっぱり玉栄。 大正解でした。


【3酒目 (正解:「辨天娘 純米生原酒 うすにごり 強力)】
辨天娘 強力 槽汲荒走り おっと、お次は軽くにごっている。 少しリンゴ様でさわやかな香りもある。 麹の風味もあるから、生酒かな。

 にごっていることもあってお米の風味が強く、酸もしっかりしているけれど、実はキレイな酒質。 甘酸っぱくて好み。

 甘味・酸味のスムーズな展開からして、東日本のお酒なら美山錦、西日本のお酒なら、うーん、何だろう。

 ファイナルアンサーは美山錦。 正解は強力。 うわ、強力かぁ。 この鮮烈さは強力か。 勉強になりました。

 出題者のえるもちゃん、してやったりの笑顔です。 このお酒、はじめて見ました。 おいしかったので、ハズレたけどうれしかったです。


【4酒目 (正解:「天遊琳 牡蠣限定 山田錦」)】
天遊琳 牡蠣限定 レモン色のお酒で、甘酸っぱい香りと熟成香。 ひと口飲んだスーさんは、「なんじゃこりゃあ」。

 次は熟成酒か。 モトキくん、難しいお酒を出してきたなあ。

 甘酸っぱくて、非常に個性的。 こんなに酸っぱいのは、大阪「秋鹿」の熟成酒かなあ。

 「秋鹿」だと思って山田錦と答えたところ、結果的には正解。 「天遊琳 牡蠣限定」かぁ、季節感あるチョイスでしたね。



【5酒目 (正解:「神亀 真穂人 五百万石」)】
真穂人 おっと、この乳酸・麹の香りとスモーキーな熟成香は「神亀」ですね。 スーさんも、「どう考えても『神亀』だなあ」。

 ん、でも、通常の「神亀 辛口」ではないね。 ミネラルを感じるところも、クリーミーな雰囲気も、ややほっそりとしたところも特徴的。

 これは、五百万石を使った「神亀 真穂人」ですね。 ほら、正解! これは簡単でしたね。

 スーさん「まさか『神亀 真穂人』でくるとは」。 変化球的な「天遊琳 牡蠣限定」の後だからこそ、ストレートな「神亀」が良い緩急になりました。


【6酒目 (正解:「秋鹿 純米無濾過生原酒 山田錦」)】
秋鹿 純米無濾過生原酒 おっと、今度は熟成生酒ですね。 酸っぱくて好み〜。

 たぶん西日本のお酒。 雄町なら、立ち上がりはもっと鋭く、独特の甘味が一瞬感じられるはず。 きっと山田錦だ。

 大阪「秋鹿」か、兵庫「竹泉」か。 とにかく山田錦でファイナルアンサー。

 さっき(3時間以上前だけど)飲んだ「秋鹿 純米無濾過生原酒」か。 燗と常温は、やっぱり雰囲気がちがいますね。


 ふぅ、少し疲れましたが、非常に楽しく有意義なテイスティングでした。

 目を閉じて集中すると、お酒にひそむ色々な要素・個性が見えてくる。 銘柄も目も伏せて飲むのは、お酒の個性を把握するために良い手段だなあと気づきました。

 今回は「和浦酒場」がほこる、しっかりと熟成した個性的なお酒たち。 もしかしたら、蔵の個性が前面に出るお酒ほど、お米を特定するのは難しいのかもしれない。 淡麗なお酒のほうが、県独自の酵母・お米といった地域性がストレートに特徴として現れるような気がする。

 今後も面白いテイスティングの機会を作りたい、得たいと思いました。

 翔くん、えるもちゃん、モトキくん、スーさん、今夜は遅くまでお世話になりました。 ありがとうございました!

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2010年05月22日

長野の酒メッセ in 東京 20105

 今年も、赤坂プリンス(グランドプリンスホテル赤坂)で行われた「長野の酒メッセ in 東京 2010」に参加。

 よっしんは、2005年から6年連続での参加。 長野県各地から毎年50以上の蔵が来場し、それぞれ個性的なお酒が楽しめる。

 5時間という長さ、1000円という入場料の安さ、蔵ごとに用意された吐器(バケツ)。 酔わずに(味覚がボケずに)、じっくりたくさんのお酒が味わえる、大好きな試飲会だ。

 過去5年はすべて火曜日だったが、今回はなんと水曜日の開催。

 5月の火曜日はボウリングの春期リーグに重なってしまうため、参加不可能だったよっしん父が、初めて参加できることとなった。

 しかし、よっしん父は初参加だが、今年度中に閉館となる赤坂プリンスにとっては、最後の「長野の酒メッセ in 東京」となる。


 今年は「長時間かけて全蔵制覇」といった目標はたてず、初参加の父に個性的な蔵をピックアップして紹介することに終始した。

 なかでも、とくに印象に残った蔵を写真に収めた。


長野の酒メッセ 和田龍(登水)
 今年が初参加の「和田龍」。
 清廉な飲み口に酸味・旨味を乗せたうすにごりが魅力的でした。


長野の酒メッセ 川中島・幻舞
 池袋西武でお世話になっている「川中島・幻舞」。
 今年も蔵元・杜氏の麻里子さんが来場。
 甘く華やかな香りの無濾過生原酒シリーズが人気で、人だかりができていました。


長野の酒メッセ 水尾
 小気味よい酸、みずみずしい飲み口が魅力の「水尾」。
 個性的な酸味・苦味で、火入れ酒でも生酒のようにさわやかさでした。


長野の酒メッセ 斬九郎・信濃錦
 ヨラムさんのお店ではじめて出会った「斬九郎」。
 80%精米、非常にドライなお酒など、お米の魅力を活かしています。


長野の酒メッセ 佐久の花
 スッキリとした飲み口にさりげない存在感がある「佐久の花」。
 左右反転した「裏・佐久の花」も飲めました。


長野の酒メッセ 御園竹
 生もと・山廃による、濃醇な熟成酒を世に問う「御園竹」。
 熟成生酒を燗で提供するという、よっしんとしてはうれしい蔵です。


長野の酒メッセ 澤の花
 様々なお米・工程により、個性ある商品をつくり分ける「澤の花」。
 毎年少量ながら、多彩な商品を入れ替えての来場です。


長野の酒メッセ オバステ正宗
 非常にすべりの良い清らかな軟水を用いる「オバステ正宗」。
 冷温ではおとなしいですが、ぬる燗で発揮する実力は見逃せません。


長野の酒メッセ くろさわ
 生もと・低精白などの個性派ブランドを立ち上げた「くろさわ」。
 しっとりとした従来の「井筒長」に、個性的な仲間が加わりました。


長野の酒メッセ 岩清水
 多麹仕込みで濃厚なお酒をつくる「岩清水」。
 麹の風味の活きたドライな飲み口が魅力です。


「長野の酒メッセ」の過去の記事
「長野の酒メッセ in 東京 2009」(2009年05月
「長野の酒メッセ in 東京 2008」(2008年05月
「長野の酒メッセ in 東京 2007」(2007年05月
(2005年・2006年の参加分は未編集です)

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2009年10月01日

「全量純米蔵を目指す会」の試飲販売 at 池袋東武5

全量純米蔵をめざす会 池袋東武で試飲。

 写真はスタッフに許可を得て撮影。


 「全量純米蔵を目指す会」は、全国初の全量純米蔵「神亀」を先頭に、「純米酒を極める」などの著書で知られる故・上原浩鑑定官の志を実践する蔵たちのグループ。

 池袋東武10月1日(木)〜7日(水)で、11蔵のお酒の試飲販売を行っている。
山形「羽前白梅」「鯉川」、埼玉「神亀」、神奈川「蓬莱」、
新潟「福顔」、三重「妙の華」、京都「京の華」、大阪「秋鹿」、
兵庫「竹泉」、鳥取「諏訪泉」「冨玲」

 なんと、商品はすべて阿波産山田錦の60%精米、常温熟成を経た2008(H20)BY。 1800mlが3200(3360)円、720mlが1600(1680)円という、異例の統一感。

 ちがうのは、水と仕込み方だけ。 同じお米という共通点を見つけつつ、それぞれの蔵の個性を感じとる。 冷やすと魅力が隠れるため、常温試飲。 ありそうでなかった趣向だ。

 結論を急げば、感動的な試飲だった。
 全商品がおいしいと思った試飲販売は初めて。

 スタッフの方いわく、「贈答用にも、自宅用にも向かない価格帯でそろっているから、値段で選択ができない」「お酒好きのためだけのイベント」。 たしかに、ライト層には理解不能な世界かもしれない。

 今日は「諏訪泉」の東田社長が来店。 「各蔵常温熟成といっても、東北〜関東はすずしいから熟成が少し遅い」「本当は2〜3年寝かせて、50度の燗で飲みくらべるのが理想」など、うれしいお話もうかがえた。

 「弱い酒質の新酒を飲む習慣ができてからは、50度が熱燗といわれるようになったが、強い酒質の熟成酒は70度でも楽しめる」「燗の可能性はもっと広い」、さすが東田社長。



 池袋東武にアクセスしやすいお酒好きの方は、ぜひとも貴重な機会をお見逃しなく! まずは宣伝まで。

 (各蔵のお酒の感想は、10月2日の夜に更新予定)

では、それぞれのお酒の感想を
「羽前白梅」 好み度:★★★
  この蔵らしい、しっとり静かな飲み口でやさしい味わい。
  クリアな中にソフトな米の旨味がふくらむ。

「鯉川」 好み度:★★★
  乳酸のクリーミーな香り。 11蔵でいちばん飲みごろ。
  スルリと流れる飲み口で、おだやかな旨味がいかにも燗向き。

「神亀」 好み度:★★
  この蔵らしい、スモーキーな香り。
  ゴツゴツとした酸が目立つ硬い印象で、飲みごろはまだまだ先。
  しかし、「神亀」にしては早くもまろやかさが出ているのは確か。

「昇龍蓬莱」 好み度:★★
  サラリとした旨味だけでなく、スッキリした苦味が底流をなす。
  冷温でもバランスが取れる。

「福顔」 好み度:★★
  モワッとした単調な味わいはいかにもだが、新潟酒としてはふくよか。
  今回の仲間たちの中では旨味少なめながら、魅力は感じる。

「妙の華」 好み度:★★★★
  このお酒のみ山廃。 ハーブ系のスッとする香り。
  この蔵らしいスカッとドライな飲み口で、そのぶん旨味が際立つ。

「京の華」 好み度:★★
  口当たりにジュワッと広がる甘味・酸味がやんちゃなイメージ。
  引きは潔く、アッサリとした飲み口。

「秋鹿」 好み度:★★★★
  強烈な酸は健在。 プリンスメロン香・苦味。
  しぼって半年ではまだ硬いはずの「秋鹿」が、もうまろやか。
  「諏訪泉」の東田社長も不思議に感じたほど、味乗りが早い。

「竹泉」 好み度:★★
  ぬか漬けのような米・乳酸の香りに、丸みのある甘味。
  この蔵らしい前半にピークがあるお酒で、後半はさびしくも感じる。

「諏訪泉」 好み度:★★★
  コロコロと丸みを感じる口当たり。 水の特性が出ている。
  この蔵らしく、甘味・旨味・酸味のバランスが良く、キレイなお酒。
  11蔵の中でもっとも色濃く、熟成香が出ている。

「冨玲」 好み度:★★★
  ドライでシャープな飲み口。
  複雑さに欠ける気もするが、おだやかな旨味が魅力的。


 全商品を通して、おだやかな飲み口になっている。 「神亀」をのぞいてだが、ゴツゴツ感や重さがない。 味乗りの早さ、まろやかな旨味も共通している。

 「阿波産山田錦はやわらかい米」と聞いたが、たしかにそうだなあと思った。

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2009年09月11日

「花垣」を10種類試飲 at 池袋東武

 池袋東武で「花垣」の試飲販売。

 蔵の方から、畠中喜一郎杜氏が「花垣」を去ったことを聞いて驚いた。 「花垣 純米大吟醸 畠中喜一郎」は幻のお酒となってしまった。

 過去の「花垣」の記事は、2009年09月の「花垣 米しずく 純米」でまとめてあります。


「花垣 米しずく 純米 ひやおろし」 好み度:★★
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1252(1315)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)五百万石、(掛米)日本晴   精米歩合:60%
 酵母:協会7号   酸度:1.6   アミノ酸度:1.6
  ↑原酒のまま貯蔵し、出荷前に加水・ビン詰
   まだこなれていない印象で、若さゆえの硬さが目立つ
   飲みごろはもう少し先。 燗にして良さを引き出したい

「花垣 米しずく 純米」 好み度:★★★
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)五百万石、(掛米)日本晴   精米歩合:60%
 酵母:協会7号   酸度:1.6   アミノ酸度:1.6
  ↑上記「ひやおろし」と仕込みタンクは同じ
   こちらは加水・ビン詰してから貯蔵
   早くも味が乗り、飲める状態になってきている

「花垣 純米酒 超辛口」
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1143(1200)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+12
 原料米:(麹米)五百万石、(掛米)日本晴   精米歩合:60%
 酵母:協会7号系   酸度:1.6   アミノ酸度:1.6
  ↑蔵のおすすめは「脂の乗ったサンマの塩焼きに合わせる」
   甘味を排したストレートな味わいが、脂気をサッと押し流す
   常温〜ぬる燗よりも、上燗〜熱燗に向く

「花垣 有機 純米吟醸」
 1800ml:4500(4725)円   720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:五百万石(有機栽培)   精米歩合:50%
 酵母:協会9号系   酸度:1.6   アミノ酸度:1.4
  ↑クリアで繊細なお酒。 しっとりと名水の魅力が楽しめる

「花垣 純米大吟醸 七右衛門」 好み度:★★
 1800ml:7000(7350)円   720ml:3500(3675)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:40%
 酵母:協会9号系   酸度:1.6   アミノ酸度:1.1
  ↑お米の風味を引き出した味吟醸

「花垣 特撰大吟醸」
 720ml:3000(3150)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦   精米歩合:40%
 酵母:協会9号系   酸度:1.3   アミノ酸度:1.0
  ↑さわやかな香りの淡麗型酒質

「花垣 大吟醸 秘酒」
  ↑熟成による複雑な旨味が交錯する。 余韻も豊か

「花垣 ブレンド古酒」 好み度:★★
  ↑古酒入門用の、軽めの味わい
   今回購入し、さらに熟成させてみようと思う

「花垣 ブレンド古酒 (ブレンド後1年貯蔵)」 好み度:★★★
  ↑カドのない、つややか・まろやかな飲み口
   ブレンド後の熟成によって驚くほどの変化を見せる

「花垣 純米 にごり」
 1800ml:2000(2100)円   720ml:929(975)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−15
 原料米:(麹米)五百万石、(掛米)日本晴   精米歩合:60%
 酵母:協会7号   酸度:1.6   アミノ酸度:1.6
  ↑仕込み期の最初につくるお酒
   ザラつきのある口当たりで、甘めの仕上がり

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2009年07月26日

「梅錦」「福小町」「鶴齢」など試飲(池袋西武・東武)

 池袋西武・東武にて、色々と試飲。

 西武では「梅錦」「福小町」を試飲。 東武は7/23(木)〜8/5(水)が「夏の純米酒まつり」ということで「鶴齢」などを試飲。


【愛媛県四国中央市 梅錦山川】
「梅錦 純米生原酒 山川」
  ↑生らしくなめらか。 香りひかえめで、若く固め
「梅錦 純米原酒 酒一筋」
  ↑ミネラルを感じるストレートな飲み口。 アルコール感が強い
「梅錦 封印酒」(松山三井)
  ↑波風のない落ちついた口当たりから、サラリとお米の味が出てくる
「梅錦 純米吟醸 しずく媛」
  ↑新登場の酒米、しずく媛。 アッサリしすぎて、特徴つかめず
「梅錦 純米大吟醸」
  ↑良くも悪くも丁寧につくられたお酒


【秋田県湯沢市 秋田木村酒造】
「福小町 純米生原酒」(麹米:秋田酒こまち、掛米:めんこいな)
  ↑まろやかで張りのある口当たり。 中盤からフッと味が消える
「福小町 純米酒」
  ↑上記の火入れタイプ。 冷やすより、常温でやさしい味を見つけたい
「福小町 純米吟醸生原酒」
  ↑華やかな香りにくわえ、甘味を多めに残した重厚なタイプ
「福小町 純米吟醸」
  ↑淡麗ながら、香りと甘味のインパクトがある
「福小町 大吟醸」(秋田酒こまち)
  ↑甘味が浮きがちな秋田酒こまちにしてはシャープな仕上がり
「福小町 純米大吟醸 亀の尾」
  ↑亀の尾らしい、苦味を活かした硬質な飲み口
「福小町 純米大吟醸 三年熟成 改良信交」 好み度2★★
  ↑落ちついた香りとほど良い色づき。 常温〜ぬる燗で本領発揮


【新潟県南魚沼市 青木酒造】
「鶴齢 特別純米生原酒」
  ↑ソフトなタッチで好バランス。 ボリュームは小さめ
「鶴齢 純米吟醸生原酒」
  ↑豊かな吟醸香。 特別純米と磨きの差(5%)だけとは思えない
「鶴齢 純米 超辛口」
  ↑非常に締まったボディのドライな酒質。 日本酒度+12.5
「鶴齢 純米酒」好み度2★★
  ↑燗で楽しめるスタンダード商品
「鶴齢 純米吟醸」
  ↑生タイプよりもサラリとした飲み口。 豊かな香りは健在
「鶴齢 純米大吟醸」
  ↑良くも悪くも「純米大吟醸ですね」という香味
「鶴齢 本醸造」
  ↑スルリと味気ない、新潟らしい本醸造
「鶴齢 純米吟醸 にごり生」好み度2★★
  ↑にごり部分に存在感がある。 炭酸の刺激と豊かな甘味が魅力


【京都府京都市右京区 羽田酒造】
「初日の出 純米吟醸 生原酒」
  ↑アルコール感が強い。 やさしい甘味がアクセント

【群馬県藤岡市 松屋酒造】
「平井城 颯花 純米吟醸 生原酒」
  ↑藤の花を思わせる独特のニュアンスがある
   淡麗な飲み口が、苦みでさらに洗練されている


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2009年05月23日

「長野の酒メッセ in 東京 2009(5/19)」 を振り返って5

 今年も、赤坂プリンスの「長野の酒メッセ in 東京」に参加。

 2008年の記事2007年の記事は、そちらを参照のこと。

 各蔵のお酒の感想は、下記の「続き」記事にて。


 まずは感想。

 いやあ、今年はさらに大盛況。 混んできたなあ。 でも、楽しかった!

 毎年のことながら、各蔵に用意された吐器(バケツ)がありがたい。 5時間かけて53蔵のお酒を楽しむとなったら、お酒を飲み込んでいたのでは酔って味がわからなくなってしまう。

 お酒が好きだから、飲み込まない。 飲み込んで、酔って、味がわからない状態で次のお酒を飲むことこそ、お酒・蔵人に対する冒涜だと思う。

 今年は、「あれ? こんなにおいしかったっけ?」と驚くほど、持参酒が変わったり、酒質が向上したりと、期待以上のパフォーマンスに大満足。

 広く、多くの蔵がある長野県。 個性派の蔵も多く、ひとつの県とは思えないほど、バラエティに富んでいて楽しい。

 去年までの酒米のメインは、長野県原産の美山錦、「新美山錦」とも称されるひとごこち。 今年になって、木島平村産の金紋錦を使ったお酒が増えた。 品質の高さに目をつけ、長く使用・維持に努めてきた石川「福光屋」も喜んでいるだろうなあ。

 長野酵母が変質し、発酵力が弱まってしまったらしく、今シーズン当初は各蔵が造りに苦労したとのこと。 途中から採用した新登場の酵母は、発酵力・香りともに良好。 ホッとひと安心するとともに、来年以降がまた楽しみになった。


 ただ、残念なことも何点かあった。

 酔って蔵の方に無理難題・酒質変更を求める人、他人にからむ人。 勘弁してください。 (^_^;)

 あと、「今まで飲んだお酒の中で一番おいしい」というニュアンスでほめる人。 初対面の人に、「今まで出会ったなかで、あなたは最高に美しい」と言われたらどうでしょうか。 たとえ本心だとしても、相手・周囲には歯が浮くようなお世辞にしか聞こえません。

 「他の蔵はダメだけど、あんたの蔵は良いね」という言葉も、どの蔵にも言ってるんでしょう、と思ってしまいます。

 お酒の味は好きですが、自分が酔っぱらうことや、酔っぱらいを見ることは、非常に耐え難いことですね。 参加者が年々増えてゆくと、困った人も増えてしまうのは、残念なことでした。


 明るく楽しく、蔵の方からお話をうかがい、率直な感想を述べる。 それでいて、長居せず他の方に場所をゆずって、淡々と会場を巡る。 そんな絶妙な距離感を保つスマートな人たちだと、お酒に対するイメージも良くなると思う。

 よっしんも、さりげない気遣いが自然体でできる大人を目指します!


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2006年11月16日

池袋西武で岐阜「飛騨自慢 鬼ころし」を8種類試飲

【岐阜県高山市 老田酒造

 「飛騨自慢」は、「鬼ころし」を冠したお酒の元祖。

 その名から連想される薄っ辛い(平板で刺激的な)お酒ではなく、高精白でクリアかつ味わい豊かなお酒をつくる。

 購入した「飛騨自慢 本醸造 しぼりたて生原酒」は個別記事を参照。


「飛騨自慢 鬼ころし 純米 生」 好み度2(★★)
 麹の風味が楽しめる、さわやかでなめらかな生酒。
 味わいの前半にピークが来るタイプで、後口は軽い。

「飛騨自慢 鬼ころし 純米酒」 好み度3(★★★)
 精米歩合58%と、純米吟醸と表記して良いほどクリアな酒質。
 熟成を経てナッツ様の香りが出ている、濃厚な飲み口。
 常温〜熱燗で奥行きのある味わいが楽しめる。

「飛騨自慢 吟醸」
 大吟醸かと思わせるほど含み香が優雅で、味もある。
 香味のバランスが取れた、上質な純米吟醸。

「飛騨自慢 吟醸 7年古酒」
 おだやかな香りと浅い色の、淡く熟したタイプ。

「飛騨自慢 鬼ころし 純米大吟醸原酒」 好み度3(★★★)
 蔵の方いわく「田舎のガキ大将」。
 上記の「飛騨自慢 鬼ころし 純米酒」を洗練したタイプ。
 ねっとりとした口当たりの、パワフルなお酒。
 さりげない上質さは、常温〜ぬる燗で引き立つ。

「飛騨自慢 大吟醸」
 蔵の方いわく「学級委員長」。
 華やかな香りとサラリと軽い飲み口は、この蔵では異質。

「飛騨自慢 純米にごり酒」
 非常にドライ。 ザラついた口当たりが気になる。 燗向き。

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2006年11月14日

池袋西武で新潟「越乃柏露」を6種類試飲

【新潟県長岡市 柏露酒造
「越乃柏露 本醸造 しぼりたて」 好み度2(★★)
 ボリューム感があり、香味もフレッシュ。

「越乃柏露 特別純米酒」
 典型的な淡麗酒で、硬くシャープな飲み口。

「越乃柏露 吟醸」
 香りはさわやかだが、薄味で、アルコールの化学的な香味が気になる。

「越乃柏露 純米吟醸」
 香味のバランスが良い。 上質な淡麗酒。

「越乃柏露 大吟醸」
 優雅で豊かな香り。 味の変化・起伏に乏しく、平板に感じられる。

「越乃柏露 純米大吟醸」
 クリアな飲み口の中に、かわいらしい旨味が感じられる。

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池袋西武で京都「玉乃光」を8種類試飲

 「玉乃光」は、全国でも早い時期から純米酒を復活させた、再純米化を牽引した蔵の1つ。

 現在では生産の全量が純米吟醸・純米大吟醸となっている。


【京都府京都市伏見区 玉乃光酒造】
「玉乃光 純米吟醸 酒魂」
 硬い印象。 旨味が少なく、後口のアルコールの刺激が目立つ。

「玉乃光 純米吟醸 ひやおろし」
 豊かな含み香が全体をやわらかく包み込む、やさしい飲み口。

「玉乃光 純米吟醸 特撰 祝」 好み度2(★★)
 お米らしいふっくらとした含み香が心地よい。 温めて活きる。

「玉乃光 純米吟醸 山田錦」
 山田錦のわりに、ほっそりとした飲み口。

「玉乃光 純米大吟醸 備前雄町」
 しっとりとした口当たりで、静かに旨味が立ち上がる。

「玉乃光 純米大吟醸 山田錦 播州久米町」 好み度2(★★)
 香り豊か。 サラサラとした感触が軽快。

「玉乃光 純米大吟醸 有機栽培 雄町」 好み度2(★★)
 クリアな中に、やさしい甘味・旨味が凝縮されている。

「玉乃光 純米大吟醸 祝」
 香り・味ともに軽く、ドライで余韻は晴れやか。 燗向き。

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2006年11月02日

池袋東武で4蔵5種類を試飲

 池袋東武「秋の純米酒まつり」で試飲。

 購入した「初日の出 純米吟醸 無濾過生原酒 蔵人いちおし」は個別記事を参照。


【秋田県能代市 喜久水酒造
「喜久水 縄文能代 純米吟醸 3年熟成」 好み度2(★★)
 静かな立ち上がりで、徐々に旨味がふくらんでゆく、落ちついたお酒。
 酸が少なくても旨味がしっかりある分、味わいに幅がある。


【千葉県印旛郡酒々井町 飯沼本家
「甲子 秋限定 吟醸酒」
 さわやかな香り。 味が非常に軽く、物足りない。

「甲子 純米吟醸」
 香りも味も少なく、静かな飲み口。 典型的な淡麗酒。


【山口県岩国市 八百新酒造
「錦乃誉(雁木) 特別純米酒 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 好み度4(★★★★)
 今年のバージョンは酸が強く、酸っぱい印象。
 去年のバージョンのふくらみ・ボリュームからするとイマイチだが、熟成させてどうなるか楽しみ。

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2006年09月28日

池袋東武で3蔵5種類を試飲

 池袋東武の「秋の純米酒まつり」で試飲。

 購入した「瑞冠 一番しぼり 秋上がり(純米吟醸 生)」は、個別記事を参照。


【広島県三次市 山岡酒造】
「瑞冠 純米吟醸 亀の尾」
 亀の尾特有の、やや苦味の目立つ、ほっそりとしたお酒。
 つくづく造りの難しいお米だと思い知らされる。


【岡山県赤磐郡赤坂町 利守酒造】
「酒一筋 純米 ひやおろし」 好み度2(★★)
 飯米を使ったリーズナブルなお酒。
 しかし、独特のおだやかな旨味が広がる、ドライな飲み口は魅力的。


【福島県西白河郡矢吹町 大木代吉本店】
「自然郷 純米酒」
 しっかりコクのある純米酒だが、いまいち個性に欠ける印象。

「自然郷 純米吟醸」
 吟醸香が豊かで、あっさりとした味わい。
 もう少し香りが少ない方が飲みやすい気もする。

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2006年08月07日

池袋西武で「越の誉」を8種類試飲

 池袋西武で8種類試飲。

 「越の誉」は地元産の一般米を利用して、リーズナブルな商品を提供している。

 今回は新しくなった商品「清吟」を看板として売り出していた。


【新潟県柏崎市 原酒造】
「越の誉 豊潤旨口 純米酒」
 甘味がある分、合わせられる料理が増えそうだ。
 1800ml:1964(2062)円
 アルコール度数:15.2   日本酒度:−3
 酸度:1.4

 米の粉のような香りがやさしく、新潟にしてはやや味のある純米酒。


「清吟 吟醸」
 720ml:1000(1050)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+5
 原料米:(麹米)たかね錦、(掛米)五百万石
 精米歩合:(麹米)50%、(掛米)60%
 酵母:協会1701酵母   酸度:1.3

 白ラベルに青い「清吟」の文字。
 上品な香りに、サラリとした飲み口は典型的な新潟酒そのもの。
 個人的には化学的な香味が気になり、旨味も物足りなく感じる。


「清吟 純米吟醸」
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:15.7   日本酒度:+3
 原料米:たかね錦   精米歩合:50%
 酸度:1.4

 こちらは赤い文字で純米タイプ。
 軽やかな米の甘味がサラリとした流れに沿う。


「越の誉 大吟醸 生」
 720ml:1286(1350)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 酸度:1.25

 生らしいなめらかな口当たりとフレッシュな香りは秀逸。
 化学的な香味が気にならなければ、香り酒として楽しめる。


「越の誉 大吟醸」
 1800ml:10000(10500)円   720ml:4000(4200)円
 アルコール度数:16.3   日本酒度:+5
 原料米:山田錦   精米歩合:35%
 酸度:1.0

 シャープでドライ、典型的な淡麗型の大吟醸。
 味がない分、かえってアルコールが際立って感じられる。


「越の誉 純米大吟醸」
 1800ml:5000(5250)円   720ml:2500(2625)円
 アルコール度数:16.1   日本酒度:+4.5
 原料米:たかね錦   精米歩合:50%
 酸度:1.35

 上記の大吟醸より米らしさが表れたお酒。
 マスカット様の含み香と、コロコロと丸みのある旨味とがクリアな中に顔を出す。


「越の誉 大吟醸 袋取り雫酒」
 720ml:3500(3675)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 酸度:1.2

 丁寧に濃密な部分を集めたお酒で、たしかに密度を感じる口当たりの中にキラキラと甘味や酸が散りばめられている。
 含み香が強く、山田錦らしい後半のふくらみも感じられる。


「越の誉 純米大吟醸 槽搾り」
 720ml:3500(3675)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:−1
 原料米:山田錦   精米歩合:50%
 酸度:1.7

 「新潟淡麗」と自称するとおり、爽快な香りが主体。 軽い旨味もある。
 この値段で出せるのが驚きだが、多少高くても味で驚かせてほしい。

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2006年07月29日

瀧鯉 2種類試飲

 池袋西武にて試飲。 中硬水で酸のしっかり出たラインナップ。

【兵庫県神戸市東灘区 木村酒造】
「瀧鯉 純米酒」
 すっぱく感じるほど酸が強く、甘味を切らしたドライな飲み口だ。
  旨味が少なくのどごしでアルコールの熱さを感じるが、不思議と小さな味のふくらみを感じることもできる。

「瀧鯉 吟醸 無濾過生原酒」
 無濾過のため、様々な香味が感じられ、ボリュームのある飲み口。
 含んだ瞬間にアルコールの浮いた感触があるのは仕方ないところ。
 やや甘味を残したつくりながら、後のキレが良い。 さすが灘のお酒。

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2006年06月23日

池袋東武で「妙の華」「英」「るみ子の酒」を9種類試飲

 仕込みも担当している蔵人さんが来店。

 色々な話をうかがったが、一番驚いたのは「鵜飼商店」のご息女が森喜酒造で修業していたこと。

 なんて狭い世界なんだ(苦笑)。


 購入した「妙の華 純米無濾過生原酒 雄町」は個別記事を参照。


【三重県伊賀市 森喜酒造
「妙の華 特別純米酒 7号酵母 無濾過生原酒 あらばしり」
 好み度3(★★★)
 若さが残るものの、昨秋の商品より落ちついた印象。
 年々洗練されてきているが、荒々しさが無くなってゆくのもさびしい。

「妙の華 特別純米酒 7号酵母 ビン火入れ」 好み度2(★★)
 豊かな後味は7号酵母ならでは。
 燗にすると、酸の突出がおさまってバランスがとれる。

「英 生もと特別純米 無濾過生原酒」 好み度3(★★★)
 フレッシュで、クリーミーかつ濃醇。
 燗にして楽しむなら、生ではなく火入れタイプの方が向く。

「英 純米酒(白ラベル)」 好み度2(★★)
 ワラのような雰囲気も手伝って、ドライな飲み口。
 飲み疲れない、コストパフォーマンスの高いお酒。

「妙の華 純米大吟醸」 好み度2(★★)
 香りはおだやか。 ドライな飲み口で、強めの酸がある。
 燗で映える、味のある純米大吟醸。

「妙の華 純米大吟醸 無濾過原酒」 好み度2(★★)
 ふくらむ旨味が強い酸をコーティングする。
 生タイプは香りが邪魔して重くなっているから、火入れして正解かも。

「妙の華 純米大吟醸 10年古酒 1995BY」 好み度2(★★)
 まろやかな旨味が静かにふくらむ中濃タイプ。

「妙の華 特別純米酒 7年熟成」
 1993BY、1994BY、1998BYのブレンド。
 意外と淡熟タイプで、軽やかな甘味・旨味が主体。

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2006年06月01日

池袋東武で山形「大山」を6種類試飲

【山形県鶴岡市 加藤嘉八郎酒造
「大山 特別純米酒 生」
 生らしい、なめらかな飲み口。 酸は少ないが、ボリューム感がある。

「大山 特別純米酒」
 まだ若く、硬さが残る印象。 味が出きっていない。

「大山 特別純米酒 無濾過生 一年熟成」 好み度2(★★)
 サラサラと粒子を感じる口当たり。
 よく熟成していて、濃密な印象。

「大山 純米吟醸 一年熟成」
 上品で落ちついた香り。 ただ、味が軽いので好みではない。

「大山 純米吟醸 封印酒」
 マスカットのような香り。 ドライで軽い風味は、純米大吟醸のよう。

「大山 にごり酒」
 うすにごり程度。 甘さひかえめで、夏に冷やして飲むのに最適。

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2006年05月26日

池袋東武で岩手「あさ開」を4種類試飲

【岩手県盛岡市 あさ開
「あさ開 純米 無濾過」
 東北らしい、ソフトな甘味が魅力のクリアなお酒。

「あさ開 純米 生原酒」
 フレッシュな香味だが、酸や旨味などに個性がほしい。

「あさ開 純米 生もと」
 繊細で緻密な酸が魅力。 ボリューム感に欠ける。

「あさ開 純米大辛口 水神」
 ドライでアルコールの刺激が特徴的。 旨味が欲しい。

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2006年03月23日

池袋東武で5蔵17種類を試飲

 池袋東武の「新酒まつり」にて試飲。

 購入した
 「雁木 純米無濾過生原酒」、
 「雁木 純米無濾過 槽出あらばしり」、
 「酒仙栄光 純米90 生原酒」、
 「酒仙栄光 純米吟醸 美山錦 おりがらみ
 は、個別記事を参照。


【山形県米沢市 香坂酒造
 若き次期蔵元が杜氏を務める。 香味の静かな、飲み飽きない酒質。
「香梅 純米 無濾過生原酒」
 若いお酒の弱点であるすっぱさは軽く、味も出始めている。

「香梅 純米吟醸 無濾過原酒」
 やさしい香りとスマートな旨味がバランスよくまとまっている。

「香梅 純米大吟醸 生貯蔵5年熟成」
 やや熟成の風味が出て、おだやかな飲み口。 料理に合わせやすい。

「香梅 純米大吟醸 鑑評会出品酒」
 鑑評会用とはいえ、香りひかえめで味のふくらみがある。
 蔵の方向性がわかるお酒。


【埼玉県比企郡小川町 晴雲酒造
「晴雲 純米無濾過生原酒 無為」
 無濾過のよさである旨味のボリュームや複雑さに欠ける印象。
 純米・無濾過・原酒にしては、スッキリしすぎ?


【青森県黒石市 鳴海醸造店
「菊乃井 純米 無濾過生原酒」
 すっぱさが目立って、まだ味がバラついている。
 酸度2.0ゆえに熟成が楽しみ。

「菊乃井 純米吟醸 無濾過生原酒」
 「純米無濾過生原酒」と同様にまだ出荷時期ではない。
 これからの成長に期待。


【山口県岩国市 八百新酒造
 地元の山田錦をつかった無濾過生原酒たちで人気上昇中。
「雁木 純米吟醸 無濾過生原酒 槽出あらばしり」
 好み度2(★★)
 濃醇強力な「雁木 純米」に対して、こちらは軽やかな味わい。

「錦乃誉(雁木) 特別純米 おりがらみ 朝しぼり」
 好み度4(★★★★)
 甘栗のような香りに、米の甘味が印象的。
 酸も強く、飲みごたえがある。


【愛媛県松山市 栄光酒造
 酸をおさえた、甘めでさわやかな香味が特徴。
「酒仙栄光 純米吟醸 松山三井」 好み度2(★★)
 やさしくサラサラと流れる。
 松山三井らしいほっそりとした米の甘味が顔を出す。

「酒仙栄光 純米大吟醸 笹おり」
 若々しいすっぱさを残した、鮮烈な味わいが楽しめる。
 袋しぼりならではの濃度。

「酒仙栄光 純米大吟醸 夢月夜」
 軽やかな旨味が特徴の、ドライな純米大吟醸。

「酒仙栄光 大吟醸 しずく 鑑評会出品酒」
 リンゴ・マスカット様の含み香が豊かで、余韻も長い。

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2006年03月18日

池袋東武で長野「真澄」を6種類試飲

【長野県諏訪市 宮坂醸造
「真澄 純米吟醸 あらばしり 生原酒」 好み度2(★★)
 若く荒々しい酸が口のなかを飛びまわる。
 さわやかで、後味もしっかりしている。

「真澄 吟醸 あらばしり 生原酒」
 さわやかな香りだが、後口のアルコール感の余韻が苦手。

「真澄 純米吟醸 辛口生一本」
 ほっそりした酒質で、後口の刺激が特徴。

「真澄 純米吟醸 別撰金寿」 好み度2(★★)
 ふっくらした米の旨味が印象的。
 同じ蔵の純米吟醸でも、上記の「辛口生一本」とは対照的。

「真澄 純米大吟醸 山花」
 小さな白い花のような含み香があり、非常にソフトな飲み口。

「真澄 山廃 純米大吟醸 七號」 好み度2(★★)
 ヨーグルト様の香りに、やわらかい口当たりが山廃らしい。
 雑味のないクリアな飲み口で、あとから酸が効いてくる。

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2006年01月12日

池袋西武で「雪鶴」5種類を試飲

【新潟県糸魚川市 田原酒造】
仕込み水の特性か、全商品が、やわらかで張りのある飲み口。

「雪鶴 吟醸 しぼりたて生」
 フレッシュな香りで、なめらかな口当たり。
 味は淡麗で、アルコール感が強い。

「雪鶴 純米 無濾過生」
 やわらかくスムーズに流れ、まろやかな旨味が感じられる。

「雪鶴 純米吟醸」
 リンゴ・梨様の香りがさわやか。 味はあくまでも淡麗。

「雪鶴 大吟醸」
 ドライで軽快な大吟醸。 後味のアルコール感が苦手。

「雪鶴 純米大吟醸原酒」 好み度2(★★)
 度数が高いぶん、どっしりとした印象。
 香味のバランスも好み。

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2005年12月30日

池袋東武で5蔵14種類を試飲

 池袋東武の「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」にて試飲。

 購入した「大和川 純米 木桶仕込み」は個別ページを参照。


【福島県喜多方市 大和川酒造】
「大和川 純米大吟醸 無濾過生原酒」
 軽やかな旨味が、コロコロと、小気味よく転がってゆく。

「大和川 純米 しぼりたて生原酒」 好み度2(★★)
 フレッシュでなめらか。 後半にピークが来て、飲みごたえがある。


【岡山県赤磐郡赤坂町 利守酒造】
「酒一筋 山廃純米吟醸 時代おくれ」 好み度3(★★★)
 個性的な甘口酒。 濃厚な甘味が広がり、旨味が奥行きを感じさせる。
 酸はキメ細かく、やさしく味を締めている。 前半にピークがあるタイプ。

「酒一筋 純米吟醸 金麗」
 人気商品「銀麗」より、1ランク上のお酒。
 やさしい吟醸香にサラリとした甘味が身をよせる。


【新潟県糸魚川市 加賀の井酒造】
「加賀の井 純米吟醸 五百万石」
 吟醸香が華やか。
 常温になると五百万石らしいスッキリとした苦味が顔を出す。

「加賀の井 純米吟醸 五百万石」
 しぼりたてのフレッシュな香りが楽しめる。
 味よりも香りに重点をおいたタイプ。

「加賀の井 純米吟醸 山田錦」
 旨味がふくらみながらも、シャープな酒質が好バランス。

「加賀の井 本醸造」
 まだ若いのか、どこかアンバランス。 アルコールが目立って苦手。


【大阪府高槻市 寿酒造】
「冨田酒 大吟醸」
 香り豊か。 しっかり甘味を切っているわりに、なめらかに流れてゆく。

「冨田酒 純米吟醸」
 しっかり甘味を切ってドライ。 奥まったところから旨味が顔を出す。

「冨田酒 純米生原酒 生一本 濃醇甘口」好み度2(★★)
 甘味が前面に出たタイプだが、若々しい酸・苦味が骨格を支える。


【熊本県熊本市 瑞鷹酒造】
「瑞鷹 芳醇 純米酒」
 ねっとりと濃度を感じる飲み口で、アルコールの熱い刺激がある。
 旨味は少なく淡麗。

「瑞鷹 大吟醸 金賞受賞酒」
 アルコールの化学的な香味が目立って苦手。

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2005年12月15日

池袋西武で「酔仙」5種類試飲

【岩手県陸前高田市 酔仙酒造】
 仕込み水の特性だろうか、全商品を通して、とろみを感じる酒質。

「酔仙 新米 初しぼり本醸造 無濾過生原酒」
 本醸造(無濾過、生、原酒)
 サラサラと粒子を感じる口当たり。
 しぼりたての時期しか楽しめない、フレッシュで荒々しい香味。

「酔仙 吟醸」 吟醸
 香りよりも味を優先させた、飲みごたえのある吟醸酒。

「酔仙 純米吟醸」 純米吟醸
 こちらもサラサラとした感触がある。 味の乗った味吟醸。

「酔仙 地酒 純米酒」 純米酒
 モワッとくぐもった雰囲気の、クセのある熟成香。
 熱めの燗で活きてくる、酸の強いお酒。

「酔仙 特別純米酒」 特別純米酒
 純米酒よりも少し洗練された香味。 常温から熱燗まで楽しめる。

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2005年11月24日

池袋東武で「浦霞」4種類試飲

【宮城県塩釜市 佐浦】

「浦霞 木桶仕込 山廃純米酒 貮百八拾號」 純米酒(山廃)
 好み度2(★★)
 720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2.5
 原料米:トヨニシキ   精米歩合:70%
 酸度:2.1

 桶由来の木の香りは微量で、しっとりと奥まった味わい。
 やわらかい飲み口に、強い酸が活躍する。
 燗で活きてくるタイプ。


「浦霞 生一本 純米酒」 純米酒
 好み度3(★★★)
 1800ml:2495(2620)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:15.2   日本酒度:+1
 原料米:ササニシキ(宮城県産)   精米歩合:60%
 酸度:1.3   アミノ酸度:1.6

 この蔵でもっとも濃醇な、この蔵で一番好きなお酒。
 しっかりとした旨味が、燗でさらにふくらむ。


「浦霞 大吟醸」 大吟醸
 吟醸香が華やか。 味もやさしく乗っている。

「浦霞 エクストラ大吟醸」 大吟醸
 香りはソフトで静か。
 「浦霞 大吟醸」よりもドライで、上質な苦味がスッキリ感を出す。

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2005年11月22日

京王プラザホテル新宿「日本酒天国 東京大試飲会」にて 19蔵41種類を試飲

 今まで飲んだことのない蔵を優先してまわった。

 特に印象にのこったお酒を記録。


「仙禽 純米 あらばしり」 好み度3(★★★)
【栃木県塩谷郡氏家町 仙禽酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 720ml:1000(1050)円   日本酒度:+2
 精米歩合:78%   酸度:1.7

 しぼったばかりで荒々しく、渋味(苦味)がある。
 お米の魅力と酸がたっぷり感じられる、ヤンチャなお酒。


「若竹 鬼ころし 純米」 好み度2(★★)
【静岡県島田市 大村酒造場】 純米酒
 720ml:1068(1121)円   日本酒度:+7
 精米歩合:60%   酸度:1.5

 おだやかな含み香が広がって、苦味が味を締める。
 甘さをおさえた、燗でゆっくりと楽しめるタイプのお酒。


「旭日 特別純米 欅(けやき)」 好み度2(★★)
【滋賀県愛知郡愛知川町 藤居本家】 特別純米酒
 1800ml:2330(2446)円   日本酒度:+7
 精米歩合:50%   酸度:1.4

 純米大吟醸レベルの高精白で、リーズナブル。
 ボリューム感がありつつ軽快で、枯れた風味が次のひと口を誘う。


「五橋 純米酒」 好み度3(★★★)
【山口県岩国市 酒井酒造】 純米酒
 720ml:1161(1219)円   日本酒度:+1
 精米歩合:60%   酸度:2.0

 ふっくらとしたお米らしい旨味が堪能できる、懐の深いお酒。
 強い酸が燗で活きてくる。

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2005年11月01日

池袋東武で「獺祭」6種類試飲

山口県内陸部の「獺祭」は、極度にお米を磨いたお酒をつくる蔵で、よっしんの求める酒質とは対極にある。

 しかし、
  23%にまで精米してお酒をつくる、
  全国で初めて遠心分離機を導入して無加圧でお酒をしぼる、
  生産の全量を純米大吟醸にする、
  小規模蔵ながら1年を通して仕込みを行う、
 など、挑戦を続ける姿勢はすごいと思う。


【山口県玖珂郡周東町 旭酒造
この蔵の商品名の50、39、23というのは精米歩合を表している。

「獺祭 純米大吟醸 温め酒 50」 好み度2(★★)
 この蔵のお酒としては酸が多く、あたためて活きるタイプ。
 常温ではまだ魅力が発揮されない。
 燗にするとクリアな中に旨味がふくらみ、酸とのバランスが取れる。

「獺祭 純米大吟醸 遠心分離 50 おりがらみ」
 オリからお米の甘味が感じられ、マイルドな口当たりに幅を持たせる。
 若々しく渋い苦味が、スッキリと締めくくる。

「獺祭 純米大吟醸 遠心分離 50」
 上記商品からオリを取りのぞいた商品。
 しっとりとした口当たりと、後口の苦味が共通した特徴。

「獺祭 純米大吟醸 遠心分離 39 おりがらみ」
 落ち着きのある、静かな香味。 味をおさえたシャープな酒質。

「獺祭 純米大吟醸 遠心分離 39」
 上記商品からオリを取りのぞいた商品。
 なめらかでクリアな飲み口を上質な苦味で締める。

「獺祭 純米大吟醸 遠心分離 23」
 全国的にもトップクラスにお米を磨いて仕込まれたお酒。
 非常におだやかな香りで、飲み口を邪魔するものがない。
 良くも悪くも、旨味・雑味のないお酒。


【2014年12月追記】
 国内外の需要の高まりを受けて、新工場を建設するなど増産体制をとるようになった現在は、もはや小規模蔵を脱し大規模蔵となっています。


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2005年07月15日

「会津中将」を3種類試飲

 池袋西武で「会津中将」を3種類試飲。

 幼いころからお世話になってきた方から「会津中将 純米原酒」をいただいて、日本酒の飲み比べやブログを始めた。

 日本酒にハマってゆくきっかけのひとつとして、思い入れのある蔵だ。


【福島県会津若松市 鶴乃江酒造】

「会津中将 純米原酒」 純米酒(原酒) 好み度:2(★★)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:17.7   日本酒度:+2
 原料米:ササニシキ   精米歩合:60%
 酵母:TM-1   酸度:1.5   アミノ酸度:1.4

  のど越しでアルコールの熱さが感じられる点で、旨味はやや少なめ。
  しかし不思議なコクがあり、原酒ならではのボリュームを感じる。
  一見ゴツゴツしたイメージながら、スムーズに流れてゆく。


「会津中将 純米生原酒」 純米酒(生、原酒) 好み度:2(★★)
  生の香味が「純米原酒」の刺激をコーティング。
  バランスが良くなっている。
  ただ、生らしい香りがお米の味をつつみ隠してしまう面もある。

「会津中将 濃縮本醸造」 本醸造(原酒)
  アルコール度数が高く、モッタリとした印象。
  ただ、本醸造らしく先細りして、物足りなさも感じる。

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「香梅」を4種類試飲

 池袋東武で「香梅」を4種類試飲。

 全国的に比較して、香り成分が少ないという山形県。 その山形にあって、「香梅」はとくに香りひかえめなタイプを提供している。

 コンセプトは「香りや味が邪魔にならない、食事に寄りそうお酒」。 スルリと流れる清廉なラインナップだ。


【山形県米沢市 香坂酒造】
「香梅 My Minion」 本醸造(古酒) 好み度:2(★★)
 720ml:2000(2100)円   原料米:もち米
  「私のお気に入り」という商品名。
  全国でも珍しい、もち米・ワイン酵母でつくられたお酒。
  10年ちかい熟成を経て紹興酒のような色と香りがある。
  味は日本酒、余韻はワインという不思議な感覚。
  ロック、ライムを浮かべる、トニックで割るなどして楽しんだ。

「香梅 吟醸 美山錦」
  白い花を思わせる、ふんわりとした吟醸香が豊か。
  スッと消えてゆく、軽やかな吟醸酒。

「香梅 純米酒 美山錦」
  粒子を感じるサラサラとした口当たり。
  ふんわりとやさしい含み香を備えた、スッキリタイプの純米酒。

「香梅 純米吟醸 出羽燦々」
  やわらかい香りに、シャープな酸が効いた、落ちついた飲み口。

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2005年06月23日

「妙の華」「英(はなぶさ)」7種類試飲

 池袋東武で森喜酒造の「妙の華」「英」を7種類試飲。

 購入した「妙の華 十年古酒」は個別記事を参照。


【三重県上野市 森喜酒造

「妙の華 特別純米酒 9号酵母」 (好み度3★★★
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:15.8   日本酒度:+10
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)八反錦   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:1.6   アミン酸度:0.9

  落ちついた吟醸香で、やわらかい口当たり。
  味口にジュワッと味が広がる。 常温でバランスが取れている。


「妙の華 特別純米酒 6号酵母」 (好み度3★★★
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:15.7   日本酒度:+7
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)八反錦   精米歩合:60%
 酵母:協会6号   酸度:1.5   アミノ酸度:0.8

  香りは目立たず、口当たりはマイルドで静か。
  常温では目立たないが、燗で落ちついたドライな味わいが楽しめる。
  味の濃淡も中庸あたりで、常飲用にはもってこいかもしれない。


「妙の華 生もと純米酒 チャレンジ90 第二章 火入れ」
 720ml:1000(1050)円
 アルコール度数:13.8   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(伊賀産、無農薬栽培)   精米歩合:90%
 酵母:協会9号   酸度:2.0

  「チャレンジ90 第二章 あらばしり生原酒」の火入れ・加水タイプ。
  生タイプはフレッシュでお米の魅力がたっぷりあふれてくる。
  この火入れタイプは酸が目立ち、苦味(渋味)が多く感じられる。
  雑味を抑えるために加水していて、薄味に感じられることは否めない。


「英 生もと特別純米 無濾過生原酒」 (好み度2★★
 1800ml:3800(3990)円   720ml:1900(1995)円
 アルコール度数:17.4   日本酒度:+6
 原料米:山田錦(伊賀産、無農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会6号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.4

  生もとらしいクリアな空洞感に、生のなめらかで鮮烈な香味が光る。
  燗にして旨味が引き立つお酒だが、生の香りが少し邪魔になる。
  火入れタイプのほうが魅力を楽しみやすい。


「英 白ラベル 純米酒 2002BY」
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.8   日本酒度:+10
 原料米:山田錦(伊賀産、無農薬栽培)   精米歩合:70%
 酵母:協会6号   酸度:1.5   アミノ酸度:1.1

  サッと引いてゆく傾向の6号酵母のわりに、後味は強く長い。
  無農薬山田錦のふっくらとした味わいを存分に楽しめる、廉価なお酒。


「英 赤ラベル 特別純米酒 無濾過原酒 2003BY」
 (好み度4★★★★
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:15.8   日本酒度:+7
 原料米:山田錦(伊賀産、無農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会6号   酸度:1.6   アミノ酸度:1.1

  やや濃醇、しっかりとした味わいのお酒。
  クリアな中に米の旨味が隠れている。
  常温〜ぬる燗〜上燗と、温度を上げることで本来の姿を現す。
  スカッと晴れる後味も秀逸。

rain_of_tears at 18:43|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2005年02月12日

栃木のお酒6種類 飲みくらべ

栃木の純米酒セット栃木の地酒セット


 那須の「りんどう湖ロイヤルホテル」にて、「栃木の純米酒セット」「栃木の地酒セット」を注文。

 一度にいくつも飲める、欲張りなよっしんにピッタリ!

「池錦 純米酒」
 はじめ丸みを感じるが、後口はシャープ

「開華 純米酒」 好み度:2(★★)
 香りが少なく、落ち着いている
 旨味がしっかりと感じられる中濃タイプ

「日光誉 純米酒」
 米の甘味・旨味がタイミングをずらして現れる
 味の移り変わりが穏やかという典型的な純米酒

「たかはら 純米酒」
 木の香りが印象的
 舌にピリッと感があるが、奥のほうで米の甘味も存在している

「国造 純米酒」 好み度:2(★★)
 ラムレーズン様の含み香が非常に個性的

「杉並木 純米酒」
 香り・酸が豊かなお酒
 ふくらみに欠けるが、全体はシャープに仕上がっている

rain_of_tears at 21:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

「忠愛」「富美川」の富川酒造店にて

富川酒造店富川酒造店 タンク

 知人と栃木県那須へ旅行に行った際に、栃木県矢板市の富川酒造店を訪れる。

 富川酒蔵店は常設の試飲室があり、季節限定の商品も含めて試飲させていただいた。

 純米吟醸の仕込みの真っ最中とのことだったが、なんと親切に蔵の見学もさせてもらった。 感謝の思いで一杯です!

 訪れた4日前に発売の「dancyu」にも紹介されていたらしく、これからますます注目を集めると思う。

 全体的にキレイな酒質で、さわやかな香りとやさしい味わいが楽しめるラインナップたちだった。


【栃木県矢板市 富川酒造店】

忠愛 花子忠愛 純米吟醸無濾過富美川 純米大吟醸生忠愛 大吟醸忠愛 しほのや忠愛 美山錦

「忠愛 花子 純米吟醸」
 麹の風味があり、サラサラとした舌触りで、かすかな甘味を感じる。

「忠愛 純米吟醸無濾過」
 上記「花子」の無濾過バージョン。
 上立香もさることながら、マスカット様の含み香と苦味が印象的なお酒。

「忠愛 純米大吟醸生 袋絞り」 好み度:2(★★)
 トロリとした口当たり。
 山田錦・9号酵母から醸される果実風味が心地良い。
 後味にピークが来る、ちゃんと飲みごたえのある純米大吟醸。

「忠愛 大吟醸 哲心 金賞受賞酒」
 香りが非常に豊かで、かつ甘味をおさえた落ち着きも感じられる。
 麹の風味がしっかりと残っていて、旨味がさりげなく現れる。

「忠愛 にごり酒 しほのや」
 米粒が残っている状態で、サラサラとした舌触り。
 発酵で生まれる炭酸がピチピチとはじけ、造りたての風味が楽しめる。

「忠愛 純米吟醸生 美山錦」
 やや色づいた酒質で、みずみずしい甘味がある。
 しかし、まだ若いため渋さも残っている。
 これからの熟成が楽しみなお酒。

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