ヒノヒカリ

2013年08月05日

鷹長 菩提もと 純米酒 生3

鷹長 菩提もと 池袋東口の「坐唯杏」にて飲む。

 甘いお酒を好むYさんにも合うお酒ということで、「鷹長 菩提もと」。

 前回いろいろな温度で飲んで、このお酒の個性をいちばん引き出せるのが冷温〜常温とわかった。

 なので今回は冷温でいただきます。


 さわやかな麹の風味と、梅・リンゴ・はちみつのような甘酸っぱい香味が個性的。 濃厚な甘味と、鮮烈な酸味が魅力的。

 余韻には木を思わせる香りもあって、ドライな雰囲気もある。



 このお酒もまた、お酒単体で楽しめる実力がある。

 Yさんも納得の、濃厚で個性的なお酒。



坐唯杏 チーズ
 チーズの味噌漬け。

 チーズ(発酵もの)+味噌(発酵もの)+お酒(発酵もの)。 それぞれがケンカせずに調和するところがおもしろい。



【奈良県御所市 油長酒造】 純米酒(菩提もと、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:−16
 原料米:ヒノヒカリ(奈良市菩提仙町産)   精米歩合:60%
 酵母:正暦寺酵母   酸度:3.0   アミノ酸度:2.9


「風の森」の過去の記事
「風の森 純米大吟醸 しぼり華 無濾過無加水生酒 キヌヒカリ」
 (↑2012年09月2011年02月2008年02月
「風の森 純米吟醸 笊籬採り 無濾過無加水生酒 露葉風」
 (↑2011年06月
「風の森 純米吟醸 しぼり華 無濾過無加水生酒 露葉風」
 (↑2011年04月
「風の森 純米吟醸 しぼり華 無濾過無加水生酒 山田錦」
 (↑2011年04月
「風の森 純米吟醸 無濾過無加水生酒 斗ビン取り 雄町」
 (↑2006年01月
「風の森 純米 しぼり華 無濾過無加水生酒 秋津穂(アキツホ)」
 (↑2013年01月、2010年03月[1][2]
「風の森 純米 真中採り 無濾過無加水生酒 秋津穂(アキツホ)」
 (↑2011年04月
「風の森 純米 無濾過無加水生酒 山田錦」(2006年01月
「鷹長 菩提もと 純米酒 生」(2012年11月2011年04月
 「風の森」油長酒造は、全国でもめずらしいほどの硬水で仕込む。 全量を無濾過生原酒で出荷し、しかもお手ごろ価格という、非常に個性的な蔵。


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2013年06月21日

三諸杉 菩提もと 純米3

三諸杉 菩提もと 池袋西武で試飲・購入。

 三輪山のふもと、大神神社の参道に蔵を構える「三諸杉」。

 お酒づくりの神様をまつる神社のふもとの酒蔵。 1660年創業という古さも手伝って、すごみがありますね。

 大神神社を訪れたものの、蔵に立ち寄るチャンスを逃してしまったのが2011年春。

 20代の若い蔵元が来店した今回、ようやく試飲する機会に恵まれました。


 「三諸杉 純米吟醸 露葉風」など、通常商品も好印象ながら、購入したのは「三諸杉 菩提もと」。

 「清酒発祥の地」正暦寺で生まれた、室町時代の製法「菩提もと」を復元したお酒。 今回のお酒も、正暦寺で醸されたとのこと。



 常温でいただきます。

 ヨーグルト様の香りに、はちみつ・黒糖のようなニュアンスも感じられて、甘酸っぱい雰囲気。

 とろりと濃密な口当たりで、やさしい甘味に豊かな酸味・旨味が重なって濃醇な味わい。 飲みごたえがあって好み。



 千葉「醍醐のしずく 菩提もと」、奈良「鷹長 菩提もと」とくらべると、落ち着いておとなしい印象。 そのぶん、繊細で複雑な表情も見えてくる。

 そういえば、「醍醐のしずく」も「鷹長」も生原酒だった。 火入れタイプの菩提もと仕込みのお酒も良いですね〜。



【奈良県桜井市 今西酒造】 純米酒(菩提もと)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:−6
 原料米:ヒノヒカリ   精米歩合:70%
 酵母:正暦寺酵母   酸度:2.4   アミノ酸度:1.8

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2012年11月16日

鷹長 菩提もと 純米酒 生3

鷹長 菩提もと 池袋東口の「坐唯杏」にて飲む。

 水道橋での用事の帰りに寄って夕飯。

 充実したおいしいお酒メニューから最初のお酒に選んだのは、「鷹長 菩提もと」。

 と、ここで、新鮮な指摘をされました。

 「どんなお酒なんですか?」という質問に対して、今までのよっしんの返答は独特だそうです。


 つくりや味の説明がなくて、こんな人がつくっている、こんな蔵でつくっているという、人・場所の情報が中心とのこと。


 なるほど、たしかにそうだったかもしれません。

 つくりよりも、味が大切。 そして味は、嗜好や味覚は各人でちがうし、まして飲めばわかること。

 教科書に載っていること、いまこれから体験できることは、いちいち説明しない。 そんなスタンスが自然と表れていたんですね。

 あ、何を注文しようか迷っているときに「どんな味?」と聞かれれば、「酸っぱいお酒」とか簡単な説明はします。



 さてさて、この「鷹長 菩提もと」は、2011年3月に訪れた正暦寺で生まれたお酒。 奈良市郊外の山間にある、広大な境内をほこるお寺だ。

 お寺の落ち着いた雰囲気に似合わず(?)、そこで生まれたお酒は、甘酸っぱくてやんちゃな味わい。


 冷温では、フレッシュな麹の風味と、梅・リンゴ・はちみつのような甘酸っぱい香味が楽しめる。 濃厚な甘味と、鮮烈な酸味がインパクト大。

 後口に木の香りもあって、ドライな雰囲気もある。


 ぬる燗にすると、複雑な香味は薄れて、生酒らしいなめらかさと甘味が目立つようになる。 燗冷ましも同様。

 もっとも個性が感じられる、冷温〜常温のままが好みかな。



刺盛20121114

 今夜は(も)、お刺身をいただきます。 魚介類バンザイ!



【奈良県御所市 油長酒造】 純米酒(菩提もと、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:−16
 原料米:ヒノヒカリ(奈良市菩提仙町産)   精米歩合:60%
 酵母:正暦寺酵母   酸度:3.0   アミノ酸度:2.9


「風の森」の過去の記事
「風の森 純米大吟醸 しぼり華 無濾過無加水生酒 キヌヒカリ」
 (↑2012年09月2011年02月2008年02月
「風の森 純米吟醸 笊籬採り 無濾過無加水生酒 露葉風」
 (↑2011年06月
「風の森 純米吟醸 しぼり華 無濾過無加水生酒 露葉風」
 (↑2011年04月
「風の森 純米吟醸 しぼり華 無濾過無加水生酒 山田錦」
 (↑2011年04月
「風の森 純米吟醸 無濾過無加水生酒 斗ビン取り 雄町」
 (↑2006年01月
「風の森 純米 しぼり華 無濾過無加水生酒 秋津穂(アキツホ)」
 (↑2010年03月[1][2]
「風の森 純米 真中採り 無濾過無加水生酒 秋津穂(アキツホ)」
 (↑2011年04月
「風の森 純米 無濾過無加水生酒 山田錦」(2006年01月
「鷹長 菩提もと 純米酒 生」(2011年04月
 「風の森」油長酒造は、全国でもめずらしいほどの硬水で仕込む。 全量を無濾過生原酒で出荷し、しかもお手ごろ価格という、非常に個性的な蔵。


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2012年09月26日

梅乃宿 純米酒 温2

梅乃宿 温 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 「白影泉 しもむら」の次は、「梅乃宿 温」。

 日々の晩酌酒として気軽に飲めることをコンセプトにした、「梅乃宿」のなかでもリーズナブルなお酒。

 商品名のとおり、冷温から徐々に温めて、色々な温度を試してみます。


 まずは冷温で。

 スルリとなめらかな口当たりで、加水してあるぶん、あっさりと軽い飲み口だ。 やさしくほのかな甘味がアクセント。

 常温〜人肌くらいになると、酸味が引き立ってきて、みずみずしい印象が追加される。 ぬる燗〜上燗では、おだやかな旨味がふくらみ、落ち着きが増す。

 ボリュームは淡麗〜中庸ながら、温度変化によってしっかりと表情の変化を見せるお酒だ。



【奈良県葛城市 梅乃宿酒造】 純米酒
 1800ml:1900(1995)円   720ml:950(997)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)ヒノヒカリ
 精米歩合:65%(扁平精米)
 酵母:自社培養酵母   酸度:1.3


「梅乃宿」の過去の記事
「梅乃宿 純米酒 奈良うるはし」(2010年05月
「梅乃宿 山廃仕込 純米吟醸 生原酒」(2011年09月2010年11月
「梅乃宿 山田錦80 木桶仕込み純米」(2006年04月
「梅乃宿 生もと純米 無濾過生原酒」(2006年04月
「梅乃宿 純米古酒 1988(昭和63)BY」(2003年11月

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2011年10月16日

酒仙栄光 辛口純米八拾 無濾過生2

酒仙栄光 辛口純米八拾 無濾過生 池袋東武で試飲・購入。

 酸をおさえた高精白・淡麗型の「酒仙栄光」にしては、異端の存在である低精白酒「酒仙栄光 八拾」。

 先日火入れ・1年半熟成バージョンを飲んで、今回は生・半年熟成バージョン。

 生タイプは初めてだ。 きっと火入れタイプの新酒と同じく、荒々しいんだろうなあ。

 試飲したところ、本当に予想どおりだった。

 ブドウ様のさわやかな香りが、渋い酸味・苦味を連想させる。 そして、香りの印象に導かれて、強い酸味と苦味が活躍する。

 低精白ならではのお米らしい旨味はひかえめで、アルコールのストレートな刺激が感じられるシャープな飲み口。

 実に若い!

 これほど個性的だと飲み手を選ぶけれど、個人的にはさわやかで好みだなあ。


【愛媛県松山市 栄光酒造】 純米酒
 1800ml:1900(1995)円   720ml:1000円(1050円)
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+9
 原料米:ヒノヒカリ(有機栽培)   精米歩合:80%
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.3


「酒仙栄光」の過去の記事
「酒仙栄光 純米90 生原酒」(2006年03月
「酒仙栄光 辛口純米八拾」(2011年06月
「酒仙栄光 純米吟醸 美山錦 おりがらみ」(2006年03月

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2011年06月19日

酒仙栄光 辛口純米八拾 2009BY2

酒仙栄光 辛口純米八拾 池袋東武で試飲・購入。

 池袋東武で定期的に開催される「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」で以前購入したものを、いま開栓。

 商品名に「八拾」とあるように、低精白のお酒。

 実験段階では「90」というさらに低精白のお酒もあったが、安定・商品化したのは80%精米のお酒。

 新酒で試飲したときは、酸が荒々しくて「飲みごろはまだまだ先かな」と思った。 今回は、1年半熟成の状態で開栓。

 いやあ、これでもまだ若い。 もう少し待てば良かったかな。

 アルコールのストレートな刺激が強く、酸もまだ落ちつききっていない。 なかなかに頑固なお酒だ。

 若さを感じるわりに、余韻には生熟成のようなアーモンド風味がある。

 酸の少ない繊細な酒質の「酒仙栄光」だが、このお酒は異端児だ。


【愛媛県松山市 栄光酒造】 純米酒
 1800ml:1900(1995)円   720ml:1000円(1050円)
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+9
 原料米:ヒノヒカリ(有機栽培)   精米歩合:80%
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.3


「酒仙栄光」の過去の記事
「酒仙栄光 純米90 生原酒」(2006年03月
「酒仙栄光 純米吟醸 美山錦 おりがらみ」(2006年03月

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2011年04月28日

鷹長 菩提もと 純米酒 生4

鷹長 菩提もと 池袋東口の「坐唯杏」にて飲む。

 今夜の締めは奈良「鷹長 菩提もと」。 菩提もと、好きです!

 菩提もとは、室町時代、奈良の正暦寺で誕生したお酒造りの方法を復活させたもの。

 2011年03月に行ってきたばかりの奈良の正暦寺。

 境内は、菩提山から流れる菩提仙川のせせらぎが山肌に染みこんで、非常に落ちついた雰囲気。

 乳酸菌を利用して殺菌し、酵母を育てるという手法は、江戸時代に確立する生もとの原型となった。

 このお酒は、正暦寺の領内で育てたお米、境内から分離した乳酸菌と酵母を使い、菩提仙川の水で仕込んでいる。


 さてさて、味ですね。

 麹の甘い香り、リンゴ様の香りがみずみずしくさわやかな印象。

 濃厚な甘味とともに、鮮烈な酸味がいっぱいに広がる。 濃密〜! 味の凝縮感がすごい。

 後口にどことなく木の香りがあって、ドライな印象も受ける。

 強烈な酸味といっても、「竹鶴 雄町純米 無濾過生原酒」は日本酒らしさを基調としている。 この菩提もとのお酒は、日本酒というよりも白ワインに近い。

 こんな日本酒もあるということを、ほとんどの人が知らないのが残念でならない。 日本酒の世界は意外と広い、ということを示してくれる一例が、菩提もとだと思う。


【奈良県御所市 油長酒造】 純米酒(菩提もと、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:−16
 原料米:ヒノヒカリ(奈良市菩提仙町産)   精米歩合:60%
 酵母:正暦寺酵母   酸度:3.0   アミノ酸度:2.9


「風の森」の過去の記事
「風の森 純米大吟醸 しぼり華 無濾過無加水生酒 キヌヒカリ」
 (↑2011年02月2008年02月
「風の森 純米吟醸 しぼり華 無濾過無加水生酒 露葉風」
 (↑2011年04月
「風の森 純米吟醸 しぼり華 無濾過無加水生酒 山田錦」
 (↑2011年04月
「風の森 純米吟醸 無濾過無加水生酒 斗ビン取り 雄町」
 (↑2006年01月
「風の森 純米 無濾過無加水生酒 山田錦」(2006年01月
「風の森 純米しぼり華 無濾過無加水生酒 秋津穂(アキツホ)」
 (↑2010年03月[1][2]
「風の森 純米真中採り 無濾過無加水生酒 秋津穂(アキツホ)」
 (↑2011年04月

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2011年03月24日

大倉 山廃純米 無濾過生原酒 どSブレンド 2010(H22)BY

 奈良町、もちいどの商店街「よばれや」にて飲む。

 全国各地の純米無濾過生原酒を置く「よばれや」。 そのご主人が日本酒にハマるきっかけとなったお酒が、奈良「大倉」とのこと。

 まずは、お酒メニューのイチオシ、「大倉 山廃純米 どSブレンド」からいただきます。

 なにやら、2種類の純米酒の責め部分を、ブレンドしたお酒らしい。

 やさしい乳酸の香りが山廃らしい。 お米由来の甘味・旨味がスムーズで、若々しい酸味・苦味と両立している。

 突出した個性的な香り・味わいはないものの、責め部分とは思えないほど、キレイでまとまりがある。

 最初からすごいお酒に出会ってしまった。


【奈良県香芝市 大倉本家】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2100(2205)円   720ml:1050(1102)円
 アルコール度数:18.1   日本酒度:+4
 原料米・精米歩合:雄町(岡山県産)・70%精米
             ヒノヒカリ(自家栽培)・60%精米
 酵母:協会701号   酸度:2.6   アミノ酸度:2.0

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2011年03月11日

無手無冠 純米生原酒5

無手無冠 蔵から購入。

 地震発生から4時間半。 池袋から徒歩で浦和に帰還し、テレビをつけてようやく地震の規模、津波の被害を知った。

 あまりの衝撃に、言葉を失った。

 テレビを見るのがつらくて、足腰の疲れを取るために風呂に向かった。 体の震えが止まらなかった。

 (追記:後に判明したところ、神経症発症による症状でした)


 その後、この「無手無冠 純米生原酒」を飲んだ。

 Run away from reality I've been crying in the dream
 凍りついた時間に震えて
 歪んで見えない 記憶重ねる
 悲しみが 消えるまで
(X 「Say Anything」 1991)

 酔わない。 気持ちが高ぶって、眠れない。

 神経が鈍っているのか、研ぎ澄まされているのか、それともそれぞれが混在しているのか、どうなんだろう。

 ただ、「無手無冠」はいつもと変わらずにおいしいなあと思った。 不思議な感覚だった。

 I believed if time passes, everything turns into beauty
 If the rains stop, tears clean the scars of memory away
 Everything starts wearing fresh colors
 Every sound begins playing a heartfelt melody
 Jealousy embellishes a page of the epic
 Desire is embraced in a dream
 But my minds is still in chaos and...
(X 「Say Anything」 1991)


【高知県高岡郡四万十町(旧:幡多郡大正町) 無手無冠
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2825(2966)円   720ml:1324(1390)円
 アルコール度数:18.2   日本酒度:+5
 原料米、精米歩合:
  (麹米)風鳴子[無農薬・無化学肥料栽培]、60%精米
  (掛米)ヒノヒカリ[無農薬・無化学肥料栽培]、70%精米
 酵母:協会7号   酸度:1.6   アミノ酸度:2.4


「無手無冠」の過去の記事
「無手無冠 純米生原酒(純米 生の酒)」
 (↑2010年02月2005年08月2004年11月2003年12月
「無手無冠 宇宙酒」(2007年04月
「無手無冠 酒槽一番汲み」(2006年08月2005年03月
「無手無冠 特別純米酒」(2006年08月

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2010年04月03日

春鹿 木桶仕込み 旨口四段仕込み 純米酒 2009BY2

春鹿 木桶旨口 大丸東京で試飲・購入。

 春日神鹿を銘柄にする「春鹿」といえば、奈良の春日大社で御神酒づくりを担ってきた蔵。

 2010年、奈良は平城遷都1300周年で盛り上がっている。

 「春鹿」もそんな奈良ブームに乗って、「春鹿 平城京遷都1300年記念 せんとくんラベル 吟醸酒」なる商品を発売。 税込み1300円っていうところに遊び心を感じる。 この蔵の得意とする、ドライで軽快なお酒だ。

 さて今回購入したのは、木桶仕込みの四段仕込みのお酒。

 「春鹿 木桶」シリーズは年に4回、純米・純米四段仕込み・純米吟醸・山廃純米がそれぞれ季節を分けて発売される。 そのうちの1つだ。

 甘味・苦味の交錯する不思議な入り。 ボリュームがあるようで、シャープな面もある。

 酸味は少なめなので、イメージとしては果実よりも杏仁豆腐。 旨味・複雑さも少なめで、後半にかけて少し単調になる。

 冷温で口当たりの不思議な感覚を楽しむお酒だなあと思った。


【奈良県奈良市 今西清兵衛商店】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:16.5
 原料米:ヒノヒカリ(奈良県産)   精米歩合:70%


「春鹿」の過去の記事
「春鹿 山廃純米生原酒」
 (↑2007年05月2005年08月2004年08月02月)、2003年08月
「春鹿 しろみき 純米大吟醸 活性にごり酒」(2009年03月
「春鹿 木桶仕込み 特別純米生原酒」(2008年06月2006年10月
「春鹿 山廃純米超辛口 鬼斬」(2008年04月
「春鹿 純米 超辛口」(2009年08月
「春鹿 発泡性純米酒 ときめき」(2009年08月2008年12月
「ふたたび今西清兵衛商店を訪ねて」(2004年05月

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2010年02月16日

無手無冠 純米生原酒5

無手無冠 蔵へ毎月注文している「無手無冠 純米生原酒」。

 写真が傾いているのではありません。 ラベルがずれているのです。 キレイなラベルに出会ったのは、いつだろう?

 注文してからラベルを張るためか、生乾きのまま箱詰めされたラベルはよっしん宅に届いたらはがれている、なんてことも通常。

 これが「無手無冠」の個性(苦笑)!

 ちなみに、四万十の山奥に注文したら翌日に埼玉へとどくという、宅配便の速さにはおどろくばかりです。

 よっしんが今まで飲んできた750以上の蔵、3000以上の商品のなかでトップのお酒。 無名なことが残念でもあるし、ホッとする部分でもある。

 2003年秋、京都二条の「とおる蕎麦」の冷蔵庫に「無手無冠 純米生原酒」を見つけ、「酒BAR よらむ」のヨラムさんや「鵜飼商店」の鵜飼さんと出会った。 鵜飼さんもヨラムさんも「無手無冠」ファン。

 冬に仕込んで、次の冬まで熟成させて出荷するから、最低でも約1年の熟成生酒。 新酒(といっても1年熟成)に切りかわる直前は、約2年熟成のお酒が楽しめる。 生を熟成させて出荷するところが、ヨラムさんにとって好印象らしい。

 そんな貴重な出会いを与えてくれた、思い出もつまっているお酒。


 銘柄は「冠におぼれず、飾らず、素朴な心を大切に、ひたすら自然を生かした地の酒造り」という姿勢を表している。 鑑評会には出さず、無農薬・無化学肥料・無動物性堆肥で栽培された米だけを、削りすぎずに大切に使う。

 人里離れた四万十で醸される地の酒。 環境・生態系への配慮、循環型農業を続けてきた。 酒蔵のあるべき理想像のひとつかもしれない。


 いつも飲むお酒だから、いつ記事にしても良いし、その反面いつ投稿すべきかがわからない。 今回は、似た風味の「一本義 純米無濾過生原酒」の登場によって、その機会を得た。

 前回の記事から数年、「無手無冠」にはちょっとした変遷があった。

 ラベルのマイナーチェンジ・・・は傍論。 原料米の変更、焼酎ブームの2つが大きな要因だったと思う。

 かつて使われてきたお米は、新潟生まれの酒米一本〆、伝統的な飯米黄金錦。 高知のイメージとしては薄いものだった。

 2004年秋の造りから、高知生まれの酒米風鳴子、有機栽培に適した西日本の飯米ヒノヒカリに変更。 たしかにこちらのほうが、蔵の目指す「地の酒」のイメージに近い。

 ところが、折しも焼酎ブームによって蔵の栗焼酎「ダバダ火振」が大人気となったことが、純米酒の改革に影を差したのかもしれない。

 以来、急に味がやせ、色も薄れてしまった。 以前なら夏でも生酒を常温で配送してくれていたのが、クール便で届くようになった。 夏の暑さでへこたれる軟弱な生酒ではなかったのに。

 鵜飼さんの「焼酎が売れてお酒がいいかげんになっている」との指摘もうなずける。


 しかし2008年の冬、2年続いた暗い気持ちは吹き飛んだ。

 お米の扱いに慣れてきたのか、それともどんな理由があるのだろう? あの濃厚すぎる「無手無冠」が帰ってきた!


 ナッツ様の油脂を感じる濃厚な旨味にくわえ、ラムレーズンのような熟成感があって複雑さを増している。 甘味を排した力強い旨味、濃厚で余韻も豊かなのに爽快な後口。 まとまりのある豊かな味わい、圧倒的な存在感。

 ヨラムさんの説明では「香りは全然無い。 後から味が広がる、不思議な酒」。 ヨラムさんは、お店にある数十種類の純米酒の中でもっとも濃厚なお酒として「無手無冠」を紹介・提供している。

 日本酒評論家の松崎晴雄氏によると「豆を焙ったような独特の香りがあり、口中にはクルミを思わせる油気を帯びたナッツ系の風味が広がる。 現代的な嗜好を反映した淡麗型酒質の対極にある酒と言える」。

 ヨラムさんの指摘のとおり、最初の香りにインパクトがなく、後半に劇的な味わいが現れる。 しっかりした酸と圧倒的な旨味は、他のお酒の追随を許さない。

 「無手無冠」を飲んでしまうと、次に他のお酒が飲めなくなってしまう。 だからまた「無手無冠」を飲む。 冷温、常温、ぬる燗で。 弱点がない。


【高知県高岡郡四万十町(旧:幡多郡大正町) 無手無冠
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2825(2966)円   720ml:1324(1390)円
 アルコール度数:18.2   日本酒度:+5
 原料米、精米歩合:
  (麹米)風鳴子[無農薬・無化学肥料栽培]、60%精米
  (掛米)ヒノヒカリ[無農薬・無化学肥料栽培]、70%精米
 酵母:協会7号   酸度:1.6   アミノ酸度:2.4


「無手無冠」の過去の記事
「無手無冠 純米生原酒(純米 生の酒)」
 (↑2005年08月2004年11月2003年12月
「無手無冠 宇宙酒」(2007年04月
「無手無冠 酒槽一番汲み」(2006年08月2005年03月
「無手無冠 特別純米酒」(2006年08月

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2009年03月26日

花巴 太古の滴 菩提もと純米 無濾過生原酒4

花巴 菩提もと 京都西陣「鵜飼商店」で購入し、新幹線内で飲む。

 飲んでみたかった「花巴」。 吉野町にある御芳野商店。

 今は吉野となったものの、昔は芳野と表記していて、今でも奈良県各地に芳野という地名は残る。

 蔵の名前からして、すでに昔風の御芳野商店。 この「花巴 菩提もと」は戦国時代、奈良の正暦寺で誕生したお酒造り方法を復活させたもの。

 乳酸菌を利用して殺菌し、酵母を育てるという手法は、江戸時代に確立する生もとの原型となった。

 正暦寺の領内で育てたお米を使用し、乳酸菌と酵母も正暦寺の境内から分離したものを使うというこだわり。 酒母は正暦寺でつくり、それから蔵に運んできたらしい。

 ものすごい気合いの入り方だ。

 鵜飼さんによると、千葉「醍醐のしずく」が一段仕込みなのに対して、この「花巴 菩提もと」は現代的な三段仕込み。

 山田錦を掛米として使っていて、より「現代の一般的な日本酒」に近いという。 ただ、「醍醐のしずく」とくらべたら近いというだけで、やはり個性的な味わいにはちがいない。

 麹の風味がしっかりと残っていて、ドライな印象を受けつつ、みずみずしくさわやか。 密度を感じる口当たりで、甘やかな雰囲気の中を強い酸味が走り抜ける。

 甘味はそれほど目立たない。 ガッシリした骨格のボリュームたっぷりのお酒で、お米の味わいも楽しめる。

 冷温はもちろん常温〜ぬる燗でも楽しめる。

 これくらい味がギッシリ詰まっているお酒、好みです!


【奈良県吉野郡吉野町 御芳野商店】 純米酒(菩提もと、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:−7
 酒母米:ヒノヒカリ(奈良県正暦寺領内産)、精米歩合:60%
 麹米・掛米:山田錦(兵庫県産)、精米歩合:70%
 酵母:正暦寺酵母   酸度:3.1

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2008年06月06日

春鹿 木桶仕込み 特別純米生原酒 2005BY3

春鹿 木桶 昨日にくらべて+10度。 あつい〜。 (−_−;;)

 +10。

 お酒ならドライなのに、今日の空気は湿気だらけ。

 あついぞ! 熊谷  浦和も十分に暑い。

 こんな日は、冷やしたお酒が飲みたいなあ。

 ということで、1本だけ冷蔵庫に眠らせてあった「春鹿 木桶仕込み 純米生原酒」をいよいよ開栓。

 長い眠りかーらー、目覚めよみがえるー
 (TOSHI「碧い宇宙の旅人」)

 初めて飲んだのが2006年10月だから、約1年半ぶりに飲む。 冷蔵庫で保存とはいえ、少しずつ熟成が進んでいるだろうから、どんな味になっているのかとっても楽しみ。

 以前は木桶由来の木の香りはあまり感じられず、フレッシュな香りが前面に出ていた。

 熟成した今回は香りが落ちついて、稲ワラのような雰囲気も出てきた。 含み香にうっすらと現れる木の香りは、木桶と生熟成のそれぞれの影響かな。

 熟成して木の香りが無くなっていった「浦霞 木桶仕込み 山廃純米」とは対照的だ。

 ややドライに感じる口当たりの後に、豊かな甘味。 ワラのような雰囲気と酸・旨味の存在で、甘味を感じながらもサラリと流れてゆく。 後口は軽く、もうちょっと余韻があるとさらに好み。

 半年熟成の前回より、2年熟成の今回のほうが安定感があって旨いなあと思った。


【奈良県奈良市 今西清兵衛商店】 特別純米酒(生、原酒)
 720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:−3.5
 原料米:ヒノヒカリ(カルゲン・ミネラル栽培)  精米歩合:70%
 酵母:協会901号酵母   酸度:1.8   アミノ酸度:1.0

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2006年10月04日

春鹿 木桶仕込み 特別純米生原酒2

春鹿 木桶 生 ワイン風のボトルは、「春鹿」の木桶仕込み。

 「春鹿」は、よっしんが「青ビン」と呼んで親しんできた「春鹿 山廃純米生原酒」(8月限定酒)の生産を終了し、木桶仕込みに力を入れるようになった。

 まだまだスタイルが確立しないながら、木桶仕込みには「青ビン」に代わる存在となれるように期待している。

 とろりと密度のある甘味を感じるが、フレッシュな香りでさらりと軽い飲み口。

 木の香りはほとんど感じず、酸も数値ほど強くなく、不思議な印象を受けた。 これから熟成を経て、どんな味に変化してゆくかも楽しみだ。


【奈良県奈良市 今西清兵衛商店】 特別純米酒(生、原酒)
 720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:−3.5
 原料米:ヒノヒカリ(カルゲン・ミネラル栽培)  精米歩合:70%
 酵母:協会901号酵母   酸度:1.8   アミノ酸度:1.0

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2006年03月23日

酒仙栄光 純米90 生原酒2

酒仙栄光 純米90 池袋東武で試飲・購入。

 無農薬栽培のヒノヒカリ(飯米)を、ほとんど削らずに使用したお酒。 蔵の方いわく、90%精米は初の試みとのこと。

 小さな仕込みタンクのため、720mlビンで750本の生産。

 まだ渋さがあって荒々しく、飲める状態ではない。 しかし、この複雑で個性的な味わいは、熟成させる面白みがある。

 蔵でも同様の見解らしく、ほとんどが貯蔵・熟成用に火入れされ、出荷のときを待っているという。

 今回の生タイプは、実験ながらも商品化された貴重なお酒だった。


【愛媛県松山市 栄光酒造】 純米酒(生、原酒)
 720ml:1500円(1575円)
 アルコール度数:16.5
 原料米:ヒノヒカリ(有機栽培)   精米歩合:90%
 酵母:協会701号   酸度:1.7   アミノ酸度:1.9

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