中生新千本

2014年09月27日

富久長 吟醸 秋櫻(コスモス) ひやおろし

富久長 秋櫻 品川駅すぐの「地鶏や ウィング高輪店」にて飲む。

 遠出をした帰りに、乗換駅の品川駅で下車して腹ごしらえ。

 夜もすずしくなってきた秋。 ひやおろしの季節がやってきました。

 「ひやおろし」の「ひや」とは加熱しない状態(常温)、そして「おろし」は出荷。 加熱しないで出荷するという意味ですね。

 出荷期の加熱殺菌を必要としない、常温のまま出荷しても劣化の心配が少なくなる、すずしくなった秋の風物詩です。


 今回飲んだのは「富久長 吟醸 秋櫻(コスモス)」。 商品名も秋らしいですね。

 冷温でいただきます。

 青りんご・マスカット様のさわやかな香り。 甘味の少ないシャープな飲み口で、かわいらしい酸味・苦味がアクセント。

 濃い薄いでみても、厚い薄いでみても、薄い印象を受ける。 静かに味をたたえるキレイなお酒。



 個人的には物足りないけれど、この繊細な味わいを好む人は多い気がします。



【広島県東広島市安芸津町 今田酒造本店】 吟醸酒(生詰)
 1800ml:2,300(2,484)円   720ml:1,200(1,296)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+6
 原料米:(麹米)山田錦(広島県産)、(掛米)中生新千本(広島県産)
 精米歩合:(麹米)50%、(掛米)60%
 酸度:1.4


「富久長」の過去の記事
「富久長 特別純米 八反草 無濾過本生原酒」(2010年03月
「富久長 中汲み槽しぼり 無濾過原酒」(2006年09月

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2012年01月03日

白鶴 上撰 淡麗純米 / 白鶴 上撰 樽酒

白鶴 淡麗純米白鶴 樽酒 武蔵浦和の「笑笑」にて飲む。

 幼なじみの潤くん、そして後輩のクマ・たっくんたち戸田メンバーと飲む。

 そういえば、潤くんともクマとも、飲むのは初めて。

 オフ・モードの彼らを、初めて(非常に久しぶりに)見られて新鮮だった。 やっぱり、みんな、本当に良い人たちだなあ。

 武蔵浦和で集まるなら、好きなお店が1件あるよ。 と言っていたら、明日(1月4日)から営業とのこと。 正月休み、残念。

 ということで、お店が見つからず、急きょ「笑笑」になった。

 モンテローザ系列の居酒屋といえば、日本酒は「白鶴」。

 いままで何度か言ったことがあったものの、記事にするのは初めてかもしれない。 よっしん、けっこう「白鶴」好きです。

 語弊を避けるために、もう少し正確に言わなければならない。

 濃醇酒を好むよっしんにとって、「白鶴」は飲み続けたいと思わせる酒質ではない。 けれど、けっして拒絶反応を起こしてしまうような苦手な味ではないし、むしろ、安く飲めるお酒として必要な存在だとも思う。


 「白鶴 淡麗純米」は、スルリとなめらかな口当たりで、軽快な味わいのお酒。 純米酒は重いという誤解を解くためにも活躍してくれる、アルコール度数を低めに設定した新感覚の純米酒だ。

 置いているお店が多く、ワイン程度のアルコール度数で、値段も良心的で、日本酒のハードルを低くしてくれる。

 「白鶴 樽酒」は、アルコールの化学的な香味は目立たず、杉樽の香りが楽しめる。 昔ながらの日本酒の楽しみ方を残してくれている。


 大手でないと実現できない供給量と低価格。 同じ品質で勝負していては、小規模の蔵はとうてい価格競争で負けてしまう。

 全国のチェーン店に「白鶴」を供給することは、安定・安心の品質を提供するとともに、各地の小規模蔵の個性化をうながすことにもつながる。

 「白鶴」と同じような、飲みやすさを追求した酒質では、小規模蔵の商品より「白鶴」のほうがコストパフォーマンスに優れている。 自然と、小規模蔵に、より個性的な酒質で勝負するような圧力がかかる。

 酒屋万流。 それぞれの蔵が唯一無二の酒質を追求する。 品質競争の活性化のためにも、「白鶴」にはナショナルブランドとして大いに活躍してほしい。


【兵庫県神戸市東灘区 白鶴酒造
「白鶴 淡麗純米」 純米酒
 1800ml:1745(1832)円   300ml:342(359)円
 アルコール度数:13.5   日本酒度:+4
 原料米:(麹米)白鶴錦(兵庫県産、契約栽培)、
      (掛米)中生新千本(山口県産、契約栽培)
 精米歩合:70%   酵母:新のぞみ酵母(自社開発)
 酸度:1.3   アミノ酸度:1.1

「白鶴 樽酒」 普通酒
 300ml:355(373)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+1
 酸度:1.4   アミノ酸度:1.1

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2010年10月24日

亀齢 辛口純米 八拾3

亀齢 辛口純米 八拾 池袋東武で購入。

 ノミ太蔵さんのブログ「今宵も呑み」を見て気になっていた「亀齢 八拾」。

 このお酒の魅力のひとつは、その安さ。 なんと、1升ビンで1700円(+消費税)! 普通酒なみに安い純米酒!

 濃醇タイプが多い広島のお酒ということ、低精白で味を出しにいったお酒ということ、そして低価格。 気になってしかたがない!

 ただ、東京で「亀齢 八拾」を扱っているお店が少ない。 あっても、郊外ばかり。 買いに行くと、移動代がかかってしまい、せっかくの低価格の恩恵を享受できない。

 どこか、よっしんの行動範囲内(浦和〜山手線上半分)で手に入るお店はないかな〜。 かなり勝手な話ですが。

 と、なやんでいること数か月。 なんと、池袋東武が「亀齢 八拾」を常時入荷するようになった!

 探していたお酒が、いちばん利用しているお店にやって来た。 なんたる偶然。 いや、これはもう飲むべき運命だったとしか思えない。


 ということで即購入。 まずは常温でいただきます。

 低精白らしい穀物様の香りに、ヨーグルト風の乳酸の香り。 さりげなくマスカット系のさわやかな吟醸香も感じられる。

 やや甘味が勝ったまろやかな口当たりで、直後に強いアルコールがピリッと舌を刺激する。

 開栓直後は非常に硬く、飲みづらい。 甘めの広島「亀齢」とドライな神奈川「いづみ橋」は、香味はちがえど、驚異的な硬さに共通点を感じた。

 これは当分、空気に触れさせておかないと、味が開いてこないぞ。

 日々、様子をうかがっていたところ、1週間たってようやくカドが取れて、香味がまとまってきた。

 刺激的な後口がやわらぎ、スルリと流れるようになった。 旨味は重心の低い、平面的な広がりをみせる。

 低精白のお酒ながら、キレイな酒質であることも見逃せない。 ちょうど同時期に開栓した兵庫「神稲(くましね)」と比較してみると、その透明感・軽快さがきわ立つ。

 安くて味があって、それでいてキレイ。 濃醇派にうれしい晩酌酒だ。


【広島県東広島市西条 亀齢酒造】 純米酒(原酒)
 1800ml:1700(1785)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+6
 原料米:中生新千本(広島県産)   精米歩合:80%
 酵母:自家培養酵母   酸度:2.0


「亀齢」の過去の記事
「亀齢萬年 純米生原酒 山田錦」(2008年03月

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2010年05月04日

ライオン正宗(千福) 純米大吟醸 生原酒2

千福 ライオン正宗 池袋西武で試飲・購入。

 広島の「千福」といえば、かつて関東でもCMを流していたほどの大手酒造。 案の定、父・叔父が「『千福』一杯いかがです」と口ずさむ。

 そんな「千福」三宅本店が大正時代に使用していた銘柄・ラベルを復活させたのが、この「ライオン正宗」。

 名前もラベルも、インパクト大。 大正時代に、かなり前衛的だったのでは?

 そして味と価格にも納得。 純米大吟醸の生原酒でも低価格で提供できるのが大手の強みだ。

 苦味を想起させるスッとする香り。 中硬水らしいミネラルを感じさせる、さわやかな苦味を帯びたスッキリとした飲み口だ。

 火入れすると通常商品のようにほっそり繊細な飲み口になるんだろうけど、生のフレッシュな香りとなめらかな感触、みずみずしい酸が幅を持たせている。

 コストパフォーマンスにすぐれた、お買い得なお酒でした。


【広島県呉市 三宅本店】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+5
 原料米:(麹米)千本錦、(掛米)中生新千本   精米歩合:50%
 酵母:せとうち21号酵母   酸度:1.5


「千福」の過去の記事
「千福 純米大吟醸 蔵出し一番新酒 しぼりたて」(2007年04月

(以下、2007年04月の試飲販売にて試飲
「千福 大吟醸 蔵出し一番新酒 くらきじ」
「千福 純米酒」
「千福 山廃大吟醸 蔵香り」
「千福 吟醸 八反錦」
「千福 純米大吟醸 蔵」
「千福 大吟醸 王者」

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2009年04月05日

瑞冠 純米発泡 にごり生酒2

瑞冠 純米発泡にごり生 池袋東武の「春の新酒まつり」で試飲・購入。

 いよいよ春真っ盛り。 暑がりのよっしんにとっては、長い地獄の季節の到来だ。

 さわやかな発泡にごりが飲みたいなあと思っていたら、ナイスタイミングで発見。

 飲みきり・お試しサイズの300mlビンがうれしい。


 炭酸は、細かくもすぐに消えるタイプの、元気な泡。

 米粒が残っていて少しザラつくが、口当たりは基本的になめらか。 入りの甘味よりも中盤のお米っぽさが主役で、元気な炭酸の刺激も楽しい。

 にごり部分の比重が大きいため日本酒度はマイナスとなっているが、上澄みだけで見ればきっとプラスに傾くと思う。

 それほど甘さひかえめで、お米の味が楽しめる正統派の純米酒。

 軽やかな香味のバランス、サッと切れる後味の軽さが魅力。

 ただ、発泡タイプのにごり酒としては、アルコール度数が高くて飲みづらいかもしれない。


【広島県三次市甲奴町 山岡酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:1933(2029)円   720ml:952(999)円
 300ml:428(449)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:−10
 原料米:中生新千本(広島県世羅郡産)   精米歩合:65%
 酵母:協会1401号   酸度:1.6

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2007年04月15日

千福 純米大吟醸 蔵出し一番新酒 しぼりたて

千福 純米大吟醸 池袋西武で購入。 千福は初めて西武に登場らしい。

 「千福」は年間3万石を醸す、「賀茂鶴」と並ぶ広島の最大手の蔵。

 広島の蔵としては珍しい中硬水を使用し、キリッと締まった淡麗な酒質を追求している。

 この「純米大吟醸 しぼりたて」は12月〜2月の限定出荷商品。 今回の西武の試飲販売のために、わずかな本数を残しておいてくれたとのこと。 感謝×2です!

 生らしいフレッシュな香りもあるが、餅のような香りが主体で、純米らしさが前面に出た印象。

 とろりとした感触があり初めにボリュームを感じるタイプで、後にミネラルを感じスーッと鼻に抜ける香りも爽快。

 大手のお酒でありがちな、旨味が少なくアルコールの熱さを感じてしまう点もあるが、華やかさよりも爽快なキレを求めた、コストパフォーマンスに優れたお酒だと思う。


 その他試飲したお酒は、

「千福 大吟醸 蔵出し一番新酒 くらきじ」
 こちらは広島吟醸酵母を使用したタイプ。
 上立香・含み香ともに華やかで、香りを追及した淡麗な大吟醸。
 試飲の際に、様々な人に好評だった。

「千福 純米酒」
 新商品とのこと。 八反錦・新千本のコンビ。
 硬い口当たりながら、酸が少なめでソフトな印象。
 淡くゆるやかに消えてゆく。

「千福 山廃大吟醸 蔵香り」
 酸味の目立つ、シャープでみずみずしいお酒。 ボリュームがほしい。

「千福 吟醸 八反錦」
 ねっとりと濃厚な感触で、燗にして楽しめそうなお酒だ。

「千福 純米大吟醸 蔵」
 白い陶器のビンに入ったお酒。
 含み香が静かに広がってゆくドライなお酒。

「千福 大吟醸 王者」
 蔵の最高級酒。 ふくよかな香りが圧巻。 飲兵衛には向かない?

 吟醸系のラインナップで、濃醇なお酒が好きなよっしんには物足りない印象だったが、他の純米系商品の中で「これはすごい!」というお酒に出会えるかもしれない。


【広島県呉市 三宅本店】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+5
 原料米:(麹米)千本錦、(掛米)新千本   精米歩合:50%
 酵母:せとうち21号酵母   酸度:1.4

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2006年10月03日

瑞冠 一番しぼり 秋あがり生2

瑞冠 秋あがり生 池袋東武「秋の純米酒まつり」で試飲・購入。

 「瑞冠」のうすにごりタイプだ。

 今回の原料米は中生新千本。

 お米の甘味を残しながら、ピチピチと跳ねる炭酸が心地よく口中をシャープに洗う。

 この蔵らしい、香りやさしく飲み口軽い仕上がりだ。


【広島県三次市甲奴町 山岡酒造】 純米吟醸(生)
 1800ml:2571(2700)円   720ml:1238(1300)円
 アルコール度数:16.8   日本酒度:−4
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)中生新千本  精米歩合:60%
 酵母:蔵付1号   酸度:2.0   アミノ酸度:1.2

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2005年10月12日

白鴻 軟水仕込み純米酒 原酒(青ラベル、燗用)4

白鴻 原酒 今年も10月に広島「白鴻」が西武で試飲販売。

 2種類の純米吟醸無濾過生原酒(フルーティな千本錦、ぬる燗でもいける八反35号)も健在。

 しかし今回購入したのは、酸が2.4もある燗用の純米。

 冷酒〜常温でまずい!(盛川蔵元、談)

 常温で飲んだ瞬間に「これは温めて生きる」と断言できる、奥に引きこもった旨味を感じた。 冷やして飲むと、モッタリ感ばかり目立ってしまう。


 上燗〜熱燗で旨い!

 強い酸をつつみこむように、旨味がふくらんできた。 濃厚よりも濃醇がピッタリ当てはまる、切れの良い燗用純米だ。 鍋に合うお酒ゲット!

 同じ広島の「竹鶴 雄町純米」と同様、非常にパワーのあるお酒だ。



【広島県呉市 盛川酒造】 特別純米酒(原酒)
 1800ml:2400(2520)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:中生新千本   精米歩合:65%
 酸度:2.4

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