亀の尾

2014年08月02日

天の戸 純米吟醸 亀の尾仕込み 雫酒・生原酒3

天の戸 純米吟醸 亀ノ尾 雫 池袋東武で試飲・購入。

 ころころラベルが変わる「天の戸 亀ノ尾(亀の尾)」が、またやってくれました!

 今度(2012BY)は初期の白いラベルに近いデザインになりました。


 まずは、これまでのラベル変遷を振り返ってみましょう。

天の戸 亀の尾生天の戸 亀の尾天の戸 純米吟醸 亀の尾 雫 左端が2004BYの白いラベル。

 中央が2006BYから2009BYの黒いラベル。

 右端が2011BYの黒いラベル。
 「天の戸」のシンボル、勾玉マークが復活しました。


 今回は約1年半の常温熟成を経た後に、常温でいただきます。

 ナッツ様の生熟成の香りのなかに、リンゴのような吟醸香がかすかに残っている。

 甘味・旨味が一体となったまろやかな飲み口に、焦げたような熟成香・苦味が交錯する。 余韻も深く、お酒だけで堪能できる充実の味わい。


 さわやかな新酒もわかりやすくて良いけれど、酸が弱いぶん個人的には力強さに欠ける印象。

 飲み手を選ぶ酒質だと思うけれど、個人的にはこの熟成状態が好み。



 「天の戸 亀の尾」は生酒しか飲んだことがないけれど、火入れタイプも熟成させて飲んでみたいなあ。



【秋田県横手市平鹿町 浅舞酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3,238(3,497)円   720ml:1,619(1,749)円
 アルコール度数:17.2   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾(JA秋田ふるさと・平鹿町酒米研究会産、減農薬栽培)
 精米歩合:55%   酵母:秋田流花酵母(AK-1)、華こまち酵母
 酸度:1.6   アミノ酸度:1.2


「天の戸」の過去の記事
「天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 無濾過」
 (↑2008年02月2007年01月2004年01月
「天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 無濾過生原酒」(2005年04月
「天の戸 美稲(うましね) 八〇(はちまる、80) 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年05月
「天の戸 美稲(うましね) 八〇(はちまる、80) 純米無濾過」
 (↑2011年11月2010年12月2008年11月
「天の戸 醇辛 純米無濾過」(2006年07月
「天の戸 醇辛 純米酒 生」(2004年04月
「天の戸 五風十雨 純米吟醸 熟成生酒」(2006年08月
「天の戸 純米吟醸 亀の尾仕込み 袋つり生原酒(雫)」
 (↑2012年12月2012年03月2008年05月2005年04月
「天の戸 シュワ・トロ 発泡白酒」(2008年08月

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まんさくの花 亀寿 純米大吟醸 無濾過生 亀の尾仕込3

まんさくの花、亀寿純米大吟醸無濾過生2014 池袋西武で見かけて購入。

 10年前に初めて飲んだ「まんさくの花 亀寿」。

 その味は今でもおぼえているけれど、ずいぶん長い間飲んでいなかったなあ。

 ひさしぶりに飲もう! ということで奮発して購入。

 数年前に純米吟醸から純米大吟醸へと名称を変えたものの、造りの規格は以前とほぼ同じようです。


 冷温でいただきます。

 みずみずしい甘味・酸味を想起させる、リンゴ様の華やかな吟醸香が広がる。

 生酒らしいなめらかな口当たりと親和して、甘味がスルリと流れこむ。 そして、上品な旨味・酸味が続き、さわやかな苦味が締める。

 余韻にワラのようなドライな雰囲気をまとうところは、この蔵らしい演出。

 お米を磨いたぶん味が薄くなってしまった大吟醸が多いなか、いろいろな味の要素を残していて、飲みごたえがある。



 見せ場は香りだけではない。 みずみずしく甘酸っぱい、飲んで楽しい純米大吟醸です。

 唯一の難点は、希少なお米をぜいたくに磨いたお酒ゆえ、けっして日常・晩酌用のお酒ではないということでしょうか。

 もっとも、奮発して納得の、すばらしいコストパフォーマンスです。



【秋田県横手市増田町 日の丸醸造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3,880(4,190)円   720ml:2,000(2,160)円
 アルコール度数:17.5%   日本酒度:+3.5
 原料米:亀の尾(秋田県産)   精米歩合:48%
 酵母:協会9号   酸度:1.4   アミノ酸度:0.9


「まんさくの花」「真人」の過去の記事
「真人(まなびと) 生もと純米 無濾過」
 (↑2011年09月2010年12月2009年12月2008年12月
   2007年12月09月2006年12月01月2004年07月
「真人(まなびと) 生もと純米 無濾過生詰」(2004年02月

「まんさくの花 純米吟醸」(2003年12月
「まんさくの花 純米酒 うまからまんさく 無濾過生詰」(2006年10月
「まんさくの花 純米酒」(2003年12月
「まんさくの花 純米吟醸生原酒 荒走り」(2014年06月
「まんさくの花 純米吟醸生原酒 責め取り」(2014年06月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生原酒 吟の精 蔵内限定」
 (↑2011年07月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 美山錦 蔵内限定」
 (↑2008年12月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 秋田酒こまち 蔵内限定」(2011年12月2005年12月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 山田錦・美山錦 蔵内限定」(2004年12月
「まんさくの花 美郷 純米吟醸 中汲み 無濾過生原酒」(2012年07月
「まんさくの花 亀寿 純米吟醸 生」(2004年03月
「まんさくの花 特別純米 無濾過生ささにごり 槽しずく」(2007年01月
「まんさくの花 大吟醸」(2013年06月
「まんさくの花 山廃純米大吟醸」(2004年12月

【亀の尾とは】
 戦前は東北を中心に日本を席巻した飯米、亀の尾。

 コシヒカリやあきたこまち、ひとめぼれなど、現代の人気品種はみな亀の尾の子孫です。

 そして、酒造にも適したという亀の尾は、美山錦や五百万石の祖先として、その影響力を残しています。

 しかし、亀の尾自身は長らく水田から姿を消し、山形「鯉川」・新潟「清泉」が昭和末期に復活栽培に成功しました。


 そんな古い品種である亀の尾は、栽培はもちろん、お酒づくりも簡単ではありません。

 「幻の米」と謳われる亀の尾ですが、一歩まちがえれば酸味・苦味ばかり目立つ単調な酒質になる危険があります。

 「亀の尾だからおいしいお酒」になるわけではなく、「亀の尾でもおいしいお酒」にできる蔵が少ない点に、注意が必要でしょう。


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2014年07月16日

仙禽 クラシック 中取り無濾過原酒 亀ノ尾3

仙禽 クラシック 亀ノ尾 赤羽駅西口の「日本酒BAR しじゅうごえん」にて飲む。

 甘口派のYさんに、「仙禽」をチョイス。

 Yさんは「この味、前も飲んだ気がする」とひとこと。

 先日「仙禽 亀の尾」を飲んで気に入っていたYさん。 鋭い指摘に感服しました。


 冷温でいただきます。

 芳醇でかつ水のように飲めるというコンセプトのもとに生まれた「仙禽 クラシック」シリーズは、 原酒でありながらアルコール度数が低め。

 さわやかな香りと甘酸っぱい味わいという「仙禽」の個性を保ったまま、飲みやすさも追求したお酒。


 さわやかな果実香と、クッキーのようなおだやかな香りが重なる、繊細で複雑な香り。 スルリと流れるなめらかな口当たりで、みずみずしく甘酸っぱい。

 軽快でいて、甘味・旨味・酸味・苦味の各要素を感じる豊かな味わい。


 スタートからすばらしいお酒に出会えました。



【栃木県さくら市 せんきん】 純米大吟醸(無濾過、原酒)
 1800ml:3,000(3,240)円   720ml:1,500(1,620)円
 アルコール度数:14.5%
 原料米:亀の尾(栃木県さくら市産、特等米)
 精米歩合:50%


「仙禽」の過去の記事
「仙禽 木桶仕込み 山廃純米 袋しぼり無濾過生原酒 とちぎ酒14」
 (↑2010年03月
「仙禽 木桶仕込み 山廃純米 袋しぼり無濾過生原酒 愛山」
 (↑2011年06月
「仙禽 中取り無濾過生原酒 亀ノ尾」(2014年06月
「仙禽 中取り無濾過生 雄町50 かぶとむし」(2014年06月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 雪雫 搾りたてヌーヴォー」
 (↑2011年03月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 初しぼり」(2012年01月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒」(2007年03月
「仙禽 山廃純米 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)
「仙禽 山廃純米吟醸 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)
「仙禽 雪だるま にごり生酒」(2012年12月

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2014年06月11日

仙禽 中取り無濾過生原酒 亀ノ尾(亀の尾)4

仙禽 山廃 亀の尾 池袋西口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 甘口好きのYさんのスタートは、「仙禽 亀ノ尾」。

 「仙禽」は、その豊かなラインナップに貫かれた、インパクト抜群の甘酸っぱい味わいが魅力。

 ワインに造詣が深いゆっきーをはじめ、「仙禽」がきっかけで日本酒にハマる人もいるほど。

 今回のお酒は、蔵元・杜氏の薄井さん兄弟がもっともこだわるお米で仕込んだ、蔵の看板商品。



 バナナを思わせる甘い香りに続いて、熟したメロンのようなさわやかな甘味・酸味・苦味が広がる。 単に濃厚なだけでない、洗練されたキレイな味わい。

 繊細さと豪快さが共存しているすごいお酒だなあと思って裏ラベルを見てみたら、なんと麹米の精米歩合が35%! 出品酒並みの手間暇・コストをかけたぜいたくな造りですね。


 インパクトもボリューム感も楽しめ、そして上品・軽快に切れる。

 「仙禽」らしい個性に磨きをかけた、すごいお酒。



【栃木県さくら市 せんきん】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3,100(3,348)円   720ml:1,550(1,674)円
 アルコール度数:17.5%
 原料米:亀の尾(栃木県さくら市産、特等米)
 精米歩合:(麹米)35%、(掛米)50%


「仙禽」の過去の記事
「仙禽 木桶仕込み 山廃純米 袋しぼり無濾過生原酒 とちぎ酒14」
 (↑2010年03月
「仙禽 木桶仕込み 山廃純米 袋しぼり無濾過生原酒 愛山」
 (↑2011年06月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 雪雫 搾りたてヌーヴォー」
 (↑2011年03月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 初しぼり」(2012年01月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒」(2007年03月
「仙禽 山廃純米 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)
「仙禽 山廃純米吟醸 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)
「仙禽 雪だるま にごり生酒」(2012年12月

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2013年03月02日

五人娘 なんじゃもんじゃ 生もと純米80% 無濾過生原酒 亀の尾仕込み3

五人娘 なんじゃもんじゃ 亀の尾仕込み 蔵から直接取り寄せる。

 明治時代の品種である亀の尾をあまり削らずに、空気中の乳酸菌で殺菌し、空気中の酵母で醸したお酒。

 自然をテーマにした蔵らしい、昔ながらのつくりですね。


 では、常温でいただきます。

 この蔵にしてはめずらしく、生もと特有のヨーグルト様の香りはひかえめ。

 白菜、米粉・求肥のようなソフトな香りが主体で、かすかにアルコールの刺激もある。

 口当たりからボリューム感がありながら、甘味をそぎ落としたドライな飲み口で軽快。 そのぶん、やんちゃな酸味、プリンスメロン様のさわやかな苦味が引き立つ。

 青いバナナを思わせる雰囲気は、「田从 山廃純米酒」、「刈穂 Y2 60-No.12」に似ている。

 余韻に、かすかに生熟成のアーモンド香があって好み。



 ただ、良くも悪くも、つくりの難しい亀の尾らしさなのかな? アルコール度数が高いゆえのパンチ力のわりに、味自体はほっそりとしているところがもったいない。



【千葉県香取郡神崎町 寺田本家】 純米酒(生もと、無濾過、生、原酒)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+6
 原料米:亀の尾(つくばみらい市産・香取郡東庄町産、無農薬栽培)
 精米歩合:80%   酵母:無添加(蔵付天然酵母)
 酸度:3.0   アミノ酸度:2.4


「香取」「五人娘」などの過去の記事
「香取 生もと純米90% 無濾過生原酒」(2011年03月2010年03月
「香取 生もと純米 自然酒80」(2011年01月
「坊主のどぶろく (醍醐のしずく にごり)」(2008年03月
「醍醐のしずく 菩提もと仕込み」(2013年01月2008年03月

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2012年12月31日

天の戸 純米吟醸 無濾過生原酒 亀の尾仕込み 雫酒3

天の戸 純米吟醸 亀の尾 雫 池袋東武で試飲・購入。

 大みそか、祖父母の家に親族で集まって飲む。

 「雪の茅舎 大吟醸」で乾杯した後は、同じ秋田県ということで、「天の戸 亀の尾」を開栓。

 それにしてもこのお酒、よくラベルが変わるなあ。

天の戸 亀の尾生天の戸 亀の尾 初めは左のラベル(初代)。

 次に右のラベル(2代目)。

 そして現在、冒頭(上)のラベルになった。

 蔵の方いわく、2代目のラベルも好評だったが、「天の戸」といえば勾玉マークという声が多く、ラベルに勾玉を復活させたとのこと。

 たしかに、シンボルって大切ですね。


 無濾過のためか、しぼってまだ1年という若いお酒ながら、すでにほど良い色づきでおいしそう。

 麹のさわやかな香りに、スッキリした苦味を想起させる山菜のような香りもある。 みずみずしい甘味・酸味から入り、やさしくまろやかな甘味を中心に展開する。

 生で熟成したためか、余韻にはキャラメルのような風味がある。

 酸がそれほど自己主張しないためか、存在感・ボリューム感がありながら、やさしい味わい。 みんなに好評でした。



【秋田県横手市平鹿町 浅舞酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3238(3400)円   720ml:1619(1700)円
 アルコール度数:17.2   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾(JA秋田ふるさと・平鹿町酒米研究会産、減農薬栽培)
 精米歩合:55%   酵母:秋田流花酵母(AK-1)、華こまち酵母
 酸度:1.6   アミノ酸度:1.2


「天の戸」の過去の記事
「天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 無濾過」
 (↑2008年02月2007年01月2004年01月
「天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 無濾過生原酒」(2005年04月
「天の戸 美稲(うましね) 八〇(はちまる、80) 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年05月
「天の戸 美稲(うましね) 八〇(はちまる、80) 純米無濾過」
 (↑2011年11月2010年12月2008年11月
「天の戸 醇辛 純米無濾過」(2006年07月
「天の戸 醇辛 純米酒 生」(2004年04月
「天の戸 五風十雨 純米吟醸 熟成生酒」(2006年08月
「天の戸 純米吟醸 亀の尾仕込み 袋つり生原酒」
 (↑2012年03月2008年05月2005年04月
「天の戸 シュワ・トロ 発泡白酒」(2008年08月

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2012年09月12日

天明 純米本生 瓶囲い 亀の尾3

天明 亀の尾 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 「天明 純米無濾過生原酒」のカップ酒を飲んで以来だから、何年ぶりだろう。

 そう思ってブログを検索してみたら、写真しかなかった

 まとめホームページ(閉鎖)には載せたけれど、ブログ記事にはしていなかったのか。


 まあ、ア〜フリ〜カでは、よ〜くあること〜だよ。
 元ネタ、通じるんでしょうか・・・。


 「天明」を飲んだのは6年以上前だけれど、あの濃厚な味わいは今でも鮮明におぼえている。

 それほどインパクトのあった「天明」。 前回は五百万石で、今回は亀の尾のお酒だ。


 ブドウやメロンのような、みずみずしい酸味を想起させる香り。

 フレッシュな香りに濃厚なボディ、力強い酸。 生酒らしい魅力がストレートに伝わってくる。

 とはいっても重厚さはなく、さわやかな苦味・酸味のおかげで、爽快感がある。


 さすが「天明」。 独特な唯一無二の個性があるわけではないけれど、しっかりとお米の魅力を引き出した、本格派のお酒だ。



【福島県河沼郡会津坂下町 曙酒造】 純米酒(生)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+5
 原料米:亀の尾(福島県会津坂下町産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号酵母   酸度:1.5

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2012年09月02日

亀の尾 精米歩合18%

 仙禽 18%精米 亀の尾

 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて。

 これは見たことがないほど小さな小さな粒。

 栃木「仙禽」の提供による、精米歩合18%にまで磨かれた亀の尾。


 なるほどたしかに、(中心部の白い)心白がほとんど出現しておらず、亀の尾と聞いて納得です。

 もろい心白が出現しないからこそ、割れにくいという長所があり、高精白に耐えられるわけですね。

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2012年08月04日

悦凱陣 純米吟醸 興 / 純米 亀の尾 / 純米吟醸 雄町・山田錦4

悦凱陣 興悦凱陣 山廃 亀の尾悦凱陣 雄町・山田錦 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 メニューが入れ替わりつづけるなか、今日は「悦凱陣」が3種スタンバイ。

 おー、これは貴重な機会。

 さっそく、飲みくらべてみよう!


悦凱陣 興 まずは、「悦凱陣 純米吟醸 興」。

 一般的な純米吟醸とくらべれば濃醇で個性的、「悦凱陣」にしてはキレイでおとなしい。

 プリンスメロン、きゅうりなど、ウリ科の野菜のような、みずみずしくさわやかな香り。

 中硬水らしい密度を感じる口当たりのお酒は、緻密な酸で満たされている。



悦凱陣 山廃 亀の尾 次は、「悦凱陣 山廃純米 亀の尾」。

 神奈川「いづみ橋」が地元で栽培した、海老名産の亀の尾を使ったお酒だ。

 「いづみ橋 山廃純米 亀の尾」は、個性的で好きなお酒。

 同じお米を「悦凱陣」が使うと、どうなるのかな?

 お米らしい香りに、生酒らしい麹の香りが重なる。 酸味・旨味が存分に広がって、飲みごたえ抜群。 それなのに、甘味は切れているぶん、飲み口はクリア。

 「いづみ橋」とはまったく別個性で、「悦凱陣」らしい酒質。 ともに、味わいにメリハリがあって好みだ。 どうやら海老名産の亀の尾は、蔵の個性を引き出すのが得意みたい。


悦凱陣 雄町・山田錦 最後は、「悦凱陣 純米吟醸 雄町・山田錦」。

 麹米と掛米という使い分けではなく、雄町と山田錦を半々の量で使ったお酒とのこと。

 3種類のなかで、このお酒がいちばん果実香があって鮮やか。 味わいがなめらかに、ゆっくりと展開してゆく。

 最初に飲んだ「悦凱陣 純米吟醸 興」が味のトーンを落とした繊細なタイプなのに対し、こちらは味わいの量のかわりに質を優先的に取り込んだ、鮮やかで優雅なタイプ。


 お米も磨きかたもちがうので、単純な比較はできないけれど、それぞれに個性がある。 しかし同時に、ミネラル・塩気・苦味を感じる点に、一貫した「悦凱陣」らしさが感じられる。

 おもしろい飲みくらべができた。



【香川県仲多度郡琴平町 丸尾本店】
「悦凱陣 純米吟醸 無濾過生原酒 興」
 純米吟醸(無濾過、生、原酒) 2011(H23)BY
 好み度:3(★★★)
 1800ml:3800(3990)円   720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+8
 原料米:八反錦(広島県産)   精米歩合:50%
 酵母:協会9号   酸度:1.4

「悦凱陣 山廃 純米無濾過生原酒 亀の尾」
 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒) 2011(H23)BY
 好み度:4(★★★★)
 1800ml:3500(3675)円   720ml:1750(1837)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+7
 原料米:亀の尾(神奈川県海老名産)   精米歩合:70%
 酵母:協会9号   酸度:2.4

「悦凱陣 純米吟醸 無濾過生原酒 雄町・山田錦」
 純米吟醸(無濾過、生、原酒) 2011(H23)BY
 好み度:3(★★★)
 1800ml:4700(4935)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+9
 原料米:雄町・山田錦   精米歩合:50%
 酵母:協会9号   酸度:1.6


「悦凱陣」の過去の記事
「悦凱陣 純米無濾過生原酒 丸尾神力」
 (↑2010年03月2005年07月04月2003年11月
「悦凱陣 山廃 純米無濾過生原酒 赤磐雄町」(2005年11月
「悦凱陣 山廃 純米無濾過生原酒 オオセト」(2011年02月
「悦凱陣 純米無濾過生原酒 さぬきよいまい」
 (↑2011年02月2007年03月
「悦凱陣 純米吟醸 無濾過生原酒 五百万石」(2007年05月
「悦凱陣 手造り純米酒 オオセト」(2004年11月
「悦凱陣 純米吟醸 興」(2007年01月
「悦凱陣 手造り本醸造」(2004年02月

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2012年03月13日

天の戸 純米吟醸 無濾過 袋つり生原酒 亀の尾仕込み 2009BY

天の戸 亀の尾 池袋東武で試飲・購入。

 今回の「天の戸」の試飲販売でも、ワンパターンながら、コストパフォーマンスの高い「天の戸 美稲 八〇」を購入。

 そして、とっておきという「天の戸 亀の尾 生」の熟成バージョンも購入。 蔵で生のまま2年熟成されたお酒だ。

 「天の戸 亀の尾」はシンプルな白ラベルからカッコイイ暗色ラベルに変わって定着したみたい。

 「天の戸」は全量無濾過ということもあってか、低温の2年熟成でもちゃんとおいしそうな色がある。

 菜の花・松のような、ドライな飲み口と苦味を想起させる植物的な香り。

 トロリとまろやかな口当たりで、甘味と調和した苦味・酸味がやさしく広がる。 ボリュームは淡麗〜中庸ながら、さまざまな味の要素が詰まっていて複雑な味わい。

 均整の取れたスマートなお酒で、温めて活きてくる酸味も好み。 余韻には生熟成らしいナッツ様の香りがただよう。

 お酒だけで存分に楽しめる個性・パフォーマンス。 やっぱり良いね〜。


【秋田県横手市平鹿町 浅舞酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:1700(1785)円
 アルコール度数:17.6   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾(平鹿町産、減農薬減化学肥料栽培)
 精米歩合:55%   酵母:秋田流花酵母(AK-1)、華こまち酵母
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.2


「天の戸」の過去の記事
「天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 無濾過」
 (↑2008年02月2007年01月2004年01月
「天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 無濾過生原酒」(2005年04月
「天の戸 美稲(うましね) 八〇(はちまる、80) 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年05月
「天の戸 美稲(うましね) 八〇(はちまる、80) 純米無濾過」
 (↑2011年11月2010年12月2008年11月
「天の戸 醇辛 純米無濾過」(2006年07月
「天の戸 醇辛 純米酒 生」(2004年04月
「天の戸 五風十雨 純米吟醸 熟成生酒」(2006年08月
「天の戸 純米吟醸 亀の尾仕込み 袋つり生原酒」
 (↑2008年05月2005年04月
「天の戸 シュワ・トロ 発泡白酒」(2008年08月

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2011年04月22日

仙禽 純米吟醸 中取り 無濾過生原酒 亀の尾3

仙禽 亀の尾 池袋東口の「希紡庵」にて飲む。

 石川「遊穂」、奈良「風の森」の次は栃木「仙禽」。

 あえて甘味を残したタイプに仕上げる「仙禽」は、飲み口から濃厚。 生酒らしい麹の風味も豊か。

 マスカット様のさわやかな酸味もまた印象的で、甘く濃厚な味わいを引き締める。

 つきだしの蕗味噌に不思議と合う。

 蕗の苦味、味噌の甘味・塩味と対等に渡りあえる。 この組み合わせ、ハマるなあ。


【栃木県さくら市 仙禽酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2858(3000)円   720ml:1429(1500)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:−5
 原料米:亀の尾   精米歩合:55%
 酵母:協会77号   酸度:2.3


「仙禽」の過去の記事
「仙禽 山廃純米 木桶仕込袋しぼり 無濾過生原酒」(2010年03月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒」(2007年03月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 雪雫 搾りたてヌーヴォー」
 (↑2011年03月
「仙禽 山廃純米 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)
「仙禽 山廃純米吟醸 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)

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2011年02月17日

いづみ橋 赤とんぼ 山廃純米 無濾過生原酒 亀の尾/神力3

いづみ橋 赤とんぼ 亀の尾 浦和駅西口の「和浦酒場 弐(二号店)」にて飲む。

 ワンテンポ遅ればせながら、二号店の“板長”和くんの誕生日をお祝いするために訪れる。

 久しぶりの二号店で待ち受けていたのは、「いづみ橋 赤とんぼ」シリーズの、亀の尾バージョンと神力バージョン。

 つい先日までは、山田錦バージョンもあったらしい。

 これは熱い! 飲みくらべたい!

いづみ橋 赤とんぼ 神力 ということで、どちらも燗でいただきます。

 まずは、少しピンク色がかったラベルの、亀の尾バージョンから。 竹皮のような香りが、ドライな飲み口を想像させる。

 うわあ、いかにも「いづみ橋」の新酒・生酒らしい、若々しく硬い飲み口。 ほろ苦い風味が一貫していて、ほっそりとしたイメージ。

 今ままでに飲んできたなかで、もっとも「いづみ橋」の個性を際立たせているお酒だと思った。

 次は、黄色がかったラベルの、神力バージョン。

 こちらも「いづみ橋」らしい、ほろ苦い風味は同様。 ただ、こちらのお酒には、スルリとなめらかな飲み口と、メロンを思わせる香りと甘味が加わっている。

 この神力バージョンのほうが若いはずなのに、やさしい香味の広がりがある。 これは、お米のちがいによるところが大きいのかな。

 楽しく有意義な飲みくらべでした。


「いづみ橋 赤とんぼ 4号 山廃純米 無濾過生原酒 亀の尾」
【神奈川県海老名市 泉橋酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+9
 原料米:亀の尾(海老名市、泉橋酒造自営田産)
 精米歩合:(麹米)55%、(掛米)65% [ともに自社で扁平精米]
 酵母:協会9号   酸度:1.8
 上槽:2011年01月

「いづみ橋 赤とんぼ 5号 山廃純米 無濾過生原酒 神力」
【神奈川県海老名市 泉橋酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:神力(座間市産)
 精米歩合:(麹米)50%、(掛米)65% [ともに自社で扁平精米]
 上槽:2011年02月


「いづみ橋」の過去の記事
【赤ラベル純米】
「いづみ橋 恵 赤ラベル 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年04月2004年10月
「いづみ橋 赤とんぼ 純米無濾過生原酒(赤ラベル)」(2008年01月
「いづみ橋 夏ヤゴ 純米無濾過生原酒(赤ラベル)」(2007年09月

【青ラベル純米吟醸】
「いづみ橋 恵 青ラベル 純米吟醸無濾過」(2004年12月
「いづみ橋 とんぼの越冬卵と雪だるまラベル 粉雪 しぼりたて純米生原酒」(2011年01月

【低精白純米】
「いづみ橋 恵 海老名耕地80」(2005年07月03月

【山廃タイプ】
「いづみ橋 赤とんぼ 山廃 純米無濾過生原酒」(2007年03月
「いづみ橋 山廃純米 ひやおろし」(2006年09月
「いづみ橋 秋とんぼ 山廃 雄町」(2008年10月

「いづみ橋 茜 亀の尾 純米酒」(2008年11月
「いづみ橋 晴瑠野(ハレルヤ) 雄町」(2005年03月
「いづみ橋 赤とんぼ 純米無濾過生原酒 神力」(2010年04月
「いづみ橋 神力 無濾過辛口純米酒」(2006年09月
「いづみ橋 7種類試飲」(2004年10月

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2009年08月21日

鯉川 純米大吟醸 生原酒 阿部亀治3

鯉川 阿部亀治 浦和駅西口の「和浦酒場 弐」にて。

 ごぶさたしてました。 残暑お見舞い申し上げます!

 いやあ、今夜は湿気が多くて、全然すずしくならない。 まずは冷たいお酒を飲みたいなあ。

 ということで、最初のお酒は「鯉川 阿部亀治」。

 おっ、カウンターにモトコさんの「鯉川」蔵見学レポートが。 仕込み期、極寒の庄内・・・、つらそうだけど、うらやましい!

 朝は蒸しと並行して、「鯉川 純米」をしぼっていたらしい。 しぼりたて、つまりは商品化していない「純米無濾過生原酒 発泡にごり」を飲ませてもらったという。

 いいなあ〜。


 さてさて「鯉川 阿部亀治」。 燗で飲んだ前回の記事も参照のこと。

 冷やした状態だと酸味が心地良い。 個人的には、味のない淡麗なお酒より酸味の強いお酒のほうが、夏に向いていると思う。

 純米大吟醸といいながら、邪魔な香りがなく食中向けの味重視タイプ。

 新鮮なホヤにピッタリ。 スタートからナイスコンビを楽しんだ。


【山形県東田川郡余目町 鯉川酒造】 純米大吟醸(生・原酒)
 1800ml:5600(5880)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:亀の尾(余目町産)  精米歩合:40%
 酵母:KA-9(山形酵母)   酸度:1.7   アミノ酸度:0.7


「鯉川」の過去の記事
「鯉川 純米大吟醸 生原酒 阿部亀治」(2009年02月2006年09月
「鯉川 純米大吟醸 生原酒 阿部亀治 1997BY」(2006年09月
「鯉川 純米大吟醸 亀の尾」(2006年09月
「鯉川 純米大吟醸 出羽燦々」(2008年02月
「鯉川 純米吟醸 亀治好日」(2008年03月
「鯉川 純米吟醸 美山錦」(2006年12月
「鯉川 純米吟醸 うすにごり 庄内の風」(2008年10月
「鯉川 純米吟醸 鉄人うすにごり」(2007年03月
「鯉川 特別純米」(2007年11月
「鯉川 純米」(2007年02月

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2009年03月24日

開春 亀五郎 純米無濾過生原酒3

開春 亀五郎 京都の二条通東洞院「酒BAR よらむ」にて飲む。

 臨時のテーブル席からだと、冷蔵庫の中が確認できない。 まあ、あくまでも臨時・即席ですから。

 カウンターに乗っている、飲んだことのないお酒を発見。

 「亀五郎」。 だれやね〜ん!

 ということで飲んでみる。

 マスカット系のさわやかな香りと、スッキリ感のある酸味。 骨格のしっかりとした印象も受ける。

 へえー、これは良いね。

 八反錦、いや美山錦かな。 と思っていたら、どうやら「亀五郎」なだけに、亀の尾のお酒。

 え、ホントに亀の尾!?

 薄っぺらで変に酸っぱくて苦いお酒が多く、個人的に苦手な亀の尾。 そんなよっしんが、笑顔でおいしく飲める。

 知らずに飲んで、知ってから飲んで、2度感心してしまった。


【島根県大田市温泉津町 若林酒造
 1800ml:3143(3300)円   720ml:1667(1750)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾(温泉津町産)   精米歩合:55%
 酵母:協会701号   酸度:1.7   アミノ酸度:1.3

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2009年02月17日

鯉川 純米大吟醸 生原酒 阿部亀治4

鯉川 阿部亀治 浦和駅西口の「和浦酒場 弐」にて。

 2006年9月以来、久しぶりに「鯉川 阿部亀治」を飲む。

 和くんの燗も久しぶり。 和くん、今日は店長代理としても大活躍。 シゲさん、ケーゴくん、はじめまして・ヨロシクです。


 復活栽培に成功して「幻の米」とも呼ばれる亀の尾。

 率直なところ、個人的には亀の尾のお酒って苦手だなあ。 酸っぱくて苦くって薄くって。 と思っているよっしんが、めずらしく好んで飲む亀の尾が「鯉川」。

 生原酒らしい、マスカット様の微香とみずみずしい酸味。 亀の尾にありがちなほっそりしたタイプではなく、酸を主体とした肉付き豊かな味わい。

 ジュワ〜って広がる味、うっまいなぁ〜。 ぬる燗が最高!!

 印象は、サラリとした純米大吟醸ではなく、しっかり味の詰まった純米生原酒。 後口の力強さと、お米の雰囲気が感じられる長くやさしい余韻。

 飲みごたえがあって、感動・安心・満足が得られるぜいたくなお酒。


【山形県東田川郡余目町 鯉川酒造】 純米大吟醸(生、原酒)
 1800ml:5600(5880)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:亀の尾(余目町産)  精米歩合:40%
 酵母:山形酵母(KA-9)   酸度:1.7   アミノ酸度:0.7

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2008年11月07日

いづみ橋 茜 亀の尾 純米酒 2005BY3

いづみ橋 茜 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて。

 今日のはじめは、基本メニューの「いづみ橋 茜」。

 お燗番の和くんが、「いづみ橋」に一貫した独特の苦味について興味を持っているそう。 たしかに、山田錦でも雄町でも、神力・亀の尾でも同じ苦味がある。

 おそらく地元、海老名の土壌・気候・栽培方法が影響しているのでは? ということになった。 真実はいかに!?

 和くんは「開栓して3日目で、まだ硬いかも」と心配していたけれど、予想に反してすでに飲みごろ。 生で2年間の熟成を経たため、良い色づきでなめらかな口当たり。

 「いづみ橋」の特徴である、強烈にドライな飲み口や独特の苦味は軽減されている。 ほっそりしがちな亀の尾としては、伸びやかな旨味が楽しめて好印象。

 このお酒が基本メニューで常に飲めるとは、さすが「和浦酒場」。


【神奈川県海老名市 泉橋酒造】 純米酒(無濾過、生貯蔵)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+10
 原料米:亀の尾(海老名産)   精米歩合:(麹米)50%、(掛米)65%
 酵母:協会9号   酸度:1.7

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2008年10月01日

鯉川 純米吟醸 うすにごり 庄内の風 H19BY2

鯉川 庄内の風 試飲会の後は、「和浦酒場」でクールダウン。

 あれ!? ナカちゃん。 どうして本店に?

 どうやら今月(10月)は本店で活躍する日もあるらしい。
 ということは、今月は遭遇率高しですね。 よろしくです!

 さーて、お酒は何にしようかな。 ・・・おっ、不思議なラベル発見! 「庄内の風 亀の尾」ってもしかして「鯉川」ですか?

 どうやら地元向けの銘柄が「庄内の風」とのこと。 今シーズン初出荷のうすにごり、しかも亀の尾だから、まだまだ若いだろうけど、飲んでみたい!

 今回の写真でビンのうしろに写っている店長、色々試してみたところ、あまり温度を上げないほうが良いみたい。

 ではでは、ぬるめの燗でいただきます。

 にごっているけれど、粒子はそんなに感じない、サラリとしたうすにごり。

 口当たりから渋い! すっぱーい! まだ旨味が出ておらず、薄っぺらいボディ。 これは亀の尾共通の印象だなあ。 新酒での落ちつきのなさは、逆に熟成後の味乗りを期待できる。

 でも、「神亀 ひやおろし」同様、今出荷して飲むお酒ではないかなあ。

 子役の歌舞伎役者みたいな存在。 今の力を楽しむのではなく、これからの成長を見守ってもらい、いずれは大物になるだろうと期待してもらうためのお酒。


【山形県東田川郡庄内町余目 鯉川酒造】 純米吟醸(うすにごり)
 1800ml:?円   720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:15.3   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾(余目産)   精米歩合:55%
 酸度:1.7   アミノ酸度:0.8

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2008年05月14日

天の戸 純米吟醸 亀の尾仕込み 袋つり生原酒3

天の戸 亀の尾 池袋東武で試飲・購入。

 わーい、天の戸だ! \(^O^)/

 しかーし、大好きな「天の戸 五風十雨 熟成生」がない! (° ロ° ;)

 がっかりしているときにおすすめしてもらったのが、この「天の戸 亀の尾 生」。 今回は1年熟成で、もう蔵にも残っていないらしい。

 生熟成だ。 よし決定!

天の戸 亀の尾(旧) 「天の戸 亀の尾」、ラベルがこんなに渋くカッコ良くなって。 以前は白地でシンプルだった(左写真)。 蔵のマーク勾玉(まがたま)は好きだったけどね。

 さすが全量無濾過の「天の戸」。 1年熟成ということもあって、ほんのりと色づいてる。 火入れしていないので、隠れていた炭酸が現れてグラスにくっつく。

 菜の花・松のような植物的な香りで、ミネラルも感じる。

 亀の尾らしい苦味から入って、後に甘味と酸味が追いかけてくる。 ボリュームは淡麗〜中庸ながら、無濾過の魅力であるまろやかで複雑な味わいが堪能できる。

 均整の取れたスマートなお酒で、温めて活きてくる酸味も好み。

 香味はもちろんちがうが、「秋鹿 特別純米酒 槽搾直汲」と共通した雰囲気がある。


【秋田県横手市平鹿町 浅舞酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3400(3570)円   720ml:1700(1785)円
 アルコール度数:17.6   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾(平鹿町産)   精米歩合:55%
 酵母:AK-1(秋田流花酵母)   酸度:1.7   アミノ酸度:1.3

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2008年05月03日

花垣 生もと純米 亀の尾2

花垣 生もと 亀の尾 「花垣 純米無濾過生原酒」とともに、もうひとつ購入したのがこの「花垣 生もと純米 亀の尾」。

 大人気商品「花垣 米しずく 生もと純米」の蔵の在庫がなくなったので、亀の尾バージョンを持ってきたとのこと。 蔵の方いわく「2年熟成だが、まだもう少し時間がかかる」。

 また、「生もとの代名詞ともいえる『大七』の生もとを超える」という大胆発言も聞けた。

 うん、たしかに、生もと純米酒でくらべてみれば、幅・奥行きともに、もう超えていると思うなあ。

 「花垣」の生もとは2002年からの挑戦と、比較的新しいが、すでに独自の風格を持っていることからも、畠中喜一郎杜氏のすばらしい力量がわかる。

 さて、亀の尾バージョンの生もとの味はどうかな。

 少し冷やした状態で飲むと、亀の尾特有の苦味が感じられた。 少し若い感じはするものの、この蔵らしいやわらかさも感じて、うまく熟成していっていると思った。

 濃く色づいたお酒からは、焼きイモのような熟成香がただよう。 雑味のないクリアな口当たりは、「花垣」の魅力。 クリアな中に独特の旨味が現れて、強めの酸に支えられてスマートにまとまっている。

 クセのある、ぬる燗にしてうまくなる、好みの味のひとつ。


【福井県大野市 南部酒造場】 純米酒(生もと)
 1800ml:2900(3045)円   720ml:1452(1525)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾   精米歩合:70%
 酵母:自家酵母   酸度:2.0   アミノ酸度:1.8

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2008年03月06日

鯉川 純米吟醸 亀治好日3

鯉川 亀治好日 「鯉川」の亀治好日を久しぶりに飲む。

 亀の尾でつくったお酒は、得てして苦くなったり重くなったりする。 しかし「鯉川」が亀の尾でつくったお酒はまろやか。

 しっかりと熟成されて生まれた、落ちついた米らしい香りにホッとする。

 ふっくらとした旨味にくわえ、まろやかでキメの細かい感触もある。 存在感のある酸が、浮ついたところのない、硬派な味わいを形成している。

 最初に飲んだ、甘味もあってバランス良く濃醇な「庭のうぐいす ぬるはだ」とくらべると、ドライで軽い印象。 米の味をストレートに表現しているからこそ、飲み疲れせず、色々な料理に合わせられる。


【山形県東田川郡庄内町余目 鯉川酒造】 純米吟醸
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1800(1890)円
 アルコール度数:15.8   日本酒度:+7
 原料米:亀の尾(庄内町余目産)   精米歩合:55%
 酵母:KA-9   酸度:1.7   アミノ酸度:1.3

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2006年09月24日

鯉川 阿部亀治 1997BY3

鯉川 純米大吟醸 阿部亀治古酒 なんと、今回は鯉川の蔵元佐藤一良氏秘蔵の「阿部亀治10年古酒」をひとなめする機会に恵まれた。

 生のまま低温で10年熟成。

 生らしいなめらかな口当たりは健在で、熟成香はまだかすかに香ばしいナッツ様の香りがする程度。

 個人的に抱いていた従来の亀の尾の印象を払拭する、しっとりとまろやかな味わい。

 荒々しい新酒がここまで落ちついてくるのかと感心した。

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鯉川 純米大吟醸3

鯉川 純米大吟醸 浦和駅ガード下の「和浦酒場」にて。

 この日はお店に「鯉川」の蔵元、佐藤一良氏が来店していて、鯉川のラインナップを堪能した。

 「鯉川 純米吟醸 亀治好日」は本当の亀の尾らしい、まろやかで切れの良い飲み口。 人肌〜ぬる燗くらいで酸が活躍する。

 「鯉川 純米吟醸 美山錦」はかすかな熟成香があり、美山錦らしい苦味を帯びたやわらかい余韻を残す。 個人的にはぬる燗でいつまでものんでいたくなる味だ。

 「鯉川 純米吟醸 五百万石」は五百万石らしいほっそりとしたタイプ。 やや味のふくらみに欠ける気がするのは、米の特徴でありしかたないところ。

 写真にある「鯉川 純米大吟醸」は、亀の尾をよく磨いたらしいサラサラとした感触。 香りはあくまでさりげなく、味重視のしっかりとした飲み口はさすがのひと言。


【山形県庄内市 鯉川酒造】 純米大吟醸
 1800ml:10000(10500)円
 アルコール度数:16.6   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾(庄内余目産)  精米歩合:40%
 酸度:2.0

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2006年09月03日

鯉川 阿部亀治4

鯉川 純米大吟醸 阿部亀治 最後は「鯉川」の純米大吟醸生、阿部亀治だ。

 鯉川酒造は、幻の米「亀の尾」を復活させた蔵として知られる。

 明治時代に「亀の尾」を発見した阿部亀治氏。 そのひ孫から種もみを分けてもらい、4年の歳月を経て復活醸造に成功した。

 以来10年の研鑽を重ねて、造りの難しい「亀の尾」で山田錦のお酒に遜色ないレベルまでにたどり着いた。

 純米大吟醸ながら、しっかりとした酸があり、ボリューム満点。

 得てして苦味が目立って、細い印象を受ける「亀の尾」だが、全くそんな気配はない。

 生タイプだから冷やしても良いが、生きるのはぬる燗。 緻密かつしっかりとした酸が顔を出して、抜群のパフォーマンス・バランスをみせる。

 「亀の尾」でこれほどまでのお酒が造れるとは。

 想像以上の味わいに驚き、歓喜した。


【山形県東田川郡余目町 鯉川酒造】 純米大吟醸(生・原酒)
 1800ml:5600(5880)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾(余目町産)  精米歩合:40%
 酵母:山形酵母(KA-9)
 酸度:1.7   アミノ酸度:1.2

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2005年04月28日

天の戸 亀の尾仕込 生3

天の戸 亀の尾生 池袋東武で試飲・購入。

 今回購入した「天の戸」の生酒シリーズは、「美稲」「醇辛」につづいて「亀の尾」。

 リンゴのような吟醸香と、亀の尾らしいすっぱさが特徴。 熟成の遅い亀の尾らしく、味がまだ開ききっていない様子で渋味が残る。

 亀の尾のお酒は単調・シャープな味になりやすいが、さわやかな香りがやわらかい印象にまとめている。


【秋田県平鹿郡平鹿町 浅舞酒造】 純米吟醸(無濾過、生)
 1800ml:3800(3990)円   720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:亀の尾   精米歩合:55%

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2004年03月06日

まんさくの花 亀寿 純米吟醸 生3

まんさくの花 亀寿 池袋東武で試飲・購入。

 池袋東武の今週の試飲販売は「まんさくの花」。

 今回は定番の「まんさくの花 純米吟醸」のほかに、この「亀寿」を購入。 亀の尾を使った純米吟醸の無濾過・生だ。

 亀の尾で仕込んだ新酒の特徴である、含んだ瞬間に広がる米の甘味と、酸っぱいと表現すべき酸味・苦味。 熟成を経ることで油気を帯びた旨味が出てくるんだと思う。

 フワッと広がってゆく余韻は、美山錦で仕込んだ「まんさくの花 純米吟醸」と同じく、干しワラを思わせる穏やかな香り。 口当たりと後味で印象がちがう、面白いお酒だ。

 淡い苦味や落ちついた後味を考えると、サッパリした食べ物よりも鍋や煮物の方が合うだろう。


【秋田県平鹿郡十文字町・増田町 日の丸醸造】 純米吟醸(無濾過、生)
 1800ml:3800(3990)円   720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+1
 原料米:亀の尾(秋田県産)   精米歩合:50%
 酵母:協会9号   酸度:1.3

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2004年01月13日

菊の司 純米原酒

七福神 原酒 「七福神 亀萬歳」とともに、池袋東武で購入。

 同じお米を使った純米酒だが、こちらは日本酒度−2の原酒。 やや黄色味を帯びていて、見た目も濃厚そう。

 口当たりはやや固く、甘味が先行して後から苦味を帯びた酸がやってくる。

 亀の尾から来るものなのか、蔵の造りに関係するものなのか、特徴のある苦味と酸が「七福神 生もと純米」と共通していて印象的だ。

 燗にすると香りがばらけて、甘味が前面に出すぎてしまい、燗には向かない。 どの温度帯でも甘味が強く出るので、やや飲みにくい感じがした。


【岩手県盛岡市 菊の司酒造】 純米酒(原酒)
 1800ml:2400(2520)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:−2
 原料米:亀の尾   精米歩合:60%

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七福神 生もと純米 亀萬歳2

七福神 生もと 池袋東武で試飲・購入。

 「七福神・菊の司」を飲むのははじめて。

 トヨニシキを原料にした「七福神 純米酒」は、甘味・酸味が遅れてくるように現れる不思議な味わい。

 限定品の「大吟醸3年古酒」は、低温熟成の淡い色づきで、まだ古酒と呼ぶには早いような若々しい酸が生きている。


 さて、この「生もと純米 亀萬歳」は亀の尾のお酒。 原料米の「亀の尾」は、復活栽培に成功した「幻の米」とも言われているお米。 知ってはいるものの、味わうのは初めて。

 米の甘味をベースにして細く鋭い酸が突き抜ける。 後味として歯に残る粒状感、舌がしびれるような感覚が気になる。

 常温で3週間寝かせたところ、気になる鋭さもなくなり、油気を帯びた旨味とさわやかな苦味が交錯して太い味わいになった。 個性的で広がりのある、なかなかに味わい深いお酒に変わってきた。

 熟成させて味が乗ってくるお酒のようだ。 というよりも、しっかり熟成させてから出荷してもらえませんか? と、ちょっとわがままを言ってみる。


【岩手県盛岡市 菊の司酒造】 純米酒(生もと)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:亀の尾   精米歩合:60%

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