佐香錦

2013年02月06日

扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 / 山田錦 / 雄町3

扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦扶桑鶴 純米吟醸 山田錦扶桑鶴 純米吟醸 雄町浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 1月〜2月は、鳥取「辨天娘」と島根「扶桑鶴」を特集するとのこと。

 では、飲んだ経験の少ない「扶桑鶴」の3種類を飲みくらべます。

 それぞれ燗でいただきます。


扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 まずは、佐香錦バージョンから。

 お燗番のもとこさんいわく、3種類のなかでは1番目にふさわしいとのこと。

 ミネラルを感じる香りがありながら、軟水らしいやさしいな口当たり。

 透明感ある飲み口で、キレイな酸味やさりげない苦味が活躍する。 個性は強くないものの、やさしい味わいが魅力的。



扶桑鶴 純米吟醸 山田錦 次は、山田錦バージョン。

 穀物らしいおだやかな香りで、飲み口もややドライ。

 ボリューム感はそれほどないものの、しっかりと旨味が息づいている。 繊細・複雑な味わいが、山田錦らしい。

 今日の3種類のなかでは、「扶桑鶴」に対して個人的に抱いてきたイメージにもっとも近いお酒。



扶桑鶴 純米吟醸 雄町 最後は、雄町バージョン。

 栗・さつまいも様の軽い熟成香がある。

 つややかな口当たりで、甘味から入る。

 ダイナミックな変化ではないので、おとなしい印象ながら、甘味から酸味へスムーズに移行してゆく。

 少し野暮ったい雰囲気がありながら、しっかりと酸味を感じるところに、雄町らしさを感じる。



 どのお酒も純米吟醸らしい軽さがあって、それでいて華やかな吟醸香とは無縁。 そして、お米のちがいがはっきりと表れている。

 おもしろい体験ができました。



【島根県益田市 桑原酒造】
「扶桑鶴 純米吟醸 佐香錦 2011(H23)BY」 純米吟醸
 好み度:2(★★)
 1800ml:2850(2993)円   720ml:1430(1502)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+6.5
 原料米:佐香錦(島根県産)   精米歩合:55%
 酵母:協会9号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.2

「扶桑鶴 純米吟醸 山田錦 2009(H21)BY」 純米吟醸
 好み度:3(★★★)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+5.5
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:50%
 酵母:協会9号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.4

「扶桑鶴 純米吟醸 雄町 2009(H21)BY」 純米吟醸
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2900(3045)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+8.5
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:55%
 酵母:協会7号   酸度:1.9   アミノ酸度:1.2


「扶桑鶴」の過去の記事
「扶桑鶴 特別純米酒」(2008年11月
「扶桑鶴 純米にごり酒」(2013年01月

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2010年08月14日

月山 涼夏 純米吟醸2

 祖父母の家にて飲む。

 叔父が用意してくれた「月山 涼夏 純米吟醸」。

 残念ながら「酔鯨 純米吟醸 備前雄町」と同様、カメラのメモリー障害によって画像が消失。

 「月山」という銘柄だから、山形のお酒かなと思ったら、なんと島根の安来のお酒。

 えっ、なんで安来?

 と疑問に思って携帯で調べてみたら、安来には月山という山がある! 戦国時代に尼子氏の居城、月山富田城があったというのだから、知名度はあるはず。

 山形の霊場月山が1984mなのに対し、安来の月山は約190mと、10分の1のサイズ。 そう比べてしまうとかわいらしく感じるが、山城に適した立地・高さだ。

 さてさて、そんな島根の「月山 涼夏 純米吟醸」を飲んでみよう!

 商品名だけでなく、水色のビンに白いラベルという、いかにも涼しげなイメージ。 まずは冷やした状態でいただきます。

 果実や花を思わせる派手な香りはなく、非常に静かな印象。 ミネラルを感じる清廉な酒質で、ひと口目にはその透明感だけが感じられた。

 しかし、室温で温まってくるにつれて、さわやかな酸が現れる。 この酸のおかげで単調にならず、アルコールが前面に出ず、個性と飲みやすさが両立している。

 絶妙な、繊細なバランスの取れたお酒だ。


【島根県安来市広瀬町 吉田酒造】 純米吟醸
 1800ml:2805(2945)円   720ml:1629(1710)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:佐香錦・山田錦   精米歩合:50%
 酸度:1.9

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2009年10月30日

ヤマサン正宗 純米吟醸生原酒 佐香錦 2007BY4

ヤマサン正宗 佐香錦 京都西陣の鵜飼商店で購入。

 春にも鵜飼さんのお店で、この「ヤマサン正宗 佐香錦」を購入。

 前回はさわやかな香りと苦味が魅力のシャープな飲み口だった。 若さゆえか、中層の旨味に欠ける印象もあった。 そこで、ぬる燗でバランスを取って楽しんだ。

 しかし、今回はまったくといって良いほど、味わいがちがう。 共通しているのは、余韻に麹の風味が感じられることくらい。

 香りはおだやかで、稲ワラのようなドライな雰囲気。 さほど熟成は経ていないはずだが、芋焼酎のような、複雑な香りがアルコールに溶けている印象。

 冷温〜常温では、サラサラとドライな感触と、おだやかな旨味が楽しめる。 この味のボリューム感が、焼酎にない、日本酒ならではの魅力。 余韻には麹の風味と、この蔵特有のナッツ系の香りが感じられる。

 ぬる燗にすることでやっと、生酒らしい香りとなめらかさが出てくる。 マイルドな飲み口になるものの、少し個性がうすれる気もする。

 濃醇系ではないが、香味ともに複雑で個性的。 これはうまし!


【島根県出雲市 酒持田本店】 純米吟醸(生、原酒)
 1800ml:3200(3360)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4.5
 原料米:佐香錦(島根県産)   精米歩合:60%
 酒母:高温糖化   酵母:協会9号系
 もろみ日数:25日   粕歩合:48%
 酸度:1.7   アミノ酸度:1.3
 杜氏:加藤功(出雲杜氏)


「ヤマサン正宗」の過去の記事
「ヤマサン正宗 純米吟醸生原酒 佐香錦 2007(H19)BY」
 (↑2009年03月
「ヤマサン正宗 純米大吟醸 無濾過生 2006(H18)BY」
 (↑2008年09月
「ヤマサン正宗 純米大吟醸 熟成無濾過生 2003(H15)BY」
 (↑2007年11月
「ヤマサン正宗 純米大吟醸 1998(H10)BY」(2007年09月

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2009年03月29日

ヤマサン正宗 純米吟醸生原酒 佐香錦 2007BY3

ヤマサン正宗 佐香錦 京都西陣の「鵜飼商店」で購入。

 今まで飲んできた「ヤマサン正宗」の1年半熟成の生3年熟成の生8年熟成の火入れ、すべてが山田錦だった。

 しかし今回は地元島根の酒造好適米、佐香錦。

 何年か前、佐香錦100%のお酒をいただいたけれど、イマイチな印象だったし写真も残っていない。 どこの蔵だっけ? ピンク色のラベルで、どーんと「佐香錦」って字が書いてあったのはおぼえているけれど・・・、うーん記憶にない。

 味は山田錦とどうちがうのかな? それとも、あまり変わらない?


 へえー、おもしろい! が率直な感想。

 上層に香り・下層に味をしっかりと感じるものの、厚みがそれほどない「中抜け」タイプ。 音楽・音響で言えばドンシャリ。

 この佐香錦バージョンはシャープな飲み口。 中域にみずみずしいボリュームを感じた山田錦バージョンとは、ずいぶんと印象が異なる。

 若さなのか、お米の特徴なのか、一貫して軽い苦味があって個性的。 余韻にはさわやかな麹の風味があり、温めたら面白そうな感触。

 よし、温めよう! ぬる燗にしてみる。

 中域にお米らしい味が現れて、バランスが良くなった。 好みはぬる燗だなあ。 スッキリ・シャープな味わいを楽しみたいなら、冷やしすぎない程度の冷温で。


【島根県出雲市 酒持田本店】 純米吟醸(生、原酒)
 1800ml:3200(3360)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4.5
 原料米:佐香錦(島根県産)   精米歩合:60%
 酒母:高温糖化   酵母:協会9号系
 もろみ日数:25日   粕歩合:48%
 酸度:1.7   アミノ酸度:1.3
 杜氏:加藤功(出雲杜氏)

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2008年11月12日

扶桑鶴 特別純米酒3

扶桑鶴 このお酒も船橋東武で購入。

 まずは常温でひと口。 苦味をしのばせたつややかな飲み口で、後口はドライ。 あきらかに旨味がかくれている。

 ということで、寒い夜、上燗にまで上げる。

 ドライでお米の旨味がストレートに感じられる飲み口は、三重「妙の華」の火入れタイプと似た雰囲気。

 松のような木の香りと、米のふっくらした旨味と強いな酸、そして底流をなす苦味。 熟成酒の落ちついた魅力が堪能できる。

 ボリュームは中庸〜やや濃醇で、後口のサバけは軽妙。 松のような余韻が長くやさしい。

 このドライな熟成酒は、サバ焼き、ブリかま、サンマの塩焼きなど、脂の乗った焼き魚に合うだろうなあと思った。

 ということで、ちょうど買っていたサンマを焼いた。 夕飯の焼きうどん、サンマの塩焼き、ともにバッチリ合う。 口中の脂をサッと洗い流すパフォーマンスは秀逸!


【島根県益田市 桑原酒造】 特別純米酒
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+6
 原料米:(麹米)佐香錦(島根県産)、(掛米)神の舞(島根県産)
 精米歩合:60%   酵母:協会7号
 酸度:2.1   アミノ酸度:1.5

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