出羽燦々

2014年06月11日

残草(ざるそう)蓬莱 純米フィーバー777 槽場直詰 無濾過生原酒3

残草蓬莱 純米フィーバー777 池袋西口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 2013年9月に移転・リニューアルオープンした新店舗は、西池袋公園を見下ろせる広々とした6階の1室。

 前回はテーブル席で、今夜はカウンター。 また景色が変わって新鮮な雰囲気です。

 さあ、今夜もいろんなお酒に出会っていきましょう!


 最初は、「残草蓬莱 純米フィーバー777」。 インパクトのある名前です。

 精米歩合77%、協会7号酵母という7が3つそろった造りなので、777なのだとか。 なるほど、お米をあまり削らない低精白のお酒ですね。


 冷温でいただきます。

 お米をふんだんに削った吟醸酒とは対極にあるお酒ながら、刺激的でさわやかな香りがひそむ。 低温で丁寧に醸されたことが感じ取れる。

 旨味・酸味の詰まった力強い味わいで、かすかに残った炭酸が苦味も想起させてスッキリ感を演出する。

 温度が上がって常温に近づいてくるにつれて、低精白のお酒らしい雑味・旨味がおだやかに現れる。 しっかり個性があって魅力的。


 好みの味わいで、良いスタートが切れました。



【神奈川県愛甲郡愛川町 大矢孝酒造
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2,500(2,700)円   720ml:1,250(1,350)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:77%
 酵母:協会7号   酸度:2.3


「昇龍蓬莱」「残草蓬莱」の過去の記事
「残草(ざるそう)蓬莱 特別純米 槽場直詰生原酒」(2013年01月

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2013年10月15日

磐城壽(いわきことぶき) 本醸造 生

磐城壽 本醸造 生 池袋西口に移転した「希紡庵」にて飲む。

 東口から移転した新店舗は、西池袋公園が見わたせるビルの6階。

 津波・原発事故による被害のため山形県長井市に仮住まいする、福島県浪江町の「磐城壽」。

 前回「磐城壽 山廃純米生原酒」を飲んで感動したので、今回も飲んでみよう!


 冷温でいただきます。

 スルリとなめらかな口当たりで、水の良さを感じるやわらかい飲み口。 旨味・酸味などの支障がなく、余韻も潔い。

 おどろくほどあっさりした、水のようなお酒。

 キレイで飲みやすいと高評価する人も多いと思うけれど、個人的には物足りない。 味が少ないのに酔ってしまうお酒は遠慮したいなあ。



 Yさんいわく、「わたあめのよう」。

 ボリュームがあると思わせて、いざ口に含むと抵抗なく消えてしまう。 ガッカリ感を表した言葉のようです。



【山形県長井市 鈴木酒造店長井蔵】 (本拠:福島県双葉郡浪江町)
 本醸造(生)
 1800ml:1905(2000)円   720ml:1000(1050)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.3


過去の「磐城壽」の記事
「磐城壽(いわきことぶき) 山廃純米生原酒」(2012年09月

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2013年01月16日

残草(ざるそう)蓬莱 特別純米 槽場直詰生原酒 2012(H24)BY2

残草蓬莱 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 「全量純米蔵を目指す会」の一員として池袋東武の試飲販売に登場する「昇龍蓬莱」。

 阿波山田錦を使ったしぼりたて生酒、半年熟成、2年熟成などを試飲してきたところ、なんとなく物足りないイメージ。

 今回は初めて、地元用の銘柄「残草蓬莱」をいただきます。


 とろりと密度を感じる口当たり。

 甘味がコーティングしているかのように、酸味は目立たず、なめらかで静かな味わい。

 中盤から現れるさわやかな苦味が、若々しさを感じさせ、スッキリとした後口に仕上げている。



 しぼりたての生酒であるこのお酒の味わいが、「残草蓬莱」の通常商品にも共通した酒質なのでしょうか。

 いままでに飲んできた「昇龍蓬莱」とは異なる味わいで、おもしろい体験でした。



【神奈川県愛甲郡愛川町 大矢孝酒造
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2700(2835)円   720ml:1350(1418)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:−6
 原料米:美山錦(14%)、出羽燦々(86%)   精米歩合:60%
 酸度:1.5

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2012年04月02日

楯野川 風流 おりがらみ 純米大吟醸 無濾過生原酒 出羽燦々3

楯野川 風流 おりがらみ 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 2002年、地元の行きつけの料理屋さんの親方に、お気に入りといって教えてもらったのが山形「楯野川」。

 「楯野川」の銘柄は聞いていたものの、なかなか飲む機会がなかった。 ところが、ようやく出会えた2006年、すぐに「楯野川」ファンになった。

 今回初めて見る「楯野川 風流 おりがらみ」も、さっそく飲んでみよう!


 まずは冷温でいただきます。

 おりがらみのお酒で、オリはほんのわずか沈殿している程度。 混ぜるとうっすらとにごる。

 植物的なスッキリとした香りに、お米らしい雰囲気もひそむ。

 甘味・酸味が調和してつややかな飲み口になっているところが、「楯野川」らしくて好み。

 オリの影響か、せんべいのような香ばしい風味を感じる。 お米らしい旨味もあって、さりげない苦味も効いている。 濃醇というわけではないものの、様々な味の要素を感じる。


 通常の澄んだお酒とくらべると、「楯野川」の魅力である繊細かつ複雑な味わいを感じ取りにくいのはたしか。 ただ、そのかわりお米らしさ全開なので、こちらもやっぱり好み。


 常温では、甘酸っぱい口当たりと、中盤以降のドライな飲み口、余韻のお米の雰囲気というメリハリ・変化が楽しめる。

 温めると、酸・旨味が引き立って、ドライな飲み口も引き締まってくる。 よけいな甘味・雑味のない洗練された味わいなのに、ベースはあくまでも味重視の純米酒。

 やっぱり「楯野川」って良いなあ。


【山形県酒田市 楯の川酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2900(3045)円   720ml:1550(1628)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:50%
 酵母:山形KA   酸度:1.6


「楯野川」の過去の記事
「楯野川 中取り 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦」
 (↑2012年01月2011年12月2010年12月
「楯野川 中取り純米 美山錦」
 (↑2008年10月2007年11月2006年08月
「楯野川 中取り純米 出羽燦々」(2006年08月
「楯の川(楯野川) 特別純米酒」(2010年08月
「楯野川 清流 吟醸仕込」(2010年01月

 「楯野川」楯の川酒造は、年間製造300石という小規模蔵。
 すべての原料米を手洗いし、麹米の全量を麹蓋で少量ずつ丁寧に管理し、全量無濾過、そして全量ビン火入れ・ビン貯蔵というこだわりを徹底している。
 さらには、2010BYから、全量が純米大吟醸となった。 品質にこだわってきた蔵が、さらなる進化を目指す。


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2011年01月01日

香取 生もと純米 自然酒804

香取 生もと80 新年に、祖父母の家にて飲む。 夕食時に開栓。

 1年前に飲んだ「旭興 生もと純米吟醸 たまか」と同様、栃木に住む親戚からのいただきもの。

 自然・生命をテーマに掲げる寺田本家。 無農薬・無化学肥料栽培のお米を、酵母無添加(蔵付天然酵母)で醸す。

 そうして生まれた純米酒を無濾過で出荷する。

 そんな姿勢を、京都西陣「鵜飼商店」鵜飼さんが支持する。 その影響で「酒BAR よらむ」ヨラムさんや、よっしんが続いてゆく。

 この蔵のお酒を飲んだ人は、「濃い」「酸っぱい」「個性的」「なんじゃこりゃあ」といった、ほめ言葉を連発する。

 お酒らしい、穀物らしいコハク色。

 やさしいヨーグルト様の乳酸の香りやお米の香りを中心とした、おだやかで複雑な香り。 さまざまな味の要素を連想させる。

 まろやかな口当たりで、豊かな酸味・甘味・旨味が練り上げられている。 中盤以降は酸味・苦味が中心となり、爽快に切れる。

 余韻にも、さわやかな乳酸の香りがある。 華美な香りがないぶん、味は濃いのに派手さがない。

 常温より、燗にしてみることで太い味にさらなる一体感が生まれる。 複雑かつ濃厚な味わいがスムーズに流れる。

 低精白のお酒だけれど、雑味が全然目立たない。 これはすごい!

 「低精白 → 雑味が多い」「味が濃い → 飲みにくい」という命題は、常に成り立つわけではなく、偽であるということがわかる。




 白い氷で覆われたスケートリンクでは、滑走中に落ちている黒い髪の毛1本にも気づける。 カーリングでは、髪の毛1本の残存が致命的。

 ところが、屋外の道路では、落ちている髪の毛1本に気づくことはあまりない。 気づいたところで、その道路が不潔だと思うことも、まずない。

 子どもを雑菌から遠ざけるために砂場遊びをさせない。 どろんこになるまで遊ばせて、汚れや傷に対する免疫・自然治癒力を高める。

 キレイなお酒に露呈する、ささいな雑味を批判する。 豊かな酸・旨味を持つお酒を楽しみ、ちょっとやそっとの雑味は気にしない。

 どちらが日常生活として心身ともに健康かなあと、つい思ってしまいます。 もちろん、志をもって前者を選ぶ方の意見も、尊重します。


【千葉県香取郡神崎町 寺田本家】 純米酒(生もと、無濾過)
 1800ml:2060(2163)円   720ml:1030(1081)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+5
 原料米:(麹米)出羽燦々、(掛米)出羽燦々・雪化粧・コシヒカリ(すべて無農薬栽培)
 精米歩合:80%   酵母:無添加(蔵付天然酵母)
 酸度:3.1   アミノ酸度:2.6


「香取」「五人娘」などの過去の記事
「香取 生もと純米90% 無濾過生原酒」(2010年03月
「坊主のどぶろく (醍醐のしずく H19BY 仕込み3号)」(2008年03月
「醍醐のしずく 菩提もと仕込み H19BY 仕込み3号」(2008年03月

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2010年09月10日

上喜元 特別純米 レトロ

上喜元 レトロ 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 さて「山形正宗」の次は、同じく山形の「上喜元」。

 1合ビンは飲みきりサイズではあるけれど、2人で飲むとあっという間に飲みきってしまうなあ。

 最初の「山形正宗」の酸味が個性的だったからか、この「上喜元」は目立たない。

 酸はひかえめで、やさしい甘味が楽しめる。 ただ、少しほっそりとした印象なので、個人的には物足りないなあ。


【山形県酒田市 酒田酒造】 特別純米酒
 180ml:362(380)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:55%
 酵母:山形酵母   酸度:1.4   アミノ酸度:1.2


「上喜元」の過去の記事
「上喜元 純米吟醸 カップ」(2006年06月

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山形正宗 純米酒 レトロ2

山形正宗 レトロ 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 今日は初のアメフト生観戦。 あれほど衛星放送でNFLを観戦しながら、生でアメフトを見るのは初めて。

 オラ、ワクワクしてきたぞ。

 ということで、東京駅地下でお酒とおつまみを購入。 よし、準備万端!

 以前飲んで印象に残っていた「山形正宗」から開栓。

 サラリと軽やかな口当たりで、柑橘系のさわやかな酸味がアクセント。 濃厚でも濃醇でもないけれど、このみずみずしい酸味は好みだなあ。


【山形県天童市 水戸部酒造】 純米酒
 1800ml:2400(2520)円   180ml:343(360)円
 アルコール度数:16.0   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:55%
 酸度:1.5


「山形正宗」の過去の記事
「山形正宗 純米酒 レトロ」(2009年05月

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2010年03月26日

白露垂珠 純米吟醸 寒造り新酒 無濾過生2

白露垂珠 純米吟醸 京都二条東洞院の「酒BAR よらむ」にて飲む。

 日中にひょう・あられが長時間降りつづけるという、荒れた極寒の一日だった。 とにかく空気が冷たかった。

 しかし、初春の京都の天気なんて読めないから、これはまだ想定内。 まあ、よくあることさー!

 なによりもおどろいたのは、京都・奈良の県境、笠置山の笠置寺で遭遇した野生のイノシシ。 これは予想外だった。

 さて、3か月ぶりにお会いするヨラムさんとご挨拶・近況報告。 そして最初にお願いしたのは「さわやかで軽めのお燗酒」。 まずは温まりたい。

 「酒BAR よらむ」の燗のつけかたは、水を張った小鍋に火をかけて徳利をひたす「時間のかかる原始的な温め方(ヨラムさん)」。

 ゆっくりと温めるから、繊細な味わいの生酒でも味を崩さず、やさしい燗酒となる。

 料理を出すお店、箱の大きい(席数の多い)お店ではできない、非効率な方法。 数人を相手にお酒を提供するバーだからこそ可能だ。

 フッと桃のような香りがさりげなく立つ。 ミネラルを感じる口当たりで、スーッとスムーズに入ってくる。

 よけいな味を除いたクリアでストレートな味わいだ。 軽快なわりに緻密な酸に存在感があって、単なる淡麗酒とは一線を画している。

 まだ若いのか、後口にピリッと刺激が残るが、これもまた元気な証拠。 熟成も期待できる。

 さりげなくジャズが流れる落ちついた店内の雰囲気にピッタリの、やさしい味わいのホッとするお燗酒でした。


【山形県鶴岡市羽黒町 竹の露】 純米吟醸(無濾過、生)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:−2
 原料米:(麹米)美山錦(羽黒産、栽培者:本木勝美[杜氏])
       (掛米)出羽燦々(羽黒産、栽培者:成沢勝一)
 精米歩合:55%   酵母:山形酵母
 酸度:1.2   アミノ酸度:1.6

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2010年01月24日

楯野川 清流 吟醸仕込

楯野川 清流 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 「楯野川」は山形で好きな蔵のひとつ。 いや、蔵のファンというよりも「楯野川 中取り純米 美山錦」のファン。

 ほかの商品をあまり飲んだことがないので、「これが蔵の味」といえるような特徴をつかめていないのが実情です。

 自家精米した原料米を手洗いし、全量を麹蓋で少量ずつ丁寧に管理し、小タンクで仕込む。 全量無濾過、そして全量ビン火入れ。

 年間製造500石の小蔵だからこそできる、いや小規模だからといって並大抵の意気込みでは不可能な徹底ぶりだ。

 そんな「楯野川」の代表的な商品が、この「楯野川 清流」らしい。 ずっと飲んでみたかったお酒だ。 「はせがわ酒店 Gransta店」でお試しサイズが売っていたので、まよわず購入。

 まずは常温でいただきます。 開栓した直後から梨・リンゴのような華やかな上立香がただよってきた。

 口当たりに少しアルコールの化学的な雰囲気があるが、梨系のさわやかな含み香と、サラサラとしたお米の感触・風味というプラス面が勝る。

 香りさわやかで、シャープにまとまったお酒だ。

 ビンに42〜43度のぬる燗がおすすめと表示されていたので、温めてみる。 あまり大きな変化はなかったが、甘味をより感じるようになり、サラリとしていた酒質がやや粘性を帯びてくるところが印象的だった。

 温度を上げることで少しベタつく後口は、糖分が残った状態で発酵を止めなくてはいけないアルコール添加酒の宿命かもしれない。

 個人的には少し冷やしたほうが飲みやすいかな。

 調べてみたら、この「楯野川 清流」は同じ山形の「十四代 本丸」を意識してつくられた商品とのこと。 たしかに言われてみれば、1升ビンで2000円という安さ、香りの華やかさという点は共通している。

 「十四代」ほどベタ甘でイヤらしくはないので、そこはさすが「楯野川」。 キレイで軽いのに味を感じさせるところは、山形「山形正宗」や宮城「伯楽星」に似た系統だと思った。

 この「楯野川 清流」、好みかと言われれば「ノー」。 どうしても香りが邪魔だと思ってしまう。 しかし、さわやかでスッキリとしたところは、日本酒の入口のひとつとして初心者におすすめしたい。


【山形県酒田市 楯の川酒造】 吟醸酒(無濾過)
 1800ml:2000(2100)円   720ml:1100(1155)円
  240ml:419(440)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:60%
 酵母:山形酵母   酸度:1.5


「楯野川」の過去の記事
「楯野川 中取り純米 美山錦」
 (↑2008年10月2007年11月2006年08月
「楯野川 中取り純米 出羽燦々」(2006年08月

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2009年05月28日

山形正宗 純米酒2

山形正宗 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で購入。

 180mlビンって、良いなあ。 「山形正宗」のお時間です。
 (「和風総本家」のイメージで、フネさんの声で)

 開栓してもまた閉められるから、一時期ハヤったワンカップよりも便利。 そして細長いから、カバンに入れやすい。

 もちろん、なによりも飲みきりサイズ・お手頃価格なのが良い。

 さてさて、「山形正宗 純米酒」のお味は。

 柑橘系のさわやかな酸味が魅力で、キュッと締まった印象。 厚みは感じないが、しっかりと酸が出ている。 思わず食欲が刺激される。

 温度が上がると、ドライでお米の旨味も感じられるようになる。 もちろん、全体の印象はサッパリ。

 線が細いけれど淡麗ではなく、ちゃんと個性を感じるお酒。

 不思議な感じ。 他の「山形正宗」のラインナップも試してみたい。


【山形県 水戸部酒造】 純米酒
 1800ml:2400(2520)円   180ml:343(360)円
 アルコール度数:16.0   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:55%
 酸度:1.5

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2008年12月31日

羽陽辯天 酒中楽康 純米大吟醸 出羽燦々

羽陽弁天 酒中楽康 大晦日に祖父母の家にて飲む。

 「千歳鶴 柴田與次右衛門」とともに叔父が用意してくれたお酒が「羽陽辯天 酒中楽康 純米大吟醸 出羽燦々」。

 抵抗のないクリアな「千歳鶴」に対して、こちらはマスカット様の、酸味を想起させる香りで、やや密度を感じる口当たり。

 みずみずしい酸味が中心となった、純米大吟醸としては飲みごたえのあるタイプ。

 ややドライでサラリとした、軽やかで上品な味わいの流れはさすが純米大吟醸。 「酸味が効いてるね」「磨いているわりに味がある」など、飲んだ9人からの評判は高かった。


【山形県東置賜郡高畠町 後藤酒造店】 純米大吟醸
 1800ml:4800(5040)円   720ml:2800(2940)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:40%
 酵母:山形酵母   酸度:1.3

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2008年04月01日

東光 純米吟醸 しぼりたて生2

東光 純米吟醸生 池袋西武で試飲・購入。

 昨年も購入したお酒だ。

 ブドウや夕張メロンのようなやわらかい香りが、心地よい酸味を想像させる。 でも意外と米っぽい味わいで、サラサラとドライな感触もある。

 やわらかく軽快な飲み口で、若くみずみずしい酸味と、米らしい味とがほどよいバランスを取っている。

 燗にすると、米の風味が強調されていっそうドライになり、ハーブのようなすっきりした余韻となる。

 強烈なインパクトより、やさしくホッとする感覚を重視したお酒。


【山形県米沢市 小嶋総本店】 純米吟醸(生)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
  ※火入れはそれぞれ2600(2730)円、1300(1365)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々   精米歩合:50%
 酵母:山形酵母   酸度:1.3   アミノ酸度:1.1

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2008年02月28日

鯉川 純米大吟醸 出羽燦々 2003(H15)BY、2004(H16)BY3

鯉川 純米大吟醸 出羽燦々 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて。

 今日はお燗番ナカちゃんの誕生日。
 おめでとー! (^^)/▽☆▽\(^^)

 なんと、昨日は「鯉川」の佐藤蔵元がいらっしゃったとのこと。 うーん、久しぶりにお会いしたかったけど、残念。

 気を取りなおして、蔵元持参「鯉川 純米大吟醸 出羽燦々」のH15BYH16BYを上燗で飲む。

 微妙な違いがわかるかな? ・・・、第一印象は似ているが、集中するとずいぶんと違うことに気づく。

 H16BYは出羽燦々らしい、ややドライで穀物らしい雰囲気が楽しめる。 後半になって立ち上がる強めの酸が印象的だ。 ふわふわとたなびく、長くやさしい余韻は「鯉川」の得意技。

 華やかさ・強烈さで目立つのではなく、実直な味わいが体に染み入る。 うまいなぁ〜。

 H15BYはというと、ごくわずかにミネラルを感じるやや硬質な口当たり。 クッキーのような熟成した風味もあり、まろやかに流れてゆく。 温度が下がってくると味わいよりも、口当たり・感触にちがいが出てくる。

 ナカちゃんに「佐藤蔵元が昨日の試飲会で、燗にした5勺くらいをビンに戻した方があるんですけど、どっちかわかりますか」と、問題を出された。

 間髪入れず「それならきっと15BYですね」と答えたところ、正解!
 ヤター! \(^o^)/
 ナカちゃん「ハカセの感覚、だいぶ気持ちわるい」
 ・・・、ほめ言葉と受け取っておきます。

 だてに普段から燗冷ましを飲んでないぜよー!

 本日の感覚、するどし。


【山形県東田川郡庄内町余目 鯉川酒造】 純米大吟醸
H15BY
 1800ml:4000(4200)円
 アルコール度数:16.6   日本酒度:+5
 原料米:出羽燦々   精米歩合:40%
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.1

H16BY
 1800ml:4000(4200)円
 アルコール度数:16.6   日本酒度:+4
 原料米:出羽燦々   精米歩合:40%
 酸度:1.6   アミノ酸度:0.8

 鯉川酒造は、地元余目発祥の幻の米、亀の尾を復活させた蔵として知られる。 亀の尾を生んだ阿部亀治氏の、ひ孫にあたる喜一氏から種もみをゆずり受けて復活栽培に成功した。

 栽培の難しい亀の尾は、小粒で固いためお酒造りも難しい。 たいてい苦くなったり重くなったりして、よっしんの中で「亀の尾=たいして旨くない」という構図ができていた。

 しかし「鯉川」の亀の尾は口当たりまろやかで旨味がふくらむ。 他の蔵と味が全然ちがう。 「これが亀の尾ですか?」と蔵元の佐藤氏に感動・疑問を伝えたところ、「これが亀の尾なんです」と即答。 栽培から造りまで、真剣に亀の尾と向き合って結実した、独自の味わいだった。

 また、ビン火入れでしっかり熟成期間をとり、味が乗ってから出荷することを徹底。 みな、燗で延々と飲んでいたくなる、やさしく趣深い酒質だ。 今回の「純米大吟醸 出羽燦々」も2年以上の熟成を経てから出荷されている。


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2007年03月24日

麓井 特別純米 生もと 辛口四段2

麓井 生もと 祖父母の家で飲む。

 お次は「麓井」。

 弟は池袋の「もみじや」で飲んだことがあるらしいが、よっしんは初めて。

 飲んでみて「これ山廃?」と聞いたところ、おしい、生もとだった。 だいたい合ってるからいいか。

 ヨーグルト様のやさしい香りがあり、キメ細かいタッチ。

 そしてクリーミーな甘味の中にじわじわ進出してくる酸味。 これはもう、山廃だろうと思った。

 荒削りの「飛露喜」の後に飲んだこともあるが、キレイな酒質に感じた。 甘味と酸味がうまく調和しているお酒だ。

 燗にすると米由来の香りが開いてくるが、味わいの個性は失われてしまった。 常温がベストかな。


【山形県飽海郡八幡町 麓井酒造】 特別純米酒(生もと)
 1800ml:2200(2310)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:±0
 原料米:出羽燦々   精米歩合:55%
 酸度:2.0   アミノ酸度:1.5

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2007年03月14日

鯉川 純米吟醸 鉄人うすにごり2

鯉川 純米吟醸 にごり 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて飲む。

 次は「鯉川」のうすにごり。

 なぜ「鉄人」!?

 どうやら、鯉川酒造の蔵元佐藤一良氏の高校の同期生、冨樫森氏が実写版「鉄人28号」を製作したことをきっかけに商品化したお酒とのこと。

 小さくなった米粒が入っている、うすにごりタイプのお酒で、米・若草のような穏やかな香りがある。

 まずは常温で。

 米の苦味が印象的で、「まだ若いなあ」と思った。

 燗にすると旨味が増して、ややドライなさっぱりした中に現れる、米らしい味わいが楽しめる。

 米の甘味・苦味とやや強めの酸がバランス良く、なめらかでやさしい余韻は「鯉川」の特徴。

 常温と燗で大きく味が変化する面白いお酒だ。 これは温めたほうが好み!


【山形県東田川郡庄内町余目 鯉川酒造】 純米吟醸(うすにごり)
 1800ml:2500(2625)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々(庄内町産)   精米歩合:50%
 酸度:1.6   アミノ酸度:0.7

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2007年02月22日

東光 純米吟醸 生2

東光 純米吟醸生 池袋西武にて試飲・購入。

 「東光」小嶋総本店は創業400年を超える老舗で、年間生産量4000石をほこる中規模蔵。

 上杉氏の城下町米沢に行くと「酒は東光」の看板が様々な場所で目に入ってくる。

 幼いころ、毎年訪れた米沢で目に・耳にした、懐かしさがこみ上げる銘柄だ。


 「東光」のお酒を飲んだのは、東京向け限定商品「洌 純米吟醸」が初めて。 その後、「生もと本醸造 15年古酒」「生もと純米 15年古酒」も飲んだ。

 今回は、今までに飲んだことのない通常商品を数々試飲することができた。 なかでも「おっ、これは燗にしたら旨いだろうな」と思った商品がこの「東光 純米吟醸 生」。

 これは米・水・酵母など、「オール山形」のお酒。 山形の吟醸らしい、香り穏やかで味わいささやかなタイプで、燗にするとスルスルと飲み続けられる。

 火入れタイプの「純米吟醸」も試飲したが、甘味を排したドライな飲み心地とハーブ様の余韻が非常に静かな印象だった。

 さて、純米吟醸生を常温・燗で試してみる。

 やはり燗の方が映える。 香りは非常に穏やかで、米の粉・稲ワラのような穀物様の香りが感じられる。 生らしいなめらかなタッチだが、ドライな飲み心地がベースとなっている。

 燗にすると、隠れていた旨味が表れる。 原料米の出羽燦々の特徴である、シャープな仕上がり。 余韻には「きな粉」のような風味がある。

 静かに杯を重ねられるお酒だ。


【山形県米沢市 小嶋総本店】 純米吟醸(生)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
  ※火入れはそれぞれ2600(2730)円、1300(1365)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々   精米歩合:50%
 酵母:山形酵母   酸度:1.3   アミノ酸度:1.1

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2006年10月19日

羽陽男山 特別純米ひやおろし 出羽豊醸2

羽陽男山 山形旅行のおみやげ。

 山形駅前にある酒蔵で、設備・技術は一流だが、熱意・アイデアが足りないという印象を受けた。

 地元中心の経営で安泰という意識が感じ取れ、「もったいない」のひと言につきる。

 試飲したなかで気に入ったこのお酒は、総米量600kgと、大吟醸並みの丁寧な小仕込みで醸されたお酒で、ラベルにも「限定醸造」の文字が見える。

 山形らしい、華やかさをおさえた青草のような穏やかな香りが心地よい。

 出羽燦々らしい、スルッと入りさばけの良い飲み口。 後口はサラリとしながらも強い酸が印象的で、燗にすると味の厚みが増して映える。

 常温とぬる燗で風味が異なり、それぞれ好みで楽しめる。

 もっと良くなる、もっと知られても良いお酒だ。


【山形県山形市 男山酒造】 特別純米酒(生詰)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:15.8   日本酒度:+5
 原料米:出羽燦々   精米歩合:55%
 酵母:協会7号酵母   酸度:1.8

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2006年09月23日

出羽ノ雪 生もと特別純米 原酒ひやおろし「ないしょ」3

出羽ノ雪 ないしょ 池袋西武で購入。

 日本名門酒会のオリジナル商品らしい。

 「出羽ノ雪」「和田来」を造る渡會本店は創業から400年近い歴史を持つ。

 生もと造りの濃醇な純米酒と、山形らしいソフトな吟醸タイプを造り分けている。

 この「ないしょ」は様々なお米を色々な磨き方で仕込むかつて門外不出だったお酒で、4種類の原料米・精米歩合、3種類の酵母を使用している。

 おだやかな吟醸香にクリーミーな口当たりで、濃厚な甘味と強い酸、そして熟成味が交錯して複雑なうねりをつくり出している。

 または割り水をかけてぬる燗〜上燗にすると最高のパフォーマンスを発揮する。


【山形県鶴岡市 渡會本店】 特別純米酒(生もと、生詰、原酒)
 1800ml:2476(2600)円   720ml:1257(1320)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+5.5
 使用割合・原料米・精米歩合:
  11%を、山田錦(精米歩合35%)
   5%を、出羽燦々(精米歩合50%)、
  40%を、はえぬき(精米歩合55%)、
  44%を、はなの舞(精米歩合60%)
 酵母:協会7号・協会701号・山形16-1
 酸度:2.2   アミノ酸度:1.1

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2006年08月13日

楯野川 中取り純米 出羽燦々2

楯野川 出羽燦々 伯父の家の近く、ずっと気になっていた酒屋さんで購入。

 知人が大好きな銘柄「楯野川」を初めて飲む。

 ハーブを思わせる爽やかな香りが印象的で、どことなくベリー系の香りもひそむ。

 やわらかい口当たりで、しっとりとした感触の後にシャープな酸がキュッと味を締める。

 スッキリした飲み口のなかに、ふくらみを感じるお酒だ。


【山形県飽海郡平田町 楯の川酒造】 純米酒
 1800ml:2500(2625)円  720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々   精米歩合:55%
 酵母:山形酵母   酸度:1.4

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2006年06月18日

上喜元 純米吟醸 カップ

 蕨の「びすとろ 雑(ザッツ)」にて。

 カップ酒が豊富で、料理も凝っていて、雰囲気も良いお店だ。 カップ酒を徳利に移しかえてくれて、様々な陶器のお猪口で楽しめる。

 さて、山形の「上喜元」は、さわやかな香りが豊か。 米の味が小さく顔を出す。


【山形県酒田市 酒田酒造】 純米吟醸
 180ml:300(315)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々   精米歩合:50%
 酵母:山形酵母   酸度:1.5   アミノ酸度:1.1

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2005年12月29日

もきち 純米吟醸

 南越谷の居酒屋さんにて飲む。

 何人かでフラっと入った、オシャレなお店。 そういうお店でおいしい日本酒に出会おうなんて、無謀な願望かもしれない。

 オレンジ・白い花のような吟香。 やさしい甘味が主役。

 酸は弱く、後味に刺激がある。 米をけずったことによって生まれるドライさと軽さは、もはや純米大吟醸のようだ。


【山形県米沢市 新藤酒造店】 純米吟醸
 1800ml:2920(3066)円   720ml:1750(1838)円
 アルコール度数:15.2   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々   精米歩合:50%
 酵母:山形KA酵母    酸度:1.4

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2005年01月28日

初孫 生もと純米吟醸 しぼりたて2

初孫 しぼりたて 池袋東武で試飲・購入。

 しぼりたてなので、非常に華やかな吟醸香と、ヨーグルト様のふんわりとやわらかい乳酸の雰囲気がある。

 この香りが飲み手にとって嫌味になるかならないかは、好みによって分かれると思う。

 出羽燦々という山形産のお米から来るのか、特有の苦味がある。 後味には落ちついた旨味も感じられる。


 他に試飲したお酒として

「初孫 しぼりたて原酒 華吹雪」 本醸造(原酒)
 720ml:1000(1050)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+2
  舌に粒子を感じる。 中庸〜濃厚のお酒。

「初孫 大吟醸 金賞受賞酒」 大吟醸
  約1年寝かせた状態。
  香りが落ちついて、そのぶん味わいの空虚さが目立つ。
  新酒のほうがバランスが良かったのでは?


【山形県酒田市 東北銘醸】 純米吟醸(生もと)
 1800ml:2563(2691)円   720ml:1280(1349)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:出羽燦々   精米歩合:50%
 酸度:1.4   アミノ酸度:1.4

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