千本錦

2012年09月26日

而今 純米吟醸 火入れ 千本錦2

而今 純米吟醸 千本錦 池袋東口の「希紡庵」にて飲む。

 今日は、日本酒を今までほとんど飲んだことがないという、Yさんをゲストに迎えての飲みくらべ。

 そもそもの発端は先日。

 今まで一度も日本酒を飲んだことがないYさんが、「浦霞 生一本」をいただいたとのことで、よっしんに飲み方を質問。

 そこで、「食前・食後というより、食中酒かな。 冷やしすぎるのは、もったいないです」とだけアドバイス。

 すると、「夕飯のときに、冷やさないでそのままの温度で飲みました。 香りはほとんどなかったです。 日本酒って本当にお米からつくったお酒なんだなぁっていう味でした」という的確な感想をいただいた。

 これを機に、ほかの日本酒も飲んでみたいとのこと。 Yさんの日本酒に対する関心・感性はすごい! ということで、今日の飲みくらべに招待。



 まずは、甘くさわやかな香味で人気を集める「而今」から。 「澤姫 大吟醸 おりがらみ」と飲みくらべてみます。

 火入れ(加熱殺菌)済みのお酒で、上立ち香はおとなしい。 きめ細かい口当たりで、パイナップル・イチゴ様の、甘酸っぱさを想起させる含み香が豊か。

 甘味を帯びた、つややかな酸味が特徴。 上立ち香が豊かで苦味の印象的な「澤姫」とは、展開・味わいともに好対照だ。

 ボリュームは淡麗〜中庸ながら、含み香のインパクトや甘味・酸味のバランスは魅力的。


 Yさんも、「香りは『澤姫』のほうが好きだけど、飲んだときの味は『而今』のほうが甘くて好き」とのこと。 香りと味に分けて感じ取るところが、すばらしいですね。



【三重県名張市 木屋正酒造】 純米吟醸
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:千本錦(広島県産)   精米歩合:55%
 酵母:協会9号系自社酵母   酸度:1.7   アミノ酸度:1.2


「而今」の過去の記事
「而今 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦」(2011年06月
「而今 純米吟醸 無濾過生原酒 五百万石」(2011年02月
「而今 純米吟醸 無濾過生原酒 八反錦」(2011年02月

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2010年05月04日

ライオン正宗(千福) 純米大吟醸 生原酒2

千福 ライオン正宗 池袋西武で試飲・購入。

 広島の「千福」といえば、かつて関東でもCMを流していたほどの大手酒造。 案の定、父・叔父が「『千福』一杯いかがです」と口ずさむ。

 そんな「千福」三宅本店が大正時代に使用していた銘柄・ラベルを復活させたのが、この「ライオン正宗」。

 名前もラベルも、インパクト大。 大正時代に、かなり前衛的だったのでは?

 そして味と価格にも納得。 純米大吟醸の生原酒でも低価格で提供できるのが大手の強みだ。

 苦味を想起させるスッとする香り。 中硬水らしいミネラルを感じさせる、さわやかな苦味を帯びたスッキリとした飲み口だ。

 火入れすると通常商品のようにほっそり繊細な飲み口になるんだろうけど、生のフレッシュな香りとなめらかな感触、みずみずしい酸が幅を持たせている。

 コストパフォーマンスにすぐれた、お買い得なお酒でした。


【広島県呉市 三宅本店】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+5
 原料米:(麹米)千本錦、(掛米)中生新千本   精米歩合:50%
 酵母:せとうち21号酵母   酸度:1.5


「千福」の過去の記事
「千福 純米大吟醸 蔵出し一番新酒 しぼりたて」(2007年04月

(以下、2007年04月の試飲販売にて試飲
「千福 大吟醸 蔵出し一番新酒 くらきじ」
「千福 純米酒」
「千福 山廃大吟醸 蔵香り」
「千福 吟醸 八反錦」
「千福 純米大吟醸 蔵」
「千福 大吟醸 王者」

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2009年05月10日

白鴻 純米吟醸 無濾過生原酒 千本錦 2007BY3

白鴻 千本錦 2007 池袋西武で試飲・購入。

 「白鴻 純米吟醸 無濾過生原酒」シリーズは、広島産のお米で八反35号千本錦雄町の3バージョンがある。

 以前は55%まで精米したラインナップだったが、より味を出し、リーズナブルな価格で提供するために精米歩合60%となった。

 「熟成による味わいの変化を楽しんでほしい」ということで、当時の新聞紙に包んでビンテージを表示している。

 ダルビッシュ投手がデビューした時のスポーツ欄で「あぁ、なつかしい」と思ったこともあったし、イオンのセール広告欄で「なつかし・・・くない」ということもあった。 中国新聞なところが、広島らしい。

 盛川社長が「お燗でおいしい生酒、大吟醸」を提案しているとおり、通常商品も限定の生原酒もみんな燗で楽しめる。 西武では、商品ごとに適温の燗で試飲させてもらえるので、大変うれしい。

 八反の熟成バージョンも燗でおいしかったなあ。


 今回の試飲販売では、八反と雄町の新酒、1年熟成の千本錦が登場。 やっぱり新酒よりも熟成したほうが安定感があって味も濃い。

 結局購入したのは、1年熟成の千本錦。

 超軟水という仕込み水の特徴が活きた、なめらかな口当たり。 熟成でカドが取れ、やさしい甘味も手伝って、まろやか。

 毎回のことながら、試飲でも、日本酒仲間と飲むときでも、「白ワインみたい」という声が上がる。 とかくワインに近づけて表現しがちな日本酒初心者だけでなく、日本酒党も言うくらいだから、形式的美称ではない。

 ひかえめながら、桃のようなさわやかな香り。 みずみずしく張ったボディに、上質の苦み。 香り酒とは一線を画す、主張ある酸。 きっと、様々な要素が白ワインを思わせるのだろう。

 冷温でさわやか、常温でまろやか、燗でふくよか。 白ワインよりも温度帯・表情に幅がある。

 さすが「白鴻」!

 開栓後の味の開きを楽しむために、日にちをかけてゆっくり飲もうっと。


【広島県呉市 盛川酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:1900(1995)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:千本錦(広島県産)   精米歩合:60%
 酵母:せとうち21号   酸度:1.7

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2007年04月15日

千福 純米大吟醸 蔵出し一番新酒 しぼりたて

千福 純米大吟醸 池袋西武で購入。 千福は初めて西武に登場らしい。

 「千福」は年間3万石を醸す、「賀茂鶴」と並ぶ広島の最大手の蔵。

 広島の蔵としては珍しい中硬水を使用し、キリッと締まった淡麗な酒質を追求している。

 この「純米大吟醸 しぼりたて」は12月〜2月の限定出荷商品。 今回の西武の試飲販売のために、わずかな本数を残しておいてくれたとのこと。 感謝×2です!

 生らしいフレッシュな香りもあるが、餅のような香りが主体で、純米らしさが前面に出た印象。

 とろりとした感触があり初めにボリュームを感じるタイプで、後にミネラルを感じスーッと鼻に抜ける香りも爽快。

 大手のお酒でありがちな、旨味が少なくアルコールの熱さを感じてしまう点もあるが、華やかさよりも爽快なキレを求めた、コストパフォーマンスに優れたお酒だと思う。


 その他試飲したお酒は、

「千福 大吟醸 蔵出し一番新酒 くらきじ」
 こちらは広島吟醸酵母を使用したタイプ。
 上立香・含み香ともに華やかで、香りを追及した淡麗な大吟醸。
 試飲の際に、様々な人に好評だった。

「千福 純米酒」
 新商品とのこと。 八反錦・新千本のコンビ。
 硬い口当たりながら、酸が少なめでソフトな印象。
 淡くゆるやかに消えてゆく。

「千福 山廃大吟醸 蔵香り」
 酸味の目立つ、シャープでみずみずしいお酒。 ボリュームがほしい。

「千福 吟醸 八反錦」
 ねっとりと濃厚な感触で、燗にして楽しめそうなお酒だ。

「千福 純米大吟醸 蔵」
 白い陶器のビンに入ったお酒。
 含み香が静かに広がってゆくドライなお酒。

「千福 大吟醸 王者」
 蔵の最高級酒。 ふくよかな香りが圧巻。 飲兵衛には向かない?

 吟醸系のラインナップで、濃醇なお酒が好きなよっしんには物足りない印象だったが、他の純米系商品の中で「これはすごい!」というお酒に出会えるかもしれない。


【広島県呉市 三宅本店】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+5
 原料米:(麹米)千本錦、(掛米)新千本   精米歩合:50%
 酵母:せとうち21号酵母   酸度:1.4

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2006年10月05日

白鴻 純米吟醸無濾過生原酒 千本錦2

白鴻 千本錦 池袋西武に久しぶりに「白鴻」が来店。

 池袋西武は試飲を停止しているが、味を知っている「白鴻」なら安心して買える。

 千本錦の方は白ワインのような、白ブドウや白い花の香りが爽快で、含んでからも広がりのある飲み口。

 精米歩合60%でよくぞここまで上品なボリューム感が出せたものだ。

 いや、60%にとどめることこそ、香りと味の好バランスの秘訣かもしれない。

 冷やして、寄せ鍋と合わせたところ、ネギや水菜などの香草との好相性を見せた。


【広島県呉市 盛川酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:1900(1995)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:千本錦   精米歩合:60%
 酵母:せとうち21号酵母   酸度:1.7

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2004年10月13日

白鴻 純米吟醸無濾過生原酒 千本錦2

白鴻 千本錦 池袋西武で試飲・購入。

 西武は、ライオンズのパ・リーグ優勝セールで大変にぎわっていた。

 盛川蔵元みずからの試飲・販売。 「関東にはほとんど出していない」との話に、この機会は逃せないと思った。

 フレッシュで豊かな吟醸香。 ブドウのほか白い花の香りも感じる。 明るいイメージの飲み口で、ソフトな甘味が魅力。 中盤にふっくらとした旨味も感じられる。

 後味はスッキリで、前半にピークをむかえるタイプのお酒。


【広島県豊田郡安浦町 盛川酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:千本錦(広島県産)   精米歩合:55%
 酵母:せとうち21号

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