古酒

2013年12月07日

百楽門 長期熟成酒 無濾過 1987年度醸2

酒茶論20131207b

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

酒茶論20131207c


 26年の熟成を経たお酒は、ビンの中では赤褐色をしているものの、グラスに注ぐと意外と明るい黄金色。

 酸味を想起させるドライフルーツ様の香りと、甘い熟成香が豊か。

 しっとりとなめらかな口当たりで、落ち着いた甘味が続く。

 香味ともに意外と複雑さはなく、後口のアルコールの刺激が印象的。


 味や余韻よりも、グラスに広がる熟成香を楽しむ古酒かもしれない。



【奈良県御所市 葛城酒造】 本醸造(無濾過、原酒、古酒)
 720ml:4286(4500)円
 アルコール度数:18.7   日本酒度:−6
 原料米:アケボノ(奈良県産)   精米歩合:70%
 アミノ酸度:2.6


「百楽門」の過去の記事
「百楽門 長期熟成酒 無濾過 1987年度醸」(2012年05月

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竹林 純米大吟醸 無濾過生原酒 3年熟成2

酒茶論20131207b

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

酒茶論20131207c

 自営田で山田錦の無農薬栽培を行うなど米づくりからこだわり、熟成にも力を入れる「竹林」。

 純米大吟醸の無濾過生原酒は初めて。 一般流通していない商品らしく、データを記した裏ラベルのみ。

 ほとんど無色透明で、リンゴ様のみずみずしい吟醸香と麹の風味もフレッシュ。

 「竹林」の無濾過生原酒らしい若々しい味わいをそのまま残している。 熟成酒と名乗るには若いなあ。


 ボリューム・パンチ力に欠ける印象もあるので、濃醇な純米酒「竹林 ふかまり 瀞(とろ)」のほうが好みです。



【岡山県浅口市鴨方町 丸本酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+3.5
 精米歩合:50%   酸度:1.5   アミノ酸度:1.2


「竹林」の過去の記事
「竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年11月2010年01月2009年06月
「竹林 かろやか 瀞(とろ) 純米吟醸 無濾過生原酒」(2009年02月
「竹林 ふかまり 純米酒」(2005年05月2004年05月

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義侠 純米生詰原酒 長期熟成酒 若水

酒茶論20131207

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

酒茶論20131207a

 ビンの中では赤褐色。 グラスに注ぐとキレイなコハク色。

 お米の香りにカラメル様・レーズン様の香りが複雑に交錯する。

 まろやかな口当たりが甘味を連想させ、旨味・酸味・苦味が突出せずに調和している。


 Yさんは「お酒だけだとちょっと苦手だけど、カツオの角煮を食べながらだとすごくおいしい」とのこと。

 たしかに、お酒単体よりも、食事に合わせて魅力を増すタイプかもしれません。



【愛知県愛西市(海部郡佐屋町) 山忠本家酒造】 純米酒(生詰、原酒)
 720ml:2762(2900)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:若水(愛知県産)   精米歩合:60%


「義侠」の過去の記事
「義侠 游(あそび) 純米吟醸」(2004年06月
「義侠 縁(えにし) 特別純米酒」(2004年02月
「義侠 特別純米原酒」(2011年05月
「義侠 純米生原酒60% 五百万石 滓がらみ」(2009年04月
「義侠 純米生詰原酒 長期熟成酒 若水 1993(H5)BY」
 (↑2012年10月

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スキー正宗 大吟醸 華

酒茶論20131207

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 スキー発祥の地、高田の「スキー正宗」。

 「天寿 古酒大吟醸」が低温7年熟成に対し、こちらの大吟醸は常温3年熟成。

 もともとの味のちがいはあるものの、熟成方法のちがいも楽しめる。

酒茶論20131207a

 色はほとんど無色透明で、ミネラルを感じるシンプルな香り。

 スルリとなめらかな口当たりで、軟水の魅力を存分に発揮したクリアな味わい。 個人的には、味気なく感じて物足りない。


 濃厚な味わいのお酒を好むYさんも、「香りは好きだけど、味は・・・」とのこと。 たしかに、淡麗な地方の、味をそぎ落としたお酒ですからね。

 もっとも、低温熟成よりも常温熟成のほうが、繊細な味わいがまろやかな味わいに統一されてゆくように思えたのは貴重な体験でした。



【新潟県上越市 武蔵野酒造】 大吟醸(古酒)
 1000ml:3900(4095)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:越淡麗(新潟県産)   精米歩合:35%
 酵母:協会9号   酸度:1.0   アミノ酸度:1.0


「スキー正宗」の過去の記事
「スキー正宗 大吟醸 華」(2012年05月

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天寿 古酒大吟醸2

酒茶論20131207

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

酒茶論20131207a

 冷温で7年熟成させたお酒。

 色はほとんど無色透明で、若々しい外見を保っている。

 香りはおとなしいものの、上品で落ち着いた吟醸香がただよう。

 やわらかい口当たりで、繊細な味わいが静かに展開して、ドライに晴れてゆく。


 インパクト・ボリュームは小さいものの、味わいの起伏に富んだ、飲んでいて楽しいお酒。



【秋田県由利本荘市 天寿酒造】 大吟醸(古酒)
 1800ml:7000(7350)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:35%
 酵母:協会9号   酸度:1.3   アミノ酸度:0.9


「鳥海山」「天寿」の過去の記事
「鳥海山 純米大吟醸 無濾過生原酒」(2013年08月06月
「鳥海山 純米吟醸 無濾過生原酒」
 (↑2011年10月2010年02月2009年06月01月2008年06月
「鳥海山 純米吟醸」(2007年02月2005年12月
「鳥海山 燗上がり 熟成酒ブレンド」(2013年11月
「天寿 米から育てた純米酒 美山錦 ひやおろし」(2011年01月
「天寿 なでしこ純米」(2011年01月

「日本酒天国2008 東京大試飲会 at 新宿京王プラザホテル」で試飲
「天寿 純米吟醸 無農薬米仕込み」(2008年10月
「天寿 米から育てた純米酒 ひやおろし」(2008年10月

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2013年11月09日

鳥海山 燗上がり 熟成酒ブレンド3

 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 食事に合わせて、あったかいお酒を飲みたいなあということで、「鳥海山 燗上がり」。


 純米酒をベースに、10年熟成・7年熟成の純米酒をブレンドしたお酒。

 熱湯を入れた酒燗徳利にお酒を入れて、温度計とにらめっこしながら、ちょうど良い温度帯を探ります。


 これを楽しく感じるか面倒に感じるかは人それぞれだと思うけれど、個人的には「温度調節こそ燗酒の醍醐味」と思うので楽しいです。



 では、50度に上げていただきます。

 落ち着いた雰囲気で、まろやかな旨味をさりげない酸味が支える。

 自己主張は強くなく、キレイに流れてゆくところが「鳥海山」らしい酒質。

 あらかじめアルコール度数が低めにしてあるので、軽快な飲み口でやさしく体にしみこんでくるイメージ。



 40度くらいに下がってくると、穀物らしいおだやかな香りと、黒糖のようなスモーキーな熟成香がふんわりと広がる。

 30度くらいでは、酸味が活躍してジューシーな味わいになる。

 燗冷ましも魅力的で、Yさんいわく、「常温〜30度くらいが、刺激が少なくて飲みやすい」とのこと。



 温度変化による味わいの変化が豊かな、楽しいお酒でした。



【秋田県由利本荘市 天寿酒造】 純米酒(ブレンド)
 1800ml:2190(2300)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦(天寿酒米研究会による栽培)ほか秋田県産米
 精米歩合:60%、70%
 酸度:1.3   アミノ酸度:1.2


「鳥海山」「天寿」の過去の記事
「鳥海山 純米大吟醸 無濾過生原酒」(2013年08月06月
「鳥海山 純米吟醸 無濾過生原酒」
 (↑2011年10月2010年02月2009年06月01月2008年06月
「鳥海山 純米吟醸」(2007年02月2005年12月
「天寿 米から育てた純米酒 美山錦 ひやおろし」(2011年01月
「天寿 なでしこ純米」(2011年01月

「日本酒天国2008 東京大試飲会 at 新宿京王プラザホテル」で試飲
「天寿 純米吟醸 無農薬米仕込み」(2008年10月
「天寿 米から育てた純米酒 ひやおろし」(2008年10月

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2013年08月27日

末廣 オーク樽熟成 純米酒 2000年醸造3

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 試飲販売で何度か飲んできた、チョコレートとしても食べたことのある「末廣」。

 日経新聞土曜版「NIKKEI プラス1 何でもランキング」の「訪ねて楽しい日本酒の蔵元 全国ランキング」(2013年1月26日)において、第1位に輝いた「末廣」。


末廣 山廃純米 チョコレート

 そんな蔵のオーク樽熟成純米酒。 これは気になる!


 冷温でいただきます。

末廣 山廃純米 オーク樽熟成

 10年以上の熟成を経て、キレイなコハク色になっている。 熟成酒は目でも楽しめるから良いなあ。

 オーク樽の香りが印象的で、ウイスキーを連想する。

 甘味はそれほど目立たず、重心の低い落ち着いた飲み口。

 おだやかな旨味・酸味・苦味が、濃醇かつ複雑な味わいを演出する。


 常温に近づくほど複雑さを増す。 これはあたためた状態でも飲んでみたい!


 オーク樽で熟成させたお酒とはいえ、「花垣 オーク樽貯蔵 純米大吟醸」とはまったく趣向が異なる。

 オーク樽熟成も奥が深いですね。



【福島県会津若松市 末廣酒造】 純米酒(古酒)
 720ml:2096(2200)円
 アルコール度数:18.1   日本酒度:−2
 精米歩合:90%   酵母:協会9号
 酸度:2.1   アミノ酸度:2.2


「末廣」の過去の記事
「末廣 純米吟醸生原酒 初しぼり しぼったばっかし」
 (↑2010年11月2010年02月
「末廣 純米無濾過生原酒」(2008年05月

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達磨正宗 十年古酒3

達磨正宗 十年古酒 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 3種類の飲みくらべセットの3つめが「達磨正宗 十年古酒」。

 赤褐色にまで色づいた、見た目も味わいも濃厚な熟成酒。


 常温でいただきます。

酒茶論 (達磨正宗、長龍、義侠)
 「達磨正宗 十年古酒」は左端。

 ベリー系のドライフルーツを思わせる、甘酸っぱさを想起させる香り。

 トロリと密度を感じる口当たり。 甘味と同時にドライな雰囲気も感じさせる刺激的で複雑な味わいは、スパイシー&オイリー。


 濃厚・濃醇な長期熟成酒の代表作。 熟成酒好きにはたまらない、ゆっくり堪能したいお酒。



【岐阜県岐阜市 白木恒助商店】 純米酒・本醸造・普通酒(ブレンド)
 720ml:5000(5250)円   180ml:1250(1313)円
 50ml:600(630)円
 アルコール度数:18.3
 原料米:日本晴(岐阜県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号


「達磨正宗」の過去の記事
「達磨正宗 十年古酒」(2012年10月
「達磨正宗 二十年古酒」(2012年10月2012年05月

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長龍 月日重ねて 長期熟成酒 1992年醸造2

長龍 月日重ねて 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 3種類の飲みくらべセットのうちの2つめが、「長龍 月日重ねて」。

 1992年醸造・・・20年熟成!

 20年も熟成を経ているとは思えない、明るいコハク色。 きっと低温でゆっくり熟成したんですね。


 常温でいただきます。

酒茶論 (達磨正宗、長龍、義侠)
 「長龍 月日重ねて」は中央。

 焦げたような香りはなく、温野菜のようなやさしい甘味・旨味が魅力。

 アルコールの濃さからくる刺激が印象的で、のど越しは若いお酒の雰囲気。

 1992年生まれの人たちに飲んでもらいたい、日本酒観を広げてくれるおもしろい熟成酒。



 調べてみたところ、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2009の「SAKE部門」古酒の部でゴールドメダルを獲得したお酒とのこと。

 コンテストに積極的に出品する蔵なんですね。



【奈良県北葛城郡広陵町 長龍酒造】 本醸造(原酒、古酒)
 500ml:3000(3150)円   180ml:580(690)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:±0
 原料米:アケボノ(奈良県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.9   アミノ酸度:2.1

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2013年05月03日

不動 山廃純米 長期熟成2

不動 山廃長期熟成 祖父母の家にて飲む。

 千葉の叔父が用意した、千葉のお酒。 成田らしい、その名も「不動」。

 「仁勇」ブランドで知られる鍋店(なべだな)が、新ブランドとして発売開始したのが「不動」シリーズ。

 生酒にこだわった「不動」のラインナップのうち、2回火入れされためずらしい商品がこの「不動 山廃純米 長期熟成」。

 年間600本という限定商品とのこと。

 おー、すごい!


 常温でいただきます。

 約4年間の熟成を経たお酒は、キレイな黄金色。

 やさしい熟成香と甘味から入り、静かに展開する。 雑味やクセとは無縁の、まろやかな酒質。

 力強い押しはなく、静かに消えてゆく。 やや冷やすと酸味が、ぬる燗にすると旨味が強調されるものの、やさしいイメージは統一されている。

 無理なく飲めてゆっくり楽しめる、熟成酒の魅力の1つを体現しているお酒。



 21歳になった従弟も熟成酒が好みらしく、酒飲みのDNA・英才教育はすごいなぁと感心してしまいました。



【千葉県成田市 鍋店】 純米酒(山廃、無濾過)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:(1300)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:トヨニシキ(秋田県大潟村産、無農薬栽培)
 精米歩合:60%   酸度:1.8   アミノ酸度:1.9


「仁勇」・「不動」の過去の記事
「不動 純米吟醸 無濾過生原酒 吊し搾り」(2010年02月

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2013年02月02日

小笹屋竹鶴 生もと純米無濾過原酒 2006(H18)BY 仕込14号4

小笹屋竹鶴 生もと純米原酒 池袋東武で購入して自宅熟成させていたものを開栓。

 夏は40度近く、冬は氷点下という常温で熟成させていた。

 温度変化があるほうが、より個性的に熟成してゆく。

 これは、京都西陣「鵜飼商店」の鵜飼さん、京都二条「酒BAR よらむ」のヨラムさんから学んだ流儀。

 いったん熟成させ始めると、なかなか開栓するタイミングがない。

 今回は、「竹鶴」を飲みたいというリクエストに応えて、いざ開栓!


 常温でいただきます。

 フロスト瓶なので、中の様子がわかりにくかったけれど、お猪口に注いでみて判明。

小笹屋竹鶴 生もと純米原酒2006BYの色

 約6年の常温熟成を経て、オリがしっかり出ている。 熟成酒は、オリが出てくると味わいが飛躍的に良くなる。 飲みごろですね。

 稲ワラ、米粉、さつまいも、レーズン。

 おだやかで複雑な香りの中に、生もと由来のヨーグルト様の香りが息づいている。

 よけいな甘味・重みはなく、ドライで軽快な飲み口は健在。 熟成で育った旨味・苦味が味わいに起伏をつける。

 このお酒がもともと持っていた魅力に、円熟した風格が加わった。


 ぬる燗にすると、複雑さが消えて、ぼんやりとした味わいになってしまった。 どうやら、常温がベストかな。


 開栓の時期は間違っていなかった!

 ブリかま焼き、アイナメ刺身、湯豆腐とともに堪能しました。



【広島県竹原市 竹鶴酒造】 純米酒(生もと、無濾過、原酒)
 1800ml:5000(5250)円   720ml:2500(2625)円
 アルコール度数:18.9   日本酒度:+17.5
 原料米:雄町(広島県竹原市大和産)   精米歩合:70%
 酵母:無添加(蔵付天然酵母)   酸度:1.7


「竹鶴」「小笹屋竹鶴」「清酒竹鶴」の過去の記事
「清酒竹鶴 雄町純米」(2006年02月2005年07月2004年02月
「清酒竹鶴 純米酒」(2010年06月2008年11月2004年04月
「清酒竹鶴 純米にごり酒」(2013年02月
「清酒竹鶴 合鴨農法米 純米酒」(2007年02月2004年01月
「清酒竹鶴 生もと純米」(2010年03月

「小笹屋竹鶴 大和雄町 純米無濾過原酒」
 (↑2006年02月2005年01月
「小笹屋竹鶴 大和雄町 純米無濾過生原酒」
 (↑2007年03月2007年04月
「小笹屋竹鶴 宿根雄町 純米無濾過原酒」(2005年01月
「小笹屋竹鶴 宿根雄町 純米無濾過生原酒」(2007年04月
「小笹屋竹鶴 生一本 番外 純米無濾過原酒」
 (↑2009年07月2005年02月
「小笹屋竹鶴 純米吟醸 無濾過原酒」(2008年02月2006年02月
「小笹屋竹鶴 生もと純米 無濾過原酒」(2010年03月2006年11月

「竹鶴 雄町純米 にごり」
 (↑2011年08月2009年04月2007年12月2006年12月
「竹鶴 熟成純米原酒(12BY) 八反」(2007年02月
「竹鶴 雄町純米 無濾過生原酒」
 (↑2012年11月2011年04月2006年03月
 屋号を冠した「小笹屋竹鶴」が純米原酒、「清酒竹鶴」は加水した通常商品の純米酒、「竹鶴」は季節商品やPBなど少量限定の純米酒となっている


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2012年11月09日

辨天娘 純米にごり酒 2007(H19)BY 7番娘4

辨天娘 純米にごり 古酒 浦和駅西口の「食と燗 くら川」にて飲む。

 3年ちかく前に飲んだことのあるお酒。 久しぶり〜。

 「相当強烈ですよ」とのこと。 おぉ、すごい!

 当時すでに軽く色づいていたお酒は、青森「不老不死温泉」や兵庫「有馬温泉(金泉)」のような茶褐色になっている!

 温泉の場合は鉄分の酸化による着色だけど、このお酒の変色はアミノ酸のメイラード反応によるもの。


辨天娘 純米にごり古酒の色

 この色、とくににごっている様子は、耐性・免疫のない人には抵抗があるでしょうね。


 ”大将”、”蔵ちゃん”こと蔵川さん秘蔵の熟成酒というつながりで、ふと、「花垣 全麹 長期熟成酒」を思い出しました。

花垣 全麹 熟成花垣 全麹の色


 今回も熱めの燗でいただきます。

 チョコレートやパンを思わせる熟成香に、お米らしいおだやかな香りがひそむ。

 にごり部分がザラつくこともなく、まろやかな口当たり。 旨味・酸味が混然一体となった濃醇な味わい。

 焦げた香りや鈍重さといった飲みづらさ、強烈な酸といった突出した個性はなく、非常にバランスが良い。



 日本酒初心者のYさんは、「これ、飲みやすくて好きです」とのこと。

 なるほど!

 初心者には抵抗があるかと思いきや、むしろ、日本酒についての先入観・免疫がない人ほど、「これもまた1つの選択肢」として理解・受容できるかもしれませんね。

 信じられないという表情のスーさんに対して、大将は「だいぶ素質ありですね。すばらしいです」と大喜び。 よっしんもうれしい限りです。



【鳥取県八頭郡若桜町 太田酒造場】 純米酒
 1800ml:2381(2500)円   720ml:1191(1250)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+8
 原料米:五百万石(鳥取県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会701号


「辨天娘」の過去の記事
「辨天娘 純米吟醸 山田錦 2006(H18)BY」(2008年02月
「辨天娘 純米吟醸 玉栄 2007(H19)BY 6番娘」(2010年03月
「辨天娘 純米にごり酒 2007(H19BY) 7番娘」(2010年02月
「辨天娘 純米 鳥姫 2009(H21)BY 5番娘」(2010年11月
「辨天娘 純米酒 五百万石」(2007年05月
「辨天娘 青ラベル」(2007年05月

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2012年10月31日

麗人 洒古里(シャブリ) 純米12年熟成

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 このバーに来るたびに飲んでいるような気がする「麗人 洒古里」。

 飲んだ回数が多い割に記事にしていない、いつものパターンです。

 タンクを開放したまま、シェリー酵母・乳酸菌を介在させて長期熟成した風変わりなお酒。


 白ワインを思わせる、甘味・酸味・苦味を想起させる香り。 熟成を経たコハク色もまた、白ワインを思わせる。

 クリアで伸びやかな飲み口ながら、後半に酸味・苦味が活躍する。 余韻の熟成香には日本酒らしさが感じられる。


 甘口好きのYさんですが、熟成香・苦味があまり得意でないようす。 たしかに、万人受けするタイプのお酒ではないですね。



【長野県諏訪市 麗人酒造】 純米酒(古酒)
 360ml:2000(2100)円
 アルコール度数:12.5   日本酒度:+1
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:65%
 酸度:3.5〜5.0   アミノ酸度:2.0


「麗人」「洒古里」の過去の記事
「麗人 洒古里 純米12年熟成」(2004年05月
「麗人 洒古里 純米7年熟成」(2012年05月

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2012年10月26日

達磨正宗 十年古酒 / 二十年古酒3

達磨正宗 十年古酒達磨正宗 二十年古酒 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 古酒のみを発売するという個性的な、「達磨正宗」。

 今夜は10年熟成と20年熟成を飲みくらべ。

 ぜいたくな瞬間です。


 まずは10年熟成タイプから。

 赤みを帯びた、濃いコハク色。 落ち着いた雰囲気の中に、ドライフルーツのような香りがある。

 甘そうで、ドライそうで。 相反する要素が交錯した、複雑な味わいを想起させる。

 トロリとした感触で、スパイシー&オイリー。 濃厚で力強い味わいながら、酸のおかげで味はしっかり切れる。 余韻にはドライな雰囲気が帰ってくる。


 次は20年熟成タイプ。

 濃い赤褐色。 色も香りもカラメルを思わせる。 やや焦げた香りは、黒砂糖にも通じる。

 こちらもトロリとした口当たり。 濃厚で濃醇。 複雑な味わいに、長い余韻。



 ともに、一朝一夕では実現できない、表現できない世界だ。



【岐阜県岐阜市 白木恒助商店
「達磨正宗 十年古酒」 純米酒・本醸造・普通酒(ブレンド)
 好み度:3(★★★)
 720ml:5000(5250)円   180ml:1250(1313)円
 50ml:600(630)円
 アルコール度数:18.3
 原料米:日本晴(岐阜県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号


「達磨正宗 二十年古酒」 純米酒(ブレンド)
 好み度:3(★★★)
 720ml:10000(10500)円   180ml:2500(2625)円
 50ml:1000(1050)円
 アルコール度数:18.3
 原料米:日本晴(岐阜県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号


過去の「達磨正宗」の記事
「達磨正宗 二十年古酒」(2012年05月

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月桂冠 秘蔵古酒 十五年貯蔵 純米吟醸酒3

月桂冠 秘蔵古酒 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 飲みくらべセットの1つ、「月桂冠 秘蔵古酒」。

 「月桂冠」というと、機械化された設備で安価な普及品を大量生産している、というのが一般的なイメージでしょうか。

 えっ、あの「月桂冠」!?

 と、セバさんが一瞬とまどうのも無理はないでしょう。

 でも実際には、人間の感性・手による小仕込みのお酒もあるんですね。 そして、1976年のヴィンテージ古酒など、古くから熟成酒にも力を入れている。 そんな本格的な一面も持っている蔵です。


 15年の熟成を経て、キレイな黄金色、稲ラワ色になっている。 バターのような熟成香も優雅。 常温熟成とはいえ、やさしく変化したようす。

 つややかで上品な甘味と、豊かな旨味を、やさしい酸が彩りを添える。

 好バランスのお酒で、セバさんも「想像以上」「これはうまいね〜」という高評価でした。



【京都府京都市伏見区 月桂冠】 純米吟醸
 500ml:2843(2985)円
 アルコール度数:16.7   日本酒度:−5.0
 酸度:1.5   アミノ酸度:2.2


「月桂冠」の過去の記事
「月桂冠 超特撰 吟醸酒」(2004年1月

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開運 本醸造 秘蔵古酒 2003(H15)BY2

開運 古酒 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 飲みくらべセットの1つが、この「開運」。

 故・波瀬正吉杜氏のお酒だ!

 よっしんは残念ながら、50年以上にわたる波瀬杜氏の長い酒造歴のうち、最晩年の10年足らずしか知らない。

 したがって、その酒質を総括できるほどの経験も説得力も持ち合わせていない。

 ただ、あえて言及すれば、「開運」は純朴で、キレイ。 第一印象で把握できるような、インパクトの大きいお酒ではない。


 今回の古酒も、その印象のとおり。 熟成香は目立たず、甘くやさしい香りがふんわりと立つ。

 まろやかな旨味の後で、じわじわと酸味が現れて、主役交代となる。 ふわふわと長くただよう余韻も心地良い。

 でも、どこかつかみどころのない、ぼんやりとしたイメージ。 不思議なお酒だ。



【静岡県掛川市 土井酒造場】 本醸造


「開運」の過去の記事
「開運 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年03月2009年02月2008年01月2007年01月
「開運 ひやづめ純米 山田錦」(2009年02月
「開運 純米吟醸 伝」(2006年06月
「開運 特別純米酒」(2011年12月2004年11月

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義侠 純米生詰原酒 長期熟成酒 若水 1993(H5)BY3

義侠 若水 長期熟成 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 3種類の飲みくらべセットの2つめは、愛知の「義侠」。

 「義侠」の長期熟成酒は初めて。

 しかも、兵庫県特A地区産の山田錦にこだわる「義侠」が、地元産の若水を使用。

 これは気になるお酒ですね〜!


 無色透明ビンだからこそよく見える、キレイなコハク色、アメ色。 お米の香りに、レーズン様の熟成香が重なる、おだやかな香り。

 しっとりとなめらかな口当たりで、落ち着き払った、静かな印象。

 酸と旨味のバランスが良いのか、突出した個性はなく、おとなしささえ感じる。 じっくりと集中して、味の要素を感じ取りたくなる、奥深いお酒だ。



【愛知県愛西市(海部郡佐屋町) 山忠本家酒造】 純米酒(生詰、原酒)
 720ml:2762(2900)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:若水(愛知県産)   精米歩合:60%


「義侠」の過去の記事
「義侠 純米生原酒60% 五百万石 滓がらみ」(2009年04月
「義侠 特別純米原酒」(2011年05月
「義侠 縁(えにし) 特別純米酒」(2004年02月
「義侠 游(あそび) 純米吟醸」(2004年06月

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2012年09月26日

白影泉 しもむら 2004(H16)BY4

奥播磨 白影泉 しもむら 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 「日本酒BAR 希紡庵」で日本酒を飲みくらべした後、夕飯を食べることに。

 「希紡庵」から道なりに歩くこと数分、移動した先の「裏や」も日本酒のそろうお店。

 池袋東口の好きなお店のひとつで、前身の「もみじや」を含めると、5回目の利用だ。

 ここでは、あまたある日本酒たちを大(1.5合)・小(0.7合)の2種類で注文でき、好みの温度帯で提供してもらえる。

 それだけではない。 酒燗器で注文すれば、さまざまな温度でお酒を味わいつつ、自分の好みの温度帯をさぐるという楽しみ方も可能だ。


 さわやかな新酒たちをすでに堪能してきたので、ここでは長期熟成の「しもむら」からスタート。

 熱々に温めてからいただきます。

 黄金色のお酒から、おだやかで複雑な熟成香が立ちのぼる。 しかし、刺激的な、焦げたような香りはない。

 甘味・旨味・酸味が渾然一体となってつややかに流れ、長い長い余韻へゆっくりと展開してゆく。 濃醇・濃厚なのに非常にまとまりが良く、上品ささえ感じる。

 温度の影響をストレートに反映して、熱々の状態ではシャープな印象、少しぬるくなったころはまろやかな印象になる。

 それぞれの味わいが濃厚で、そして余韻は複雑かつ軽やか。

 ゆっくり時間をかけて堪能したい、深いお酒だ。



【兵庫県姫路市安富町安志 下村酒造店】 純米吟醸(山廃、無濾過)
 1800ml:3400(3570)円   720ml:1700(1785)円
 アルコール度数:17.3   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会7号   酸度:2.3   アミノ酸度:2.6


「奥播磨」「白影泉」「しもむら」「宮の井」の過去の記事
「奥播磨 誠保 生もと純米 ひやおろし」
 (↑2008年11月2007年11月09月05月
「奥播磨 山廃純米」
 (↑2012年05月2011年02月2009年03月2006年12月
   2004年11月
「奥播磨 芳醇超辛 純米吟醸」(2008年05月2004年11月
「奥播磨 夏の芳醇超辛 純米吟醸生」
 (↑2010年06月2008年07月2007年06月
「奥播磨 芳醇超辛 純米吟醸 おりがらみ生」(2008年01月
「奥播磨 超辛純米吟醸 黒ラベル」(2007年02月
「奥播磨 純米酒 山田錦八割磨き」(2009年07月2007年02月
「奥播磨 純米酒」(2004年11月
「奥播磨 純米吟醸生 袋しぼり 仕込み第35号」(2007年02月
「奥播磨 純米生原酒 袋しぼり おりがらみ 仕込み第29号」
 (↑2010年09月2008年01月
「奥播磨 XX酵母純米」(2007年02月
「奥播磨 山廃純米 旬酒 霜月 雄町六割五分磨き 生」
 (↑2009年12月
「白影泉 山廃純米 雄町六割五分磨き」
 (↑2011年10月2008年02月02月2007年02月
「白影泉 山廃純米 山田錦五割五分磨き」
 (↑2011年04月2008年03月2007年04月
「しもむら 熟成純米吟醸」(2010年03月2007年02月
「宮の井 山廃仕込 H16BY」
 (↑2011年03月2008年03月2007年10月

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2012年05月08日

麗人 洒古里(シャブリ) 純米7年熟成3

麗人 洒古里 7年 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 ここに来るとつい飲みたくなる「麗人 洒古里(シャブリ)」。

 タンクを開放したまま、シェリー酵母・乳酸菌を介在させて長期熟成した風変わりなお酒。


 酸味を想起させるブドウ様の香りと、シェリー樽の香りが印象的。

 熟成を経た黄金色とあいまって、白ワインを思わせる。

 活き活きとした酸味・苦味が爽快で、やはり白ワインのよう。 余韻の熟成香に日本酒らしさが感じられる。


 日本酒の世界の幅を広げてくれる、個性的な逸品。



【長野県諏訪市 麗人酒造】 純米酒(古酒)
 360ml:1200(1260)円
 アルコール度数:12.5   日本酒度:+1
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:65%
 酸度:3.5〜5.0   アミノ酸度:2.0


「麗人」「洒古里」の過去の記事
「麗人 洒古里 純米12年熟成」(2004年05月

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山吹 GOLD(ゴールド) 熟成古酒2

スキー正宗

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 10年熟成の古酒をベースに、10年以上、最長20年熟成の古酒をブレンドしたお酒。

 キレイな黄金色〜山吹色で、甘味を想起させる熟成香がやわらかく広がる。

 色のわりにインパクトは少なく、バランスの良い甘味・旨味・酸味・苦味が静かに展開してゆく。


 このバランスの良さが、ブレンドの魅力ですね。



【秋田県大仙市 金紋秋田酒造】 本醸造(古酒)
 720ml:3000(3150)円   100ml:667(700)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:−1
 原料米:トヨニシキ、キヨニシキ(秋田県産)   精米歩合:70%
 酸度:1.3

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田从(たびと) 山廃仕込 純米吟醸秘蔵古酒 平成6年醸造18年貯蔵酒3

田从 秘蔵古酒

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 18年の熟成を経ていながら、色はうっすらと山吹色になっている程度。 冷温で貯蔵されてきたのでしょうか。

 山廃特有のヨーグルト様の香りが主体で、強い酸を感じさせるドライフルーツ・木の香りも感じられる。 涼やかで上品な香りもひそむ。

 熟成で生まれた風味よりも、お酒がもともと持つ個性的な酸味・旨味が活躍する。 なめらかなのにドライ。 メリハリのある味わいだ。


 凡庸な古酒になってしまわない、自己主張の強い、好みの酒質。



【秋田県横手市平鹿町浅舞 舞鶴酒造】 純米吟醸(山廃、古酒)
 1800ml:5000(5250)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:吟の精(秋田県産)   精米歩合:55%
 酵母:AK-1(秋田酵母)


「田从」の過去の記事
「田从 山廃仕込み 純米酒 阿波山田錦 ひやおろし」(2011年11月


 舞鶴酒造は、蔵元である工藤華子杜氏が2000BYから純米酒のみを醸す、生産量200石の極小蔵。
 熟成を経てから出荷される「田从」は、蔵元いわく「100人に1人が気に入ってくれれば」という個性的な味わい。


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達磨正宗 二十年古酒3

達磨正宗 20年古酒

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 1972年、ちょうど40年前から古酒に力を入れてきた「達磨正宗」の代表的な商品。

 ビンの中でも、グラスの中でも、濃い赤褐色。

 カラメルを思わせる甘い香りに、焦げたような香り、ごま油のような雰囲気もひそむ。

 トロリと濃厚な口当たりで、練れた酸・旨味が活躍して濃醇かつ複雑な味わい。 余韻も複雑で、ゆっくりとたなびく。



 常温熟成の濃醇な古酒の魅力がいっぱいに詰まっているお酒。



【岐阜県岐阜市 白木恒助商店】 純米酒(ブレンド、古酒)
 720ml:10000(10500)円   180ml:2500(2625)円
 50ml:1000(1050)円
 アルコール度数:18.3
 原料米:日本晴(岐阜県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号

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百楽門 長期熟成酒 無濾過 1987年度醸2

百楽門 長期熟成酒 無濾過 1987年度醸

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 1887年創業の「百楽門」が、創業100周年の1987年に仕込んだお酒。

 生まれてから25年が経過したお酒は、ビンの中では濃いコハク色をしているものの、グラスに注ぐと意外と淡い黄金色。

 熟成酒らしいドライフルーツ様の香りで、甘い雰囲気がただよう。

 香りの印象どおり、しっとりなめらかな口当たりに続いて甘味が広がる。

 重心が低く、香味は立体的にふくらむというより、おだやかに伸びやかに流れてゆく。


 後口にアルコールの刺激があるところに、原酒らしい骨太な酒質を実感する。

 個性は少し薄れてしまっている気がするけれど、古酒の魅力をちゃんと堪能できるお酒。



【奈良県御所市 葛城酒造】 本醸造(無濾過、原酒、古酒)
 720ml:4286(4500)円
 アルコール度数:18.7   日本酒度:−6
 原料米:アケボノ(奈良県産)   精米歩合:70%
 アミノ酸度:2.6

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2012年03月31日

木戸泉 純米 二十年の古酒3

木戸泉 二十年古酒 秋葉原の「地酒蔵」にて購入していたものを開栓。

 セバさんの家にて飲む。


 開栓するタイミングを逸してしまった「木戸泉 二十年」を、古酒好きのセバさんと堪能しよう。


 黄金色から褐色になりつつあるお酒からは、カラメルのような濃密な熟成香がただよう。

 熟成のおかげか、しっとりとなめらかな口当たり。 落ち着いた飲み口のなかに、豊かな乳酸由来のスッキリ感もある。

 余韻の複雑さ、深さは感動的。 セバさんもご満悦のようすで、なによりです。


 おいしいお酒を飲みながら、色々な話をしながら夜を明かす。 学部生時代以来、すごく久しぶりのことでした。

 セバさんのおかげで、気分が楽になりました。 本当にありがとう!


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、古酒)
 500ml:4124(4330)円   300ml:2500(2625)円
 180ml:1500(1575)円


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2012年01月2011年01月2010年01月2009年08月01月
   2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2010年08月2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2012年01月16日

オールド龍勢 純米古酒 1999(H11)BY

龍勢 オールド 1999BY 池袋駅東口の「裏や」にて、セバさんと飲む。

 2012年は辰年(龍年)。 ということで、「龍勢」を注文。

 すると、登場したのは12年古酒の「龍勢 1999BY」。 古酒好きのよっしん・セバさん、意表をつかれながらも大喜び。

 ん? 1999BYで2000年に搾られたお酒ということは、1つ前の辰年(龍年)に生まれたお酒だ。

 2度目の辰年(龍年)をむかえた「龍勢」、熱めの燗でいただきます。

 3年間の冷温貯蔵の後、9年間常温熟成されたお酒で、濃い色。

 モワッとした鼻を突く香りや、焦げたような香りはない。 常温といっても温度変化の少ない環境で、ゆっくり丁寧に熟成したんだろう。

 つややかな口当たりながら、しっかりと甘味を切ってドライな飲み口。

 常温でも、熱めの燗でも、複雑かつ優雅な香味がゆっくりと広がってゆく。 余韻も長く、奥行きを感じる。

 ドライなので、飲み疲れない。 深い味わいを、時間をかけながら堪能できる。

 「『龍勢』、すごいね」と2人で感心しきりだった。


【広島県竹原市 藤井酒造】 純米酒
 1800ml:4800(5040)円   720ml:2400(2520)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+12
 原料米:こいおまち(広島県産)   精米歩合:60%


「龍勢」「宝寿」の過去の記事
「龍勢 特別純米酒 備前雄町 中汲み」(2008年11月
「龍勢 生もと純米無濾過生原酒 雄町」(2011年05月2010年06月

 「龍勢」の藤井酒造は、1907(明治40)年の第1回全国清酒品評会で日本一になった蔵。
 現在は全量純米蔵となり、蔵元兼杜氏はさらに全量を生もとで仕込むことも視野に入れている。


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2008年09月21日

招徳 純米大吟醸 古酒 H4BY3

招徳 「招徳 純米大吟醸 古酒」を久しぶりに飲む。

 2004年春、「酒BAR よらむ」で出会っておどろいたお酒。 そして翌日、鵜飼商店で購入。

 「H4BY」ということは、1992年冬〜1993年春に誕生。 15年熟成の状態だ。 ヨラムさんいわく、「鵜飼さんが蔵に行って特別に出してもらった、鵜飼商店のオリジナル」とのこと。

 味の特徴は、ヨラムさんによると「バニラっぽい」。


招徳 色 色は、15年熟成とは思えないほど薄い。

 15度に保たれた蔵では熟成がゆっくり進み、古酒独特の色やカラメル様の香りはまだない。

 まだまだ若い印象を受ける。

 上立香は、まるでバニラ。 やわらかく香る。

 伏見らしい酸のひかえめなお酒で、甘味や旨味・苦味などの緻密な味わいが次々に生まれてくる。 純米大吟醸の新酒の生酒には、とうてい出せない深遠さだ。


【京都府京都市伏見区 招徳酒造】 純米大吟醸(古酒)
 1800ml:7800(8190)円   720ml:3900(4095)円
 アルコール度数:15.5
 原料米:山田錦   精米歩合:45%
 酵母:協会9号

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2008年09月19日

李白 江戸時代の酒 復元酒 四年熟成酒3

李白 復元酒 池袋西武にて試飲・購入。

 「李白 江戸時代の 復元 四年熟成
 「酒」が3つもついて、「酒じゃあ!」っていうネーミング。 韻を踏んでいる?

 四年熟成と書いてありながら、実は6年以上の熟成。

 毎年つくっているわけではないらしく、「この”四年熟成”に切り替わる前は”七年熟成”がありました」とのこと。

 そっちも飲んでみたかったー。

 文献をもとに江戸時代のお酒を復元したらしい。 精米も手作業でがんばったとのこと。 明治より昔の製法だから、生もとかな?

 「若竹屋伝兵衛 馥郁元禄之酒」と同様、よっしんは「復活・復元・復古」に懐疑的。 本当に可能なの?

 製法だけでなく原料・道具も江戸時代のもの? 今回の原料米の五百万石は戦後にできた品種。 最低限、江戸時代に島根で栽培されていた品種を、無農薬無化学肥料で育てないと。 鯨油・干鰯・油かすはOK。

 該当する品種が現存していないなら、せめて江戸時代に存在した備前の雄町や、伊勢錦を使うとか。 当時は伊勢神宮を拠点に全国の品種が交換されていたから、出雲でも使っていたかもしれない。

 そして木桶で、生もとで仕込む。 もちろん冷却・温度管理の機械は使わない。 ここまでくると、「おぉ、こんな雰囲気だったのかも」と思う。

 さてさて、味のほうは。

李白 復元酒 色 はちみつのような濃厚な色と、熟成香。

 レーズンのような含み香で、濃密な甘味に調和したなめらかな酸味が印象的。

 上立香から余韻にかけて一貫して感じられる、ぬか漬けのような風味は、米の外側の部分や乳酸からくるものだと思う。 味の切れは良いが、余韻がふわふわと長くつづく、熟成酒ならではの香りだ。
 ちょうど購入していたチーズたちとの相性を調べてみる。
 まずは白かび・青カビ混在タイプの、ドイツの「カンボゾラ」。 うーん、合わないなあ。 白カビタイプに合う日本酒は少ないかも(「無手無冠」は合う)。

 次は、ウォッシュタイプの、フランスの「マンステール」。 一見においはクセがあるものの、味はいたって軽く素直なチーズ。 しかし、今回の古酒とは全然合わない。

 さらに、青カビタイプの、デンマークの「ダナブルー」。 塩気のメリハリのきいた厚みのある風味が、よく合う。 これは良いね!

 最後は、ハードタイプの、フランスの「ミモレット」。 6か月熟成で浅い味なので、濃厚な古酒とはバランスがとれないかも。

 続いて、蔵の方おすすめの、「李白 復元酒」と「李白 辛口純米 やまたのおろち」のブレンドをためしてみる。 「復元酒」1:「やまたのおろち」4の割合がベストらしい。

 たしかに、1:4がいちばん良いバランス。 ともすると飲み疲れてしまいがちな甘味が緩和されて、アルコールのピリッとした刺激が締める。

 食中酒として楽しむなら、「復元酒」と「やまたのおろち」の1:4ブレンドを、常温〜ぬる燗かなあ。

 古酒をつまみと少量ずつ楽しむ、よっしんやヨラムさん的な発想なら、ストレートで。 お酒だけで満足できる、料理人泣かせ、バー向きのお酒。

 口に含んでからも、次のひと口に行くにも、時間をかけて楽しみたい。


【島根県松江市 李白酒造】 純米酒(古酒)
 300ml:800(840)円
 アルコール度数:13.5   日本酒度:−66
 原料米:五百万石(島根県産)   精米歩合:90%
 酸度:2.7

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2006年06月10日

渓流 純米大古酒 長期熟成酒 1985BY2

渓流 大古酒 地元の定例会(飲み会)で飲む。

 試飲会で飲んだことがあったけれど、何度見てもすごい色ですね。

 焦げたような香りやナッツ様の甘い香りが豊かな、クセの強い熟成酒。

 甘い香りが濃厚さを増幅して、ストレートでは少し飲みづらい。 ロックや水割りで楽しむのが良いかな。


【長野県須坂市 遠藤酒造場】 純米酒(古酒)
 720ml:1890(1985)円
 アルコール度数:16.8   日本酒度:−12
 酸度:2.4


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2006年05月03日

窓の梅 月の眠り 山廃純米 10年古酒2

窓乃梅 十年酒 池袋東武で試飲・購入。

 佐賀県のお酒。 軟水で仕込んだお酒のラインナップは、みななめらかでやさしい味わい。

 山廃純米酒の10年古酒ながら、まだ色は浅い黄色。

 軽い熟成香にクリーミーな口当たりから、スッとまとまるように消えてゆく後味。 うまく造った山廃らしい、キレイな飲み口だ。


【佐賀県佐賀市久保田町 窓乃梅酒造】 純米酒(山廃、原酒、古酒)
 720ml:3000(3150)円
 アルコール度数:18.8   日本酒度:+3.5
 原料米:西海134号   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:2.3   アミノ酸度:2.5

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2006年04月15日

十酒 18年古酒3

十酒 古酒 京都二条通東洞院「酒BAR よらむ」にて飲む。

 和歌山県のお酒で、はじめから古酒にすることを予定してつくったものらしい。

 18年も熟成させたお酒なのに、新酒とほとんど変わらない安さでおどろいた。

 一升瓶で900本の仕込みだから、思ったよりと大きな規模のつくりだ。

 濃く色づいたこのお酒は、老酒のような熟成香ではなく、しっとりと落ちついた香りでまとまりがあった。

 新酒ではきっと硬くて飲めなかっただろうと思わせる、アミノ酸の多さだ。

 米の甘味をしっかりおさえた、ドライな飲み口で常温〜ぬる燗でゆっくりと楽しみたいお酒。


【和歌山県和歌山市 前田酒造場】 純米酒(古酒)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+2
 酸度:1.5

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