吟の精

2013年03月06日

雪の茅舎 山廃純米3

雪の茅舎 山廃純米 池袋東武で試飲・購入。

 しぼりたての生酒も魅力的だけれど、「雪の茅舎」は火入れ酒のほうが好み。

 生酒はそのフレッシュな香りが、蔵の魅力である繊細な味わいを隠してしまうから。

 まだ寒い夜が続くこともあって、燗にピッタリの火入れ酒「雪の茅舎 山廃純米」を購入。


 まずは常温でいただきます。

 バナナ、ヨーグルトを思わせるソフトな香り。 やさしい甘味から入り、さくらんぼのような酸味がさりげなく続く。

 山廃純米の無濾過原酒のイメージを良い方向でくつがえしてくれる、吟醸酒のような上品さが魅力。


 では、燗でいただきます。

 生酒を温めたときのように、隠れていた炭酸が出てくる。 香りの印象はガラリと変わり、カッテージチーズのような香りと揮発するアルコールの刺激が中心になる。

 旨味・酸味が一歩前進して、味わいに幅が出てくる。



 常温と燗で表情が変わる、それぞれの温度帯でちがった魅力が楽しめるお酒。



【秋田県由利本荘市 齋彌酒造店】 純米酒(山廃、無濾過、原酒)
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:吟の精(秋田県産)   精米歩合:65%
 酵母:自社特選酵母   酸度:1.9


「雪の茅舎」の過去の記事(すべて無濾過原酒)
「雪の茅舎 山廃純米」
 (↑2012年04月試飲2011年07月2010年03月
「雪の茅舎 山廃純米 生」(2012年04月試飲
「雪の茅舎 秋田 有機米使用純米酒」(2012年04月
「雪の茅舎 秘伝 山廃純米吟醸」(2012年04月試飲2006年04月
「雪の茅舎 秘伝 山廃純米吟醸 生」(2012年04月試飲
「雪の茅舎 山廃純米大吟醸 三石小仕込」(2011年06月
「雪の茅舎 純米吟醸」(2012年04月試飲2009年02月
「雪の茅舎 純米吟醸 生」(2012年04月試飲
「雪の茅舎 純米吟醸 愛山」(2010年05月
「雪の茅舎 純米大吟醸 聴雪」(2012年04月試飲
「雪の茅舎 純米大吟醸 瓶囲い」(2012年04月試飲
「雪の茅舎 純米大吟醸」(2012年04月試飲
「雪の茅舎 大吟醸 花朝月夕」(2012年04月試飲
「雪の茅舎 大吟醸」(2012年12月2012年04月試飲
「雪の茅舎 純米古酒 隠し酒」(2012年04月試飲


 「雪の茅舎」「由利正宗」の齋彌酒造店は、秋田南西部の由利本荘市にある、1902(明治35)年の老舗。
 ゆるやかな傾斜地の高低差を利用した製造ライン「のぼり蔵」が独特。
 1984年から務める高橋藤一杜氏のもと、櫂入れ・濾過・加水をしない「三無い造り」によってお酒を醸している。
 櫂入れをせず、麹の糖化力と酵母の発酵力にお酒づくりをまかせる。 自家精米・低温長期発酵で丁寧に醸したお酒は、雑味がなく濾過の必要がない。 自社培養酵母で生まれる原酒はアルコール度数が低く、そのままで飲める。


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2013年02月21日

新政 特別純米 無濾過生原酒 No.6 R-type / 新政 純米吟醸 無濾過生原酒 No.6 S-type3

新政 No.6 R-type新政 No.6 S-type 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 若き蔵元が酒質を進歩させ、画期的な商品展開を図っている「新政」。

 今回の2本も、その一環で誕生したお酒。

 茶色のビンに白の文字が「R-type」、黒いビンにゴールドの文字が「S-type」。

 元祖の協会6号酵母を用いたことを示す、存在感のある「6」の文字に、自信が感じられます。

 そして、ビンに文字が直接刻印された洗練されたデザインから、未知のお酒への期待が高まってゆきます。




 お酒は飲み物だから、中身が大切。 外見は気にしないし、気にするべきではない。 そんな意見もあることでしょう。

 けれど、よっしんは、外見にこだわるべきという持論です。

 おいしい、美しい。 そんな感受性・価値観は、人それぞれ。

 嗜好品、つまり受け取る側の気持ち次第の世界だからこそ、受け取る際の気分を高めるために、雰囲気を演出することは大切。

 料理人が器や盛り付けにこだわり、画家が額縁にこだわるように、酒蔵はビン・ラベルのデザインにこだわるべき。 総合プロデュースですね。

 最高のもてなしをするために。 目でも楽しんでもらうために。




 では、まず白い文字の「R-type」からいただきます。 RegularのRとのこと。

 生酒ながら、麹の甘い香りや刺激的な香りはひかえめ。 イチゴ様の、そしてかすかに桃・バナナを思わせる香りが印象的。

 さわやかな酸味・苦味を活かした、キレイで味のある、新生「新政」らしい酒質。

 香りは少し異なるものの、心地よい酸の存在感は、宮城「伯楽星 特別純米」とも共通している。

 アルコール度数が低い状態で完成しているので、原酒といっても無骨さ・重さがない。 ボリュームは淡麗〜中庸で、洗練された香味が楽しめる。



 次に、金色の文字の「S-type」をいただきます。 SuperiorのSとのこと。

 R-typeと似た香味ながら、繊細で淡い。 キレイな味わいの中に、かわいらしい酸味が見つけられる。

 苦手な香味ではなく、むしろ好みのタイプだけれど、個人的には少し物足りないかな。



 「新政 No.6」は今回の2種類だけでなく、純米大吟醸の「X-type」もあるとのこと。 でも、単に味が薄くなってしまうのであれば遠慮したい。

 これほどさわやかな酸を出せるのであれば、個性をおさえつけるのではなく、存分に発揮してほしい。

 今のR-typeよりもさらに魅力を引き出せれば、きっと白ワインに負けない存在になれるはず。



【秋田県秋田市 新政酒造
「新政 特別純米 No.6 R-type」 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2514(2640)円   720ml:1257(1320)円
 アルコール度数:15.5
 原料米:吟の精(精米歩合50%)、秋田酒こまち(精米歩合60%)〔ともに秋田県産〕
 酵母:協会6号

「新政 純米吟醸 No.6 S-type」 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 好み度:2(★★)
 1800ml:3047(3200)円   720ml:1523(1600)円
 アルコール度数:15.5
 原料米:吟の精、秋田酒こまち、美山錦(すべて秋田県産)
 精米歩合:50%   酵母:協会6号


「新政」の過去の記事
「新政 純米吟醸 六號」(2010年11月

 「新政」は協会6号酵母の生誕地。

 1930(昭和5)年に分離され、1935年(昭和10)から全国に頒布された協会6号酵母は、日本醸造協会によって現在頒布され続けている最古の酵母。

 おだやかで深みのある香味により、現代的な酒質の基礎を確立した。 現在も全国各地で、生もと・山廃による酒母づくり、普通酒や純米酒づくりに活用されている。

 2007年から蔵に戻った、1974年生まれの佐藤祐輔社長が、幕末から続く伝統的な酒蔵の改革に励んでいる。


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2013年01月16日

阿櫻 特別純米 無濾過生原酒 荒走り 吟の精2

阿櫻 荒走り 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 東京駅をよく利用していたころに、大丸東京で試飲したことのある「阿櫻」。

 久しぶりに出会いました。

 「阿櫻」といえば、古くからの横手市街地にある蔵。

 市町村合併により、旧増田町・十文字町の「まんさくの花」、旧平鹿町の「天の戸」「田从」も横手市になった。

 横手、気がつけば錚々たるメンバーがそろう銘醸地ですね。


 さて、以前試飲した「阿櫻」の印象と同じく、今回のお酒もさわやかな香り。 純米とはいえ、吟醸香がする。

 香りに負けず、フレッシュな酸味・苦味が活躍して、さわやかな味わいをつくる。 無濾過の原酒とは思えないほどキレイで軽やかな酒質。

 コストパフォーマンスにすぐれたお酒だ。 そのかわり、飲みごたえや力強さという点で、個人的には少し物足りないかな。



【秋田県横手市 阿桜酒造】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2247(2360)円   720ml:1123(1180)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:吟の精(秋田県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会901号   酸度:1.6   アミノ酸度:0.8

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2011年07月28日

まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生原酒 蔵内限定商品2

まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生原酒 吟の精 池袋東武で試飲・購入。

 隠し(?)商品の「真人(まなびと) 生もと純米 無濾過」を蔵から直送していただく「まんさくの花」。

 池袋東武に「真人」が登場することはないけれど、試飲販売のたびに盛況で何よりです。

 今回のイチオシは、氷温貯蔵して出荷された生酒。

 梅・マスカットのような、酸味を想起させる香り。

 岩清水のようなミネラルを感じさせる清廉な口当たりで、明るいイメージの甘味・旨味から展開する。

 硬質な苦味が終始一貫していて、スーッと清涼感ある味わいを形成している。

 温めると、甘味と距離を置いた、さっぱりとした旨味が前面に出てくる。

 「まんさくの花」らしい、キレイでさりげない旨味を持つお酒。 こういうタイプは家に1つもなかったので、良い気分転換になりました。


【秋田県横手市増田町 日の丸醸造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+6
 原料米:吟の精(秋田県産)   精米歩合:55%
 酵母:協会10号   酸度:1.6   アミノ酸度:1.2


「まんさくの花」「真人」の過去の記事
「真人(まなびと) 生もと純米 無濾過」
 (↑2009年12月2008年12月2007年12月09月
   2006年12月01月2004年07月
「真人(まなびと) 生もと純米 無濾過生詰」(2004年02月
「まんさくの花 純米吟醸」(2003年12月
「まんさくの花 純米酒 うまからまんさく 無濾過生詰」(2006年10月
「まんさくの花 純米酒」(2003年12月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 美山錦 蔵内限定」
2008年12月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 秋田酒こまち 蔵内限定」(2005年12月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 山田錦・美山錦 蔵内限定」(2004年12月
「まんさくの花 特別純米 無濾過生ささにごり 槽しずく」(2007年01月
「まんさくの花 亀寿 純米吟醸 生」(2004年03月
「まんさくの花 山廃純米大吟醸」(2004年12月

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2011年07月07日

雪の茅舎 山廃純米3

雪の茅舎 山廃純米 池袋東武で購入。

 「黒帯 悠々」とともに、旅行用のお酒として購入。

 こちらも、ペットボトルに入りきらなかった220mlをフライングでいただきます。

 ヨーグルト様の乳酸の香りが山廃らしい。 ただ、モワッとクセのある香りは感じられない。

 キレイな山廃というのが「雪の茅舎」の個性。

 しっとりとした口当たりの後に、甘味・旨味と強めの酸がまとまってやってくる。

 まとまりが良いぶん、強烈な印象はない。 やさしく飲みごたえのある、充実したお酒だ。

 酸が活きる熱めの燗、旨味がふくらむぬる燗が好みだけれど、本質は温度帯を選ばない万能型。 やっぱり「雪の茅舎 山廃純米」は良いね!


【秋田県由利本荘市 齋彌酒造店】 純米酒(山廃、無濾過、原酒)
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:吟の精(秋田県産)   精米歩合:65%
 酵母:自社特選酵母   酸度:1.9


「雪の茅舎」の過去の記事
「雪の茅舎 山廃純米」(2010年03月
「雪の茅舎 秘伝 山廃純米吟醸」(2006年04月
「雪の茅舎 山廃純米大吟醸 三石小仕込」(2011年06月
「雪の茅舎 純米吟醸」(2009年02月
「雪の茅舎 純米吟醸 愛山」(2010年05月

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2010年03月20日

雪の茅舎 山廃純米3

雪の茅舎 山廃純米 地元の料理屋さんにて飲む。

 料理屋さんにありがちな淡麗な新潟酒ばかりのラインナップから、すこしずつお酒が充実してきたみたい。 若い親方・お店だからこそ進化できる部分ですね。

 おいしい料理は、旨味豊かなお酒で活かしてあげたい。

 日本酒初心者も日本酒ファンも納得。 そんな間口の広い「雪の茅舎 山廃純米」は、料理・客層の幅の広いお店にぴったり。

 スッキリした香りに、しっとりとした口当たり。 そしてキレイな飲み口が「雪の茅舎」の山廃の特徴。

 燗にすることで旨味や酸がグッと存在感を増して、飲みごたえのあるお酒になる。 しかしそこは「雪の茅舎」、強烈なクセでグイグイと主張することはない。

 心強くもホッとする、気はやさしくて力持ちなお酒だ。


【秋田県由利本荘市 齋彌酒造店】 純米酒(山廃、無濾過、原酒)
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:吟の精(秋田県産)   精米歩合:65%
 酵母:自社特選酵母   酸度:1.9


 「雪の茅舎」の高橋藤一杜氏は、櫂入れ・濾過・加水をしない「三無い造り」で知られる。 秋田の杜氏の里、三内(さんない)をもじったネーミング。

 糖化力の強い麹をつくれば、櫂入れをしなくても自然な対流でお酒は生まれる。 自家精米・低温長期発酵で丁寧に醸されたお酒は、雑味がなく濾過の必要がない。 自社培養酵母で生まれる原酒はアルコール度数が低く、そのままで飲める。

 独特の酒質を世に問う。


「雪の茅舎」「由利正宗」の過去の記事
「雪の茅舎 純米吟醸」(2009年02月
「雪の茅舎 秘伝 山廃純米吟醸」(2006年04月

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2008年08月01日

天の戸 シュワ・トロ 発泡白酒3

天の戸 シュワ・トロ 池袋東武にて試飲・購入。

 おぉ、今週の試飲販売は「天の戸」かあ。 大好きな「天の戸 五風十雨 熟成生」にしようかな。

 ・・・って、「五風十雨 熟成生」がない!?

 「生というとフレッシュなお酒を期待される方が多くて、通好みというか個性の強い『五風十雨』は持ってきませんでした」とのこと。

 その個性が良いんじゃぁないかぁー。 (T_T)

 しかし気をとりなおして試飲のお酒を見てみると、にごり酒を発見。 はじめて見るぞ。 これは気になる、ということで購入。

 2006BYからの新製品で、今回は発売2年目らしい。 「天の戸 美稲」をベースに、1度火入れをした、発泡タイプのお酒。

 「シュワ」っと炭酸の元気な上澄みと、「トロ」っとしたオリを楽しめるということで、その名も「シュワ・トロ」

 火入れしてあるので新しく炭酸が発生することはないものの、火入れする前に生まれた炭酸がビン内にしっかりかくれている。 開栓は少し手こずった。

 果実香は少なく、ハーブ様の香りと米本来の味わいが楽しめるところは、通常の「天の戸 美稲」と同様。 炭酸のおかげでより爽快な飲み口。

 オリの部分は、乳酸の風味も手伝ってトロリとヨーグルト感覚。 燗にすると米の魅力全開。 冷やしても、温めても、うまし。

 楽しみ方、色々。 4合ビンでは、あれこれ試すには少ない?


【秋田県横手市平鹿町 浅舞酒造】 特別純米酒(無濾過、生詰、発泡、にごり)
 720ml:1715(1800)円
 アルコール度数:15.0
 原料米:吟の精、美山錦(平鹿町産)   精米歩合:55%
 酵母:AK-1(秋田酵母)

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2008年02月13日

天の戸 美稲(うましね)4

天の戸 美稲 池袋東武で購入。 

 関東の冬らしい一日だった。 晴れた日中で4度。 日が暮れてさらに冷え込む。 こんな夜は熱めの燗で温まろう!

 ということで、「天の戸 美稲」の登場。

 「天の戸」浅舞酒造は、蔵人はもちろん、原料米や酵母もすべて地元秋田でまかなうというこだわりの蔵。

 地元農家と「平鹿町酒米研究会」を結成し、早くから減農薬・減化学肥料による酒米栽培にとりくんでいる。 蔵のモットーは「酒は田んぼから、稲からすでに酒造り」とのこと。

 全国新酒鑑評会にも兵庫県産山田錦・熊本酵母ではなく、秋田酒こまち・秋田酵母の大吟醸を出品し、2005・2006・2007年と金賞を獲得。

 秋田酒こまちで仕込んだお酒での金賞受賞は、「天の戸」がはじめて。 「酒どころ秋田、天の戸」の存在を県内外に強くアピールした。

 「天の戸 特別純米酒 美稲」は、この蔵イチオシの「オール秋田」のお酒。 バックラベルには「平鹿町酒米研究会」のメンバー写真がプリントされている。

 まずは常温で。 無濾過のため、かなり山吹色がかっている。 落ち着いた複雑な香り。 飲むとくぐもった香りがふくらみ、酸にかぶさるように独特の甘味・旨味が広がる。 どことなくサツマイモを思わせる。

 軽快かつ複雑、良い意味で土臭い。 燗では独特の野趣あふれる旨味が増す。

 このお酒は「スッキリしているお酒だったなあ」と思って飲むと、個性的な旨味におどろかされる。 「独特の味わいで濃厚だったなあ」と思って飲むと、意外と軽やか。 いつも良い印象を受けるお酒だ。


【秋田県横手市平鹿町 浅舞酒造】 特別純米酒(無濾過)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:15.8   日本酒度:+3
 原料米:吟の精・美山錦(平鹿町産)   精米歩合:55%
 酵母:AK-1(秋田酵母)   酸度:1.5   アミノ酸度:1.3

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2007年01月20日

天の戸 美稲(うましね)4

天の戸 美稲 新年会にて飲む。 久しぶりの「天の戸 美稲」だ!

 「天の戸」浅舞酒造は、蔵人はもちろん、原料米や酵母もすべて地元秋田でまかなうというこだわりの蔵。

 地元農家と「平鹿町酒米研究会」を結成し、早くから減農薬・減化学肥料による酒米栽培にとりくんでいる。

 全国新酒鑑評会にも兵庫県産山田錦・熊本酵母ではなく、秋田酒こまち・秋田酵母の純米大吟醸を出品し、2005年・2006年には金賞を獲得

 秋田酒こまちで仕込んだお酒が金賞を受賞したのは「天の戸」が唯一。 酒どころ秋田、「天の戸」の存在を県内外に強くアピールした。

 「特別純米酒 美稲」は、この蔵イチオシの「オール秋田」のお酒。 バックラベルには「平鹿町酒米研究会」のメンバー写真がプリントしてある。

 まずは常温で。

 無濾過で熟成されたお酒のため、しっかりと黄金色になっている。

 純米特有の、落ち着いた複雑な香りがただよう。 飲むとくぐもった香りがふくらみ、酸にかぶさるように独特の甘味・旨味が広がる。 軽快かつ複雑、良い意味で土臭いお酒だ。

 次に、ぬる燗で。

 口当たりもなめらかになり、独特の野趣あふれる旨味が増す。 軽い飲み口ながら個性的な味わいで、好き嫌いは分かれるだろうが、好みがピッタリはまる人には手放せないお酒になると思う。

 ヒラメの刺身、ブリしゃぶなどと一緒に楽しんだ。


【秋田県横手市平鹿町 浅舞酒造】 特別純米酒
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:15.8   日本酒度:+3
 原料米:吟の精・美山錦(平鹿町産)   精米歩合:55%
 酵母:AK-1(秋田酵母)   酸度:1.5   アミノ酸度:1.3

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2006年07月10日

天の戸 醇辛3

amanoto_junkara 東川口の和民にて飲む。

 いやあ、和民に「天の戸」があるとは思わなかった。 いや、「天の戸」があってくれて良かった。

 「天の戸」は、横手の900石ほどの小規模蔵。

 すべてのラインナップにおいて原料米・酵母を秋田産でまかなう気合いの入った蔵だ。

 純米酒「醇辛」は、日本酒度+9という軽快かつ旨味のある商品。

 熟成を経て軽く色付いたお酒は、ドライながらしっかりした旨味が底流をなしている。


【秋田県横手市平鹿町 浅舞酒造】 純米酒
 1800:2500(2625)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+9
 原料米:吟の精・美山錦   精米歩合:55%
 酸度:1.9

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2006年04月20日

雪の茅舎 秘伝 山廃純米吟醸2

雪の茅舎 山廃純米吟醸 池袋東武で購入。

 「由利正宗」という銘柄でも知られる齋彌酒造は、「無濾過・無加水・無櫂入れ」という「三無い造り」の精神をつらぬく個性的な蔵。

 今回の山廃純米吟醸は、2年熟成のお酒。 蔵元自らが栽培した吟の精も使用している。

 山廃仕込みならではの、キメ細かくやわらかい口当たり。

 旨味が後々からジュワッと広がるところに、山田錦の特徴が出ている。 落ちついた含み香と旨味を、数値のわりにおとなしめの緻密な酸がやさしく支える。


【秋田県由利本荘市 齋彌酒造】 純米吟醸
 1800ml:3400(3570)円   720ml:1700(1785)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)吟の精   精米歩合:50%
 酸度:2.1

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2005年04月28日

天の戸 醇辛 純米酒 生2

天の戸 醇辛 生 池袋東武で試飲・購入。

 「天の戸」の生酒シリーズは、「美稲」につづいて「醇辛」。

 生らしいフレッシュな香りを抜けると、そこは甘味をおさえたクリアな酒質。 瞬間は線の細いタイプかと思わせるが、奥にある旨味がさりげなく存在感を示している。

 後味はアルコールのアタックと強い酸が効いて、スカッと晴れる。

 火入れタイプのほうが、燗に向くドライな酒質で一貫していて好み。 生だとキリッと締まった魅力と、生のやわらかい飲み口が相殺されてしまって、もったいない気がした。


【秋田県平鹿郡平鹿町 浅舞酒造】 純米酒(無濾過、生)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+9
 原料米:吟の精・美山錦   精米歩合:55%
 酸度:1.8

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天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 生3

天の戸 美稲 生 池袋東武で試飲・購入。

 「天の戸」の生酒を3種類購入。 飲みくらべて楽しもう!

 まずは「天の戸 美稲(うましね) 生」から。

 生らしいフレッシュな香りに、甘味たっぷりのさわやかな口当たり。 中盤以降は枯れた風味と酸が味をまとめて、意外と落ち着きがある。

 さわやかな苦味があって切れが良く、もうひと口ほしくなる、味のあるお酒だ。


【秋田県平鹿郡平鹿町 浅舞酒造】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2700(2835)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:吟の精・美山錦   精米歩合:55%
 酵母:AK-1(秋田酵母)   酸度:1.6   アミノ酸度:1.4

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2004年01月22日

天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒4

天の戸 美稲 池袋東武で購入。

 濃醇といううわさを聞いて、かねてから気になっていたお酒で、今回はじめて飲む。

 まずは常温で味わいを楽しむ。

 無濾過のため、かなり山吹色がかった酒質。 濃醇な純米特有の、落ち着いた複雑な香りがただよう。

 飲むとくぐもった香りがふくらみ、酸にかぶさるように独特の旨味が押しよせる。

 初めて体験する味わいは、地元で丹精込めて育て上げた酒米、そして秋田酵母から来るものだろうか。

 良い意味で土臭いお酒だ。 ボリュームは中庸だが、個性的な味わいで力強く、そしてキレも良く軽快。

 次に燗を試す。 口当たりもなめらかになり、独特の野趣あふれる旨味が増して口中に広がる。

 クセのある味わいで、好き嫌いは分かれるだろうが、好みがピッタリはまる人には手放せない、代えがたいお酒になりそうだ。


【秋田県平鹿郡平鹿町 浅舞酒造】 特別純米酒(無濾過)
 1800ml:2620(2751)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:15.9   日本酒度:+3
 原料米:美山錦・吟の精(平鹿町産)   精米歩合:55%
 酵母:AK-1   酸度:1.5   アミノ酸度:1.3

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