山田錦

2015年08月27日

駿州中屋 辛口純米酒

駿州中屋 辛口純米酒 地元の居酒屋さんにて飲む。

 今夜のお酒メニューに、なつかしい名前を発見。

 「駿州中屋 辛口純米酒」、ひさしぶりだなぁ。

 「駿州中屋」は、静岡県屈指の製造量をほこる「高砂」富士高砂酒造が、創業当時の屋号を用いた限定販売ブランド。

 もともと得意な酒質ではないものの、ひさしぶりの再会を味わおう! ということで注文。



 まずは冷温でいただきます。

 水の良さを感じるソフトな口当たり。 なめらかに流れ、鋭く切れ上がる点は特筆ものながら、味わいは平板に感じられてしまう。

 うーん、以前の印象どおり。 甘味を排しつつ旨味を存分に盛り込んだお酒もある中で、これは物足りないなぁ。



 次に、ぬる燗でいただきます。

 冷温では隠れていた旨味が顔を出し、味わいに少し幅が出てくる。

 このお酒が本来もつやさしい表情が引き立ち、刺激が緩和されて飲みやすくなる。



 口当たりやさしく、薄味でストレート。 イメージは新潟の淡麗辛口酒。

 酸と旨味の効いた濃醇酒を好む人には、適さないように感じました。



【静岡県富士宮市 富士高砂酒造】 純米酒
 1800ml:2,139(2,310)円   720ml:1,131(1,221)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+10
 原料米:山田錦・五百万石・美山錦   精米歩合:60%
 酸度:1.3


「高砂」・「駿州中屋」・「琉の扇」の過去の記事
「高砂 山廃純米 無濾過生原酒」(2005年11月
「駿州中屋 辛口純米酒(2007年12月2004年04月
「琉の扇 別撰無濾過生詰 本醸造」(2004年04月

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2015年08月25日

梵 純米55 特別限定 純米酒 磨き五割五分2

梵 純米55 地元の居酒屋さんにて飲む。

 このお店には、固定メニュー・期間限定メニューを合わせ、常時20種類近くの日本酒があります。

 そんなお酒たちの中でよく飲むのが、「梵 純米55」。

 常連さんにファンが多いのか、期間限定メニューのはずが半年以上メニューに載り続けています。

 あれ、限定メニューにまだ名前がある、よしまた飲もう。 そんな思考・行動を今日もまたくりかえします。



 まずは冷温でいただきます。

 米粉を思わせるソフトな香り。 まろやかな口当たりが、やさしい甘味・旨味を引き立てる。

 この甘い飲み口は、飲み手の好みによって印象を左右しそう。

 もっとも、ボリュームは淡麗〜中庸で、全体的にはサラリと軽妙な味わいに仕上がっている。

 個人的には、個性・おもしろみがあって、冷温でも好み。



 次にぬる燗でいただきます。

 お米らしい香味がより引き立ち、酸味が強調されて、味わいに幅が出てくる。

 しっかりと酸の存在感を楽しめるので、あたためた方がさらに好み。



 良い意味で刺激の少ない、派手さのないお酒。 そんな酒質を好む人におすすめです。

 温度変化による味わいの変化が大きいので、好みの温度帯を探る楽しさもあります。



【福井県鯖江市 加藤吉平商店】 特別純米酒
 1800ml:2,381(2,571)円   720ml:1,190(1,285)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+4
 原料米:(麹米)山田錦(兵庫県特A地区産)、
      (掛米)五百万石(福井県産)
 精米歩合:55%
 酵母:KZ10号(自社酵母)   酸度:1.7


 「梵」加藤吉平商店は、アルコール添加酒を造らず、純米酒のみを造る完全純米酒蔵。

 蔵の平均精米歩合38%(2014BY)という、全国屈指の高級酒路線を歩む。

 そして、醸したお酒はすべて長期氷温熟成してから出荷するという、品質の管理、旨味の追求にも余念がない。


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2015年08月21日

雨後の月 純米吟醸2

 池袋東口の「和さび」にて飲む。

 広島にこだわった「和さび」。 約10年前に従姉の結婚式の2次会で訪れて以来、ひさしぶりの来訪です。

 当時の店舗から、数年前に現在地へお引っ越し。 現在の店舗という意味では、初めて訪れます。


 お酒メニューは広島づくし。

 最初は呉の「雨後の月 純米吟醸」。 冷温でいただきます。

 桃・マスカットを思わせる果実香。 やさしい甘味・旨味と芯の通った酸味を感じる、芳醇な味わい。

 ボリュームはひかえめながら、しっかり個性があるためか、食事に負けずに渡り合える。


 食中酒として活躍できる純米吟醸。



【広島県呉市 相原酒造】 純米吟醸
 1800ml:2,850(3,078)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:山田錦
 精米歩合:(麹米)50%、(掛米)55%
 酸度:1.5


「雨後の月」の過去の記事
「雨後の月 特別純米酒」(2007年03月2004年05月2004年03月
「雨後の月 純米吟醸 山田錦」(2004年11月
「雨後の月 特別純米 レトロ」(2010年09月

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2015年08月20日

山城屋 純米無濾過生詰 山田錦 夏山シーズン3

山城屋 純米無濾過生詰 夏山シーズン 大宮駅西口の立ち飲み日本酒バー「角打ち 酒屋の隣」にて飲む。

 「山城屋」・・・はて?

 壁に掲げられたお酒メニューの中に、「山城屋」なる未知の銘柄を発見。

 屋号だろうから、単純に山城国(京都南部)の蔵というわけではなさそうだし・・・まずは飲んでみよう!


 燗酒用のメニュー欄にあったお酒なので、ぬる燗でいただきます。

 お米の香りとやさしい甘味から入る、おだやかな立ち上がり。 分厚い酸が活躍して、飲みごたえがある。

 これは良いね〜! 冷温でさわやかに飲める、第一印象の良いお酒とは異なるかもしれないけれど、静かにうったえかける魅力がある。



 後で調べてみたところ、新潟のお酒とのこと。

 新潟ということで避けてしまう先入観があるので、何も知らずに飲んで感動できたのはラッキーでした。

 「山城屋」・・・新しい銘柄らしいので、別バージョンも含めて楽しみにしたいと思います。



【新潟県長岡市 越銘醸twitter)】 純米酒(無濾過、生詰)
 1800ml:2,500(2,700)円   720ml:1,250(1,350)円
 アルコール度数:16.5%   日本酒度:+1
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会14号   酸度:2.0   アミノ酸度:1.1


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2015年08月15日

五橋 純米吟醸

五橋 純米吟醸 いただきもの。 ありがとうございます!

 地元岩国にある五連の錦帯橋から名付けられた「五橋」。

 純米酒のシリーズは、派手さのない、燗でじわじわと魅力を発揮するタイプで好み。

 でも、純米吟醸はというと、経験値が少なくてまだなんともいえない状態。

 ということで、絶好の機会をいただけました。


 冷温でいただきます。

 リンゴ・梨を思わせる、さわやかな苦味を想起させる香りがスッとよぎる。 甘味がひかえめなぶん、軽快でシャープな飲み口になっている。


 甘くないさわやかな吟醸酒を求める人におすすめ。

 ただ、この蔵でないと、このお酒でないと味わえないというような個性には乏しいので、個人的な好みとは異なるかな。



【山口県岩国市 酒井酒造】 純米吟醸
 1800ml:3,200(3,456)円   720ml:1,600(1,728)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+2.5
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)日本晴〔ともに山口県産〕
 精米歩合:55%
 酸度:1.6   アミノ酸度:1.4


「五橋」の過去の記事
「五橋 木桶造り 生もと純米酒 イセヒカリ 寒おろし」(2014年04月
「五橋 木桶仕込み 生もと純米」(2012年10月
「五橋 純米酒」(2008年10月試飲会2005年11月試飲会
「五橋 生もと純米酒」(2008年10月試飲会
「五橋 純米吟醸 西都の雫」 (2008年10月試飲会

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2015年05月25日

鳳凰美田 大吟醸 別誂至高2

鳳凰美田 大吟醸別誂至高 いただきもの。

 兵庫県特A地区産の山田錦を35%まで削って仕込み、袋しぼりのしずくを斗ビンに集めた大吟醸の原酒。

 最高品質のお米を丁寧に手間ひまかけて醸し、良いところを集めた、蔵を代表する逸品。


 ・・・すごいお酒をいただいてしまいました。 ありがとうございます!


 さっそく冷温でいただきます。

 大吟醸らしく、華やかなリンゴ様の吟醸香がさわやかに広がる。

 とろりと粘度を感じる口当たり。 濃密な第一印象ながらも、クリアに澄みわたった味わい。 スムーズに流れては静かに消えてゆく。


 個人的には、旨味に乏しい点が物足りない。 そして、アルコールの刺激が少し気になる。

 もっとも、この刺激がシャープな印象をつくっているとして、好印象を受ける飲み手も多いかもしれない。



 すっきりさわやかでキレイ。 それでいて個性・風格がある。 吟醸酒の傑作のひとつ。



【栃木県小山市 小林酒造】 純米大吟醸(原酒)
 1800ml:8,000(8,640)円   720ml:3,500(3,780)円
 アルコール度数:16.8   日本酒度:+1
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:35%
 酸度:1.1   アミノ酸度:0.8


「鳳凰美田」「美田鶴」の過去の記事
「鳳凰美田 純米大吟醸酒 無濾過本生 黒判」(2013年01月
「鳳凰美田 純米吟醸酒 無濾過本生 若水」(2013年01月
「鳳凰美田 しぼりたて 純米吟醸無濾過 かすみ生 五百万石」
 (↑2010年01月
「鳳凰美田 純米吟醸無濾過生 試験醸造 WINE CELL(ワイン酵母)」
 (↑2012年09月

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2014年11月21日

旭日(きょくじつ) 生もと純米2

旭日 生もと純米 池袋東武で試飲・購入。

 複数の蔵が参加する試飲販売「滋賀県の酒まつり」のために、「旭日」藤居本家が池袋東武に初来店。

 試飲会以外で出会うのは初めてです。

 いろんな蔵のお酒を試飲して選んだのが、初めて出会った「旭日 生もと純米」。


 蔵の方によると、このお酒は酵母無添加の生もと。

 生もとは空気中の乳酸菌を利用して殺菌し、発酵の準備をする手法。 さらに、酵母まで空気中のものに任せたという、挑戦的なお酒です。



 総けやき造りの仕込蔵に住む微生物たちによって醸されたお酒。 さっそく、冷温でいただきます。

 稲ワラのような穀物様の香りに、ヨーグルトのようなクリーミーな香りがひそむ。

 まろやかな飲み口ながら、甘味は少な目で、苦味が目立つスッキリとした味わい。 甘味の少ないヨーグルトのイメージ。


 ぬる燗にしてみると、苦味が隠れてまろやかさが増す。 やさしい旨味とほどよい酸味が楽しめる。

 派手さや華やかさとは無縁の、さりげなく飲み手の心を引きつける、落ち着いた魅力のあるお酒。



【滋賀県愛知郡愛荘町 藤居本家】 純米酒(生もと)
 1800ml:2,900(税込3,132)円   720ml:1,450(税込1,566)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(杜氏自家栽培)   精米歩合:70%
 酵母:無添加(蔵付酵母)   酸度:1.8


「旭日」の過去の記事
「旭日 特別純米 欅(けやき)」(2005年11月試飲会

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2014年10月04日

奥能登の白菊 純米吟醸 無濾過生原酒 そのまんま3

奥能登の白菊 純米吟醸 そのまんま 池袋東口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 「奥能登の白菊」は、甘口のお酒が中心という個性派。

 その個性は、火入れ・熟成によってさらに際立ったものになります。

 ところが今回は、若い生酒。 またちがった一面が見られそうです。


 では、冷温でいただきます。

 うっすらとオリがからんでいて、グラスがかすかに白くけむる。

 穀物様の香りが主体で、吟醸酒の生酒とは思えないほどの落ち着き。

 甘口という先入観で飲んだところ、意外とドライで、おだやかな旨味が存在感を放っている。

 麹のニュアンスや、オリの旨味、種々の酸味・苦味たちが複雑な味わいを形成している。


 飲みごたえのある、非常に豊かな味わい。 これは好み!




【石川県輪島市 白藤酒造店】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3,333(3,600)円   720ml:1,686(1,820)円
 アルコール度数:16.7   日本酒度:-4.5
 原料米:(麹米・添米)山田錦(36%)、(仲米・留米)五百万石(64%)
 精米歩合:(麹米)50%、(掛米)55%
 酵母:協会10号   酸度:1.5


「奥能登の白菊」「寧音(ねね)」の過去の記事
「奥能登の白菊 純米吟醸」(2013年09月
「奥能登の白菊 純米酒 輪島物語」(2007年07月
「寧音 純米無濾過」(2009年03月

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2014年10月02日

るみ子の酒 生もと特別純米酒 無濾過生原酒

るみ子の酒 生もと特別純米 無濾過生原酒 池袋東武で見かけて購入。

 よっしんが試飲せずに購入する動機は、相当気になったからか、または信頼している蔵だから。


 森喜酒造の「妙の華」・「英(はなぶさ)」・「るみ子の酒」は、生酒よりも火入れ酒のほうが好みなことが多い。

 けれど、森喜酒造のファンとしては、飲んだことのないお酒は飲んでみたい。

 ということで、2つの理由の両方を満たしていたために購入。


 まずは冷温でいただきます。

 華やかさのない、若々しい生酒特有の刺激的な香りが中心。 甘味を切ったドライな飲み口で、強烈な酸味が突出した印象。

 非常にバランスが悪く、飲みづらい。 いわゆる「硬い」状態で、熟成してゆくことで劇的な変化が期待できる酒質。


 火入れ・熟成タイプが後々に発売されると良いなあ。



【三重県伊賀市 森喜酒造】 特別純米酒(生もと、無濾過、生、原酒)
 アルコール度数:17.7%   日本酒度:+7
 麹米:山田錦(徳島産)(精米歩合50%・60%)
 酒母米:山田錦(伊賀産)(精米歩合60%)
 掛米:山田錦(徳島産)・ひとごこち(長野産)(ともに精米歩合60%)
 酵母:協会7号   酸度:2.1   アミノ酸度:1.5


「妙の華(英・るみ子の酒)」の過去の記事
「妙の華 純米酒 きもと山田錦90% チャレンジ90 無濾過」
  あらばしり生原酒:第四章(2008年09月)、第三章(2006年05月)
              第二章(2005年05月)
  火入れ・加水タイプ:第一章(2004年07月)

「妙乃華(妙の華) 山廃一段仕込 無濾過生」(2011年01月
「妙の華 山廃純米吟醸 阿波山田錦」
 (↑2011年06月03月2010年09月
「妙の華 特別純米 無濾過生原酒 備前雄町」
  山廃タイプ:2008年11月
  速醸タイプ:2007年04月2006年09月

「英(はなぶさ) 生もと 特別純米酒」
 (↑2011年06月2010年07月
「英(はなぶさ) 山廃純米 無濾過あらばしり生原酒(白ラベル)」
 (↑2008年11月2007年06月
「英(はなぶさ) 特別純米酒 無濾過原酒(赤ラベル)」
 (↑2012年08月2004年01月
「英(はなぶさ) 特別純米酒(赤ラベル)」(2011年08月
「英(はなぶさ) jyungin 純米吟醸」(2013年01月

「るみ子の酒(妙の華) 特別純米酒」
  6号酵母瓶火入れ:2011年02月2009年09月2007年04月
              2006年11月
  6号酵母無濾過生:2012年08月2007年09月
  7号酵母瓶火入れ:2011年02月
  7号酵母無濾過生原酒あらばしり:
              2012年09月(すっぴんるみ子)、2005年12月
  9号酵母瓶火入れ:2004年07月
  9号酵母無濾過生原酒あらばしり:
              2013年01月2008年07月(すっぴんるみ子)

「るみ子の酒 特別純米 活性濁り生原酒」
 (↑2011年01月2008年05月爆発注意酒

「妙の華 特別純米酒 十年古酒」(2006年05月2005年06月

「伊賀の舞 純米 袋搾り無濾過生原酒 あらばしり 6号酵母」
 (↑2008年09月2007年05月
「伊賀の舞 純米 袋搾り無濾過生原酒 あらばしり 7号酵母」
 (↑2011年05月2010年01月
「伊賀の舞 純米酒」(2009年10月

「どすこい誉 純米吟醸」
 ↑(2012年08月2011年08月2009年02月[熟成]、2008年10月
   2007年04月2005年02月

「妙の華」「英(はなぶさ)」7種類試飲(2005年06月

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2014年09月27日

富久長 吟醸 秋櫻(コスモス) ひやおろし

富久長 秋櫻 品川駅すぐの「地鶏や ウィング高輪店」にて飲む。

 遠出をした帰りに、乗換駅の品川駅で下車して腹ごしらえ。

 夜もすずしくなってきた秋。 ひやおろしの季節がやってきました。

 「ひやおろし」の「ひや」とは加熱しない状態(常温)、そして「おろし」は出荷。 加熱しないで出荷するという意味ですね。

 出荷期の加熱殺菌を必要としない、常温のまま出荷しても劣化の心配が少なくなる、すずしくなった秋の風物詩です。


 今回飲んだのは「富久長 吟醸 秋櫻(コスモス)」。 商品名も秋らしいですね。

 冷温でいただきます。

 青りんご・マスカット様のさわやかな香り。 甘味の少ないシャープな飲み口で、かわいらしい酸味・苦味がアクセント。

 濃い薄いでみても、厚い薄いでみても、薄い印象を受ける。 静かに味をたたえるキレイなお酒。



 個人的には物足りないけれど、この繊細な味わいを好む人は多い気がします。



【広島県東広島市安芸津町 今田酒造本店】 吟醸酒(生詰)
 1800ml:2,300(2,484)円   720ml:1,200(1,296)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+6
 原料米:(麹米)山田錦(広島県産)、(掛米)中生新千本(広島県産)
 精米歩合:(麹米)50%、(掛米)60%
 酸度:1.4


「富久長」の過去の記事
「富久長 特別純米 八反草 無濾過本生原酒」(2010年03月
「富久長 中汲み槽しぼり 無濾過原酒」(2006年09月

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2014年08月13日

神亀 純米酒4

 上野駅入谷改札外、パンダ橋口の脇にある「かよひ路」にて飲む。

 お盆期間ということで夜間延長営業していた上野動物園を堪能した後、夕飯タイム。 園内で間食をしたので、食事は軽めに。


 食事もお酒も各地方のものがそろっていて、上京者が集まるターミナル上野駅らしさがあります。

 そんなメニューから選んだのは、あるとホッとする、安定感・旨味ともに抜群の「神亀 純米酒」。


 冷温での提供というのが残念ですが、室温や手で温めつつ、ゆっくりいただきました。

 おだやかで、旨味にあふれていて、ホッとするお酒。




【埼玉県蓮田市 神亀酒造】 純米酒
 1800ml:2,952(3,188)円   720ml:1,476(1,594)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+5.5
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酸度:1.7


「神亀・ひこ孫」の過去の記事
「神亀 純米酒 辛口」
 (↑2010年06月2009年12月2008年09月2007年02月
   2006年05月2004年01月2003年10月
「神亀 純米酒 辛口 樽酒」(2013年01月
「神亀 純米酒 甘口」(2010年12月2007年02月
「神亀 純米酒 ひやおろし」(2007年09月
「神亀 真穂人」(2007年03月2006年11月
「神亀 純米酒 ひとごこち」(2009年03月2008年12月
「神亀 山廃純米酒 ひやおろし」(2013年10月
「神亀 本醸造 大古酒 昭和54年」(2007年10月
「神亀 純米 大古酒 昭和56年」(2011年05月
「ひこ孫 純米大吟醸」(2009年11月2008年12月
「ひこ孫 純米吟醸 小鳥のさえずり」(2012年08月2008年12月
「ひこ孫 純米吟醸 7号酵母」(2006年12月
「ひこ孫 純米吟醸 9号酵母」(2012年08月2009年09月
「ひこ孫 純米酒」(2008年11月2006年11月2004年03月
「ひこ孫 純米酒 樽酒」(2008年01月
「ひこ孫 純米吟醸 槽口酒」
  ↑「創」(2009年12月)、「芯」(2008年09月)、「悦」(2008年05月
   「結」「碧」「とり」(2011年06月
「ひこ孫 純米吟醸 かるくいっぱい」(2006年12月
「仙亀 純米原酒」(2010年03月
「仙亀 純米 阿波山田錦80%」(2007年03月

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2014年07月20日

雁木 夏 辛口純米3

雁木、夏の辛口純米 池袋東武で試飲・購入。

 初めて「雁木」に出会ったのは、2004年秋、ヨラムさんのお店でした。

 たちまちファンとなった衝撃の出会いから、約10年がたつんですね。

 この10年の間、杜氏さんが引退し、小林社長が自らお酒をつくるようになりました。

 荒々しく濃醇でヤンチャな「雁木」が、スマートで洗練された酒質に変化をとげてきました。

 昔の「雁木」のほうが好みだったけれど、最近の「雁木」も好き。


 今回の試飲販売で気に入ったのは、新登場の「雁木 夏 辛口純米」。 「雁木」が初めて送り出す、夏用のお酒です。

 1回火入れをして酒質を安定させ、加水してアルコール度数を落とし、飲みやすくしています。

 しかし、そこは無濾過の濃醇酒を世に問う「雁木」、単に薄く水っぽい夏用酒とは異なります。



 冷温では苦味が活躍してスッキリとした飲み口になるものの、せっかくの旨味がかくれてしまう印象。

 したがって、旨味を味わうために、常温でいただきます。

 「雁木」らしい厚い酸が主体となった味わいで、ドライな雰囲気の中をお米らしい旨味がふくらむ。

 後口には苦味を残しながら鋭く切れ上がるところが、「雁木」シリーズでも特異な性質。

 しっかり味があって、それでいて軽妙さもある。 不思議なバランスで、つい次のひと口、次の一杯へと進みたくなる。


 燗にすると、旨味が引いて、分厚い酸味が強調されるようになる。 これはこれで爽快!

 温度帯によって表情がずいぶんと異なるため、自分の好みを探る楽しみもある。



 暑い夏は、味の薄いお酒を冷やして飲む。 はたしてそれだけが正解なのか。 いろいろなお酒の楽しみかたがありうるのでは。

 そんな、夏用のお酒についての思い込みに対して一石を投じるお酒。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2,600(2,808)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+9
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酸度:1.7


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2013年12月2012年10月2011年11月
「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2013年12月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「雁木 純米大吟醸 スパークリング 活性にごり生原酒」
 (↑2014年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2014年07月19日

笑四季 monsoon(モンスーン) 濃厚極甘口 貴醸酒生原酒 2014 玉栄/山田錦3

笑四季 モンスーン2本 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 日本酒メニューが非常に充実しているこのお店。

 どのお酒からスタートしようかなあと迷っていたところ、「笑四季」の貴醸酒2種類を発見!

 貴醸酒は、仕込水の代わりに清酒を使用したお酒で、豊かな甘味が魅力。

 醤油の種類でいう甘露醤油・再仕込醤油と似たスタイルです。


 貴醸酒好きとしては、飲みくらべてみたい!

 ということで、冷温でいただきます。

 ワインのようなボトルとラベル。 日本酒といえばこういう姿・味、という先入観・既成概念を払いたい。 そんな意思を感じます。



 まずは写真左側、青いラベルの玉栄バージョンから。

 豊かな甘味・酸味を想起させる、熟したメロンのような香り。

 濃厚な甘味がふくらみ、キレイな酸が味を引き締める。 さりげない苦味も効果的で、思いのほかシャープな印象。


 次に写真右側、赤いラベルの山田錦バージョン

 こちらも甘味を連想させる香りながら、バナナのようなニュアンスが含まれているところが異なる。

 玉栄バージョンと同様、豊かな甘味・酸味が主体。 ただ、こちらのほうが苦味が少なくまろやかな印象で、ゆったりと伸びやかに展開する。



 スッキリ淡麗だけが日本酒ではない。 けっして中心・主流にあるお酒ではないけれど、日本酒の世界の広さ、奥深さを感じさせてくれるお酒。

 日本酒に先入観のない方は特に、好意的に受け入れられるかもしれません。

 甘口好きのYさんも「甘くておいしい」とお気に入りのようすでした。



【滋賀県甲賀市 笑四季酒造
「笑四季 モンスーン 濃厚極甘口 貴醸酒生原酒 2014 玉栄」
 好み度:3(★★★)
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県産)   精米歩合:60%
 酵母:笑四季30号

「笑四季 モンスーン 濃厚極甘口 貴醸酒生原酒 2014 山田錦」
 好み度:3(★★★)
 アルコール度数:17.5
 原料米:山田錦(滋賀県産)   精米歩合:60%
 酵母:笑四季19号


過去の「笑四季」の記事
「笑四季 特別醸造酒(貴醸酒) monsoon 滋賀玉栄
 笑四季30号酵母 極甘口 生原酒」(2013年04月

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2014年04月25日

五橋 木桶造り 生もと純米酒 イセヒカリ 寒おろし3

五橋 木桶造り 生もと純米 イセヒカリ 寒おろし 池袋西武で見かけて購入。

 山口県東端の岩国市といえば、錦川にかかる五連の木造アーチ橋「錦帯橋」で知られる観光地。

 この五連の錦帯橋から名付けた「五橋」。 地元の名勝を連想させる、良い名前ですね。

 錦帯橋から少し下流へ進んだ錦川南岸にあるのが、「五橋」を醸す酒井酒造。

 錦川の超軟水の伏流水に恵まれた地で、生もと・木桶仕込みという古式ゆかしい製法によるお酒づくりが行われています。


 今回冷蔵オープンケースに並んでいたのは、「五橋 木桶造り 生もと純米酒 イセヒカリ 寒おろし」。

 1989(平成元)年に伊勢神宮の神田で発見され、1996(平成8)年に命名されたイセヒカリ。

 由緒がありながら、新しさもある。 生もと・木桶ともイメージが重なります。



 では、常温でいただきます。

 しっかり使い込まれた木桶だからか、木の香りはまったくと言って良いほど感じられず、邪魔にならない。

 そのかわり、生もとらしい乳酸菌由来の、バナナ・ヨーグルトを思わせるやわらかい香りが印象的。 にごり酒のような、お米らしい香りも感じられる。


 香りの印象から、やさしい飲み口をイメージするものの、味わいは引き締まった硬派な印象。

 甘味をおさえたドライな酒質で、おだやかな旨味を酸が支える。 乳酸が強調された酸味が好み。 力強い酒質ながら後切れが良く、軽快。


 燗にすると、豊かな酸味・旨味が濃醇な味わいをつくり、よりメリハリの効いた酒質になる。

 力強さと個性を感じる、好みのお酒。



 手の込んだ和食といった細かい制約はいりません。

 出来合いのハンバーグでもシチューでもカレーでもスパゲッティでも、即席の夕飯と気軽に合わせられる、これぞ晩酌用というお酒。



【山口県岩国市 酒井酒造】 純米酒(生もと)
 1800ml:2900(3045)円   720ml:1550(1628)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)イセヒカリ〔ともに山口県産〕
 精米歩合:(麹米)70%、(掛米)60%
 酸度:2.2   アミノ酸度:1.6


「五橋」の過去の記事
「五橋 木桶仕込み 生もと純米」(2012年10月
「五橋 純米酒」(2008年10月試飲会2005年11月試飲会
「五橋 生もと純米酒」(2008年10月試飲会
「五橋 純米吟醸 西都の雫」 (2008年10月試飲会

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2014年04月08日

鶴齢 特別純米 無濾過生原酒 2011(H23)BY3

鶴齢 特別純米 無濾過生原酒 山田錦 池袋東武で試飲・購入。

 コシヒカリの名産地として知られる、新潟県南魚沼で醸される「鶴齢」。

 淡麗なお酒の多い新潟県にしては、飲みごたえのあるお酒たちがラインナップに並びます。

 寝かせることでしっかり成長・熟成するところも好印象。

 ただ、地元産の五百万石や越淡麗を使った商品よりも、兵庫県産の山田錦を使った商品の方が濃醇なのはご愛嬌。


 蔵内のタンクで1年間熟成したお酒を2013年春に購入し、自宅で1年間さらに常温熟成。

 今回は、2年熟成の状態で開栓。 さっそく常温でいただきます。


 黒胡椒を思わせるスパイシーな雰囲気に、せんべいのようなお米由来の香りも感じられる。 まろやかな口当たりで、チーズケーキやレーズン、麹など複雑な風味が広がる。

 甘味・旨味・苦味・酸味、それぞれの要素がしっかりと感じられ、そして調和している。 余韻には、生熟成らしいナッツ様の香りがある。


 ぬる燗にすると、甘味が一歩引いて、まろやかさでかつ引き締まった味わいになる。

 原酒だからか、まだ淡麗型な証拠か、アルコールが強調される瞬間もある。 もっとまろやかで濃醇だったらなあ。 好みだからこそ、つい欲張ってしまう。


 中庸タイプながら、充実の味わい。 3年、5年と、さらに熟成した状態でも飲んでみたいお酒。



【新潟県南魚沼市 青木酒造】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3200(3456)円   720ml:1600(1728)円
 アルコール度数:17.7   日本酒度:+4.9
 原料米:山田錦   精米歩合:55%
 酵母:協会701号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.0


過去の「鶴齢」の記事
「鶴齢 純米吟醸 にごり酒」(2009年09月
「鶴齢 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」(2012年06月
「鶴齢 純米無濾過生原酒」(2006年11月

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2014年03月22日

川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒 / 純米吟醸無濾過生原酒 / 特別純米無濾過生原酒

川中島 幻舞 3本セット 池袋西武で試飲・購入。

 日本酒バーや居酒屋で、雑誌や本で、見かける機会が増えてきた気がする「川中島」。

 ただ、以前から人気で品切れが続出してしまう状況。

 そのため、新規の流通経路は開拓していないとのこと。

 品切れを解消すべく、10月から翌年6月まで、長期間にわたってお酒を仕込むほど。

 1年中仕込みを行う「四季醸造」ではないけれど、冬だけ仕込みを行う「寒仕込み」のレベルを通り越して、「三季節醸造」になっています。

 ところが、それでも製造規模の問題で大量生産はできず、次の仕込期までに品切れになってしまうとのこと。

 1年に2回試飲販売が行われる池袋西武では、定期的に購入できるのでありがたいです。



 今回の試飲販売では3種類の生酒を購入。 さっそく冷温で飲みくらべてみましょう。

川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒 青いラベルの「川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒」は、今回の試飲販売の目玉商品。

 シーズン初期にしぼられて発売されたお酒で、早くも蔵の在庫がなくなってしまい、現品限りとのこと。

 リンゴ・桃のような甘く華やかな香りに、スルリとなめらかな口当たり。

 刺激的な要素は少なく、やさしい甘味を基調としたソフトな香味が楽しめる。



川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒 続いて、赤褐色のラベルの「川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒」。

 香りは青ラベルの吟醸タイプとほとんど同じ。 ただ、ひと口含んだ瞬間に、吟醸タイプよりも濃厚だと感じられる。

 さわやかな香りと酸味、存在感のある甘味・旨味。

 香味のバランスが良く、「幻舞」シリーズの酒質を知る入口の1本として蔵元がおすすめするのも納得。



川中島 幻舞 特別純米山田錦無濾過生原酒 最後は、濃い黄色のラベルの「川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦」。

 上記2本とは、原料米も磨き具合も、さらには使用酵母も異なる。

 パイナップル様の、豊かな酸味・甘味・苦味を予感させる刺激的な香り。

 純米吟醸よりもはるかに濃醇・濃厚で、インパクト大! さわやかで、味のあるタイプを好む人におすすめの1本。

 秋田「太平山 生もと純米 無濾過生」にも似た印象。 熟成させて常温〜ぬる燗でおいしくなるところも共通点。



 1種類だけ飲めば、きっと「おいしい」で完結してしまう。 それぞれ飲みくらべてみると、より個性・魅力が見えてくる。

 だから飲みくらべは楽しい。 そしておもしろい!



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野
「川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒」 (青ラベル)
 吟醸(生)
 好み度:2(★★)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦   精米歩合:49%
 酵母:長野酵母   酸度:1.5

「川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒」 (赤ラベル)
 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 好み度:2(★★)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦   精米歩合:49%
 酵母:長野酵母   酸度:1.6   アミノ酸度:1.1

「川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦」 (黄ラベル)
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2700(2835)円   720ml:1350(1417)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.2


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2014年01月2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(ふわりん Fuwarin)
 (↑2013年09月2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2014年03月06日

惣譽(惣誉) 生もと特別純米酒3

惣誉 生もと特別純米 池袋東武で試飲・購入。

 「惣誉」は、いわゆる硬いお酒をつくる蔵。

 つまり、新酒の時期では飲みづらく、熟成を経ることでまろやかな旨味が楽しめるようになるお酒が特徴。

 今回は、2013年1月に購入していたものを約1年間常温で熟成させてから開栓。


 開栓直後は硬く、味が開かずに飲みづらい印象。 2週間くらいしてようやく本領を発揮するようになってきました。


 では、常温でいただきます。

 熟成を経てほんのりと色づいたお酒は、いかにもおいしそう。 バナナ、ヨーグルト様のやさしい香りに、穀物らしいおだやかな熟成香が重なる。

 まろやかな口当たりで、しっかりとした酸味・旨味が見事に調和した、充実した味わい。

 まろやかさから甘味を連想するものの、サッとさばける後切れの良さがあって軽快さも兼備している。


 温めることで酸味が引き立ち、さらに次のひと口を誘う。 やっぱりすごいお酒だなあ。



【栃木県芳賀郡市貝町 惣譽酒造】 特別純米酒(生もと)
 1800ml:2750(2888)円   720ml:1381(1450)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:60%
 酸度:1.8


「惣譽(惣誉)」の過去の記事
「惣譽(惣誉) 生もと純米大吟醸」(2011年01月
「惣譽(惣誉) 生もと特別純米酒」(2009年09月

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2014年02月05日

寒紅梅 純米吟醸 早咲き生2

寒紅梅 純米吟醸 早咲き生 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 三重の「寒紅梅」は、お酒好きの方がおすすめする銘柄とのこと。

 新潟「寒中梅」や新潟「雪紅梅」など、新潟の銘柄にかすった名前なので、ついつい新潟のお酒を連想してしまいます。

 はじめて飲む蔵なので、ワクワク・ドキドキです。


 さっそく冷温でいただきます。

 メロン・桃・マスカット・イチゴ。 さまざまな果実を思わせる、甘く華やかな吟醸香。

 含み香も豊かで、みずみずしく甘酸っぱい華やかな味わい。 さりげなく麹の風味も感じられる。


 香りでボリュームを感じさせる、前半にピークがやってくる酒質。

 個人的には飲みごたえが不足して感じられるけれど、高精白の純米吟醸では仕方ないかな。

 常温やぬる燗では味がボケてしまったので、冷温がベスト。


 わかりやすい上品な魅力があって、日本酒初心者におすすめのお酒。



【三重県津市 寒紅梅酒造】 純米吟醸(生)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦   精米歩合:50%

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2014年01月24日

東力士 熟露枯(うろこ) 純米吟醸 生詰原酒 洞窟長期熟成 2005(H17)BY3

東力士 熟露枯 純米吟醸 池袋東武で試飲・購入。

 1970年から熟成酒に力を入れてきた「東力士」島崎酒造。

 第2次大戦末期の1944年に掘られた軍需用の地下トンネルを1999年から再利用し、お酒の貯蔵・熟成を行う。

 夏は15度、冬は5度というゆるやかな温度変化が得られるこの洞窟では、やさしく熟成が進むとのこと。

 洞窟熟成をうたったお酒は2002年から発売開始。 屋号から名付けた「熟露枯(うろこ)」シリーズは2005年に登場。


 今回は約8年の熟成を経た純米吟醸を試飲・購入。


 さっそく冷温でいただきます。

 いかにもおいしそうな、キレイな黄金色。

 植物を思わせるおだやかで複雑な香りに、上品な吟醸香の名残を感じる。 ゆっくり熟成したためか、むせ返るようなクセのある熟成香はない。

 そして、麻婆豆腐のようなスパイシーな香りが続く。 おー、個性的!

 まろやかな口当たりでありながら、ドライで刺激的な感触もある。 練れた旨味・酸味が調和して充実の味わい。 最後は鋭く切れ上がる。



 ぬる燗にすると、甘栗のような香りが主役になる。 旨味がふくらんでボリュームアップ!

 ただ、鋭い切れは健在ながら、メリハリがなくなって少しぼんやりとした印象になってしまった。



 お酒の個性を楽しむなら冷温〜常温で。 マイルドな味わいを楽しむなら、ぬる燗で。 温度帯によって表情を変える、奥深い熟成酒。



【栃木県那須烏山市 島崎酒造】 純米吟醸(生詰、原酒)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:±0
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:明利小川酵母   酸度:1.4

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2014年01月12日

雁木 純米大吟醸 スパークリング 活性にごり生原酒3

雁木 純米大吟醸 スパークリング 池袋西武で見かけて購入。

 祖父母の家にて飲む。

 新年会を兼ねた祖父の叙勲祝賀会が無事に終了。 直系の親族たち10人で急きょ打ち上げをすることに。

 いったん帰宅して、お祝いの日に合うお酒をチョイス。

 お祝いの日ということで、明るく元気なイメージの「雁木 スパークリング」。


 冷やしてから慎重に開栓して、いざ乾杯!

 軽いにごり具合で、炭酸が弾けるたびに吟醸香とお米の香りが広がる。

 この華やかな吟醸香と落ち着いたお米の香りのバランスが、純米大吟醸のにごり酒の魅力。

 炭酸の刺激を受け止めるやさしい甘味も上品。


 発泡性のにごり酒からイメージする豪快さではなく、奥ゆかしさを感じるお酒。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−12
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:50%


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2013年12月2012年10月2011年11月
「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2013年12月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2014年01月01日

金陵 純米大吟醸 煌(きらめき)

金陵 純米大吟醸 煌 祖父母がいただいたものとのこと。

 元日の夕飯時に、祖父母の家で飲む。

 ちょうど1年ぶりですね。


 冷温でいただきます。

 開栓した瞬間に、バナナのような甘い香りと、梨のようなみずみずしい酸味を想起させる香りが、優雅に広がる。

 キメ細かい口当たり、クリアな飲み口、静かな味わいが特徴。

 繊細で上品だと感じるか、味気ない・物足りないと感じるかは飲み手の好みしだい。



 先に飲んだ「龍力 純米吟醸」に負けてしまったので、飲む順番をまちがえてしまいました。



【香川県仲多度郡琴平町 西野金陵】 純米大吟醸
 1800ml:9700(10185)円   720ml:4850(5093)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+2.5
 原料米:山田錦   精米歩合:35%
 酵母:協会9号系   酸度:1.5


「金陵」の過去の記事
「金陵 純米大吟醸 煌(きらめき)」(2013年01月2010年01月
「金陵 本醸造 生貯蔵」(2012年12月

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龍力 純米吟醸3

龍力 純米吟醸 池袋西武で試飲・購入。

 「龍力 大吟醸 米のささやき」の華やかな吟醸香と、ドライな中から顔を出す上品な旨味。

 「龍力 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」のフルボディの甘味・旨味・酸味。

 「龍力」と聞いて、どちらの魅力を想起するのかは、飲み手の嗜好によって分かれるかもしれない。


 その両者の魅力を「いいとこ取り」した、両者の中間型にあたるお酒が、今回の「龍力 純米吟醸」。

 今までにあったようで無かった「龍力」です。


 元日の夕飯時に、祖父母の家で乾杯。

 冷温でいただきます。

 メロン様の吟醸香が、華やかすぎずに上品に香る。 やさしい甘味から入り、さわやかな酸味、ほどよい旨味が重なる。


 淡麗型かというと、決してそうではない。

 濃醇型かというと、そうでもない。

 「龍力」らしい華やかさと、「龍力」らしい豊かな味わいがあって、しっかり個性がある。


 お酒を飲む習慣や好みもバラバラの、10人の評判も上々。

 日本酒の入門書で見かける「吟醸酒と純米酒の両方の魅力を兼備した純米吟醸」を体現した、中庸・中間型の銘酒。



【兵庫県姫路市 本田商店】 純米吟醸
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5
 原料米:山田錦(兵庫県特A地区産)   精米歩合:60%


「龍力」の過去の記事
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦」
 (↑2012年01月2011年11月2009年05月01月2007年11月
   2006年10月08月2005年10月2004年10月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦 夏にごり」
 (↑2010年07月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田錦 活性にごり酒」
 (↑2012年03月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 山田穂」(2008年10月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 神力」
 (↑2012年01月2008年08月
「龍力 特別純米 無濾過生原酒 氷温貯蔵 雄町」
 (↑2013年07月2012年01月2011年12月2008年05月
「龍力 特別純米しぼりたて 山田錦 活性にごり酒」(2008年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 雄町 活性にごり酒」(2010年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 雄町 無濾過生原酒」
 (↑2011年06月2007年02月
「龍力 特別純米しぼりたて 神力 無濾過生原酒」(2013年02月
「龍力 生もと仕込み 特別純米 無濾過生 限定直詰」
 (↑2012年06月01月2008年05月
「龍力 生もと仕込み 特別純米」(2011年01月
「龍力 純米しぼりたて」(2007年02月
「龍力 特別本醸造 蔵出し生酒」(2007年12月
「龍力 大吟醸 米のささやき ドラゴン Episode 1(青ラベル)」
 (↑2012年08月
「龍力 純米大吟醸 米のささやき 米優雅」(2004年12月
「龍力 特別純米 熟成雄町 1999年醸造 貯蔵タンク142号」
 (↑2009年10月
「龍力」各種試飲(2004年10月

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川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦3

川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦 元旦に、祖父母の家にて飲む。

 2014年は「川中島 幻舞 生 山田錦」からスタート。

 今年もおいしい日本酒たちに出会えますように。

 ニューイヤー駅伝を観戦しつつ、おせち料理とともに堪能します。


 冷温でいただきます。

 甘味を想起させる、麹の香りとリンゴ様の香り。

 トロリと密度を感じる口当たりで、豊かな甘味から入る。 飲んだ10人がみんな甘口と感じるほど、インパクトがある。

 つづいて旨味・酸味が重なってくるものの、やっぱり甘口のイメージ。

 これは協会1801号酵母の特徴かな。



 数値的には決して甘口には見えないものの、実際に飲んでみると甘口の印象を受ける。

 飲んでみないとわからない、数値があてにならない好例。

 最初から予想がついてしまう、結果が見えてしまうのではなく、体験してみるまでわからない、ドキドキ・ワクワクするような1年になりますように。



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2477(2600)円   720ml:1238(1300)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(ふわりん Fuwarin)
 (↑2013年09月2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2013年12月31日

獺祭 純米大吟醸 45

獺祭 純米大吟醸45 大みそかに祖父母の家にて飲む。

 純米大吟醸だけを醸す、独自のこだわりを持つ「獺祭」。

 その人気は海外に始まり国内にも広まって、各地の百貨店で行われる試飲販売では初日に完売してしまうほど。

 しかし、冬場だけでなく1年中仕込みを行う四季醸造の蔵なので、製造量は4400石と、十分な供給が可能。

 日本酒に親しみのない方たちへ話題を提供し、日本酒の世界への入口の1つとして活躍中です。



 この「獺祭 純米大吟醸45」は、精米歩合50%の純米大吟醸と、精米歩合39%の純米大吟醸を1対1の割合でブレンドしたお酒とのこと。

 (50+39)÷2=44.5≒45

 なるほど。


 冷温でいただきます。

 酸味を想起させるような果実香ではなく、イチゴのような、落ち着いた植物的な香り。

 クリアでややドライな酒質だからこそ、さりげない酸味や上品な苦味、アルコールの刺激がはっきりと感じ取れる。


 多くの人が「飲みやすい」と感じるお酒。

 ただ、この「飲みやすい」が「味気ない」につながる危険性がある。

 そのため、熱狂的ファンに支えられるお酒というより、あくまで入口・入門編という位置づけのお酒なのかもしれない。



【山口県岩国市周東町獺越 旭酒造】 純米大吟醸
 1800ml:3800(3990)円   720ml:1900(1995)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦   精米歩合:50%、39%
 酸度:1.5


「獺祭(だっさい)」の過去の記事
「獺祭 三割九分 発泡にごり スパークリング」(2006年11月
「獺祭 純米大吟醸50」(2011年01月
「獺祭 温め酒50」(2003年11月

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2013年12月15日

雁木 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟 (純米酒/純米大吟醸)5

雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ秋熟雁木 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ秋熟 池袋東武で試飲・購入。

 今日は父の誕生日。

 父子ともに大好きな「雁木」を開栓。

 季節限定酒の飲みくらべです。


 そういえば、2人の「雁木」との出会いは、2004年11月の京都、ヨラムさんのお店。

 あれから9年が経ったのか。 と、しみじみ回想する。

 2人とも、この9年間でお酒の味わいの許容範囲が広がってきた。 2人とも、少し丸くなりましたね。


 今回の「雁木」2種類は、約1年の熟成を経て少し丸くなったお酒。

 とはいえ、「雁木」らしいヤンチャさは健在。


 まずは純米酒バージョンを冷温でいただきます。

 ひとことで言えば濃醇!

 ひかえめながら、麹の香りがさわやか。 ヨーグルト様の乳酸の風味が主体で、豊かな甘味と旨味、強烈な酸味が凝縮されている。

 このボリューム感とさわやかさに、2人とも満足!



 次に純米大吟醸バージョンを冷温でいただきます。

 ハーブ・青竹を思わせるドライなイメージの吟醸香に、麹の香りが重なる。

 純米酒バージョンよりも洗練されて、ほっそりとした印象ながら、純米大吟醸らしからぬ豪快さが魅力。

 ぜい肉をそぎ落としながらも、筋肉質なイメージ。 上品な含み香の底流には、力強い酸味、さわやかな苦味が活きている。

 好バランスで飲みごたえのある純米大吟醸。



【山口県岩国市 八百新酒造
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2650(2782)円   720ml:1380(1449)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.5
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母9H   酸度:1.8

「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 500ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.9   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:45%
 酸度:2.0


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2012年10月2011年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2013年12月12日

楯野川 主流 純米大吟醸2

楯野川 主流 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で見かけて購入。

 見つけたらつい飲みたくなる「楯野川」。

 清流、本流、濁流、激流など、川にちなんだ商品名も凝っていて好き。

 Xも、Xの文字を使ったイベント・商品が多かったなあ。


 おっと、話をもどそう。

 今回の「楯野川 主流」は、見るのも飲むのも初めて。

 蔵のホームページの商品紹介によると、
 近年の綺麗な味わいと華やかな香りを特徴とする吟醸系の日本酒の中で、楯野川の中心的なアイテムになるようにと「主流」と名付けました。
 酒米は山田錦、精米歩合は50%、酵母は9号系と高香気性酵母を併用し、価格は3,000円(1.8Lあたり)と、美味しい吟醸系日本酒の基本をおさえた自信の逸品で、華やかな香りと共に山田錦らしい米の旨みがバランスよく口中に広がります。
とのこと。


 無濾過のため、うっすらと色がある。 いかにも味がありそうで、おいしそうな雰囲気だなあ。

 リンゴ様のさわやかな吟醸香がふんわりと香る。 含み香とともにやさしい甘味が広がり、やわらかく展開する。



 純米酒らしさよりも、大吟醸らしさの方が全面に出た、華やかなお酒。

 華やかなタイプを好む人にピッタリ。 コストパフォーマンスも抜群です。



【山形県酒田市 楯の川酒造】 純米大吟醸(無濾過)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:−1
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:50%
 酵母:山形KA・協会1801号
 酸度:1.6   アミノ酸度:1.1


「楯野川」の過去の記事
「楯野川 中取り 純米大吟醸 無濾過生原酒 美山錦」
 (↑2012年01月2011年12月2010年12月
「楯野川 純米大吟醸 中取り 美山錦」(2012年04月
「楯野川 中取り純米 美山錦」
 (↑2008年10月2007年11月2006年08月
「楯野川 激流 純米大吟醸 無濾過生原酒 山田錦」(2012年06月
「楯野川 風流 おりがらみ 純米大吟醸 無濾過生原酒 出羽燦々」
 (↑2012年04月
「楯野川 中取り純米 出羽燦々」(2006年08月
「楯の川(楯野川) 特別純米酒」(2010年08月
「楯野川 清流 吟醸仕込」(2010年01月

 「楯野川」楯の川酒造は、年間製造300石という小規模蔵。
 すべての原料米を手洗いし、麹米の全量を麹蓋で少量ずつ丁寧に管理し、全量無濾過、そして全量ビン火入れ・ビン貯蔵というこだわりを徹底している。
 さらには、2010BYから、全量が純米大吟醸となった。 品質にこだわってきた蔵が、さらなる進化を目指す。


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2013年12月07日

竹林 純米大吟醸 無濾過生原酒 3年熟成2

酒茶論20131207b

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

酒茶論20131207c

 自営田で山田錦の無農薬栽培を行うなど米づくりからこだわり、熟成にも力を入れる「竹林」。

 純米大吟醸の無濾過生原酒は初めて。 一般流通していない商品らしく、データを記した裏ラベルのみ。

 ほとんど無色透明で、リンゴ様のみずみずしい吟醸香と麹の風味もフレッシュ。

 「竹林」の無濾過生原酒らしい若々しい味わいをそのまま残している。 熟成酒と名乗るには若いなあ。


 ボリューム・パンチ力に欠ける印象もあるので、濃醇な純米酒「竹林 ふかまり 瀞(とろ)」のほうが好みです。



【岡山県浅口市鴨方町 丸本酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+3.5
 精米歩合:50%   酸度:1.5   アミノ酸度:1.2


「竹林」の過去の記事
「竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年11月2010年01月2009年06月
「竹林 かろやか 瀞(とろ) 純米吟醸 無濾過生原酒」(2009年02月
「竹林 ふかまり 純米酒」(2005年05月2004年05月

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天寿 古酒大吟醸2

酒茶論20131207

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

酒茶論20131207a

 冷温で7年熟成させたお酒。

 色はほとんど無色透明で、若々しい外見を保っている。

 香りはおとなしいものの、上品で落ち着いた吟醸香がただよう。

 やわらかい口当たりで、繊細な味わいが静かに展開して、ドライに晴れてゆく。


 インパクト・ボリュームは小さいものの、味わいの起伏に富んだ、飲んでいて楽しいお酒。



【秋田県由利本荘市 天寿酒造】 大吟醸(古酒)
 1800ml:7000(7350)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:35%
 酵母:協会9号   酸度:1.3   アミノ酸度:0.9


「鳥海山」「天寿」の過去の記事
「鳥海山 純米大吟醸 無濾過生原酒」(2013年08月06月
「鳥海山 純米吟醸 無濾過生原酒」
 (↑2011年10月2010年02月2009年06月01月2008年06月
「鳥海山 純米吟醸」(2007年02月2005年12月
「鳥海山 燗上がり 熟成酒ブレンド」(2013年11月
「天寿 米から育てた純米酒 美山錦 ひやおろし」(2011年01月
「天寿 なでしこ純米」(2011年01月

「日本酒天国2008 東京大試飲会 at 新宿京王プラザホテル」で試飲
「天寿 純米吟醸 無農薬米仕込み」(2008年10月
「天寿 米から育てた純米酒 ひやおろし」(2008年10月

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2013年11月28日

新政 純米仕込貴醸酒 陽乃鳥(ひのとり) 2010BY

新政 貴醸酒 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で見かけて購入。

 水のかわりに一部日本酒を使って仕込む貴醸酒。

 甘酸っぱくて濃厚な貴醸酒、大好きです。


 常温でいただきます。

 この「新政 陽乃鳥(ひのとり)」は、純米吟醸を投入した貴醸酒とのこと。

 たしかに、甘味・苦味を想起させる吟醸香が最初に立ちのぼる。

 グレープフルーツ、マンゴー、パラミツなどトロピカルフルーツを思わせる吟醸香。


 軽い山吹色がいかにもおいしそう。

 トロリと密度を感じる口当たり。 それでいて、アルコール度数が低めだからか、濃厚・濃醇な雰囲気はない。

 常温でしばらく熟成させたため、アーモンド、ハードタイプのチーズ、クッキー、はちみつのような風味も生まれて複雑な味わい。


 やさしい甘味を中心に複雑な様相をみせながら、軽やかに流れる。 今までに体験したことのないタイプの貴醸酒。



【秋田県秋田市 新政酒造】 貴醸酒(無濾過、原酒)
 720ml:1524(1600)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−22
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)美山錦   精米歩合:60%
 酵母:協会6号   酸度:2.3   アミノ酸度:1.2


「新政」の過去の記事
「新政 純米吟醸 六號」(2010年11月
「新政 純米吟醸 No.6 S-type」(2013年02月
「新政 特別純米 No.6 R-type」(2013年02月

 「新政」は協会6号酵母の生誕地。

 1930(昭和5)年に分離され、1935年(昭和10)から全国に頒布された協会6号酵母は、日本醸造協会によって現在頒布され続けている最古の酵母。

 おだやかで深みのある香味により、現代的な酒質の基礎を確立した。 現在も全国各地で、生もと・山廃による酒母づくり、普通酒や純米酒づくりに活用されている。

 2007年から蔵に戻った、1974年生まれの佐藤祐輔社長が、幕末から続く伝統的な酒蔵の改革に励んでいる。


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2013年11月09日

奥能登の白菊 純米吟醸3

奥能登の白菊 純米吟醸 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 「達磨正宗」に負けない濃厚甘口のお酒ということで、「奥能登の白菊」。

 淡麗辛口という味気ないお酒の対極にある、飲みごたえのあるお酒たちがそろっているところが、このお店の魅力です。


 こちらも冷温でいただきます。

 熟れたメロン、マンゴーのような吟醸香に、木のような香りと麹の香りが含まれていて複雑。

 しっとりキメ細かい口当たりで、雑味のないキレイな入り。

 静かに甘味・酸味・苦味が立ち上がり、ふんわりとやわらかい余韻にいたるまで、やさしくスムーズに展開してゆく。


 しっかり味のあるタイプのお酒だけれど、強烈な自己主張はなく、香味のいたるところに上品さを感じる。

 上品な甘さを中心に繊細かつ複雑な味わいを見せる、この蔵らしい個性が堪能できる佳酒。



【石川県輪島市 白藤酒造店】 純米吟醸
 1800ml:3333(3500)円   720ml:1686(1770)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:−4.5
 原料米:山田錦(36%)、五百万石(64%)   精米歩合:55%
 酵母:協会10号   酸度:1.5


「奥能登の白菊」「寧音(ねね)」の過去の記事
「奥能登の白菊 純米酒 輪島物語」(2007年07月
「寧音 純米無濾過」(2009年03月

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