普通酒

2014年02月01日

九重桜 普通酒

 地元のお好み焼き屋さんにて飲む。

 冬の寒い日には、鉄板の熱さがうれしいですね。


 さて、今夜飲んだのは「九重桜」の普通酒。

 アルコール添加酒にありがちな化学的な香味と、ベタつく甘味が苦手。 個人的には飲みにくいお酒でした。



【埼玉県さいたま市 大滝酒造】 普通酒
 1800ml:1591(1670)円   720ml:670(704)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2


過去の「九重桜」の記事
「九重桜 純米吟醸」(2005年02月

rain_of_tears at 21:31|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2013年11月09日

十九 Sur Lie(シュール・リー)3

十九 Sur Lie 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 初期の「長野の酒メッセ in 東京」で注目を集め、その後参加しなくなった「十九」。

 飲むのは6年ぶりかな?

 イチョウの色づく季節を意識した、おしゃれなラベルです。

 ひさしぶりに出会う「十九」は、米・米麹だけでつくられた普通酒。

 実際には純米吟醸に相当する造りなのに、等外米を使用しているため純米吟醸と名乗れない点では、「諏訪泉 冨田 五割磨き」と同じですね。

 お酒につけられた「Sur Lie」というフランス語は、オリを含めたまま貯蔵してアミノ酸を増やす、ワインの貯蔵法とのこと。

 日本酒では「おりがらみ」と呼ばれることが多いですね。


 オリが少し含まれているお酒というより、荒濾ししかしていないうすにごりのお酒といった方が良いほどのにごり具合。

 みずみずしさを想起させる、フレッシュで甘い香り。

 サラリとやさしい口当たりの後に、お酒に残った炭酸たちがさわやかな飲み口を演出する。

 豊かな甘味に、にごり部分の旨味やみずみずしい酸味が幅をつける。 さりげない苦味も、さわやかさに一役買っている。



 初めて出会ったときの個性よりも無難なイメージになっているけれど、十分に魅力的。

 むしろ、バランスの良さから多くの人に愛される酒質かもしれない。



 一人前まであと少し、という意味で名づけられた「十九」。

 すでに、しっかり完成した一人前のお酒です。



【長野県長野市信州新町 尾澤酒造場】 普通酒(米だけ、生)
 1800ml:2900(3045)円
 アルコール度数:16.5
 原料米:美山錦(長野県産、等外米)   精米歩合:50%


「十九」の過去の記事
「十九 純米吟醸」(2007年05月長野の酒メッセで試飲)

rain_of_tears at 18:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2013年08月27日

達磨正宗 十年古酒3

達磨正宗 十年古酒 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 3種類の飲みくらべセットの3つめが「達磨正宗 十年古酒」。

 赤褐色にまで色づいた、見た目も味わいも濃厚な熟成酒。


 常温でいただきます。

酒茶論 (達磨正宗、長龍、義侠)
 「達磨正宗 十年古酒」は左端。

 ベリー系のドライフルーツを思わせる、甘酸っぱさを想起させる香り。

 トロリと密度を感じる口当たり。 甘味と同時にドライな雰囲気も感じさせる刺激的で複雑な味わいは、スパイシー&オイリー。


 濃厚・濃醇な長期熟成酒の代表作。 熟成酒好きにはたまらない、ゆっくり堪能したいお酒。



【岐阜県岐阜市 白木恒助商店】 純米酒・本醸造・普通酒(ブレンド)
 720ml:5000(5250)円   180ml:1250(1313)円
 50ml:600(630)円
 アルコール度数:18.3
 原料米:日本晴(岐阜県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号


「達磨正宗」の過去の記事
「達磨正宗 十年古酒」(2012年10月
「達磨正宗 二十年古酒」(2012年10月2012年05月

rain_of_tears at 22:07|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2013年02月01日

竹葉 にごり酒2

竹葉 にごり酒 池袋西武で試飲・購入。

 1年に1回だけ池袋西武に来店する石川の「竹葉」。

 昨年(2012年)は試飲販売のタイミングを逃してしまったので、2年ぶりの再会になりました。

 来店していた蔵の方は、数馬嘉一郎さん。 なんと、26歳の蔵元(社長)とのこと。

 自分より若い蔵元(社長)に初めてお会いしました。 いつか来ると思っていたけれど、まさかこんなに早く来るとは。

 2011年6月1日、24歳の時に代表取締役(社長)に就任したとのこと。

 起業ではなく継受で社長となる24歳は、酒造界だけでなく、ほかの業界でも珍しいのでは?


 これからどんな酒質を追い求めて、どんな商品展開をしてゆくのか。 20代の着眼点・発想・行動力が、非常に楽しみです。

 まだ同業者に同世代がいない、先輩方から学ぶことが多いという、難しさはあると思いますが、応援します!



竹葉 にごり酒 今回購入したのは、普通酒のもろみを粗くしぼっただけの、活性タイプのにごり酒。

 ビン内にガスがたまって開栓時に噴きこぼれるのを防ぐため、栓にはガス抜きの穴が開けられています。

 ビン内では、にごり部分から炭酸の泡がポコポコと浮かんできて、元気いっぱい。

 念のため、しっかり冷やして、じっくり開栓。 穴からガスが抜けていたおかげで、それほど苦戦せずに開きました。

 まずは上澄みをいただきます。

竹葉 にごり酒の上澄み

 フレッシュでさわやかな酸味・甘味に加え、粒の大きい元気な炭酸が大活躍。

 アルコール添加による化学的な香味は、苦手・敏感なよっしんでもほとんど気にならないほど目立たない。



 次に、にごり部分を混ぜていただきます。

 ザラついた感触のない、トロリと濃厚な口当たり。 お米のストレートな味と、やさしい甘味が加わって、味わいに厚みが増す。


 これ、本当に普通酒なんですか?

 さわやかで、飲みごたえもあって、そしてリーズナブル。 うーん、すばらしいコストパフォーマンスです。



【石川県鳳珠郡能登町 数馬酒造】 普通酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:1950(2048)円   720ml:970(1019)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:五百万石、一般米

rain_of_tears at 21:55|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2012年12月07日

仙禽 雪だるま にごり生酒3

仙禽 ゆきだるま にごり 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 「仙禽」に初めて出会ったのは、2005年11月の試飲会。

 低精白のうすにごり「仙禽 純米 あらばしり」を飲んだときの衝撃は忘れられない。


 そのとき以来の「仙禽」のにごり酒。

 雪だるまのラベルがかわいい!

 中身は意外や意外、地元用のにごり酒とのこと。 たしかに、原材料のところに醸造アルコール・糖類と書いてある。


 バナナを思わせる、ふんわり甘くやわらかい香り。 とろりと甘い飲み口で、一瞬バナナジュースを連想した。

 毎週のように泊まりに行った祖父母の家で、祖母がつくってくれたバナナジュース、なつかしいなあ。

 開栓してしばらく時間がたっているとはいえ、炭酸がまだ残っていて、さわやかにはじける。


 トロトロのにごりでも、「仙禽」らしい、甘くさわやかなお酒だ。



【栃木県さくら市 仙禽酒造】 普通酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2000(2100)円   720ml:1000(1050)円
 アルコール度数:16.5
 原料米:(栃木県さくら市産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号   糖類:和三盆


「仙禽」の過去の記事
「仙禽 木桶仕込み 山廃純米 袋しぼり無濾過生原酒 とちぎ酒14」
 (↑2010年03月
「仙禽 木桶仕込み 山廃純米 袋しぼり無濾過生原酒 愛山」
 (↑2011年06月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 雪雫 搾りたてヌーヴォー」
 (↑2011年03月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒 初しぼり」(2012年01月
「仙禽 純米吟醸 無濾過生原酒」(2007年03月
「仙禽 山廃純米 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)
「仙禽 山廃純米吟醸 木桶仕込み原酒」
 (↑2007年05月「日本酒大利き酒会」)

rain_of_tears at 21:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2012年10月26日

達磨正宗 十年古酒 / 二十年古酒3

達磨正宗 十年古酒達磨正宗 二十年古酒 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 古酒のみを発売するという個性的な、「達磨正宗」。

 今夜は10年熟成と20年熟成を飲みくらべ。

 ぜいたくな瞬間です。


 まずは10年熟成タイプから。

 赤みを帯びた、濃いコハク色。 落ち着いた雰囲気の中に、ドライフルーツのような香りがある。

 甘そうで、ドライそうで。 相反する要素が交錯した、複雑な味わいを想起させる。

 トロリとした感触で、スパイシー&オイリー。 濃厚で力強い味わいながら、酸のおかげで味はしっかり切れる。 余韻にはドライな雰囲気が帰ってくる。


 次は20年熟成タイプ。

 濃い赤褐色。 色も香りもカラメルを思わせる。 やや焦げた香りは、黒砂糖にも通じる。

 こちらもトロリとした口当たり。 濃厚で濃醇。 複雑な味わいに、長い余韻。



 ともに、一朝一夕では実現できない、表現できない世界だ。



【岐阜県岐阜市 白木恒助商店
「達磨正宗 十年古酒」 純米酒・本醸造・普通酒(ブレンド)
 好み度:3(★★★)
 720ml:5000(5250)円   180ml:1250(1313)円
 50ml:600(630)円
 アルコール度数:18.3
 原料米:日本晴(岐阜県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号


「達磨正宗 二十年古酒」 純米酒(ブレンド)
 好み度:3(★★★)
 720ml:10000(10500)円   180ml:2500(2625)円
 50ml:1000(1050)円
 アルコール度数:18.3
 原料米:日本晴(岐阜県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号


過去の「達磨正宗」の記事
「達磨正宗 二十年古酒」(2012年05月

rain_of_tears at 21:46|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2012年01月26日

武甲正宗 秩父地酒 にごり生酒 限定品

武甲正宗 にごり いただきもの。

 毎年、12月から4月にかけての冬季限定のお酒とのこと。

 発酵が続いて炭酸ガスが出続けている生酒なので、ビン内のガス圧が高まって爆発しないように、栓にはガス抜きのための穴が開けられている。

 そのため、開栓はスムーズ。 ビン内やグラス内で炭酸が湧いてくることもなく、意外なほどおとなしい。

 にごり酒ながら、にごり部分が少なめになっていることも影響している?

 さて、飲んでみよう。

 ベタッと甘く、アルコールの化学的な香味も気になる。 良くも悪くも昔ながらのにごり酒といった印象で、苦手なタイプだ。

 ラベルを見てみたら、醸造アルコールだけでなく糖類も添加しているとのこと。

 ちょうど手に入れていた秋田「飛良泉 山廃純米 にごり酒」を開栓して、飲みくらべてみた。

 全然ちがう味わい。 うーん、にごり酒という同じ名称でも、ここまでちがうとは。

 もちろん、両方好きな人も、両方苦手な人もいるはず。 だけど、よっしんは歴然とした好みの差を感じた。


【埼玉県秩父市 武甲酒造】 普通酒(生、にごり)
 720ml:1000(1050)円
 アルコール度数:14.5

rain_of_tears at 20:10|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2012年01月15日

一本義 純米無濾過生原酒 四段仕込み / 一本義 全量山田錦 無濾過生原酒3

一本義 純米生原酒 四段仕込一本義 純米吟醸 無濾過生原酒 ともに大丸東京で見かけて購入。

 購入したタイミングは別々だけれど、一緒に開栓して飲みくらべてみよう。

 両方とも「一本義」の無濾過生原酒だが、ラベルの字体がちがう。

 崩した字体の「一本義」は県外用で、楷書体の「一本義」は地元用とのこと。


 まずは、「一本義 四段仕込み」を常温でいただきます。

 以前飲んで「無手無冠 純米生原酒」に似た雰囲気を感じた「一本義 純米無濾過生原酒」とは、ラベルもビンも似ているものの、別商品だ。

 無濾過で常温熟成された黄金色のお酒からは、麹の香りとサツマイモのような甘い香りが立つ。 秋田「天の戸 美稲 八〇」にも似た印象だ。

 華やかさのない落ちついた味わいで、ねっとりとした感触と濃厚な旨味は、やはり「無手無冠 純米生原酒」に似たところがある。

 意外と甘味は前面に出ず、旨味・酸味とのバランスが取れている。 余韻に生熟成らしいナッツ様の香りが現れるところが、個性的で好み。

 ぬる燗にすると、酸味が一歩引いて締まりがなくなり、甘味が前面に出て野暮ったい印象になってしまった。 冷温〜常温くらいが良いのかな。


 次は、「一本義 全量山田錦 無濾過生原酒」を常温でいただきます。

 このお酒は普通酒。 地元産の山田錦を使った無濾過生原酒で、地元還元・感謝の意味を込めた商品とのこと。

 バナナ様のやわらかい香りに、ハーブ様のスッキリとした香り、カステラを思わせる香りもあって複雑。

 重厚感はなく、軽やかで広がりのある飲み口。 アルコール添加酒にありがちな化学的な香味はなく、普通酒というよりも味重視の純米吟醸といった印象だ。

 温めても化学的な香味が浮いてくることはなく、おだやかな旨味がふくらむ。 これが山田錦の魅力。 そして、「一本義」の底力。


 それぞれ別々の個性で、両方とも好み。 また「一本義」を見つけたら、迷わず買おう。


【福井県勝山市 一本義久保本店
「一本義 純米無濾過生原酒 四段仕込み」 純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度3(★★★)
 1800ml:2250(2363)円   720ml:1075(1129)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+3
 原料米:五百万石(福井県産)   精米歩合:70%
 酵母:自社酵母   酸度:1.9   アミノ酸度:2.4

「一本義 全量山田錦 無濾過生原酒」 普通酒(無濾過、生、原酒)
 好み度3(★★★)
 720ml:1143(1200)円
 原料米:山田錦(福井県大野市産)   精米歩合:70%



「一本義」の過去の記事
「一本義 純米無濾過生原酒」(2010年02月
「一本義 純米酒 生もと造り」(2010年09月
「一本義 伝心 特別純米酒」(2004年11月2004年04月

rain_of_tears at 23:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2012年01月03日

白鶴 上撰 淡麗純米 / 白鶴 上撰 樽酒

白鶴 淡麗純米白鶴 樽酒 武蔵浦和の「笑笑」にて飲む。

 幼なじみの潤くん、そして後輩のクマ・たっくんたち戸田メンバーと飲む。

 そういえば、潤くんともクマとも、飲むのは初めて。

 オフ・モードの彼らを、初めて(非常に久しぶりに)見られて新鮮だった。 やっぱり、みんな、本当に良い人たちだなあ。

 武蔵浦和で集まるなら、好きなお店が1件あるよ。 と言っていたら、明日(1月4日)から営業とのこと。 正月休み、残念。

 ということで、お店が見つからず、急きょ「笑笑」になった。

 モンテローザ系列の居酒屋といえば、日本酒は「白鶴」。

 いままで何度か言ったことがあったものの、記事にするのは初めてかもしれない。 よっしん、けっこう「白鶴」好きです。

 語弊を避けるために、もう少し正確に言わなければならない。

 濃醇酒を好むよっしんにとって、「白鶴」は飲み続けたいと思わせる酒質ではない。 けれど、けっして拒絶反応を起こしてしまうような苦手な味ではないし、むしろ、安く飲めるお酒として必要な存在だとも思う。


 「白鶴 淡麗純米」は、スルリとなめらかな口当たりで、軽快な味わいのお酒。 純米酒は重いという誤解を解くためにも活躍してくれる、アルコール度数を低めに設定した新感覚の純米酒だ。

 置いているお店が多く、ワイン程度のアルコール度数で、値段も良心的で、日本酒のハードルを低くしてくれる。

 「白鶴 樽酒」は、アルコールの化学的な香味は目立たず、杉樽の香りが楽しめる。 昔ながらの日本酒の楽しみ方を残してくれている。


 大手でないと実現できない供給量と低価格。 同じ品質で勝負していては、小規模の蔵はとうてい価格競争で負けてしまう。

 全国のチェーン店に「白鶴」を供給することは、安定・安心の品質を提供するとともに、各地の小規模蔵の個性化をうながすことにもつながる。

 「白鶴」と同じような、飲みやすさを追求した酒質では、小規模蔵の商品より「白鶴」のほうがコストパフォーマンスに優れている。 自然と、小規模蔵に、より個性的な酒質で勝負するような圧力がかかる。

 酒屋万流。 それぞれの蔵が唯一無二の酒質を追求する。 品質競争の活性化のためにも、「白鶴」にはナショナルブランドとして大いに活躍してほしい。


【兵庫県神戸市東灘区 白鶴酒造
「白鶴 淡麗純米」 純米酒
 1800ml:1745(1832)円   300ml:342(359)円
 アルコール度数:13.5   日本酒度:+4
 原料米:(麹米)白鶴錦(兵庫県産、契約栽培)、
      (掛米)中生新千本(山口県産、契約栽培)
 精米歩合:70%   酵母:新のぞみ酵母(自社開発)
 酸度:1.3   アミノ酸度:1.1

「白鶴 樽酒」 普通酒
 300ml:355(373)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+1
 酸度:1.4   アミノ酸度:1.1

rain_of_tears at 19:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年12月12日

諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 2007BY4

諏訪泉 冨田 五割 池袋東武で試飲・購入。

 また買ってしまった〜(喜)!

 このお酒は2009年12月に出会って以来、大好きな燗用のお酒のひとつ。

 「諏訪泉 冨田」は、独創的な手法を実践する兵庫県西脇市「冨田農場」の冨田尚嗣氏による山田錦を使用したお酒。

 このお酒の「特別選別米」とは、山田錦の検査基準である胴直径2.0ミリをギリギリ満たさなかった、1.9ミリ以上2.0ミリ未満の山田錦のこと。

 ある程度のサイズがないと、どんなに品質が良いお米でも政府の品位検査を受けられず、規格外米とされてしまう。 そして、上質なお酒でも、純米酒と名乗れず「規格外米をつかった普通酒」というあつかいになってしまう。

 このお酒は、無農薬・無化学肥料栽培の山田錦を50%に精米した熟成酒ながら、規格外米の普通酒ということで、リーズナブルなところがありがたい。


 では、熱めの燗でいただきます!

 穀物らしいおだやかな香りに、静かな熟成香が複雑さを添えている。

 キメ細かいクリーミーな飲み口で、まろやかに流れてゆくものの、味わいはしっかり濃醇。 それでいて後口は軽快で、余韻が深いところに、よく磨いたお酒らしい上品さが感じられる。

 冷めぎわで、繊細かつ複雑な旨味がいちばんよく感じ取れる。

 やっぱりうまいなあ〜。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 普通酒(米だけ、無濾過)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+6
 原料米:山田錦(兵庫県冨田農場産、無農薬栽培米・無検査米)
 精米歩合:50%   酵母:協会9号   酸度:1.5


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 田中農場 特別選別米 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」(2011年02月2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

rain_of_tears at 23:56|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年07月22日

冨田 精米五割 生 2010BY/田中農場 精米55% 生 2010BY3

諏訪泉 冨田 五割 生 池袋東武で試飲・購入。

 池袋東武の「諏訪泉」の試飲販売に、初めて生タイプの「冨田」「田中農場」が登場。

 「冨田」の生を飲むのは約7年ぶりになる。

 オー、ワタシ年トッタネ。

 でも、みずみずしく溌剌とした濃醇酒に出会った衝撃は、今でもよくおぼえている。


諏訪泉 田中農場 生 冨田尚嗣氏の冨田農場、田中正保氏の田中農場。

 それぞれの土壌で育った無農薬栽培の山田錦たちの競演を楽しもう!

 ん〜、苦い、渋い、硬い、若い!(ほめ言葉)

 開戦直後は苦味・酸味が強く、非常に飲みにくい。 そして、両者の差がわかりづらい。

 ということで、しばらく常温で放置します。


 では、4か月放置した11月にふたたび挑戦。

 「冨田」のほうは、甘味を排して酸味を強調した、研ぎ澄まされたシャープな味わいが魅力。 「田中農場」は、良い意味で泥臭い旨味が出て、ふくらみのある飲み口になり始めた。

 少しずつ両者の差が開き始めた。

 とはいっても、火入れの4年熟成バージョンの両者のような、確立した個性のぶつかりあいは楽しめない。


 まだ分岐点。 これからどんどん差が広がってゆくだろう。 火入れ・熟成を楽しみにするための、広告のような存在かな。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造
「諏訪泉 冨田 五割磨き 生 2010BY」
 普通酒(米だけ、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+13.5
 原料米:山田錦(兵庫県西脇市・冨田農場産、無農薬栽培・無検査米)
 精米歩合:50%   酵母:協会9号   酸度:1.9

「諏訪泉 田中農場 生 2010BY」
 普通酒(米だけ、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+11.0
 原料米:山田錦(鳥取県八頭町・田中農場産、無農薬栽培・無検査米)
 精米歩合:55%   酵母:協会9号   酸度:2.0


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」(2011年02月2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

rain_of_tears at 22:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年04月22日

御祖 ほまれ 上撰

遊穂 御祖ほまれ 池袋東口の「希紡庵」にて飲む。

 ご主人いわく、「御祖酒造の一番の自信作は普通酒」。

 いや、正しくは、ご主人いわく「蔵元いわく『御祖酒造の一番の自信作は普通酒』」かな。 又聞きですね。

 地元で長く愛されつづけるお酒だからこそ、蔵の看板であり、自信作。 蔵での晩酌も、この普通酒とのこと。

 そう聞いてしまうと、どんなお酒か気になってしまう。 蔵元推奨の、熱めの燗でいただきます。

 たしかに、アルコールを多めに添加したお酒にありがちな、化学的な香味がする。 この香味は、苦手だからこそ敏感で、すぐにわかる。

 ただ、アルコールの雰囲気の中に、落ちついた甘い香りがひそんでいる。 そして、よく練れた甘味・旨味が鋭く切れるようすは秀逸。

 進んで飲みたくなるわけではないけれど、飲みづらいわけでもない。 自然と受け入れられるお酒だ。


【石川県鹿島郡中能登町/羽咋市 御祖酒造】 普通酒
 1800ml:1810(1900)円
 アルコール度数:15.5


「遊穂」の過去の記事
「遊穂 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年04月2007年03月
「遊穂 純米 無濾過生原酒」(2007年05月

rain_of_tears at 19:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年03月25日

宮の井(奥播磨) 山廃仕込

奥播磨 宮の井 京都二条高倉「ごとし」にて飲む。

 「奥播磨」で知られる下村酒造店の、地元向けの銘柄が「宮の井」。

 このお酒は、加工米を使っているため、米・米麹だけを使用したお酒なのに純米を名乗れない。

 純米酒の規定を満たさない、「諏訪泉 冨田 五割磨き」、「辨天娘 青ラベル」と同じような事情のお酒だ。

 熱めの燗でいただきます。

 濃く色づき、モワッとした熟成香がただよう。 このクセは、きっと飲み手を選ぶなあ。

 開栓してからちゃんと時間を経過させているので、このお酒の本来の魅力が開花している。

 おだやかで複雑な旨味がふくらみ、強烈な酸が味を切る。 余韻は長く、それでいて味切れはするどい。

 「開栓してすぐに飲まないと香りが抜けてバランスが崩れてしまう、スッキリ系のお酒」とは対極にあるお酒だ。


【兵庫県姫路市安富町安志 下村酒造店】 普通酒(山廃、米だけ)
 1800ml:1900(1995)円
 アルコール度数:16.3   日本酒度:+3
 原料米:兵庫夢錦(兵庫県産)・加工米   精米歩合:70%
 酵母:協会7号   酸度:2.6


「奥播磨」「白影泉」「しもむら」「宮の井」の過去の記事
「奥播磨 誠保 生もと純米 ひやおろし」
 (↑2008年11月2007年11月09月05月
「奥播磨 山廃純米」
 (↑2011年02月2009年03月2006年12月2004年11月
「奥播磨 芳醇超辛 純米吟醸」(2008年05月2004年11月
「奥播磨 夏の芳醇超辛 純米吟醸生」
 (↑2010年06月2008年07月2007年06月
「奥播磨 芳醇超辛 純米吟醸 おりがらみ生」(2008年01月
「奥播磨 超辛純米吟醸 黒ラベル」(2007年02月
「奥播磨 純米酒 山田錦八割磨き」(2009年07月2007年02月
「奥播磨 純米酒」(2004年11月
「奥播磨 純米吟醸生 袋しぼり 仕込み第35号」(2007年02月
「奥播磨 純米生原酒 袋しぼり おりがらみ 仕込み第29号」
 (↑2010年09月2008年01月
「奥播磨 XX酵母純米」(2007年02月
「奥播磨 山廃純米 旬酒 霜月 雄町六割五分磨き 生」
 (↑2009年12月
「白影泉 山廃純米 雄町六割五分磨き」
 (↑2008年02月02月2007年02月
「白影泉 山廃純米 山田錦五割五分磨き」
 (↑2008年03月2007年04月
「しもむら 熟成純米吟醸」(2010年03月2007年02月
「宮の井 山廃仕込 H16BY」(2008年03月2007年10月

rain_of_tears at 19:14|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年03月22日

稲里正宗 辛口

稲里正宗 辛口 親戚からいただく。

 磯蔵酒造のお酒は、池袋西武のイベントで何種類か試飲したことがある。

 大吟醸無濾過生原酒の山田錦バージョンや五百万石バージョンといった、しぼりたての高級酒たちだった。

 今回いただいたお酒は、火入れの普通酒。 まったくもって別ジャンル!

 さわやかな香りが軽くただよい、意外な印象。

 ただ、口当たり以降はツーンとした刺激と、アルコールの化学的な雰囲気が中心。 うーん、苦手なタイプだなあ。

 酒蔵は・・・残念ながら崩壊してしまった石蔵をはじめ、壁が倒れ、塀が崩れ、瓦が落ち・・・と、けが人がいなかったのが不思議なくらいの大きな損傷が出てしまいましたが、13日夕方には電気も復旧、電話も通じるようになり、おかげさまを持ちまして(3月)15日現在、品物の出荷を再開することができました
蔵元HPより引用)

 よっしんの親戚も笠間の近くに住んでいて、水戸線が大きな被害を受けているとのこと。 ケガがなかったことは、本当に何よりでした。

 また、しぼりたての生原酒が飲めることを、楽しみにしています!


【茨城県笠間市 磯蔵酒造】 普通酒
 1800ml:1705(1790)円   720ml:905(950)円
 アルコール度数:15.5
 原料米:日本晴(笠間産)   精米歩合:70%

rain_of_tears at 19:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年02月11日

諏訪泉 冨田2008(2007BY) 精米五割4

諏訪泉 冨田 五割 池袋東武で試飲・購入。

 「諏訪泉」の年末の試飲販売。 ラインナップは、しぼりたての生酒ではなく、寒い冬に燗で飲むための熟成酒たち。

 「田中農場 純米酒 2007」、「田中農場 特別選別米 55%磨き 2007」、「冨田 純米酒 2006」も良いなあ。

 でも、結局はお気に入りの「冨田 特別選別米 五割磨き 2007」を購入。 昨年の出会いが衝撃的だったけれど、今回もやっぱりすごいお酒だと思った。

 「諏訪泉 冨田」シリーズは、独創的な手法を実践する兵庫県西脇市「冨田農場」の冨田尚嗣氏による山田錦を使用したお酒。

 冨田氏いわく「胸をはって提供できるお米」ということで、あたかも当然のごとく無農薬・無化学肥料栽培。

 今回のお酒の「特別選別米」とは、山田錦の検査基準である胴直径2.0ミリをギリギリ満たさなかった、1.9ミリ以上2.0ミリ未満の山田錦のこと。

 ある程度のサイズがないと、政府の品位検査を受けられず、規格外米とされてしまう。 そのため、高品質なお米を使用したお酒でも、純米酒と名乗れず「規格外米をつかった普通酒」となってしまう。


 さて、浦和にめずらしく雪が降る、今シーズンもっとも寒い夜に、熱めの燗でいただきます。


 3年熟成したキレイな黄金色のお酒は、収穫時の稲穂のよう。 穀物らしい自然な色で、視覚からも楽しめる。

 ビスケットやウエハースのような香りがふんわりとただよい、口当たりはキメ細かくクリーミー。

 乳酸をしっかりとたたえた酸が中心となって、おだやかに熟成した香味が、階層的・立体的な広がりをみせる。

 味わい深く、それでいて軽やかな冷めぎわが、とくに好み。

 熟成香のあるお酒を苦手としている方も、色・醸造年度におそれつつ飲んで、思わず「・・・これはうまい」とうなる。

 寒さでこわばった体を温めてほぐし、先入観・緊張感もほぐしてくれる、心身に効く良質の食中酒だ。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 普通酒(米だけ、無濾過)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+6
 原料米:山田錦(兵庫県冨田農場産、無農薬栽培米・無検査米)
 精米歩合:50%   酵母:協会9号   酸度:1.5


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」(2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

rain_of_tears at 19:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2010年12月19日

八海山 しぼりたて生原酒 越後で候 2009BY3

八海山 生原酒 常温熟成していたものを開栓。

 例年いただきものとして飲むこのお酒は、商品名のとおり、冬に発売されるしぼりたてのお酒。

 発売直後に開栓して飲むと、荒々しくもフレッシュな、アルコール度数の高いインパクトのある飲み口が楽しめる。

 ただ、以前に常温(とはいえ冬の冷暗所は氷点下になる)で3か月熟成させてから飲んだら、まろやかになってさらに好みになった。

 では、夏を越させたらどうなるだろう?

 ということで、夏を越えて秋を過ぎ、2度目の冬をむかえた今、開栓。

 軽く色づいたお酒からは、生熟成らしい香りがただよう。 栗・キノコのような、どことなく秋の味覚を思わせる雰囲気だ。

 トロリとした感触で密度を感じる、まろやかな口当たり。 生熟成の含み香がゆったりと続いて、やさしい甘味がスルリと抵抗なく流れてゆく。

 インパクトがありながら、重たくない。 キレイな飲み口で、それでいて単調ではない。

 「八海山」が得意とする清廉な酒質と、生原酒のしっかりとした骨格が、熟成によってみごとに調和している。

 しぼりたてのヤンチャな飲み口も良いけれど、カドが取れて複雑さを増した熟成酒のほうがやっぱり好きだなあ。


【新潟県南魚沼市 八海醸造】 普通酒(生、原酒)
 1800ml:3146(3304)円   720ml:1563(1642)円
 300ml:731(768)円   180ml:444(467)円
 アルコール度数:19.5%   日本酒度:+3
 麹米:五百万石   掛米:トドロキワセ・ゆきの精
 精米歩合:55%   酵母:協会7号酵母
 酸度:1.9   アミノ酸度:1.4


「八海山」の過去の記事
「八海山 しぼりたて生原酒 越後で候」
 (↑2009年03月2008年02月2006年12月
「八海山 しぼりたて生原酒 雪のなかの酒」(2006年01月
「八海山 本醸造」(2008年12月
「八海山 吟醸」(2005年05月
「八海山 純米吟醸」(2004年01月

rain_of_tears at 22:35|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2010年12月10日

富久娘 佳撰 辛口

 地元の居酒屋さんにて飲む。

 「男山 生もと本醸造」を燗にしてもらおうと思ったら、「燗ならこっちが向いてますよ」ということで、なかば強制的に「富久娘 辛口」になった。

 ほんまかいな〜!

 「ぬる燗でお願いします」「燗といっても、ぬるめでお願いします」。

 大事なことなので2回言ってみたものの、熱々で出てきた「富久娘」をいただきます。

 とはいえ、熱々なのでアルコールがツーンと鼻を刺激して、飲みづらい。 やっぱり冷ましながらいただきます。

 非常に落ちついた香りで、とろりとした口当たり。 「辛口」という商品名ながら、しっかり甘味を感じる。

 かわいらしい酸味が魅力ながら、後口はアッサリとしていて、飲みごたえはない。 冷めてからもあまり香味の変化はなく、燗映えしているようには思えなかった。

 日本酒といっても、あまり知らない世界に踏み込んだことの新鮮な驚きと、好みの味でないことの落胆が併存していた。


【兵庫県神戸市灘区 富久娘酒造】 普通酒
 1800ml:1565(1643)円   180mlカップ:192(201)円
 アルコール度数:15.0%

rain_of_tears at 22:20|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2010年02月26日

九郎左衛門 裏・雅山流 香華 低温仕込無濾過生詰

裏・雅山流 地元の料理屋さんにて飲む。 写真は携帯電話で撮影。

 新潟「ぽたりぽたり きりんざん」の次は、山形「裏・雅山流 香華」。

 「十四代 本丸」を意識した、高品質な山形の低価格酒として、「楯野川 清流」と併記されることの多いお酒。

 あれ? 参照リンクをつくろうとしたら、「十四代 本丸」の過去記事がなかった(笑)。 何回も飲んできたのに記事がないとは、自分でもビックリした。 いやもうこれは笑うしかない。

 そういえば(苦しまぎれに話題を変えるわけではないです)、ブラジルの天才サッカー選手の比較で、「ロナウジーニョのプレーを子供たちは真似する。 しかし、ロナウドのプレーは真似できるわけがない」という言及を読んだことがある。

 それになぞらえて、追従者の有無という点を表現するならば、ロナウジーニョが「十四代」で、ロナウドは「竹鶴」といったところだろうか。

 よっしんが「竹鶴」やロナウドを好み、「十四代」やロナウジーニョの魅力がわからないのも、偶然ではなくちゃんとした理由があるような気がする。 嗜好の傾向って、あるものですね。


 さてさて、この「裏・雅山流」は開栓したとたん、華やかな香りが広がる。 果実香のような鮮烈さではなく、ふ〜んわりと上品な香りがただよってくる。 少しはなれた席の人も、カウンターのむこうの板さんもわかるほど。

 含み香も上品。 でも、いかにも添加しているなあとわかってしまうアルコールの化学的な雰囲気は、個人的に苦手で少し残念。

 味わいの印象は非常に静か。 おどろくほど酸を感じず、スルリと流れてゆく。 香りにも味にも、果実様のさわやかな雰囲気がない。 その点、甘味を感じるのにおだやかな印象も受ける。

 東北の美山錦のお酒によくあるモタモタした後口が、酸の少なさでさらに強調されている。 酸があれば燗で化けるのだけれども、残念ながら温度を上げても印象は変わらなかった。

 スルリと流れるキレイな淡麗酒。 「ぽたりぽたり きりんざん」と似たタイプだと思った。


 (敬称略)


【山形県米沢市 新藤酒造店】 本醸造(無濾過、生詰)
 1800ml:2000(2100)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:美山錦   精米歩合:65%
 酵母:山形酵母   酸度:1.0   アミノ酸度:0.9


新藤酒造店の過去の記事
「もきち 純米吟醸」(2005年12月

rain_of_tears at 19:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2009年12月08日

諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 20074

諏訪泉 冨田 五割 池袋東武で試飲・購入。

 半年ぶりの「諏訪泉」の試飲販売。 今回はじめて池袋東武に出したという「諏訪泉 冨田 五割磨き」を飲んで感動し、即購入を決意した。

 「諏訪泉 冨田」は、独創的な手法を実践する兵庫県西脇市「冨田農場」の冨田尚嗣氏による山田錦を使用したお酒。

 胸をはって提供できるお米ということで、あたかも当然のごとく無農薬・無化学肥料栽培。

 このお酒の「特別選別米」とは、山田錦の検査基準である胴直径2.0ミリをギリギリ満たさなかった、1.9ミリ以上2.0ミリ未満の山田錦のこと。

 ある程度のサイズがないと、どんなに品質が良いお米でも政府の品位検査を受けられず、規格外米とされてしまう。 そのため、無農薬・無化学肥料栽培のお米だけを使用した上質なお酒でも、純米酒と名乗れず「規格外米をつかった普通酒」というあつかいになってしまう。

 サイズよりも実力が大事なのでは? ついつい元小結、舞の海を想像してしまう。 特定個人だけに特例を認めることは行政として難しいけれど、もう少し融通がきかないものかなあ。



 さて、試飲で感動したこのお酒を、ゆっくり楽しもう。

 これほどクリーミーで上質な熟成酒は記憶にない。 「2007」とは2007年初春にしぼったということで、実際は2006BY。 約3年熟成だ。

 ふんわりやわらかい熟成香には、お米のお酒なんだなあと実感するふくよかな雰囲気もある。

 しっとりキメのこまかい口当たりで、非常にクリーミー。 乳酸・甘味・旨味が熟成によってまろやかに統一されている。

 燗にすると、このお酒の魅力がさらに発揮される。 とくに冷めぎわは、味わい深いのに軽やかで、延々と飲んでいたくなるほどの心地よさだ。

 食事にあわせても、お酒単独でも良い。 これはすごい。



 お米を五割まで削るということは、規格米ならば「純米大吟醸」と表示しても良いレベル。

 農薬・化学肥料を使った多収量・低品質なお米を五割にまで磨いて、アルコール添加で水増しして「大吟醸」と名乗っている蔵もある。

 しかしこのお酒は、「雑味とともに旨味も削りとって薄っぺらになった、香りだけで飲みごたえのない、高額の大吟醸」とは対極をゆくお酒。

 邪魔な香りがなく味わい深い、安いお酒。 とってもうれしい存在だ。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 普通酒(米だけ、無濾過)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:±0
 原料米:山田錦(兵庫県冨田農場産、無農薬無化学肥料栽培)
 精米歩合:50%   酵母:協会9号
 酸度:1.8   アミノ酸度:1.7


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2006年11月
「諏訪泉 田中農場 純米酒 2006」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 純米酒 2006」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 7割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

rain_of_tears at 21:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2009年04月17日

庭のうぐいす からくち 鴬辛(おうから)

庭のうぐいす からくち 浦和駅西口、玉蔵院前のお店で飲む。

 「義侠 五百万石」、「東洋美人 西都の雫」に続いては「庭のうぐいす からくち」。

 等級検査で規格外となった山田錦なので、普通酒の扱い。

 篤農家から全量を買う契約栽培だと、どうしてもサイズが小さい、無農薬なので虫食い率が高いなど、問題のあるお米も含まれてしまう。

 当落線上から惜しくも外れたお米や、虫食いのないお米を選別して使えば、まったく問題なくおいしいお酒がつくれる。

 さて、味はどうかな。

 「庭のうぐいす」らしい、静かな口当たり。 ここから、飲めば飲むほど味が染み出してきて、やさしくも奥行きのある優雅なパフォーマンスを見せてくれるハズ。

 あれ? 味が出てこない。

 立ち上がってくるハズの中盤〜後半で、失速する。

 後口に感じられるアルコールの感触からもわかるけれど、アルコール添加によって旨味が伸ばされて希薄化してしまった。 もったいない。

 今、開栓したばかりだから、これから変化するのかもしれない。 そう願いたい。


【福岡県久留米市北野町 山口酒造場】 普通酒
 1800ml:2000(2100)円   720ml:1000(1050)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+10
 原料米:山田錦(規格外米)   精米歩合:68%
 酸度:1.2

rain_of_tears at 21:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2009年03月28日

八海山 しぼりたて生原酒 越後で候 2008BY2

八海山 生原酒 近所の知人宅の定例会(飲み会)にて飲む。

 「越乃雪椿」「醉心 六根清浄」の次は、「八海山 生原酒」。

 いつも年末にいただくお酒で、年によって香味がずいぶんと異なる。 今年はどうだろう?

 生らしいなめらかな口当たりと、原酒の濃厚さが楽しめる。 これは良いね。

 今回の新酒2008BYは、昨年の2007BYよりも、おととしの2006BYに近い印象。

 3か月の常温放置が効いたのか、香味の若さ・荒れた感じはない。 そして豊かな甘味と、ストレートなアルコールがインパクト大。

 ロック、割り水でも楽しめる。 いや、そうした方が飲みやすい。

 複雑さや奥行きの面では物足りないものの、これほどインパクトのある飲み口は「八海山」としては、新潟のお酒としてはめずらしい。


【新潟県南魚沼市(旧:六日町) 八海醸造】 普通酒(生、原酒)
 1800ml:3146(3304)円   720ml:1563(1642)円
 300ml:731(768)円   180ml:444(467)円
 アルコール度数:19.5%   日本酒度:+3
 麹米:五百万石   掛米:トドロキワセ・ゆきの精
 精米歩合:55%   酵母:協会7号
 酸度:1.9   アミノ酸度:1.4

rain_of_tears at 20:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年05月11日

千代の亀 お母さんのかくしざけ3

千代の亀 お母さん 池袋西武で試飲・購入。 今回は、年に1回の出荷という「お母さんのかくしざけ」を購入。

 母の日に合わせた、ピッタリなネーミングやね。
 って隠しとったんかい!?

 1回火入れしてあるらしいから、発酵が進んで炭酸がたまって爆発することはない。 これは安心。

 ビンには「古代米天然色 もろみを荒ごしした清酒」と書いてある。

 荒ごししているから清酒に入るけれど、品質検査を受けていないのか、または3等以内に入らなかったのか、純米酒と名乗っていないみたい。 古代米については勉強不足です。

 古代からつたわる赤米由来のピンク色はなんとも不思議。

 純米大吟醸のどぶろく風「千代の亀 名称募集」とくらべたら、あんまり精米していないみたいだけれど、桃のようなさわやかな香りが豊か。

 荒ごししてあるので、口当たりは非常になめらか。 ありがちなドロドロとした固形物が当たることもなく、ドライでザラザラするような感触もない。 にごり酒の感触が苦手な人も、もしかしたら大丈夫かもしれない。

 甘味が豊かだが、酸が強いために後口はスッキリ。 見た目は変わっているけれど、中身はしっかりお酒らしい。 米の味はもちろん、幅もキレもある。

 お酒に甘口と辛口しかないと思っている人ではなく(そもそも辛い日本酒など一滴も存在しない)、「お酒好きな人のほうが買ってゆく」という蔵の感想もうなずける。


【愛媛県喜多郡内子町 亀岡酒造】 普通酒(米だけ、生詰)
 1000ml:2638(2770)円   720ml:1867(1960)円
 アルコール度数:13.5   日本酒度:−85
 原料米・精米歩合:
  麹米…松山三井(愛媛県産)・60%精米、
  掛米…古代米・99%精米
 酸度:5.0   アミノ酸度:5.0

rain_of_tears at 19:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年02月01日

八海山 しぼりたて生原酒「越後で候」

八海山 生原酒 昨年につづいていただいたもの。

 今年はみずみずしい芳香はひかえめで、レーズンのような落ちついた含み香が印象的。

 アルコール度数が高いため、含んだ瞬間の存在感がある。 昨年にくらべてアルコール臭が浮いて感じられるのがもったいない。

 米の甘味が感じられるが、あくまで余韻はスッキリ淡麗。 軽く感じさせる、良くも悪くも「新潟らしい」お酒だ。


【新潟県南魚沼市(旧:六日町) 八海醸造】 普通酒(生、原酒)
 1800ml:3146(3304)円   720ml:1563(1642)円
 300ml:731(768)円   180ml:444(467)円
 アルコール度数:19.5%   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)五百万石、(掛米)トドロキワセ・ゆきの精
 精米歩合:55%   酵母:協会7号酵母
 酸度:1.9   アミノ酸度:1.4

rain_of_tears at 20:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年10月10日

宮の井 山廃仕込み H16BY2

奥播磨 宮の井 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場」にて飲む。

 今日はたまたま、10種類以上のお酒が入荷されたらしい。 おぉ、知らないお酒がいくつもあるぞ。

 さっそく、「宮の井」から。

 ん? 下村酒造店・・・、「奥播磨」の蔵だ。

 どうやら昔ながらの銘柄「宮の井」は地元用、廉価バージョンらしい。

 加工米を使っているらしく、米・米麹だけなのに、純米酒と名乗れないらしい。 純米酒の規定を満たしていない「諏訪泉 冨田」、「辨天娘 青ラベル」と同じような事情ですね。

 2年半の熟成ということで、良い色になっている。 香りもモワッと、熟成した濃醇なお酒の雰囲気がただよう。 栗おこわ様のほっくり、もったりした香味が、いかにも下村酒造店らしい。

 それにしても・・・、若っ! まだまだ酸が目立って固い印象。 今日開栓したばっかりだから、なおさら飲むには早い。 はじめて見たので気になって飲んだが、もう少し様子を見たいお酒だ。

ヨーコちゃんと宮の井(奥播磨) 今日のお燗番はヨーコちゃん。 日本酒に熱い、そして強い!

 あ、店長蔵ちゃん(ビン奥)、ナカちゃん(右奥)も後頭部だけ登場してる。 今日もヨロシクです。
(^へ^)ゝ

 そうそう、10月10日はTOSHIの誕生日。 おめでとー!



【兵庫県姫路市安富町 下村酒造店】 普通酒(山廃)
 1800ml:1900(1995)円
 アルコール度数:16.5
 原料米:兵庫夢錦・一般米   精米歩合:70%

rain_of_tears at 20:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年09月21日

北安 おねてぃ

北安 おねてぃ 近所のゴローさん・かずみさん宅にて。

 きょうはマグロづくしパーティー! やっほー! ご招待いただき、まことに光栄至極にござりまする。

 長野の北安醸造がアニメの企画で発売したお酒らしい。 ずっと冷蔵庫に眠っていたそうだ。

 これはもしや、貴重な機会!?

 清酒としか書いていないので普通酒だと思う。

 苦手なアルコールの化学的な香味はなく、なめらかに入る。 酸が少ない分、甘さが目立っているが、度数が少ないので飲みやすい。


【長野県大町市 北安醸造】 普通酒

rain_of_tears at 20:00|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年05月30日

辨天娘 青ラベル2

辨天娘 規格外米 今夜も「和浦酒場」にて。 6月からは都合があって、水曜日に「和浦」に行けなくなるのでさびしい。

 今日はナカちゃんが休みで、蔵ちゃんがお燗をつけてくれる。 貴重な日かも!?

 目の前にあった「辨天娘」が気になったので、さっそく注文。

 どうやら純米酒と名乗れない純米づくりのお酒らしい。 米・米麹だけでつくっても、等外米だと「純米酒」と表示できないんでしたね。

 同じ鳥取県の「諏訪泉」では、兵庫の冨田農場で契約栽培された無農薬山田錦のうち、おしくも規格(短径2mm)から外れたお米をつかった「冨田」シリーズが好評。

 安くて味もしっかり。 こんなにありがたい存在はない。

 さて、「辨天娘」はどうかな?

 香りは落ちついてお米っぽい。 渋味があってジュワーッと平面的に広がるイメージは、柿やビワを思わせる。 しっかりした酸があるのに意外と余韻はあっさりで、広がった味わいは苦味を中心にシャープに収束する。


【鳥取県八頭郡若桜町 太田酒造場】 普通酒(米だけ)
 1800ml:2333(2450)円   720ml:1095(1150)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+6
 原料米:五百万石・等外米   精米歩合:65%
 酵母:協会7号

rain_of_tears at 20:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年05月04日

老緑

 これは伊勢旅行で祖父母がおみやげに買ってきたお酒で、以前飲んだ「おかげさま」と同じ蔵だ。

 いかにも普通酒といった、舌に広がる甘さと化学的な味わいが個人的には苦手。 よっしんには魅力が探せない。


【三重県伊勢市 伊勢萬内宮前酒造場】 普通酒
 1800ml:1962(2060)円   720ml:981(1030)円

rain_of_tears at 19:27|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年01月24日

朝日山 元旦しぼり2

朝日山 元旦しぼり(亥年) 池袋西武で購入。

 「朝日山」の朝日酒造は「久保田」で有名。

 酸が少ない「久保田」は、個人的には平板に感じて面白みがないお酒だと思っているが、「朝日山 元旦しぼり」にはまた違う印象を抱く。

 元旦にしぼらなくてはならないという時期的制約のある「元旦・元日しぼり」は、毎年味が読めない不安定なお酒。

 しかし、「朝日山 元旦しぼり」はアルコール添加ゆえ、味の調整がしやすい。

 年間生産5万石(全国15位)にもおよぶ、朝日酒造のような超大手蔵ならば、たくさん仕込んだタンクのなかでもっとも状態の良いもろみをしぼれば良い。 小さな蔵の純米タイプの「元旦・元日しぼり」より、圧倒的に安定した味で提供してくれる。

 「朝日山 元旦しぼり」は毎年干支のイラストで登場し、首にかかる絵馬は、蔵の仕込み水が湧き出る、朝日神社の神主さんがお祓いをしたもの。 ご利益がありそうだ。

 生らしいフレッシュな香りはリンゴのようで、口当たりはなめらか。 新潟のお酒らしい透明感ある仕上がりで、やや物足りなさを感じるが、生原酒のボリュームは十分に堪能できる。


【新潟県長岡市 朝日酒造】 普通酒(生、原酒)
 1800ml:2400(2520)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+5
 原料米:五百万石   精米歩合:60%
 酵母:協会7号   酸度:1.6

rain_of_tears at 19:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年01月14日

山水 笑福来運

老松 新年のあいさつで訪れた本庄にて飲む。

 金粉入りのお酒は、年に1回あるかないかの機会。

 大分の蔵とは珍しいと思ったが、どうやら老松酒造は焼酎の蔵として知られているようだ。 焼酎にあまり詳しくないので、焼酎蔵だとは知らなかった。

 なめらかな口当たりで、甘味を残しているが、なぜかスルスルといける。 不思議な感覚だった。


【大分県日田市 老松酒造】 普通酒

rain_of_tears at 11:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2006年12月19日

羽二重正宗(常山) しぼりたて原酒 にごり酒

常山 にごり 北陸旅行のおみやげとしていただく。

 「参考程度に」とのこと。

 糖分を多く残しているのか、甘さが印象的。 糖類添加でないのが不思議なほど甘い。

 一般的なにごり酒は、こんな感じなのかな?

 個人的には、飲みづらかった。


【福井県福井市 常山酒造】 普通酒
 アルコール度数:19.5

rain_of_tears at 22:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!
blog内検索
Archives
Recent Comments
訪問者数

    アクセス数