木戸泉

2012年10月31日

木戸泉 純米AFS 2012 生原酒

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 今日は日本酒に興味を持ったYさんを招待。

 最初は、広く市販されているお酒のなかでもっとも酸っぱいお酒の1つであろう「木戸泉 純米AFS 生」。


 日本酒を小さな枠に閉じこめないように、個性的なお酒を試していただきましょう。

 冷温でいただきます。

 グレープフルーツや梅のような甘酸っぱさと苦味が鮮烈。 日本酒ではなく白ワインだと思って飲んだほうが驚かないかもしれない。

 このさわやかに突き抜けた、唯一無二の個性が好み。



 「ジュースみたいでおいしい。」

 さすが、日本酒に対する固定観念・既成概念・偏見のないYさんです。



【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、生、原酒)
 500ml:1000(1050)円
 アルコール度数:13.7   日本酒度:−31
 原料米:総の舞(千葉県いすみ市産)   精米歩合:65%
 酸度:6.9


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2012年01月2011年01月2010年01月2009年08月01月
   2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2010年08月2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月
「木戸泉 純米 二十年の古酒」(2012年03月

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2012年03月31日

木戸泉 純米 二十年の古酒3

木戸泉 二十年古酒 秋葉原の「地酒蔵」にて購入していたものを開栓。

 セバさんの家にて飲む。


 開栓するタイミングを逸してしまった「木戸泉 二十年」を、古酒好きのセバさんと堪能しよう。


 黄金色から褐色になりつつあるお酒からは、カラメルのような濃密な熟成香がただよう。

 熟成のおかげか、しっとりとなめらかな口当たり。 落ち着いた飲み口のなかに、豊かな乳酸由来のスッキリ感もある。

 余韻の複雑さ、深さは感動的。 セバさんもご満悦のようすで、なによりです。


 おいしいお酒を飲みながら、色々な話をしながら夜を明かす。 学部生時代以来、すごく久しぶりのことでした。

 セバさんのおかげで、気分が楽になりました。 本当にありがとう!


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、古酒)
 500ml:4124(4330)円   300ml:2500(2625)円
 180ml:1500(1575)円


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2012年01月2011年01月2010年01月2009年08月01月
   2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2010年08月2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2012年01月06日

木戸泉 初しぼり 本醸造 無濾過生原酒 2010BY4

木戸泉 初しぼり2006-07 蔵から直送。 自宅で1年間熟成させたものを開栓。

 2011年2月から、池袋東武に入っていた問屋さんが変わった。 そのため、池袋東武に「木戸泉」が入荷されなくなってしまった。

 もちろん、池袋東武に複数の蔵が集まるイベントにも参加せず。 急に「木戸泉」が遠い存在になってしまった。

 だけど、やっぱり「木戸泉 初しぼり」を飲まないとお正月が来た気がしない。

 ということで、1本だけ残しておいた「木戸泉 初しぼり」を開栓。

 「よっしんの好きな本醸造ランキング」で、ぶっちぎり1位に君臨しつづけているお酒だ。

 無色透明のビンからは、しぼりたての頃より少し濃くなった黄金色のお酒が見える(残念ながら記事の写真は過去のものを再利用)。

 ビンの底には、少しオリが沈んでいて、熟成が進んだことがわかる。

 開栓するとまもなく、全国唯一の高温山廃で仕込む「木戸泉」ならではの、ヨーグルト様の乳酸の豊かな香りが広がる。 いかにも甘酸っぱそうな、さわやかな香りだ。

 とろみを感じるほどのまろやかな口当たりで、ほどなく強烈な酸が走り抜ける。 うわー、やっぱり甘酸っぱい!

 「木戸泉」らしい乳酸を主体とした強い酸と、熟成でさらに幅を増した旨味が、濃醇なボディをつくりあげている。

 これほど濃醇な本醸造は、他に飲んだ経験がない。 いや、たいていの蔵の純米原酒よりも、はるかに濃醇だ。

 この濃醇さとさわやかさの両立が魅力的。 やっぱり、「木戸泉 初しぼり」は良いなあ。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 本醸造(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2286(2400)円   720ml:1143(1200)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞(千葉県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会7号酵母   酸度:2.2


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2011年01月2010年01月2009年08月01月
   2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2010年08月2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2011年01月02日

木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒4

木戸泉 初しぼり2006-07 千葉県いすみ市大原の木戸泉酒造から直送。

 今年もおせちと「木戸泉 初しぼり」を堪能しながら、箱根駅伝(往路)をテレビ観戦。

 今回は超大学級のエースが少なく、5区「山登り」の柏原選手(東洋大)の復調に圧倒的な注目が集まる。

 箱根2連覇中の東洋大と、出雲・伊勢を制し今年度3冠を目指す早大。 優勝争いはこの2校にしぼられているような状況だ。

 ただ、よっしんの注目は拓殖大。 ニコニコドーで指導し、2006年の箱根で亜細亜大を優勝させた岡田監督が、2010年から拓殖大に移籍。

 拓殖大は夏の猛練習を経て、さっそく秋の予選会で1位通過。 本大会でのシード獲得が狙える。 どこまで健闘するか、楽しみだ。


 さて、「よっしんの好きな本醸造ランキングぶっちぎり1位」の「木戸泉 初しぼり」を開栓。

 本醸造というと、化学的な香味・感触がある商品や、淡白・単調な味わいの商品に出会うケースが多い。

 けれど、「木戸泉 初しぼり」はそんな本醸造に対する先入観・偏見を吹き飛ばしてくれる。 はじめて飲んだときに「これは個性的で力強い純米酒だ」と思ったほど。

 酒質の画一化を嫌い、全国唯一の高温山廃による濃醇なお酒をつくる「木戸泉」。 純米酒が濃すぎるから、少し味の薄い(それでも他の蔵の純米酒よりも濃い)本醸造をつくっているようにも感じられる。


 無濾過のまま無色のビンに詰められているので、しぼりたて本来の緑を帯びた黄色が目で楽しめる。

 乳酸の豊かな「木戸泉」らしい、独特のさわやかな香り。 いかにも酸っぱそうで苦そう。 若くやんちゃな飲み口ながら、中盤以降のスムーズさが酸の突出を感じさせない。

 豪快・爽快、という意味ではスッキリ系。

 お正月に「木戸泉 初しぼり」。 新鮮・爽快な気分を満喫しました。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 本醸造(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2286(2400)円   720ml:1143(1200)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞(千葉県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会7号酵母   酸度:2.2


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」(2010年01月
  2009年08月01月2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2010年08月2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2010年08月03日

木戸泉 純米活性にごり3

木戸泉 にごり 池袋東武で試飲・購入。

 冷蔵庫で夏を待っていた「木戸泉 にごり」を開栓。

 「夏でも燗酒」を推奨・実践しているよっしんですが、最初の1杯は冷やした活性にごり酒を飲みたい日もあります。

 こんなに暑い夏ですから。

 ビールどころか、サイダーやコーラのような強炭酸飲料も飲まないよっしんにとって、爽快な炭酸飲料といえば活性にごり酒。

 ということで、冷蔵庫にしまってある数本の活性にごり酒の中から、「木戸泉」、キミに決めた!

 ゆっくり慎重に開栓して、ではいただきます!

 冷蔵庫で少しずつ成長・変化したはずだが、新春に生まれたこのお酒はまだまだフレッシュな香り。 ハーブを思わせるニュアンスがさわやか。

 にごり部分が多めで、お米の存在感があるものの、力強い酸と元気な炭酸の活躍で軽い印象も受ける。

 しっかり味があって、なおかつ切れる。 豪快な飲み口だ。 たまには、しっかり冷えたお酒も良いなあ。

 ちなみに、燗にしてふっくらと豊かな旨味を楽しめるのも、このお酒の魅力のひとつ。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+1
 原料米:華吹雪(青森県産、自然農法)・ササニシキ(宮城県産、自然農法)
 精米歩合:60%   酵母:協会7号   酸度:2.4


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」(2010年01月
  2009年08月01月2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2010年01月21日

木戸泉 元日しぼり酒 2010 山廃特別純米 無濾過生原酒3

木戸泉 元日しぼり 池袋東武で試飲・購入。

 その名のとおり、元日にしぼる「木戸泉 元日しぼり」。 今年は早朝4時からしぼったとのこと。

 元日にしぼれるよう計画的に仕込まれるが、人間側の予定なんてあってもないようなもの。

 「お酒は自然・微生物が醸す」というスタンスの「木戸泉」だから、毎年しぼるべきタイミングは変わるし、味わいも変わってくる。

 「久保田」で知られる朝日酒造「元旦しぼり」のような、いくつも仕込んでいちばん良いものを元旦にしぼるという大手とは異なり、「木戸泉」はタンク1本勝負。

 成功か失敗か。 まるで賭けを楽しんでいるかのよう。

 そんな「木戸泉 元日しぼり」は年によってずいぶん味が異なるので、試飲してからでないと安心して買えない。

 年明けに訪れた池袋東武では試飲する機会にめぐまれなかった。 今回やっと試飲でき、そして購入しようと決めた。 試飲後のよっしんのホッとした表情を見て、スタッフのTさんも安心したようす。


 今年の第一印象は「迎春ってラベルがついている」ということ。 おっと、大事なのは外見ではなく味。 味の第一印象はというと、ここ数年でいちばん落ちついている。

 冷やすと感じられる、乳酸のさわやかな香りやグレープフルーツ様の強い酸味は「木戸泉」らしい個性。 いちど飲めば、だれもがブラインドで当てられるのではと思うほど印象的だ。

 常温になるとお米っぽい味が前面に出てきて、ドライでおだやかな飲み口になる。 静かな印象が、かえって豊かな旨味を引き出している。

 これは今までに体験したことのない旨さ。 う〜ん、うまし!

 「木戸泉」の生酒らしい、フレッシュかつ強い酸味を楽しみたいなら冷温で。 「木戸泉」の火入れ・熟成酒が持つ、豊かな旨味の片鱗を楽しみたいなら常温〜ぬる燗で。 温度による表情の変化が劇的です。

 写真を加工している際に気づいたのが、ビンの表ラベルに小さな文字で「原料米:山田錦」と書いてあったこと。 調べてみたら、2007〜2009年は山田錦・華吹雪で、2006年は華吹雪・吟ぎんが。

 オール山田錦の仕込みの「元日しぼり」は初めて? それで味の印象がまたちがうのかな?

 少し値段が上がったなあと思っていたけれど、それも全量を山田錦にしたことが影響しているのかなと思った。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会7号



「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」(2010年01月
  2009年08月01月2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒 H19BY」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2010年01月02日

木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒4

木戸泉 初しぼり 千葉県の木戸泉酒造からとどく。

 箱根駅伝といえば、このお酒。 おせちを食べて「木戸泉 初しぼり」を飲みながら埼玉の大学を応援しますよー。

 昨年王者の東洋大、2年連続2位の所沢体育大学(早稲田大)、城西大、大東文化大、故郷本庄からすぐの上武大。

 めずらしく見る海に気をとられてはいけないぞ!(笑)

 もちろん、どの大学・選手もいい走りをしてほしい。


 さて、今年もやってきました「よっしんの好きな本醸造ランキングぶっちぎり1位」の「木戸泉 初しぼり」。

 これほど酸味たっぷりで濃厚でスムーズな本醸造は、今まで他に類を見ない。

 本醸造というと、アルコールの化学的な感触がある商品が多いように感じられる。 一方、少数ながら違和感なく飲める商品はというと、味気なく物足りない。

 けれど、「木戸泉 初しぼり」はそんな本醸造に対する先入観・偏見を吹き飛ばしてくれる。 はじめて飲んだときに「これは個性的で力強い純米酒だ」と思ったほど。

 本醸造の化学的な香味が苦手なよっしんにとって、「これならなんとか飲める」という域を超えて「これが飲みたい」とまで思わせるお酒だ。


 なんでこんなにスムーズで、自然に感じられるんだろう? と思うと、添加するアルコールは、地元の自然栽培米からつくった純米酒を蒸留した自家製の米焼酎。 なんだ、生まれも育ちも一緒だからか。

 そこまで手間をかけて本醸造をつくる理由は、たぶん1つ。 純米酒が濃すぎるから。 ライト層向けに、味を薄めた本醸造をつくってるんだと思う。 それでもじゅうぶん濃いけど。

 「味が薄いタイプが好きだから本醸造にしよう」と発想が通じない、パワフルな本醸造。

 毎年お年賀としても利用しているから、贈呈すると「あ、あの黄色いお酒だ」という反応がかえってくる。 ビンが無色透明だから、お酒の色がわかりやすい。

 黄色いお酒。 しぼりたて本来の色。 おいしそう!

 乳酸の豊かな「木戸泉」らしい、独特のさわやかな香り。 いかにも酸っぱそうで苦そう。 若くやんちゃな飲み口ながら、中盤以降のスムーズさが酸の突出を感じさせない。

 豪快・爽快、という意味ではスッキリ系のお酒だ。

 今シーズンもおいしいです!


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 本醸造(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2286(2400)円   720ml:1143(1200)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞   精米歩合:65%
 酵母:協会7号   酸度:2.2


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2009年08月01月2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒 H19BY」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2009年12月01日

木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒 2007(H19)BY4

木戸泉 大原産山田錦 池袋東武の「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」で試飲・購入。

 山廃(全国唯一の高温山廃)・無濾過・自然醸造・熟成で知られる「木戸泉」が、地元産山田錦にたどりついた。

 「木戸泉」といえば、青森県の契約農家による無農薬の華吹雪が主力だが、今回のお酒は千葉県大原産の無農薬山田錦。 ごく少量、もと米としてコシヒカリが使われているが、こちらも無農薬栽培。

 H19BYだから、熟成期間はもうすぐ2年。 生熟成もだんだんと軌道に乗ってきたようだ。

 塩分すくなめのやわらかい梅干のような、甘くないタイプの梅酒のような、個性的な酸味から入る。 その後の豊かな乳酸の風味も、「木戸泉」らしい個性。

 強い酸味の裏側で、甘味・旨味も存在をアピールする。 飲みごたえは抜群だ。

 余韻に生熟成らしいアーモンド風味があり、さらにはお米らしいおだやかな雰囲気の返しがある。

 ボリューム、個性ともにすばらしい! さすが「木戸泉」だ!


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5
 原料米・精米歩合:
  (麹米・掛米、総量の94%)山田錦[大原産、無農薬栽培]、61%精米
  (もと米、総量の6%)コシヒカリ[合鴨農法]、67%精米
 酵母:協会7号系   酸度:2.5   アミノ酸度:2.0


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2009年08月2009年01月2008年01月
   2005年12月2005年01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2009年08月15日

木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒

木戸泉 初しぼり2006-07 千葉県いすみ市大原の木戸泉酒造から直送。

 2008年12月。 年始のごあいさつ用、そして自身の年末年始用のお酒として、蔵から送っていただく(12本)。

 以来、8か月冷蔵庫で眠っていた、最後の1本を開栓。

 「木戸泉 初しぼり」は、他の蔵の本醸造とくらべると、圧倒的に味が濃い。 スッキリ系を好む人には、まったくもって向いていない。

 自然の力を重視する蔵だけあって、本醸造に添加するアルコールは、自然栽培米による自家製の米焼酎。 初めて飲んだときには、しぼりたてだったにもかかわらず、アルコールの分離・浮遊感がなくてビックリした。

 さて、低温の野菜室に入れていたから、あんまり熟成していないかな。

 ・・・これはすごい。 想像以上にまろやかになっている。 今の状態で飲むと、年末年始に飲んだしぼりたての頃がいかに荒かったかがわかる。

 カドが取れてまろやかになり、味に一体感が出ている。 そして一段と味が乗って、飲みごたえもバッチリ。

 全量山廃、さらには全国で唯一の高温山廃という蔵。 乳酸たっぷりの個性的な味わいは、ハマったら代用がきかない。

 この蔵でいちばん大好きな「木戸泉 白玉香」にも劣らない、すばらしく豊かな味わい。

 冷蔵庫でも熟成するんだなあ。 貴重な体験となりました。


【千葉県いすみ市 木戸泉酒造】 本醸造(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2400(2520)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞   精米歩合:65%
 酵母:協会7号   酸度:2.2


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2009年02月2008年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 生原酒」(2006年06月

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2009年07月24日

木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒4

木戸泉 白玉香 5月末〜6月初めに池袋東武で行われた「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」にて試飲・購入。

 いよいよ梅雨明け、夏真っ盛り。 と思いきや、あいかわらず梅雨前線が停滞。

 梅雨明け、季節の変わり目というと、ふとLINDBERGの「きっと銀の針のような雨が」「July Blue Rain」を思い出すなあ。

 ただ、今日はまさしく「ヒドイ雨」(the brilliant green)。


 スポーツの後にかじるレモンは、それほど酸味を感じない。 そうだ、汗をかいた今日みたいな状態なら、「木戸泉」も酸っぱくないかもしれない。

 ・・・予想は大ハズレ。

 酸っぱ〜い。 「木戸泉」らしい、強烈な酸。 やっぱりレモン(クエン酸)と「木戸泉」(乳酸)はちがいました。

 「木戸泉」は、全国で唯一の高温山廃という造りをするからか、他の蔵とはまったくちがう個性。 山廃といっても、ふんわりやわらかいヨーグルト様の乳酸の風味ではなくて、グレープフルーツのような風味。

 大吟醸をつくらないので、もちろん鑑評会にも出さない。 無農薬・無化学肥料で栽培されたお米を大切に使って、ゴッツイ酸を出して、長期熟成する。

 そんな個性派の蔵が送り出す正統派(?)、山田錦の無濾過生原酒。

 野菜のようなほのかな苦味とやさしい甘味、爽快な酸味、お米らしいふっくら感。 まるで、フレンチドレッシングをかけたレタス・トマトのサラダみたい。

 良いなあ。 お酒だけなのに、サラダも一緒に堪能した気分。

 お酒がメイン、おいしいお酒があれば食事はいらない。 他のお酒と区別がつかないような、どこにでもあるお酒はいらない。 そんな、よっしんやヨラムさんのような人に、「木戸泉 白玉香」はおすすめ。

 あ、温度。 燗はもちろん、冷やしても濃醇というめずらしいお酒です。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.9   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酸度:2.4   アミノ酸度:2.1

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2009年02月26日

木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒3

木戸泉 にごり 池袋東武で新年早々に購入。

 この「木戸泉 活性にごり」は、昨年に初登場したお酒。

 ラベルに赤い字で「活性」と書いてあるように、酵素・酵母が働きつづけているので、ビン内でも発酵がつづいて炭酸ガスがたまってゆく。

 2シーズン目の今回は、昨年とちがって、栓にガス抜きのための穴が開いていない。

 もしや・・・。 いやな予感がする。

 ピシッ! シュー! うわぁー、っと危ない! 噴きこぼれそうだった。

 開栓にずいぶんと時間がかかった。 これほど元気なお酒は久しぶり。

 炭酸の勢いで対流がおこり、にごり部分とうわずみが自然と混ざる。

 全国唯一の高温山廃造りで知られる「木戸泉」らしい、ヨーグルト様の乳酸の香りがさわやか。 モチのような香りや、新芽・若葉のような香りも感じられて、やさしい雰囲気。

 グレープフルーツのような、存在感のある苦味・酸味が印象的。

 にごり部分からくる米の風味がしっかり出ていて、ふっくらした旨味がある。 噛めば噛むほど甘味が出てくるお米とおなじく、飲めば飲むほど甘味が感じられるようになる。 もちろん、ベタッとした糖分の甘味ではない。

 冷えた状態では、後口の苦味がシャープにまとめている。 温めてみると、お米らしいおだやかな旨味が楽しめる。

 酒飲みのためのカルピスソーダ、いやホットカルピス?

 温度が変わっても、乳酸のやわらかい雰囲気は一貫している。 苦味がうすれ、酸を主体とした力強いお酒になる点で、温めたほうが個人的には好み。


【千葉県いすみ市 木戸泉酒造
 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+1
 原料米:華吹雪・ササニシキ(自然農法)   精米歩合:65%
 酸度:2.4

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2009年01月04日

木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒3

木戸泉 元日しぼり 池袋東武で試飲・購入。

 文字どおり元日にしぼった「元日しぼり」。

 タンク1本分の仕込みを元日にしぼる、という量的・時間的制約があり、かならずしも良い出来になるとはかぎらない。

 微生物たちのお酒づくりは、人の思うとおりにはいかない。

 味が安定しないことに不安・期待を抱きながらひと口。

 おー、今年もうまい!

 喜びながら、ホッとひと安心。


 魅力はなんといっても、全国で「木戸泉」唯一の高温山廃からくる豊かな乳酸。 乳酸菌飲料好きのよっしんとしては、みごとに好みの風味。

 そこにグレープフルーツのような、苦味を想起させるさわやかな香りが加われば、爽快なことまちがいなし!

 酸・旨味、ボリューム満点。 さすが「木戸泉」、さすが秋場杜氏だ。


【千葉県いすみ市 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:山田錦・華吹雪   精米歩合:60%
 酵母:協会7号系

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2009年01月02日

木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒4

木戸泉 初しぼり2006-07 今年もお年賀として「木戸泉 初しぼり」を蔵に注文。

 自分用を開栓。 今年も「木戸泉」で箱根駅伝を観戦だ。

 注目は、もちろん昨年の覇者の駒沢大、昨年おしくも敗れた早稲田大。 部員に逮捕者が出て引責辞任した川嶋監督の東洋大。 やっと上位を目指せる時期に入っていただけに、川嶋監督の辞任は残念だ。

 昨年たすきが途切れた順天堂大・東海大の巻き返しシード回復も期待。 初出場の上武大は本庄に近い伊勢崎の大学ゆえ、応援したい。

 個人では、箱根ラストランのモグス(山梨学院大)・竹澤健介(早稲田大)・佐藤悠基(東海大)の出来が気になる。 中距離ではモグスに引けを取らないダニエル(日大)、前評判の高い柏原竜二(東洋大)も楽しみだ。

 番組スタジオでは、3区の活躍が思い出される上野裕一郎(中央大OB)、「山の神様」今井正人(順天堂大OB)と、卒業まもない現役実力派ランナーがゲスト解説。 心境・ペースなど、リアルな話が聞けて面白い!


 さて、「木戸泉 初しぼり」に戻ろう。 これほど濃醇な本醸造はめずらしい。 無濾過なため、しぼりたての新酒の状態でかなりの色づき。

 全国唯一の高温山廃で仕込まれた、乳酸たっぷりのお酒からは、柑橘系のさわやかな香りとヨーグルト様の乳酸の香りがただよう。

 若々しく力強い酸と、枯れた風味が共存しているところは「木戸泉」ならでは。 後口にはワインのような渋味があって印象的。

 濃厚な木戸泉のラインナップのなかではシャープな部類だが、酸の強さは遜色ない。


【千葉県いすみ市 木戸泉酒造】 本醸造(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2400(2520)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞   精米歩合:65%
 酵母:協会7号酵母   酸度:2.2

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2008年09月04日

木戸泉 純米酒 自然舞 生3

木戸泉 自然舞 昨日につづいて、京都の鵜飼商店シリーズ。

 今日は千葉の「木戸泉 自然舞 生」。

 千葉から京都へ、そして埼玉へ。 えらい長旅でしたなあ。

 鵜飼さんにおまかせしたお酒だったので、箱を開けて取り出した瞬間、「木戸泉! しかも見たことのないビン!」。

 うすい水色のビンを通しても、中身が黄色いことがわかる。


 「木戸泉 自然舞」は、除草剤を使わず、無農薬・無化学肥料・無動物性堆肥で育てた華吹雪でつくったお酒。 「自然醸造」「環境にも体にもやさしい」をめざす木戸泉酒造、そして鵜飼商店らしい、情熱とやさしさのあふれるお酒だ。

 火入れタイプは飲んだことがあったけれど、ははじめて。

 うっすら黄色くなったお酒。 ついつい濃醇な味わいが期待してしまう。

 全国唯一の高温山廃づくりでたっぷりの乳酸をうみだす「木戸泉」らしい、乳酸のさわやかな香り。 はじめから「木戸泉」らしさ全開だ!

 まずは冷やした状態で。 酸っぱさあふれる鋭い火入れタイプにくらべ、香りふんわり、口当たりなめらか。 スルッと入る。 甘味を感じるまろやかな飲み口だ。 思っていたよりも素直だなあ。

 常温になると、いよいよ苦味・酸味の登場。 口当たりから後口まで、乳酸の風味も一貫して感じられるようになる。 入りはコッテリ、後はビシッ。

 冷やした状態のほうが甘味を感じて、温度が上がってくると苦味が出てくる。 ほかのお酒や味覚の常識からすると、逆転現象がおこってる。

 少し温めると、ツヤのある甘味と、シャープで力強い酸味が前後して現れる。 これぞ濃密。 ・・・加水してあるのに。


 フレッシュ&コッテリ! 好みは常温かな。

<追記>
 爽やかさとコッテリ感を兼備したお酒といえば、「大和川 純米無濾過生原酒 滓がらみ」。 こちらもお米は華吹雪。 偶然だろうか、それともお米の特質? 気になる。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:−2
 原料米:華吹雪   精米歩合:60%
 酵母:協会7号   酸度:2.0

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2008年06月29日

木戸泉 純米無濾過生原酒 白玉香4

木戸泉 白玉香 池袋東武の「地方の小さな蔵元の隠れた地酒祭り」で試飲・購入。

 色々な蔵のお酒を試飲させてもらったものの、「これだ!」というお酒になかなかめぐり会えない。 そう簡単に感動の出会いはないか。

 よーし、やっぱりやんちゃな「雁木」にしよう!

 と買い物カゴに「雁木」を入れてレジに向かおうとした瞬間。 会場のはじっこのほうから声をかけられた。

 うちのお酒、試飲してみませんか? 「雁木」がお好きな方ならきっと合いますよ。

 ん!? 振り返ってみると、なんと「木戸泉」のスタッフ。 なんでこんなすみっこに!? 「木戸泉」なら主役級でしょう!

 房総半島東部、漁業と海水浴の町、大原にある木戸泉酒造。 1956年以降、全国で唯一の高温山廃仕込みを行う。
 1年〜30年貯蔵の長期熟成酒、自然農法米(動物性排泄物も使用しない)による純米酒、一段仕込みの多酸酒など、超のつく個性的かつ濃醇なお酒を醸している。

 鑑評会には目もくれず、吟醸酒を造らない。 自然米で濃醇な純米酒を造る。 良いね〜。 このスタンスが高知「無手無冠」と共通してる。

 「お酒が大好き!」という雰囲気を全身から発する秋場杜氏の人柄が、お酒にも自然と反映されている気がする。

 「木戸泉」の中でもいちばんお気に入りなのが、この「木戸泉 白玉香」。 はじめて出会ったのは京都の鵜飼商店だったなあ。 今年は1升ビンがあったので、迷わず1升ビン!

 うっすらレモン色。 乳酸の香りにくわえ、グレープフルーツ様の苦味・酸を想起させる香りが「木戸泉」の特徴。

 苦味を帯びた芳香がスッと鼻に抜ける。 シャープな飲み口ながら、酸がしっかりと肉付けして奥行きを持たせる。

 強い酸味のおかげか、濃醇なはずなのに飲み口は爽快。 冷温〜常温でも良いし、割り水してぬる燗にしても良い。 似たタイプのお酒をさがすのが難しい、個性的で濃醇なよっしん好みのお酒。 うまい〜!


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.9   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酸度:2.4   アミノ酸度:2.1

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2008年01月12日

木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒3

木戸泉 にごり 池袋東武で購入。

 「木戸泉」のにごり酒は、見るのも飲むのもはじめてだ。

 「活性(酵母が生きている)」ということで、栓には炭酸ガスを抜く穴があけてある。

 ガスがどんどん逃げていくためか、開栓時に噴き出すこともなく、炭酸がシュワシュワと湧いてくることもなかった。 安全な活性にごりだ。

 全国唯一の高温山廃造りで知られる「木戸泉」らしい、ヨーグルト様の乳酸の香りがさわやか。 モチのような香りや、新芽・若葉のような香りも感じられる。

 にごり部分からくる米の風味がしっかり出ていて、ふっくらした旨味がある。 噛めば噛むほど甘味が出てくるお米とおなじく、飲めば飲むほど上質な甘味が感じられるようになる。 もちろん、ベタッとした糖分の甘味ではない。

 冷えた状態では、後口の苦味が意外とシャープにまとめている。

木戸泉にごりの粒子 温めてみると、細かくなった米の粒が対流して、万華鏡のようで神秘的。 思わずじーっと観察してしまった。

 温度が変わっても、乳酸のやわらかい雰囲気は一貫している。 苦味がうすれ、酸を主体とした力強いお酒になる点で、温めたほうが個人的には好み。

 ドライな飲み口が特徴の奈良「睡龍 生もとのどぶ」や広島「竹鶴 純米にごり」とはまた別タイプの、燗用旨口にごり酒だ。


【千葉県いすみ市 木戸泉酒造】
  純米酒(山廃、無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+1
 原料米:華吹雪・ササニシキ(自然農法)   精米歩合:65%
 酸度:2.4

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2008年01月08日

木戸泉 元日しぼり酒 20083

木戸泉 元日しぼり 「木戸泉 初しぼり」と同じ「木戸泉」でも、こちら「元日しぼり」は池袋東武で試飲・購入。

 タンク1本分の仕込みを元日にしぼる、という量的・時間的制約があるため、必ずしも良い出来になるとはかぎらない。

 試飲せずに大量購入する勇気が、よっしんにはない。
 (@_@;)

 「今年は間に合った」とのこと。 試飲してみて、ホッとひと安心。

 グレープフルーツのような、苦味を想起させる香りがさわやか。 豊かな乳酸がなめらかでやわらかい口当たりをつくる。

 しぼるのが若干早かったのか、「木戸泉」の中では甘味が豊かだが、後口の強烈な酸のおかげでちゃんと味は切れている。

 「もう少し待ってからしぼれればなあ」と、ついついよくばってしまうが、今年の元日しぼりは十分に楽しめるお酒に仕上がっていると思った。


【千葉県いすみ市 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:山田錦・華吹雪   精米歩合:60%
 酵母:協会7号系

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木戸泉 本醸造無濾過生原酒 初しぼり4

木戸泉 初しぼり 今年も「木戸泉 初しぼり」を蔵に注文。

 これで4年目になるのかな。 それにしても「木戸泉 初しぼり」ほど濃醇な本醸造はめずらしい。

 木戸泉酒造は千葉県いすみ市(旧夷隅郡大原町)、房総半島の海水浴場の近くにある。

 年間生産量800石という小さな蔵で、米を無駄に削って味をなくしてしまう吟醸酒をつくらず、全国で唯一「高温山廃」という仕込みを行う、超のつく個性的な存在だ。

 若い世代の秋場雄豪杜氏は、「お酒が好きでたまらない」というオーラを発する、情熱的な人。 その人柄が、お酒にもしっかり反映されている。

 無濾過なため、しぼりたての新酒の状態でかなり色づいている。

 柑橘系のさわやかな香りがかすかに香る。 若々しく力強い酸と、枯れた風味が共存しているところは「木戸泉」ならでは。 後口にはワインのような渋味があって印象的。

 濃厚な木戸泉のラインナップのなかではシャープな部類だが、酸の強さは遜色ない。


【千葉県いすみ市 木戸泉酒造】 本醸造(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2400(2520)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞   精米歩合:65%
 酵母:協会7号酵母   酸度:2.2

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2007年06月19日

木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒4

木戸泉 白玉香 この時を待っていた!

 そう、「木戸泉 白玉香」が池袋東武で購入できる「全国の小さな蔵の隠れた地酒まつり」だ。

 でも、なぜだ!?

 なぜ今年は「木戸泉 白玉香」の1升ビンを持ってきてないんだー(涙)。

 まあ、1升ビンで買ってくお客さん、少ないからね。 わかってるんだけどね・・・。


 レモン色。

 いや、「木戸泉色」といった方が良いかも。 さすが無濾過。 いろんな蔵で見る、しぼりたて・オリ引きしたてのお酒って、こんな色。 見た瞬間に「いい色だねー、うまそー!」。 飲みたくなる。

 他の蔵、なんで色を取ってしまうんだろう? 無色透明って、水みたいで味薄そうに感じて気がひける。 なんか、隠してない? ごまかしてない? とうたがってしまう。


 香りは”青ビン”「春鹿 山廃純米生原酒(生産終了)」にもある、生のフレッシュな香りとモワッと濃厚そうな山廃特有の香りがただよう。

 遅れてマスカット系のスッとする香りが通る。 「木戸泉」のお酒に共通する、乳酸のすっぱさがあり、ボリューム感ある旨味がしっとりなめらかにすべってゆく。 一貫した爽やかさが重さを感じさせない。

 なかなかこれほど個性的・爽快・濃醇なお酒はない。 杜氏の秋場さん、今年もうまいっす、ありがとうございます!

 冷やして開栓後の味の開きを楽しんでもよし、常温でほっといて変化を待つのもよし、割り水して燗にするもよし。 強い(頑丈)。

 濃厚な味わいと強烈な酸。 この、さわやかなパワー、幸せ!


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.9   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会7号系自社培養酵母   酸度:2.4   アミノ酸度:2.1

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2007年06月07日

木戸泉 純米AFS 2007 生原酒3

木戸泉 純米AFS生 2007 池袋東武で今年もゲット!

 毎年この時期に開かれる東武の「小さな蔵の隠れた地酒まつり」が楽しみでしょうがない。

 なぜなら、「木戸泉 AFS」が試飲・購入できるからだ!

 この「木戸泉 AFS」は、一段仕込みという特殊なつくりかたで少量のみ醸されたお酒で、グレープフルーツや梅のような甘酸っぱさが個性的。

 アルコールも低めで飲みやすい。 「白ワイン」と言ったら誰もが信じてしまいそうな、不思議なお酒だ。 そして、ワインのように、年によって味わいが大きく変わる。

 いつもよりやわらかい甘味をより感じ、パワーもそこそこで、少し物足りない感じがする。

 なんだろう? 今年は酸度5.5と少なめだからか? 去年は8.2で、おととしは6.3と酸度が高かったからか、もっとシャキーンとつきぬける酸っぱさがあった。

 これほど濃厚なお酒をつくるからこそ、米の質・発酵時の気候などのちがいで、味の振れ幅が大きくなる。 これがまたワインみたい。 自然・生き物を相手にしている世界だから、それが当然かもしれない。

 しかし、このアルコール度数でこの濃厚さはすばらしい。 他の蔵も、こんなお酒をつくってほしいなあと思うが、無理な話か。 「高温山廃」、この蔵しかやってないもんなあ。

 チーズやドレッシングを使ったサラダ・カルパッチョ、レモンをしぼった唐揚との相性は抜群。

 ちなみに今夜はカツオ。 表面をあぶって、スライスしたにんにくを乗せてパクッ、そしてAFSをぐびっ。

 さわやかー!


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(無濾過、山廃、生)
 500ml:1000(1050)円
 アルコール度数:13.6   日本酒度:−26
 精米歩合:65%
 酸度:5.5   アミノ酸度:3.7

 木戸泉酒造は、全国で唯一の「高温山廃仕込み」でお酒をつくる個性的な蔵。 「お米をムダにしない」という信念から吟醸酒をつくっておらず、強烈な酸をたたえる純米酒と、3年〜20年という幅広い古酒のラインナップで知られている。


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2007年01月08日

木戸泉 純米無濾過生原酒 元日しぼり3

木戸泉 元日しぼり 池袋東武で試飲・購入。

 今年の「木戸泉 元日しぼり」は良い!

 と思って即、購入した。

 毎年様々な蔵が発売する元旦しぼり、または元日しぼり。

 酒造りも佳境に入る厳寒期に味わえるしぼりたてのお酒は、新年の気分を味わう縁起ものとして珍重される。

 しかし、元日しぼりを世に送り出すことは難しい。

 12月から発売される「木戸泉 本醸造 初しぼり」は安定した味わいが魅力だ。 しかし、「木戸泉 元日しぼり」は安定しない

 最も良い状態のもろみを元日にしぼるという時期的・時間的・量的制約があるため、毎年一定のレベルを保つことは難しい。 自然・生き物を相手にしているゆえ、人間の都合よく発酵が進むとは限らない。

 ましてや「木戸泉」の場合はタンク1本分、そして無濾過。 調整することもできない。


 事実、2006年の「元日しぼり」は甘味が残って酸が弱く、つまりは発酵不足で、「木戸泉」本来の水準に達していなかった。

 だが、今年は素晴らしいタイミングのお酒に出会えた。

 乳酸豊かな「木戸泉」らしい、ライム・マンゴー様の苦味を帯びた芳香がスッと鼻に抜ける。

 シャープな飲み口ながら、酸がしっかりと肉付けして奥行きを持たせる。 「木戸泉」通常商品に引けをとらない、力強いお酒だ。

 今年の日本酒ライフも幸先の良いスタートを切ることができた。 これからも良い出会いができますように!


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:山田錦・華吹雪   精米歩合:60%
 酵母:協会7号系自家培養酵母

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2007年01月02日

木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒4

木戸泉 初しぼり2006-07 蔵から届く。

 よっしん的「本醸造ランキング」で堂々の1位を維持する「木戸泉 初しぼり」を飲み、箱根駅伝を見守る。

 ここ数年「予選会の帝王」と中途半端な結果がつづく早稲田大はシードを獲得できるか?

 昨年、山登りの王様今井を擁するも、まさかの大ブレーキで優勝を逃した順天堂大の巻き返しは?

 すでに日本代表として実力を発揮している佐藤ら、実力者ぞろいの東海大、昨年覇者亜細亜大の今年は?

 川嶋監督率いる東洋大の躍進は?

 今年から正式に順位が記録される学連選抜チームは健闘するか?

 今年も新春の箱根が熱い!

 さて、昨日のおせちの残りとともに飲む「初しぼり」は旨い!

 全国で唯一の高温山廃仕込みの「木戸泉」らしく、しっかり色づいて濃醇なのに、後口は外見以上に軽い。 本醸造でこれほど濃醇に造れるものだろうか、本醸造でこれほど後口をスッキリさせられるものだろうか。

 やはり「本醸造ランキング」1位はゆるがない。

 木戸泉の初しぼりは、自家製の米アルコールを何度も濾過し、雑味や臭みを徹底的に排除した醸造アルコールを添加している。

 そこまで気をつかうなら、純米酒だけ造ればいいのにと思ってしまうが、こんなに濃醇なお酒がこの値段で手に入ると考えると、このまま造りつづけてほしいとも思ってしまう。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 本醸造(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2286(2400)円   720ml:1143(1200)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞(千葉県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会7号酵母   酸度:2.2

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2006年06月08日

木戸泉 純米AFS 2006 生原酒4

木戸泉 AFS 2006 生 池袋東武で今年も純米AFSをゲット!

 外房のいすみ市(旧夷隅郡大原町)にある木戸泉酒造は、全国で唯一の「高温山廃仕込み」を行う個性的な蔵。

 「お米をムダにしない」という信念から吟醸酒をつくらず、強烈な酸をたたえる純米酒と、3年〜20年という幅広い古酒たちが蔵の中心。

 この「AFS」は一段仕込みという特殊な造りかたで少量のみ醸されたお酒で、グレープフルーツや梅のような甘酸っぱさが個性的。

 「白ワイン」と言ったら誰もが信じてしまいそうな不思議なお酒だ。

 今年は特に酸がしっかり出たようで、去年に比べて酸っぱさが増して、実に飲みごたえがある。

 チーズやドレッシングを使ったサラダ・カルパッチョ、レモンをしぼった唐揚との相性は抜群!


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 500ml:1000(1050)円
 アルコール度数:13.6   日本酒度:−32
 精米歩合:60%
 酸度:8.2   アミノ酸度:3.6

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2006年01月09日

木戸泉 元日しぼり酒 山廃純米無濾過生原酒2

木戸泉 元日しぼり 「木戸泉」の蔵から届く。 地元の新年会にて飲む。

 文字通り元日に搾ったお酒。 元日という時間的制限があるため、もう少し待ってから搾りたくても、そうはいかない。

 しぼりたてのため、渋味が目立つ。 甘味が残っているため、上槽タイミングがうまくいかなかったのかもしれない。

 「木戸泉」らしく酸は強めだが、グレープフルーツ様のさわやかな香りと、みずみずしい旨味のふくらみの方が印象的。

 しっとり落ち着きながらも圧倒的なパワーをみせる普段の「木戸泉」とは、少し違う印象だ。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.5度
 原料米:華吹雪・吟ぎんが   精米歩合:60%
 酵母:協会7号

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2005年12月25日

木戸泉 本醸造無濾過生原酒 初しぼり4

木戸泉 初しぼり 2005年の正月にいただきものとして飲んで感動したお酒。

 今回は千葉への旅行の途中で木戸泉の蔵を見学し、おみやげとして購入した。

 木戸泉酒造は千葉県いすみ市(旧夷隅郡大原町)、房総半島の海水浴場の近くにある。

 年間生産量800石という小さな蔵で、米を無駄に削って味をなくしてしまう吟醸酒をつくらない、全国で唯一「高温山廃」で酒母を育てるという、超のつく個性的な存在だ。

 無濾過なため、しぼりたての新酒の状態でかなり色づき、濃厚な香りがある。 力強い酸と枯れた風味はこの蔵ならでは。 これほどの本醸造を造るのは至難の業だ。

 濃厚な木戸泉のラインナップのなかではシャープな部類だが、酸の強さは遜色ない。


【千葉県いすみ市 木戸泉酒造】 本醸造(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2400(2520)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞   精米歩合:65%
 酵母:協会7号酵母   酸度:2.2

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2005年08月31日

木戸泉 純米 二十年古酒3

木戸泉 20年 いただきもの。

 今日は弟の20歳の誕生日だった。

 幼いころはすごく小さくて、ずっと丸々としていた弟も、気づけばスマート(すぎ?)な大人になった。

 トラブルメーカーにしてムードメーカーなところは、変わっていない。

 弟と同じ年に生まれた「木戸泉 二十年古酒」と、サントリーウイスキー「響 20年」は、非常に円熟した味わい。

 一朝一夕では出せない味わいに、時間の大切さを考えさせられた。

 お酒は飲んでしまったが、弟の人生はもちろんこれからも長く続いてゆく(続いてほしい)。

 さらにさらに深く成長してゆく弟を見るのが楽しみだ。


【千葉県夷隅郡大原町 木戸泉酒造】 純米酒(古酒)
 720ml:6000(6300)円   300ml:2500(2625)円
 180ml:1500(1575)円

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2005年01月03日

木戸泉 純米原酒2

木戸泉 純米原酒 「木戸泉 初しぼり」と一緒に、知人からいただく。

 香りは目立たず、しっとりと落ち着いた旨味が広がり、強烈な酸が後からやってくる。

 華やかな香りや果実様の甘味とは無縁の、熟成の可能性を見すえたお酒だ。



【千葉県夷隅郡大原町 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、原酒)
 1800ml:2700(2835)円   720ml:1350(1418)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+1
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会7号系   酸度:2.3   アミノ酸度:1.8

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木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒4

木戸泉 初しぼり お正月に知人からいただく。 ありがとうございます!!

 お正月で帰った実家の近くに「木戸泉」の蔵があるとのこと。 おぉ、行ってみたい!

 「木戸泉」といえば、山廃・無濾過。 うすく色づいたお酒からは、新酒でありながら練れた濃厚な香りがある。

 アルコールの浮いた感じはほとんどなく、力強い酸と枯れた風味がひしひしと伝わってくる。

 「木戸泉」らしい、濃厚・濃醇な本醸造だ。 コストパフォーマンス高し!


【千葉県夷隅郡大原町 木戸泉酒造】 本醸造(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2400(2520)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞   精米歩合:65%   酸度:2.2

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2004年11月04日

池袋東武「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」

池袋東武で試飲。

 秋田「喜久水」、埼玉「晴雲」、千葉「木戸泉」、岡山「酒一筋」、愛媛「酒仙栄光」を試飲。

 「酒一筋 山廃純米吟醸 時代おくれ」は個別記事を参照。


【秋田県能代市 喜久水酒造
「喜久水 特別純米酒 喜一郎の酒」 特別純米酒
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:16.3   日本酒度:+2
 原料米:華吹雪   精米歩合:58%   酸度:1.8

  廃線となった旧国鉄の「鶴見トンネル」で2年貯蔵。
  落ちついた口当たりで、静かな中に旨味が現れる。
  酸は弱く、アッサリした印象。


「縄文能代 吟醸酒」 吟醸酒
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:華吹雪   精米歩合:55%   酸度:1.3

  やさしく落ちついた吟醸香。
  ボリュームは小さいながらも、複雑な要素がからみあう。


「喜久水 特別本醸造」 特別本醸造

  ひと言で言うと薄い。 最後にアルコールの刺激がある。


【埼玉県小川町 晴雲酒造
「手造り 晴雲 無濾過ひやおろし」 純米吟醸(生詰)
 1800ml:2039(2141)円   720ml:1020(1071)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+1
 原料米:美山錦・朝の光   精米歩合:55%
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.0

  ミネラルやユリのような香り。
  クリアで張りつめた印象の中を、独特の苦味が走る。
  後口は枯れた印象。


「手造り 晴雲」 純米吟醸
 1800ml:2039(2141)円   720ml:1020(1071)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+1
 原料米:美山錦・朝の光   精米歩合:55%
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.0

  ひやおろしとくらべて香りは少ない物の、ドライな後口は同じ。


【千葉県夷隅郡大原町 木戸泉酒造
「木戸泉 純米原酒」 純米酒(山廃、原酒) (好み度2★★
 1800ml:2840円   720ml:1420円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+1
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会7号系   酸度:2.3   アミノ酸度:1.8

  香りは目立たず、後味の厚みが印象的なお酒。
  旨味よりも酸が勝ったタイプで、余韻も長め。


「木戸泉 自然舞」 純米酒
 1800ml:2550円   720ml:1380円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:ササニシキ・華吹雪・五百万石   精米歩合:60%
 酵母:協会7号系   酸度:2.2   アミノ酸度:1.7

  少し寝かせた風味があり、ふんわりトロリとした口当たり。
  高酸とは思えないスッキリ感がある。


「木戸泉 13年古酒」 純米酒 (好み度2★★
 720ml:3858(4050)円   500ml:2600(2730)円

  高酸、高アミノ酸で有名な「木戸泉」の古酒。
  熟成作用も抜群で、褐色に色づいた酒質はブランデーを思わせる。
  紹興酒を思わせるムッとする熟成香が印象的。
  古酒にありがちな甘い香りは目立たず、濃厚な旨味が主体。
  強い酸が口中をかけまわり、苦味を帯びた余韻も長く続く。
  一般の日本酒とはまたちがう、日本酒の新たな魅力を垣間見た。


【岡山県赤磐郡赤坂町 利守酒造
「酒一筋 山廃純米大吟醸 秘伝」 純米大吟醸(山廃) (好み度2★★
 1800ml:5800(6090)円   720ml:3000(3150)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+2
 原料米:雄町(岡山県赤磐郡産)   精米歩合:50%
 酵母:TS酵母   酸度:1.6   アミノ酸度:1.0

  エキス分が多く、薄黄色に色づいている。
  山廃特有のクリーム様の香りに、吟醸香もかすかにひそむ。
  酸がまろやかな風味にシャープさを加えている。
  大吟醸としては落ちついていて、ふくらみのあるタイプだ。


「酒一筋 純米吟醸 銀麗」 純米吟醸 (好み度2★★
 1800ml:2330(2446)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:雄町(岡山県赤磐郡産)   精米歩合:55%
 酵母:T5(自社酵母)   酸度:1.6   アミノ酸度:1.5

  すっと抜けるやさしい吟醸香と、雄町のやわらかい風味が溶け合う。


【愛媛県松山市 栄光酒造
「酒仙栄光 純米大吟醸袋しぼり ささおり」 純米大吟醸(生) (好み度2★★
 720ml:2500(2625)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:松山三井   精米歩合:40%
 酸度:1.3   アミノ酸度:0.9

  鮮烈な口当たりで、前半に味わいのピークがある。
  香りだけではなく、カドの取れた旨味をともなってさわやかに広がる。
  リンゴ・マンゴーなど、果実の風味が多く感じられる。
  純米大吟醸の袋しぼりとしては破格の安さだ。

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2004年05月05日

木戸泉 白玉香 純米無濾過生原酒 あらばしり4

木戸泉 白玉香 あらばしり 京都西陣の「鵜飼商店」で購入。

 レモン色で、うっすらとオリが浮いて、うすにごり〜うわずみの状態。

 全国で唯一の高温山廃仕込みを行う「木戸泉」特有の、グレープフルーツのような酸味・苦味を想像させる香りがある。

 口当たりからボリューム満点で、舌の上でピチピチはじける酸が印象的。

 熟成させて常温で飲むと、非常に濃厚で個性的な味わいが楽しめる。


【千葉県夷隅郡大原町 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2621(2752)円   720ml:1165(1223)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:55%
 酸度:2.4   アミノ酸度:2.1

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