本醸造

2014年08月13日

浦霞 本醸造2

 上野駅入谷改札外、パンダ橋口の脇にある「かよひ路」にて飲む。

 上野駅は東北の玄関口。 ということで、東北を代表する蔵のひとつ、「浦霞」をいただきます。

 「浦霞 本醸造」といえば、全然ちがうタイミング・メンバーだけれど、ちょうど1年前にも飲んだお酒。


 ソフトでクリーミーな飲み口で、やさしい味わい。

 淡麗酒の部類に入るけれど、水っぽさがなく、しっとりと味をたたえているところが魅力。


 これはこれで好み。 落ち着くなあ。



【宮城県塩釜市 佐浦】 本醸造
 1800ml:1,960(2,117)円   720ml:900(972)円
 アルコール度数:15.3   日本酒度:+1.5
 原料米:まなむすめ(宮城県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.2


過去の「浦霞」の記事
「浦霞 禅 純米吟醸」(2010年11月
「浦霞 純米吟醸 限定販売品」(2003年12月
「浦霞 生一本 特別純米酒」(2009年09月2004年09月
「浦霞 特別純米生酒 しぼりたて」(2013年04月
「浦霞 特別純米酒 ひやおろし」(2010年12月2004年09月
「浦霞 木桶仕込み 山廃純米酒 貮百八拾號」
 (↑2011年10月2008年05月
「浦霞 純米酒」(2004年12月
「浦霞 本醸造」(2013年08月

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2013年12月07日

百楽門 長期熟成酒 無濾過 1987年度醸2

酒茶論20131207b

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

酒茶論20131207c


 26年の熟成を経たお酒は、ビンの中では赤褐色をしているものの、グラスに注ぐと意外と明るい黄金色。

 酸味を想起させるドライフルーツ様の香りと、甘い熟成香が豊か。

 しっとりとなめらかな口当たりで、落ち着いた甘味が続く。

 香味ともに意外と複雑さはなく、後口のアルコールの刺激が印象的。


 味や余韻よりも、グラスに広がる熟成香を楽しむ古酒かもしれない。



【奈良県御所市 葛城酒造】 本醸造(無濾過、原酒、古酒)
 720ml:4286(4500)円
 アルコール度数:18.7   日本酒度:−6
 原料米:アケボノ(奈良県産)   精米歩合:70%
 アミノ酸度:2.6


「百楽門」の過去の記事
「百楽門 長期熟成酒 無濾過 1987年度醸」(2012年05月

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2013年11月24日

菊水 ふなぐち 一番しぼり 本醸造生原酒

菊水 ふなぐち一番しぼり 近所のスーパーで購入。

 「菊水」は、新潟県を代表する、全国屈指の大規模蔵。

 「朝日山」「久保田」「越州」の朝日酒造に次いで、東日本では2位の生産量をほこる。

 この「菊水 ふなぐち 一番しぼり」は、缶入りのお酒の先駆け。


 何度も出会ってきたものの、飲むのは今回が初めて。


 冷温でいただきます。

 香りの第一印象は、フレッシュで刺激的。

 消毒液のような濃いアルコールを感じる香り、水あめ・砂糖のような甘味を想起させる香りもある。

 舌にピリッと刺激を感じた後には、最近あまり体感することのなかった、金属的・化学的な味。

 本醸造や普通酒、さらには吟醸酒にまで感じられるこの苦手な香味。 醸造アルコールの影響なのかなあ。


 アルコールの濃さゆえにパンチ力はあるが、味わい自体は淡麗。

 個人的にはちょっと飲みにくい印象でした。



【新潟県新発田市 菊水酒造】 本醸造(生、原酒)
 1000ml缶:1286(1350)円   200ml缶:276(290)円
 720mlビン:1143(1200)円   300mlビン:457(480)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:−2
 原料米:(麹米)五百万石、(掛米)一般米
 精米歩合:(麹米)70%、(掛米)60%
 酵母:協会701号   酸度:1.6   アミノ酸度:2.0


「菊水」の過去の記事
「菊水 菊水の純米酒」(2008年11月2004年01月
「菊水 純米吟醸 音瀞 (INTRO)」(2004年07月
「菊水 涼風仕立て 吟醸 生酒」(2012年06月
「菊水 本醸造 菊水の辛口」(2012年12月

 1881(明治14)年創業の菊水酒造は、1972(昭和47)年に杜氏制を廃止し、機械設備を導入して合理化を推進。
 さらに同年、日本初の缶入り酒「ふなぐち一番しぼり」を発売。日本酒界に新風を吹き込んだ。


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2013年10月15日

磐城壽(いわきことぶき) 本醸造 生

磐城壽 本醸造 生 池袋西口に移転した「希紡庵」にて飲む。

 東口から移転した新店舗は、西池袋公園が見わたせるビルの6階。

 津波・原発事故による被害のため山形県長井市に仮住まいする、福島県浪江町の「磐城壽」。

 前回「磐城壽 山廃純米生原酒」を飲んで感動したので、今回も飲んでみよう!


 冷温でいただきます。

 スルリとなめらかな口当たりで、水の良さを感じるやわらかい飲み口。 旨味・酸味などの支障がなく、余韻も潔い。

 おどろくほどあっさりした、水のようなお酒。

 キレイで飲みやすいと高評価する人も多いと思うけれど、個人的には物足りない。 味が少ないのに酔ってしまうお酒は遠慮したいなあ。



 Yさんいわく、「わたあめのよう」。

 ボリュームがあると思わせて、いざ口に含むと抵抗なく消えてしまう。 ガッカリ感を表した言葉のようです。



【山形県長井市 鈴木酒造店長井蔵】 (本拠:福島県双葉郡浪江町)
 本醸造(生)
 1800ml:1905(2000)円   720ml:1000(1050)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.3


過去の「磐城壽」の記事
「磐城壽(いわきことぶき) 山廃純米生原酒」(2012年09月

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2013年08月27日

達磨正宗 十年古酒3

達磨正宗 十年古酒 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 3種類の飲みくらべセットの3つめが「達磨正宗 十年古酒」。

 赤褐色にまで色づいた、見た目も味わいも濃厚な熟成酒。


 常温でいただきます。

酒茶論 (達磨正宗、長龍、義侠)
 「達磨正宗 十年古酒」は左端。

 ベリー系のドライフルーツを思わせる、甘酸っぱさを想起させる香り。

 トロリと密度を感じる口当たり。 甘味と同時にドライな雰囲気も感じさせる刺激的で複雑な味わいは、スパイシー&オイリー。


 濃厚・濃醇な長期熟成酒の代表作。 熟成酒好きにはたまらない、ゆっくり堪能したいお酒。



【岐阜県岐阜市 白木恒助商店】 純米酒・本醸造・普通酒(ブレンド)
 720ml:5000(5250)円   180ml:1250(1313)円
 50ml:600(630)円
 アルコール度数:18.3
 原料米:日本晴(岐阜県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号


「達磨正宗」の過去の記事
「達磨正宗 十年古酒」(2012年10月
「達磨正宗 二十年古酒」(2012年10月2012年05月

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長龍 月日重ねて 長期熟成酒 1992年醸造2

長龍 月日重ねて 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 3種類の飲みくらべセットのうちの2つめが、「長龍 月日重ねて」。

 1992年醸造・・・20年熟成!

 20年も熟成を経ているとは思えない、明るいコハク色。 きっと低温でゆっくり熟成したんですね。


 常温でいただきます。

酒茶論 (達磨正宗、長龍、義侠)
 「長龍 月日重ねて」は中央。

 焦げたような香りはなく、温野菜のようなやさしい甘味・旨味が魅力。

 アルコールの濃さからくる刺激が印象的で、のど越しは若いお酒の雰囲気。

 1992年生まれの人たちに飲んでもらいたい、日本酒観を広げてくれるおもしろい熟成酒。



 調べてみたところ、インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)2009の「SAKE部門」古酒の部でゴールドメダルを獲得したお酒とのこと。

 コンテストに積極的に出品する蔵なんですね。



【奈良県北葛城郡広陵町 長龍酒造】 本醸造(原酒、古酒)
 500ml:3000(3150)円   180ml:580(690)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:±0
 原料米:アケボノ(奈良県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.9   アミノ酸度:2.1

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2013年08月20日

浦霞 本醸造2

 大宮の居酒屋にて飲む。


 ひさしぶりに「浦霞 本醸造」を飲む。

 日本酒(日本史)の恩師に連れて行っていただいたお店で、何種類もの「浦霞」を飲みくらべして以来かもしれない。

 今はご主人が高齢を理由に閉めてしまったお店で堪能した、お酒とクジラたち。 日本酒日記をつけ始める前のことながら、今でも鮮明におぼえています。



 スルリと流れてゆくすべりの良い口当たり。 甘味・旨味が調和して、クリーミーな飲み口。

 飲みごたえがある濃醇酒ではないけれど、味も素っ気もない淡麗酒ともちがう。 力みのない、やさしい味わいがある。

 肩肘張らずに、ホッとひと息つくのにピッタリのお酒。



【宮城県塩釜市 佐浦】 本醸造
 1800ml:1960(2058)円   720ml:900(945)円
 アルコール度数:15.3   日本酒度:+1.5
 原料米:まなむすめ(宮城県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.2


過去の「浦霞」の記事
「浦霞 禅 純米吟醸」(2010年11月
「浦霞 純米吟醸 限定販売品」(2003年12月
「浦霞 生一本 特別純米酒」(2009年09月2004年09月
「浦霞 特別純米生酒 しぼりたて」(2013年04月
「浦霞 特別純米酒 ひやおろし」(2010年12月2004年09月
「浦霞 木桶仕込み 山廃純米酒 貮百八拾號」
 (↑2011年10月2008年05月
「浦霞 純米酒」(2004年12月

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2013年05月03日

八海山 本醸造

八海山 本醸造 祖父母の家にて飲む。

 新潟県を代表する蔵・銘柄の1つ、「八海山」。

 新潟のお酒を敬遠する傾向にあるよっしんにとって、めったに飲む機会のないお酒なので、興味津々でいただきます。

 おとなしい香りの中に、お米やクッキーのようなニュアンスが感じられる。

 なめらかな口当たりで、スルリとすべるように流れてゆく。


 刺激が少ないという点で、飲みやすい。 ただ、個性・面白みに欠けるという点では、積極的に飲みたいと思えず、2口目に手が伸びないという意味で飲みにくい。



【新潟県南魚沼市 八海醸造】 本醸造
 1800ml:2293(2407)円   720ml:1102(1157)円
 アルコール度数:15.4   日本酒度:+5
 原料米:五百万石・トドロキワセ・一般米   精米歩合:55%
 酵母:協会701号   酸度:1.2   アミノ酸度:1.1


「八海山」の過去の記事
「八海山 しぼりたて生原酒 越後で候」
 (↑2010年12月2009年03月2008年02月2006年12月
「八海山 しぼりたて生原酒 雪のなかの酒」(2006年01月
「八海山 本醸造」(2008年12月
「八海山 吟醸」(2005年05月
「八海山 純米吟醸」(2011年11月2004年01月

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2013年04月20日

会津ほまれ 本醸造 しぼりたて生原酒2

会津ほまれ 本醸造 しぼりたて生 池袋東武で試飲・購入。

 催事「会津若松の酒まつり」で、喜多方の「大和川・弥右衛門」と「会津ほまれ」が来店。

 「会津ほまれ」は、新商品「八重の桜 純米原酒 ならぬことはならぬものです」もお披露目。

 そういえば、今年(2013年)のNHK大河ドラマ「八重の桜」の前半は、会津が舞台ですね。

 山本覚馬の妹、八重といえば、日本テレビ「日本史サスペンス劇場」での大島美幸(森三中)の好演が印象的です。 風貌といい、ピッタリのイメージでした。



 さて今回は、たびたび池袋西武・東武で出会える「大和川・弥右衛門」ではなく、初めて出会った「会津ほまれ」を購入。

 この「会津ほまれ 本醸造 しぼりたて生原酒」は、地元用につくられるお酒。 他の商品ラインナップとは一線を画した、甘口タイプのお酒です。



 冷温でいただきます。

 麹の香りから、やさしい甘味へスムーズに移行する。 しっかりと濃醇で、飲みごたえバッチリ。 ピリッと荒々しく若い面もある。

 それほど甘い印象を受けないのは、酸の活躍のおかげでしょう。

 生熟成のナッツ様の余韻も好み。


 最近、「甘口」とリクエストしたほうが好みのお酒に出会えるような気がします。



【福島県喜多方市 ほまれ酒造】 本醸造(生、原酒)
 1800ml:2100(2205)円   720ml:1050(1102)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:−6
 原料米:華吹雪(福島県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会9号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.5

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2012年12月16日

菊水 本醸造 菊水の辛口

菊水 菊水の辛口 地元の居酒屋さんで忘年会。

 大所帯での会だったため、お店側から「菊水の辛口」のプレゼント! おー、ありがとうございます!

 日本酒好きの面々は大喜び。

 首都圏にアクセスしやすい新潟県にあって、もっとも首都圏に進出している蔵のひとつが「菊水」。

 「久保田」「越州」「朝日山」の朝日酒造につづいて、新潟県第2位の生産量をほこる。

 今回の「菊水の辛口」は、酒販店はもちろん、百貨店やスーパー、コンビニにいたるまで広く普及している、新潟を代表する淡麗辛口酒。


 常温でいただきます。

 石清水のようなミネラルを感じる香りに、アルコールのスッキリと刺激的な香りと、米粉のような香りも感じられる。

 軟水らしい、やわらかい口当たり。 酸は少なめで、スムーズに流れる。 やさしい味わいは、淡く静かに消えてゆく。


 とくに、新潟酒が好きな人、山口「獺祭」が好きな人に大好評でした。 個人的には、味気なくアルコールに酔うのは気が進まないなあ。



【新潟県新発田市 菊水酒造】 本醸造
 1800ml:1868(1961)円   720ml:842(884)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+8
 原料米:(麹米)五百万石、(掛米)一般米   精米歩合:70%
 酵母:協会701号   酸度:1.3   アミノ酸度:1.6


「菊水」の過去の記事
「菊水 菊水の純米酒」(2008年11月2004年01月
「菊水 音瀞 (INTRO)」(2004年07月
「菊水 涼風仕立て 吟醸 生酒」(2012年06月

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金陵 本醸造 生貯蔵

金陵 本醸造 生貯蔵 地元の居酒屋にて忘年会。

 「金陵」を飲むメンバーに参加。

 米粉・求肥を思わせる香り。

 キメ細かいなめらかな口当たりで、甘味を連想する。 含み香に麹の香りがあってさわやか。

 後口までスルリとなめらかで、起伏をおさえたやさしい味わい。 こちらもまた淡麗ですね。



【香川県仲多度郡琴平町 西野金陵】 本醸造(生貯蔵)
 300ml:335(352)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:+2
 原料米:オオセト(香川県産)   精米歩合:70%
 酸度:1.3


「金陵」の過去の記事
「金陵 純米大吟醸 煌」(2010年01月

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2012年12月14日

松竹梅 豪快 特撰(本醸造)

 高田馬場の「海峡」にて飲む。


 「松竹梅」の本醸造も飲んだことがないので、飲んでみることに。

 スルリとなめらかな口当たりで、水の良さを感じさせる淡麗型の酒質。 酸味が少ないぶん、甘味が引き立つ。

 豪快という名前ながら、やさしい味わいのお酒。



【京都府京都市伏見区 宝酒造】 本醸造
 1800ml:1885(1979)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:(麹米)五百万石、(掛米)一般米   精米歩合:65%
 酸度:1.3


「松竹梅」「白壁蔵」の過去の記事
「松竹梅白壁蔵 生もと純米」(2011年08月
「松竹梅白壁蔵 但馬杜氏 三谷藤夫 山廃純米」
 (↑2011年08月2005年07月
「松竹梅白壁蔵 澪 スパークリング清酒」(2012年10月

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2012年10月26日

達磨正宗 十年古酒 / 二十年古酒3

達磨正宗 十年古酒達磨正宗 二十年古酒 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 古酒のみを発売するという個性的な、「達磨正宗」。

 今夜は10年熟成と20年熟成を飲みくらべ。

 ぜいたくな瞬間です。


 まずは10年熟成タイプから。

 赤みを帯びた、濃いコハク色。 落ち着いた雰囲気の中に、ドライフルーツのような香りがある。

 甘そうで、ドライそうで。 相反する要素が交錯した、複雑な味わいを想起させる。

 トロリとした感触で、スパイシー&オイリー。 濃厚で力強い味わいながら、酸のおかげで味はしっかり切れる。 余韻にはドライな雰囲気が帰ってくる。


 次は20年熟成タイプ。

 濃い赤褐色。 色も香りもカラメルを思わせる。 やや焦げた香りは、黒砂糖にも通じる。

 こちらもトロリとした口当たり。 濃厚で濃醇。 複雑な味わいに、長い余韻。



 ともに、一朝一夕では実現できない、表現できない世界だ。



【岐阜県岐阜市 白木恒助商店
「達磨正宗 十年古酒」 純米酒・本醸造・普通酒(ブレンド)
 好み度:3(★★★)
 720ml:5000(5250)円   180ml:1250(1313)円
 50ml:600(630)円
 アルコール度数:18.3
 原料米:日本晴(岐阜県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号


「達磨正宗 二十年古酒」 純米酒(ブレンド)
 好み度:3(★★★)
 720ml:10000(10500)円   180ml:2500(2625)円
 50ml:1000(1050)円
 アルコール度数:18.3
 原料米:日本晴(岐阜県産)   精米歩合:70%
 酵母:協会7号


過去の「達磨正宗」の記事
「達磨正宗 二十年古酒」(2012年05月

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開運 本醸造 秘蔵古酒 2003(H15)BY2

開運 古酒 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 飲みくらべセットの1つが、この「開運」。

 故・波瀬正吉杜氏のお酒だ!

 よっしんは残念ながら、50年以上にわたる波瀬杜氏の長い酒造歴のうち、最晩年の10年足らずしか知らない。

 したがって、その酒質を総括できるほどの経験も説得力も持ち合わせていない。

 ただ、あえて言及すれば、「開運」は純朴で、キレイ。 第一印象で把握できるような、インパクトの大きいお酒ではない。


 今回の古酒も、その印象のとおり。 熟成香は目立たず、甘くやさしい香りがふんわりと立つ。

 まろやかな旨味の後で、じわじわと酸味が現れて、主役交代となる。 ふわふわと長くただよう余韻も心地良い。

 でも、どこかつかみどころのない、ぼんやりとしたイメージ。 不思議なお酒だ。



【静岡県掛川市 土井酒造場】 本醸造


「開運」の過去の記事
「開運 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年03月2009年02月2008年01月2007年01月
「開運 ひやづめ純米 山田錦」(2009年02月
「開運 純米吟醸 伝」(2006年06月
「開運 特別純米酒」(2011年12月2004年11月

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2012年09月02日

天野酒 山本スペシャル 本醸造 無濾過生2

天野酒 本醸造 無濾過生原酒 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 やんちゃな酒質が魅力の「天野酒」。

 とくに、30台半ばの若き蔵人、山本克明氏が醸した「天野酒 山本スペシャル」は個性的だ。

 残念ながら、山本氏は今期(2011BY)で蔵を去るとのこと。

 どこか別の蔵に移るのだとしたら、新天地での山本スペシャルも楽しみ。


 冷温でいただきます。

 薄い黄金色が、なんともおいしそう。 スルリとなめらかな口当たりと同時に、さわやかな含み香が抜けてゆく。

 アルコールの化学的な香味やツーンとした刺激という、苦手な一面もある。 苦手だからこそ人一倍敏感なだけで、気にならない人のほうが多いのかもしれない。

 ピーマンの苦味が苦手、トマトの感触が苦手、焼いたエビの匂いが苦手という人がいる。 好物の人からすれば魅力に感じるところを、苦手な人は敏感に拒絶反応を示す。 たぶん、それと似た話。

 しかし、マイナス面を補って余りある、みずみずしく甘酸っぱい芳醇な味わいが魅力。

 千葉「木戸泉 本醸造無濾過生原酒」とまではいかないものの、さわやかな味わいと飲みごたえが楽しめる本醸造だ。



【大阪府河内長野市 西條】 本醸造(無濾過、生)
 1800ml:2286(2400)円   720ml:1219(1280)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)日本晴   精米歩合:65%
 酵母:協会7号   酸度:1.9   アミノ酸度:1.4


「天野酒」の過去の記事
「天野酒 純米無濾過 荒走り8号酵母」(2011年03月

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2012年05月08日

山吹 GOLD(ゴールド) 熟成古酒2

スキー正宗

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 10年熟成の古酒をベースに、10年以上、最長20年熟成の古酒をブレンドしたお酒。

 キレイな黄金色〜山吹色で、甘味を想起させる熟成香がやわらかく広がる。

 色のわりにインパクトは少なく、バランスの良い甘味・旨味・酸味・苦味が静かに展開してゆく。


 このバランスの良さが、ブレンドの魅力ですね。



【秋田県大仙市 金紋秋田酒造】 本醸造(古酒)
 720ml:3000(3150)円   100ml:667(700)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:−1
 原料米:トヨニシキ、キヨニシキ(秋田県産)   精米歩合:70%
 酸度:1.3

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百楽門 長期熟成酒 無濾過 1987年度醸2

百楽門 長期熟成酒 無濾過 1987年度醸

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 1887年創業の「百楽門」が、創業100周年の1987年に仕込んだお酒。

 生まれてから25年が経過したお酒は、ビンの中では濃いコハク色をしているものの、グラスに注ぐと意外と淡い黄金色。

 熟成酒らしいドライフルーツ様の香りで、甘い雰囲気がただよう。

 香りの印象どおり、しっとりなめらかな口当たりに続いて甘味が広がる。

 重心が低く、香味は立体的にふくらむというより、おだやかに伸びやかに流れてゆく。


 後口にアルコールの刺激があるところに、原酒らしい骨太な酒質を実感する。

 個性は少し薄れてしまっている気がするけれど、古酒の魅力をちゃんと堪能できるお酒。



【奈良県御所市 葛城酒造】 本醸造(無濾過、原酒、古酒)
 720ml:4286(4500)円
 アルコール度数:18.7   日本酒度:−6
 原料米:アケボノ(奈良県産)   精米歩合:70%
 アミノ酸度:2.6

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2012年02月12日

雪鶴 本醸造 無濾過生原酒 しぼりたて

雪鶴 本醸造 にごり 生原酒 いただきもの。

 「雪鶴」の田原酒造は、新潟最西端の糸魚川にある蔵。

 「加賀の井」加賀の井酒造、「謙信」池田屋酒造、「月不見の池」猪又酒造、「根知男山」渡辺酒造店もある糸魚川は、古くからお酒造りがさかん。

 雪深く、冬に低温と湿度を保てる気候だけでなく、やわらかくふくらみのある仕込み水の恩恵も受けている地域だ。

 「雪鶴」・・・雪に鶴。 白をイメージさせる2文字を合わせたネーミングが良いですね〜。

 完全な余談ですが、ダビスタ3〜96〜97〜win〜64〜アドバンス〜DSとプレーしてきて、ダビスタ歴で初の白毛馬がDS版で誕生したとき、思わず「ユキツル」と名前をつけたほど好きな名前です。


 さてさて、今回の「雪鶴 しぼりたて」は、先日のいただきものの「武甲正宗 にごり酒」と同様、栓にガス抜きの穴が開けられている。

 にごり酒とは書いていないけれど、うすにごりタイプのお酒。 無色透明のビン底の軽い沈殿が、残雪みたいでまたキレイ。

 生酒らしい麹の香りに、どことなくヌカっぽい香り、蒸れたお米の香りもあって、インパクトがある。

 なめらかで、かつ重厚感ある口当たり。 豊かな甘味を若々しい苦味・酸味が支えて、濃厚な飲み口。

 ガス抜きの穴から抜けていたからか、炭酸は見えないものの、舌に炭酸のピチピチとした刺激を感じ、さわやかな印象。

 ただ、含み香にも蒸れたお米の香りがあって、アルコールの化学的な香味とあいまって苦手な雰囲気。

 この香味が気にならない、むしろ好みという人には、たまらない濃厚なにごり酒だと思う。


【新潟県糸魚川市 田原酒造】 本醸造(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:2400(2520)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+3
 原料米:五百万石・一般米(ともに新潟県産)
 精米歩合:65%   酸度:1.3


「雪鶴」の過去の記事
「雪鶴 吟醸 しぼりたて生」(2006年01月試飲
「雪鶴 純米 無濾過生」(2006年01月試飲
「雪鶴 純米吟醸」(2006年01月試飲
「雪鶴 大吟醸」(2006年01月試飲
「雪鶴 純米大吟醸原酒」(2006年01月試飲

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2012年01月22日

文楽 本醸造 生貯蔵 / 文楽 本醸造 シャレボトル

文楽 本醸造 生貯蔵文楽 本醸造 シャレボトル 大宮の「野天湯元・湯快爽快『湯けむり横丁』」にて飲む。

 「健康ランドより落ちついていて良いよ」と誘われて、初めて訪れた。

 本当に良いね〜!

 館内の静かさも、落ちついた内装も、そして何種類もあるお風呂も。


 お昼ということで、ちょっとした食事とお酒をいただきます。

 生貯蔵は、なめらかな口当たりとあっさりした味わいの、いかにも地元用のお酒。

 おしゃれな青いボトルに入ったお酒も、同じ蔵「文楽」の本醸造。 こちらもあまり特徴はないかなあ。



【埼玉県上尾市 文楽
「文楽 本醸造 生貯蔵」
 300ml:350(368)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:+3
 精米歩合:70%   酸度:1.3   アミノ酸度:1.3

「文楽 本醸造 シャレボトル」
 180ml:206(216)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+7
 精米歩合:70%   アミノ酸度:1.4


過去の「文楽」の記事
「文楽 上尾育ち 純米吟醸」(2004年03月
「鬼若 特撰本醸造」(何度も飲んでいるのに未記事化)

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2012年01月06日

木戸泉 初しぼり 本醸造 無濾過生原酒 2010BY4

木戸泉 初しぼり2006-07 蔵から直送。 自宅で1年間熟成させたものを開栓。

 2011年2月から、池袋東武に入っていた問屋さんが変わった。 そのため、池袋東武に「木戸泉」が入荷されなくなってしまった。

 もちろん、池袋東武に複数の蔵が集まるイベントにも参加せず。 急に「木戸泉」が遠い存在になってしまった。

 だけど、やっぱり「木戸泉 初しぼり」を飲まないとお正月が来た気がしない。

 ということで、1本だけ残しておいた「木戸泉 初しぼり」を開栓。

 「よっしんの好きな本醸造ランキング」で、ぶっちぎり1位に君臨しつづけているお酒だ。

 無色透明のビンからは、しぼりたての頃より少し濃くなった黄金色のお酒が見える(残念ながら記事の写真は過去のものを再利用)。

 ビンの底には、少しオリが沈んでいて、熟成が進んだことがわかる。

 開栓するとまもなく、全国唯一の高温山廃で仕込む「木戸泉」ならではの、ヨーグルト様の乳酸の豊かな香りが広がる。 いかにも甘酸っぱそうな、さわやかな香りだ。

 とろみを感じるほどのまろやかな口当たりで、ほどなく強烈な酸が走り抜ける。 うわー、やっぱり甘酸っぱい!

 「木戸泉」らしい乳酸を主体とした強い酸と、熟成でさらに幅を増した旨味が、濃醇なボディをつくりあげている。

 これほど濃醇な本醸造は、他に飲んだ経験がない。 いや、たいていの蔵の純米原酒よりも、はるかに濃醇だ。

 この濃醇さとさわやかさの両立が魅力的。 やっぱり、「木戸泉 初しぼり」は良いなあ。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 本醸造(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2286(2400)円   720ml:1143(1200)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞(千葉県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会7号酵母   酸度:2.2


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2011年01月2010年01月2009年08月01月
   2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2010年08月2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2011年11月19日

日高見 本醸造 生貯蔵

日高見 本醸造 生貯蔵 おみやげとしていただく。

 メインのおみやげは、お願いしていた某名店の牛タン。 この「日高見」は予想外でした。 ありがとうございます!

 さわやかな果実香。 磯の香りのような、ミネラルを感じさせる香りもある。

 生で熟成を経たこともあって、口当たりはとろみを感じるほどなめらか。

 濃密なイメージを受ける口当たりながら、香りと同様にスッキリとした味わい。

 東北の海沿いの蔵らしい、透明感のあるお酒だ。


【宮城県石巻市 平孝酒造】 本醸造(生貯蔵
 300ml:369(387)円
 アルコール度数:15.5   日本酒:*3
 原料米:ひとめぼれ   精米歩合:60%


「日高見」の過去の記事
「日高見 純米酒」(2007年05月2006年12月

日高見 中取り純米60 ひやおろし 2005年03月に京都で飲んだ「日高見 中取り純米60 ひやおろし」をなぜ記事にしなかったのか・・・。

 この場では、「おいしかった!」とだけ記します(苦笑)。

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2011年11月17日

飛騨自慢 鬼ころし 本醸造 しぼりたて無濾過生原酒 2011(H23)BY3

飛騨自慢 しぼりたて 2011 池袋西武で試飲・購入。

 今年もやってきました、11月第3週の木曜日!

 ボジョレーヌーヴォーの解禁日?

 いいえ、ケフィ・・・、「飛騨自慢 しぼりたて」の日です。

 今年のフランスは夏が良い天候で、ぶどうの出来が良かったらしく、ワインの仕上がりも上々。

 そして、円高だから安く買える。

 そんな情報を聞きつけてか、ワインの試飲販売コーナーは大にぎわい。 しかし、よっしんは「飛騨自慢」の試飲販売コーナーを目指す。

 もちろん、目当ては「飛騨自慢 しぼりたて」だ。

 今年の「飛騨自慢 しぼりたて」は順調に発酵が進んだらしく、月曜日に搾られて、水曜日から発売開始だったとのこと。 おー、早い!

 しかも、今年は1升ビンタイプが新発売された。 さすが人気商品、1升ビンでもどんどん売れてゆく。

 よっしんは、すぐ飲む用(1800ml)と熟成用(720ml)の2本を購入。


 しぼりたてだから、当然ながらまだまだ若く、フレッシュな香りと苦味が主体のお酒。

 ところが、いつもと何かがちがう。 例年は鮮烈だったオレンジ様の香りが、今年はやわらかく香る。

 苦手な、アルコールの化学的な雰囲気も少なく、抵抗なく飲める。 このさわやかな香りとスムーズさは、吟醸酒といった方が適切かもしれない。

 ただ、ゆったりと余裕のある伸びやかな展開と、後半の強い酸は、いかにも濃醇なお酒。 これからの味乗りも予感させる。

 今年の「飛騨自慢 しぼりたて」は、良いね〜。


【岐阜県高山市 老田酒造】 本醸造(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+3
 原料米:ふくひかり   精米歩合:58%
 酸度:1.9   アミノ酸度:1.5


「飛騨自慢」の過去の記事
「飛騨自慢 鬼ころし 純米酒」
 (↑2009年01月2007年06月2005年03月2004年04月
   2003年08月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米大吟醸原酒」(2010年05月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米辛口原酒」(2011年04月2009年06月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米原酒 怒髪衝天辛口 ひやおろし (怒辛乃ひやおろし)」(2009年11月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米生原酒」(2010年10月
「飛騨自慢 鬼ころし しぼりたて 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2010年11月2009年12月2008年11月2006年11月
「飛騨自慢 鬼ころし しぼりたて生酒」(2004年04月

 老田酒造は、「飛騨の小京都」高山の伝統的建造物群保存地区にある酒蔵。
 「鬼ころし」を冠したお酒の元祖として知られる。
 荒々しい名前で発売される本醸造・純米酒も、吟醸酒・純米吟醸と称しても良いほどの精米歩合で醸されている。
 ただ刺激的なだけのお酒とは一線を画す、ふくよかで奥行きのある、地元産米の魅力を引き出したラインナップが魅力。


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2011年04月14日

宮の雪 本醸造

 月島の「日本海庄や」にて飲む。

 今夜の最後は、初めて飲む「宮の雪」。

 冷温で飲んだところ、スッキリさわやかな飲み口で、無難な印象。 うーん、なかなか特筆すべき個性が見つけられなかった。


【三重県四日市市 宮崎本店】 本醸造
 1800ml:2000(2100)円   720ml:886(930)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+1
 精米歩合:(麹米)60%、(掛米)65%

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2011年01月02日

木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒4

木戸泉 初しぼり2006-07 千葉県いすみ市大原の木戸泉酒造から直送。

 今年もおせちと「木戸泉 初しぼり」を堪能しながら、箱根駅伝(往路)をテレビ観戦。

 今回は超大学級のエースが少なく、5区「山登り」の柏原選手(東洋大)の復調に圧倒的な注目が集まる。

 箱根2連覇中の東洋大と、出雲・伊勢を制し今年度3冠を目指す早大。 優勝争いはこの2校にしぼられているような状況だ。

 ただ、よっしんの注目は拓殖大。 ニコニコドーで指導し、2006年の箱根で亜細亜大を優勝させた岡田監督が、2010年から拓殖大に移籍。

 拓殖大は夏の猛練習を経て、さっそく秋の予選会で1位通過。 本大会でのシード獲得が狙える。 どこまで健闘するか、楽しみだ。


 さて、「よっしんの好きな本醸造ランキングぶっちぎり1位」の「木戸泉 初しぼり」を開栓。

 本醸造というと、化学的な香味・感触がある商品や、淡白・単調な味わいの商品に出会うケースが多い。

 けれど、「木戸泉 初しぼり」はそんな本醸造に対する先入観・偏見を吹き飛ばしてくれる。 はじめて飲んだときに「これは個性的で力強い純米酒だ」と思ったほど。

 酒質の画一化を嫌い、全国唯一の高温山廃による濃醇なお酒をつくる「木戸泉」。 純米酒が濃すぎるから、少し味の薄い(それでも他の蔵の純米酒よりも濃い)本醸造をつくっているようにも感じられる。


 無濾過のまま無色のビンに詰められているので、しぼりたて本来の緑を帯びた黄色が目で楽しめる。

 乳酸の豊かな「木戸泉」らしい、独特のさわやかな香り。 いかにも酸っぱそうで苦そう。 若くやんちゃな飲み口ながら、中盤以降のスムーズさが酸の突出を感じさせない。

 豪快・爽快、という意味ではスッキリ系。

 お正月に「木戸泉 初しぼり」。 新鮮・爽快な気分を満喫しました。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 本醸造(山廃、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2286(2400)円   720ml:1143(1200)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+6
 原料米:総の舞(千葉県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会7号酵母   酸度:2.2


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」(2010年01月
  2009年08月01月2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2010年08月2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2010年11月29日

櫻正宗 朱稀 本醸造

 懇親会にて飲む。

 東京では、正確にはよっしんの生活圏ではあまり見かけない「櫻正宗」。 久しぶりに飲むなあ。

 「櫻正宗」といえば、全国にあまた存在する「○○正宗」の元祖。 そして、1906年に「協会1号酵母」として全国に頒布された、優良な酵母の発祥地でもある。

 トロリとした口当たりで、やさしい甘味が広がる。 酸は少なめで甘い印象が残るのが、この蔵のお酒に共通する特徴だ。

 ひと口でもう結構というベタベタに甘いお酒ではなく、抵抗なく次の手が伸びて、スルスルと飲めてしまう。

 自然な甘さなんだろうなあ。


【兵庫県神戸市東灘区 櫻正宗】 本醸造
 1800ml:1835(1926)円   720ml:918(963)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2.5
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:70%
 酵母:自社酵母

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2010年11月20日

飛騨自慢 鬼ころし 本醸造 しぼりたて無濾過生原酒 H22BY2

飛騨自慢 しぼりたて 池袋西武で試飲・購入。

 11月第3週の木曜日といえば?

 池袋西武では、ボジョレーヌーヴォー解禁だけではなく、「飛騨自慢」のしぼりたての発売日!

 ワインより「飛騨自慢」のほうがフレッシュでリーズナブル。 飛行機代・関税もかかっていないし、あたりまえか。

 水曜日の午後に飛騨高山でしぼり、木曜日の午後には東京で発売。 冷蔵・輸送技術は、すごい!

 全部で500本製造のところ、300本を西武で発売。 毎年のことながら、数日間で完売してしまう。

 お一人様3本まで。

 すぐに飲む1本、次年度と比較する1本、さらなる未来を待つ1本。

 毎年「飛騨自慢 しぼりたて」を楽しみにしている方も多く、人だかりのできたワイン売場を素通りして、日本酒売場にやってくる。 そして、複数本を購入してゆく。


 今回は2本を購入。

 まずは1本を開栓し、しぼって24時間後の状態を冷温でいただきます。

 多くの年の「飛騨自慢 しぼりたて」で感じられる、オレンジ様の香り。 まだまだ若いぶん、個人的に苦手な、化学的な雰囲気がある。

 さらに石鹸のような香りもひそむ。 これらのさわやかな香りがスーッとスムーズに抜けてゆく。

 含み香にも化学的な香味があって苦手だが、これは毎年のことながら、熟成することで消えてゆくので、心配はしていない。

 重量感のある硬い口当たりで、サラサラと粒子を感じる。 舌をピリピリと刺激する酸が若々しい。

 デラウェア様の酸味・苦味が独特で、ミネラル・岩清水を思わせるさわやかな雰囲気もある。

 常温になると、余韻にミルク様のやわらかい雰囲気も出てくる。


 個人的には、後口のアルコール添加でありがちな化学的な味が気になる。 ただ、現段階はまだ基準、飛躍への序章にすぎない。

 熟成を経ることでカドが取れ、味が乗ってゆく。 誕生翌日から成長を見守ることができる、貴重なお酒だ。


【岐阜県高山市 老田酒造】 本醸造(無濾過、生、原酒)
 720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:+3
 原料米:ふくひかり   精米歩合:58%
 酸度:1.9   アミノ酸度:1.5


「飛騨自慢」の過去の記事
「飛騨自慢 鬼ころし 純米酒」
 (↑2009年01月2007年06月2005年03月2004年04月
  2003年08月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米大吟醸原酒」(2010年05月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米辛口原酒」(2009年06月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米原酒 怒髪衝天辛口 ひやおろし (怒辛乃ひやおろし)」(2009年11月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米生原酒」(2010年10月
「飛騨自慢 鬼ころし しぼりたて 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2009年12月2008年11月2006年11月
「飛騨自慢 鬼ころし しぼりたて生酒」(2004年04月

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2010年08月14日

大七 生もと本醸造 熟成生原酒2

大七 生もと本醸造 熟成生原酒 池袋西武で購入。

 池袋西武の冷蔵オープンケースにあって、気になっていた「大七 生もと本醸造 熟成生原酒」。

 熟成って、どのくらいなんだろう?

 試飲販売時に営業の佐藤さんにうかがったところ、6か月〜18か月の熟成とのこと。

 おー、おもしろそう! ということで購入。

 今回は18か月熟成した状態で開栓。 低温で熟成させていたからか、色づきは軽い。

 生熟成らしい、モワッと濃厚・独特な香りはさほど感じられない。 そのぶん、熟成で生まれたやさしい旨味が楽しめる。

 アルコール度数が高いものの、それほど濃醇・重厚な印象は受けない。 とろみを感じる飲み口で、甘味・旨味がまとまった、練れた味わい。

 ナッツ系の余韻がいかにも生熟成のお酒で、好みの系統。

 個人的にはやや個性・力強さ不足に感じられるが、生熟成の入門編には良いかもしれない。 ロック・水割りでアルコール度数を下げれば、なおさら適している。


【福島県二本松市 大七酒造】 純米酒(生もと)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+4.5
 原料米:五百万石(福島県産)   精米歩合:扁平精米69%
 酵母:自社酵母   酸度:1.4   アミノ酸度:1.3


「大七」の過去の記事
「大七 純米生もと 生原酒」
  (↑2009年09月2006年08月2005年08月
「大七 純米生もと」(2009年09月2005年12月2004年11月
「大七 純米生もと 山田錦」(2007年11月
「大七 純米生もと CLASSIC」(2006年10月
「大七 皆伝 生もと純米吟醸」(2004年07月2003年11月
「大七 自然酒生もと 純米古酒 1992BY」(2004年07月
「大七 雪しぼり 生もと本醸造にごり酒 微発泡性」(2010年08月

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2010年08月07日

大七 雪しぼり 生もと本醸造にごり酒 微発泡性2

大七 雪しぼり 池袋西武で試飲・購入。

 池袋西武のお酒売場がリニューアルしてまもない7月初旬。 「大七」の試飲販売で、見慣れない商品に遭遇。

 お気に入りの「大七 純米生もと 生原酒」を購入しようと予定していたが、急きょ初めての「大七 雪しぼり」を購入することになった。

 暑い今日も活性にごり! ということで、「大七 雪しぼり」を開栓。

 「大七」にしてはめずらしいと言うべきか、単に「大七」が火入れ・熟成タイプ中心の出荷だからか。 桃のようなフレッシュかつさわやかな香りが印象的。

 「大七」オリジナルの扁平精米(通常の精米方法より雑味を激減できる)とはいえ、精米歩合70%の本醸造。 こんなに爽快な香りとは驚きだ。

 「微発泡」のとおり、小さくやさしい炭酸。 やさしい甘味とバランスを取り合う、ほどよい刺激。

 アルコールや酸もひかえめで、繊細な飲み口。 個性的で元気な「大七 純米生もと 生原酒」とは好対照だ。

 ブラインドで飲んだら、指摘されるまで「大七」だとは思わないかもしれない。 でも、指摘されれば、一瞬よぎる苦味や乳酸の雰囲気から「大七」らしさが理解できると思う。

 「大七」のレパートリーの広さを感じる一品だ。


【福島県二本松市 大七酒造】 純米酒(生もと)
 720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:+2
 原料米:五百万石(福島県産)   精米歩合:扁平精米70%
 酵母:自社酵母   酸度:1.5   アミノ酸度:1.3


「大七」の過去の記事
「大七 純米生もと 生原酒」
  (↑2009年09月2006年08月2005年08月
「大七 純米生もと」(2009年09月2005年12月2004年11月
「大七 純米生もと 山田錦」(2007年11月
「大七 純米生もと CLASSIC」(2006年10月
「大七 皆伝 生もと純米吟醸」(2004年07月2003年11月
「大七 自然酒生もと 純米古酒 1992BY」(2004年07月

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2010年03月25日

月の桂 本醸造 にごり酒2

月の桂 本醸造にごり 京都駅の近鉄名店街(みやこみち)で購入。

 「あんじ」でおいしいお酒と食事を堪能した後は、宿で飲みなおし。 まだまだ飲めるよー。

 さっそく開栓。 ・・・って、うわーーーー!

 はっはっは。 油断してた。 みごとに4分の1(1合)くらい噴きこぼれました。

 京都・「あんじ」を堪能して高揚した気持ちが、最近活性にごりの開栓で失敗していないという油断を増大させたのかもしれない。

 飲んだら(運転手として)乗らない。 酔ったら(活性酒を)開けない!

 シュワシュワと元気な炭酸と、重量感・存在感あるにごり部分のクリーミーさが魅力。

 この重量感と、アルコールの目立ちかたが少し気になるけれど、爽快感がカバーしている。


【京都府京都市伏見区 増田?兵衞商店】 本醸造(生、にごり)
 1800ml:2330(2447)円   720ml:1165(1223)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:±0
 原料米:(麹米)五百万石(福井県産)、(掛米)日本晴(京都府産)
 精米歩合:(麹米)60%、(掛米)55%
 酸度:1.7   アミノ酸度:1.3


「月の桂」の過去の記事
「月の桂 京都祝米 純米大吟醸にごり酒」(2009年10月
「月の桂」6種類試飲(2009年10月
「月の桂」試飲会にて(2007年10月

 「月の桂」は、お酒好きには知られた「にごり酒の先駆者」。 はじめてにごり酒を世に問うたのは1961年。

 目の粗い袋で漉しただけの白くにごったお酒は、ビン内で発酵をつづける活性タイプ。 お米の風味も楽しめる商品として「和製シャンパン」とも呼ばれ、全国の各蔵に波及した。


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2010年01月24日

楯野川 清流 吟醸仕込

楯野川 清流 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 「楯野川」は山形で好きな蔵のひとつ。 いや、蔵のファンというよりも「楯野川 中取り純米 美山錦」のファン。

 ほかの商品をあまり飲んだことがないので、「これが蔵の味」といえるような特徴をつかめていないのが実情です。

 自家精米した原料米を手洗いし、全量を麹蓋で少量ずつ丁寧に管理し、小タンクで仕込む。 全量無濾過、そして全量ビン火入れ。

 年間製造500石の小蔵だからこそできる、いや小規模だからといって並大抵の意気込みでは不可能な徹底ぶりだ。

 そんな「楯野川」の代表的な商品が、この「楯野川 清流」らしい。 ずっと飲んでみたかったお酒だ。 「はせがわ酒店 Gransta店」でお試しサイズが売っていたので、まよわず購入。

 まずは常温でいただきます。 開栓した直後から梨・リンゴのような華やかな上立香がただよってきた。

 口当たりに少しアルコールの化学的な雰囲気があるが、梨系のさわやかな含み香と、サラサラとしたお米の感触・風味というプラス面が勝る。

 香りさわやかで、シャープにまとまったお酒だ。

 ビンに42〜43度のぬる燗がおすすめと表示されていたので、温めてみる。 あまり大きな変化はなかったが、甘味をより感じるようになり、サラリとしていた酒質がやや粘性を帯びてくるところが印象的だった。

 温度を上げることで少しベタつく後口は、糖分が残った状態で発酵を止めなくてはいけないアルコール添加酒の宿命かもしれない。

 個人的には少し冷やしたほうが飲みやすいかな。

 調べてみたら、この「楯野川 清流」は同じ山形の「十四代 本丸」を意識してつくられた商品とのこと。 たしかに言われてみれば、1升ビンで2000円という安さ、香りの華やかさという点は共通している。

 「十四代」ほどベタ甘でイヤらしくはないので、そこはさすが「楯野川」。 キレイで軽いのに味を感じさせるところは、山形「山形正宗」や宮城「伯楽星」に似た系統だと思った。

 この「楯野川 清流」、好みかと言われれば「ノー」。 どうしても香りが邪魔だと思ってしまう。 しかし、さわやかでスッキリとしたところは、日本酒の入口のひとつとして初心者におすすめしたい。


【山形県酒田市 楯の川酒造】 吟醸酒(無濾過)
 1800ml:2000(2100)円   720ml:1100(1155)円
  240ml:419(440)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:60%
 酵母:山形酵母   酸度:1.5


「楯野川」の過去の記事
「楯野川 中取り純米 美山錦」
 (↑2008年10月2007年11月2006年08月
「楯野川 中取り純米 出羽燦々」(2006年08月

rain_of_tears at 20:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!
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