減農薬

2014年02月20日

真野鶴 純米吟醸 朱鷺と暮らす2

真野鶴 純米吟醸 朱鷺と暮らす 池袋東武で試飲・購入。

 池袋東武の催事で試飲・購入。

 地下2階のお酒売場で情報を聞いて、8階催事場で開催されていた新潟物産展「第13回 新潟展」へ。

 中越の「越の誉」、下越の「麒麟」・「君の井」、佐渡の「真野鶴」。

 上越はなかったものの、さまざまな地域の蔵4軒が来店。


 新潟のお酒は淡麗で味気ないという先入観が邪魔して、見かけただけでは購入しないよっしん。

 いろいろ試飲できるのはうれしい。


 佐渡島の観光地の1つにもなっている「真野鶴」尾畑酒造。

 佐渡島といえばトキの繁殖。 佐渡島では、トキのエサとなるドジョウ、カエル、タニシなどの動物が生息する生態系の保全に努めている。

 世界農業遺産に登録された「トキと共生する佐渡の里山」では、「朱鷺と暮らす郷づくり認証米」制度に基づいてお米づくりが行われている。

 そんな佐渡島産の酒米(越淡麗)で仕込んだお酒が、2012年3月に新登場した「真野鶴 純米吟醸 朱鷺と暮らす」。


 まずは冷温でいただきます。

 アルコールが揮発する刺激的な香りの中に、ささやかな米香、リンゴ・ブドウ様の果実香も感じられる。

 淡麗型の酒質ながら、さわやかな香りとさりげない酸味がアクセントとなって、退屈さを感じさせない。



 しばらく(数か月)常温熟成させてから、常温〜ぬる燗でいただきます。

 ミネラルを感じさせる香りとともにミルキーな甘味が感じられて、やさしくまとまった雰囲気を味わえる。


 派手な香りや力強い味はないけれど、熟成状況や温度帯によってさまざまな表情を見せてくれる懐の深いお酒。



【新潟県佐渡市 尾畑酒造】 純米吟醸
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:越淡麗(佐渡市産、減農薬・減化学肥料栽培)
 精米歩合:55%


「真野鶴」の過去の記事
「真野鶴 大吟醸 真野鶴の舞」(2009年05月
「真野鶴 純米吟醸生原酒 蔵元限定販売品」(2009年05月

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2014年01月02日

七本鎗 純米 冬季限定 活性にごり酒3

七本鎗 純米活性にごり 生 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で見かけて購入。

 大好きな箱根駅伝を見ながら大好きなお酒を飲む。 毎年恒例の至福のひとときです。


 約2年ぶりに出会った「七本鎗 活性にごり」。

 フタにガス抜きの穴が開けられているおかげで、それほど手こずらずに開栓できた。

 それでも、開栓と同時に炭酸が湧き上がる。 今シーズンのお酒も元気ですね〜!


 炭酸のいきおいで対流して中身が混ざってしまう前に、上澄みを救出。 まずは上澄みを冷温でいただきます。

 鮮烈な酸味と元気な炭酸が活躍して、非常にさわやかな味わい。 荒削りで勢いのあるパフォーマンスは、今の季節ならではの魅力。


 にごり部分を混ぜるて飲むと、ガラッとイメージが変わる。 甘味・旨味が加わって厚みが増し、クリーミーな飲み口になる。

 さらに、にごり酒を燗にすると、旨味たっぷりの充実の味わいになる。 ドライな一面も出てきて、にごり酒の燗の力強さを存分に堪能できる。


 さまざまな表情が楽しめる、うれしいお酒。 さすが「七本鎗」です。



【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造
 純米酒(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町もりかわ農場産、低農薬栽培)
 精米歩合:60%
 酵母:協会1401号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 活性にごり酒」(2012年01月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2012年01月2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米 原酒」(2009年09月
「七本鎗 純米80%精米」(2012年08月2010年11月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 玉栄 14号酵母」(2012年11月2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2012年11月22日

七本鎗 純米 玉栄3

 京都四条烏丸の南東、綾小路通東洞院の「うどん・酒場ル 西洋うどん・酒バル ごんた」にて飲む。


 「金亀 純米生原酒 80」の次は、「七本鎗 純米」。

 日本酒日記をつけ始める前に出会った、思い出深いお酒。 わけあって飲む機会がなくなっていたので、うれしい再会です。


 おだやかなお米の香りがかすかに感じられる。 このなかに、良くも悪くも土臭いニュアンスも含まれている。 「七本鎗」らしくて良いなあ。

 落ち着いた旨味と独特の苦みを帯びて、しっかりと酸が活躍し、やさしい甘味へと流れゆく。

 キレイで洗練された酒質よりも、複雑で飲みごたえのある味わいを追求したお酒。 やっぱり好きだなあ。



【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 純米酒
 1800ml:2362(2480)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+5.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、減農薬栽培)
 精米歩合:60%
 酵母:協会1401号   酸度:1.8


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 活性にごり酒」(2012年01月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2012年01月2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米 原酒」(2009年09月
「七本鎗 純米80%精米」(2012年08月2010年11月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 玉栄 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2012年08月18日

七本鎗 純米80%精米4

七本鎗 純米 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 久しぶりに「七本鎗 80%」を発見。 これは飲まずにはいられない!


 精白が始まった室町時代から現代にいたるまで、お米を磨くほど酒質はキレイになり、良いお酒になると考えられてきた。

 昭和から平成にかけての技術革新により、お米を徹底的にけずり、お米の芯だけをつかった大吟醸がつくられるようになった。

 しかしその一方で、お米を磨くことによって、コストがかかるほか、お酒の個性が失われてしまうという問題点も出てきた。

 そこで、お米の持つ本来の魅力をストレートに表現するため、埼玉の神亀酒造がお米をあまり磨かない低精白のお酒「仙亀」をつくった。

 やがて、「お米の外側は雑味のもと」という意識から、「お米の外側は旨味・個性のもと」という意識に変わりはじめ、多くの蔵が低精白のお酒をつくるようになってきている。

 そのなかで、個人的にもっとも好きなのが、この「七本鎗 80%」。 非常にドライで、幅のある味わいの、個性的なお酒だ。


 今回も熱めの燗でいただきます。


 お米らしい香りというより、ワラのような香りで、いかにもドライな雰囲気がただよう。

 初めて飲んだ人が「(飲み続けると日本酒は甘く感じるのに)4杯目でもまだ辛い」と驚くほどの、ドライな酒質。

 それほど甘味は切ってあるのに、ボリューム感がある。 甘味ではなく、旨味のおかげだろう。 このお酒は、甘味と旨味がちがう要素であることを実感するのに役立つ。

 低精白のお酒は中盤の味わいが個性的なのに、後口があっさりしていて、飲みごたえに欠けるところがある。 しかしこのお酒は、ボリューム感たっぷりの中盤から尻すぼみせず、後口にいたるまで力強い。


 良くも悪くも土臭い野趣あふれる風味、ドライで枯れた雰囲気、苦味で締めた後口。 個性を突き詰めたこのお酒、やっぱり大好きです。


刺盛
 今夜も刺盛。 素材の良さの活きたお酒とお刺身。 好きなものどうしのコンビで、幸せ。



【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 純米酒
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:15.8   日本酒度:+6.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、減農薬栽培)
 精米歩合:(麹米)65%、(掛米)80%
 酵母:協会701号   酸度:2.4


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 活性にごり酒」(2012年01月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2012年01月2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米 原酒」(2009年09月
「七本鎗 純米80%精米」(2010年11月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2012年06月26日

日出盛 自然米仕込 山廃純米酒2

日出盛 自然米仕込 いただきもの。

 伏見桃山のメインストリート、大手筋商店街を抜けた直後にある松本酒造。

 近代化産業遺産にも登録されている川沿いの酒蔵、黒壁と赤レンガの煙突は、旅行雑誌・観光ガイドでもおなじみの、伏見を代表する風景のひとつだ。

 そんな松本酒造のお酒を京都以外で飲むのは久しぶり。

 まずは常温でいただきます。

 モチのような香りに、モワッとクセのある焦げたような香りもひそむ。 粘度を感じるほどしっとりとキメ細かい口当たりで、落ちついた飲み口。

 新潟や京都のお酒にありがちな、アルコールが目立つ平板で淡麗なイメージ。 淡麗辛口が好きという、ベテランの方々には向くのかもしれないが、個人的には苦手。


 ぬる燗にすると、ようやく、このお酒が秘めていた奥深さが発揮される。

 やさしい甘味が現れてミルキーな味わいになり、旨味や強めの酸味も存在感を発揮し、長所が短所を上回ってゆく。

 このお酒を冷温・常温のパフォーマンスのみで評価してしまうのは、もったいない。


【京都府京都市伏見区 松本酒造】 純米酒(山廃)
 1800ml:2116(2221)円   720ml:1062(1115)円
 300ml:418(438)円   180ml:300(315)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:+3
 精米歩合:65%


「澤屋まつもと」「桃の滴」「日出盛」など、松本酒造の過去の記事
「澤屋まつもと 純米酒」(2004年11月
「日出盛 有機米 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年03月2008年03月
「桃の滴 純米大吟醸 端麗美味」(2009年06月
「呑ミ足リテ味ヲ知ル 特別純米酒」(2008年11月
「蔵浪曼 純米吟醸」(2003年11月

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2012年06月21日

旭興 たまか 特別純米3

旭興 たまか 特別純米 栃木の親戚の方からいただく。

 若い蔵元・杜氏を中心に革新的な酒質にとりくむ蔵がいくつも登場している栃木県。

 この「旭興」も新たな挑戦をつづける蔵だ。

 今回いただいたのは、特等米の五百万石を小仕込み・長期低温発酵でていねいに醸されたお酒。

 槽搾り、ビン火入れという、手間ひまをかけてお酒の風味を最大限に活かした、ぜいたくなお酒ですね〜。

 米粉のようなやさしい香りがほのかにただよい、上品な印象。

 口当たりから後味まで一貫してキレイな酒質で、静かに甘味が広がる。 さりげなく、旨味、酸味、そして苦味も含まれていて、バランスが良い。

 ぬる燗にすると、隠れていた要素がゆっくりと姿を現す。 冷温〜常温ではわからない味わいが開いてくる。

 キレイなだけのお酒ではなく、複雑な味わいが繊細に織りなされているところが魅力。 奥にひそむぼんやりとした味わいの姿を確かめたくて、次のひと口にすすむ。


 ふと、Toshiのシングル「Looming」(アルバム「MISSION」にも収録)を連想した。 この曲は、小学校の修学旅行の広島も思い出させる。

 広島で食べた焼き牡蠣、おいしかったなあ。 どんどん連想が広がる。


 そうだ、このお酒のクリーミーさ、旨味・酸味・苦味は、焼き牡蠣に合うかもしれない。

 牡蠣に合わせるお酒というと、酸味たっぷりの個性派を挙げる人が多いけれど、正統派で繊細なバランスのこのお酒も、おたがいの滋味深さを引き立てあうような気がする。

 派手な香りや濃醇な味といったインパクトはない。 いや、派手・濃醇ではないことの魅力が、このお酒には詰まっている。



【栃木県大田原市(那須郡黒羽町) 渡辺酒造】 特別純米酒(原酒)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1350(1418)円
 アルコール度数:17.3   日本酒度:+2.5
 原料米:五百万石(黒羽町産、減農薬・減化学肥料栽培)
 精米歩合:57%
 酵母:栃木県酵母(T-デルタ)   酸度:1.5


過去の「旭興」の記事
「旭興 たまか 生もと純米吟醸 協会六号酵母」
 (↑2011年03月2010年01月

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2011年12月20日

真人(まなびと) 生もと純米 無濾過4

真人 今シーズンの「真人」が蔵から届く。

 「真人(まなびと)」は日の丸醸造の隠れ(?)第二ブランド。 サラリとした「まんさくの花」と異なり、「真人」はしっかりと味の乗ったタイプ。

 まろやかで旨味豊かな味わいは、まさしく燗向き。

 2003年、池袋でふらりと立ち寄ったうどん屋さんで飲んで衝撃を受け、そして縁のある「まんさくの花」の蔵だったことに二重の衝撃を受けたお酒だ。


 無濾過のまま熟成されたやさしい色づきが、食欲をかきたてる。

 香りはおだやかで複雑。 かすかにヨーグルトのようなさわやかな乳酸の香りがあって、生もとらしさも感じられる。

 冷温では隠れていた様々な魅力が、温めることで現れる。

 まろやかな口当たりに豊かな旨味。 燗で映えるお酒の典型例だ。 味わい深いのに重くないところが、次の一杯をさそう。 スルスルと流れ、延々と飲んでいたくなる心地よさがある。

 自己主張は強くないのに、「真人」が飲みたいと思わせる、不思議な魅力にあふれているお酒だ。


 今夜は、いただきものの小型セイコ蟹(生きている)をゆでて合わせる。 身にも、カニ味噌にも合う懐の深さが「真人」の真髄。

 楽しみにしていて上がっていたハードルをあっさりと飛び越える。 飲んで、「やっぱり良いなあ」と思わせる。 さすが「真人」!


【秋田県横手市増田町 日の丸醸造】 純米酒(生もと、無濾過)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+6
 原料米:(麹米)美山錦、(掛米)キヨニシキ   精米歩合:56%
 酵母:協会10号   酸度:1.9   アミノ酸度:1.8


「まんさくの花」「真人」の過去の記事
「真人(まなびと) 生もと純米 無濾過」
 (↑2011年09月2010年12月2009年12月2008年12月
   2007年12月09月2006年12月01月2004年07月
「真人(まなびと) 生もと純米 無濾過生詰」(2004年02月
「まんさくの花 純米吟醸」(2003年12月
「まんさくの花 純米酒 うまからまんさく 無濾過生詰」(2006年10月
「まんさくの花 純米酒」(2003年12月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生原酒 吟の精 蔵内限定」
 (↑2011年07月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 美山錦 蔵内限定」
 (↑2008年12月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 秋田酒こまち 蔵内限定」(2011年12月2005年12月
「まんさくの花 杜氏直詰 純米吟醸生詰原酒 山田錦・美山錦 蔵内限定」(2004年12月
「まんさくの花 特別純米 無濾過生ささにごり 槽しずく」(2007年01月
「まんさくの花 亀寿 純米吟醸 生」(2004年03月
「まんさくの花 山廃純米大吟醸」(2004年12月

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2011年10月03日

米鶴 田恵(でんけい) 特別純米酒2

米鶴 特別純米 池袋西武で試飲・購入。

 そういえば「米鶴」って、試飲することは何度かあっても、購入するのは初めて。

 1983年から地元で酒米の契約栽培を行ってきた「米鶴」。 亀の尾の栽培中、変異株を選抜淘汰して新品種、亀粋を誕生させている。

 「米鶴 田恵 特別純米酒」。 田んぼの恵みと名づけられたこのお酒は、いかにもこの蔵らしいネーミング。

 米粉のような香りに、乳酸の雰囲気も含まれていて、さわやかな印象。

 クリーミーな飲み口で、前半は軽やかに、後半は伸びやかに、しっとりと落ちついた味わいが展開する。 立ち上がりのゆっくりしたタイプだ。

 甘味・旨味・酸味・苦味、それぞれの要素がきちんと感じられる。

 温めても魅力的だったけれど、複雑・繊細な味わいを感じ取るには常温が最適だった。

 果実のような香りや強烈な酸、ボリューム感たっぷりの旨味はない。 それでも、展開にちゃんと個性があって、飲みごたえがある。

 落ちついて飲めるやさしいお酒だ。


【山形県東置賜郡高畠町 米鶴酒造】 特別純米酒
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1185(1244)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦(「高畠町酒米研究会」栽培)
 精米歩合:55%
 酵母:協会1001号   酸度:1.2   アミノ酸度:1.0

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2011年10月01日

七本鎗 純米 80%精米 生原酒

七本鎗 純米生原酒 80 蔵から直接購入。

 蔵から届いた最後の1本を開栓。

 常温で夏を越えた、生熟成のお酒らしいコッテリと濃厚な口当たり。 麹の甘くさわやかな香り、ワラのようなおだやかな香りも健在。

 前半だけで十分な満足感。

 ただし、このお酒の真価は後半。 強い酸を主体とした荒削りな味わいが魅力。

 ボリューム感から重厚なイメージを受けるけれども、ドライで鋭く切れ上がる軽快な引き際も見逃せない。

 また注文しようっと。


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+6.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、低農薬栽培)
 精米歩合:(麹米)65%、(掛米)80%
 酵母:協会7号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」(2011年07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米原酒」(2010年11月2009年09月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2011年07月01日

七本鎗 純米80%精米生原酒4

七本鎗 純米生原酒 80 蔵から直接購入。

 全商品を飲んだわけではないけれど、「七本鎗」の中でいまのところいちばん好きなのが、この「七本鎗 80% 生」。

 この蔵の個性がぞんぶんに発揮されているお酒だ。

 麹の甘くさわやかな香りに、ワラのようなおだやかな香りが重なる。

 ボリューム感たっぷりで、良くも悪くも荒々しく、野趣あふれる味わい。 上質な苦味も、枯れた風合いを出している。

 強い酸が味をしっかり切って、メリハリのある展開を見せる。

 はじめの香り、中盤の味、余韻、すべてが複雑だ。

 冷やしすぎて味を閉じ込めてしまうのはもったいない。 常温〜ぬる燗で、複雑さを楽しみたい。


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+6.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、低農薬栽培)
 精米歩合:(麹米)65%、(掛米)80%
 酵母:協会7号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」(2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米原酒」(2010年11月2009年09月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月

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2011年05月17日

義侠 特別純米原酒

 三鷹の「がっ天」にて飲む。

 石川「遊穂」の次は、愛知「義侠」。

 そういえば、この「義侠 純米原酒」って去年、家で飲んだのに、なんで写真がなくて、記事化もされていないんだ〜!? (いないんだ〜!?

 いや、そもそも、なんで「義侠」って、飲んでいる回数の割りに記事が少ないんだ〜!? (少ないんだ〜!?

 よっしん、もっとお酒飲んでいるだろ〜!? (ちゃんと記事にしろ〜


 さて、気をとりなおして、飲みましょう。

 白玉粉のような香りで、クリーミーな口当たり。 しっかりと熟成を経ているためか、カドが取れてスムーズな飲み口。

 練れた甘味・旨味が静かに、そして力強く広がってゆく。 スケールの大きな味わいだ。

 最初は冷温で注文したものの、今度はぬる燗でおかわり。 存在感を増した酸が甘味・旨味に溶け合って、まろやかに流れてゆく。

 ナベちゃんも「さっきの『遊穂』とは全然ちがうけど、これもおいしい」「温めたほうが濃厚で良いですね」とのこと。 良かった〜!

 「義侠」って、「義侠」があるお店って、良いなあ〜。


【愛知県愛西市(海部郡佐屋町) 山忠本家酒造】 特別純米酒(原酒)
 1800ml:3428(3600)円   720ml:1714(1800)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:山田錦(兵庫県東条町特A地区産)   精米歩合:60%


「義侠」の過去の記事
「義侠 純米生原酒60% 五百万石 滓がらみ」(2009年04月
「義侠 縁(えにし) 特別純米酒」(2004年02月
「義侠 游(あそび) 純米吟醸」(2004年06月

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2011年02月20日

天虹 特別純米 無濾過生原酒2

天虹 特別純米 浦和の伊勢丹で試飲・購入。

 静岡の「天虹」。 見たことのない銘柄の試飲販売を行っていたので、色々な商品を試飲させていただいた。

 「天虹」の銘柄は2008年に誕生して、静岡市の蔵「駿河酒造場」は2010年に創業したとのこと。

 新しい! どうりで知らないわけだ。

 「天虹 純米吟醸 無濾過生原酒」は、桃のようなやわらかい芳香がさわやか。 「天虹 純米吟醸」は、香味のバランスが良い、落ちついた火入れ酒。

 「天虹 純米大吟醸」は、お米を磨きすぎずに旨味を残した上質なお酒。 きちんと造り分けられていて、それぞれの個性が楽しめた。

 なかでも気に入って購入したのが、「天虹 特別純米 無濾過生原酒」。

 無濾過なので、お酒本来の、うっすらと緑を帯びたレモン色。 生酒らしい麹の香りに、パイナップル様の、酸味を想起させる香りもひそむ。

 麹由来のやさしい甘味から入り、モチのような香ばしい風味が追いかける。 独特の酸・旨味が活きた、良くも悪くも土臭い味わいで、福井「越の磯 純米吟醸無濾過原酒」にも似た印象を受けた。

 スッキリ華やかなお酒ではないものの、静岡らしさなのか、クドさ・重さとは無縁でサラリと飲めてしまう軽さがある。

 この個性が洗練されてゆくのか、それとも特化されてゆくのか。 来シーズン以降の仕込みが楽しみ。 今後も注目したい蔵です。


【静岡県静岡市駿河区 駿河酒造場】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1350(1418)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:美山錦(減農薬栽培)   精米歩合:55%
 酵母:静岡酵母NEW-5   酸度:1.5

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2010年11月11日

竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒4

竹林 ふかまり 瀞 大丸東京で試飲・購入。

 春に買った「竹林 ふかまり 瀞」を常温放置(熟成)していたので、いよいよ開栓。

 もともと1年の熟成期間を経て出荷される「竹林 ふかまり 瀞」だが、さらに約1年の常温熟成を経た。

 蜜入りリンゴのような香りに穀物らしい香りも含まれていて、さわやかかつ濃密な雰囲気。

 商品名の由来にもなっている、トロリとした感触のまろやかな口当たり。 甘味・旨味・酸味が調和して、練れた濃厚な味わいになっている。

 さまざまな味の要素がしだいに変化しながら、やがてワラのようなドライでおだやかな後口へと収束してゆく。

 生熟成らしく余韻は長く続き、最後まで充実の飲み口が堪能できる。

 まろやかさ、甘味の存在感、酸の強さ。 もちろん個性はあるものの、極端に飲み手を限定してしまうようなクセはない。

 これはうまし!


【岡山県浅口市鴨方町 丸本酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1353(1420)円
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(自家栽培)   精米歩合:60%
 酸度:1.5


「竹林」の過去の記事
「竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年06月
「竹林 かろやか 瀞(とろ) 純米吟醸 無濾過生原酒」(2009年02月
「竹林 ふかまり 純米酒」(2005年05月2004年05月

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2010年01月24日

竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒3

竹林 ふかまり 瀞 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 前回は品川のクイーンズ伊勢丹で購入したが、なんと東京駅で小さいビンがゲットできた。

 今回は山形「楯野川 清流」と一緒に購入して同時開栓。

 スッキリタイプの香り吟醸「楯野川 清流」にくらべ、「竹林 ふかまり 瀞」の濃いこと濃いこと。

 「楯野川」と飲みくらべることで、華やかさをおさえた「竹林」のしっかりとした旨味を再発見できた。

 バナナようなふんわりやわらかい香りで、熟したメロン様の香りも感じられる。 生熟成の雰囲気がただよってくる。

 ねっとりと粘度のある口当たりで、練れた感のある強めの酸がお出迎え。 「瀞(とろ)」という商品名にたがわぬ、トロ〜リとした感触。 熟成した生酒らしくナッツ系の甘味を感じるが、後口には甘味を引きずらない。

 ボリュームはそこそこながら、香りから想像するよりもはるかにおだやかな飲み口で、お米らしい旨味が感じられる。

 余韻はいさぎよく、切れがある。 やっぱり「竹林 ふかまり 瀞」はおいしいなあ。


【岡山県浅口市鴨方町 丸本酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1353(1420)円
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(自家栽培)   精米歩合:60%
 酸度:1.5


「竹林」の過去の記事
「竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒」(2009年06月
「竹林 かろやか 瀞(とろ) 純米吟醸 無濾過生原酒」(2009年02月
「竹林 ふかまり 純米酒」(2005年05月2004年05月

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2009年11月08日

とうせん 平井城の隠し酒 手造り純米吟醸 にごり活性生酒3

とうせん 平井城 隠し酒(袋)とうせん 平井城 隠し酒 池袋東武の「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」にて試飲・購入。

 年間製造200石の「とうせん」は、JAS認定有機栽培の山田錦や玉栄を使用するなど、お米にこだわり少量を丁寧に醸している蔵。

 ただ、淡麗型の酒質なので個人的な好みとは異なる。

 しかし、まさにどぶろく状態の「平井城の隠し酒」は通常商品とは異なった味わいで、好みだったので購入。

 藤岡にあった関東管領上杉氏の本拠地平井城から名づけたお酒で、ビンをつつむ袋にも城下町のようすが描かれている。

 ほぼ固形の愛媛「千代の亀 名称募集」というより、澄んだお酒に米粒がたくさん入っていることからも福島「大和川 もろみ酒」に近いイメージ。

 冷蔵庫にタテに置いておいたので、キレイにうわずみとにごり部分が分離している。 ビンの栓にはガス抜きの穴が開けられているから、開栓のときに吹きこぼれる心配はなさそう。

 まずは炭酸が元気なうわずみを飲んでみよう。 おー、これはまさに蔵で発酵中のもろみの香り。 蔵でしぼりたてを飲んだときの、フレッシュで甘酸っぱい味わい。

 では、にごった部分をまぜて飲んでみよう。 こちらはやわらかくなった米粒を食べるような感じ。 青いバナナのような香りに、溶けてもなお形を残しているお米のやわらかい感触と甘味。

 この蔵らしい苦味で収束する後口が、今までの似たお酒たちとちがった個性となっている。 軽い酸だけでなく、苦味があるぶん甘味一辺倒にならない。

 これはうまし!


【群馬県藤岡市 松屋酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:−20〜±0
 原料米:玉栄(滋賀県産、減農薬無化学肥料栽培)
 精米歩合:55%
 酵母:静岡吟醸酵母(自社培養)   酸度:1.5   アミノ酸度:1.2


「とうせん」の過去の記事
「とうせん 純米吟醸 有機栽培 山田錦」(2009年06月

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2009年08月01日

川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち4

川中島 幻舞 特別純米 ひとごこち 池袋西武で試飲・購入。 今回も麻里子杜氏が来店。

 「川中島・幻舞」は、毎年5月に赤坂で行われる「長野の酒メッセ」で楽しみにしている、長野のお気に入りの蔵のひとつ。

 この「特別純米」は、去年までは山田錦。 今年から長野県産ひとごこちに変更したという。 従来の、クッキーのような風味は好きだったなあ。

 試飲時・自宅開栓時は、まだまだ若くピリピリして、失礼ながら飲めた状態ではなかった。 でも、この蔵のことだ、しっかり味のあるタイプにちがいない。

 常温で放置すること2週間。 ようやく落ち着いて、味も開いてきた。

 色づきはうっすら。 火入れタイプながら生酒らしいフレッシュ感がある。 落ち着いたお米の香りと、酸味を想起させる熟れたメロン様の香りが交錯する。

 オイリーな口当たりで、酸味が強い。 まろやかなのにビター。 お米の味がふくらむかと思えば、苦味が効いてシャープな後口。

 ん? どこかで知っている香味・・・、そうだ「龍力」だ! ボリュームはやや落ちるが、「龍力 神力」に近いニュアンス。 これは好み!!

 反淡麗、強い酸、冷温からぬる燗まで主張が楽しめる幅広さ。

 これはもしかして、すごいお酒かもしれない。 安いし。


【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 特別純米酒(無濾過、原酒)
 1800ml:2286(2400)円   720ml:1143(1200)円
 アルコール度数:16.8   日本酒度:+4
 原料米:ひとごこち(疎植1本植え、有機肥料・低農薬栽培、天日干し)
 精米歩合:59%   酸度:1.8


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(2008年07月

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2009年06月14日

竹林 ふかまり 瀞(とろ) 純米無濾過生原酒3

竹林 ふかまり 瀞 品川のクイーンズ伊勢丹にて購入。

 池袋東武で行われた「西日本の酒まつり」で、岡山「竹林」が東武初登場! 永谷正治氏の指導を受け、自社田で高品質な山田錦を栽培する蔵だ。

 おぉ「竹林」だ〜、と喜んで「竹林 ふかまり」の落ちついた旨さに感心したものの、お気に入りの「竹林 ふかまり 瀞」だけピンポイントで販売していなかった。 う〜ん、残念。

 「ふかまり 瀞」って手に入らないですか?

 と聞いてみたところ、問い合わせていただいて、品川の伊勢丹になら数本残っているとの情報をくださった。

 ありがとうございますっ!!

 さっそく翌日、品川でゲットできました。


 開栓してみたところ、1年熟成の円熟味というより、若さゆえの奔放な酸が目立った。 おっと、これは意外。 数日間、少しずつ味見してみても、まだ飲めた状態ではない。

 ということで、開栓して1週間、常温放置。 空気に触れて、やっと味が開いてきました。 この寝起きの悪さは、おいしいお酒のポイントですね。

 率直なところ、火入れバージョンの「竹林 ふかまり」と同様、強烈な個性はない。 けれども、お米の旨味はしっかりある。

 お米の香りに、みずみずしさと落ち着いた雰囲気が同居している。 かすかににごった状態で、サラサラとした感触。

 かわいらしい甘味に、心地よい酸味がキュッと全体を締める。 重くもなく、複雑でもなく、さりげない旨味。

 常温でもぬる燗でもおいしかったが、少し冷やした状態がいちばん好みだった。 開栓して1週間、味が開いてくるまで待つという、忍耐力も養われるお酒。


【岡山県浅口市鴨方町 丸本酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1353(1420)円
 アルコール度数:17.8   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(自家栽培)   精米歩合:60%
 酸度:1.5

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2008年07月13日

七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米3

七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米 「七本鎗」冨田酒造からとどく。 昨年はじめて飲んでおいしかったので、今年は蔵から直接送っていただいた。

 あいかわらず骨格のしっかりしたお酒だ。

 冷やした状態では、生のフレッシュな香りと、ミネラルを感じるコロコロとしたやや硬めの感触が楽しめる。

 やわらかさのある香りに対し、味はシャープでややドライ。 玉栄らしい苦味も感じる。

 ぬる燗にすると甘味・旨味が顔を出し、さらに温めると酸が主体となって切れが良くなる。

 どの温度帯でも魅力的なお酒だ。


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4.5
 原料米:玉栄(伊香郡高月町産、減農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会1701号   酸度:1.9


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2007年12月22日

龍力 特別本醸造 蔵出し生酒3

龍力 蔵出し生 特別本醸造 池袋西武で試飲・購入。

 毎年末、「龍力」は池袋西武にしぼりたての新酒を持ってきている。 12月〜2月の限定商品だ。

 銀色ラベルの特別本醸造「蔵出し新酒」・金色ラベルの特別純米酒「しぼりたて」の2種類を試飲。

 どちらもボリューム感たっぷりの飲み口ながら、しぼりたてらしい若さが目立ち、苦味や酸味が奔放に散っている。

 仕込みの季節を感じ、しぼりたての時期にしか味わえない若さを楽しむためのお酒。 じっくり味を楽しむタイプではないなあ。

 次に、「蔵出し生酒」の文字がある、白いラベルのお酒を試飲。

 ん? まろやかな口当たりで、味もこなれてきている。 なんだこれ!?

 蔵の方にうかがうと、なんと、1年前のしぼりたてを生で熟成したお酒らしい。 どうりで飲み口が良く、味が乗っているわけだ。 即、購入決定!

 香りはおだやか。 味わいとしては、「龍力」の商品のなかではシャープな部類に入るが、他の蔵とくらべれば濃醇。

 たっぷりの甘味を苦味・酸味がしっかりと受けとめる。 まるで熟したマスクメロンのような苦味が個性的で、アクセントとなっている。

 余韻の残り方と味の切れ方は、本醸造とは思えないほど秀逸だ。

 燗も良いが、冷酒〜常温で香味のバランスが取れていると感じた。


【兵庫県姫路市 本田商店】 特別本醸造(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:19.5   日本酒度:−1
 原料米:五百万石
  (コウノトリの餌場・兵庫県豊岡市河谷地区産、減農薬栽培)
 精米歩合:65%   酸度:1.8

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2007年08月11日

七本鎗 限定醸造 特別純米原酒3

七本鎗 特別純米無濾過原酒 減農薬栽培米 祖父母の家にて飲む。

 お次は、よっしん持参の「七本鎗」。

 決して洗練されているわけではない、どことなく泥臭さを感じる味。 父いわく「野武士のようなお酒」。

 イメージは石井浩郎選手(近鉄・読売・ロッテ・横浜)。

 ほめ言葉です。

 ワラや土を思わせるモワッとおだやかな香りが特徴。 香りがないほうが飲みやすいね。 常温・ぬる燗で、酸にかくれていた旨味も顔を出す。 軽い苦味を帯びたドライな後口は、原料米の玉栄ならでは。

 地酒らしくて好きです。


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 特別純米酒
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町もりかわ農場産、減農薬栽培)
 精米歩合:60%   酵母:協会1701号   酸度:1.9

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2007年07月06日

七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米3

七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米 「七本鎗」冨田酒造からとどく。

 よっしん父・母が蔵を見学しにいったらしい。 しかもヨラムさんに紹介されて。

 ずるい! ( -_-)

 「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」をおみやげとしてもらう。

 これはうれしい! o(^-^)o

 タンクが20本程度と、思ったよりも小さな蔵だったらしく、年間生産250石とのこと。 うわ、ちいさっ! 「悦凱陣」や「妙の華」と同じくらいの小ささ。 そりゃあ、出回らないわけだ。

 これは昨年秋に飲んだ「七本鎗 限定醸造 特別純米酒」の無濾過・生バージョン。 ビンも緑でなんとなくすずしげ。 もうすぐ夏ということで、今期の生はそろそろ終了らしい。 貴重なお酒だ。

 まずは冷やした状態で。 コロコロと丸みを感じる、すべりの良い入り。 玉栄らしい苦味と、しっかりした酸が好バランス。

 仕込み水の特性だろうか、カルシウムを中心としたミネラルを感じる。 燗にすると、酸が活躍して切れのよさが目立つ。 蔵から車で10分、もりかわ農場で無化学肥料・減農薬栽培された玉栄は、冨田酒造の武器だろう。

 「七本鎗 純米80%精米生原酒」ほどのボリュームはないが、この「七本鎗 特別純米無濾過生原酒」は複雑な味わいが楽しめる。

 冷やして、常温で、温めて。 どれでもいける!


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4.5
 原料米:玉栄(北近江産、減農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会1701号   酸度:1.9

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2006年12月12日

真人(まなびと) 生もと純米酒4

真人 秋田の「まんさくの花」日の丸醸造から、「真人」が届く。

 今回は1升ビン6本。

 「真人」は、日の丸醸造の隠れ(?)第2ブランドで、サラリとした「まんさくの花」と異なり、「真人」は力強い味わいとキレの良さが武器。

 全国で30ほどの酒販店だけに直接卸す、貴重なお酒でもある。

 しかし、この蔵とは深いつながりがあるゆえに、よっしんはウラ技「電話で直接注文」でゲット!

 「真人」ファンの方々、申し訳ございません。
 m(_ _)m

 さて、「真人」といったら燗。

 お米の旨味が押しよせ、力強い酸がそれを押し流す。 複雑な味わいは、無濾過のお酒の魅力。

 なめらかさゆえに、スルスルと飲めて、次の杯を呼ぶ。

 強烈な自己主張をしない点で、飲み手を選ばず実になじみやすく、料理との相性の幅も広い。

 この味でこの値段は、飲兵衛よっしんにはたまらない。


 冬、鍋、燗。

 寒い日に体の中から温まる。 「真人」は幸せを運ぶお酒だ。


【秋田県横手市十文字町 日の丸醸造】 純米酒(生もと、無濾過)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+6
 原料米:(麹米)美山錦、(掛米)キヨニシキ[ともに地元産・減農薬栽培]
 精米歩合:56%   酵母:協会10号
 酸度:1.9   アミノ酸度:1.8

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2006年11月29日

七本鎗 限定醸造 特別純米原酒3

七本鎗 限定醸造 これも「山中酒の店」から。

 久しぶり〜。 なつかしい〜。 そんな言葉がついつい出てくる、思い出のお酒だ。

 ワラや土を思わせるモワッとおだやかな香りが特徴。 やや色づいたところからも、味乗りを予感させる。

 常温・ぬる燗にすると、枯れた酸にかくれていた旨味が顔を見せる。 軽い苦味を帯びたドライな後口は、原料米の玉栄ならでは。

 洗練された「酔鯨 吟寿」と飲み比べると、やはり野暮ったい印象があるが、それこそが地酒としても個性・魅力だと思う。


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 特別純米酒
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5.5
 原料米:玉栄(減農薬栽培)   精米歩合:60%
 酵母:協会1701号   酸度:1.9

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2005年05月01日

竹林 ふかまり 純米酒3

竹林 大阪の「山中酒の店」で試飲・購入。

 2年熟成・1年熟成・新酒をブレンドしたお酒で、落ち着いた香りになっている。

 やさしい酸をふくよかな旨味がつつみこむ。

 お米の旨味を存分に引き出した豊潤旨口のお酒で、魅力を堪能するためには温めて飲みたい。



【岡山県浅口郡鴨方町 丸本酒造】 純米酒
 1800ml:2200(2310)円   720ml:1100(1155)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(自社田、減農薬・無化学肥料栽培)
 精米歩合:60%

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2005年03月22日

御代櫻 二十九才の春 純米大吟醸 無濾過生3

御代櫻 二十九才 京都二条東洞院の「酒BAR よらむ」にて飲む。

 まずは「御代櫻 二十九才の春」「秋鹿 山廃雄町」「和田来」のセット。

 「二十九才の春」は、杜氏さんの年齢とのこと。 若い! 昨年は「二十八才の春」があったらしいので、毎年ラベルが変わってゆくお酒だ。

 マスカット様のすがすがしい上立香がある。  やわらかい口当たりで、渋い若さのなかに米の甘味が感じられるフレッシュなタイプ。

 さわやかな香味の中に、お米らしい旨味も感じられる。

 後にお酒のデータを調べたときにはじめて純米大吟醸だと知ったほど、ちゃんと味がある。


【岐阜県美濃加茂市 御代櫻醸造】 純米大吟醸(無濾過、生)
 1800ml:3800(3990)円   720ml:1900(1995)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(減農薬・無化学肥料栽培)   精米歩合:50%
 酵母:協会9号系(自社培養)

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2004年05月02日

竹林 ふかまり 純米酒3

 京都の先斗町「レッドストーン」にて。

 今日から「酒BAR よらむ」がゴールデンウィーク休みになってしまうので、しかたなく先斗町・木屋町をうろうろしてから入店。

 山田錦を自家栽培する蔵として有名な、「竹林」の丸本酒造。 「竹林 ふかまり」は3年古酒をブレンドしたお酒で、燗に向く。

 カドが取れてまろやかな飲み口で、濃密なお米の甘味・旨味が楽しめる。 広がった味わいをまとめるように、酸がキリッと締めている。

 スルスルと飲めてしまう旨口のお酒で、飲みすぎに注意が必要だ。


【岡山県浅口郡鴨方町 丸本酒造】 純米酒
 1800ml:2495(2620)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(自社田産、減農薬栽培)   精米歩合:60%
 酸度:1.4

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2004年04月30日

花垣 米しずく 無殺菌・酵素栽培 純米酒3

花垣 米しずく 酵素 京都二条東洞院の「酒BAR よらむ」にて飲む。

 「斬九郎 八十」「冬樹」と、フレッシュな生酒2つから入ったので、次は熟成酒にしよう。

 この「米しずく 酵素純米」は、ヨラムさんが自宅で寝かせて、7年熟成の状態。

 朝露のような、はかなくも緻密で美しい印象を受ける。

 タッチは無味に感じられるが、おとなしい酸が味の輪郭をつけながら、後口で旨味が出てくる。

 まったくと言って良いほど重さがなく、旨さと軽さを兼備したすばらしい熟成酒だと思った。


【福井県大野市 南部酒造場】 純米酒
 1800ml:3500(3675)円   720ml:1700(1785)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:五百万石(福井県産、低農薬・活性酵素栽培)
 精米歩合:50%   酵母:協会9号
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.4

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2003年09月05日

七本鎗 特別純米生詰原酒3

 行きつけのお店で飲む。

 無化学肥料・減農薬栽培の玉栄でつくった、製造番号つきの245本限定のお酒。

 99番、106番を入荷したということは、このお店だけで全国の約1%が飲まれる計算。 すごい。

 普段から飲んでいる「七本鎗 純米酒」と飲み比べてみた。

 片方だけで出されれば、どちらかを言い当てるのが難しいほど、両者は「七本鎗らしい力強さ」で共通している。

 「純米酒」が独特の苦味のある、個性的な路線を進むとしたら、この「特別純米酒」は苦味を少しおさえて旨味を太くした、個性的ながらもやや標準的な路線。

 香りや甘味が少ないので、落ちついた旨口酒を好む人におすすめしたいお酒だ。


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造】 特別純米酒(生詰、原酒)
 日本酒度:+7   原料米:玉栄(減農薬、無化学肥料栽培)

rain_of_tears at 21:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!
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