生詰

2015年08月20日

山城屋 純米無濾過生詰 山田錦 夏山シーズン3

山城屋 純米無濾過生詰 夏山シーズン 大宮駅西口の立ち飲み日本酒バー「角打ち 酒屋の隣」にて飲む。

 「山城屋」・・・はて?

 壁に掲げられたお酒メニューの中に、「山城屋」なる未知の銘柄を発見。

 屋号だろうから、単純に山城国(京都南部)の蔵というわけではなさそうだし・・・まずは飲んでみよう!


 燗酒用のメニュー欄にあったお酒なので、ぬる燗でいただきます。

 お米の香りとやさしい甘味から入る、おだやかな立ち上がり。 分厚い酸が活躍して、飲みごたえがある。

 これは良いね〜! 冷温でさわやかに飲める、第一印象の良いお酒とは異なるかもしれないけれど、静かにうったえかける魅力がある。



 後で調べてみたところ、新潟のお酒とのこと。

 新潟ということで避けてしまう先入観があるので、何も知らずに飲んで感動できたのはラッキーでした。

 「山城屋」・・・新しい銘柄らしいので、別バージョンも含めて楽しみにしたいと思います。



【新潟県長岡市 越銘醸twitter)】 純米酒(無濾過、生詰)
 1800ml:2,500(2,700)円   720ml:1,250(1,350)円
 アルコール度数:16.5%   日本酒度:+1
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会14号   酸度:2.0   アミノ酸度:1.1


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2014年12月11日

七賢 純米吟醸 ひやおろし 2012BY2

七賢 純米吟醸 ひやおろし 池袋東武で試飲・購入。

 「七賢」「大中屋」などを醸す山梨銘醸は、山梨でもっとも創業が古く、そしてもっとも生産規模の大きい蔵。

 したがって、山梨県を代表する酒蔵といっても良いでしょう。

 今回のお酒は、そんな「七賢」の秋限定酒。

 2013年秋に購入していた半年熟成の酒を、さらに1年常温熟成させたもの。


 試飲したときに、落ち着いた風味が気に入ったものの、少し物足りない印象。

 「熟成させるとさらに好みになるのでは・・・」という予感にもとづいて熟成させたお酒の味わいはいかに?

 まずは、常温でいただきます。



 水の良さを感じさせるミネラルの香りに、かすかにヨーグルト様の香りがひそむ。 純米吟醸とはいえ、吟醸香・果実香はない。

 常温で放置したわりには、色も香味もほとんど変化していない、淡麗型の酒質。

 やや酸味が勝った味わいで、アルコールの活きた鋭い切れあがりを見せる。

 余韻に熟成したお酒ならではのおだやかさが感じられる。


 ぬる燗にすると、硬質・無機的な雰囲気がうすれてまろやかになり、バランスが取れてくる。



 アルコールらしさを感じる淡麗・ドライなお酒を好む人は冷温で。 やさしい味わいのまろやかなお酒を好む人は燗で。

 熟成による変化は少なかったものの、温度変化による味わいの変化はきちんと存在するお酒でした。



【山梨県北杜市 山梨銘醸】 純米吟醸(生詰)
 720ml:1,143(税込1,234)円
 アルコール度数:16.5%   日本酒度:+5
 原料米:夢山水(北杜市産)   精米歩合:60%
 酵母:協会901号   酸度:1.2   アミノ酸度:1.1

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2014年11月15日

酔鯨 純米吟醸 吟麗 秋あがり 氷温貯蔵3

酔鯨 純米吟醸 吟麗 秋あがり 四国旅行のおみやげとしていただく。

 「鯨海酔侯」と自称した山内容堂(豊信)公、大杯に注がれたお酒を飲み干す「どろめ祭り」。

 そんな、今も昔もお酒に強いイメージが強い高知県。

 ところが、県の中心である高知市内には意外にも「酔鯨」1蔵のみ。

 県内各地に酒蔵が点在するからこそ、日本酒文化の基盤が厚いのでしょうか。

 桂浜を訪れた際、近隣の酔鯨酒造にも寄ろうとしたところ、休業日だったとのこと。 うーん、残念でしたね。



 さて、今回いただいた「酔鯨 純米吟醸 吟麗 秋あがり」は、秋限定のお酒。

 「酔鯨」はいろいろ飲んできたつもりでいたけれど、このお酒は初めて。


 さっそく冷温でいただきます。

 メロン様のさわやかな香りで、甘味・酸味・苦味などのいろいろな味を想起させる。

 密度を感じさせるまろやかな口当たりで、通常商品「酔鯨 純米吟醸 吟麗」よりも格段にまろやかな印象。 へぇ、こんなにちがうんだ。

 甘味少なめで酸味の効いたシャープな酒質ながら、不思議と飲みごたえを感じさせる厚みもある。


 さわやかで、旨味があって、しかも味切れが良い。 力強く洗練された純米吟醸。 さすが「酔鯨」です。



【高知県高知市 酔鯨酒造】 純米吟醸(生詰)
 1800ml:2,670(税込2,884)円   500ml:1,630(1,760)円
 アルコール度数:16.5%   日本酒度:+6.5
 原料米:松山三井(愛媛県産)   精米歩合:50%
 酵母:熊本酵母   酸度:1.60   アミノ酸度:1.05


「酔鯨」の過去の記事
「酔鯨 純米大吟醸 旭友」(2014年10月
「酔鯨 吟寿 純米吟醸」(2006年11月
「酔鯨 吟寿 うすにごり 純米吟醸無濾過生原酒」
 (↑2009年06月2003年11月
「酔鯨 吟寿 純米吟醸 生」(2008年09月
「酔鯨 吟麗 純米吟醸」(2007年10月2004年03月
「酔鯨 吟麗 純米吟醸 未濾過すっぴん」
 (↑2011年02月2006年05月
「酔鯨 吟麗 にごり酒 純米吟醸無濾過生原酒」(2009年08月
「酔鯨 吟麗 純米吟醸 しぼりたて(五百万石)」(2011年01月
「酔鯨 純米吟醸 鯨海酔侯 土佐錦」(2012年05月
「酔鯨 純米吟醸 備前雄町」(2010年08月
「酔鯨 山内家ゆかりの酒 純米酒」(2006年05月
「酔鯨 特別純米酒」(2004年01月2003年10月

 20軒ちかくある高知県の酒蔵のうち、唯一高知市内にある蔵が酔鯨酒造。

 「酔鯨」の銘柄は、第15代高知城主、山内容堂公の自称「鯨海酔侯」にちなんで名づけられた。


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2014年10月04日

東洋美人 原点 愛山2

東洋美人 原点 愛山 池袋東口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 2013年7月28日。

 記録的豪雨がもたらした濁流が、「東洋美人」澄川酒造場を襲いました。

 人的被害がなかったことは不幸中の幸いだったものの、蔵の被害は甚大。

 その痛ましい災害を知った各地からの応援・協力を受け、蔵は奇跡的なスピードで年内に復興。


 そんな感謝の思いと新たな決意を示したお酒が、「東洋美人 原点」。

 では、冷温でいただきます。

 メロン様の吟醸香がさわやか。 薄めの酒質ながら、やさしい甘味、ささやかな酸味が明るく彩る。


 今まで飲んできた「東洋美人」のイメージのとおり。 今年も健在!

 そう思うと同時に、毎年仕込めることの貴重さと、(ほぼ)毎日飲めるありがたさをかみしめるのでした。



【山口県萩市 澄川酒造場】 純米大吟醸(無濾過、生詰)
 1800ml:3,000(税込3,240)円
 アルコール度数:16.5%
 原料米:愛山   精米歩合:50%


「東洋美人」の過去の記事
「東洋美人 純米吟醸 山田錦」(2011年05月
「東洋美人 純米吟醸生 雄町」(2007年12月
「東洋美人 純米吟醸 西都の雫」(2009年04月
「東洋美人 純米吟醸 無濾過生詰 愛山」
 (↑2006年11月2004年11月
「東洋美人 純米吟醸 レトロ」(2010年12月09月

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飛露喜 特別純米 無濾過生詰3

飛露喜 特別純米 池袋東口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 日本酒を飲み慣れていない人に、ひとまず飲んでもらいたい。

 そんな初心者の心をつかむ魅力をもったお酒のひとつが、この「飛露喜 特別純米」。

 できれば生タイプのインパクトを体験してもらいたかったけれど、今回は火入れタイプ。


 冷温でいただきます。

 リンゴ様のさわやかな香りで、クリアな飲み口はまるで純米吟醸や純米大吟醸のよう。

 やさしい甘味に繊細な酸味が活躍し、キレイに流れてゆく。


 焼酎派いわく「濃いけどさわやか」、甘いお酒を好む方いわく「薄いけど好き」。 なるほど、ボリュームは中庸ということですね。

 濃醇でないからこそ多くの人を魅了する、上質でバランスの良い佳酒。


【福島県河沼郡会津坂下町 廣木酒造本店】
 特別純米酒(無濾過、生詰)
 1800ml:2,600(2,808)円
 アルコール度数:16.8%   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)五百万石
 精米歩合:(麹米)50%、(掛米)55%
 酸度:1.6


「飛露喜」「泉川」の過去の記事
「飛露喜 特別純米 無濾過生原酒」(2010年02月2005年05月
「飛露喜 特別純米 無濾過生詰」(2007年03月
「飛露喜 吟醸 生詰」(2012年07月

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2014年09月17日

三井の寿 In Autunno Porucini 秋純吟 ひやおろし

三井の寿 ポルチーニ 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 かわいいキノコが描かれた「三井の寿 ポルチーニ」。

 イタリア語で秋のポルチーニと書いてあって、イタリアの秋を思わせます。

 が、なぜイタリア、ポルチーニ?

 まあ、キノコが大好きな配管工の双子の兄弟は、イタリアの典型的な男性名ですが。



 酒販店で何度か見たことがあるものの、飲んだことがなかったので、これを機に飲んでみましょう!

 冷温でいただきます。


 ミネラル・ハーブを感じる香りで、スッキリとした印象。 透明感ある飲み口で、さりげない酸味が見え隠れする。

 味のあるタイプを醸す「三井の寿」にしては意外なほどあっさり。 水っぽいお酒に感じられて、物足りないなあ。

 開栓したてということもあって、味が閉じこもっているのかも。 また、温めることで味が開いてくるのかな。



 イタリア料理のバターや香辛料や油に負けない、豪快なお酒を期待したのですが、残念です。



【福岡県三井郡大刀洗町 井上】 純米吟醸酒(生詰)
 1800ml:2,600(2,808)円   720ml:1,300(1,404)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+3
 原料米:吟のさと(福岡県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号系自家培養   酸度:1.5   アミノ酸度:1.3


「三井の寿」「美田」の過去の記事
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生原酒」(2008年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 無濾過生詰 ひやおろし」
 (↑2005年10月2003年11月
「三井の寿 豊醸美田 山廃純米 常温3年熟成」(2004年11月
「三井の寿 辛醸美田 山廃純米 大辛口」(2011年02月
「三井の寿 美田 山廃純米 にごり生」
 (↑2011年06月2009年04月2008年03月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都 山廃」
 (↑2008年09月2007年08月2007年05月
「三井の寿 復刻醸造純米 穀良都 山廃 生」(2009年10月
「三井の寿 手造り純米酒 辛口 初槽荒走り生原酒」(2008年03月
「三井の寿 山廃仕込み純米酒 蔵元直詰封印原酒 1997(H9)BY」
 (↑2011年02月

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百歳 純米酒 ひやおろし 生詰原酒3

百歳 純米ひやおろし 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 茨城の「百歳」、初めて見る名前です。

 個人的なバラつき・かたよりかもしれないけれど、関東地方にいるのに茨城県のお酒に触れる機会は少ない。

 でも、見かけたら飲みたくなります。

 常陸国のクオーターのよっしんにとって、ルーツのひとつですからね。

 100歳にギリギリ届かなかった茨城の曾祖母を思いながら、冷温でいただきます。


百歳 純米ひやおろしの色
 約半年の熟成ながら、しっかりとおいしそうな色。 旨味成分が多いのかな、それとも常温熟成かな? 

 お店の日本酒メニューの短評どおり、「華やかな香りは皆無」。

 おだやかに雄大に、厚みのある旨味と力強い酸味が押し寄せる。 まろやかに熟成していて、きつい感じもない。

 常温に近づくにつれて、厚みのなかに複雑さも持ち合わせていることに気づける。 これは燗でさらに魅力を発揮するのではと予感させる。



 さわやかさ・華やかさを追わず、お米の旨味を引き出すことに専念したお酒は貴重。

 これほどの厚み、アルコール度数から、麹づくりに相当な努力があったのだと想像できます。

 すごいお酒に出会えました。



【茨城県水戸市 吉久保酒造】 純米酒(生詰、原酒)
 1800ml:2,450(2,646)円
 アルコール度数:18.5%   日本酒度:+4
 原料米:玉栄   精米歩合:60%
 酵母:自社酵母   酸度:2.2

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2014年01月24日

東力士 熟露枯(うろこ) 純米吟醸 生詰原酒 洞窟長期熟成 2005(H17)BY3

東力士 熟露枯 純米吟醸 池袋東武で試飲・購入。

 1970年から熟成酒に力を入れてきた「東力士」島崎酒造。

 第2次大戦末期の1944年に掘られた軍需用の地下トンネルを1999年から再利用し、お酒の貯蔵・熟成を行う。

 夏は15度、冬は5度というゆるやかな温度変化が得られるこの洞窟では、やさしく熟成が進むとのこと。

 洞窟熟成をうたったお酒は2002年から発売開始。 屋号から名付けた「熟露枯(うろこ)」シリーズは2005年に登場。


 今回は約8年の熟成を経た純米吟醸を試飲・購入。


 さっそく冷温でいただきます。

 いかにもおいしそうな、キレイな黄金色。

 植物を思わせるおだやかで複雑な香りに、上品な吟醸香の名残を感じる。 ゆっくり熟成したためか、むせ返るようなクセのある熟成香はない。

 そして、麻婆豆腐のようなスパイシーな香りが続く。 おー、個性的!

 まろやかな口当たりでありながら、ドライで刺激的な感触もある。 練れた旨味・酸味が調和して充実の味わい。 最後は鋭く切れ上がる。



 ぬる燗にすると、甘栗のような香りが主役になる。 旨味がふくらんでボリュームアップ!

 ただ、鋭い切れは健在ながら、メリハリがなくなって少しぼんやりとした印象になってしまった。



 お酒の個性を楽しむなら冷温〜常温で。 マイルドな味わいを楽しむなら、ぬる燗で。 温度帯によって表情を変える、奥深い熟成酒。



【栃木県那須烏山市 島崎酒造】 純米吟醸(生詰、原酒)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:±0
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:明利小川酵母   酸度:1.4

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2013年12月07日

義侠 純米生詰原酒 長期熟成酒 若水

酒茶論20131207

 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

酒茶論20131207a

 ビンの中では赤褐色。 グラスに注ぐとキレイなコハク色。

 お米の香りにカラメル様・レーズン様の香りが複雑に交錯する。

 まろやかな口当たりが甘味を連想させ、旨味・酸味・苦味が突出せずに調和している。


 Yさんは「お酒だけだとちょっと苦手だけど、カツオの角煮を食べながらだとすごくおいしい」とのこと。

 たしかに、お酒単体よりも、食事に合わせて魅力を増すタイプかもしれません。



【愛知県愛西市(海部郡佐屋町) 山忠本家酒造】 純米酒(生詰、原酒)
 720ml:2762(2900)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:若水(愛知県産)   精米歩合:60%


「義侠」の過去の記事
「義侠 游(あそび) 純米吟醸」(2004年06月
「義侠 縁(えにし) 特別純米酒」(2004年02月
「義侠 特別純米原酒」(2011年05月
「義侠 純米生原酒60% 五百万石 滓がらみ」(2009年04月
「義侠 純米生詰原酒 長期熟成酒 若水 1993(H5)BY」
 (↑2012年10月

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2013年11月16日

半蔵 特別純米 山廃仕込 ひやおろし3

半蔵 山廃純米 ひやおろし原酒 池袋東武で試飲・購入。

 やさしい味わいで万人受けするタイプの山廃が増えてきたものの、「半蔵」はクセの強い、飲み手を選ぶタイプの山廃を世に問う。

 ただ、3年熟成の「半蔵 特別純米 山廃仕込 完熟原酒」とくらべて、色は薄く、クセも少なく軽やか。

 もっとも、クセの強いお酒とくらべたらの話で、この「半蔵 特別純米 山廃仕込 ひやおろし」も十分に個性的。


 常温でいただきます。

 油粘土、チーズ、ビスケット、レーズンのような複雑な香り。 この個性的な香りが、多くの飲み手を敬遠させることになるかもしれない。

 甘味・酸味が調和して、つややかな飲み口。 練れた旨味も参加して、コクのある味わい。 含み香はおとなしく、飲んでいる間はクセのある香りは気にならない。

 余韻は深く、後味の切れは鋭い。 このメリハリの良さがもうひと口を誘う。



 ぬる燗にすると、大きな変化はないものの、まろやかさが増してさらにバランスが良くなる。 これは良いですね〜!

 クセのある香りが一歩引いて、常温では抵抗があった人も飲みやすくなると思う。



 今まで試飲してきた「半蔵」の20種類くらいのラインナップのなかでも、もっとも好みのお酒の1つ。



【三重県伊賀市 大田酒造】 特別純米酒(山廃、生詰、原酒)
 1800ml:2666(2800)円   720ml:1410(1480)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+2
 原料米:五百万石   精米歩合:60%
 酸度:2.0


「半蔵」の過去の記事
「半蔵 純米吟醸 神の穂」(2010年01月
「半蔵 木桶仕込み 純米酒 生」(2008年07月
「半蔵 特別純米 山廃仕込 完熟原酒」(2012年03月

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2013年11月09日

達磨正宗 純米 ひやおろし 熟成古酒用仕込

達磨正宗 純米 ひやおろし 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 古酒に力を入れる「達磨正宗」ではめずらしい、まだ半年熟成という若いお酒。

 通常の日本酒は三段仕込みのところ、さらに2回にわたってお米を追加投入して味を増やす五段仕込み。

 もともと長期熟成を予定していて、熟成による変化を期待するために、エキス分の多い酒質になっています。


 では、冷温でいただきます。

 甘くさわやかな麹の香りが印象的。 トロリと濃厚な口当たりで、麹の風味としっかりした酸が高濃度でバランスを取っている。

 甘ったるく感じさせないのは、酸味の活躍のおかげ。

 お酒だけで満足できる充実した味わい。 良いですね〜!



 日本酒バーでお酒だけを楽しみたい、大好きなタイプ。 これほど濃厚なお酒は、なかなか頻繁には出会えません。

 Yさんも「甘くておいしい」とのこと。 甘口派に最適ですね。



【岐阜県岐阜市 白木恒助商店】 純米酒(生詰)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1666(1750)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:−20
 原料米:(麹米)雄山錦(富山県産)、(掛米)日本晴
 精米歩合:(麹米)70%、(掛米)75%
 酸度:2.8


「達磨正宗」の過去の記事
「達磨正宗 十年古酒」(2013年08月2012年10月
「達磨正宗 二十年古酒」(2012年10月2012年05月

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2013年10月13日

愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸

伯楽星 ひと夏の恋 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で試飲・購入。

 さいたま市の花火大会にて飲む。

 肌寒い秋の夜に「愛宕の松 ひと夏の恋」。 ピンク色の2つの小さなハートがかわいいラベルです。

 花火大会とともに、少し季節が過ぎた印象のコンビを楽しみます。


 クーラーボックスから取り出して、冷温でいただきます。

 ラムネ・青りんごを思わせるさわやかな香り。

 やさしい甘味の輪郭を酸味・苦味がはっきりさせて、スッキリした味わいに仕上がっている。


 濃醇ではないものの、もうひと口飲みたくなる、後を引く酸味が魅力。

 飲んだ4人みんなに好印象。

 やっぱり「愛宕の松」「伯楽星」はすごいなぁ。



【宮城県大崎市 新澤醸造店】 純米吟醸(生詰)
 1800ml:2720(2856)円   720ml:1700(1785)円
 アルコール度数:15.8   日本酒度:+3
 原料米:ひとめぼれ(宮城県産)   精米歩合:55%
 酵母:宮城酵母   酸度:1.7


「伯楽星」「愛宕の松」の過去の記事
「伯楽星 純米吟醸 おりがらみ 本生」(2010年01月
「伯楽星 特別純米」(2013年02月2011年08月06月2009年09月
「あたごのまつ(愛宕の松) 限定純米吟醸 新酒 本生 おりがらみ」
 (↑2010年12月
「愛宕の松 純米吟醸 レトロラベル」(2010年12月

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2013年08月16日

陸奥八仙 純米吟醸 黒ラベル2

陸奥八仙 黒ラベル 火入れ 祖父母の家にて飲む。 今年もお盆に親族が集合。

 叔父が用意してくれたお酒は、今まで何種類も飲んできてみんな好みだった「陸奥八仙」。

 良いですね〜!

 でも、そういえば、「陸奥八仙」の火入れタイプは初めて。


 これは興味津々・・・では、常温でいただきます。

 この蔵らしい、リンゴ様の香りがさわやか。 香りに導かれて、キレイな甘味・酸味が広がる。

 さりげなくお米らしい香味が含まれていて、落ち着いた雰囲気がある。 生タイプには感じられない一面を発見。

 みずみずしくインパクトのある生タイプとは異なり、火入れタイプは静かに立ち上がり、スムーズに流れてゆく。



 さわやかで軽快な、多くの人に愛されるタイプのお酒。



【青森県八戸市 八戸酒造】 純米吟醸(生詰)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1
 原料米:華吹雪(青森県産)   精米歩合:55%
 酵母:まほろば吟酵母   酸度:1.6


「陸奥八仙」の過去の記事
「陸奥八仙 黒ラベル 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み」
 (↑2012年04月
「陸奥八仙 赤ラベル 特別純米 無濾過生原酒」(2012年12月
「陸奥八仙 青ラベル 特別純米 無濾過生原酒 ふなざけ」
 (↑2013年01月2012年12月
「陸奥八仙 どぶろっく」(2012年12月
「陸奥八仙 prototype 2013 試験醸造酒」(2013年07月

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2012年12月31日

飛騨自慢 怒髪衝天辛口 ひやおろし 純米原酒3

飛騨自慢 怒髪衝天辛口 ひやおろし 池袋西武で試飲・購入。

 大みそか、祖父母の家に親族で集まって飲む。

 今夜の締めは「飛騨自慢 怒髪衝天辛口 ひやおろし」。

 怒髪天を衝くという名前から、早くも注目を集める。


 半年の熟成を経てわずかに色づいたお酒からは、アルコールの揮発によって、刺激的な雰囲気がただよってくる。

 焼酎や泡盛にも感じられる、高アルコールならではのトロリとなめらかな口当たり。 この感触に、甘口と感じる人もいるのではと思う。

 華やかな香りや甘味といった浮ついた要素はなく、落ち着いた旨味・酸味とアルコールによる、どっしりとした重心の低い味わい。

 お米やウエハースを思わせる余韻を残して、味はサッと潔く引く。

 そっけないわけではなく、飲めば飲むほどやさしく複雑な旨味が感じられるようになる。 だからこそ、後を引くお酒だ。


 苦味・酸味が目立ってしまう冷温より、やさしさが増す常温〜ぬる燗で楽しみたい。



【岐阜県高山市 老田酒造店】 純米酒(生詰、原酒)
 1800ml:2423(2544)円   720ml:1260(1330)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+8
 原料米:ひだほまれ(岐阜県産)   精米歩合:58%
 酵母:協会9号   酸度:1.9   アミノ酸度:1.9


「飛騨自慢」の過去の記事
「飛騨自慢 鬼ころし 純米酒」
 (↑2009年01月2007年06月2005年03月2004年04月
   2003年08月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米大吟醸原酒」(2010年05月
「飛騨自慢 飛騨國高山 純米大吟醸 生原酒 桜」(2012年04月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米生酒 辛口原酒 しぼりたて」(2012年06月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米辛口原酒」(2011年04月2009年06月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米原酒 怒髪衝天辛口 ひやおろし (怒辛乃ひやおろし)」(2009年11月
「飛騨自慢 鬼ころし 純米生原酒」(2010年10月
「飛騨自慢 鬼ころし しぼりたて 本醸造無濾過生原酒」
 (↑2011年11月2010年11月2009年12月2008年11月
   2006年11月
「飛騨自慢 鬼ころし しぼりたて生酒」(2004年04月

 「飛騨自慢」の老田酒造は、「飛騨の小京都」高山の伝統的建造物群保存地区にある酒蔵。
 「鬼ころし」を冠した銘柄の元祖として知られる。
 荒々しい名前で発売される本醸造・純米酒も、吟醸酒・純米吟醸と称しても良いほどの精米歩合で醸されている。
 ただ刺激的なだけのお酒とは一線を画す、ふくよかで奥行きのある、地元産米の魅力を引き出したラインナップが魅力。


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2012年12月21日

白鴻 純米吟醸 無濾過生詰原酒 広島雄町3

白鴻 純米吟醸 生詰原酒 広島雄町 池袋西武で試飲・購入。

 お酒はもちろん、社長の人柄も好きな「白鴻」。 今回の試飲販売でも、おもしろいお話とお酒が楽しめました。

 「白鴻」は、千本錦・八反35号・広島雄町という3種類の地元産米を使い分けた、純米吟醸無濾過生原酒シリーズが人気。

 なかでも広島雄町バージョンは、落ち着いた旨味と鋭い切れが魅力。 熟成で、さらに魅力が増すお酒でもある。

 そんな広島雄町バージョンを、1回火入れした後に蔵でこっそり(?)熟成させていたとのこと。 まだ正式に商品化していないものの、今回の試飲販売で試験的に発売していた。


 おー、すごい! そして、試飲して納得!

 2010BYと2011BYの2種類を飲みくらべて、より落ち着きが増した2010BYを購入。

 まずは冷温でいただきます。

 約2年の熟成により、軽く色づきはじめている。 吟醸香や涼やかな飲み口がさわやか。 ただ、香味ともに閉じこもっている印象。



 常温からぬる燗で本領発揮。

 藤の花のような香りで、サラサラとした感触と、とろみを帯びたまろやかな口当たりが共存している。 蔵の高級酒「沙羅双樹」シリーズにも共通する、上品な雰囲気だ。

 熟成して味が乗ってきているようすは、鳥取「千代むすび ゲゲゲの純米吟醸」にも通じるところがある。

 やさしい甘味をシャープな酸が支え、さらにその土台にはおだやかな旨味がある。 そのバランスが、ドライなのに味があって、不思議な軽さとふくらみがある酒質を成り立たせている。



 口当たりに甘味を感じさせる雄町。 熟成で花開く雄町。 切れの鋭い雄町。 各所に雄町らしい魅力がある。



【広島県呉市 盛川酒造】 純米吟醸(無濾過、生詰、原酒)
 720ml:1900(1995)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+6
 原料米:雄町(広島県産)   精米歩合:60%
 酵母:せとうち21号


「白鴻」の過去の記事
「白鴻 純米吟醸 無濾過生原酒 千本錦(赤ラベル)」
 (↑2009年05月2006年10月2004年10月
「白鴻 純米吟醸 無濾過生原酒 八反35号(黄ラベル)」
 (↑2011年08月2008年08月2007年09月2006年10月
「白鴻 純米吟醸 無濾過生原酒 広島雄町(水色ラベル)」
 (↑2007年07月
「白鴻 特別純米 無濾過生原酒(深緑ラベル)」(2011年04月
「白鴻 瀬戸の煌 吟醸生貯蔵酒」(2009年08月
「白鴻 純米軟水仕込み ひやおろし 秋宵」(2006年11月
「白鴻 純米軟水仕込み 原酒(青ラベル)」(2005年10月

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2012年11月21日

秋鹿 純米吟醸 能勢厳寒仕込み 限定五千本 秋出し 2011(H23)BY2

秋鹿 純米吟醸 秋出し 京都府庁前の「居酒屋あんじ」にて飲む。

 メニュー以外にも、こんなお酒がありますよ。

 と聞いて、「秋鹿」を見てしまったら、飲まずにはいられないでしょう!

 先日飲んだ「秋鹿 阿波山田錦 ひやおろし」とは別規格の、秋の限定出荷品。

 冷温でいただきます。

 さわやかなリンゴ様の香りに、お米らしい香りも含まれている。

 「秋鹿 阿波山田錦 ひやおろし」よりも、こちらのほうが酸味の突出もなく、バランス良くキリっと引き締まった印象。


 まだ若い状態なので、濃醇な味わいを期待するお酒というより、さわやかな香味を楽しむお酒かな。



【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 純米吟醸(生詰)
 1800ml:2810(2950)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+7
 原料米:山田錦(秋鹿自営田産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:2.0


「秋鹿」の過去の記事
「秋鹿 純米大吟醸 無濾過原酒 一貫造り 嘉村壱號田」
 (↑2004BY(2010年03月)、2002BY(2007年03月
   2001BY(2004年11月05月
「秋鹿 純米大吟醸 一貫造り 雫酒」(2012年11月
「秋鹿 純米大吟醸 袋吊雫 生 奥鹿之助」
 (↑2012年11月2007年10月
「秋鹿 純米大吟醸 生原酒 速醸もと 七號酵母」(2010年05月
「秋鹿 純米大吟醸 無濾過生原酒 弐引滓酒」(2012年08月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2011年11月01月2009年05月2006年11月2004年02月
   2003年10月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2012年08月2010年09月02月2008年08月05月
   2007年11月2005年09月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過原酒」
 (↑2009年03月2007年05月2004年04月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過生原酒」(2006年04月

「奥鹿 山廃純米吟醸」
 (↑2005BY:2011年01月、2006BY:2011年01月
「奥鹿 生もと純米生原酒」(2011年03月
「奥鹿 生もと純米原酒」(2011年08月
「奥鹿 速醸 純米無濾過原酒」(2011年11月

「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 槽搾直汲 七号酵母」
 (↑2010年06月2009年09月2007年09月05月04月03月
   2005年03月
「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過原酒 七号酵母」(2010年04月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過生原酒 七号酵母」
 (↑2011年10月2010年11月03月2009年07月02月
「秋鹿 生もと純米 雄町 無濾過生原酒 七号酵母」(2012年07月
「秋鹿 生もと純米生原酒」(2009年03月
「秋鹿 純米吟醸 大辛口 無濾過生原酒」(2011年12月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過原酒 七号酵母」
 (↑2008年12月11月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 超辛口」
 (↑2011年02月2008年01月2007年02月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年03月2007年01月
「秋鹿 朴 特別純米無濾過生原酒 桶貯蔵常温熟成」(2009年03月
「秋鹿 特別純米 槽搾直汲 無濾過生原酒」(2008年03月
「秋鹿 純米無濾過生原酒」(2010年12月2009年02月
「秋鹿 純米吟醸 多酸古酒 1997BY 仕込第参拾弐號 槽口直汲 山田錦」(2010年06月
「秋鹿 純米吟醸 多酸酵母 1997BY」(2006年12月
「秋鹿 クレマンドノゼ 1998BY」(2006年12月
「秋鹿 霙もよう 純米吟醸にごり生酒」(2010年04月2005年03月
「秋鹿 純米酒 あらごし生酒」(2005年02月
「秋鹿 純米吟醸 阿波山田錦 ひやおろし」
 (↑2012年10月2011年03月
「秋鹿 純米吟醸 能勢山田錦 ひやおろし」(2007年09月
「秋鹿 純米無濾過原酒 雄町 精米80%」(2007年07月
「秋鹿 純米無濾過原酒 山田錦 精米80%」
 (↑2012年08月2011年02月2010年11月03月

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2012年11月18日

燦然 特別純米酒 ひやおろし 生詰原酒 備前雄町4

燦然 特別純米原酒 ひやおろし 池袋西武で試飲・購入。

 昨年の同時期につづき、池袋西武では2度目の試飲販売。

 どのお酒も個性的で、魅力的。 まだまだ知られていない蔵かもしれないけれど、要注目です。

 昨年飲んで気に入った「燦然 特別純米酒 ひやおろし 備前雄町」を今年も購入。


 よっしん父は知らない蔵とのこと。 では、お試しを!

 このお酒は、冷温〜常温と燗とでは、劇的に味わいが変化する。


 まずは常温でいただきます。

 白玉粉のような香りに、バナナ様の香りがひそむ。 トロリとした感触の非常にまろやかな口当たりで、甘味を想起させる。

 「なんじゃこりゃあ」

 その独特の口当たりに、よっしん父もびっくり。


 では、燗にしていただきます。

 甘味を感じるまろやかな飲み口はそのままに、お米らしい香味がふくらむ。 野菜のようなさわやかな苦味と、穀物らしいおだやかな旨味が堪能できる。

 後口にはバターのような雰囲気も出てきて、酸もしっかり活躍する。 スルリと流れて、ストンと切れる。 すばらしい総合力。


 「これほど切れの良い酒もめずらしい」「燗で大化けする」

 そのとおり、まだ知られていないのが不思議に思えるほどのお酒です。 昨年にまして、魅力を感じました。



【岡山県倉敷市 菊池酒造】 特別純米酒(生詰、原酒)
 1800ml:2838(2980)円   720ml:1333(1400)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+4
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.7


「燦然」の過去の記事
「燦然 特別純米酒 ひやおろし 生詰原酒 備前雄町」(2011年12月

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2012年11月10日

福千歳 山廃純米 ひやおろし2

福千歳 山廃純米 ひやおろし 池袋東武で試飲・購入。

 「福千歳」は、今回が初めての池袋東武への来店。

 「福千歳」といえば山廃を得意とする蔵。

 空気中にただよう乳酸菌を取り込んで雑菌を排除し、無菌状態をつくってから酵母を育てる山廃。

 非効率的で失敗の危険がある山廃を採用してきた理由は、40年以上「福千歳」を醸してきた「現代の名工」久保勝治杜氏が、山廃仕込みしか知らなかったからという。

 たしかに、純米大吟醸・純米吟醸・純米酒という3種類のカップ酒を飲んだことがある(未記事化)けれど、すべて山廃だった。

 そして、2000BYからは、山廃で知られる「天狗舞」で修業した武藤利夫杜氏が就任。 山廃の「福千歳」は継承されてゆくのですね。



 今回の「福千歳 山廃純米 ひやおろし」も、蔵の特徴を存分に発揮しているお酒。 ぬる燗でいただきます。

 白玉粉・求肥を思わせる、やさしく甘いお米の香り。 強い酸味を想わせるクセのある香りもさりげなく含まれていて、山廃らしさがある。

 おだやかながらも、複雑な香りだ。


 軟水らしい、しっとりとキメ細かい口当たり。 酸味を基調として、少しクセのある旨味が肉づけされている。

 ボリュームは淡麗〜中庸で、山廃にありがちな飲みにくい重さはない。

 ただ、軽い飲み口ながらも、やや不器用な印象を受ける。 しかし、かえってそれが実直さを感じさせて、飾らない魅力となっている。


 雪深い北陸を思わせる、キレイで素朴なイメージのお酒。



【福井県福井市 田嶋酒造】 純米酒(山廃、生詰)
 1800ml:2381(2500)円   720ml:1191(1250)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+4
 原料米:五百万石(福井県産)
 精米歩合:(麹米)60%、(掛米)65%
 酵母:協会10号   酸度:1.8

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2012年11月09日

庭のうぐいす 純米吟醸 あきあがり2

庭のうぐいす あきあがり 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 スタートは、初めて見る「庭のうぐいす あきあがり」を燗でいただきます。

 この蔵のお酒は、ラベルがかわいい。

 もちろん中身がいちばん大切だけれど、ラベルも重要。

 多くの人に興味を持ってもらい、「飲んでみたい」と思ってもらわないと、中身の意味がないわけだから。

 見た目も大切というのは、「まじめに音楽をやっていても、聞いてもらえなければ意味がない」というYOSHIKIの発想と重なりますね。


 この「庭のうぐいす あきあがり」は、今年登場の新商品。

 上品な香りと、キリっと引き締まったシャープな飲み口が魅力。


 さわやかな苦味を想起させる、マスカット様の香りがさりげない。 お米らしい香りもある。

 ミネラルを感じるやや硬質な口当たり。 甘味を切ったドライな飲み口で、酸味ではなく苦味を活かしてすっきり感を演出する。

 この蔵のラインナップのなかで、もっとも淡麗な部類。 お酒単体では物足りないけれど、この苦味・シャープさは、ほろ苦い秋の味覚に合う!



【福岡県久留米市北野町 山口酒造場】 純米吟醸(生詰)
 1800ml:2650(2783)円   720ml:1325(1391)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+10
 原料米:神力   精米歩合:55%
 酵母:自社酵母   酸度:1.1


「庭のうぐいす」の過去の記事
「庭のうぐいす 純米吟醸 無濾過生原酒 春の生酒」(2010年04月
「庭のうぐいす 純米吟醸 無濾過生詰原酒」(2008年08月
「庭のうぐいす 純米吟醸無濾過 ひやおろし」(2007年10月
「庭のうぐいす 特別純米酒 無濾過生詰原酒 ひやおろし」
 (↑2003年11月
「庭のうぐいす 特別純米無濾過 うぐいすラベル」
 (↑2007年05月2005年10月
「庭のうぐいす 純米吟醸 ぬるはだ」
 (↑2011年02月2009年04月2008年03月2007年07月
「庭のうぐいす 純米酒 たなから」(2011年02月2007年05月
「庭のうぐいす 本醸造 からくち 鴬辛(おうから)」(2009年04月

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2012年11月01日

諏訪泉 純米酒 阿波山田錦 ひやおろし 2011(H23)BY3

諏訪泉 阿波山田錦 ひやおろし 池袋東武における「全量純米蔵を目指す会」の試飲販売で試飲・購入。

 この試飲販売では、各蔵が、阿波産の山田錦を60%に精米してつくったお酒を持ち寄る。

 全商品が同価格という試飲販売はめずらしい。

 「秋鹿 阿波山田錦 ひやおろし」と一緒に購入していた、「諏訪泉 阿波山田錦 ひやおろし」を開栓。


 「諏訪泉 阿波山田錦」といえば、以前に生タイプを記事にしたが、今回は火入れ・半年熟成バージョン。

 フレッシュで荒々しかった新酒時の生酒とは、まったくもって別個性の味わいだ。


 常温では、まだ味が開ききっていない状態で、硬く重い印象。

 燗にすると緊張がほどけて、おだやかでまろやかな旨味が花開く。

 甘ささえ感じるほどまろやかなのに、日本酒度は+7.5。 数字では測れない味わいが、一筋縄に行かない、謎めいた魅力を感じさせる。


 やっぱり「諏訪泉」は、熟成と燗で本領発揮するお酒ですね。



【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 純米酒(無濾過、生詰)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+7.5
 原料米:山田錦(徳島県阿波産、無農薬無化学肥料栽培)
 精米歩合:60%   酸度:1.8


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2012年08月2008年10月08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 田中農場 特別選別米 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」
 (↑2011年12月02月2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2012年10月26日

義侠 純米生詰原酒 長期熟成酒 若水 1993(H5)BY3

義侠 若水 長期熟成 品川駅西口、ウィング高輪の長期熟成日本酒BAR「酒茶論」にて飲む。

 3種類の飲みくらべセットの2つめは、愛知の「義侠」。

 「義侠」の長期熟成酒は初めて。

 しかも、兵庫県特A地区産の山田錦にこだわる「義侠」が、地元産の若水を使用。

 これは気になるお酒ですね〜!


 無色透明ビンだからこそよく見える、キレイなコハク色、アメ色。 お米の香りに、レーズン様の熟成香が重なる、おだやかな香り。

 しっとりとなめらかな口当たりで、落ち着き払った、静かな印象。

 酸と旨味のバランスが良いのか、突出した個性はなく、おとなしささえ感じる。 じっくりと集中して、味の要素を感じ取りたくなる、奥深いお酒だ。



【愛知県愛西市(海部郡佐屋町) 山忠本家酒造】 純米酒(生詰、原酒)
 720ml:2762(2900)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:若水(愛知県産)   精米歩合:60%


「義侠」の過去の記事
「義侠 純米生原酒60% 五百万石 滓がらみ」(2009年04月
「義侠 特別純米原酒」(2011年05月
「義侠 縁(えにし) 特別純米酒」(2004年02月
「義侠 游(あそび) 純米吟醸」(2004年06月

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伊予加儀屋 純米 無濾過生詰原酒 低温熟成 別囲い秋あがり2

賀儀屋 秋あがり 大森の「吟吟」にて飲む。

 「御代栄」の別銘柄、「伊予加儀屋」をいただきます。

 落ち着いた第一印象で、さわやかな果実香がかすかにただよう。

 飲み口も静かで、そのぶん、じわじわと味が出てくる奥深さがある。


 インパクト・濃醇さはないので、個人的な好みとは異なる。

 もっとも、ひかえめでやさしい味わいのお酒を好む人にはピッタリ合うことでしょう。



【愛媛県西条市 成龍酒造】 純米酒(無濾過、生詰、原酒)
 1800ml:2600(2730)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:松山三井(愛媛県産)   精米歩合:60%
 酵母:EK-1(愛媛酵母)   酸度:1.6   アミノ酸度:1.3

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2012年10月10日

秋鹿 純米吟醸 阿波山田錦 ひやおろし3

秋鹿 純米吟醸 ひやおろし 池袋東武における「全量純米蔵を目指す会」の試飲販売で試飲・購入。

 毎回のことながら、この試飲販売は非常に興味深い。

 各蔵が、阿波産の山田錦を60%に精米してつくったお酒を持ち寄る。

 全商品が同価格という試飲販売はめずらしい。

 ただ、統一規格といいながら、60%精米のお酒をどう位置づけるかは、統一されていないみたい。

 純米酒なのか、特別純米酒なのか、純米吟醸酒なのか。 蔵によって呼び方が異なる。 酒母も、速醸なのか生もと・山廃なのかは自由。


 今回購入した「秋鹿 ひやおろし」は純米吟醸を名乗っている。

 たしかに、精米歩合80%や70%といった純米酒を多種つくる「秋鹿」にとっては、60%は十分にぜいたくな純米吟醸だ。



 今日はToshiの47歳の誕生日。 おめでとうー!!

 そんな特別な、そして涼しい今夜は、「秋鹿 ひやおろし」を燗でいただきます。


 自家栽培米をはじめ地元能勢産の山田錦・雄町を使う「秋鹿」としては、きわめて例外的な、阿波産の山田錦を使用したお酒。

 そんなこともあってか、「秋鹿」特有のリンゴ様の香りは少なめ。 それでも、いかにも酸っぱそうな、酸味を想起させるニュアンスがある。

 強烈な酸をまろやかで落ち着いた旨味がコーティングして、なめらかな飲み口。

 酸味と旨味が高レベルでつりあう濃醇なお酒ながら、シャープな味わいなので、幅・太さ・重さは感じさせない。

 いかにも「秋鹿」らしい個性で、好み!



【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 純米吟醸(生詰)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(徳島県阿波産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号   酸度:2.6   アミノ酸度:1.6


「秋鹿」の過去の記事
「秋鹿 純米大吟醸 無濾過原酒 一貫造り 嘉村壱號田」
 (↑2004BY(2010年03月)、2002BY(2007年03月
   2001BY(2004年11月05月
「秋鹿 純米大吟醸 袋吊雫 生 奥鹿之助」(2007年10月
「秋鹿 純米大吟醸 生原酒 速醸もと 七號酵母」(2010年05月
「秋鹿 純米大吟醸 無濾過生原酒 弐引滓酒」(2012年08月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2011年11月01月2009年05月2006年11月2004年02月
   2003年10月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2012年08月2010年09月02月2008年08月05月
   2007年11月2005年09月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過原酒」
 (↑2009年03月2007年05月2004年04月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過生原酒」(2006年04月

「奥鹿 山廃純米吟醸」
 (↑2005BY:2011年01月、2006BY:2011年01月
「奥鹿 生もと純米生原酒」(2011年03月
「奥鹿 生もと純米原酒」(2011年08月
「奥鹿 速醸 純米無濾過原酒」(2011年11月

「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 槽搾直汲 七号酵母」
 (↑2010年06月2009年09月2007年09月05月04月03月
   2005年03月
「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過原酒 七号酵母」(2010年04月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過生原酒 七号酵母」
 (↑2011年10月2010年11月03月2009年07月02月
「秋鹿 生もと純米 雄町 無濾過生原酒 七号酵母」(2012年07月
「秋鹿 生もと純米生原酒」(2009年03月
「秋鹿 純米吟醸 大辛口 無濾過生原酒」(2011年12月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過原酒 七号酵母」
 (↑2008年12月11月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 超辛口」
 (↑2011年02月2008年01月2007年02月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年03月2007年01月
「秋鹿 朴 特別純米無濾過生原酒 桶貯蔵常温熟成」(2009年03月
「秋鹿 特別純米 槽搾直汲 無濾過生原酒」(2008年03月
「秋鹿 純米無濾過生原酒」(2010年12月2009年02月
「秋鹿 純米吟醸 多酸古酒 1997BY 仕込第参拾弐號 槽口直汲 山田錦」(2010年06月
「秋鹿 純米吟醸 多酸酵母 1997BY」(2006年12月
「秋鹿 クレマンドノゼ 1998BY」(2006年12月
「秋鹿 霙もよう 純米吟醸にごり生酒」(2010年04月2005年03月
「秋鹿 純米酒 あらごし生酒」(2005年02月
「秋鹿 純米吟醸 阿波山田錦 ひやおろし」(2011年03月
「秋鹿 純米吟醸 能勢山田錦 ひやおろし」(2007年09月
「秋鹿 純米無濾過原酒 雄町 精米80%」(2007年07月
「秋鹿 純米無濾過原酒 山田錦 精米80%」
 (↑2012年08月2011年02月2010年11月03月

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2012年09月26日

萩の鶴 山廃純米酒 ひやおろし3

萩の鶴 山廃 ひやおろし 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 「風の森」と「萩の鶴」を飲みくらべ。

 「萩の鶴」といえば、1979年生まれと若いながらも、造り経験10年を超える佐藤曜平杜氏が醸すお酒。

 落ち着いた飲み口のなかにキレイな酸が活きた、素朴な味わいが魅力だ。

 こちらも冷温でいただきます。

 涼やかな香りで、ほのかにヨーグルト様の乳酸の香りも含まれている。 

 今日飲んできたお酒たちのなかで、もっともお米らしさを感じさせる味わい。 思わずその魅力から、他のお酒と交えずに、このお酒単独で淡々と味わってしまった。

 派手さのない、静かな飲み口だからこそ、おだやかな旨味とキレイな酸がじっくりと堪能できる。

 ひとくくりにするのは難しいけれど、東北らしい朴訥なやさしさが感じられるお酒だ。



【宮城県栗原市 萩野酒造】 純米酒(山廃、生詰)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1313)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:蔵の華(宮城県産)   精米歩合:60%
 酸度:1.8


「萩の鶴」「日輪田」の過去の記事
「萩の鶴 純米大吟醸 雄町 1996BY(H8BY)」(2011年01月
「萩の鶴 純米酒 ひやおろし 雄町」(2008年10月
「日輪田 山廃純米酒 ひやおろし 蔵の華」(2010年10月
「日輪田 純米酒 山田錦」(2009年01月
「日輪田 純米酒 美山錦」(2010年06月

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2012年09月12日

出雲富士 純米吟醸 無濾過生原酒 改良雄町 / 出雲富士 純米ひやおろし 秋雲2

出雲富士 改良雄町出雲富士 秋雲 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 島根の「出雲富士」を2種類、飲みくらべ。

 純米吟醸の生酒と、純米の火入れ酒だから、ずいぶん違うだろうなあ。


 まずは、純米吟醸の生から。

 酸味を想起させる果実香ではなく、花を思わせるふんわりとやわらかい、華やかな香り。

 生酒らしい麹の香りもあってさわやか。 ほどよい旨味・酸味が活躍するバランス型のお酒だ。

 ただ、個人的にはちょっと香りが強くて飲みづらいかな。


 次は火入れの純米酒。

 ミネラルを感じる硬質な口当たりで、落ち着いた味わい。 ただ、それほど個性や魅力を感じられず、普通の純米酒といった印象。

 さっきまで飲んだお酒や同時に飲んでいるお酒が、無濾過の生原酒だったことも影響していると思う。 もう少し温度を上げたほうが魅力を発揮できるのかもしれない。



【島根県出雲市 富士酒造
「出雲富士 純米吟醸 無濾過生原酒 改良雄町」
 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 好み度:2(★★)
 1800ml:2838(2980)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+1
 原料米:(麹米・掛米)改良雄町、(酒母米)山田錦
 精米歩合:55%   酵母:1.7

「出雲富士 純米ひやおろし 秋雲」
 純米酒(生詰)
 好み度:1(★)
 1800ml:2467(2590)円   720ml:1314(1380)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:70%
 酸度:1.8


「出雲富士」の過去の記事
「出雲富士 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦」(2011年06月

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2012年09月02日

白露垂珠 純米無濾過 ミラクル77 2010(H22)BY2

白露垂珠 ミラクル77 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 ついつい発見すると飲みたくなる、低精白のお酒。

 個人的に低精白のお酒は、大吟醸以上に、蔵の個性・力量が出るお酒だと思っている。

 お米をけずりまくる大吟醸と、あまりけずらない低精白酒。

 両者はお米のけずりを見れば対照的だが、下手すれば余計な味が出てしまうというつくりの難しさでは同じ。

 むしろ個性が存分に現れるという点で、味を削ぎ落としてゆく大吟醸以上に、飲みやすさに差が生まれやすく、好き嫌いも分かれやすい。


 軟水でキレイな酒質の「白露垂珠」が、どんな低精白酒を生んだのか。 これは気になる!


 冷温でいただきます。

 落ち着いた香りに、しっとりと粘度を感じるほどなめらかな口当たり。 そのわりに甘味は切れていて、軽やかに流れはじめる。

 中盤から良くも悪くも泥臭い、独特の旨味が現れる。 「白露垂珠」でも、無骨な感じが出るんですね。

 ただ、あくまでキレイな酒質を保っているところが「白露垂珠」らしい。 低精白なのに透明感すら感じる。 蔵元がミラクルなお酒と表現した理由がうかがえる。


 ただ、短所をおさえるために、長所まで押さえている印象も受ける。 個性を活かした「ヤマサン正宗 精米歩合92%」のほうが好みかな。



【山形県鶴岡市羽黒町 竹の露】 純米酒(無濾過、生詰)
 1800ml:2000(2100)円
 アルコール度数:15.0   日本酒度:+4
 原料米:出羽の里(山形県産)   精米歩合:77%
 酸度:1.1


「白露垂珠」の過去の記事
「白露垂珠 純米吟醸 無濾過生 寒造り新酒」(2010年03月

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冩樂(写楽) 純愛仕込 純米酒

写楽 純米酒 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 今日は池袋付近のホテルで立食パーティー。 会終了後、やっぱり日本酒が飲みたいということで、「希紡庵」へ。

 今日の最初は福島の「写楽」。

 1976年生まれの若き蔵元が、酒米栽培からたずさわり、杜氏も兼務するという熱心さに惹かれ、以前から飲んでみたいと思っていた蔵だ。

 うれしいことに、機会に恵まれました。

 廃業した蔵から「写楽」の銘柄を継承し、2008年から宮泉銘醸が「写楽」を販売開始したとのこと。 廃業した蔵から伝統の銘柄を受け継ぎ、2007年に新規創業した埼玉「鏡山」にも似ていますね。


 さて、冷えた状態でいただきます。

 梨のような香りに、みずみずしさ・清涼感・甘味・苦味を想像する。 若いからか、冷えた状態だからか、ボリュームは小さめで、淡麗な味わい。

 香りも酸もキレイで、上品な純米酒といった印象。 もしかしたら常温〜ぬる燗で活きるのかもしれない。


 異端・豪快な作風、正体不明。 彗星のごとく現れ、短期間に数々の名作を残して姿を消した、「謎の浮世絵師」東洲斎写楽に対する先入観が強すぎるからだろうか。 それほどのインパクトは受けなかった。



【福島県会津若松市 宮泉銘醸】 純米酒(生詰)
 1800ml:2200(2310)円   720ml:1100(1155)円
 アルコール度数:16.1   日本酒度:+2
 原料米:夢の香(会津若松市湊町産、蔵元・蔵人栽培)
 精米歩合:60%   酸度:1.4

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2012年07月15日

飛露喜 吟醸 生詰

飛露喜 吟醸 地元の居酒屋さんにて飲む。

 東北のお酒を数々そろえるお店で、久しぶりの飲み会。 今回が初というメンバーたちもいて、楽しい会になった。

 お酒メニューのうち、福島「飛露喜」が特別純米から吟醸に変更になった。

 おー、「飛露喜」の吟醸は飲んだことがない。 さっそく飲んでみよう!


 酸味を想起させる、リンゴ・さくらんぼ様のさわやかな吟醸香。 ふだん香りの少ないお酒ばかり飲んでいるから、この香りは印象的。

 やさしい甘味を帯びたスムーズな口当たり。 含み香も豊か。 かわいらしい酸味が顔を出して、アクセントとなっている。

 軽い味わいの香り酒で、酸が弱いぶん甘味が残る印象。 これを「飲みごたえがある」と感じるか、「切れが弱く重い」と感じるかは、好みの世界。

 個人的には、山形「十四代」ほどではないけれど、香りと甘味がクドイように感じられて、飲みづらい。


 ふだん日本酒を飲まないメンバーたちからは、「白ワインみたい」、「飲みやすい」と好評。 こちらの感想のほうが、一般的かもしれない。



【福島県河沼郡会津坂下町 廣木酒造本店】 吟醸酒(生詰)
 1800ml:2850(2992)円
 アルコール度数:16.1   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)五百万石   精米歩合:50%
 酸度:1.4


「飛露喜」「泉川」の過去の記事
「飛露喜 特別純米 無濾過生原酒」(2010年02月2005年05月
「飛露喜 特別純米 無濾過生詰」(2007年03月

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2012年05月29日

福小町 秋田杜氏 純米吟醸 原酒 無圧汲み出し2

福小町 秋田杜氏 純米吟醸 無圧汲み出し 池袋西武で試飲・購入。

 サラリと軽い飲み口の秋田「福小町」。

 たびたび試飲販売で池袋西武に来店するものの、そのあっさりとした酒質は、個人的な好みとは合わなかった。

 ところが、今回の「福小町 秋田杜氏 純米吟醸 原酒 無圧汲み出し」は、飲みごたえがあって好みだったので購入。

 このお酒は、しぼりたての新酒ながら、1回火入れしてからの出荷。 1月に発売される、限定2000本のお酒とのこと。

 あまり聞きなれない、無圧汲み出しという言葉は、機械しぼりの最初に、無理に圧力をかけずに自然としたたり出た部分を集めたものらしい。

 まずは冷やしていただきます。

 白玉粉のようなやさしい香りが主体。

 甘さひかえめの、スマートで落ち着いた飲み口。 さわやかな苦味もお酒を引き締めている。

 ボリュームは淡麗〜中庸ながら、原酒らしい飲みごたえも感じられる。

 温度が上がって常温に近づいてゆくと、お米らしい旨味とさわやかな酸味が引き立つ。 吟醸酒よりも純米酒に近いタイプの純米吟醸だ。

 ただ、常温近くで余韻にさわやかな吟醸香が感じられるようになり、吟醸らしさも持ち合わせている。

 冷やすより、ある程度ぬるめの方が魅力を堪能できる。

 唯一無二の個性ではないものの、逆に、スタンダードなお酒としての完成度の高さを感じさせる。

 このことは、力強いお酒を好む人、さわやかなお酒を好む人、どちらにも好評だったことからもうかがえる。



【秋田県湯沢市 木村酒造】 純米吟醸(無濾過、生詰、原酒)
 720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4.5
 原料米:美山錦(秋田県産)   精米歩合:58%
 酵母:協会1801号   酸度:1.6   アミノ酸度:1.2


「福小町」「秋田杜氏」の過去の記事
「福小町 純米生原酒」(2009年07月試飲
「福小町 純米酒」(2009年07月試飲
「福小町 純米吟醸生原酒」(2009年07月試飲
「福小町 純米吟醸」(2009年07月試飲
「福小町 大吟醸」(2009年07月試飲
「福小町 純米大吟醸 亀の尾」(2009年07月試飲
「福小町 純米大吟醸 三年熟成 改良信交」(2009年07月試飲

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2012年03月24日

南部美人 純米吟醸 心白3

南部美人 心白 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 オープンケースのなかに、一見、どこの蔵なのかわからないデザインのラベルを発見。

 なんと、「南部美人」だった。

 好きな「南部美人」の、初めて見る商品だったので、迷わず購入!

 では、まずは冷温で飲んでみよう。

 洋梨・マンゴーのような苦味を想起させる香りで、トロピカルなイメージ。

 マスカットやリンゴのような、典型的な吟醸香も感じられる。 派手ではないけれど、印象的な香り。

 埼玉中の蔵が集まる試飲会で経験していた、埼玉県開発の吟醸酵母にも似た雰囲気だ。

 お米らしい旨味が主体の軽やかな味わいで、サラサラとした感触。 強い個性が前面に出るといったタイプではなく、味わいの整ったタイプ。

 さわやかな香り、軽やかな苦味・旨味は「篠峯 八反」にも似ている。


 温度が上がるごとに、ドライな雰囲気になる。 ラムネ菓子のような風味が出てきて、「秋鹿 大辛口」にも少し似てくる。

 余韻はリンゴ・お米を思わせる香りが豊かに広がる。 しっかり飲みごたえがあって、好み〜。


【岩手県二戸市 南部美人】 純米吟醸(無濾過、生詰)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1619(1700)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(兵庫県産)   精米歩合:50%
 酸度:1.6


「南部美人」の過去の記事
「南部美人 特別純米 無濾過生原酒 赤(紅)ラベル」(2010年03月
「南部美人 特別純米 無濾過生酒 白ラベル」(2010年03月
「南部美人 特別純米 無濾過生原酒 仕込み54号」(2004年03月
「南部美人 特別純米酒」(2011年06月
「南部美人 純米吟醸 ひやおろし無濾過生詰原酒」(2006年09月
「南部美人 純米吟醸 生」(2008年09月
「南部美人 純米吟醸」(2004年02月
「南部美人 ALL KOJI」(2005年07月
「南部美人 全麹 木桶仕込み」(2004年11月

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