発泡

2014年08月22日

天の戸 SILKY(シルキー) 絹にごり 特別純米生 白麹仕込み2

天の戸 SILKY 池袋東武で試飲・購入。

 全量純米蔵になるだけでなく、新商品の開発にも余念がない「天の戸」。

 以前、黒麹をつかったお酒を飲んだけれど、今回は白麹をつかったお酒。 数年前に登場した商品のようです。

 清掃、時期、つくり方。

 焼酎(泡盛含む)用の黒麹・白麹は、清酒用の黄麹とは性質がちがうので、いつも以上に麹室で気をつかったのでは。

 そんなつくりに関する素人的な心配はさておき、飲む際には、発泡性のにごり酒という点でも特徴的です。



 噴きこぼれないようによく冷やし、注意しながら開栓し、冷温でいただきます。

 ビン内で2次発酵して生まれた元気な炭酸がお酒を撹拌して、うっすらにごる。 泡がはじけるたびにお米の香りが広がる。

 甘味・旨味のやさしさもさることながら、シュワシュワの炭酸の刺激とレモン様の強い酸味が爽快。

 典型的な日本酒の主役であるコハク酸よりも、乳酸やクエン酸の存在を強く感じる、おもしろい味わい。



 夏用という蔵の位置づけも納得の、さわやかなお酒です。

 後日、炭酸が抜けた後に飲んだところ、にごり部分の旨味・苦味が少し重たく感じられました。 燗にして楽しめたけれど、あくまで救済措置。

 乾杯用のお酒として開栓し、炭酸が元気なうちに複数人で飲みきるのが良いかなと思います。



【秋田県横手市平鹿町 浅舞酒造】 特別純米酒(無濾過、生)
 720ml:1,600(1,728)円   300ml:571(617)円
 アルコール度数:15.2   日本酒度:-2
 原料米:星あかり(秋田県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会7号


「天の戸」の過去の記事
「天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 無濾過」
 (↑2008年02月2007年01月2004年01月
「天の戸 美稲(うましね) 特別純米酒 無濾過生原酒」(2005年04月
「天の戸 美稲(うましね) 八〇(はちまる、80) 純米無濾過生原酒」
 (↑2009年05月
「天の戸 美稲(うましね) 八〇(はちまる、80) 純米無濾過」
 (↑2011年11月2010年12月2008年11月
「天の戸 醇辛 純米無濾過」(2006年07月
「天の戸 醇辛 純米酒 生」(2004年04月
「天の戸 五風十雨 純米吟醸 熟成生酒」(2006年08月
「天の戸 純米吟醸 亀の尾仕込み 袋つり生原酒(雫)」
 (↑2014年08月、2012年12月03月2008年05月2005年04月
「天の戸 シュワ・トロ 発泡白酒」(2008年08月

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2014年01月12日

雁木 純米大吟醸 スパークリング 活性にごり生原酒3

雁木 純米大吟醸 スパークリング 池袋西武で見かけて購入。

 祖父母の家にて飲む。

 新年会を兼ねた祖父の叙勲祝賀会が無事に終了。 直系の親族たち10人で急きょ打ち上げをすることに。

 いったん帰宅して、お祝いの日に合うお酒をチョイス。

 お祝いの日ということで、明るく元気なイメージの「雁木 スパークリング」。


 冷やしてから慎重に開栓して、いざ乾杯!

 軽いにごり具合で、炭酸が弾けるたびに吟醸香とお米の香りが広がる。

 この華やかな吟醸香と落ち着いたお米の香りのバランスが、純米大吟醸のにごり酒の魅力。

 炭酸の刺激を受け止めるやさしい甘味も上品。


 発泡性のにごり酒からイメージする豪快さではなく、奥ゆかしさを感じるお酒。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−12
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:50%


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2013年12月2012年10月2011年11月
「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2013年12月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2014年01月02日

七本鎗 純米 冬季限定 活性にごり酒3

七本鎗 純米活性にごり 生 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で見かけて購入。

 大好きな箱根駅伝を見ながら大好きなお酒を飲む。 毎年恒例の至福のひとときです。


 約2年ぶりに出会った「七本鎗 活性にごり」。

 フタにガス抜きの穴が開けられているおかげで、それほど手こずらずに開栓できた。

 それでも、開栓と同時に炭酸が湧き上がる。 今シーズンのお酒も元気ですね〜!


 炭酸のいきおいで対流して中身が混ざってしまう前に、上澄みを救出。 まずは上澄みを冷温でいただきます。

 鮮烈な酸味と元気な炭酸が活躍して、非常にさわやかな味わい。 荒削りで勢いのあるパフォーマンスは、今の季節ならではの魅力。


 にごり部分を混ぜるて飲むと、ガラッとイメージが変わる。 甘味・旨味が加わって厚みが増し、クリーミーな飲み口になる。

 さらに、にごり酒を燗にすると、旨味たっぷりの充実の味わいになる。 ドライな一面も出てきて、にごり酒の燗の力強さを存分に堪能できる。


 さまざまな表情が楽しめる、うれしいお酒。 さすが「七本鎗」です。



【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造
 純米酒(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町もりかわ農場産、低農薬栽培)
 精米歩合:60%
 酵母:協会1401号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 活性にごり酒」(2012年01月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2012年01月2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米 原酒」(2009年09月
「七本鎗 純米80%精米」(2012年08月2010年11月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 玉栄 14号酵母」(2012年11月2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2013年09月01日

三芳菊 微発泡にごり純米生酒 TAKE A WALK ON THE WILD SIDE2

三芳菊 スパークリング 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 パイナップルジュースのような、鮮烈な香りと酸味、濃厚な甘味という唯一無二の個性で輝く、徳島の「三芳菊」。

 スパークリングは、初めて見ました。

 きっと、あの香りと酸味がよりいっそう引き立つんだろうなあ。


 そんな期待をもって注文。

 グラスに注ぐと、微発泡とうたうだけあって、炭酸はおとなしめ。 にごり具合もうっすらと白くなる程度。

 この蔵のお酒らしい、パイナップル様の香りがさわやか。 甘酸っぱい味わいとやさしい炭酸の刺激が魅力的。

 日本酒に対する先入観・偏見を取り外してくれる、楽しいお酒。



 ただ、意外なことに、「三芳菊」の強烈な個性が少しおさえられている。

 にごっているせい? それとも炭酸のせい?

 もっともっと個性的で良いのに。 それが「三芳菊」の立ち位置だと思うので。



【徳島県三芳市池田町 三芳菊酒造】 純米酒(生、発泡、にごり)
 360ml:800(840)円
 アルコール度数:12.5
 原料米:雄町   精米歩合:60%
 酵母:徳島酵母


過去の「三芳菊」の記事
「三芳菊 特別純米辛口 福井五百万石」(2010年09月

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川中島 純米吟醸活性酒 ふわりん(Kawanakajima-Fuwarin)3

川中島 ふわりん 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 ひさしぶりの「川中島 ふわり粋酔」だ!

 と思ったら、「川中島 ふわりん」に名前が変わっている!?

 お店の方いわく、他の蔵が後から「ふわり」という名前のお酒を発売して、商標登録を済ませたとのこと。

 それでしかたなく名前を変更して、「川中島 ふわりん」になったわけですね。

 以前にも増してかわいい響きになりました。



 ビンがしっかり冷やされていて、難なく開栓。 さっそくいただきます。

 シュワシュワと小さな泡がはじけるたびに、桃のような甘く華やかな香りが広がる。

 やさしい甘味をキメ細かい炭酸が支えて、さわやかな飲みごこち。


 甘口酒を好むYさんにも気に入ってもらえたようです。



 日本酒よりもシャンパンに近い風味。

 アルファベットが羅列されたラベルにも、日本酒という先入観で飲まないようにという蔵元の気づかいが感じられます。



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 純米吟醸(発泡、にごり、生)
 500ml:1143(1200)円   300ml:666(700)円
 180ml:381(400)円
 アルコール度数:12.5
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:59%


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」(2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


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2013年08月21日

春鹿 発泡性純米酒 ときめき3

春鹿 ときめき 有楽町の東京フォーラム地下「」にて飲む。

 「宝」は、

 宮城「浦霞」、山形「大山」、栃木「開華」、岐阜「久寿玉」、京都「白嶺・酒呑童子」、奈良「春鹿」、岡山「嘉美心」、高知「司牡丹」、大分「西の関」

 の9蔵が共同して経営に参加しているお店。

 各蔵のお酒はもちろん、各蔵がある地域の郷土料理も楽しめるのが魅力。


 このお店・このお酒は、初めてスカイツリーに行った2012年10月以来、10か月ぶり。


 今日も軽食とともにサラリと「春鹿 ときめき」をいただきます。

 細かい炭酸がはじけるたびに、甘くさわやかな香りが広がる。 豊かな甘味から入り、強い酸味と炭酸がスッキリと締める。

 シャンパンのような味わいの低アルコール酒で、日本酒になじみのない人にも挑戦してもらいたい。


宝 つきだし
 ひとつひとつが、日本酒に合うように考えられています。

宝 カツオのたたき
 「司牡丹」のある高知県の名物、カツオの塩たたき。 このお店の大人気・定番メニューで、ついつい食べたくなります。

 この厚切りのカツオを豪快にほおばると、香ばしさが鼻を抜け、カツオの旨味が口中に広がります。


宝 出し巻き玉子
 こちらもビッグサイズの、出し巻き玉子。 玉子焼き、実にお酒に合います。

宝 奈良漬クリームチーズ
 「春鹿」のある奈良市の名物を利用した、奈良漬けクリームチーズ。

 「春鹿」+「春鹿」の酒粕+チーズ。 発酵トリオが深い味わいをつくり上げます。



【奈良県奈良市 今西清兵衛商店】 純米酒(発泡、にごり)
 300ml:520(546)円
 アルコール度数:6.5   日本酒度:−80
 原料米:日本晴   精米歩合:70%
 酸度:5.5   アミノ酸度:1.5


「春鹿」の過去の記事
「春鹿 山廃純米生原酒」
 (↑2007年05月2005年08月2004年08月02月)、2003年08月
「春鹿 しろみき 純米大吟醸 活性にごり酒」
 (↑2012年04月2010年08月2009年03月
「春鹿 木桶仕込み 山廃純米生原酒」(2011年09月2010年04月
「春鹿 木桶仕込み 純米吟醸生原酒」(2012年05月
「春鹿 木桶仕込み 特別純米生原酒」(2008年06月2006年10月
「春鹿 木桶仕込み 旨口四段仕込み 純米酒」(2010年04月
「春鹿 山廃純米超辛口 鬼斬」(2007年04月
「春鹿 純米 超辛口」(2009年08月
「春鹿 発泡性純米酒 ときめき」
 (↑2012年10月2009年08月2008年12月
「白滴 而妙酒 純米吟醸」(2012年04月
「ふたたび今西清兵衛商店を訪ねて」(2004年05月

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2013年07月31日

陸奥八仙 prototype 2013 試験醸造酒

陸奥八仙 プロトタイプ2013 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 「裏や」は発泡タイプの日本酒も充実していて、シュワシュワのお酒が好きなよっしんにとっては非常にありがたいお店。

 今夜は、そんな充実のメニューから選んだ青森「陸奥八仙 プロトタイプ」で乾杯です。


 表裏のラベルにそれぞれ示されたように、「陸奥八仙」の試験醸造酒。

 甘口・微発泡タイプの低アルコール純米酒で、乾杯に最適。 日本酒を飲みなれないYさんにとっても、良い導入になりました。



 グラスから立ちのぼる甘い香り。 キメ細かい炭酸。 そして、この蔵のお酒らしい、麹の風味とキレイな酸味。

 それぞれが強烈な自己主張をせず、やさしい印象にまとまっている。



 そんなやさしい味わいが心と体をほどよく刺激して、食欲を引き出してくれます。

シマアジなめろう

 お通し(カニ乗せ冬瓜、鶏そぼろ乗せアスパラ)と、シマアジのなめろう。

 楽しい夜の始まりです。



【青森県八戸市 八戸酒造】 純米酒
 720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:13.0   日本酒度:−35
 原料米:まっしぐら(青森県産)   精米歩合:65%
 酸度:2.0


「陸奥八仙」の過去の記事
「陸奥八仙 黒ラベル 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み」
 (↑2012年04月
「陸奥八仙 赤ラベル 特別純米 無濾過生原酒」(2012年12月
「陸奥八仙 青ラベル 特別純米 無濾過生原酒 ふなざけ」
 (↑2013年01月2012年12月
「陸奥八仙 どぶろっく」(2012年12月

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2013年03月22日

白瀑 ど ピンク(Pink) 純米活性にごり生酒3

白瀑 どピンク 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で購入。

 2013年春。 例年より早い開花となったソメイヨシノ。

 そんな江戸生まれの白い桜ではなく、京都の八重紅しだれ桜のような、ピンク色に染まったお酒を発見。

 どぶろくを意識した活性(発泡)タイプのにごり酒、「白瀑 ど」シリーズの春バージョン。

 ピンク色になる赤色清酒酵母(協会10号酵母から派生)で醸したにごり酒で、その名も「ど ピンク」。

 春を連想させる色で、見るだけでウキウキしてきます。



 ビン内で発酵が続いている活性タイプ。 ガス抜きの穴が開けられているので、難なく開栓。

 炭酸が抜けてしまうのはもったいないという意見もあるかもしれないけれど、爆発や噴きこぼれを防ぐための、ありがたい心づかいですね。



白瀑 どピンクの色(上澄み)

 まずは、透明なうわずみをいただきます。

 うわずみもさりげなくピンク色。 バナナ様の香りがさわやか。

 予想外に甘くない! さわやかな酸味をシュワシュワの細かい炭酸がサポートして、スッキリした味わい。



白瀑 どピンクの色

 次に、にごり部分をまぜていただきます。

 にごり部分のおかげで、お米らしい香味が追加される。

 サラサラと、しっかり粒子を感じるほどのにごり具合。 その感触が、ドライなイメージにつながっている。

 白くにごった「白瀑 ど」と同様、奇をてらわない、甘さも酸もひかえめのスタンダードな純米酒。 この軽快さが東北のお酒らしさかもしれない。



 燗にすると、お酒に溶けていられない炭酸が大出現。

 炭酸の影響が少なくなったおかげか、甘味が引き出されたおかげか、少しザラついていたお酒がクリーミーな飲み口に変身。 これ、好み!



 温かい日はうわずみ、混ぜたお酒を冷温で。 花冷えの日は混ぜてから燗で。 いろんな飲み方ができる、楽しい花見酒ですね。



【秋田県山本郡八峰町 山本】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2476(2600)円   720ml:1238(1300)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:−10
 原料米:めんこいな(秋田県産)   精米歩合:65%
 酵母:赤色清酒酵母   酸度:2.0


「白瀑」「山本」の過去の記事
「山本 純米吟醸 生原酒 荒走り」(2013年01月
「白瀑 ど 純米にごり」(2012年01月

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2013年02月01日

竹葉 にごり酒2

竹葉 にごり酒 池袋西武で試飲・購入。

 1年に1回だけ池袋西武に来店する石川の「竹葉」。

 昨年(2012年)は試飲販売のタイミングを逃してしまったので、2年ぶりの再会になりました。

 来店していた蔵の方は、数馬嘉一郎さん。 なんと、26歳の蔵元(社長)とのこと。

 自分より若い蔵元(社長)に初めてお会いしました。 いつか来ると思っていたけれど、まさかこんなに早く来るとは。

 2011年6月1日、24歳の時に代表取締役(社長)に就任したとのこと。

 起業ではなく継受で社長となる24歳は、酒造界だけでなく、ほかの業界でも珍しいのでは?


 これからどんな酒質を追い求めて、どんな商品展開をしてゆくのか。 20代の着眼点・発想・行動力が、非常に楽しみです。

 まだ同業者に同世代がいない、先輩方から学ぶことが多いという、難しさはあると思いますが、応援します!



竹葉 にごり酒 今回購入したのは、普通酒のもろみを粗くしぼっただけの、活性タイプのにごり酒。

 ビン内にガスがたまって開栓時に噴きこぼれるのを防ぐため、栓にはガス抜きの穴が開けられています。

 ビン内では、にごり部分から炭酸の泡がポコポコと浮かんできて、元気いっぱい。

 念のため、しっかり冷やして、じっくり開栓。 穴からガスが抜けていたおかげで、それほど苦戦せずに開きました。

 まずは上澄みをいただきます。

竹葉 にごり酒の上澄み

 フレッシュでさわやかな酸味・甘味に加え、粒の大きい元気な炭酸が大活躍。

 アルコール添加による化学的な香味は、苦手・敏感なよっしんでもほとんど気にならないほど目立たない。



 次に、にごり部分を混ぜていただきます。

 ザラついた感触のない、トロリと濃厚な口当たり。 お米のストレートな味と、やさしい甘味が加わって、味わいに厚みが増す。


 これ、本当に普通酒なんですか?

 さわやかで、飲みごたえもあって、そしてリーズナブル。 うーん、すばらしいコストパフォーマンスです。



【石川県鳳珠郡能登町 数馬酒造】 普通酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:1950(2048)円   720ml:970(1019)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:五百万石、一般米

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2013年01月09日

松竹梅白壁蔵 澪 スパークリング清酒2

松竹梅白壁蔵 澪 地元の居酒屋さんにて新年会。

 昨年秋に飲んだ「澪 スパークリング清酒」がある!

 前回の役割は食前酒。 今回の役割は締めの1杯。

 甘くさわやかな香りが、食欲ならぬ「飲みたい欲」をそそる。


 低アルコールの発泡清酒は、甘酸っぱいタイプのにごり酒がほとんど。

 しかし、この「澪」は澄んでいて、甘味もやや少なめ。

 そのぶん、元気な炭酸や強い酸味のおかげで、スッキリとした味わいになっている。


 そんな新感覚なお酒は、日本酒派の人にとっても、日本酒派でない人にとっても、どちらも新鮮な驚きが楽しめる。



【兵庫県神戸市東灘区 宝酒造灘工場】 純米酒(発泡)
 750ml:1130(1187)円   300ml:452(475)円
 アルコール度数:5.5   日本酒度:-70
 酸度:4.0


「松竹梅」「白壁蔵」の過去の記事
「松竹梅白壁蔵 生もと純米」(2011年08月
「松竹梅白壁蔵 但馬杜氏 三谷藤夫 山廃純米」
 (↑2011年08月2005年07月
「松竹梅白壁蔵 澪 スパークリング清酒」(2012年10月
「松竹梅 豪快 本醸造」(2012年12月

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2012年12月07日

陸奥八仙 青ラベル 特別純米 無濾過生原酒 ふなざけ / 陸奥八仙 どぶろっく 純米 活性にごり酒3

陸奥八仙 青ラベル ふなざけ陸奥八仙 どぶろっく 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 先日飲んだばかりの「陸奥八仙 赤ラベル」が好印象だったので、今夜は「陸奥八仙」を2種類いただきます。


 まずは青ラベルから。

 さわやかなリンゴ様の香り。 この香りは「陸奥八仙」に一貫した香りなのかな。

 炭酸と苦味の残るフレッシュな飲み口で、甘味とあいまってインパクト大。 濃密さと鮮烈さとが、ナイスバランス。

 「陸奥八仙」のほうが酸が少なめで甘味が強いイメージだけれど、「秋鹿 槽搾直汲」にも似た雰囲気がある。 好みです!


 次に、どぶろっく。

 お米らしい香りと、甘い果実香が交錯する。

 開栓して時間が経った状態なので、炭酸はほとんど残っていなかったけれど、若々しい苦味は健在。

 にごり部分が由来のサラサラとした口当たりで、香りの印象のわりに甘味はひかえめ。 酸味・苦味が活躍してスッキリした味わい。


 どちらも、さわやかで飲みごたえのある、最先端の酒質。 多くの日本酒初心者に受け入れられると思う。



【青森県八戸市 八戸酒造
「陸奥八仙 青ラベル 特別純米 無濾過生原酒 ふなざけ」
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2700(2835)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+2
 原料米:まっしぐら(青森県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会1001酵母   酸度:2.0

「陸奥八仙 どぶろっく 純米 活性にごり酒」
 純米酒(無濾過、生、原酒、活性にごり)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1100(1155)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:−14
 原料米:まっしぐら(青森県産)   精米歩合:69%
 酸度:1.9


「陸奥八仙」の過去の記事
「陸奥八仙 黒ラベル 純米吟醸 無濾過生原酒 直汲み」
 (↑2012年04月
「陸奥八仙 赤ラベル 特別純米 無濾過生原酒」(2012年12月

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一ノ蔵 すず音 発泡純米2

一ノ蔵 すず音 池袋東口南部の「一刻」にて飲む。

 今日は17時20分ごろに大きめの地震がありました。 ちょうどビル上層にいたので、よりいっそう強い揺れに感じました。

 その後、夕食を食べるために「一刻」へ。

 大学のサークルかな? 大きなブースでは大人数が宴会。 円卓では誕生日パーティー。

 アットホームな店内は、みんなで祝福の拍手。

 そんな楽しい雰囲気のなか、「一ノ蔵 すず音」で乾杯。


 キメ細かい炭酸がはじけるたびに、イチゴ様の甘くさわやかな香りが広がる。 甘味豊かで、酸味や炭酸がさわやかな印象にまとめ上げる。

 低アルコールなので、アルコールに弱い人でも飲みやすい。 乾杯用にピッタリの、明るいイメージのお酒。



【宮城県大崎市 一ノ蔵】 純米酒(発泡、にごり)
 300ml:700(735)円
 アルコール度数:5.0   日本酒度:−80
 原料米:トヨニシキ(宮城県産)   精米歩合:65%
 酸度:3.5   アミノ酸度:0.35


「一ノ蔵」の過去の記事
「一ノ蔵 燗上がり純米酒」(2007年01月
「一ノ蔵 特別純米酒 無濾過生原酒」(2005年12月
「一ノ蔵 特別純米酒 ひやおろし」(2012年03月
「一ノ蔵 特別純米原酒 杜氏の隠し酒」(2011年02月
「一ノ蔵 特別純米生原酒 にごり酒」(2006年12月
「一ノ蔵 リンゴ酸高生産性多酸酵母使用 純米大吟醸生原酒」
 (↑2010年08月
「一ノ蔵 すず音 発泡純米」(2007年09月2005年12月
「日本酒天国2007 東京大試飲会」(2007年10月

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2012年10月24日

春鹿 発泡性純米酒 ときめき3

カツオたたき、玉こんにゃく
 有楽町の東京フォーラム地下「」にて飲む。

 今日は快晴のなか、東京スカイツリー(展望台)、すみだ水族館へ。

 銀座の和酒バー「庫裏」でお酒を楽しんだ後、お腹にたまる食事をするために「宝」へ移動。

 宮城「浦霞」、山形「大山」、栃木「開華」、岐阜「久寿玉」、京都「白嶺・酒呑童子」、奈良「春鹿」、岡山「嘉美心」、高知「司牡丹」、大分「西の関」の9蔵が共同して経営に参加しているお店だ。

 各蔵のお酒はもちろん、各蔵がある地域の郷土料理も楽しめる。


 高知名物のカツオのたたき、山形名物の玉こんにゃくを食べながら、「春鹿 ときめき」をいただきます。


 細かい炭酸がはじけるたびに、甘くさわやかな香りが広がる。 豊かな甘味から入り、強い酸味と炭酸がスッキリと締める。

 低アルコールで、シャンパンのような味わいは、日本酒になじみのない人でも挑戦しやすい。 Yさんも気に入ったとのことで、ホッとしました。



【奈良県奈良市 今西清兵衛商店】 純米酒(発泡、にごり)
 300ml:520(546)円
 アルコール度数:6.5   日本酒度:−80
 原料米:日本晴   精米歩合:70%
 酸度:5.5   アミノ酸度:1.5


「春鹿」の過去の記事
「春鹿 山廃純米生原酒」
 (↑2007年05月2005年08月2004年08月02月)、2003年08月
「春鹿 しろみき 純米大吟醸 活性にごり酒」
 (↑2012年04月2010年08月2009年03月
「春鹿 木桶仕込み 山廃純米生原酒」(2011年09月2010年04月
「春鹿 木桶仕込み 純米吟醸生原酒」(2012年05月
「春鹿 木桶仕込み 特別純米生原酒」(2008年06月2006年10月
「春鹿 木桶仕込み 旨口四段仕込み 純米酒」(2010年04月
「春鹿 山廃純米超辛口 鬼斬」(2007年04月
「春鹿 純米 超辛口」(2009年08月
「春鹿 発泡性純米酒 ときめき」(2009年08月2008年12月
「白滴 而妙酒 純米吟醸」(2012年04月
「ふたたび今西清兵衛商店を訪ねて」(2004年05月

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2012年10月09日

松竹梅白壁蔵 澪 スパークリング清酒2

松竹梅 白壁蔵 澪 「ともる 池袋店」にて飲む。

 今夜は、「松竹梅白壁蔵 澪」からスタート。

 照明を落とした暗い店内での撮影だったので、写真ではずいぶん黒紫色になっているものの、実際には紺色の透明ビン。

 スパークリング清酒ということは、「一ノ蔵 すず音」や「春鹿 ときめき」を代表とする、うすにごりの甘いお酒なのかな。

 と思いきや、にごりのない透明なお酒で、深いシャンパングラスを上ってゆく元気な炭酸の泡たちがよく見える。


 炭酸がはじけることで、甘くさわやかな香りが広がる。 口当たりは意外と静かで、一瞬の間の後にやさしい甘味が感じられる。

 しかし、「一ノ蔵 すず音」や「春鹿 ときめき」よりも甘さはひかえめ。 落ち着いた味わいは、酸味の際立った「一ノ蔵 ひめぜん」とも異なる。


 飲みやすい低アルコールの発泡清酒としては、新たな境地を切り開いた存在かもしれない。



 調べてみたところ、水路や航跡を意味する「澪」は、炭酸の泡の跡をたとえているとのこと。 キレイな表現ですね。

 さらには、イタリア語「mio」(「私の」の意味)が込められていて、「私のお酒」として楽しんでもらう意味も含まれているという。

 そういえば、「Ci sono il mio orologio.」とか、男性名詞にかかるときはmioだった。 ・・・大丈夫か、イタリア語選択者。


 澪という文字を見た瞬間に、レフティな自分にピッタリな名前だなと思ったよっしんでした。



【兵庫県神戸市東灘区 宝酒造灘工場】 純米酒(発泡)
 750ml:1130(1187)円   300ml:452(475)円
 アルコール度数:5.5   日本酒度:-70
 酸度:4.0


「松竹梅」「白壁蔵」の過去の記事
「松竹梅白壁蔵 生もと純米」(2011年08月
「松竹梅白壁蔵 但馬杜氏 三谷藤夫 山廃純米」
 (↑2011年08月2005年07月

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2012年09月12日

角右衛門 特別純米 別誂

福小町 角右衛門 活性にごり 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 よっしんより少し先に入店した方が、活性にごり酒の「角右衛門 特別純米 別誂」からスタートする。

 開栓直後の炭酸の元気な状態を見逃すなんて、もったいない!

 ということで、ご一緒させていただきます。

 「角右衛門」は、「福小町」「秋田杜氏」の銘柄で知られる木村酒造のお酒。


 米粉・モチのような香りのなかに、かすかに桃のような果実香が含まれている。

 濃くにごった見た目からは濃厚そうな味わいを連想するが、実際はこの蔵らしい酸の少ない淡麗タイプ。

 元気な炭酸も、軽快・爽快な飲み口に一役買っている。


 落ち着いた香味で、サラサラと粒子を感じる口当たりと炭酸が、ドライな印象に仕上げている。

 味わいのバラエティ・起伏ともに乏しいところが少し残念。 ただ、淡麗辛口酒ファンにはピッタリの活性にごり酒かもしれない。



【秋田県湯沢市 木村酒造】 特別純米酒(無濾過)
 720ml:(1365)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+2.5
 原料米:(秋田県産)   精米歩合:55%
 酵母:協会1801号   酸度:1.3


「福小町」「秋田杜氏」の過去の記事
「福小町 秋田杜氏 純米吟醸 原酒 無圧汲み出し」(2012年05月
「福小町 純米生原酒」(2009年07月試飲
「福小町 純米酒」(2009年07月試飲
「福小町 純米吟醸生原酒」(2009年07月試飲
「福小町 純米吟醸」(2009年07月試飲
「福小町 大吟醸」(2009年07月試飲
「福小町 純米大吟醸 亀の尾」(2009年07月試飲
「福小町 純米大吟醸 三年熟成 改良信交」(2009年07月試飲

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2012年08月26日

豊の梅 純米吟醸 活性うすにごり いとをかし2

豊の梅 いとおかし 池袋東武で試飲・購入。

 ちょっとしたアクシデントがきっかけで誕生した「豊の梅 おかし!!な濁り酒 純米生」が、好評により定番商品化!

 その名も、いとをかし。

 試作品名から「おかし」を引き継ぎ、さらにみやびな名前に。

 淡麗と称される高知県のお酒を代表する「豊の梅」。 華やかな香りと炭酸の刺激が楽しめるこのお酒も、やはり甘味をおさえたスッキリとした味わい。

 炭酸の元気なうちに飲んでほしいということから、飲みきりサイズでの発売。 良いですね〜!


 ラベルに微発泡と書いてあるとおり、開栓はスムーズ。 グラスに注ぐと大粒の炭酸が現れて、意外と元気。

 うっすらとにごったお酒からは、炭酸がはじけるたびに、パイナップル・リンゴを思わせる華やかな香りが広がる。

 含み香も同様に華やかで、やさしい甘味を上回る酸味が印象的。 そのわりに淡麗型の酒質で、水のやわらかさが感じられる。 このバランスも不思議だ。


 個人的にはちょっと香りが派手で苦手。 ただ、香りさえ気にならなければ、飲みやすいタイプだから多くの人に受け入れられると思う。



【高知県香南市赤岡町 高木酒造】 純米吟醸(生、にごり)
 500ml:1000(1050)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−7
 原料米:松山三井(愛媛県産)   精米歩合:60%
 酵母:高知酵母CEL24   酸度:2.3


「豊の梅」の過去の記事
「豊の梅 純米吟醸 無濾過生原酒 しずく酒」(2009年01月
「豊の梅 おかし!!な濁り酒 純米生」(2008年07月

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2012年07月11日

ミコツル(御湖鶴) あわあわ 純米活性にごり酒2

御湖鶴 あわあわ 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 夏でも熟成酒の燗酒を飲むよっしん。 でも、暑い日に飲む活性にごり酒も好き。

 ということで、「御湖鶴」の夏季限定のお酒を購入。

 「御湖鶴」は小さい蔵ながら、季節ごとにさまざまな商品を展開する。

 いや、小さい蔵だからこそ、量より質を追求し、個性的なお酒たちを生み出すことに集中できるのかもしれない。

 しっかり冷やしてから、注意して開栓。 少し時間はかかったものの、安全に開いた。

 粒の大きい、元気の良い炭酸がはじけるたびに、さわやかな柑橘系の香りが広がる。 にごりはそれほど濃くない。

 甘味はおさえられていて、活性にごり酒のなかでは軽快なタイプ。 「御湖鶴」らしい独特の酸味・苦味が感じられる、スッキリとした味わいだ。

 ただ、いつもの「御湖鶴」のラインナップとくらべると個性は弱く、そのぶんアルコールと炭酸の印象が強い。


 ベタつかないドライな飲み口が魅力だが、通常の日本酒と同等のアルコール度数なので、ビールやサワーのような飲み方は危険。

 食前酒にすると、食前に十分に酔ってしまう人が出るだろう。 食中酒とするには、もっと味があったほうが食事に合わせやすい。

 意外と扱いがむずかしいお酒かもしれない。



【長野県諏訪郡下諏訪町 菱友醸造】 純米酒(無濾過、生、にごり)
 375ml:648(680)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:±0
 原料米:ひとごこち(長野県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.8


「御湖鶴」の過去の記事
「御湖鶴 純米生原酒 おりがらみ 金紋錦」(2012年04月
「御湖鶴 生粋(なまいき) しぼりたて純米 生酒」(2011年12月
「御湖鶴 純米 活性にごり」(2012年01月
「御湖鶴 燗乃純米」(2011年10月
「御湖鶴 超辛純米酒 ひやおろし」(2011年09月
「御湖鶴 純米 山田錦 (青ラベル)(パールピンクラベル)」
 (↑2010年05月
「御湖鶴 純米吟醸 レトロ」(2010年12月
「長野の酒メッセ」(2009年05月2008年05月

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2012年01月31日

御湖鶴 純米 活性にごり3

御湖鶴 活性にごり 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 季節ごとに限定商品を購入している、最近のマイ・ブームの長野「御湖鶴」。

 今回も、新春限定の「御湖鶴 純米 活性にごり」を購入。 好きな蔵なら、知らないお酒も飲まずに買えるのです。

 ビン内でも発酵が続いている活性にごり酒ながら、ガス抜きの穴が開けられていない。 開栓時は噴きこぼれないように注意しないと。

 と思っていたら、たしかに噴き上がりそうな気配はあったものの、それほど困難もなく開栓できた。 しっかり冷やしておいたおかげかな。

 そして開栓直後、ビン内でいきおいよく炭酸が湧き上がった。 微炭酸ではなく、三ツ矢サイダーのような元気の良い炭酸だ。

 ただ、沈んでいたにごり部分は少なめなので、炭酸のいきおいで混ざってもうっすらとにごる程度。

 では、炭酸が元気なうちにいただきます。

 にごり部分の影響か、「御湖鶴」にしてはめずらしい、熟していないバナナのような香り。

 しだいに「御湖鶴」らしい柑橘系の香りと、塩気を感じさせるさわやかな苦味・酸味が感じられるようになる。

 色はうっすらとにごっているけれど、重たさのない、カルピスソーダより軽快な飲み口。 はじける炭酸と、しっかりとした酸の活躍が大きい。

 ドロッと濃厚な自己主張の強いにごり酒とは別系統の、食中酒向けのさわやかなお酒だ。


【長野県諏訪郡下諏訪町 菱友醸造】 純米酒(無濾過、生、にごり)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:65%
 酸度:1.7


「御湖鶴」の過去の記事
「御湖鶴 生粋(なまいき) しぼりたて純米 生酒」(2011年12月
「御湖鶴 燗乃純米」(2011年10月
「御湖鶴 超辛純米酒 ひやおろし」(2011年09月
「御湖鶴 純米 山田錦 (青ラベル)(パールピンクラベル)」
 (↑2010年05月
「御湖鶴 純米吟醸 レトロ」(2010年12月
「長野の酒メッセ」(2009年05月2008年05月

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2012年01月12日

七本鎗 純米 冬季限定 活性にごり酒 / 七本鎗 純米 冬季限定 搾りたて新酒 中取り3

七本鎗 純米酒 活性にごり七本鎗 純米酒 しぼりたて 今夜は「七本鎗」の新酒を2種類、飲みくらべ。

 「七本鎗 活性にごり」は、東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 「七本鎗 しぼりたて」は、池袋東武で購入。

 商品名といい、ビンといい、造りの仕様といい、そして「七本鎗」の蔵の小ささといい。 おそらく、2つは同じタンクで生まれたお酒だ。

 同じタンクで生まれた、にごり酒と、澄んだ中取り。 別々のお店に分かれた2つのお酒が、再会を果たした。


七本鎗、新酒2種類
 ビンのうしろから見ると、透明度のちがいがよくわかる。

 まずは、活性にごり酒から。 フタにガス抜きの穴が開けられているため、噴きこぼれることなくスムーズに開栓できた。

 開栓と同時に、ビン内の圧力が減って、隠れていた炭酸が湧き上がる。 炭酸の勢いで対流が起こり、にごり部分が自然と混ざる。

 開栓直後、にごり部分が混ざり始める前に、ほぼ透明な上澄みの部分をグラスに注ぐ。 グラスには炭酸がビッシリとついた。

 では、上澄みからいただきます。

 おー、酸っぱい! 仕込み期の酒蔵の香りに、炭酸の刺激がさわやか。 若々しい苦味・酸味が奔放にかけめぐる。

 にごり部分が自然と混ざったビン内から注ぎなおし、今度はにごり酒としていただきます。

 トロリとクリーミーな感触になり、甘味・旨味が加わって濃厚な味わいになる。 それでも、炭酸・酸味・苦味のおかげでさわやか。 実に濃醇で好み!


 次に、澄んだ中取りタイプをいただきます。

 苦味を想起させる香りがありながらも、香り・口当たりともに静かな印象。 しっとりとキメ細かい口当たりからも、しぼりたての新酒とは思えない落ち着きを感じる。

 まだ成長途上だと思うけれど、密度を感じる、張りのある飲み口。 展開・収束はスムーズながら、しっかりと飲みごたえがあって、こちらも好み。


 同じタンク、同じ仕込みで生まれたはずなのに、さわやかでヤンチャな活性にごり酒と、落ち着いて味をたたえる中取りと、個性はずいぶんと異なる。

 おもしろい体験ができて、しかも両方好みで、大満足!


【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造
「七本鎗 純米 冬季限定 活性にごり酒」
 純米酒(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、低農薬栽培)
 精米歩合:60%

「七本鎗 純米 冬季限定 搾りたて新酒 中取り」
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町「もりかわ農場」産、低農薬栽培)
 精米歩合:60%   酵母:協会1401号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米原酒」(2010年11月2009年09月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 14号酵母」(2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

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2011年08月13日

雁木 スパークリング3

雁木 スパークリング お盆に、祖父母の家に持参して飲む。

 まずは乾杯用に、「雁木 スパークリング」。

 このお酒は、蔵のラインナップでも異例の存在。

 「雁木」の八百新酒造はもともと入蔵が遅く、年明けから仕込みを開始する蔵。

 ところが、新商品「雁木 スパークリング」だけは、クリスマス・年末年始に合わせてフライングで仕込む。

 日本酒らしさを基調としながらも、やや甘め・うすにごりタイプにした、少し変化球・遊び心を取り入れた活性・発泡酒。

 スパークリングといっても、宮城「一ノ蔵 すず音」や奈良「春鹿 ときめき」といった低アルコール・超甘口・強酸タイプのお酒とはまたちがう。


 うっすらとにごったお酒の中に、やわらかく溶けて形を失った小さな米粒たちが見える。 バナナ様の、やわらかく華やかな香りが吟醸酒らしい。

 バナナ様の香りとともに、やさしい甘味から入る。 炭酸の刺激と、酸の存在のおかげで、甘口一辺倒にならにならない。

 甘いと思っても、次のひと口に進んでしまう、意外な軽さがある。 香味のさわやかさが成せる業だ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米吟醸(発泡、無濾過、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−12
 原料米:山田錦   精米歩合:50%
 酵母:山口酵母9H


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2011年04月28日

雁木 スパークリング

雁木 スパークリング 池袋東武の日本酒BAR「楽」にて飲む。 写真は家で飲んだ際に撮ったもの。

 久しぶりにセバさんと飲む機会ができた。

 池袋東武のお酒たちからリストがつくられる「楽」。 まずは「雁木 スパークリング」で乾杯だ。

 スパークリングといっても、宮城「一ノ蔵 すず音」や奈良「春鹿 ときめき」といった低アルコール・超甘口・強酸タイプのお酒ではない。

 あくまで、日本酒らしさを基調としている。

 うっすらとにごったお酒の中に、やわらかく溶けて形を失った小さな米粒たちが見える。 バナナ様の、やわらかく華やかな香りが吟醸酒らしい。

 バナナ様の香りとともに、やさしい甘味から入る。 炭酸の刺激と、酸の存在のおかげで、甘口一辺倒にならにならない。

 甘いと思っても、次のひと口に進んでしまう、意外な軽さがある。 香味のさわやかさが成せる業だ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米吟醸(発泡、無濾過、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−12
 原料米:山田錦   精米歩合:50%
 酵母:山口酵母9H


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
    2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」(2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

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2011年04月02日

花の舞 ぷちしゅわ日本酒 ちょびっと乾杯2

花の舞 ちょびっと乾杯 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」にて購入。

 今夜は地元の居酒屋さんで、おいしいお刺身たちを堪能。

 ただ、普通酒以外のお酒が「男山 生もと本醸造」しかないのが残念。 食事とお酒のそろったお店は少ないなあ。

 ということで、帰ってきてかるく一杯。

 以前買っておいた「花の舞 ちょびっと乾杯」の登場だ。


 「花の舞」というと、昔いただいた「花の舞 大吟醸 生」を思い出す。

 かなり愛を込めて書いたつもりで辛辣な記事になってしまったものの、日を空けて飲んだ残酒がコッテリしていて好みだったのが印象的だ。

 お米にも並々ならぬこだわりを持つだけに、香りを追わず、お米の味を出そうとすれば楽しみな蔵。


 さて、「一ノ蔵 すず音」と同様の製法の「花の舞 ちょびっと乾杯」。 キメ細かい炭酸のやさしい刺激と、豊かな甘味・酸味が楽しめる。

 「一ノ蔵 すず音」とくらべると、沈殿しているにごり部分が非常に少ないので、かなり澄んだ色・味わいで、そのぶん爽快。

 低アルコールでスイスイ飲めてしまうのが、かえって危ない? じゅうぶんに味が濃いので、お酒だけで堪能できる。 食後酒には最適だった。


【静岡県浜松市浜北区 花の舞酒造】 純米酒
 300ml:648(680)円
 アルコール度数:6.5%   日本酒度:−65
 原料米:山田錦(静岡県産)   精米歩合:65%
 酵母:協会9号   酸度:3.6〜4.2   アミノ酸度:0.4〜0.7


「花の舞」の過去の記事
「花の舞 大吟醸 生」(2006年10月

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2011年01月21日

るみ子の酒 特別純米 活性濁り生原酒3

妙の華 活性濁り 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 スーさんが年末に「妙の華・るみ子の酒・英」の森喜酒造を訪れたとのこと。

 スーさんが蔵で試飲して選んだお酒たちがそろい、今月の和浦酒場は森喜酒造特集。

 ということで、さわやかな「るみ子の酒 活性にごり」からスタートしよう!

 この「るみ子の酒 活性にごり」は、爆発するお酒として何度もテレビに登場し、話題になったお酒。

 酵素・酵母が活きているため、ビン内で発酵がすすんで炭酸が発生してゆく。 そのため、出荷から日数がたつとビン内のガス圧が高まって、開栓時に爆発する危険がある。

 4合ビンは、ガス抜き穴があってしかもスクリュー栓なので、少しずつガスを逃がしやすい。

 ところが、1升ビンはフタ式なので、一気に封を切るとフタが吹き飛んで、中身が大量に噴きこぼれてしまう。

 爆発する1升ビンの開栓方法は何種類かあるけれど、どれも時間・集中力が必要。 今回も、大変でしたね。


 さて、ビン内はもちろん開栓後も発酵を続けるわけだから、いつ飲むかで劇的に味が変化する「るみ子の酒 活性にごり」。 今回は残りわずかの状態だから、ずいぶん味が変化してるかな。

 では、燗でいただきます。

 仕込み年度もちがえば、環境・条件もちがうから、前に家で飲んだときとは当然ちがうお酒だ。

 麹の香りにつづいて塩気の強い味噌のような香りがあって、独特の刺激がある。 これは飲み手を選びそう。

 にごり部分も甘さひかえめで、強い酸味と爽快なキレが印象的。

 そうだ。 このお酒はもともと、森喜酒造のドライな純米酒だった。

 さわやかな香りを楽しむお酒というより、お米の旨味を引き出した味重視のお酒。 スモーキーな余韻も森喜酒造らしい。

 年内にしぼって、年明けに開栓。 そして何日も空気に触れていたから、これほど個性的な味になったんですね。

 おもしろい体験をしました。


【三重県伊賀市 森喜酒造】 純米吟醸(山廃)
 1800ml:2900(3045)円   720ml:1450(1522)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:山田錦・うこん錦(三重県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会6号


「妙の華(英・るみ子の酒)」の過去の記事
「妙の華 純米酒 きもと山田錦90% チャレンジ90 無濾過」
  あらばしり生原酒:第四章(2008年09月)、第三章(2006年05月)、
              第二章(2005年05月)
  火入れ・加水タイプ:第一章(2004年07月)

「妙の華 山廃純米吟醸 阿波山田錦」(2010年09月
「妙の華 特別純米 無濾過生原酒 備前雄町」
  山廃タイプ:2008年11月
  速醸タイプ:2007年04月2006年09月

「英(はなぶさ) 生もと 特別純米酒」(2010年07月
「英(はなぶさ) 山廃純米 無濾過あらばしり生原酒(白ラベル)」
  (2008年11月2007年06月
「英(はなぶさ) 特別純米酒 無濾過原酒(赤ラベル)」(2004年01月

「るみ子の酒(妙の華) 特別純米酒」
  6号酵母瓶火入れ:2009年09月2007年04月2006年11月
  6号酵母無濾過生:2007年09月
  7号酵母無濾過生原酒あらばしり:2005年12月
  9号酵母無濾過生原酒あらばしり:2008年07月(すっぴんるみ子)
  9号酵母瓶火入れ:2004年07月

「るみ子の酒 特別純米 活性濁り生原酒」(2008年05月爆発注意酒

「妙の華 特別純米酒 十年古酒」(2006年05月2005年06月

「伊賀の舞 純米酒 袋搾り無濾過生原酒 あらばしり 6号酵母」
  (2008年09月2007年05月
「伊賀の舞 純米無濾過 あらばしり生原酒 7号酵母」
  (2010年01月
「伊賀の舞 純米酒」(2009年10月

「どすこい誉 純米吟醸」
  (2009年02月[熟成]、2008年10月2007年04月2005年02月

「妙の華」「英(はなぶさ)」7種類試飲(2005年06月

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2011年01月01日

能代 吟醸純米 喜三郎の酒 笹にごり2

能代 喜三郎の酒 にごり 池袋東武で試飲・購入。

 新年に、祖父母の家にて飲む。 夕食の乾杯時に開栓。

 「バスケットボールの街」「製材都市」能代で醸される、その名も「能代」。

 国税庁の告示による特定名称「純米吟醸」でなく、あえて「吟醸純米」と表示しているのは、国家行政に屈しない反骨精神の表れでしょうか。

 廃線となった国鉄のトンネルでお酒を貯蔵する。 遠心分離機でお酒をしぼる。 といった独自のこだわりの一環かもしれない。

 さて、このお酒は、栓に「危険な酒」と書かれたシールが貼られているように、発泡性のあるにごり酒。

 噴きこぼれないように、開栓は慎重に。 と思ったら、すぐ開いた。

 開栓直前に冷凍庫に入れて冷やし、手を冷水で冷やし、極寒の部屋で開栓。 この作戦がみごと成功! みんなを待たせずに乾杯できた。

 いきおいよく湧き上がる炭酸で、底にあったにごり部分が対流して自然にまざる。 にごり部分が多かったので、グラスに注いでみるとしっかりと白い。

 オレンジ様のさわやかな香りで、元気な炭酸の刺激が魅力。 とろりと濃厚なにごり酒で、サラサラとした米粒の感触や甘味が楽しめる。

 お米の存在感があって、コクのある味わい。 常温に近づくと、ややモッタリした印象になる。

 冷やした状態で、炭酸が元気なうちに、みんなでサッと飲んでしまうのが良いかな。


【秋田県能代市 喜久水酒造】 純米吟醸(生、にごり)
 1800ml:4000(4200)円   720ml:2100(2205)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:±0
 原料米:華吹雪   精米歩合:55%
 酸度:1.7

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2010年08月14日

春鹿 しろみき 純米大吟醸 活性にごり酒3

春鹿 しろみき 池袋東武で試飲・購入。

 お盆ということで、祖父母の家に集まる。 今回、よっしんは「春鹿 しろみき」・「酔鯨 雄町」・「大七 熟成生」を持参。

 まずは食前酒・乾杯用に、「春鹿 しろみき」を開栓。

 5月の連休で集まったときに持参したのが「梅乃宿」。 そういえば偶然にも奈良つながりだ。

 この「春鹿 しろみき」は、人気商品「春鹿 純米大吟醸」になってゆく途中をビンに詰めた、発泡性のにごり酒。

 暑いなか運んでお酒が少し温まったため、祖父母の家に到着してすぐに冷蔵庫に入れた。 何度も噴きこぼれそうになりながらも、なんとか安全に開栓できた。

 泡がくっついて大きくなり、なかなか消えない。 蔵のタンクで発酵のピークをむかえたもろみのように、グラスの中でどんどんカサが大きくなってゆく。

 桃のような華やかな香りに、ふんわりと軽い、やさしい口当たり。 最初に現れる豊かな甘味が、インパクト大。

 洗練された純米大吟醸といことで、甘味だけが前面に出るというわけではなく、繊細な香味が息づいている。 そして炭酸の刺激が、全体の印象をひきしめている。

 時間を置いて分離するのを待ち、うわずみを飲んでみると、酸味・苦味がしっかり存在していることにも気づく。

 個性はもちろんちがうけれど、京都「月の桂 純米大吟醸にごり酒」と同様、生まれたて・シュワシュワの純米大吟醸が飲める貴重な商品。


【奈良県奈良市 今西清兵衛商店】 純米大吟醸(生、にごり)
 720ml:2100(2205)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦   精米歩合:50%
 酸度:1.3   アミノ酸度:1.4


「春鹿」の過去の記事
「春鹿 山廃純米生原酒」
 (↑2007年05月2005年08月2004年08月02月)、2003年08月
「春鹿 しろみき 純米大吟醸 活性にごり酒」(2009年03月
「春鹿 木桶仕込み 山廃純米生原酒」(2010年04月
「春鹿 木桶仕込み 特別純米生原酒」(2008年06月2006年10月
「春鹿 木桶仕込み 旨口四段仕込み 純米酒」(2010年04月
「春鹿 山廃純米超辛口 鬼斬」(2008年04月
「春鹿 純米 超辛口」(2009年08月
「春鹿 発泡性純米酒 ときめき」(2009年08月2008年12月
「ふたたび今西清兵衛商店を訪ねて」(2004年05月

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2010年08月03日

木戸泉 純米活性にごり3

木戸泉 にごり 池袋東武で試飲・購入。

 冷蔵庫で夏を待っていた「木戸泉 にごり」を開栓。

 「夏でも燗酒」を推奨・実践しているよっしんですが、最初の1杯は冷やした活性にごり酒を飲みたい日もあります。

 こんなに暑い夏ですから。

 ビールどころか、サイダーやコーラのような強炭酸飲料も飲まないよっしんにとって、爽快な炭酸飲料といえば活性にごり酒。

 ということで、冷蔵庫にしまってある数本の活性にごり酒の中から、「木戸泉」、キミに決めた!

 ゆっくり慎重に開栓して、ではいただきます!

 冷蔵庫で少しずつ成長・変化したはずだが、新春に生まれたこのお酒はまだまだフレッシュな香り。 ハーブを思わせるニュアンスがさわやか。

 にごり部分が多めで、お米の存在感があるものの、力強い酸と元気な炭酸の活躍で軽い印象も受ける。

 しっかり味があって、なおかつ切れる。 豪快な飲み口だ。 たまには、しっかり冷えたお酒も良いなあ。

 ちなみに、燗にしてふっくらと豊かな旨味を楽しめるのも、このお酒の魅力のひとつ。


【千葉県いすみ市大原 木戸泉酒造】 純米酒(山廃、無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+1
 原料米:華吹雪(青森県産、自然農法)・ササニシキ(宮城県産、自然農法)
 精米歩合:60%   酵母:協会7号   酸度:2.4


「木戸泉」の過去の記事
「木戸泉 初しぼり 本醸造無濾過生原酒」(2010年01月
  2009年08月01月2008年01月2005年12月01月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒」
 (↑2009年07月2008年06月
「木戸泉 白玉香 山廃純米無濾過生原酒 あらばしり」(2004年05月
「木戸泉 大原産山田錦 山廃純米無濾過 熟成生原酒」
 (↑2009年12月
「木戸泉 にごり酒 活性純米無濾過生原酒」
 (↑2009年02月2008年01月
「木戸泉 元日しぼり 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年01月2009年01月2008年01月2007年01月
「木戸泉 純米酒 自然舞 生」(2008年09月
「木戸泉 純米原酒」(2005年01月
「木戸泉 純米酒 醍醐」(2004年04月
「木戸泉 純米AFS 2006 生原酒」(2006年06月

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2010年04月11日

秋鹿 霙(みぞれ)もよう 純米吟醸にごり生酒3

秋鹿 霙もよう 山田錦 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 “大将”蔵ちゃんが「秋鹿 霙もよう 山田錦」を開栓。

 爆発する(噴きこぼれる)お酒だけれど、しっかり冷やしていたのと、経験・技術から、難なく開栓。

 さすがです! そして、開栓したての炭酸の元気な状態を飲ませていただいて、ありがとうございます!

 冷温・常温といった希望を伝えないかぎり、燗酒で提供する「和浦酒場」。 さすがに、この「秋鹿 霙もよう」は冷温での提供でした。

 さっそく、カウンターを中心に多くのお客さんが、開栓したての「秋鹿 霙もよう」を堪能する。

 はじける炭酸と一緒に、リンゴ・ハーブ様のさわやかな香りが広がる。 酸味・炭酸のおかげで、口当たりから爽快。

 かなり硬質でボリュームのあるお酒ながら、さわやかな香味が飲みやすさを演出している。

 これ、けっこう飲みづらいはずなのに、飲めてしまう。 こわいなあ。

 今回のお酒は山田錦バージョンだけれど、雄町バージョンもあるということを初めて聞いた。 両方を飲みくらべてみたいなあ。


【大阪府豊能郡能勢町 秋鹿酒造】 純米吟醸(生、にごり)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1650(1732)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+1
 原料米:山田錦(能勢町産)   精米歩合:60%
 酵母:協会901号   酸度:2.5   アミノ酸度:1.6


「秋鹿」の過去の記事
「秋鹿 純米大吟醸無濾過原酒 一貫造り 嘉村壱號田」
  ↑2004BY(2010年03月)、2002BY(2007年03月
   2001BY(2004年11月05月
「秋鹿 純米大吟醸 袋吊雫 生 奥鹿之助」(2007年10月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2009年05月2006年11月2004年02月2003年10月
「秋鹿 純米吟醸 無濾過生原酒 一貫造り もへじ」
 (↑2010年02月2008年08月05月2007年11月2005年09月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過原酒」
 (↑2009年03月2007年05月2004年04月
「秋鹿 山廃純米吟醸 無濾過生原酒」(2006年04月
「秋鹿 山廃特別純米酒 雄町 無濾過生原酒 槽搾直汲 七号酵母」
 (↑2009年09月2007年09月05月04月03月2005年03月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過生原酒 七号酵母」
 (↑2010年03月2009年07月02月
「秋鹿 山廃特別純米酒 山田錦 無濾過原酒 七号酵母」
 (↑2008年12月11月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 超辛口」(2008年01月2007年02月
「秋鹿 純米吟醸 槽搾直汲 無濾過生原酒」
 (↑2009年01月2008年03月2007年01月
「秋鹿 特別純米 槽搾直汲 無濾過生原酒」(2008年03月
「秋鹿 朴 特別純米無濾過生原酒 桶貯蔵常温熟成」(2009年03月
「秋鹿 生もと純米生原酒」(2009年03月
「秋鹿 特別純米無濾過生原酒」(2009年02月
「秋鹿 純米吟醸 多酸酵母 1997BY」(2006年12月
「秋鹿 クレマンドノゼ 1997BY」(2006年12月
「秋鹿 霙もよう 純米吟醸にごり生酒」(2005年03月
「秋鹿 純米酒 あらごし生酒」(2005年02月
「秋鹿 純米吟醸 ひやおろし」(2007年09月
「秋鹿 純米無濾過原酒 雄町 精米80%」(2007年07月
「秋鹿 純米無濾過原酒 山田錦 精米80%」(2010年03月

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2010年03月25日

月の桂 本醸造 にごり酒2

月の桂 本醸造にごり 京都駅の近鉄名店街(みやこみち)で購入。

 「あんじ」でおいしいお酒と食事を堪能した後は、宿で飲みなおし。 まだまだ飲めるよー。

 さっそく開栓。 ・・・って、うわーーーー!

 はっはっは。 油断してた。 みごとに4分の1(1合)くらい噴きこぼれました。

 京都・「あんじ」を堪能して高揚した気持ちが、最近活性にごりの開栓で失敗していないという油断を増大させたのかもしれない。

 飲んだら(運転手として)乗らない。 酔ったら(活性酒を)開けない!

 シュワシュワと元気な炭酸と、重量感・存在感あるにごり部分のクリーミーさが魅力。

 この重量感と、アルコールの目立ちかたが少し気になるけれど、爽快感がカバーしている。


【京都府京都市伏見区 増田?兵衞商店】 本醸造(生、にごり)
 1800ml:2330(2447)円   720ml:1165(1223)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:±0
 原料米:(麹米)五百万石(福井県産)、(掛米)日本晴(京都府産)
 精米歩合:(麹米)60%、(掛米)55%
 酸度:1.7   アミノ酸度:1.3


「月の桂」の過去の記事
「月の桂 京都祝米 純米大吟醸にごり酒」(2009年10月
「月の桂」6種類試飲(2009年10月
「月の桂」試飲会にて(2007年10月

 「月の桂」は、お酒好きには知られた「にごり酒の先駆者」。 はじめてにごり酒を世に問うたのは1961年。

 目の粗い袋で漉しただけの白くにごったお酒は、ビン内で発酵をつづける活性タイプ。 お米の風味も楽しめる商品として「和製シャンパン」とも呼ばれ、全国の各蔵に波及した。


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2010年02月11日

千代の亀 純米吟醸 無濾過生原酒 槽口あらばしり2

千代の亀 純米吟醸槽口千代の亀 純米吟醸槽口2 池袋西武で試飲・購入。

 これ、「あらばしり」なんですか?

 あらばしりって、にごってはいるものの、もうちょっと澄んでいるような印象だけど。

 「今年のは元気が良いから、開栓するときは注意してください」とのこと。

 まあ、これだけ大雑把にしぼったままのお酒だから、きっと酵素も酵母も元気でしょう。

 時間をかけて開栓したところ、案の定、炭酸がシュワシュワと出てくる。 「開栓注意」とも「発泡」とも書いていないけれど、これはまちがいなく炭酸飲料です。

 元気な炭酸が魅力のさわやかなにごり酒。 どことなくキャベツのような甘味・苦味が感じられ、せんべいのようなコクが個性的。

 温めるとお米っぽさと苦味が残ってバランスが悪くなってしまった。 炭酸が抜けた後の風味も同様。

 開栓後はすばやく、冷やした状態で楽しむのがベストです。


【愛媛県喜多郡内子町 亀岡酒造
 1800ml:2667(2800)円   720ml:1524(1600)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:松山三井(愛媛県産)   精米歩合:55%
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.2


「千代の亀」の過去の記事
「千代の亀 名称募集」(旧名:「お父さんの密造酒」)
 (↑2009年02月2008年02月2007年10月2006年11月
   2005年12月
「千代の亀 ロックでどうじゃ」(2006年07月
「千代の亀 大地君、空知君、元気君の成長を願う酒(赤)」
 (↑2007年06月
「千代の亀 お母さんのかくしざけ」(2008年05月
「千代の亀 銀の露」(2008年03月2006年11月
「千代の亀 銀河鉄道 純米大吟醸生 10年熟成」(2004年10月試飲
「千代の亀 しずく酒 純米大吟醸生 7年熟成」(2004年10月試飲
「千代の亀 純米吟醸 生」(2004年10月試飲
「千代の亀 純米大吟醸 賢治酵母」(2004年10月試飲
「千代の亀 純米吟醸 ひやおろし」(2004年10月試飲

「日本酒天国2007 東京大試飲会 at 新宿京王プラザホテル」にて試飲
「千代の亀 十年隠し酒」(2007年10月
「千代の亀 源右衛門のやかん酒」(2007年10月

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2009年10月15日

月の桂 京都祝米 純米大吟醸にごり酒3

月の桂 純米大吟醸にごり 池袋西武で試飲・購入。

 西武の7階の催事場で、「京都名匠展」という物産展が行われていた。 昨年と同様、「月の桂」が来場・試飲販売。

 「月の桂」といえば、お酒好きには知られた「にごり酒の先駆者」。 はじめてにごり酒を世に問うたのは1961年。

 目の粗い袋で漉しただけの白くにごったお酒は、ビン内で発酵をつづける活性タイプ。 お米の風味も楽しめる商品として「和製シャンパン」とも呼ばれ、全国の各蔵に波及した。

 毎年秋の新宿の試飲会でも飲んでいるが、なかなか買う機会がなかった。 今回は、お気に入りの「月の桂 純米大吟醸にごり」を購入。

 飲みきりサイズの300mlビンで、ラベルにはアルファベットで「Tsuki No Katsura」の文字。 どうやら、海外輸出向けのサイズらしい。

 気をつけていたものの噴きこぼれる気配はなく、スムーズな開栓。 グラスに注ぐと、濃すぎないにごり具合で、やさしい炭酸が湧いてくる。

 にごり酒にありがちなザラつきや、米そのものの風味はない。 そして、甘酸っぱい低アルコールの発泡にごりともちがう。

 まさしく純米大吟醸のもろみを彷彿とさせる桃・リンゴ様のさわやかな香り。 伏見のお酒らしいやさしい甘味の感じられるお酒で、炭酸も手伝ってシャープな飲み口に仕上がっている。

 純米大吟醸の活性にごりとしては、どぶろく風の愛媛「千代の亀 名称募集」より軽快、華やかで元気な奈良「春鹿 しろみき」より繊細。

 変化球というよりは、意外と本格派の日本酒に近い印象。

 「にごり酒は苦手」という人もこのお酒だけは飲める。 「甘いお酒は苦手」という人もこのお酒は抵抗なく飲める。 そんな事件(?)を何度も経験した。


【京都府京都市伏見区 増田兵衞商店】 純米大吟醸(生、にごり)
 720ml:2500(2625)円   300ml:1000(1050)円
 アルコール度数:17.0   日本酒度:+1
 原料米:祝(京都府亀岡産、無農薬有機栽培)   精米歩合:50%
 酵母:協会15号系   酸度:1.6   アミノ酸度:1.1


今回試飲した「月の桂」の他商品
「月の桂 本醸造 ひやおろし」
  ↑軟水のまろやかさの活きた、やさしい味乗り
「月の桂 純米吟醸 おあがりやす」
  ↑京都限定販売品。 さらりとした飲み口がいかにも伏見のお酒
「月の桂 純米吟醸 柳」
  ↑山田錦らしい、上品な香味。 苦味が軽さを補助している
「月の桂 純米酒」
  ↑コロコロとしたかわいらしい旨味が水になじんでいる
「月の桂 純米酒 祝米80」
  ↑余韻の米粉・モチらしさが祝米の特徴
「月の桂 純米大吟醸 祝米」
  ↑上品な苦味でスッキリ・シャープ。 お米らしさもある


「月の桂」の過去の記事
「月の桂 本醸造 にごり酒」(2006年05月

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