純米酒

2015年08月27日

駿州中屋 辛口純米酒

駿州中屋 辛口純米酒 地元の居酒屋さんにて飲む。

 今夜のお酒メニューに、なつかしい名前を発見。

 「駿州中屋 辛口純米酒」、ひさしぶりだなぁ。

 「駿州中屋」は、静岡県屈指の製造量をほこる「高砂」富士高砂酒造が、創業当時の屋号を用いた限定販売ブランド。

 もともと得意な酒質ではないものの、ひさしぶりの再会を味わおう! ということで注文。



 まずは冷温でいただきます。

 水の良さを感じるソフトな口当たり。 なめらかに流れ、鋭く切れ上がる点は特筆ものながら、味わいは平板に感じられてしまう。

 うーん、以前の印象どおり。 甘味を排しつつ旨味を存分に盛り込んだお酒もある中で、これは物足りないなぁ。



 次に、ぬる燗でいただきます。

 冷温では隠れていた旨味が顔を出し、味わいに少し幅が出てくる。

 このお酒が本来もつやさしい表情が引き立ち、刺激が緩和されて飲みやすくなる。



 口当たりやさしく、薄味でストレート。 イメージは新潟の淡麗辛口酒。

 酸と旨味の効いた濃醇酒を好む人には、適さないように感じました。



【静岡県富士宮市 富士高砂酒造】 純米酒
 1800ml:2,139(2,310)円   720ml:1,131(1,221)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+10
 原料米:山田錦・五百万石・美山錦   精米歩合:60%
 酸度:1.3


「高砂」・「駿州中屋」・「琉の扇」の過去の記事
「高砂 山廃純米 無濾過生原酒」(2005年11月
「駿州中屋 辛口純米酒(2007年12月2004年04月
「琉の扇 別撰無濾過生詰 本醸造」(2004年04月

rain_of_tears at 22:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2015年08月20日

山城屋 純米無濾過生詰 山田錦 夏山シーズン3

山城屋 純米無濾過生詰 夏山シーズン 大宮駅西口の立ち飲み日本酒バー「角打ち 酒屋の隣」にて飲む。

 「山城屋」・・・はて?

 壁に掲げられたお酒メニューの中に、「山城屋」なる未知の銘柄を発見。

 屋号だろうから、単純に山城国(京都南部)の蔵というわけではなさそうだし・・・まずは飲んでみよう!


 燗酒用のメニュー欄にあったお酒なので、ぬる燗でいただきます。

 お米の香りとやさしい甘味から入る、おだやかな立ち上がり。 分厚い酸が活躍して、飲みごたえがある。

 これは良いね〜! 冷温でさわやかに飲める、第一印象の良いお酒とは異なるかもしれないけれど、静かにうったえかける魅力がある。



 後で調べてみたところ、新潟のお酒とのこと。

 新潟ということで避けてしまう先入観があるので、何も知らずに飲んで感動できたのはラッキーでした。

 「山城屋」・・・新しい銘柄らしいので、別バージョンも含めて楽しみにしたいと思います。



【新潟県長岡市 越銘醸twitter)】 純米酒(無濾過、生詰)
 1800ml:2,500(2,700)円   720ml:1,250(1,350)円
 アルコール度数:16.5%   日本酒度:+1
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会14号   酸度:2.0   アミノ酸度:1.1


rain_of_tears at 18:09|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年11月21日

旭日(きょくじつ) 生もと純米2

旭日 生もと純米 池袋東武で試飲・購入。

 複数の蔵が参加する試飲販売「滋賀県の酒まつり」のために、「旭日」藤居本家が池袋東武に初来店。

 試飲会以外で出会うのは初めてです。

 いろんな蔵のお酒を試飲して選んだのが、初めて出会った「旭日 生もと純米」。


 蔵の方によると、このお酒は酵母無添加の生もと。

 生もとは空気中の乳酸菌を利用して殺菌し、発酵の準備をする手法。 さらに、酵母まで空気中のものに任せたという、挑戦的なお酒です。



 総けやき造りの仕込蔵に住む微生物たちによって醸されたお酒。 さっそく、冷温でいただきます。

 稲ワラのような穀物様の香りに、ヨーグルトのようなクリーミーな香りがひそむ。

 まろやかな飲み口ながら、甘味は少な目で、苦味が目立つスッキリとした味わい。 甘味の少ないヨーグルトのイメージ。


 ぬる燗にしてみると、苦味が隠れてまろやかさが増す。 やさしい旨味とほどよい酸味が楽しめる。

 派手さや華やかさとは無縁の、さりげなく飲み手の心を引きつける、落ち着いた魅力のあるお酒。



【滋賀県愛知郡愛荘町 藤居本家】 純米酒(生もと)
 1800ml:2,900(税込3,132)円   720ml:1,450(税込1,566)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(杜氏自家栽培)   精米歩合:70%
 酵母:無添加(蔵付酵母)   酸度:1.8


「旭日」の過去の記事
「旭日 特別純米 欅(けやき)」(2005年11月試飲会

rain_of_tears at 23:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年10月14日

腰古井(こしごい) 純米酒

腰古井 純米酒 鴨川シーワールドホテルにて購入。

 魅力的な魚たちを見て・食べて堪能した1日の終わり。

 はるばる房総半島に来たのだから、地元のお酒を飲みたいなあ。

 ということで、勝浦の「腰古井 純米酒」を購入。

 蔵を代表する、ロングセラー商品とのこと。 さっそく常温でいただきます。


 アルコールの揮発した香りが中心となった、落ち着いた雰囲気。

 硬水由来のねっとりとした口当たりで、ナッツ様のオイリーな要素も含まれる重厚な飲み口。

 乳酸が強調された力強い酸味が主体で、アルコールの刺激・熱さがストレートに伝わってくる。

 昔ながらのお酒といった印象で、ふと「笹祝 別撰本醸造」を連想した。


 さわやかさ、飲みやすさといった万人受けを目指さず、従来の酒質を踏襲している印象。

 けっして好みの味わいではないけれど、下手に流行を追わない姿勢に強い意志を感じました。



【千葉県勝浦市 吉野酒造】 純米酒
 1800ml:2,267(2,448)円   720ml:1,124(1,213)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+7
 原料米:五百万石   精米歩合:60%
 酸度:1.8   アミノ酸度:1.8

rain_of_tears at 21:16|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年10月04日

旦(だん) 純米無濾過生原酒2

旦 純米無濾過生原酒 池袋東口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 10蔵あまりと数が少ないこともあるけれど、東京で山梨のお酒に出会う機会は少ない。

 東京の隣県なのに、西日本のお酒よりも出会わないというのが不思議なほど。

 だからこそ、めずらしく出会えたら、チャンスは逃せない。


 今回の山梨のお酒は「旦」。 ・・・はて?

 初めての蔵かなと思ったら、「笹一」の笹一酒造の新ブランドとのこと。 気になる!


 ということで、冷温でいただきます。

 生酒らしい、刺激的な香りとなめらかな口当たり。 まろやかな甘味・旨味を、豊かな酸がしっかりと支える、力強い酒質。

 個性に欠けるともいえるし、バランスが良いともいえる、スタンダードな濃醇酒。


 「旦」・・・他の商品、そしてこれからの展開に注目したい銘柄です。



【山梨県大月市 笹一酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2,370(税込2,559)円
 アルコール度数:17.5%   日本酒度:+2
 原料米:五百万石・美山錦   精米歩合:60%
 酸度:2.1


 2013BYから笹一酒造の杜氏となった伊藤氏は、「能登四天王」農口尚彦杜氏のもと、石川県「常きげん」で修行した能登流杜氏。


rain_of_tears at 21:47|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

新政 ほぼ全麹 純米酒3

新政 ほぼ全麹 純米酒 池袋東口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 ぜんこうじ。

 善光寺より先に全麹に漢字変換される人は、きっと少数派でしょう。

 通常のお酒では、仕込むお米の約2割に麹菌を生やして米麹として使います。 残りの約8割は白米のまま使います。

 今回のお酒は、2割どころかほとんどのお米に麹菌を生やして仕込んだ「新政 ほぼ全麹」。


 「ほぼ」という表記が気になりますね。

 この表記には、お米と米麹の両方を使わなければ清酒と名乗れない(酒税法3条7号)という背景があります。

 そこで、清酒である、わずかに白米も使っているということを示すために「ほぼ全麹」。

 他の蔵の「全麹」と表記しているお酒も、実際にはお米を一部使用しているので、正確には「ほぼ全麹」なわけです。



 さて、さっそく冷温でいただきます。

 熟したリンゴのような、みずみずしい香り・甘味・酸味が印象的。 さわやかさの中に、おだやかな旨味も息づいていて複雑な味わい。

 麹そのものの風味ではないけれど、麹をふんだんに使ったお酒ならではの個性が感じられる。

 ボリューム感があって、それでいてドライに切れ上がる。


 さわやかさ、複雑さ、個性、ボリューム感。 実に好み!



【秋田県秋田市 新政酒造】 純米酒
 アルコール度数:13.5%
 原料米:秋田酒こまち   精米歩合:65%


「新政」の過去の記事
「新政 純米吟醸 六號」(2010年11月
「新政 純米吟醸 No.6 S-type」(2013年02月
「新政 特別純米 No.6 R-type」(2013年02月
「新政 純米仕込貴醸酒 陽乃鳥(ひのとり)」(2013年11月

 「新政」は協会6号酵母の生誕地。

 1930(昭和5)年に分離され、1935年(昭和10)から全国に頒布された協会6号酵母は、日本醸造協会によって現在頒布され続けている最古の酵母。

 おだやかで深みのある香味により、現代的な酒質の基礎を確立した。 現在も全国各地で、生もと・山廃による酒母づくり、普通酒や純米酒づくりに活用されている。

 2007年から蔵に戻った、1974年生まれの佐藤祐輔社長が、幕末から続く伝統的な酒蔵の改革に励んでいる。


rain_of_tears at 20:59|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年09月17日

百歳 純米酒 ひやおろし 生詰原酒3

百歳 純米ひやおろし 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 茨城の「百歳」、初めて見る名前です。

 個人的なバラつき・かたよりかもしれないけれど、関東地方にいるのに茨城県のお酒に触れる機会は少ない。

 でも、見かけたら飲みたくなります。

 常陸国のクオーターのよっしんにとって、ルーツのひとつですからね。

 100歳にギリギリ届かなかった茨城の曾祖母を思いながら、冷温でいただきます。


百歳 純米ひやおろしの色
 約半年の熟成ながら、しっかりとおいしそうな色。 旨味成分が多いのかな、それとも常温熟成かな? 

 お店の日本酒メニューの短評どおり、「華やかな香りは皆無」。

 おだやかに雄大に、厚みのある旨味と力強い酸味が押し寄せる。 まろやかに熟成していて、きつい感じもない。

 常温に近づくにつれて、厚みのなかに複雑さも持ち合わせていることに気づける。 これは燗でさらに魅力を発揮するのではと予感させる。



 さわやかさ・華やかさを追わず、お米の旨味を引き出すことに専念したお酒は貴重。

 これほどの厚み、アルコール度数から、麹づくりに相当な努力があったのだと想像できます。

 すごいお酒に出会えました。



【茨城県水戸市 吉久保酒造】 純米酒(生詰、原酒)
 1800ml:2,450(2,646)円
 アルコール度数:18.5%   日本酒度:+4
 原料米:玉栄   精米歩合:60%
 酵母:自社酵母   酸度:2.2

rain_of_tears at 21:08|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

房島屋 純米無濾過生酒 仕込15号(裏や限定)2

房島屋 純米無濾過生 裏や限定 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 充実の日本酒メニューの中に、「房島屋 純米無濾過生酒 裏や限定」の文字を発見!

 「今だけ」・「限定」に弱い典型的日本人、よっしん。

 この機会を逃したらもう出会えないかもしれないという思いから、さっそく注文。

 冷温でいただきます。

 生酒らしい、そして「房島屋」らしい、フレッシュでさわやかな香り。

 透明感のある飲み口で、みずみずしい甘味・酸味が魅力的。


 味わいの前半にピークがある酒質で、香味ともにわかりやすい魅力があるお酒。 多くの人が「おいしい」と感じそう。

 ただ、個人的にはもう少し香り・甘味が少なめだと好みなんだけどなあ。 ちょっとおしい、もどかしさを感じてしまいます。

 まあ、これは今まで飲んできた「房島屋」に共通する感想なので、良い悪いではなく、好みの問題ですね。



【岐阜県揖斐郡揖斐川町 所酒造】 純米酒(無濾過、生)
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 精米歩合:65%   酸度:2.3


「房島屋」の過去の記事
「房島屋 純米吟醸 生酒 おりがらみ 兎心(ところ)」(2012年08月
「房島屋 麻結佳 純米吟醸 無濾過生原酒 吟吹雪」(2012年10月

rain_of_tears at 20:19|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年08月31日

花の舞 誉富士(ほまれふじ) 純米酒

花の舞、誉富士純米酒 護国寺の「はなの舞」にて飲む。

 今夜は、普段訪れない地域・お店で、ひさしぶり&はじめましての方々と飲む機会に恵まれました。


 いろいろな新鮮さがあったなか、この「花の舞 誉富士 純米酒」のも初めてのお酒。

 静岡県の酒米の誉富士が普及してきたころに、富士山が世界遺産に登録。 富士山のラベルがかっこいい!

 実はそれよりも、「はなの舞」に「花の舞」があることに驚きました。


 さて、冷温〜常温でいただきます。

 白玉粉を思わせる落ち着いた香り。

 アルコール感の奥に、やさしい酸味、さりげない旨味がひかえる。 静岡酒らしい、「花の舞」らしい、キレイな飲み口。


 アルコールの強調された飲みこむのに抵抗がある淡麗酒ではないけれど、あまり個性を感じないなあ。



【静岡県浜松市浜北区 花の舞酒造】 純米酒
 1800ml:2,000(2,160)円   720ml:1,000(1,080)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+3
 原料米:誉富士(静岡県産)   精米歩合:60%


「花の舞」の過去の記事
「花の舞 大吟醸 生」(2006年10月
「花の舞 純米無濾過生原酒」(2011年05月
「花の舞 ぷちしゅわ日本酒 ちょびっと乾杯」(2011年04月

rain_of_tears at 21:22|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年08月13日

神亀 純米酒4

 上野駅入谷改札外、パンダ橋口の脇にある「かよひ路」にて飲む。

 お盆期間ということで夜間延長営業していた上野動物園を堪能した後、夕飯タイム。 園内で間食をしたので、食事は軽めに。


 食事もお酒も各地方のものがそろっていて、上京者が集まるターミナル上野駅らしさがあります。

 そんなメニューから選んだのは、あるとホッとする、安定感・旨味ともに抜群の「神亀 純米酒」。


 冷温での提供というのが残念ですが、室温や手で温めつつ、ゆっくりいただきました。

 おだやかで、旨味にあふれていて、ホッとするお酒。




【埼玉県蓮田市 神亀酒造】 純米酒
 1800ml:2,952(3,188)円   720ml:1,476(1,594)円
 アルコール度数:15.5%   日本酒度:+5.5
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酸度:1.7


「神亀・ひこ孫」の過去の記事
「神亀 純米酒 辛口」
 (↑2010年06月2009年12月2008年09月2007年02月
   2006年05月2004年01月2003年10月
「神亀 純米酒 辛口 樽酒」(2013年01月
「神亀 純米酒 甘口」(2010年12月2007年02月
「神亀 純米酒 ひやおろし」(2007年09月
「神亀 真穂人」(2007年03月2006年11月
「神亀 純米酒 ひとごこち」(2009年03月2008年12月
「神亀 山廃純米酒 ひやおろし」(2013年10月
「神亀 本醸造 大古酒 昭和54年」(2007年10月
「神亀 純米 大古酒 昭和56年」(2011年05月
「ひこ孫 純米大吟醸」(2009年11月2008年12月
「ひこ孫 純米吟醸 小鳥のさえずり」(2012年08月2008年12月
「ひこ孫 純米吟醸 7号酵母」(2006年12月
「ひこ孫 純米吟醸 9号酵母」(2012年08月2009年09月
「ひこ孫 純米酒」(2008年11月2006年11月2004年03月
「ひこ孫 純米酒 樽酒」(2008年01月
「ひこ孫 純米吟醸 槽口酒」
  ↑「創」(2009年12月)、「芯」(2008年09月)、「悦」(2008年05月
   「結」「碧」「とり」(2011年06月
「ひこ孫 純米吟醸 かるくいっぱい」(2006年12月
「仙亀 純米原酒」(2010年03月
「仙亀 純米 阿波山田錦80%」(2007年03月

rain_of_tears at 20:44|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年08月03日

あさ開 純米生原酒2

あさ開 純米生原酒 池袋東武で試飲・購入。

 岩手「あさ開」は、思い出深い銘柄。

 学生時代、夏休みに大所帯の奈良旅行をすることになり、主だったメンバー3人で打ち合わせ。

 引率の日本酒・日本史の恩師と一緒に飲んだのが、「あさ開 純米酒」でした。

 歯に衣着せない性分の恩師いわく「悪くはないんだけど、なんか物足りないよなあ」。

 恩師もよっしんも濃醇酒好きなので、抱く感想は同じでした。


 その後、池袋東武での試飲販売で「あさ開」のラインナップをいろいろ経験し、水の良さを活かした淡麗型の酒質だと理解するようになりました。


 今回は池袋東武のために用意したという「あさ開 純米無濾過生原酒」を購入。 昨年記事にした純米吟醸バージョンの姉妹品です。

 無色透明なビンなので、うっすら黄金色になったお酒がよく見えて、おいしそう。 さっそく冷温でいただきます。



 フレッシュで刺激的な香り。 純米吟醸タイプと異なり、華やかな果実香はわずか。

 サラサラと粒子を感じるような口当たりで、ヤンチャで刺激的な酸味とふっくらとした旨味が共存する。

 しだいに甘味が現れ、酸味と混和してジューシーな味わいにまとまる。



 ボリュームは中庸ながら、「あさ開」としては特に濃いタイプ。 淡麗型の蔵でも、飲みごたえのある商品が隠れていることがある好例です。



【岩手県盛岡市 あさ開】 純米酒(生、原酒)
 720ml:1,300(1,404)円
 アルコール度数:17.5
 精米歩合:65%


「あさ開」の過去の記事
「あさ開 純米吟醸生原酒」(2013年09月
「あさ開 純米酒」(2009年04月
「あさ開 純米吟醸 夢灯り」(2007年01月

rain_of_tears at 22:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年07月30日

日下(ひのした)無双 純米酒 生

金冠黒松 日下無双 純米酒 神田駅すぐの「和酒BAR&DINING醇」にて飲む。

 酸が多すぎるゆえに頒布中止となった協会8号酵母を今も使用する、山口の村重酒造。

 「日下無双」は、日下(ひのした)信次杜氏の名を冠したシリーズ。

 赤いビンというのもめずらしい気がします。


 では、冷温でいただきます。

 お米らしい香りにささやかな芳香がひそむ。 飲み口はおとなしく、静かに旨味をたたえているお酒。

 燗ではまたちがった魅力が出てくる気がするけれど、物足りなさが劇的に解消されるとは思えない。



 同蔵の個性の強いラインナップを経験しているだけに、困惑しました。 杜氏が自分の名を冠するほど追求した酒質は、こういう無難なものなのか、と。



【山口県岩国市 村重酒造】 純米酒(生)
 1800ml:2,700(2,916)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:西都の雫(山口県産)   精米歩合:60%
 酸度:2.0


「金冠黒松」の過去の記事
「金冠黒松 純米無濾過原酒 長期熟成 協会八號酵母」
 (↑2011年03月
「金冠黒松 協会八號酵母 80%精米 純米酒」(2012年05月

rain_of_tears at 23:11|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

十右衛門 純米無濾過生原酒 直汲み

十右衛門 直汲み 神田駅すぐの「和酒BAR&DINING醇」にて飲む。

 初めて訪れる日本酒バーで、未知のお酒と出会う。 そのお酒が好みに合った。

 そんなうれしい体験ができたら、忘れられないステキな夜になります。

 東京のお酒「十右衛門 純米無濾過生原酒 直汲み」も、初めて出会うお酒。 さて、どんな味かな?


 さっそく冷温でいただきます。

 しぼりたてのお酒をそのままビン詰したらしく、お酒の中に残った炭酸ガスが苦味を引き立てる。

 フレッシュな香りと刺激的な感触に、若々しい活力を感じる。

 やさしい甘味や落ち着いた旨味は少なめで、遊びや余裕の少ない、硬派で愚直なイメージ。



 「東京のお酒だよ」と種明かしされたら、なるほどと納得してしまいそうなお酒です。



【東京都千代田区 豊島屋本店】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3,000(3,240)円   720ml:1,500(1,620)円
 アルコール度数:17.5%   日本酒度:+3
 原料米:八反錦(広島県産)
 精米歩合:(麹米)55%、(掛米)60%

rain_of_tears at 23:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

黒牛 純米 雄町60 瓶燗急冷2

黒牛 純米酒 雄町 神田駅すぐの「和酒BAR&DINING醇」にて飲む。

 いろいろなお店で見かける・飲む「黒牛 純米酒」は、山田錦でつくられたお酒。

 「黒牛」に雄町バージョンがあるとは、初見・初耳でした。

 気になったら飲む、あるのみですね。


 冷温でいただきます。

 落ち着いたお米の香りのなかに、甘味の少ないメロン様の香りがひそむ。 味の要素がそれぞれ突出せずにまとまった、おだやかな味わい。

 山田錦バージョンよりもドライでシャープな印象。 そして、両バージョンとも、バランスの良さに共通点を感じる。


 ただ、個人的には唯一無二の個性を主張してほしいなあ。



【和歌山県海南市 名手酒造店】 純米酒
 1800ml:2,600(2,808)円   720ml:1,300(1,404)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:雄町   精米歩合:60%
 酵母:協会7号   酸度:1.6


過去の「黒牛」の記事
「黒牛 純米酒」(2007年12月

rain_of_tears at 22:34|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年07月20日

雁木 夏 辛口純米3

雁木、夏の辛口純米 池袋東武で試飲・購入。

 初めて「雁木」に出会ったのは、2004年秋、ヨラムさんのお店でした。

 たちまちファンとなった衝撃の出会いから、約10年がたつんですね。

 この10年の間、杜氏さんが引退し、小林社長が自らお酒をつくるようになりました。

 荒々しく濃醇でヤンチャな「雁木」が、スマートで洗練された酒質に変化をとげてきました。

 昔の「雁木」のほうが好みだったけれど、最近の「雁木」も好き。


 今回の試飲販売で気に入ったのは、新登場の「雁木 夏 辛口純米」。 「雁木」が初めて送り出す、夏用のお酒です。

 1回火入れをして酒質を安定させ、加水してアルコール度数を落とし、飲みやすくしています。

 しかし、そこは無濾過の濃醇酒を世に問う「雁木」、単に薄く水っぽい夏用酒とは異なります。



 冷温では苦味が活躍してスッキリとした飲み口になるものの、せっかくの旨味がかくれてしまう印象。

 したがって、旨味を味わうために、常温でいただきます。

 「雁木」らしい厚い酸が主体となった味わいで、ドライな雰囲気の中をお米らしい旨味がふくらむ。

 後口には苦味を残しながら鋭く切れ上がるところが、「雁木」シリーズでも特異な性質。

 しっかり味があって、それでいて軽妙さもある。 不思議なバランスで、つい次のひと口、次の一杯へと進みたくなる。


 燗にすると、旨味が引いて、分厚い酸味が強調されるようになる。 これはこれで爽快!

 温度帯によって表情がずいぶんと異なるため、自分の好みを探る楽しみもある。



 暑い夏は、味の薄いお酒を冷やして飲む。 はたしてそれだけが正解なのか。 いろいろなお酒の楽しみかたがありうるのでは。

 そんな、夏用のお酒についての思い込みに対して一石を投じるお酒。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2,600(2,808)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+9
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酸度:1.7


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2013年12月2012年10月2011年11月
「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2013年12月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「雁木 純米大吟醸 スパークリング 活性にごり生原酒」
 (↑2014年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 19:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年07月19日

花邑・翠玉 3種飲みくらべ3

両関 花邑・翠玉 池袋東口の「裏や」にて飲む。

 「花邑」の3種類飲みくらべセット。

 店内の壁に、気になるメニューが貼り付けられていました。

 「花邑」・・・はて?

 お店のスタッフいわく、秋田「両関」の新ブランドとのこと。

 おー、「両関」ですか!

 「両関」といえば、大正時代から高品質を評され、高度経済成長期には全国屈指の製造量をほこった、秋田県を代表する酒蔵のひとつ。

 そんな歴史と技術を持つ大規模蔵が、どんな新ブランドを立ち上げたのでしょうか。


 さっそく、冷温で飲みくらべてみましょう!

 まずは写真右、ピンクのラベルに青い文字の「花邑 純米吟醸」からいただきます。

 ミネラルやハーブを感じる繊細な香りが静かに立ちのぼる。

 水の良さを感じさせるクリアな飲み口で、やさしい甘味にかわいらしい酸味が走る。 キレイで淡麗な酒質を好む人にはピッタリかな。

 でも、このお酒にしかないという個性に乏しくて、物足りないなあ。 東北の蔵が雄町を使うとこういう味わいになることが多い気がする。

 裏ラベルで「濃醇甘口」と自称しているけれど、それは自社製品の中ではという意味で受け取ったほうが良さそう。 このお酒を濃醇と呼んだら、ほとんどのお酒が濃醇酒になってしまう。

 濃淡の基準をどこに置くかは、難しい問題だなあ。



 次に写真中央、ピンクのラベルに赤い文字の「花邑 純米酒」。

 梨・ブドウ様のみずみずしい香りで、純米吟醸タイプよりも少し香り高い印象。 こちらも淡麗で、香りや繊細な味わいを楽しむタイプのお酒。

 純米酒だからもっとボリュームを期待していたけれど、ハードルを上げすぎてしまったのかな。



 最後に、同じく「両関」の新ブランドの「翠玉 特別純米酒 無濾過生」。

 ヨーグルト様の香りにお米らしさもひそむ。 麹の風味も感じる、ドライで旨味のある味わい。

 ボリュームは淡麗〜中庸ながら、味わいに起伏・奥行きがあって、飲みごたえがある。

 兵庫「琥泉 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」に似た印象で、実に好み。 これだ! 待ち望んでいた感動が、今ここに!



 新たな発見・体験ができた、楽しい飲みくらべでした。



【秋田県湯沢市 両関酒造
「花邑 純米吟醸」 純米吟醸
 好み度:1(★)
 1800ml:2,860(3,089)円
 アルコール度数:15.4   日本酒度:-6
 原料米:雄町(岡山県産)   精米歩合:50%
 酸度:1.5   アミノ酸度:1.0

「花邑 純米酒」 純米酒
 好み度:1(★)
 1800ml:2,266(2,447)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:-2.7
 原料米:陸羽田(山形県産)   精米歩合:55%


「翠玉 特別純米酒 無濾過生」 特別純米酒(無濾過、生)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2,770(2,992)円   720ml:1,460(1,577)円
 アルコール度数:16.2   日本酒度:-2
 原料米:秋田酒こまち(秋田県産)
 精米歩合:(麹米)55%、(掛米)59%
 酸度:1.3   アミノ酸度:1.0

rain_of_tears at 20:57|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年07月16日

死神 純米酒3

死神 赤羽駅西口の「日本酒BAR しじゅうごえん」にて飲む。

 常温〜燗用のお酒として、「死神」が常温の棚に並んでいました。

 おー、島根の「死神」! ひさしぶりだなあ。


 「死神」は、自称「日本一縁起の悪い名前の酒」、「100人のうち5人でもうまいと思ってもらえればいい」というお酒。

 売れているお酒とは正反対の酒質の濃醇酒をつくるという意図で、縁起の良い銘柄と正反対の「死神」にしたとのこと。


 好きなお酒との再会に感謝しながら、締めにぬる燗でいただきます。

 埼玉「神亀 純米酒」や広島「竹鶴 雄町純米」のように、褐色がかったコハク色。 穀物・ナッツ・サツマイモ様のおだやかな香り。

 いかにも、濃醇酒を熟成させましたという色と香り。

 口当たりはまろやかで、古酒にありがちな焦げたような風味はなく、意外なほどクリア。

 つややかな甘味・酸味が強調された濃厚な味わいで、お米らしい素朴な旨味もしっかり息づいている。


 ゆっくりと、いつまでも飲んでいたくなる、充実の味わい。 ふと「天遊琳 純米吟醸 雄町 2002BY」を連想しました。



 さわやかな吟醸香に、水のようなスッキリとした飲み口。 そんなお酒とは対極に位置するお酒で、非常に好み。

 吟醸香はなんとなく疲れる。 水のようなお酒では飲んだ気がしない。 そんな気分のときに、そんな人に、おすすめです。



【島根県邑智郡邑南町 加茂福酒造】 純米酒
 1800ml:2,600(2,808)円   720ml:1,266(1,368)円
 180ml:300(324)円
 アルコール度数:15.5


「死神」の過去の記事
「死神 カップ」(2006年05月

rain_of_tears at 20:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

北島 純米辛口 無濾過生原酒2

北島 純米辛口無濾過生原酒 赤羽駅西口の「日本酒BAR しじゅうごえん」にて飲む。

 魅力的な日本酒メニューの中に、知らない銘柄を発見。

 「北島」・・・はて?

 世代的に演歌ではなく競泳を連想してしまうそのお酒は、名米・名水に恵まれる滋賀県で生まれたとのこと。

 ラベルには「近江國 安土」の文字。 地名に歴史のロマンを感じながら、冷温でいただきます。


 甘味の少ない生酒に特有の、フレッシュで刺激的な香り。 華やかな果実香はない点では、落ち着いた印象。

 長野「スクウェア・ワン(桝一) 純米酒 生酒」、茨城「稲里正宗 純米 しぼったまんま」にも似ていて、硬くシャープな酒質を連想させる。


 ガツンと硬さ・重さを感じる、インパクトのある口当たり。

 香味ともにアルコールの存在感が大きいものの、強めの酸が奔放に活躍し、新鮮なお酒らしいやさしい甘味も深みを出している。

 非常に切れが良く、後半はストンと味が消える。 前半から後半にかけてのダイナミックな転換は魅力的な個性。

 ただ、甘味だったり酸味だったり旨味だったり、個人的にはもう少し幅や余韻があったほうが好みかな。



 後日、記事にする段階で気付いたのが、北島酒造は「御代栄(みよさかえ)」を醸す蔵ということ。

 申し訳ないながら今まで飲んだ「御代栄」はそれほど印象深くなかったので、そのぶん新ブランド「北島」に革新性を感じました。



【滋賀県湖南市 北島酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2,200(2,376)円   720ml:1,100(1,188)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+10
 原料米:玉栄(滋賀県産安土)   精米歩合:65%
 酵母:協会7号・協会10号   酸度:1.8

rain_of_tears at 19:45|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

七ロ万(ななろまん)2

花泉 七ロ万 赤羽駅西口の「日本酒BAR しじゅうごえん」にて飲む。

 もち米を追加投入する四段仕込みにこだわり、厚みのあるお酒を世に問う「花泉」・「ロ万」。

 今回のお酒「七ロ万」は、出荷直前だけ火入れ(加熱殺菌)した生貯蔵タイプ。


 冷温でいただきます。

 香りは静かで、まろやかな口当たりに密度を感じる。

 熟したメロンのような甘味・酸味が中心となった、豊かな味わいが楽しめる。 香味の特徴が、兵庫「龍力 無濾過生原酒」シリーズと似ている。

 ただ、この「七ロ万」のほうが軽快でやさしい。 キレイで上品な印象さえ受ける。



 淡麗なお酒に満足できなくなってきた。 しっかり味がある、それでいて飲みやすいお酒を飲みたい。

 そんな香味のバランスの良いお酒を求める人におすすめしたい佳酒。



【福島県南会津郡南会津町 花泉酒造
 純米酒(無濾過、生貯蔵)
 1800ml:1,619(1,749)円   720ml:3,000(3,240)円
 アルコール度数:15.5
 原料米:(麹米)五百万石、(掛米)たかねみのり、
       (四段目)ヒメノモチ(すべて福島県産)
 酵母:うつくしま夢酵母(F7-01)


「花泉」「ロ万」の過去の記事
「花泉 純米無濾過生原酒 上げ桶直詰め」(2011年02月
「一ロ万(ひとろまん) 初しぼり無濾過生原酒」(2014年06月

rain_of_tears at 18:56|PermalinkComments(2)TrackBack(0)clip!

2014年06月11日

けんちの 純米無濾過生原酒 あらばしり/直汲み中取り/せめ2

川中島 けんちの 3種 池袋西口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 お酒メニューに「けんちの」なる、見慣れない長野のお酒を発見。

 しかも同じタンクのお酒の、しぼり段階のちがいによる3種類の飲みくらべ。

 これは気になる!


 なんと、「川中島」「幻舞」の千野麻里子杜氏のご主人、千野健一氏が造ったお酒とのこと。

 なるほど〜! 「けんちの」は、千野健一氏の名前をとって名付けられた銘柄なんですね。


 さっそく、冷温で飲みくらべてみましょう。

川中島 けんちの あらばしり まずは、最初に流れ出てくる「あらばしり」から。

 「けんちの」の文字が映える、黄色いラベル。

 しっかりオリ引きしてあるからか、ほとんど無色。

 この蔵のお酒らしい、甘く華やかな香り。 豊かな甘味をヤンチャな酸味が支える、みずみずしい飲み口。

 審査というわけではないけれど、M-1グランプリの最初の組のように、この味わいが比較の基準になります。


川中島 けんちの 直汲み中取り 次は、澄んだ中間部分を集めた「中取り」。

 赤紫のラベルに赤い文字は、少し見づらいですね。

 香りも味も濃厚な甘さが強調され、インパクト大。

 良くも悪くも、個性となる雑味が少ないからか、ストレートな味わい。


川中島 けんちの せめ 最後に、強い圧をかけてしぼり出した「せめ」。

 赤い文字が映える、反対色の緑ラベル。

 上記2つと同様、華やかな香りは健在。

 甘味・酸味だけでなく、旨味・苦味なども感じられて複雑な印象。 おだやかな一面もある。



 同じタンクで生まれた同じ規格・造りのお酒なので、3本とも非常に似ている。 1つだけ飲んでどのお酒かを特定することは難しいかもしれない。

 ただ、3つとも飲みくらべれば、どれがどれかを特定することは、そう難しくはない。 Yさんにシャッフルしてもらったところ、3つとも正解!



 個人的な好みとしては、「あらばしり」、「せめ」、「中取り」の順番かな。 一般的にもっとも上質とされる中取りは、少し単調に感じられました。

 同じお酒の、しぼった工程の違いによる味わいの差を実感できて、良い体験になりました。



【長野県長野市川中島町 酒千蔵野】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 アルコール度数:17.5%
 精米歩合:65%

「川中島 幻舞 純米吟醸無濾過生原酒」 (赤ラベル)
 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 好み度:2(★★)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:美山錦   精米歩合:49%
 酵母:長野酵母   酸度:1.6   アミノ酸度:1.1

「川中島 幻舞 特別純米無濾過生原酒 山田錦」 (黄ラベル)
 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 好み度:3(★★★)
 1800ml:2700(2835)円   720ml:1350(1417)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:59%
 酵母:協会1801号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.2


「川中島・幻舞」の過去の記事
「川中島 純米大吟醸」(2012年05月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒 しぼりたて」(2010年11月
「川中島 幻舞 純米吟醸 無濾過生原酒」
 (↑2014年03月2011年06月
「川中島 幻舞 吟醸しぼりたて生酒」(2014年03月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 山田錦」
 (↑2014年03月01月2012年09月02月2011年06月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 美山錦」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過生原酒 ひとごこち」(2012年02月
「川中島 幻舞 特別純米 無濾過原酒 ひとごこち」(2009年08月
「川中島 田舎(いなか)あぜみち 純米無濾過原酒」(2011年08月
「川中島 ふわり粋酔 Fuwari-Suisui」(ふわりん Fuwarin)
 (↑2013年09月2008年07月
「長野の酒メッセ in 東京」(2009年05月2008年05月

 「川中島」「幻舞」「桂正宗」の酒千蔵野(旧:千野酒造場)は、1540(天文9)年創業の老舗。 長野県で現存最古の蔵で、全国でも7番目に古い歴史を持つ。
 2000BYからは、東京農業大学で醸造・微生物学を学び、国税局の醸造試験所で研修をうけて蔵に戻った蔵元ご息女の千野麻里子氏が杜氏に就任。
 洗練された酒質・ラベルデザインの「幻舞」シリーズを立ち上げ、低アルコール発泡にごり酒を発売するなど、実力・発想力・行動力を発揮している。


rain_of_tears at 21:06|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

19歳の酒 純米酒2

大治郎 19歳の酒 池袋西口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 魅力的な日本酒リストの中に、ひときわ目を引く名前が。

 その名も「19歳の酒」。

 今まで、新潟県立吉川高校(閉校)の醸造科が醸したお酒や、徳島県立三好高校の食品発酵コースが醸したお酒たちに出会ってきた。

 今回もそんな、学業の一環として未成年たちがつくったお酒なのかなと思いきや、少し趣を異にするらしい。


 なんでも、19歳のときに酒米の田植え・稲刈り・お酒造りを経験し、生まれたお酒で20歳の乾杯をするという企画とのこと。

 20歳の最初にどんなお酒とどんな出会い方をするかは、今後のお酒との付き合い方・価値観の形成にもつながる点で、大切ですからね。

 自分たちが1年かけて携わってきて生まれたお酒を、自分たちが飲む最初のお酒にする。 自分たちの苦労・思いの結晶ですから、乱暴な飲み方はできません。

 そんなステキな企画を立案したのが、かつて暮らした茨木市の酒屋さんたちと知って、なおさら興味がわきました。



 では、冷温でいただきます。

 麹の風味が感じられる、フレッシュで刺激的な香り。 ストレートな甘味・酸味が伝わってくる、清々しい味わい。

 アルコール度数の高さも手伝って、ガツンと力強い、飲みごたえのあるお酒に仕上がっている。

 田んぼや蔵・タンクを提供するなど、全面的に協力してくださった「大治郎」とは、また味わいが異なる。 特有のねっとり濃厚な旨味が強調されていない。 そこが不思議で面白い。



 こんな良質のお酒から始まる日本酒ライフは幸せだろうなあ。 うらやましさも感じる1杯でした。



【滋賀県東近江市 畑酒造】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:2,600(2,808)円   720ml:1,330(1,436)円
 アルコール度数:18.5%
 原料米:吟吹雪(滋賀県産)   精米歩合:60%


「大治郎」の過去の記事
「大治郎 特別純米 よび酒(みず) 山田錦 生」(2008年03月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 生」(2012年12月2010年03月
「大治郎 純米 よび酒(みず)」(2007年02月
「大治郎 純米 よび酒(みず) 本生うすにごり」(2011年02月
「大治郎 純米カップ」(2006年06月
「大治郎 山廃純米 よび酒(みず)」(2011年04月2010年05月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず)」(2012年11月2010年09月
「大治郎 純米吟醸 迷い酒(みず) 無濾過生原酒 袋吊り」
 (↑2012年08月

rain_of_tears at 20:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

残草(ざるそう)蓬莱 純米フィーバー777 槽場直詰 無濾過生原酒3

残草蓬莱 純米フィーバー777 池袋西口の日本酒バー「希紡庵」にて飲む。

 2013年9月に移転・リニューアルオープンした新店舗は、西池袋公園を見下ろせる広々とした6階の1室。

 前回はテーブル席で、今夜はカウンター。 また景色が変わって新鮮な雰囲気です。

 さあ、今夜もいろんなお酒に出会っていきましょう!


 最初は、「残草蓬莱 純米フィーバー777」。 インパクトのある名前です。

 精米歩合77%、協会7号酵母という7が3つそろった造りなので、777なのだとか。 なるほど、お米をあまり削らない低精白のお酒ですね。


 冷温でいただきます。

 お米をふんだんに削った吟醸酒とは対極にあるお酒ながら、刺激的でさわやかな香りがひそむ。 低温で丁寧に醸されたことが感じ取れる。

 旨味・酸味の詰まった力強い味わいで、かすかに残った炭酸が苦味も想起させてスッキリ感を演出する。

 温度が上がって常温に近づいてくるにつれて、低精白のお酒らしい雑味・旨味がおだやかに現れる。 しっかり個性があって魅力的。


 好みの味わいで、良いスタートが切れました。



【神奈川県愛甲郡愛川町 大矢孝酒造
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2,500(2,700)円   720ml:1,250(1,350)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:出羽燦々(山形県産)   精米歩合:77%
 酵母:協会7号   酸度:2.3


「昇龍蓬莱」「残草蓬莱」の過去の記事
「残草(ざるそう)蓬莱 特別純米 槽場直詰生原酒」(2013年01月

rain_of_tears at 19:53|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年05月24日

スクウェア・ワン(桝一) 純米酒 生酒2

桝一 純米生 長野旅行のおみやげ。

 小布施の蔵を訪れて試飲・購入したとのこと。 良いなあ、そして、ありがとうございます。


 「桝一」「スクウェア・ワン」の桝一市村酒造場は、ビンやラベルのデザインにもこだわる、演出の上手なステキな蔵。

 長野の酒メッセで何度も試飲してきたものの、家でゆっくり飲むのはひさしぶり。

 今回のお酒は、1年以上熟成してから出荷される通年商品「スクウェア・ワン 純米酒」の、新酒・生酒バージョン。 無色透明のビン、白地に細く大きく”生”と一文字書かれたラベルに、さわやかさ・潔さを感じます。


 では、冷温でいただきます。

 この蔵の生酒らしい、苦味を想起させるようなフレッシュで刺激的な香りが印象的。

 麹の風味が広がりながらも、甘味は排してあって、飲み口はしっかりドライ。 酸味・苦味も手伝って切れが良く、余韻にお米らしいおだやかな雰囲気が残る。

 ほっそりシャープな酒質は、個人的な好みとは異なるものの、この蔵らしい個性が感じられて好印象。 さすが「桝一」です。



【長野県小布施町 桝一市村酒造場】 純米酒(生)
 500ml:1527(1650)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+7
 原料米:美山錦(長野県産)   精米歩合:59%


「桝一」「スクウェア・ワン」の過去の記事
「桝一 純米大吟醸生 鴻山」(2005年09月

rain_of_tears at 20:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年04月25日

五橋 木桶造り 生もと純米酒 イセヒカリ 寒おろし3

五橋 木桶造り 生もと純米 イセヒカリ 寒おろし 池袋西武で見かけて購入。

 山口県東端の岩国市といえば、錦川にかかる五連の木造アーチ橋「錦帯橋」で知られる観光地。

 この五連の錦帯橋から名付けた「五橋」。 地元の名勝を連想させる、良い名前ですね。

 錦帯橋から少し下流へ進んだ錦川南岸にあるのが、「五橋」を醸す酒井酒造。

 錦川の超軟水の伏流水に恵まれた地で、生もと・木桶仕込みという古式ゆかしい製法によるお酒づくりが行われています。


 今回冷蔵オープンケースに並んでいたのは、「五橋 木桶造り 生もと純米酒 イセヒカリ 寒おろし」。

 1989(平成元)年に伊勢神宮の神田で発見され、1996(平成8)年に命名されたイセヒカリ。

 由緒がありながら、新しさもある。 生もと・木桶ともイメージが重なります。



 では、常温でいただきます。

 しっかり使い込まれた木桶だからか、木の香りはまったくと言って良いほど感じられず、邪魔にならない。

 そのかわり、生もとらしい乳酸菌由来の、バナナ・ヨーグルトを思わせるやわらかい香りが印象的。 にごり酒のような、お米らしい香りも感じられる。


 香りの印象から、やさしい飲み口をイメージするものの、味わいは引き締まった硬派な印象。

 甘味をおさえたドライな酒質で、おだやかな旨味を酸が支える。 乳酸が強調された酸味が好み。 力強い酒質ながら後切れが良く、軽快。


 燗にすると、豊かな酸味・旨味が濃醇な味わいをつくり、よりメリハリの効いた酒質になる。

 力強さと個性を感じる、好みのお酒。



 手の込んだ和食といった細かい制約はいりません。

 出来合いのハンバーグでもシチューでもカレーでもスパゲッティでも、即席の夕飯と気軽に合わせられる、これぞ晩酌用というお酒。



【山口県岩国市 酒井酒造】 純米酒(生もと)
 1800ml:2900(3045)円   720ml:1550(1628)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)イセヒカリ〔ともに山口県産〕
 精米歩合:(麹米)70%、(掛米)60%
 酸度:2.2   アミノ酸度:1.6


「五橋」の過去の記事
「五橋 木桶仕込み 生もと純米」(2012年10月
「五橋 純米酒」(2008年10月試飲会2005年11月試飲会
「五橋 生もと純米酒」(2008年10月試飲会
「五橋 純米吟醸 西都の雫」 (2008年10月試飲会

rain_of_tears at 23:21|PermalinkComments(1)TrackBack(0)clip!

2014年04月17日

会津中将 純米酒2

会津中将 純米酒 池袋西武で試飲・購入。

 2月に行われた今回の試飲販売は、熟成させてから出荷する商品をのぞいて、すべてが新酒。

 好評のため、新酒に切り替わる前にしばらく品切れとなってしまったお酒もあったとのこと。

 うれしい悲鳴ですね。

 ひととおり試飲して、とくに気に入ったのが、この「会津中将 純米酒」。

 もともとは、落ち着いた旨味が楽しめる素朴な味わいのお酒。 熟成した後に、常温からぬる燗で魅力を発揮するタイプ。



 ところが、今回の新酒は冷温でも楽しめる。

 プリンスメロン様の酸味・苦味を想起させる芳香がさりげなく立つ。

 若々しく無骨な印象も受けるものの、酸味・苦味が演出するさわやかさが大きな魅力。



 「会津中将 純米酒」の新たな一面を発見できました。 これからの熟成も楽しみです。



【福島県会津若松市 鶴乃江酒造】 純米酒
 1800ml:2450(2646)円   720ml:1350(1458)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:五百万石(福島県会津産)   精米歩合:60%
 酵母:TM-1   酸度:1.6


過去の「会津中将」の記事
「会津中将 純米大吟醸 無濾過生原酒 八反錦」(2012年02月
「会津中将 純米吟醸 無濾過生原酒 あらばしり」
 (↑2013年09月2009年07月
「会津中将 純米吟醸 無濾過生原酒 中汲み」(2012年10月
「会津中将 純米原酒」
 (↑2013年02月2011年03月2009年10月2005年07月
   2003年08月
「会津中将 純米酒」(2011年08月
「会津中将 純米生原酒」(2007年07月2005年07月
「会津中将 純米無濾過生原酒 初しぼり」
 (↑2012年02月2010年02月
「会津中将 特別本醸造」(2012年02月
「会津中将 濃縮本醸造 獅子おどり」(2005年07月試飲

rain_of_tears at 23:58|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年03月23日

稲里正宗 純米 しぼったまんまの出荷 (山ラベル)

稲里正宗 純米 しぼったまんま お彼岸に曾祖母・大伯母のお墓まいりのため桜川市羽黒を訪れつつ、近くの稲田の蔵を訪ねて購入。

 池袋西武のイベントで来店した際に試飲したことがあった、「稲里正宗」。

 蔵のある笠間市稲田といえば、鎌倉時代前期に親鸞上人が、東国布教の拠点として約20年間住んだ場所。

 稲田の西念寺(浄土真宗別格本山)は、『教行信証』を執筆した地、浄土真宗発祥の地として、門徒の信仰を集めています。


DSC_3070mDSC_3090m

 と、このまま続けると、別地の旅ブログのようになってしまいますね。


 西念寺と同じく、稲田の里山と田園風景に抱かれた磯蔵酒造が醸すのは、その名も「稲里正宗」。

 人気商品は、早春に4種類発売される、しぼりたての無濾過生原酒。 普通酒、純米酒、大吟醸(五百万石)、大吟醸(山田錦)のうち、純米酒バージョン(山ラベル)を購入。



 冷温でいただきます。

 無色透明のビンの中身は、無濾過の日本酒らしい、うっすら淡黄色。 キレイな色で、おいしそう。

 ラムネ・サイダーを思わせる、刺激的でスッキリとした香り。 いかにも生酒らしい、フレッシュなイメージ。

 香味ともに静かな、透明感ある口当たり。 硬質で、シャープな酒質。


 常温に近づいてくると、静かに、ゆっくりと、おだやかな旨味・酸味が立ち上がってくる。 若いお酒ということもあってか、ぬる燗にしても、緊張感を保っている。



 ボリューム感や派手さ、わかりやすいインパクトはない。 ただ、その朴訥とした味わいは、まさに稲田の里のイメージどおり。 地酒という言葉が似合うお酒。



【茨城県笠間市稲田 磯蔵酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:ひたち錦(茨城県産)   精米歩合:60%


「稲里正宗」の過去の記事
「稲里正宗 辛口」(2011年03月

rain_of_tears at 21:42|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年01月02日

七本鎗 純米 冬季限定 活性にごり酒3

七本鎗 純米活性にごり 生 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で見かけて購入。

 大好きな箱根駅伝を見ながら大好きなお酒を飲む。 毎年恒例の至福のひとときです。


 約2年ぶりに出会った「七本鎗 活性にごり」。

 フタにガス抜きの穴が開けられているおかげで、それほど手こずらずに開栓できた。

 それでも、開栓と同時に炭酸が湧き上がる。 今シーズンのお酒も元気ですね〜!


 炭酸のいきおいで対流して中身が混ざってしまう前に、上澄みを救出。 まずは上澄みを冷温でいただきます。

 鮮烈な酸味と元気な炭酸が活躍して、非常にさわやかな味わい。 荒削りで勢いのあるパフォーマンスは、今の季節ならではの魅力。


 にごり部分を混ぜるて飲むと、ガラッとイメージが変わる。 甘味・旨味が加わって厚みが増し、クリーミーな飲み口になる。

 さらに、にごり酒を燗にすると、旨味たっぷりの充実の味わいになる。 ドライな一面も出てきて、にごり酒の燗の力強さを存分に堪能できる。


 さまざまな表情が楽しめる、うれしいお酒。 さすが「七本鎗」です。



【滋賀県伊香郡木之本町 冨田酒造
 純米酒(無濾過、生、原酒、にごり)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5
 原料米:玉栄(滋賀県高月町もりかわ農場産、低農薬栽培)
 精米歩合:60%
 酵母:協会1401号   酸度:2.1


「七本鎗」の過去の記事
「七本鎗 特別純米無濾過生原酒 減農薬栽培米」
 (↑2008年07月2007年07月
「七本鎗 特別純米原酒 限定醸造」(2007年08月2006年11月
「七本鎗 特別純米 生詰原酒」(2003年09月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 熟成 玉栄」(2008年04月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 中取り 日本晴」(2008年10月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 活性にごり酒」(2012年01月
「七本鎗 純米無濾過生原酒 冬季限定 搾りたて 中取り」
 (↑2012年01月2004年02月
「七本鎗 純米80%精米生原酒」
 (↑2011年10月07月2007年05月02月
「七本鎗 純米80%精米 原酒」(2009年09月
「七本鎗 純米80%精米」(2012年08月2010年11月
「七本鎗 純米 山田錦 80%精米 9号酵母」(2006年09月
「七本鎗 純米 吟吹雪」(2010年03月
「七本鎗 純米 渡船(滋賀渡船6号)」(2009年12月
「七本鎗 純米 玉栄 14号酵母」(2012年11月2007年06月
「七本鎗 純米 うすにごり 木槽しぼり」(2009年03月
「七本鎗 純米 うすにごり生原酒」(2011年02月
「七本鎗 純米にごり酒 瓶燗火入れ」
 (↑2010年09月2008年12月07月
「七本鎗 純米にごり酒」(2011年09月

rain_of_tears at 09:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2013年12月31日

浜千鳥 あらばしり 純米酒 しぼりたて生酒

浜千鳥 純米あらばしり生酒 釜石の方からいただく。 ありがとうございます!

 大みそかに祖父母の家にて飲む。


 北上山地系仙磐山の伏流水で仕込む、釜石の「浜千鳥」。

 このお酒の原料米は、となり町の大槌町産の酒造好適米「吟ぎんが」。

 さらに、岩手オリジナルの酵母「ゆうこの想い」と、岩手オリジナルの麹菌「黎明平泉」を使用。

 つまり、「オール岩手」の純米酒!



 岩手だからこそ誕生したお酒を、まずは冷温でいただきます。

 しぼりたてのお酒ならではの、刺激的な香りと荒々しい味わいが魅力。

 この時期にしか出会えない、フレッシュなお酒。



 次に、ぬる燗にしていただきます。

 麹の香りとやさしい甘味が引き立って、なめらかな飲み口に変化する。

 元気な酸味は健在で、さわやかに締めくくる。


 飲んだ10人のほとんどが、ぬる燗の方が好印象だったようす。

 しぼりたての荒々しいお酒でも、燗にしてみるものですね。



【岩手県釜石市 浜千鳥】 純米酒(生、原酒)
 1800ml:2476(2600)円   720ml:1181(1240)円
 300ml:500(525)円
 アルコール度数:17.9%   日本酒度:−0.5
 原料米:吟ぎんが(岩手県、大槌酒米研究会産)
 精米歩合:(麹米)55%、(掛米)60%
 酵母:ゆうこの想い   酸度:1.7   アミノ酸度:1.4


「浜千鳥」の過去の記事
「浜千鳥 純米吟醸 美山錦」(2009年07月
「浜千鳥 純米新酒 にごり酒」(2013年12月2009年07月

rain_of_tears at 17:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2013年12月29日

浜千鳥 純米 にごり酒2

浜千鳥 純米にごり酒 釜石の方からいただく。 ありがとうございます!

 北上山地系仙磐山の伏流水で仕込む、釜石の「浜千鳥」。

 このお酒の原料米は、となり町の大槌町産の酒造好適米「吟ぎんが」。

 さらに、岩手オリジナルの酵母「ゆうこの想い」と、岩手オリジナルの麹菌「黎明平泉」を使用。

 つまり、「オール岩手」の純米酒!



 まずは、うわずみを冷温でいただきます。

 麹の甘くさわやかな香りと、炭酸の残る刺激的な口当たりが、いかにもフレッシュ。

 若々しいお酒ならではの、ヤンチャな酸味・苦味が魅力。



 次に、にごり部分を混ぜて、冷温でいただきます。

 やわらかい口当たりで、お米部分の旨味がしっかりと感じられる。

 ドライな飲み口で、にごり酒にありがちな甘く重い印象はなく、爽快に切れる。


 ぬる燗にすると、ドライな飲み口を維持したまま、麹の香りとお米の味がふくらむ。



【岩手県釜石市 浜千鳥】 純米酒(生、原酒、にごり)
 1800ml:2381(2500)円   720ml:1120(1176)円
 300ml:476(550)円
 アルコール度数:17.9%   日本酒度:−1.1
 原料米:吟ぎんが(岩手県、大槌酒米研究会産)
 精米歩合:(麹米)55%、(掛米)60%
 酵母:ゆうこの想い   酸度:1.7   アミノ酸度:1.4


「浜千鳥」の過去の記事
「浜千鳥 純米吟醸 美山錦」(2009年07月
「浜千鳥 純米新酒 にごり酒」(2009年07月

rain_of_tears at 22:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2013年12月15日

雁木 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟 (純米酒/純米大吟醸)5

雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ秋熟雁木 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ秋熟 池袋東武で試飲・購入。

 今日は父の誕生日。

 父子ともに大好きな「雁木」を開栓。

 季節限定酒の飲みくらべです。


 そういえば、2人の「雁木」との出会いは、2004年11月の京都、ヨラムさんのお店。

 あれから9年が経ったのか。 と、しみじみ回想する。

 2人とも、この9年間でお酒の味わいの許容範囲が広がってきた。 2人とも、少し丸くなりましたね。


 今回の「雁木」2種類は、約1年の熟成を経て少し丸くなったお酒。

 とはいえ、「雁木」らしいヤンチャさは健在。


 まずは純米酒バージョンを冷温でいただきます。

 ひとことで言えば濃醇!

 ひかえめながら、麹の香りがさわやか。 ヨーグルト様の乳酸の風味が主体で、豊かな甘味と旨味、強烈な酸味が凝縮されている。

 このボリューム感とさわやかさに、2人とも満足!



 次に純米大吟醸バージョンを冷温でいただきます。

 ハーブ・青竹を思わせるドライなイメージの吟醸香に、麹の香りが重なる。

 純米酒バージョンよりも洗練されて、ほっそりとした印象ながら、純米大吟醸らしからぬ豪快さが魅力。

 ぜい肉をそぎ落としながらも、筋肉質なイメージ。 上品な含み香の底流には、力強い酸味、さわやかな苦味が活きている。

 好バランスで飲みごたえのある純米大吟醸。



【山口県岩国市 八百新酒造
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2650(2782)円   720ml:1380(1449)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.5
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母9H   酸度:1.8

「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 500ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.9   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:45%
 酸度:2.0


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2012年10月2011年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 20:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!
blog内検索
Archives
Recent Comments
訪問者数

    アクセス数