蔵の華

2012年09月26日

萩の鶴 山廃純米酒 ひやおろし3

萩の鶴 山廃 ひやおろし 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 「風の森」と「萩の鶴」を飲みくらべ。

 「萩の鶴」といえば、1979年生まれと若いながらも、造り経験10年を超える佐藤曜平杜氏が醸すお酒。

 落ち着いた飲み口のなかにキレイな酸が活きた、素朴な味わいが魅力だ。

 こちらも冷温でいただきます。

 涼やかな香りで、ほのかにヨーグルト様の乳酸の香りも含まれている。 

 今日飲んできたお酒たちのなかで、もっともお米らしさを感じさせる味わい。 思わずその魅力から、他のお酒と交えずに、このお酒単独で淡々と味わってしまった。

 派手さのない、静かな飲み口だからこそ、おだやかな旨味とキレイな酸がじっくりと堪能できる。

 ひとくくりにするのは難しいけれど、東北らしい朴訥なやさしさが感じられるお酒だ。



【宮城県栗原市 萩野酒造】 純米酒(山廃、生詰)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1313)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:蔵の華(宮城県産)   精米歩合:60%
 酸度:1.8


「萩の鶴」「日輪田」の過去の記事
「萩の鶴 純米大吟醸 雄町 1996BY(H8BY)」(2011年01月
「萩の鶴 純米酒 ひやおろし 雄町」(2008年10月
「日輪田 山廃純米酒 ひやおろし 蔵の華」(2010年10月
「日輪田 純米酒 山田錦」(2009年01月
「日輪田 純米酒 美山錦」(2010年06月

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2012年03月07日

一ノ蔵 特別純米酒 ひやおろし2

一ノ蔵 ひやおろし 池袋西武で試飲・購入。

 秋の試飲販売で「好みだけど、もう少し置きたいなあ」と思って購入・保存していた「一ノ蔵 ひやおろし」を開栓。

 そういえば、松島湾から少し内陸に入った大崎市松山にある「一ノ蔵」も、津波は免れたものの、東北地方太平洋沖地震による大きな被害を受けた。

 幸いスタッフは無事だったが、多くの商品が失われ、原料米が損なわれ、蔵・設備が倒壊した。

 復旧をめざすも、度重なる余震により振り出しに戻される。

 築いてきたもの・環境が失われることの悲愴感・喪失感、元に戻せないことの徒労感は、いかばかりだろうか。


 個性のないベタ甘の日本酒が蔓延していた時代に、飲み飽きないドライな酒質を追求した「一ノ蔵」は、よっしん父が愛飲していた蔵のひとつだ。

 そのため、幼いころから「一ノ蔵」の名・マークに親しんできた。 そして、お酒を飲むようになってからは、「一ノ蔵」の味わいに親しんできた。

 個人的な思いだけれど、そんな思い入れのある蔵だからこそ、「一ノ蔵」にはがんばってほしい。


 さて、今回開栓した「一ノ蔵 ひやおろし」は現在、1年の熟成を経た状態。

 梨・ビワのような果実香に、お米のような香りが重なってやさしい印象。 さわやかさと落ちつきが同居している。

 キメの細かい、しっとりとした口当たりで、濃厚そうなイメージをかきたてる。

 ボリュームは淡麗〜中庸ながら、酸味・旨味は鮮やかで、キリリと引き締まった印象。 これが「一ノ蔵」の魅力だ。

 温めることで調和が取れて、ミルキーな飲み口になる。 前日に飲んだ「英勲 純米酒」よりも香り高く、軽快で洗練された印象を受けた。


【宮城県大崎市 一ノ蔵】 特別純米酒(生詰)
 1800ml:2518(2643)円   720ml:1264(1327)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1.5
 原料米:蔵の華・ササニシキ(ともに宮城県産)   精米歩合:55%
 酵母:自社酵母   酸度:1.6   アミノ酸度:1.6


「一ノ蔵」の過去の記事
「一ノ蔵 燗上がり純米酒」(2007年01月
「一ノ蔵 特別純米酒 無濾過生原酒」(2005年12月
「一ノ蔵 特別純米原酒 杜氏の隠し酒」(2011年02月
「一ノ蔵 特別純米生原酒 にごり酒」(2006年12月
「一ノ蔵 リンゴ酸高生産性多酸酵母使用 純米大吟醸生原酒」
 (↑2010年08月
「一ノ蔵 すず音 発泡純米」(2007年09月2005年12月
「日本酒天国2007 東京大試飲会」(2007年10月

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2011年05月04日

日輪田 山廃純米生原酒3

萩の鶴 日輪田 山廃 生 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 最近よっしんが「和浦」を訪れる時間帯は、開店直後か閉店直前か、両極端。

 ほど良い時間帯に浦和に帰ってこないので、どうしても極端な時間帯になってしまう。

 さて、まだ暑い陽射しの残る中、さわやかな生酒でスタートしよう!

 ということで、モトコさんのおすすめ「日輪田 山廃純米生原酒」から。

 「日輪田」ブランドに対するよっしんのイメージは、お米らしい、おだやかでふくよかな味わい。

 ところが、今回のお酒は、酸味の活きたみずみずしい飲み口。 おー! 「日輪田」にはこういう一面もあるんですね。

 乳酸を主体とした強い酸味に隠れるように、おだやかなお米の雰囲気も息づいている。 そして、温めると酸と旨味が主役交代する。

 蔵のラインナップでも、とくに自己主張をするタイプ。 良いね〜。

 酸っぱくて爽快。 今日みたいに汗ばむ陽気にはピッタリ!


【宮城県栗原市 萩野酒造】 純米酒(山廃、生、原酒)
 1800ml:2700(2835)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3
 原料米:蔵の華(宮城県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会7号   酸度:2.0


「萩の鶴」「日輪田」の過去の記事
「萩の鶴 純米酒 ひやおろし 雄町」(2008年10月
「萩の鶴 純米大吟醸 雄町 1996BY(H8BY)」(2011年01月
「日輪田 山廃純米酒 ひやおろし 蔵の華」(2010年10月
「日輪田 純米酒 山田錦」(2009年01月
「日輪田 純米酒 美山錦」(2010年06月

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2010年10月04日

日輪田 山廃純米酒 ひやおろし2

萩の鶴 日輪田 山廃 浦和駅西口ガード下の「和浦酒場(本店)」にて飲む。

 「独楽蔵 ひやおろし」の次は、「日輪田 ひやおろし」。

 日輪田 山廃

 大きな字で、迫力のあるラベル! 読みやすく、潔い。

 では、燗でいただきます。

 下手な山廃にありがちなモワッとした雰囲気や、酸味を想起させるような香りはない。 清涼感のあるミネラルを感じる香りだ。

 重心の高い、軽やかでクリアな酒質で、キメ細かいタッチ。

 うすにごりのお酒かなと思うような、お米らしい味わいで、酸味も加わって、伸びやかでかつ締まりのある味わいになっている。

 この軽さがいかにも東北のお酒といった印象で、やさしく旨味が息づいているところが魅力。

 少し冷めてきたところの、酸味の立ち方が好みだなあ。

 ラベルの迫力とは好対照の、やさしい味わいのお酒だ。


【宮城県栗原市 萩野酒造】 純米酒(生詰)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1350(1417)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:蔵の華   精米歩合:60%
 酵母:協会7号   酸度:1.8


「萩の鶴」「日輪田」の過去の記事
「萩の鶴 純米酒 ひやおろし 雄町」(2008年10月
「日輪田 純米酒 山田錦」(2009年01月
「日輪田 純米酒 美山錦」(2010年06月

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2010年01月01日

伯楽星 純米吟醸 おりがらみ 本生3

伯楽星 しぼりたて 東京駅地下の「はせがわ酒店 Gransta店」で試飲・購入。

 次期蔵元が20代で杜氏となった「伯楽星」。

 青リンゴ様の香味がみずみずしい「伯楽星」のラインナップは、「究極の食中酒」をコンセプトにかかげる蔵の方針を体現している。

 ずっと飲んでみたかった蔵ながら、身近な入手先を知らずにいた数年間。 東京駅で手に入ることがわかり、さっそく購入したのが前回の「伯楽星 特別純米」。

 今回は「数日前にしぼった」という純米吟醸を購入しました。

 ビン底にはオリがしずんでいて、開栓すると元気よく炭酸がわいてくる。 活性とも発泡とも書いていないけれど、開栓には注意が必要だ。

 グラスに注ぐと、グラスにびっしり炭酸の泡がつく。

 フレッシュでさわやかな香りながら、このお酒の主力は酸味。 炭酸の影響でさらにシャープな飲み口になっている。

 口当たりのインパクト勝負という生酒ではなく、味わいの後半のみずみずしい酸味が個性的・魅力的。 2口目、3口目、2杯目、3杯目でどんどん存在感が増してくる。

 これはうまし。 「伯楽星」をはじめて飲んだ3人は、唯一無二の個性に感動していた。

 やっぱりお酒は個性がないとね〜。


【宮城県大崎市 新澤醸造店】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2900(3045)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:蔵の華(宮城県産)   精米歩合:55%
 酸度:1.8

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2007年03月01日

真鶴 純米吟醸あらばしり 無垢の酒2

真鶴 無垢 池袋西武で購入。

 この「無垢の酒」がやや濃い味わいで気に入った。

 バックラベルには甑(こしき)で蒸きょう、製麹は蓋麹、仕込み総米1.1トンと丁寧な造りをしていることが書いてある。

 無濾過のため、うっすらと色が残っていて好印象。

 秋田の「天の戸 五風十雨 熟成生酒」と共通する、土を思わせる落ちついた濃厚な香り。

 生らしいなめらかな口当たりで、豊かな甘味に隠れて、やわらかい旨味が穏やかにふくらむ。 酸は少ないのか、非常に後口は軽く感じた。

 その他試飲したお酒は、
「真鶴 本醸造しぼりたて生原酒」 好み度2(★★)
  みずみずしく若い印象で、酸や苦味が奔放に飛びかう。
  兵庫「龍力 本醸造しぼりたて」と同様、濃醇なお酒だ。

「真鶴 山廃純米酒」 好み度2(★★)
  かすかな吟香があり、夕張メロン風の苦味を帯びた含み香がソフト。
  山廃らしいクリーミーでなめらかな口当たり。
  旨味は少なく、アルコールの刺激がめだってノド越しでは熱く感じる。

「真鶴 純米吟醸」
  バナナ風の吟醸香。 香り重視のお酒。
  コロコロとした小さな旨味が感じられ、ノド越しの吟香も爽やか。

「真鶴 純米大吟醸」
  上記「純米吟醸」と比べ、意外と香りのふくらみは大きくない。

「真鶴 大吟醸」
  非常に香りが華やかで、サラサラとした粒子を感じる。

「真鶴 大吟醸 袋しぼり」
  香りの秀逸さにくわえ、濃密な旨味とドライな後キレも楽しめる。

 よっしんが抱く「東北のお酒」の印象どおり淡麗なタイプだが、無濾過生原酒は少し濃く感じて、好印象だった。


【宮城県加美郡加美町 田中酒造店】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:−1
 原料米:蔵の華   精米歩合:50%
 酵母:宮城酵母   酸度:1.5

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2007年01月20日

一ノ蔵 燗上がり純米酒3

一ノ蔵 燗上がり 新年会にて飲む。

 3本目は「一ノ蔵」。 燗上がりというネーミングが楽しみ。

 まずは常温で様子をうかがう。

 福岡の「独楽蔵 玄」のような、しっとりと落ちついた香りが特徴的。

 飲んでみると、カドのとれたなめらかな飲み口で、じわじわと旨味が現れてくる。

 ビンには書いていないが、たぶん熟成したお酒だろう。 そして、しっかりとした味わいを持っていることは確かだ。

 では、いよいよ燗にしてみる。

 ひそんでいた酸が活躍しはじめて骨格をつくり、旨味をしっかり受けとめる。 「一ノ蔵」の一般的な淡麗辛口の商品とは一線を画す。 「一ノ蔵」の新しい一面を見た。

 調べたところ、スッキリとした味わいの純米酒をベースに、山廃純米酒・甘口純米酒をブレンドしたお酒らしい。 なるほど、バランスが取れているのはそういうことだったのか。


【宮城県大崎市松山町 一ノ蔵】 純米酒
 1800ml:2344(2461)円   720ml:1175(1233)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:±0
 原料米:蔵の華・ササニシキ   精米歩合:60%
 酵母:協会7号・9号   酸度:1.5   アミノ酸度:1.5

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2006年12月31日

墨廼江 純米吟醸 中汲み2

墨廼江 純米吟醸 中汲み
 祖父母の家にて飲む。

 次は宮城の「墨廼江」。

 秋に「墨廼江 特別純米酒」を飲んだが、「酒門の会」限定の純米吟醸の中汲みは貴重な体験。

 「墨廼江」は石巻にある蔵で、いかにも白身魚に合いそうな、クリアで淡麗なお酒をつくっている。

 香りはあくまで控えめで、コロコロとした軽やかな米の甘味と緻密な酸が一連の流れをつくりあげているキレイなお酒だ。


【宮城県石巻市 墨廼江酒造】 純米吟醸
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦・蔵の華   精米歩合:50%
 酵母:宮城酵母   酸度:1.4

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2006年01月20日

真鶴 山廃仕込み 純米酒2

真鶴 山廃 池袋西武で試飲・購入。

 かすかな吟醸香があり、夕張メロン風のソフトな含み香が個性的。 思わず強い酸を想像する。

 山廃らしいクリーミーでなめらかな口当たり。

 旨味が少ないのか、アルコールの刺激がめだってノド越しでは熱く感じるのが残念だった。



【宮城県加美郡加美町 田中酒造店】 純米酒(山廃)
 1800ml:2000円(2100円)   720ml:1000円(1050円)
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:蔵の華   精米歩合:60%   酸度:1.7

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