諏訪泉

2012年12月31日

諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ3

諏訪泉 ばんなりました 池袋東武で見かけて購入。

 大みそか、祖父母の家に親族で集まって飲む。

 以前飲んだものと同じお酒をふたたび発見して即決。

 約2年ぶりに飲むということは、約2年の熟成酒。

 うっすらとにごったお酒で、常温で放置していた(熟成させていた)わりに、色づきは軽い。

 リンゴ様のさわやかな香りは消えて、麹とお米の香りが主体になっている。 ちゃんと熟成していますね。

 とろりと濃厚な口当たりで、甘味・酸味・旨味・苦味が調和した濃醇な味わい。


 「これは濃いね」という反応が多く、得意・不得意が分かれました。



【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 純米酒(無濾過、生、にごり、原酒)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:山田錦(6%)、五百万石(94%)
 栽培者:諏訪泉 酒米研究会(寺坂邦雄・森下順平・白間恭司)
 精米歩合:60%


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 鵬 純米大吟醸 おりがらみ」(2012年12月
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2012年08月2008年10月08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米ひやおろし」(2012年11月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 田中農場 特別選別米 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」
 (↑2011年12月02月2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2012年12月17日

諏訪泉 鵬 純米大吟醸 おりがらみ 2009(H21)BY3

諏訪泉 鵬 おりがらみ 池袋東武で試飲・購入。

 父の誕生日を祝うために開栓。

 「諏訪泉」の最高峰、「諏訪泉 鵬 純米大吟醸」の生原酒バージョン。 袋吊り・斗瓶取り・おりがらみという貴重なお酒で、300本の限定出荷とのこと。

 通常の火入れタイプは、熟成を経るごとに味わいを増す硬派なお酒。 今回の生原酒は、また異なる魅力がある。


 まずは冷温でいただきます。

 梅の花、リンゴのような香りがささやかに立つ。 やさしい甘味に続いてしっかりとした酸が現れ、おだやかな旨味へと変化してゆく。



 常温に近づいてくると、麹の香りが中心になり、よりドライな雰囲気が出てくる。 酸味の強さが際立ち、濃醇な飲み口になる。

 余韻には生熟成らしいナッツ様の香りが出てくる。 さらには、メープルシロップ、クッキーのような雰囲気も感じられる。



 ぬる燗にすると、「諏訪泉 鵬 純米大吟醸」の本領発揮。 常温と表情はそれほど変わらないものの、単なる上品な大吟醸とは別次元の旨味・厚みを堪能できる。

 芳醇で、かつ複雑。 すばらしいお酒ですね。



【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:5000(5250)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+2.5
 原料米:山田錦(兵庫県西脇市冨田農場産、無農薬無化学肥料栽培)
 精米歩合:40%   酵母:協会9号   酸度:1.7


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2012年08月2008年10月08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米ひやおろし」(2012年11月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 田中農場 特別選別米 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」
 (↑2011年12月02月2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2012年11月01日

諏訪泉 純米酒 阿波山田錦 ひやおろし 2011(H23)BY3

諏訪泉 阿波山田錦 ひやおろし 池袋東武における「全量純米蔵を目指す会」の試飲販売で試飲・購入。

 この試飲販売では、各蔵が、阿波産の山田錦を60%に精米してつくったお酒を持ち寄る。

 全商品が同価格という試飲販売はめずらしい。

 「秋鹿 阿波山田錦 ひやおろし」と一緒に購入していた、「諏訪泉 阿波山田錦 ひやおろし」を開栓。


 「諏訪泉 阿波山田錦」といえば、以前に生タイプを記事にしたが、今回は火入れ・半年熟成バージョン。

 フレッシュで荒々しかった新酒時の生酒とは、まったくもって別個性の味わいだ。


 常温では、まだ味が開ききっていない状態で、硬く重い印象。

 燗にすると緊張がほどけて、おだやかでまろやかな旨味が花開く。

 甘ささえ感じるほどまろやかなのに、日本酒度は+7.5。 数字では測れない味わいが、一筋縄に行かない、謎めいた魅力を感じさせる。


 やっぱり「諏訪泉」は、熟成と燗で本領発揮するお酒ですね。



【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 純米酒(無濾過、生詰)
 1800ml:3200(3360)円   720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+7.5
 原料米:山田錦(徳島県阿波産、無農薬無化学肥料栽培)
 精米歩合:60%   酸度:1.8


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2012年08月2008年10月08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 田中農場 特別選別米 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」
 (↑2011年12月02月2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2012年08月23日

諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒3

諏訪泉 蔵出しにごり酒 池袋東武で購入。

 「諏訪泉」の試飲販売が行われていた時期の池袋東武のお酒売場は、改修中により仮住まい。

 試飲販売期間の最終日に訪れたということもあって、人気商品はほとんど売り切れ。

 でも、最後の1本となっていた「諏訪泉 蔵出しにごり酒」をなんとか購入できたのはラッキー。

 夏といえば、このお酒!

 去年バージョンは、意外なほど炭酸の元気がなく、敬遠していた。 しかし、今年バージョンは、「すごく元気が良い」とのこと。

 では、注意して開栓せねば!


 よく冷やした後、スクリューキャップを開け閉めすること約10分。 たしかに、いつも以上に開栓に時間がかかった。

 元気いっぱいの炭酸とフレッシュな香りが、このお酒の魅力。 青いバナナのような香りもあって、さわやか。

 ビン内で発酵がすすむ活性タイプのにごり酒は、甘口タイプが多い。 しかし、このお酒はしっかりドライで、通常の日本酒に炭酸が追加されたような印象。

 奇をてらった酒質ではなく、軸・重心は日本酒らしさにある。

 にごり部分に由来するお米の味と、お酒の旨味が合わさり、炭酸と酸味が味を切る。 甘くないぶん飲み続けられる、飲みやすい爽快な活性にごり酒だ。



【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 純米酒(無濾過、生、にごり、原酒)
 720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)玉栄(鳥取県)
 精米歩合:65%   酵母:協会701号
 酸度:1.6   アミノ酸度:1.3


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 田中農場 特別選別米 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」
 (↑2011年12月02月2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2011年12月12日

諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 2007BY4

諏訪泉 冨田 五割 池袋東武で試飲・購入。

 また買ってしまった〜(喜)!

 このお酒は2009年12月に出会って以来、大好きな燗用のお酒のひとつ。

 「諏訪泉 冨田」は、独創的な手法を実践する兵庫県西脇市「冨田農場」の冨田尚嗣氏による山田錦を使用したお酒。

 このお酒の「特別選別米」とは、山田錦の検査基準である胴直径2.0ミリをギリギリ満たさなかった、1.9ミリ以上2.0ミリ未満の山田錦のこと。

 ある程度のサイズがないと、どんなに品質が良いお米でも政府の品位検査を受けられず、規格外米とされてしまう。 そして、上質なお酒でも、純米酒と名乗れず「規格外米をつかった普通酒」というあつかいになってしまう。

 このお酒は、無農薬・無化学肥料栽培の山田錦を50%に精米した熟成酒ながら、規格外米の普通酒ということで、リーズナブルなところがありがたい。


 では、熱めの燗でいただきます!

 穀物らしいおだやかな香りに、静かな熟成香が複雑さを添えている。

 キメ細かいクリーミーな飲み口で、まろやかに流れてゆくものの、味わいはしっかり濃醇。 それでいて後口は軽快で、余韻が深いところに、よく磨いたお酒らしい上品さが感じられる。

 冷めぎわで、繊細かつ複雑な旨味がいちばんよく感じ取れる。

 やっぱりうまいなあ〜。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 普通酒(米だけ、無濾過)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+6
 原料米:山田錦(兵庫県冨田農場産、無農薬栽培米・無検査米)
 精米歩合:50%   酵母:協会9号   酸度:1.5


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 田中農場 特別選別米 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」(2011年02月2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 生」(2011年07月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2011年07月22日

冨田 精米五割 生 2010BY/田中農場 精米55% 生 2010BY3

諏訪泉 冨田 五割 生 池袋東武で試飲・購入。

 池袋東武の「諏訪泉」の試飲販売に、初めて生タイプの「冨田」「田中農場」が登場。

 「冨田」の生を飲むのは約7年ぶりになる。

 オー、ワタシ年トッタネ。

 でも、みずみずしく溌剌とした濃醇酒に出会った衝撃は、今でもよくおぼえている。


諏訪泉 田中農場 生 冨田尚嗣氏の冨田農場、田中正保氏の田中農場。

 それぞれの土壌で育った無農薬栽培の山田錦たちの競演を楽しもう!

 ん〜、苦い、渋い、硬い、若い!(ほめ言葉)

 開戦直後は苦味・酸味が強く、非常に飲みにくい。 そして、両者の差がわかりづらい。

 ということで、しばらく常温で放置します。


 では、4か月放置した11月にふたたび挑戦。

 「冨田」のほうは、甘味を排して酸味を強調した、研ぎ澄まされたシャープな味わいが魅力。 「田中農場」は、良い意味で泥臭い旨味が出て、ふくらみのある飲み口になり始めた。

 少しずつ両者の差が開き始めた。

 とはいっても、火入れの4年熟成バージョンの両者のような、確立した個性のぶつかりあいは楽しめない。


 まだ分岐点。 これからどんどん差が広がってゆくだろう。 火入れ・熟成を楽しみにするための、広告のような存在かな。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造
「諏訪泉 冨田 五割磨き 生 2010BY」
 普通酒(米だけ、無濾過、生、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+13.5
 原料米:山田錦(兵庫県西脇市・冨田農場産、無農薬栽培・無検査米)
 精米歩合:50%   酵母:協会9号   酸度:1.9

「諏訪泉 田中農場 生 2010BY」
 普通酒(米だけ、無濾過、生、原酒)
 1800ml:2800(2940)円   720ml:1400(1470)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+11.0
 原料米:山田錦(鳥取県八頭町・田中農場産、無農薬栽培・無検査米)
 精米歩合:55%   酵母:協会9号   酸度:2.0


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」(2011年02月2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2011年02月11日

諏訪泉 冨田2008(2007BY) 精米五割4

諏訪泉 冨田 五割 池袋東武で試飲・購入。

 「諏訪泉」の年末の試飲販売。 ラインナップは、しぼりたての生酒ではなく、寒い冬に燗で飲むための熟成酒たち。

 「田中農場 純米酒 2007」、「田中農場 特別選別米 55%磨き 2007」、「冨田 純米酒 2006」も良いなあ。

 でも、結局はお気に入りの「冨田 特別選別米 五割磨き 2007」を購入。 昨年の出会いが衝撃的だったけれど、今回もやっぱりすごいお酒だと思った。

 「諏訪泉 冨田」シリーズは、独創的な手法を実践する兵庫県西脇市「冨田農場」の冨田尚嗣氏による山田錦を使用したお酒。

 冨田氏いわく「胸をはって提供できるお米」ということで、あたかも当然のごとく無農薬・無化学肥料栽培。

 今回のお酒の「特別選別米」とは、山田錦の検査基準である胴直径2.0ミリをギリギリ満たさなかった、1.9ミリ以上2.0ミリ未満の山田錦のこと。

 ある程度のサイズがないと、政府の品位検査を受けられず、規格外米とされてしまう。 そのため、高品質なお米を使用したお酒でも、純米酒と名乗れず「規格外米をつかった普通酒」となってしまう。


 さて、浦和にめずらしく雪が降る、今シーズンもっとも寒い夜に、熱めの燗でいただきます。


 3年熟成したキレイな黄金色のお酒は、収穫時の稲穂のよう。 穀物らしい自然な色で、視覚からも楽しめる。

 ビスケットやウエハースのような香りがふんわりとただよい、口当たりはキメ細かくクリーミー。

 乳酸をしっかりとたたえた酸が中心となって、おだやかに熟成した香味が、階層的・立体的な広がりをみせる。

 味わい深く、それでいて軽やかな冷めぎわが、とくに好み。

 熟成香のあるお酒を苦手としている方も、色・醸造年度におそれつつ飲んで、思わず「・・・これはうまい」とうなる。

 寒さでこわばった体を温めてほぐし、先入観・緊張感もほぐしてくれる、心身に効く良質の食中酒だ。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 普通酒(米だけ、無濾過)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+6
 原料米:山田錦(兵庫県冨田農場産、無農薬栽培米・無検査米)
 精米歩合:50%   酵母:協会9号   酸度:1.5


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ」(2011年01月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」(2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2011年01月22日

諏訪泉 智頭の純米生原酒 ばんなりました 2010 五百万石 しぼりたて おりがらみ3

諏訪泉 ばんなりました 池袋東武で見かけて購入。

 「諏訪泉」のしぼりたてが売っていたので、まよわず購入。

 長い商品名のなかに、ひとつ耳なれない言葉。

 「ばんなりました」は鳥取県東部の方言で、「こんばんは」の意味らしい。

 東北・北海道方言の「お晩です」のようなニュアンスかな。

 裏ラベルに「今年のばんなりましたは、五百万石に酒米が変わりました」、「10年ぶりの五百万石使用」と書いてあるから、毎年発売されている商品名のようです。


 おりがらみということで、グラスの向こう側が見えないくらい、うっすらとにごっている。

 リンゴ様の含み香がフレッシュで、それでいて突出せずにさわやかな酸味・苦味と同調する。

 麹の風味、甘味・酸味のバランスは福岡「三井の寿 豊醸美田 山廃純米無濾過生原酒」にも似ている。 ただ、この「諏訪泉 ばんなりました」のほうがシャープで爽快な印象を受ける。

 麹の風味が似る「都美人 雲のごとく 山廃純米 無濾過生原酒」とくらべると、「諏訪泉 ばんなりました」のほうがソフトでまとまりが良い。

 リンゴ様のフレッシュな香味は「秋鹿 純米吟醸槽搾直汲 超辛口」や「瑞冠 生もと仕込 純米生原酒」とも共通点を感じるけれど、そこまで突き詰めてシャープ・ドライでもない。

 たくさんのお酒を連想したように、この「諏訪泉 ばんなりました」はけっして唯一無二の個性というわけではない。

 しかし、多くの好みのお酒と共通する魅力をそなえているということでもある。 うまし!


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2600(2730)円   720ml:1300(1365)円
 アルコール度数:18.5
 原料米:山田錦(6%)、五百万石(94%)
 栽培者:諏訪泉 酒米研究会(寺坂邦雄・森下順平・白間恭司)
 精米歩合:60%


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒」(2010年08月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」(2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2010年08月08日

諏訪泉 阿波山田錦 純米生原酒4

諏訪泉 阿波山田錦 生 池袋東武で試飲・購入。

 「諏訪泉」の試飲販売はいつも悩んでしまう。 好きな商品だらけだからだ。

 「諏訪泉 純米」も良いし、「冨田 五割磨き」「田中農場 純米」も良いなあ。 季節商品の「諏訪泉 蔵出しにごり」もシュワシュワで好みだし。

 うーん。

 悩んだ末に、今シーズンの「諏訪泉 阿波山田錦 生」を購入。

 「諏訪泉 阿波山田錦」は本来、2年熟成させて出荷する予定のお酒。 火入れ前の新酒の状態を、じっくり味わって記憶にとどめておきたい。

 「当時は荒かったのに、今はこんなにも丸くなって・・・」と後にしんみりするために、あえて荒い状態を少量出荷しているんだと個人的には思う。

 昔のXを知っている人が、復活後のXにほほえましさを覚えるのと、たぶん一緒。


 では、まずは冷やしていただきます。

 パイナップルのような酸味を想起させるさわやかな香りに、麹の雰囲気も残っている。 生酒らしい、フレッシュな香りだ。

 スルリとすべりの良い口当たりながら、直後に若々しい酸が大活躍。 酸味・旨味が豊かな、飲みごたえのある味わいながら、よけいな甘味・重さがない。

 後口はドライで軽やかなぶん、中盤にあった酸味・旨味の印象をさらに強める。 穀物やハーブを思わせるおだやかな余韻が、充実の味わいをしめくくる。

 まさにスペクタクル。 市川猿之助のスーパー歌舞伎のように、圧倒的な存在感で、わかりやすい。

 今のパフォーマンスがどう円熟してゆくか、楽しみだ。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 純米吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:1600(1680)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+12
 原料米:山田錦(徳島県阿波産、無農薬無化学肥料栽培)
 精米歩合:60%   酸度:1.9


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2009年11月2006年11月
「諏訪泉 冨田 純米酒」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き」(2009年12月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2009年12月08日

諏訪泉 冨田 特別選別米 五割磨き 20074

諏訪泉 冨田 五割 池袋東武で試飲・購入。

 半年ぶりの「諏訪泉」の試飲販売。 今回はじめて池袋東武に出したという「諏訪泉 冨田 五割磨き」を飲んで感動し、即購入を決意した。

 「諏訪泉 冨田」は、独創的な手法を実践する兵庫県西脇市「冨田農場」の冨田尚嗣氏による山田錦を使用したお酒。

 胸をはって提供できるお米ということで、あたかも当然のごとく無農薬・無化学肥料栽培。

 このお酒の「特別選別米」とは、山田錦の検査基準である胴直径2.0ミリをギリギリ満たさなかった、1.9ミリ以上2.0ミリ未満の山田錦のこと。

 ある程度のサイズがないと、どんなに品質が良いお米でも政府の品位検査を受けられず、規格外米とされてしまう。 そのため、無農薬・無化学肥料栽培のお米だけを使用した上質なお酒でも、純米酒と名乗れず「規格外米をつかった普通酒」というあつかいになってしまう。

 サイズよりも実力が大事なのでは? ついつい元小結、舞の海を想像してしまう。 特定個人だけに特例を認めることは行政として難しいけれど、もう少し融通がきかないものかなあ。



 さて、試飲で感動したこのお酒を、ゆっくり楽しもう。

 これほどクリーミーで上質な熟成酒は記憶にない。 「2007」とは2007年初春にしぼったということで、実際は2006BY。 約3年熟成だ。

 ふんわりやわらかい熟成香には、お米のお酒なんだなあと実感するふくよかな雰囲気もある。

 しっとりキメのこまかい口当たりで、非常にクリーミー。 乳酸・甘味・旨味が熟成によってまろやかに統一されている。

 燗にすると、このお酒の魅力がさらに発揮される。 とくに冷めぎわは、味わい深いのに軽やかで、延々と飲んでいたくなるほどの心地よさだ。

 食事にあわせても、お酒単独でも良い。 これはすごい。



 お米を五割まで削るということは、規格米ならば「純米大吟醸」と表示しても良いレベル。

 農薬・化学肥料を使った多収量・低品質なお米を五割にまで磨いて、アルコール添加で水増しして「大吟醸」と名乗っている蔵もある。

 しかしこのお酒は、「雑味とともに旨味も削りとって薄っぺらになった、香りだけで飲みごたえのない、高額の大吟醸」とは対極をゆくお酒。

 邪魔な香りがなく味わい深い、安いお酒。 とってもうれしい存在だ。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 普通酒(米だけ、無濾過)
 1800ml:3000(3150)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:±0
 原料米:山田錦(兵庫県冨田農場産、無農薬無化学肥料栽培)
 精米歩合:50%   酵母:協会9号
 酸度:1.8   アミノ酸度:1.7


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2006年11月
「諏訪泉 田中農場 純米酒 2006」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 純米酒 2006」(2009年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 7割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2009年11月13日

諏訪泉 田中農場 純米酒 20064

諏訪泉 田中農場 池袋東武で試飲・購入。

 6月の「諏訪泉」の試飲販売で、この「田中農場 純米酒」と「冨田 純米酒」を購入。

 「諏訪泉」の「田中農場」シリーズは、鳥取県の篤農家、田中正保氏の田中農場で無農薬・無化学肥料栽培された山田錦を使ったお酒。

今回の「田中農場 純米酒」のほか、「田中農場 特別選別米 七割磨き」「田中農場 特別選別米 五割磨き」がある。

 後者の2商品でいう特別選別米とは、胴の直径が1.9ミリ以上2.0ミリ未満の山田錦のこと。 山田錦は直径2.0ミリ以上でないと等級審査を受けられないため、規格外のお米として純米酒と名乗れず、普通酒あつかいになってしまう。

 しかし、無農薬・無化学肥料栽培の山田錦にはかわりなく、選別された高品質なお米だけを使ったお酒だ。

 ちなみに、田中農場の無農薬山田錦は埼玉「ひこ孫 小鳥のさえずり 純米吟醸」でも使用している。 同じお米でも、磨き具合や造り手によってまったく別個性のお酒になっているのが面白い。

 さて、今回の「田中農場 純米酒」は2.0ミリ以上の山田錦を使用した、純米酒と名乗れるお酒。

諏訪泉 冨田と田中農場 色のちがい まずは常温で。 「冨田 純米酒」よりも色濃く、さつまいも・栗のようなホクホクとした香りがある。 ふくよかな飲み口を予感させる。

 口当たりからふっくらと旨味が広がる。 酸味はそこまで目立たず、甘味・旨味がまとまって非常にまろやかで、ボリュームを感じる。

 シャープで軽い印象を受ける「冨田 純米酒」とずいぶんと異なり、この「田中農場 純米酒」はふんわりと濃厚な味わい。

 燗にして映えるのはこちらのほう。 まろやかな旨味が増して、飲みごたえバッチリ。 バランスの良さは感動モノだ。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 純米酒
 1800ml:2900(3045)円   720ml:1450(1522)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(鳥取県田中農場産、無農薬・無化学肥料栽培)
 精米歩合:70%   酵母:協会7号
 酸度:1.9   アミノ酸度:1.7


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2006年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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諏訪泉 冨田 純米酒 20063

諏訪泉 冨田 純米 池袋東武で試飲・購入。

 6月の「諏訪泉」の試飲販売で、この「冨田 純米酒」と「田中農場 純米酒」を購入。

 「諏訪泉」の「冨田」シリーズは、兵庫県西脇市の篤農家、冨田尚嗣氏の冨田農場で無農薬・無化学肥料栽培された山田錦を使ったお酒。

 今回の「冨田 純米酒」のほか、「冨田 特別選別米 七割磨き」「冨田 特別選別米 五割磨き」がある。

 後者の2商品でいう特別選別米とは、胴の直径が1.9ミリ以上2.0ミリ未満の山田錦のこと。 山田錦は直径2.0ミリ以上でないと等級審査を受けられないため、規格外のお米として純米酒と名乗れず、普通酒あつかいになってしまう。

 しかし、無農薬・無化学肥料栽培の山田錦にはかわりなく、選別された高品質なお米だけを使ったお酒だ。


 今回の「冨田 純米酒」は2.0ミリ以上の山田錦を使用した、純米酒と名乗れる商品。 同時に購入した「田中農場 純米酒」と飲みくらべてみる。

諏訪泉 冨田と田中農場 色のちがい まずは常温で。 常温3年熟成のわりに色づきは浅いものの、いかにも酸味が強そうなつややかな熟成香がある。

 焦げた香りやオイリーな香りはなく、まだ古酒らしさはない。

 ひかえめな熟成香は、飲みすすめるごとに全然気にならなくなる。 それほど味の存在感があるということかもしれない。

 強い酸が主体のシャープな飲み口で、中盤のまろやかな旨味が魅力。

 熱めの燗にすると、酸味のほかに苦味が活躍して、さらにシャープさが増す。 冷めぎわの、まとまったやさしい味わいが一番好みだった。

 「田中農場 純米酒」のほうが色づきも濃く、ふくよかでまとまりの良い熟成酒に感じた。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 純米酒
 1800ml:2900(3045)円   720ml:1450(1522)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦(兵庫県西脇市冨田農場産、無農薬・無化学肥料栽培)
 精米歩合:70%
 酸度:2.4   アミノ酸度:1.6


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒」(2009年08月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」
 (↑2008年10月2008年08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2006年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米
  七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2009年08月08日

諏訪泉 特別純米生 蔵出しにごり酒3

諏訪泉 特別純米 にごり 池袋東武で試飲・購入。

 梅雨が明け、いよいよ本格的な夏到来。 とはいかず、連日の雨。 そして水害のニュース。

 せめて気持ちだけでも晴れるようにと、「諏訪泉 蔵出しにごり酒」を開栓。

 爽快な飲み心地はもちろん、ビンの色・にごり部分の色が青い空と白い雲をイメージさせる。

 地元の花火大会を家の窓から眺めつつ、お酒をいただく。

 よっしんにとって夏の定番となりつつある「諏訪泉 蔵出しにごり」は、昨年までは純米だったが、今年からは特別純米。

 開栓はスムーズで、炭酸はおとなしい。 購入後、日をおいたから? いや、それならなおさら炭酸がビン内にたまるはず。 はじめから?

 お米らしい香りに、かすかな乳酸のさわやかな香りも加わって、こころなしか以前よりやさしい印象。

 発泡タイプにごり酒としては、めずらしく甘味を排した飲み口。 軽さ・甘味で奇をてらった変化球ではなく、旨味で勝負するストレートなお酒だ。

 発泡、にごり、生。 生まれたての頃の名残はあるはずなのに、すでに本格派の純米酒。

 昨年までの純米タイプは苦みが印象的だったが、今回はバランスのとれた味わいで、まろやかさが魅力。

 冷温はもちろん、常温〜ぬる燗もお米の味が堪能できて楽しい。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 蔵のネットショップ
 特別純米酒(無濾過、生、原酒、にごり)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)山田錦、(掛米)玉栄   精米歩合:55%
 酸度:2.2   アミノ酸度:1.6


「諏訪泉」の過去の記事
「諏訪泉 純米酒」(2008年11月
「諏訪泉 純米吟醸 満天星」(2005年10月
「諏訪泉 純米生 蔵出しにごり酒」(2008年10月08月2007年07月
「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」(2007年11月
「諏訪泉 田中農場 純米酒」(2006年11月
「諏訪泉 冨田 特別選別米 七割磨き 7号酵母」(2006年01月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米 七割搗き 協会六号酵母」(2004年11月
「諏訪泉 冨田2004 無濾過生原酒 山田錦特別選別米 七割搗き 協会七号酵母」(2004年11月

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2008年11月06日

諏訪泉 純米酒2

諏訪泉 純米 池袋東武で試飲・購入。 今回の試飲・販売は「諏訪泉」。

 半年以上の熟成を経た、まろやかでコクのある「諏訪泉 純米吟醸生 袋吊り うすにごり」を買おうと思っていた。

 しかし、時期は朝晩冷えこんでくる立冬。 熱燗で飲むための「諏訪泉 純米酒」を購入することに決めた。

 常温では、独特の強い酸味が主体。 加水してあるぶん軽い飲み口だが、人によっては「飲みにくい」「酸っぱい」「苦手」という感想が出てくる。

 おだやかな香りに熟成香が含まれていて、いかにも燗向きのお酒。 試飲時に常温で飲んだところ、まだまだ旨味が隠されている印象。

 蔵元おすすめの熱燗、60度まで上げてみる。

 もったりしがちな香味を、高い温度と強い酸がビシッと締めて、シャープな飲み口になる。 しっかりと飲みごたえを感じるが、スイスイといける飲みやすさもあってナイスバランス。

 ぬる燗では足りない、熱燗で楽しむお酒だと思った。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪泉酒造】 純米酒
 1800ml:2300(2415)円   720ml:1150(1207)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:山田錦・一般米   精米歩合:70%
 酸度:1.7

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2006年01月13日

諏訪泉 冨田 特別選別米 7割磨き 7号酵母3

諏訪泉 冨田 池袋東武で購入。

 今年度の「諏訪泉」は、事故で急逝した岡賢太郎杜氏の遺作となってしまった。

 鳴川喜三杜氏の後を継いだ若き岡杜氏は、世襲でなく禅譲により蔵を継いだ東田氏とともに、「諏訪泉」のさらなる飛躍を目指していただけに、本当に残念でならない。

 じっくり飲んでいきたい。

 このお酒に使われる山田錦は、独創的な手法を実践する兵庫県西脇市「冨田農場」冨田尚嗣氏による栽培。 冨田さんだから「冨田」。

 杜氏さんの名を冠したお酒はよく見かけるが、酒米栽培者の名を冠したお酒はめずらしい。

 純米酒と名乗れないのは、規定のサイズにギリギリもれた、やや小さめの等級外のお米を使っているから。 言うなれば、この「冨田」の山田錦は、元小結舞の海のような存在だ。

 質よりも大きさで割り切ってしまうのはいかがなものか。 舞の海が身長制限の緩和に貢献したように、「冨田」は日本酒のルールを変える存在になれるかもしれない。

 「数値では味はわからない」というが、酸度2.5、アミノ酸度2.5。 どうみても一般的でないことはわかる。

 新酒にしては非常に濃い色づき。 落ちついた雰囲気からも、熟成酒ではないかと思わせるほど。 「貴 濃醇辛口純米酒80」のような、土の香りのする濃醇な風味だが、「貴」とは異なりドライではなくボディもしっかりしている。

 お米の味がぎっしり凝縮されていて、飲みごたえ抜群。 熟成感はまだ浅いが、「竹鶴雄町純米」のような燗向きの高酸酒で、割り水燗で◎。

 冷め際の酸味がたまらない。


【鳥取県八頭郡智頭町 諏訪酒造】 純米酒(無濾過、原酒)
 1800ml:2300(2415)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦(兵庫県冨田農場産、無農薬・無化学肥料栽培)
 精米歩合:70%
 酵母:協会7号   酸度:2.5   アミノ酸度:2.5

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