雁木(錦乃誉)

2014年07月20日

雁木 夏 辛口純米3

雁木、夏の辛口純米 池袋東武で試飲・購入。

 初めて「雁木」に出会ったのは、2004年秋、ヨラムさんのお店でした。

 たちまちファンとなった衝撃の出会いから、約10年がたつんですね。

 この10年の間、杜氏さんが引退し、小林社長が自らお酒をつくるようになりました。

 荒々しく濃醇でヤンチャな「雁木」が、スマートで洗練された酒質に変化をとげてきました。

 昔の「雁木」のほうが好みだったけれど、最近の「雁木」も好き。


 今回の試飲販売で気に入ったのは、新登場の「雁木 夏 辛口純米」。 「雁木」が初めて送り出す、夏用のお酒です。

 1回火入れをして酒質を安定させ、加水してアルコール度数を落とし、飲みやすくしています。

 しかし、そこは無濾過の濃醇酒を世に問う「雁木」、単に薄く水っぽい夏用酒とは異なります。



 冷温では苦味が活躍してスッキリとした飲み口になるものの、せっかくの旨味がかくれてしまう印象。

 したがって、旨味を味わうために、常温でいただきます。

 「雁木」らしい厚い酸が主体となった味わいで、ドライな雰囲気の中をお米らしい旨味がふくらむ。

 後口には苦味を残しながら鋭く切れ上がるところが、「雁木」シリーズでも特異な性質。

 しっかり味があって、それでいて軽妙さもある。 不思議なバランスで、つい次のひと口、次の一杯へと進みたくなる。


 燗にすると、旨味が引いて、分厚い酸味が強調されるようになる。 これはこれで爽快!

 温度帯によって表情がずいぶんと異なるため、自分の好みを探る楽しみもある。



 暑い夏は、味の薄いお酒を冷やして飲む。 はたしてそれだけが正解なのか。 いろいろなお酒の楽しみかたがありうるのでは。

 そんな、夏用のお酒についての思い込みに対して一石を投じるお酒。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2,600(2,808)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+9
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酸度:1.7


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2013年12月2012年10月2011年11月
「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2013年12月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「雁木 純米大吟醸 スパークリング 活性にごり生原酒」
 (↑2014年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 19:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2014年01月12日

雁木 純米大吟醸 スパークリング 活性にごり生原酒3

雁木 純米大吟醸 スパークリング 池袋西武で見かけて購入。

 祖父母の家にて飲む。

 新年会を兼ねた祖父の叙勲祝賀会が無事に終了。 直系の親族たち10人で急きょ打ち上げをすることに。

 いったん帰宅して、お祝いの日に合うお酒をチョイス。

 お祝いの日ということで、明るく元気なイメージの「雁木 スパークリング」。


 冷やしてから慎重に開栓して、いざ乾杯!

 軽いにごり具合で、炭酸が弾けるたびに吟醸香とお米の香りが広がる。

 この華やかな吟醸香と落ち着いたお米の香りのバランスが、純米大吟醸のにごり酒の魅力。

 炭酸の刺激を受け止めるやさしい甘味も上品。


 発泡性のにごり酒からイメージする豪快さではなく、奥ゆかしさを感じるお酒。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−12
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:50%


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2013年12月2012年10月2011年11月
「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2013年12月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 18:29|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2013年12月15日

雁木 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟 (純米酒/純米大吟醸)5

雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ秋熟雁木 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ秋熟 池袋東武で試飲・購入。

 今日は父の誕生日。

 父子ともに大好きな「雁木」を開栓。

 季節限定酒の飲みくらべです。


 そういえば、2人の「雁木」との出会いは、2004年11月の京都、ヨラムさんのお店。

 あれから9年が経ったのか。 と、しみじみ回想する。

 2人とも、この9年間でお酒の味わいの許容範囲が広がってきた。 2人とも、少し丸くなりましたね。


 今回の「雁木」2種類は、約1年の熟成を経て少し丸くなったお酒。

 とはいえ、「雁木」らしいヤンチャさは健在。


 まずは純米酒バージョンを冷温でいただきます。

 ひとことで言えば濃醇!

 ひかえめながら、麹の香りがさわやか。 ヨーグルト様の乳酸の風味が主体で、豊かな甘味と旨味、強烈な酸味が凝縮されている。

 このボリューム感とさわやかさに、2人とも満足!



 次に純米大吟醸バージョンを冷温でいただきます。

 ハーブ・青竹を思わせるドライなイメージの吟醸香に、麹の香りが重なる。

 純米酒バージョンよりも洗練されて、ほっそりとした印象ながら、純米大吟醸らしからぬ豪快さが魅力。

 ぜい肉をそぎ落としながらも、筋肉質なイメージ。 上品な含み香の底流には、力強い酸味、さわやかな苦味が活きている。

 好バランスで飲みごたえのある純米大吟醸。



【山口県岩国市 八百新酒造
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2650(2782)円   720ml:1380(1449)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.5
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母9H   酸度:1.8

「雁木 純米大吟醸無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 500ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.9   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:45%
 酸度:2.0


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2012年10月2011年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2013年06月2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 20:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2013年06月21日

雁木 純米無濾過 西都の雫3

雁木 西都の雫 池袋東武で試飲・購入。

 2011BYから「雁木」シリーズの仲間入りを果たした「雁木 西都の雫」。

 2000年に登場した「雁木」は、今では蔵の出荷の9割を占めるほどにまで成長。

 しっかり酸を効かせた旨口酒が、少しずつ認知され、受け入れられるようになったんですね。

 また、蔵元が杜氏を兼任するようになって酒質が向上し、蔵の方針が一貫してきたことも大きな要因でしょう。


 今回の「雁木 西都の雫」は、1800ml・720mlともに300本ずつという少量生産・少量出荷のお酒。


 常温でいただきます。

 無濾過らしい、軽い色づき。 華やかな香りとは無縁の、穀物様のおだやかな香り。

 まろやかな口当たりで、甘味・旨味・酸味の調和が取れた味わいがスルリと流れてゆく。

 さりげない苦味が、マンゴーのようなトロピカルフルーツを連想させる。



 おだやかで、複雑で、個性的。 燗でも魅力を発揮する、野趣あふれる「雁木」らしい火入れ酒。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2330(2446)円   720ml:1180(1239)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:(麹米)山田錦(山口県産)、(掛米)西都の雫(山口県産)
 精米歩合:60%   酸度:1.8   アミノ酸度:1.5


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2006年03月2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒」(2012年12月
「雁木 純米無濾過生原酒 槽出あらばしり」(2006年03月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2012年10月2011年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米無濾過 西都の雫」(2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 22:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2012年12月07日

雁木 純米無濾過生原酒 初搾り新酒5

雁木 純米無濾過生原酒 初搾り 池袋東口の「日本酒BAR 希紡庵」にて飲む。

 最後には大好きなお酒たちを飲みたいなあ。

 ということで、「雁木 純米無濾過生原酒」と「大治郎 純米生」の濃醇コンビを堪能します。

 「雁木」は、小林社長が杜氏を兼務するようになってから、良くも悪くも、ヤンチャな酒質が洗練されてきた。

 今回のしぼりたてのお酒も、荒々しい印象ではなく、キレイな印象。

 さわやかな麹の香りで、みずみずしい甘味・酸味が楽しめる。

 ボリューム感があるのに、さわやかな香味と切れの良さのおかげで、クリアで軽い後口。

 冷温から常温に近づいてくると、余韻にはお米らしいおだやかな雰囲気が出てくる。

 うーん、みごとなバランス・総合力。 やっぱりすごいお酒です。



【山口県岩国市 八百新酒造】 特別純米酒(無濾過)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1280(1344)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酸度:2.1   アミノ酸度:1.6


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2012年10月2011年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米酒 西都の雫」(2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 22:23|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2012年10月26日

雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟5

雁木 純米 おりがらみ秋熟2012 大森の「吟吟」にて飲む。

 以前、何度か一緒に飲んでセバさんもお気に入りになった「雁木」。

 「何回か飲んでるけど、『雁木』はおぼえているよ」とのこと。

 今回のお酒は、「雁木」シリーズでもっとも濃厚な商品だ。

 燗はもちろん、冷温でじゅうぶんに楽しめる万能型。


 今日は冷温でいただきます。

 生酒らしい麹の香りがさわやか。 さらには、枝豆・はちみつのような苦味・甘味を感じさせる香りも含まれている。

 コッテリと濃厚な口当たりで、豊かな甘味・旨味から、酸味・苦味が追いかけてきて複雑・濃醇。 飲みごたえ抜群だ。


 「やっぱり『雁木』はうまいなあ。」

 濃醇酒が好きなセバさんのひと言に、このお酒の魅力が詰まっている。



【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2650(2782)円   720ml:1380(1449)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.5
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母9H   酸度:1.8


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2011年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 純米酒 西都の雫」(2012年04月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 19:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2012年04月01日

雁木 純米無濾過 西都の雫3

雁木 西都の雫 池袋東武で試飲・購入。

 以前、レトロなラベルで発売していた「錦乃誉 純米酒 西都の雫」が、「雁木」ブランドとしてリニューアル。

 山田錦で統一していた「雁木」ブランドに、山口県生まれの西都の雫が新規参入。

 山田錦・無濾過の「雁木」に、フィルター処理の「雁木 純米吟醸」(緑ビン)が参入したとき以来の衝撃です。

 まずは常温でいただきます。

 常温熟成を経ていて、軽い色づき。

 香りは落ちついていて、きなこ、味噌、山菜のような雰囲気。

 お米らしいおだやかな旨味を基調とした酒質ながら、苦味を帯びた甘味・酸味には、マンゴーのようなトロピカルなイメージもある。


 燗にすると、酸味の強さとやわらかい飲み口がみごとに調和する。

 まろやかに流れて余韻にお米らしい雰囲気を残すところに、山田錦とのちがいを感じる。 良くも悪くも洗練されていない、野趣を感じるお酒だ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 特別純米酒(無濾過)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:西都の雫(山口県産)   精米歩合:60%
 酸度:2.1


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」(2011年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 23:18|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年11月10日

雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟5

雁木 おりがらみ 秋熟 池袋東武で試飲・購入。

 「西日本の酒まつり」に、今年も「雁木 秋熟」がやってきた。

 都合により池袋東武で今まで「錦乃誉 秋熟」として発売されていたものの、もともとは「雁木 秋熟」という商品。

 1年ぶりの再会。

 待っていたよ〜! ということで、迷わず購入。

 「雁木」シリーズは、地元産の山田錦による純米酒。 とくに、麹の風味とお米の旨味を活かした無濾過生原酒が魅力だ。

 小林社長が杜氏を兼任するようになった2007BYから、「雁木」の酒質はさらに洗練されてきている。

 ただ、その引き換えに、荒々しい個性がひかえめになったことは少しさびしい。

 この「雁木 純米無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」は、「雁木」の魅力であるヤンチャさをいちばん体現しているお酒。

 生酒らしいフレッシュな麹の香り。 そこに、熟成で生まれただろう、枝豆のような雰囲気が重なる。

 コッテリと濃厚な口当たりで、みずみずしい酸味が活躍する。

 甘味・旨味・酸味・苦味がギッシリ詰まっていて、飲みごたえ抜群。 濃醇なのに、しっかり味が切れて、ドライな雰囲気で締まる。

 温めても、そのままの常温でも、冷やしても。 それぞれの温度帯で個性・魅力が発揮される。

 う〜ん、やっぱり「雁木」って良いなあ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2650(2782)円   720ml:1380(1449)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.5
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母9H   酸度:1.8


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年08月04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 20:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年08月13日

雁木 スパークリング3

雁木 スパークリング お盆に、祖父母の家に持参して飲む。

 まずは乾杯用に、「雁木 スパークリング」。

 このお酒は、蔵のラインナップでも異例の存在。

 「雁木」の八百新酒造はもともと入蔵が遅く、年明けから仕込みを開始する蔵。

 ところが、新商品「雁木 スパークリング」だけは、クリスマス・年末年始に合わせてフライングで仕込む。

 日本酒らしさを基調としながらも、やや甘め・うすにごりタイプにした、少し変化球・遊び心を取り入れた活性・発泡酒。

 スパークリングといっても、宮城「一ノ蔵 すず音」や奈良「春鹿 ときめき」といった低アルコール・超甘口・強酸タイプのお酒とはまたちがう。


 うっすらとにごったお酒の中に、やわらかく溶けて形を失った小さな米粒たちが見える。 バナナ様の、やわらかく華やかな香りが吟醸酒らしい。

 バナナ様の香りとともに、やさしい甘味から入る。 炭酸の刺激と、酸の存在のおかげで、甘口一辺倒にならにならない。

 甘いと思っても、次のひと口に進んでしまう、意外な軽さがある。 香味のさわやかさが成せる業だ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米吟醸(発泡、無濾過、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−12
 原料米:山田錦   精米歩合:50%
 酵母:山口酵母9H


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 18:15|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年05月16日

錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 槽口から滴るそのままのお酒

錦乃誉 槽口 池袋東武で試飲・購入。

 「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」にて、見たことのない商品名を発見。

 「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 槽口から滴るそのままのお酒」。 長〜い!

 あぁ、毎年春に出荷する「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 朝しぼり」のことか。

 「錦乃誉 無濾過生原酒」シリーズは毎年ちがった味わいになるから、なかなか比較できない。

 今回のお酒は、炭酸の残った爽快で刺激的な飲み口。 ブドウ・ミント様の香りがこの蔵に一貫した個性。

 強い酸だけでなく甘味・旨味も存在感があって、およそ一般的な純米大吟醸とは言いがたい。

 麹の風味がサラリとドライな印象をつくっていて、余韻はさわやか。

 やっぱり八百新酒造、みずみずしくボリュームのあるお酒。 うまし!


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 500ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+4
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:50%
 酸度:2.0


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2011年04月2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 19:40|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2011年04月28日

雁木 ひとつ火3

雁木 ひとつ火 池袋東武の日本酒BAR「楽」にて飲む。 写真は家で飲んだ際に撮ったもの。

 「雁木 スパークリング」で乾杯した後は、「雁木 ひとつ火」を燗で。

 荒々しさを残しながらもフレッシュで力強い「雁木 生」に対し、燗に向くのが火入れタイプの「雁木」。

 お米由来の香りが中心で、かすかにぶどう様の雰囲気も感じられる。

 熟成を経た、ややねっとりとした口当たりで、伸びやかな旨味が魅力的。 力強い酸が鋭く味を切るところも秀逸。 さすが「雁木」!


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2400(2520)円   720ml:1200(1260)円
 アルコール度数:15.5   日本酒度:+3
 原料米:山田錦(山口県産)   精米歩合:60%
 酵母:協会9号系   酸度:1.8


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
   2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」
 (↑2011年04月2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 18:50|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

雁木 スパークリング

雁木 スパークリング 池袋東武の日本酒BAR「楽」にて飲む。 写真は家で飲んだ際に撮ったもの。

 久しぶりにセバさんと飲む機会ができた。

 池袋東武のお酒たちからリストがつくられる「楽」。 まずは「雁木 スパークリング」で乾杯だ。

 スパークリングといっても、宮城「一ノ蔵 すず音」や奈良「春鹿 ときめき」といった低アルコール・超甘口・強酸タイプのお酒ではない。

 あくまで、日本酒らしさを基調としている。

 うっすらとにごったお酒の中に、やわらかく溶けて形を失った小さな米粒たちが見える。 バナナ様の、やわらかく華やかな香りが吟醸酒らしい。

 バナナ様の香りとともに、やさしい甘味から入る。 炭酸の刺激と、酸の存在のおかげで、甘口一辺倒にならにならない。

 甘いと思っても、次のひと口に進んでしまう、意外な軽さがある。 香味のさわやかさが成せる業だ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米吟醸(発泡、無濾過、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−12
 原料米:山田錦   精米歩合:50%
 酵母:山口酵母9H


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2010年09月2008年06月2007年09月2007年01月
    2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」(2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 18:49|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2010年09月26日

雁木 純米無濾過生原酒5

雁木 純米無濾過生原酒 池袋東武で購入。

 冷蔵庫に常備している「雁木 純米無濾過生原酒」だが、先日とある事件があった。

 調達先の池袋東武の冷蔵オープンケースから、「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンが姿を消したのだ。

 4合ビンは売っていたが、1升ビンがない。

 姉妹商品の「雁木 純米吟醸無濾過生原酒」はいつもどおり1升ビン・4合ビンの両方が売っているのに、なぜか「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンだけがピンポイントにない!

 売り切れというより、販売スペースがなくなっている。

 たしかに、ひやおろしの季節ということで、全国の色々な蔵のひやおろしが並べられていたが、まさかこの数年間つねに鎮座していた「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンが追い出されるとは!


 ちょうど池袋東武では、人気の試飲販売会「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」を開催中。 全国各地の蔵たちが集まる中、「雁木」の小林社長も来店していた。

 そこで小林社長に「純米の生が買えないっ!」と相談したところ、社長はオープンケースを見て「あれ? ない!」と驚き、バックヤードへ。 そして「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンをかかえてご帰還。

 「今回はなぜか並んでいませんでしたが、裏にはあるはずなので、見つからないときはスタッフに聞いてください」とのこと。

 ありがとうございます! よかった〜、あるんだ〜。 と、ひと安心。


 ということでなんとかゲットできた「雁木 純米無濾過生原酒」を、秋になったことだし、久しぶりに常温保存して楽しむことにした。

 「雁木」の生タイプの魅力である、麹の香りがさわやか。 稲ワラを思わせるおだやかな香りも感じられる。

 夏を超えて熟成感が出てきて、ヤンチャな飲み口も少し落ちついてきた。 ボリューム満点の甘味・旨味・酸味も、まとまりが出てきた。

 う〜ん、やっぱりうまし!

 常温ではその個性がさらに発揮される。 ちなみに、燗にするなら、1回火入れした「雁木 純米無濾過 ひとつ火」のほうが適している。



 人形町「きく家」の志賀さんをはじめ、「神亀 純米酒 辛口」の熱狂的なファンは、出荷年度どころか、出荷月ごとの味のちがいを感じ取って「○○年の△△月が良かった」と指摘する。

 でも、そういえばよっしんも、毎月購入して日々飲んでいる「無手無冠 純米生原酒」・「雁木 純米無濾過生原酒」なら、年度ごと・月ごとの味のちがいはわかる。 両方とも生なので、月ごとのちがいは大きい。

 神業というよりは、「どれだけそのお酒を愛飲してきたか」という経験値なのかなと思った。 もちろん、熟成の遅い蔵の火入れ酒で、月ごとの変化を追うのは簡単ではない。


 <後日談>

 それ以来、ふたたび「雁木 純米無濾過生原酒」の1升ビンはオープンケースに堂々と復活。 これでまた買い足せます。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1280(1344)円
 アルコール度数:17.6   日本酒度:+4.5
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会1501系   酸度:1.9   アミノ酸度:1.6


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。記事にする機会が少ない)
 (↑2008年06月2007年09月2007年01月2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2009年12月2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」(2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 22:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2009年12月05日

雁木 純米無濾過 ひやおろし2

雁木 ひやおろし 池袋東武の「地方の小さな蔵の隠れた地酒まつり」にて試飲・購入。

 「雁木」シリーズといえば、山田錦・無濾過。

 「雁木」は、しぼってまもない「あらばしり」や半年熟成を経た「ひやおろし」が、通常商品よりも味乗り不足でものたりない。 限定商品よりも通常商品が圧倒的に良い、めずらしい蔵だ。

 今回の「雁木 純米無濾過 ひやおろし」も、通常商品の「雁木 純米無濾過生原酒」とくらべてはかわいそうかもしれないが、火入れ・未熟なお酒にみられる冷たく平板な印象。

 そういえば兵庫「龍力」も、火入れすることで生酒とは完全に別タイプの味わいになってしまう。 火入れのしかたの問題なのか、それとも火入れによって魅力が失われやすい酒質なのか。

 燗にすることで少し良くなるが、個人的にはこれで満足はできない。 昨年の「雁木 純米吟醸無濾過 ひやおろし」が意外と好印象だっただけに、少しがっかり。

 開栓して1週間すると、ふんわり麹の風味が感じられるようになり、お米らしいおだやかさも出てくる。 良い意味で土臭い、洗練されていない朴訥な旨さが楽しめる。

 ただやはり、みずみずしい酸味と凝縮された旨味が魅力の「雁木 純米無濾過生原酒」のイメージがあるだけに、残念な気持ちがぬぐえない。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1280(1344)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+4.5
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酸度:2.0


「雁木」「錦乃誉」の過去の記事
「雁木 純米無濾過生原酒」(冷蔵庫常置酒。 記事にする機会がない)
 (↑2008年06月2007年09月2007年01月2004年11月
「雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし」(2008年09月
「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」(2007年09月
「雁木 純米無濾過 ひとつ火」(2005年07月
「雁木 活性にごり 発泡純米生原酒」(2008年06月2006年06月
「雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒」(2009年01月
「錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2008年12月、(2007年02月
「錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟」
 (↑2009年06月
「錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒」(2009年03月
「錦乃誉 朝しぼり 純米大吟醸」(2008年04月
「錦乃誉 特別純米 西都の雫」(2008年10月2007年09月

rain_of_tears at 23:24|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2009年06月21日

錦乃誉 純米大吟醸 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟3

錦乃誉 純米大吟醸 秋熟 池袋東武で試飲・購入。 昨年末に購入し、やっと開栓。

 「錦乃誉 秋熟」は、春にしぼったお酒を低温で熟成させ、秋に出荷するお酒。

 昨年12月に飲んだ、兄弟商品「錦乃誉 特別純米酒 おりがらみ 秋熟」も参照のこと。

 特別純米酒バージョンは早くも飲みごろだったので、購入してさっそく飲んでしまった。

 しかし、今回の純米大吟醸バージョンはまだ若い印象があったので、さらに半年待って、1年以上の熟成状態で開栓した。


 黄緑色の500mlビンといえば、鑑評会出品酒用。 まさか、まさか、このお酒を春に出品したというのでしょうか!?

 このビンを見て、鑑評会出品酒にありがちな「華やかな香りとベタッとした甘味と、締まりのない飲み口」を連想した方は、良くも悪くも予想を裏切られます。

 個人的には、この豪快さは大歓迎!

 若すぎて、味がありすぎて、酸が強すぎて。 おおよそ、鑑評会で要求されるタイプとはかけ離れた、力強い純米大吟醸。

 サラサラとした口当たりでドライな感触。 ハーブ系のスッとする香りと、苦味を帯びた強い酸が主体のシャープな味わい。

 まろやかさや甘味とは縁遠い、シャキッと締まった印象だ。

 同じ蔵の「雁木」シリーズにも共通する、麹の風味が好きだなあ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 500ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+1.6
 原料米:山田錦   精米歩合:45%
 酸度:2.0

rain_of_tears at 22:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2009年03月17日

錦乃誉 朝しぼり 特別純米 無濾過生原酒4

錦乃誉 朝しぼり 池袋東武の冷蔵庫で見かけて購入。

 見ただけで買うときは2通り。 気になって飲んでみようというときと、好きだから試飲機会がなくても安心して買えるとき。

 もちろん、「錦乃誉・雁木」は後者。

 「錦乃誉 朝しぼり」は、しぼりたてをビン詰めしたお酒。 生のまま秋まで熟成させた商品が「錦乃誉 秋熟」だ。

 ラベルにも「槽口から滴る そのままのお酒」という文字。


 さて、今シーズンのしぼりたて・生まれたての味はどうかな?

 たしかにフレッシュな香りだけれど、さほど目立たず落ち着いた印象。 香りよりも、好バランスの酸味・甘味・旨味が魅力。

 若いので強い酸が目立ってしまうかと思えば、そこまで荒れていない。 たっぷりの旨味とさわやかな余韻のおかげで、飲みごたえ抜群。

 こ〜れはうまし!!

 同じ蔵の「雁木 純米無濾過生原酒」と飲みくらべてみる。 さすがに「雁木」のほうがボリューム感があり、麹の風味も豊かで好みだった。

 いや、しか〜し。

 「錦乃誉 朝しぼり」も「雁木」に負けないほどの存在感だ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.2
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酸度:2.5

rain_of_tears at 22:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2009年01月01日

雁木 スパークリング 純米吟醸 活性にごり生原酒2

雁木 スパークリング 元旦に祖父母の家にて飲む。

 お正月のお酒を調達するために訪れた池袋東武で購入。

 池袋東武には年末年始、山形「香梅」、埼玉「晴雲」、千葉「木戸泉」・「甲子」、長野「信濃錦」、岡山「酒一筋」、広島「瑞冠」、山口「雁木・錦乃誉」、熊本「瑞鷹」などが新酒をたずさえて来店する。

 そこで気になったのが「雁木 スパークリング」。 アルファベットで横書きされたラベルで、首からは「噴き出し注意」のストラップがかかる。

 クリスマスやお正月での需要にこたえて、八百新酒造としてはめずらしく年内にしぼったお酒。 このお酒だけ早めに仕込みをはじめたとのこと。

 夏の「雁木 純米活性にごり」とは精米歩合が異なり、純米吟醸の規格。 もちろん開栓時は注意が必要だ。

 バナナ様の、やわらかく華やかな香り。

 酸・旨味が少なめなのか、夏の純米タイプよりも甘めの印象を受ける。 つぶが大き目の炭酸は元気いっぱいで、爽快感におくれて豊かな甘味が感じられる。

 蔵元の計画どおりの香味とのことだが、個人的にはもう少し甘さひかえめで、旨味を引き出したタイプのほうが好みだなあと思った。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米吟醸(発泡、無濾過、生、原酒)
 720ml:2000(2100)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−12
 原料米:山田錦   精米歩合:50%
 酵母:山口酵母9H

rain_of_tears at 09:26|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年12月11日

錦乃誉 特別純米 無濾過生原酒 おりがらみ 秋熟5

錦乃誉 特別純米酒 秋熟 池袋東武で試飲・購入。

 毎年、春にしぼったお酒を生のまま熟成し、秋になってから発売する商品。 お米やつくりはもちろん、熟成環境にも左右されるので、毎年ちがった味わいになる。

 試飲したときは、「もう少し常温で寝かせたら飲みごろかな」という感触だった。

 したがって、購入してから常温で1か月放置。 常温といいながら、寒くなってくる季節だから、冷蔵庫と大差ないかもしれない。

 毎年のことながら、グラスにそそぐと、「これでもかっ!」というほどオリが入っている。 おいしそー!

 「錦乃誉」らしいさわやかな吟醸香に、枝豆・ピーナッツ様のコッテリした口当たりが続く。 そして麹の風味やドライな雰囲気に移ってゆく。

 みずみずしく非常に酸の強いお酒で、冷やしすぎるよりも室温に近い温度でパワフルな味わいが楽しめる。

 今年飲んだなかで、いちばん好みのお酒かもしれない。 今年の「秋熟」はうまい!


【山口県岩国市 八百新酒造】 特別純米酒(無濾過、生、原酒)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+3.8
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酸度:2.4

rain_of_tears at 21:21|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年10月26日

錦乃誉 特別純米 西都の雫2

錦乃誉 西都の雫 池袋東武の「小さな蔵の隠れた地酒まつり」で購入。

 昨年バージョンが非常にすばらしい味わいだった。

 これはまちがいない。 今年と去年とは別の味わいだ。

 昨年あったトロピカルな香りが今年はなく、かわりにモワッとした雰囲気がある。 昨年バージョンをさらに熟成したものなのか? そうは思えないが。

 今年バージョンの新酒を半年熟成した状態だとしたら、ずいぶんと熟成が早い。 そしてアカ抜けない。

 酸が強く、常温ではバランスが悪いので、ぬる燗で楽しむ。

 モチのような香りに、モワッとした雰囲気で入る。 ボリューム感のある飲み口と切れの良さは、八百新酒造らしい魅力。

 洗練されたイメージがなく、モッタリしているところが残念。 もしかしたら飲むタイミングが悪かったのかもしれない。 うーん、もどかしい。


【山口県岩国市 八百新酒造】 特別純米酒
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:西都の雫(山口県産)   精米歩合:60%
 酸度:2.1

rain_of_tears at 21:01|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年09月24日

雁木 純米吟醸 無濾過 ひやおろし4

雁木 純米吟醸 ひやおろし 池袋東武にて試飲・購入。 今回も小林社長、自らの来店。

 「雁木」のひやおろし、待ってましたー!

 今回は「雁木 純米吟醸」のひやおろしを購入。

 去年の「純米タイプのひやおろし」も好きだったけれど、今年は持ってきていないとのこと。 うーん、残念。

 まずは常温で。 純米吟醸タイプなので、香りが豊か。

 植物的なドライな香りに、かすかにリンゴやマスカット様の香りがひそんでいる。 ツーンとくるほど鋭くドライでも、プンプンと鼻につくような果実香でもない。 このバランスが良いねー。 不思議と落ちつく香りだ。

 生タイプのみずみずしい雰囲気とはちがって、口当たりはドライ。 シャープなお酒だなあ。 と思っていると、まもなくまろやかな甘味も現れる。

 クリアでさわやかな飲み口はそのままに、徐々に旨味がふくらむ。 熟成でまろやかになってボリュームが増すというのは、こういうことか。 純米タイプのひやおろしとくらべると、断然にカドが取れて洗練されている。

 酸と苦味がしっかりと後口を締める。 これぞ「雁木」、まさに軽快旨口。


 つづいて、ぬる燗(40度くらい)にしてみる。

 穀物らしい、おだやかでふんわりとした香り。 旨味・酸がまとまる。 さすが「雁木」。 純米吟醸タイプも味重視だ。

 冷めてくると、熟成したお酒の魅力が顕著になる。

 中盤に感じられるチョコレートのような香味と、ナッツ様の長い余韻は、まさしく熟成で生まれたもの。 しぼりたてのお酒には出せない、奥行きを感じさせる味わいだ。

 ぬる燗から常温に冷めてゆく変化をゆっくり楽しみたい。 冷やして飲むのはもったいない。

 「雁木 純米吟醸」は、生よりも火入れ熟成タイプのほうが好みだなあ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米吟醸(無濾過、生詰、原酒)
 1800ml:3000(3150)円   720ml:1580(1659)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:山田錦   精米歩合:50%
 酵母:山口酵母9H   酸度:1.8

rain_of_tears at 23:33|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年06月10日

雁木 活性にごり 発泡純米生原酒3

雁木 にごり 昨年につづき、池袋東武の試飲販売会「小さな蔵元の隠れた地酒祭り」にて試飲・購入。

 2007年夏に「雁木」シリーズの一員となった、活性・発泡にごり。 蔵元いわく、さらに前年にも発売を予定していたが、仕上がりに納得できなかったとのことで、発売は見送られた。

 2008年夏。 3シーズン目の仕込みは、昨年よりもさらに洗練されたお酒になった気がする。

 活性にごりは発酵途中でビンにつめたお酒。 発酵が続いているから、ビン内で炭酸が生まれる。

 お米の甘味と、シュワシュワとした炭酸が魅力だ。


 水色のビンは涼しげで良いねー。 絶版の「春鹿 山廃純米生原酒」を思い出す。

 今年はビンに「開栓時噴き出し注意!」の文字。 おぉ、さすが元気な(やんちゃな)「雁木」。 気をつけて開栓しよう。

 ちょっと栓をひねると、勢い良く炭酸が出てきて噴きこぼれそうになる。 ゆっくり慎重に、栓を開けては閉めて、開けては閉めて・・・・・・、大丈夫になるまでけっこう時間がかかった。


 湧き上がる炭酸で、ビン底にしずんでいたにごり部分が自然と混ざる。 グラスに注ぐと、見た目はカルピスソーダ。

 爽快! シュワシュワの炭酸が心地良い〜。 刺激的すぎても飲みづらいから、豊かな甘味で絶妙なバランスが取れている。

 ちょっと甘味が勝っているかなあと思った昨年とちがって、今回はややドライに感じる。 そのぶん、米の旨味も感じやすく、飲みごたえと爽快さが両方楽しめるお酒になっている。

 元気な炭酸が抜ける前に、早めに飲まなくては。 と思っていたけれど、飲んだ3人みんなで「うまい!」を連発して終了。 心配はいらなかった。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(生、原酒、活性にごり)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−9
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母9H

rain_of_tears at 22:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年06月08日

雁木 純米無濾過生原酒5

雁木 純米無濾過生原酒 池袋東武で6月5日(木)〜6月18日(水)に行われている、日本地酒協同組合主催の「小さな蔵元の隠れた地酒祭り」で試飲・購入。

 試飲したお酒については、前日の記事を参照のこと。

 いろいろ試飲したところ、やっぱり濃醇な「雁木」と「木戸泉」に落ち着いた。

 このお酒は、よっしんの大のお気に入りのひとつ。 2004年の秋にヨラムさんのお店で初めて出会った。 池袋東武に常置されているため、ことあるごとに購入している。

 蔵のホームページいわく、「巨峰を思わせる独特の含み香、飲みごたえ十分のコク」。

 個人的には今まで、巨峰というよりデラウェアという印象だったなあ。 乳酸・麹の風味が豊かな、フレッシュでみずみずしい口当たり。 豊かな甘味を上回る強烈な酸としっかりした旨味が、濃醇な味わいを形成する。

 後口も力強く、飲みごたえのあるお酒だ。

 冷やした状態では麹の風味が、常温では突き抜ける強い酸が、ぬる燗にすると米の旨味が強調される。 温度のちがいでも楽しめる。

 今年の「雁木 純米無濾過生原酒」は、かすかにワラのような雰囲気を持ち、例年よりややドライな印象に仕上がっている。

 蔵元にうかがったところ、今回の仕込みはどの商品も全体的に同様の傾向にあるとのこと。 爽快で好きです。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1280(1344)円
 アルコール度数:17.6   日本酒度:+4.5
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会1501系   酸度:1.9   アミノ酸度:1.6

rain_of_tears at 19:36|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2008年04月05日

錦乃誉 純米大吟醸 朝しぼり3

錦乃誉 純米大吟醸 朝しぼり 池袋東武で試飲・購入。

 八百新酒造が春に出荷する「朝しぼり」、秋に出す「秋熟」はともにおりがらみの無濾過生原酒。 今回もビンの下にオリがしっかりしずんでいる。

 「朝しぼり」や「秋熟」は、毎年ちがった味が楽しめる。 味がバラついて安定しないと敬遠するか、当たり年があるからと挑戦するかは、人それぞれだけど。

 荒々しい味の競演。

 強烈な酸を中心に、米の旨味やミント様の含み香も感じる。 しっかり甘味を切っているから、後口はドライ。 清々しい余韻が長くつづいて、飲みごたえがある。

 酸が弱く味も薄くて、甘〜い香りが残る大吟醸とは次元がちがう。

 鮮烈でシャープ。 それでいてボリューム感もある。 うまし!


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米大吟醸(無濾過、生、原酒)
 500ml:1500(1575)円
 アルコール度数:16.9   日本酒度:+4
 原料米:山田錦   精米歩合:45%
 酸度:2.0

rain_of_tears at 22:13|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年09月27日

雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし4

雁木 ひやおろし 池袋東武で試飲・購入。

 蔵のスタッフに聞いたところ、「雁木 ひやおろし」は出荷量が非常に少ないそうだ。 すごく貴重!

 まあ、「雁木」はもとから250石くらいしかつくっていないから、通常商品もじゅうぶんに貴重だ。

 おなじく1度火入れした「雁木 純米無濾過 ひとつ火」が加水したタイプだったのに対し、この「雁木 純米無濾過原酒 ひやおろし」は原酒のまま。

 フレッシュでみずみずしい生タイプとはちがい、「ひやおろし」は干しブドウ・リンゴ様のおちついた香り。

 ひと口目はスルッとなめらかに流れて、「あれ? おとなしいぞ」と思ってしまう。

 しかし、2口目・3口目と、どんどん味が開いてくる。 力強い酸がストレートにせまってきて、押し上げてくる旨味も大きい。 後半にピークがやってくる、パワー系のお酒だ。

 燗にしたときのボリュームにも驚かされる。 リンゴの蜜のような甘酸っぱいタッチと、後半の強烈な味わいが、「秋鹿 山廃純米吟醸無濾過原酒(廃盤)」を思わせる。 なつかしい。

 「雁木」はタイプと火入れタイプの個性が異なる。

 そしてどちらも好み。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生詰)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+2
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 使用酵母:山口酵母   酸度:2.0

rain_of_tears at 18:51|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年09月22日

雁木 純米無濾過生原酒5

雁木 純米無濾過生原酒 最後は「雁木」。 これも常温で飲む。

 「純米無濾過生原酒とはこんなお酒だ」という主張が感じられる強い酸と太い味。 自己主張の強いお酒、大好き!

 「料理が主、お酒は従」「料理を邪魔しないお酒が良い」という西洋的な思想がはやる中、「お酒が主役、ドーン!」というこのお酒は貴重な存在。

 晩酌という日本独自の文化、酒の肴という言葉にあらわされるように、日本にはお酒を主として楽しむ思想があった。

 お酒を飲みながら食べる「おいしい食事が好き」という人ではなく、
 「お酒が好き
 という人のためのお酒だ。

 もちろん、お酒と料理のどちらを主とするかは嗜好の問題で、文化の新旧も事実にすぎない。 人それぞれだ。

 華やかさはないが、乳酸を感じるやわらかい香りと、少し熟成した生特有の濃密な香りが力強いお酒の証。 ドライではなく、麹の風味も感じる幅のある味わいで、ボリューム満点の旨味が後に押しよせる。

 さすが「雁木」!


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:18.5   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母・協会15号   酸度:2.0   アミノ酸度:1.5

rain_of_tears at 01:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年09月20日

錦乃誉 特別純米 西都の雫4

錦乃誉 西都の雫 池袋東武で試飲・購入。

 福助のデザインがレトロだなあ、と思ったら「錦乃誉」だ。

 大好きな蔵の1つ、「雁木」「錦乃誉」の八百新酒造がまたやってくれました。 こりゃあ、うまい!

 西都の雫(さいとのしずく)

 山口県で復活栽培した穀良都と、西海222号(山田錦の子)とを交配して誕生した新品種。

 福岡「三井の寿 穀良都 山廃純米」が好きなよっしん。 穀良都の子、西都の雫はどんな味なのか、ずっと気になっていた。

 まずは常温で。

 おだやかだが、マンゴーのような、酸味とやわらかさを感じさせる香りがある。 強烈な酸のアタックが印象的で、さすがパワフルな八百新酒造だと思った。

 しっかり甘味は切れているハズなのに、どこか甘味を感じる風味も魅力的。 ツヤのある旨味に、西都の雫と穀良都の共通点を感じる(まあ、親子ですから)。 淡麗なお酒とは対照的だ。

 燗にすると特にすばらしい。 旨味が増幅し、らっかせいのような油気を帯びたやわらかい風味が、強い酸をつつみこんでバランスが良くなる。

 久しぶりに感動的なお酒に出会えた。 これは洗練されたタイプの「錦乃誉」というより、荒くも力強い「雁木」といった方が似合っているかもしれない。

 しかし蔵の方に聞いたところ、県外向けの銘柄「雁木」には「全商品が山田錦」という個性を持たせたいということで、地元向けの銘柄「錦乃誉」として発売したとのこと。


 浦和の「和浦酒場」に1本進呈したところ、お燗番ナカちゃんから「穀良都の田舎っぽさがあるけど、ちょっと優等生」という感想をいただいた。 なるほど、たしかに!


【山口県岩国市 八百新酒造】 特別純米酒
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:16.5   日本酒度:+5
 原料米:西都の雫(山口県産)   精米歩合:60%
 酸度:2.1

rain_of_tears at 22:37|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年02月17日

錦乃誉 おりがらみ秋熟 2005BY3

錦乃誉 おりがらみ秋熟 2005BY 池袋東武で2006年秋に購入していたお酒。

 生を常温で数か月熟成させたので、どう味が乗ってきているか楽しみ。

 「錦乃誉」は、錦川にかかる錦帯橋で有名な山口県岩国市の蔵。 2000年からスタートした新銘柄、ボリューム満点の「雁木」の蔵としても知られている。

 この「おりがらみ 秋熟」は、前年につくられたお酒を生のまま半年以上の熟成させて出荷する商品。

 熟成感とオリのおかげでより濃厚な味わいが堪能できる、よっしんのお気に入りのお酒のひとつだ。

 しかし、大好きな蔵・大好きなお酒だから言わせてもらおう。 2004BYが非常に素晴らしかっただけに、今回の2005BYは力強さに欠けて物足りない

 これは、昨年秋の試飲時にも感じたことだが、ボリュームが例年より小さいのだ。 よっしんだけの感覚なら勘違いかもしれないが、試飲会のスタッフたちも同様の感想で、「今回は良くないねえ」との意見で一致した。

 従来と同様、たしかに濃い。 そして酸っぱい

 熟成生とあって、チョコレートのような甘い香りが印象的なお酒。 米由来の甘味と緻密で複雑な酸が交錯し、なめらかに流れてゆく。

 しかし、昨年バージョンにあった突き抜けるようなシャープさ、力強い押しは感じられない。

 燗にしてみると旨味がふくらみ押しも多少出てきて、とくに35度あたりが一番バランスがよく、それ以下だと元のボケたお酒に戻ってしまった。 温めたら飲めるお酒ではある。

 いや、まだまだ。 なにせ、良かったと評判の「2005年秋」の酸度は1.8で、今回は酸度2.2。 さらに熟成したら良くなるかもしれない。 あきらめたくない。

 今季の仕込み、つまりは2007年秋に出荷される分は、2年ぶりに「うまい!」の嵐が吹き荒れることを期待したい。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:17.5   日本酒度:+1.5
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会1501号   酸度:2.2

rain_of_tears at 20:39|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2007年01月01日

雁木 純米無濾過生原酒5

雁木 純米無濾過生原酒 池袋東武で購入。

 お正月は大好きなお酒、「雁木」の無濾過生原酒を飲む!

 「雁木」は2004年10月、京都を父と旅したときに「酒BAR よらむ」のヨラムさんに教えてもらった「酸の効いたお酒」。

 「これぞ純米無濾過生原酒!」といわんばかりの、強い酸と太い味。 生で熟成を経ているため色づきが濃い。

 幾重にも重なった、大きく長くまとまった味がおしよせて、余韻も長い。 ボリュームを感じる力強いお酒だ。

 乳酸・炭酸の残る、生のフレッシュ感。 豊かな米の甘味と麹の風味、そして幅を感じる旨味。 濃醇な味わいで、極めつけは後に押しよせる強烈な酸。

 まだまだ荒々しさ・若さの残るお酒だが、力強いパフォーマンスには恐れ入る。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:18.2   日本酒度:+3
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:協会15号酵母
 酸度:1.8   アミノ酸度:1.4

rain_of_tears at 09:05|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2006年06月16日

雁木 活性にごり 発泡純米生原酒3

雁木 活性にごり 池袋東武、小さな蔵まつりにて試飲&購入。

 「雁木」「錦乃誉」で知られる八百新酒造は、山口県岩国市、錦帯橋のかかる錦川のほとりにある小さな蔵。

 「雁木」は米本来の味を楽しむためにつくられた新銘柄で、ラインナップは山田錦を使った無濾過の純米酒たち。

 今回の活性にごりは発酵途中でビンにつめたお酒。

 米の甘味が魅力的で、シュワシュワとした炭酸が口中をフレッシュに洗い流す。

 良くも悪くも洗練されていないストレートな米の旨味と、奔放な酸がこのお酒の魅力だ。

 小林社長いわく、「甘めに仕上げた」とのこと。 甘味のおかげで、炭酸や強い酸といったヤンチャな味わいがやさしくコーティングされている。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(生、原酒、活性にごり)
 1800ml:3095(3250)円   720ml:1500(1575)円
 アルコール度数:14.5   日本酒度:−10
 原料米:山田錦   精米歩合:60%
 酵母:山口酵母9H

rain_of_tears at 22:25|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!

2006年03月23日

雁木 純米無濾過生原酒5

雁木 池袋東武で購入。

 これぞ純米無濾過生原酒といわんばかりの、強い酸と太い味。

 生で熟成を経ているため、「あらばしり」タイプとくらべて色づきが濃い。 2つをならべると一目瞭然。

 中盤は練れた濃厚な味わいが楽しめるが、終始一貫して乳酸が活躍してフレッシュな印象を保っている。

 一つの波というより、津波のように大きく長くまとまった味が押しよせ、そのまま力強く押しきる。 余韻も長い。

 ボリュームを感じる力強いお酒だ。


【山口県岩国市 八百新酒造】 純米酒(無濾過、生、原酒)
 1800ml:2500(2625)円   720ml:1250(1312)円
 アルコール度数:18.2   日本酒度:+3
 原料米:協会1501号   酸度:1.8   アミノ酸度:1.4

rain_of_tears at 23:54|PermalinkComments(0)TrackBack(0)clip!
blog内検索
Archives
Recent Comments
訪問者数

    アクセス数