da969e32.jpg「いま、会いにゆきます」をテレビ放送していたので、録画して観ました。


市川拓司さん原作、そして、この映画をキッカケに結婚した、中村獅童さんと竹内結子さんが主演です。


…正直かなりナメてました。きっと面白くないなぁって思ってたんだけど、かなり楽しめました。良かったです。


死んだはずの妻がいきなり現れたんだけど、梅雨の間の６週間しか居れなくて…という話ってのは知ってたんだけど、ぶっちゃけ「黄泉がえり」やん！って思ってて。「セカチュー」とかの純愛ブームで、またそういう系？ってカンジだったし。けど、精神状態も良かったのもあって、ホンマかなり良いカンジで観れたし。


童話みたいじゃないですか。大人の童話というか、ファンタジーというか。まぁ、ファンタジーの空気感をもうちょっと欲しいかな、とは思うけど。

なんだろう。うまく言えないけど、ふわふわした感覚というか、淡々とした柔らかい雰囲気というか。ファンタジーの説得力というか。ちょっとだけ足らんかな。まぁ、テレビ放送なのでＣＭ入ったりするのもあるから一概に言えないけど。

もっとテンポ良く、ファンタジー色が強い方が良いかな。子供の目線でも良いんだけど。まぁ獅童くんが、そういう意味で子供みたいな雰囲気ですごく良いんだけど。


ホント、今回は精神状態がかなり良かったので、実は言ってるほどは気にはならなかったというか、そういうのをあんまり気にしちゃダメやなぁーって思いながら観れました。録画して夜中に観たのもあるかな。テレビ放送のリアルタイムだったらどうだったろう。まぁ、せっかく映画を観るんだから楽しまなきゃね。分析は映画楽しみながらも良いカンジでやれたし。あんまり細かい点ばっかし気にしすぎて重箱の隅つっつきながら観るのもね。

…と言いつつ、この流れで先に気になった点を書いときます。高校時代は中村獅童くんと竹内結子さんじゃなく違う若い子らが演じてたけど、高校卒業したらすぐ中村獅童、竹内結子になっていたので、それならば高校時代も彼らが演じたら良かったんちゃうん？って思っちゃった。けど、彼らが制服着てたらやっぱ違和感あるかな…けどけど、急に人が変わる方が違和感あるし、彼らならギリギリ大丈夫っぽいけどな。難しいチョイスなんだけど。うーん、どうなんだろうな。てゆっか、大塚ちひろの方が竹内結子よりもカワイイし…僕的には。


まぁ、あといくつか細かい部分気になったりしたんだけど、あんまり言ってもアレなんで。



良かったなぁーって思った点は、さっきもチラッと言ったけど、中村獅童がめっちゃ良くて。あの気の弱いというか、どこか癒し系な中村獅童くんがファンタジーな、ほんわりな感覚を醸し出してて。

死んだはずの竹内結子が現れる仕組みもツジツマがよくできてるし。こういうサプライズも大好きだし。

まぁ、リズムが小説的でちょっとダルいなぁー、ちょっと長いかなぁーとか、市川実日子やＹＯＵは要らんかなぁー、とかは思うけど、良かったです。甘目だけど75点です。

てゆっか、原作の小説がかなり良さそう。ちょっと一回、目を通さなきゃね。「セカチュー」は原作の小説、映画は普通くらいだったのもあって「いま会い」をナメてたんで。



観賞日★06/04/17


カテゴリ：
映画バナ☆０６☆１〜４月