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小雨降るなか、高円寺に行ってきました。
目的はこれです。


『詩×旅』リーディングデイ

http://shikakeru-tabi.tumblr.com/post/74920213722/3-2


ツイッターで詩関係の面白そうなイベントを探しているうちに偶然見つけ、これは行こうと思い立ちました。サイトを見てもらえばわかりますが、他にもこの「詩×(しかける)」という企画ではいろんな面白い試みを行っているようで、時間があれば全部行きたかったくらい。とにかく、詩でなんかやったろかという気概がほとばしっていていい。いままで詩の朗読というものを体験した事がありませんでしたから、この機会にと。
方向音痴はこの日も絶好調で、一時間ほど歩き回り、途中で半泣きになりながら入ったレストラン「醍醐」で生姜焼き定食を食べて「うまい」とか言い(ぼくはうまいと「うまい」と口に出してしまう病気です)片言の店員さんに「アリガトゴザマシタ。マタアイマショー」と勇気づけられ店を出て、ここで文明の利器、人類最大の発明、堕落と陰謀説の始まり、現実に生み出されたドラゴンレーダーことグーグルマップさんを使ってついに到着。ありがとうグーグルマップ。また(すぐに)会うでしょう。


結果、二組の朗読しか聞く事ができなかったのですが、行って良かった。
凡庸な感想になりますが、声で聞くと読むのとは違う味わいがある。
声色、読むスピード、抑揚が訴えかける。
何しろ、緊張感がある。
読む方もだろうし、聞く方もです。当たり前ですが、聞き逃したら最後なわけですから。


「腐乱ちゃんと恨乱ちゃん」
ただそのトリッキーな名前から興味を惹かれて行ったのですが(笑。でも、あんな裏路地を通って、雰囲気よろしい古書店にひとり踏み込んだ自分の勇気を誰かに褒めてほしい! 大学生くらいの時なら絶対に「あ、もう無理だ。高円寺散歩して帰ろ。雨降ってるし。はは」で諦めていました。おじさんになって図々しくなったのが幸いしました。あ、カッコの中がものすごく長い)すごく良かったです。
その朗読はエンターテイメントでした。
ど正面かぶりつきの、舞台でいうところの唾かかり席で見たのですが、圧巻でした。
先日亡くなったまど・みちおさんの詩から始まり、続いて歌、そして朗読。
詩は、耳にすっと入ってくる(作る方には耳で聞くから難しい言葉がつかえないという制約がある。はず)なかに、時折ぐっと抉ってくるフレーズがあったりして。
また、二人でかけあうところや同時に読むところもあって、こっちの集中力を絶やさないための工夫がある。
あと、笑える。
ぼくは笑えることで「立っている」ものと、「さあ面白い事やらんかな」という人が好きです。
かっこいいから。

昔朗読CDというのをつくったことがあって、もう手元に無いんですが(記憶にもほぼ無い)その熱がまた再燃しそうなほど素敵な朗読でした。
そうそうこんな収穫はないでしょうが、またイベントを探して行きたいとおもいます。






やっぱり名前がいい!