2009年11月25日
どろんこどろんこ!
どろんこを体感どろんこ遊びは子どもには大事な遊びですよ、と言われても、
あの汚れを考えただけで尻込みする親も多いでしょうね。
そんな時こそ、絵本で疑似体験です。
おなじみのくまくんの砂遊びの光景です。
シャベルにバケツ、水があれば、無限に遊べますね。
くまくんの表情の、何て楽しそうなこと。
でも最後は目に砂が入っちゃったかな?
裏表紙は、ちょっと複雑な後姿です。
我が子たちの小さい頃を思い出してしまいました。
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2009年11月24日
いただきまあす
試行錯誤くまくんの食事光景が延々と描かれます。
頑張って一人で食べようとするくまくんの試行錯誤がありのままに。
親子ともに共感できるでしょうね。
そばにお母さんがいるでしょうに、
なかなかすごい有様になっているのに、
手伝ったり、お小言言われたりがありません。
これはすごいことです。
この作品には描かれていませんが、
お母さんの優しい見守りの気配を感じます。
乳児親子の会の支援ボランティアをしていますが、
よく相談があるのが、遊び食いについてです。
正直正解は無いのですが、この絵本のようにじっくり見守ってあげられる余裕が
大切なような気がします。
お、やってるやってる、がんばってるねえ、
と楽しく思えたらいいですね。
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2009年11月23日
いいおへんじできるかな
返事の大切さ我が子たちもお世話になった、きむらゆういちさんの赤ちゃん向け仕掛け絵本。
これはお出かけ版、丈夫でコンパクトで重宝できそうですね。
仕掛けや展開は毎回大体同じなのですが、
それでも飽きさせないし、親子でしつけを楽しく学べる所はさすがです。
読んでいるだけで、お返事って楽しいな、やってみようかな、
という気分になりますし、返事の大切さも体感できそうです。
もちろん、おはなし会でも、仕掛けあり、読者参加型にさせやすく、
強い味方です。
我が家の思春期真っ只中の無愛想中高生にも読み聞かせたいくらいです。
お返事は基本です!
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2009年11月22日
へんしんクイズ
奥深い「へんしん」読み聞かせでは大いに盛り上がる「へんしん」シリーズ第9弾。
よくもまあ、ネタが枯渇しないものです。
しかも、そう来たか!の出来栄えに毎回脱帽です。
今回はクイズ方式です。
私としては、バスケットボールの問題が一押し。
あ、ラストの締めもいいかな。
そういえば、かっぱ姿の作者本人が出題者のようですが、
かっぱのパーカー着てる???
おはなし会で、盛り上がりたい時にいいですね。
rainbow_y at 05:00|この記事のURL│「へんしん」 シリーズ
2009年11月21日
せんをたどって せかいいっしゅう
一筆書きで世界を体感読み聞かせというよりはじっくりと楽しむ絵本だと思います。
表紙から始まった一筆書きで、裏表紙まで世界を巡ります。
翻訳本なので、表紙の題名の一筆書きは訳者の作品でしょうか。
でもよく出来ています。
世界を巡って、そこの生き物たちの様子が描かれていますが、
思わずたどりたくなってしまいます。
解説もたくさんありますから、じっくり時間のある時に読むことをお勧めします。
一筆書きでの表現という発想も見事ですが、
世界が一本の線でつながっている、ということを体感できるような気がします。
これはなかなかすごいことだと思います。
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2009年11月20日
マドレーヌとローマのねこたち
ローマ旅行と、泥棒の事情人気のマドレーヌシリーズですが、これはルドウィッヒ・ベーメルマンスの孫による作品。
もちろん、キャラクターの雰囲気やおしゃれな背景はそのままのテイストです。
今回、マドレーヌたちはローマ旅行。
物語を読んでいくと、現存する名所がふんだんに描かれていて、
こちらまで旅行した気分です。
でもやはり、ハプニングが起こります。
何と現地の少女による、観光客のカメラ泥棒です。
マドレーヌの追跡行もすごいですが、泥棒少女の動機は複雑ですね。
でも、万事解決してよかったよかった。
さらりと描かれている貧民街ですが、やはり、子どもたちに現実として感じ取ってほしいですね。
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2009年11月19日
おおきくなりたいこりすのもぐ
おおきくなったでしょ小さい子向けの科学絵本としてもいいですね。
写実的な絵ですので、りすがどんなものをどうやって食べるのか、
ちょっとした自然観察にもなります。
こりすのもぐが食べ物を食べる様子を描いてあります。
名前のとおり、一心に食べる様子が愛らしいです。
そして、こちらを向いて問いかけます。
「おおきくなったでしょ」
ぐんぐん成長する子どもたちにも、それを見守る親にとっても、
共感できるフレーズですね。
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2009年11月18日
みみかきめいじん
耳かきの心地良さ何とも魅力的な題名です。
もちろん、かがくいワールド全開です。
どうやらひょうたんが主人公で、みみかき草なるものを育てているのです。
そのみみかき草で、お客さんの耳をほじほじほじ・・・。
その気持ちよさそうな表情が絶妙です。
もちろん、お客さんも、一筋縄ではありません。
びっくりするようなお客さんも。
やはり12月に読んでみたいです。
カバーに描かれた、『おもちのきもち』のおもちさん、
『もくもくやかん』のやかんさんも友情出演ですね。
余韻の残るラストも鮮やか。
まるで、急逝した作者への追悼のような鐘の音です。
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2009年11月17日
ともだちのしるしだよ
ペシャワールの難民キャンプの現実原題は『Four Feet,Two Sandals』、
絵本翻訳大賞に選ばれた現役高校生による訳文というから驚きです。
とても素敵な題名で、思わず手に取ってしまったからです。
パキスタンのペシャワール難民キャンプが舞台です。
救援物資を受け取りに来た二人の少女が、一足のサンダルをきっかけに仲良くなります。
10歳の少女なのに、二人の生活環境は苛酷です。
でも、だからこそ、二人の友情が嬉しいです。
たった一足のサンダルを交互に履くという発想も、素敵な知恵です。
難民キャンプがテーマということで、子どもたちにも難しいかな、と思いましたが、
友情が軸のストーリーですので、わからないなりに何か感じてほしいと
読みました。
世界の子どもたちの現実を感じ取ってもらえたら嬉しいな、と思いを込めつつ。
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2009年11月16日
ブーアの森
迫力の絵で語る環境絵本癌闘病の末亡くなったミュージシャン忌野清志郎さんの作品。
単なるタレント本かな、と思ったら、どうやら環境絵本らしい、ということでセレクト。
予想以上に内容のある作品でした。
木登りが好きなしょうくんが森で木の精と会い、出会ったのが、
不思議な生き物、ブーア。
ブーアの目は、危険に応じて青、黄、赤と変化するのです。
連れ帰ったしょうくんは、自分の住む環境に目を向けます。
とても迫力のある絵です。
生前の奇抜なファッションに通ずるところがあるのかもしれません。
遠目が利きそうだったので、おはなし会で読んでみました。
テーマ的に難しいかな、とも思いましたが、
ブーアという、親しみやすいキャラクターに子どもたちが惹き付けられて、
しっかりと聞いてもらえました。
やや重いテーマでしたが、そのメッセージがきっと伝わったと思います。
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2009年11月15日
あんたがた どこさ ―おかあさんと子どものあそびうた―
わらべうた続編『あがりめさがりめ』の続編です。
同じく楽譜付きで、絵本形式で紹介されています。
題名にもある「あんたがたどこさ」、私は小1の頃覚えましたね。
その頃小学校でブームで、鞠ではなく、スーパーボールでしました。
思えば、まだわらべうたがそれなりに伝承されていたのですね。
今の我が子たちを見ていると、男の子ということもありますが、
本当に昔ながらの遊びを知らなくて、ある意味さびしいですね。
だからこそ、大切にしたいですね。
手遊び歌を改めて勉強中の最近は、もちろん、中・高校生の息子たちは相手にしてくれませんが、
息子たちがなかなか朝起きない時は手遊び攻撃しています。
(もちろん、嫌がるので、起こすのには効果的♪)
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2009年11月14日
あがりめ さがりめ ―おかあさんと子どものあそびうた―
わらべうた入門に絵本の読み語りをしていると、手遊びもいくつか必要になってきます。
ということで、まとめて勉強してみようと借りてきました。
わらべうたということで編集されているので、昔懐かしいうたが多いです。
楽譜も付いているのですが、口伝承の歌ですから、ご自身が歌いやすいように
歌ってください、とあります。
私自身も、子育て中、いろいろな方から手遊びを教わりましたが、
たくさんバリエーションがあってびっくりしたことがあります。
この絵本の素敵なところは、単なるマニュアル本ではなく、
手遊びが絵本で表現されているところです。
ほら、見ているだけで楽しくなってきます。
知らないうたも、読んでいると手遊び歌っぽく聞こえますので、
まねてみてもいいですね。
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2009年11月13日
あがりめ さがりめ
読むだけで手遊び小さい子向けのおはなし会には手遊びタイムも必要になってきます。
レパートリーがそんなに無い時は、この絵本を活用するといいです。
題名どおり、表紙の男の子たちが、
あがりめさがりめといないいないばあをするのです。
絵本の進行とあわせて遊べば、ほら、もう手遊びタイム。
・・・ところが、意外なラスト。
おはなし会で使いましたが、子どもたちは1歳前後だったため、
キョトン???状態。
でも、親がとても受けてくれました。
ややシュールな展開に、読み語りメンバーの受けも良かったです。
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2009年11月12日
いきてるって どんなこと?
「生きてる」ことを考える小学校で時々先生方から選書の相談を受けることがありますが、
その中でもテーマ的によく言われるのが「命について」です。
ということで、普段でも意識的にそのようなテーマの作品はチェックしています。
この作品は、題名のとおり、「生きてる」ことを考える科学絵本です。
生き物の定義をわかりやすい語り口で解説します。
もちろん、例えも身近なものばかり。
そして、生きものと、そうじゃないものの分け方も書いてあり、
小さい子でもやってみようかな、と思います。
そんなことを通して、生きてる、を体感できるように思います。
親しみやすい絵もいいですね。
小学校なら、授業で使うのもいいのではないかと思います。
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2009年11月11日
おおきな やかたの ものがたり
時の流れと建物「館」と呼ぶにふさわしい建物が主人公。
どことなく顔に見えるのが不思議です。
最初は貴族が住んでいたというのですから、
ずいぶん昔のことなのですね。
それから、ホテルやレストランになったり、
ショッピングセンターになったり。
火事になってからは悲惨ですが、この建物が、
かわいそうな子どもたちを救ったとも言えます。
作者の建物への愛が伝わってくるストーリーでした。
緻密に描かれた建物の素晴らしさはもちろんのこと、
そこに住まう人々の生活観が伝わってきます。
定点観測のような視点で、時間の流れも体感できます。
でも、何で穏やかなラストでしょう。
建物の気持ちに触れた思いでした。
グイグイと惹きつける展開に、
子どもたちも聞き入っていました。
作品に登場するかわいそうな子どもたちの姿から、
何か感じてくれたら嬉しいです。
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2009年11月10日
むしのおんがくがっこう
リズミカル建物の作品が魅力的な青山さんですが、今回は虫たちが主人公。
でもやっぱり、素敵な学校の様子にうっとりです。
音楽が好きなテントウムシは虫の音楽学校に入りたいのです。
でも、鳴く事が出来ないことを痛感してあきらめるのですが・・・。
クツワムシの校長先生の理論ももっともですが、
既存の音楽の概念を一新させたテントウムシの音楽への情熱も
ひしひしと伝わってきます。
音楽学校の様子が面白いですね。
テントウムシが見つけた音楽もリズミカルです。
読み聞かせでは難しいところですが、流れに乗って即興でメロディーや
リズムをどうぞ。
子どもたちも興味津々で聞き入っていました。
びっしりと描かれた虫たちを眺めるのもいいですね。
絶妙な表情も味わいどころです。
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2009年11月09日
みのむし ちゃみのがのくらし
生きる知恵と命知っているようで知らないみのむしの一生の生態を追った科学絵本。
写実的な絵なので、クオリティが高いです。
とても地味な虫ですから、普段はあまり気に留めませんが、
改めてみのの作り方を解説されると、びっくりです。
動画で見たいところですが、文章と絵でしっかりイメージをつかみましょう。
やはり感銘を受けるのは卵を産むところでしょうか。
命と引き換えに、命をつなぐ営みに力強さを感じます。
そして、生まれた命も、わずかな生存率。
子どもたちも命を実感できるような気がします。
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2009年11月08日
ぼくはたね
種の知恵題名のとおり、種が自分について語ります。
親しみやすい語り口に、思わず聞き入ってしまう説得力です。
種にとっては、どこかへ運ばれて芽を出すためにいろいろと工夫があるのです。
最初に登場するのは、「ひっつきむし」でおなじみの服などにくっついて厄介な種。
そう、これも立派な知恵ですね。
そう思うと、普段の生活で目にする種に愛着がわきますね。
秋の野山で見かける植物の一覧は、私にとってもありがたいです。
親子でちょっと観察してみようかな、というきっかけにいいと思います。
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2009年11月07日
もうおきるかな?
愛らしい動物たち小さい子向けのおはなし会でセレクト。
ごあいさつをして、導入にぴったりでした。
寝ている動物たちが登場、次のページで起きる、の繰り返し。
馴染みのある犬や猫、くまやぞうなど。
かわいいリスやウサギもいますよ。
その愛らしい表情や様子に、思わずほっこりさせられます。
写実的な動物画なので、安心して子どもたちに見せてあげられます。
ちょっとした図鑑感覚で鑑賞も出来ますね。
どの動物たちも、親子で登場しているところも嬉しいです。
文章はベテラン松野正子さん。
洗練されたシンプルな文章がうれしいです。
赤ちゃんも見入っていました。
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2009年11月06日
りんごころころ
おいしいりんご「あかちゃんのおいしい本」と副題があったので、
小さい子向けのおはなし会用にセレクトしましたが、
1歳前後には少し長かったので、あきらめました。
でも、3歳くらいならちょうどいい分量で、
展開もシンプルでいいと思います。
ハナコちゃんはりんごの実が食べてほしいと泣いていたので、
ゆすったりもいだりしてあげるのですが、
実が全部転がっていってしまって・・・。
見るからにおいしそうなりんごが、「わたしをたべて」と転がるのですから、
思わず食べたくなります。
そうそう、動物たちも大好きだし、赤ちゃんにもお年寄りにも、
お料理にも万能選手ですものね。
もちろん、最後にはハナコちゃんもおいしいりんごを食べられますからご安心を。
りんごの丸かじりなんて、最近はあまり見かけませんから、
親子で小ぶりなのにチャレンジはいかがでしょう。
ちなみに、青森県に修学旅行に行った時、
宿で夕食に大きなりんごが丸ごとお皿に乗っかっていたのにびっくりした事を思い出しました。
食べるのは大変でしたが、青森県を体感したような気分でしたよ。
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2009年11月05日
ぶーぶーじどうしゃ
働く車の雄姿車好きのお子さんにはたまらないでしょう。
郵便車、パトカー、救急車などなど・・・。
よく見かける働く自動車大集合といったところでしょうか。
写真ではなく、精巧な絵で表現してあるところが、
その雄姿を際立たせているように思います。
面白いのは、その絵の横に、おもちゃの車に乗った男の子がさりげなく描いてあるところ。
ごっこ遊びをそのまま体験できそうですね。
もちろん、はっきりくっきり描かれていて、遠目も利きそうですから、
小さい子向けにセレクトしておくつもりです。
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2009年11月04日
こりゃ まてまて
生き物たちを追いかけて小さい子向けにセレクト。
小さい幼児が主人公ですから、きっと親子に共感してもらえるでしょう。
表紙の子どもが生き物を追いかけるシンプルなストーリー。
でも、生き物たちは逃げていってしまうのですね。
でも、興味は次々に。
本当によくある光景だけに、そんな瞬間をとらえた絵が見事です。
ラストはちょっと意外で、でも嬉しい展開。
お父さんの存在感を感じますね。
この親子の表情の何て素敵なこと。
酒井駒子さん独特の幻想的であっても写実的な絵が、
素敵な世界観を作り出しているようです。
「こりゃ まてまて」というリズムもいいですね。
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2009年11月03日
にんじん
にんじんに親近感いつもお世話になっている図書館の絵本部門で一番よく読まれている絵本です。
なんと初版は1969年。
それだけ愛されてきた作品でもあるのですね。
にんじんが好きな動物たちが登場して、「ああ おいしい」。
優しい貼り絵の絵が温かいです。
文章も、音読するとその優しいトーンが心地いいです。
子どもたちがにんじんに興味を持ってくれるでしょうね。
なるほど、にんじんなどの野菜嫌いの子どもたちに、
という親の気持ちが伝わってきます。
ちょっとした食育絵本にもなりますね。
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2009年11月02日
ごろはちだいみょうじん
大和地方のことば「ごろはちだいみょうじん」
妙にリズムがいいので前から気になっていました。
読んでみると、おお!関西弁、道理で私にしっくり来るはずです。
よくよく調べると、作者の出身地奈良県の大和言葉だそう。
でも、関西弁の圏内、ネイティブの出番ですね。
さてさて、五呂八大明神って、いたずら者の狸のことなんです。
いたずら封じのためにあぶらげをお供えされて祭られているそう。
ところがある日、村はずれに鉄道が敷設され、
見たこともない汽車を、五呂八大明神が化けたと勘違いした村人を
助けた、本物の狸は・・・。
後半はしんみりした展開です。
でも、それでもなお、この狸の愛嬌のある憎まれ口がいい余韻を残します。
やはり音読してこその味わい深さ。
関西弁のネイティブの皆様、どうぞ存分にお読みくださいませ。
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2009年11月01日
パンプキン
カボチャの生育と、おばけランタン地味な写真絵本ですが、
カボチャの生育や、ハロウィンでおなじみのおばけランタンの作成の様子を追った
写真絵本。
科学絵本としても、行事絵本としても使える優れものです。
おばけランタンは写真で見たのは初めてで、
その迫力にびっくりです。
定番の三角目玉だけでなく、なかにはひょうきんな表情のランタンも。
小学校のおはなし会で読みましたが、子どもたちも興味津々でした。
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2009年10月31日
ハロウィンドキドキおばけの日!
ハロウィンのアイデア満載ちょっと怖がりの少年レイが主人公。
それでもレイはハロウィン用にお化けの仮装をするのですが、
なんと同じように怖がりのお化けシェイクと出会います。
意気投合した二人は、シェイクの宿敵ブルードをやっつけるために
知恵を絞ります。
ちょっとしたレイの成長物語でもあります。
ようやく日本の作家による本格的ハロウィン絵本がお目見え、という感じです。
ストーリを追っていくと、ハロウィンについて一通り知ることが出来るという優れものです。
巻末にはハロウィンパーティ用のお料理のレシピもありますから、
親子で楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
身近な材料で出来るのも嬉しいです。
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2009年10月30日
ハロウィンのランプ
おばけのハロウィーンパーティー幼稚園のおはなし会用にセレクト。
少し長いお話かな、とも思ったのですが、
最近はハロウィンディスプレイもよく見かけるようになりましたし、
せっかくなので読んでみましたが、意外にみんな集中して聞き入ってくれて
良かったです。
ハロウィンの日、かぼちゃのランプを作ったジーナですが、
仲良しのサリーのランプの出来栄えが褒められているのが納得できません。
おまけにやっと作り直したランプを持って「トリック オア トリート!」と
家々を回っても、お菓子配りはもう終了した後。
意気消沈のジーナはひょんなことでお化けのパーティーへ。
ここからはおどろおどろしいお化けのパーティが続きます。
ところが人間であることがばれて・・・。
日本の作家による作品なので、いい意味でわかりやすいハロウィン紹介本となっています。
ジーナとサリーの友情もちゃんと描かれていて、好感が持てました。
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2009年10月29日
メグとモグ
魔女たちのハロウィーンイギリスでシリーズになっている本のようです。
魔女のメグ、ネコのモグ、フクロウのホーのおはなし。
魔女らしく、ハロウィーンの日のエピソード。
黒づくめの衣装もさることながら、朝ごはんもちょっと???
いよいよ魔女仲間とのパーティですが、意外な展開に。
ちょっと、おどろおどろしい展開ですが、
シンプルに魔女の世界を味わうにはちょうどいいかもしれません。
カラフルな絵とシンプルな文章ですので、小さいお子さんにもOKです。
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2009年10月28日
ナイトメアー・ビフォア・クリスマス
ハロウィーンランドの悪夢ハロウィーンの本を探していて手に取りました。
「ナイトメアー」って、日本語訳は「悪夢」。
表紙からおどろおどろしい予感です。
ハロウィーンランドの骸骨、ジャックは、人を怖がらせる役回りにうんざり。
クリスマスタウンの楽しい様子を目の当たりにしたジャックは、
サンタを誘拐、役割を交換させるのですが・・・。
ジャックの気持ちも共感できるだけに、サンタの優しい訓戒も心に響きます。
作者は映画監督で有名なティム・バートン。
なるほど、絵が映像的な迫力です。
少し怖いといえば怖い絵なので、怖がりさんは少し心して読んでほしいです。
ハロウィーンにもクリスマスにも使えそうですね。
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2009年10月27日
かぼちゃごよみ
ふしぎなかぼちゃとてもシュールな世界なので、どちらかというと大人向けだと思います。
かぼちゃをモチーフにした作品が多い画家の絵に、
谷川俊太郎さんがシュールな詩を添えています。
かぼちゃといっても、中央の造形物の存在感だけで、
その周りに描かれた、ノスタルジックというか、不思議な生活感に満ちた
群衆の姿に圧倒されます。
一つの絵に一体何人いるのでしょう。
しかも一人一人が、まさに、今を生きている一瞬をとらえたかのようです。
和風のようで、洋風のようで。
不思議な読後感でした。
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2009年10月26日
ジェイクとふうせん
お空の散歩葉祥明さんが描く、おなじみの犬のジェイクが主人公。
メッセージ性が強い作品が多かっただけに、
この作品もそうかな、と手に取りましたが、
ジェイクが風船と知り合って空の散歩に出かける、という、
シンプルストーリーでした。
でも、それだけに、平和な空や大地の様子がいとおしく感じられます。
風船とのやり取りがメインですので、小さいお子さんにもいいかもしれません。
シンプルな絵に、すがすがしい印象を受けました。
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2009年10月25日
くまの楽器店
不思議な楽器安房直子さんの短編が4つ収められています。
すべて、野原の真ん中の「ふしぎや」という、くまの楽器店のエピソード。
看板のとおり、不思議な楽器が登場します。
不思議な存在感のあるお客さんが立ち寄り、楽器が威力を発揮します。
文章だけでも想像力が紡がれるような気がしますが、
絵もその想像力を損なわないよう、そっと淡く寄り添っています。
ちょうど、秋から初冬にかけての頃に読むと雰囲気が合いますね。
心が和む素敵なお話でした。
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2009年10月24日
歌が世界を動かした!
ウィ・ア・ザ・ワールドのエピソード大人の人に読んでほしい絵本です、と作者が前書きで記しています。
アフリカの飢餓の状況を何とかしようと、
アメリカとイギリスの音楽家45人が結束し、レコーディングした
「We are the World」のノンフィクション絵本です。
絵は、幻想的な影絵で有名な藤城清治さん。
今は亡きマイケル・ジャクソンの姿もあり、時の流れを感じます。
時は1985年、洋楽に疎かった私も、英語の授業でビリー・ジョエルなどが
教材に使われていたため、その頃洋楽も聞いていただけに、
聞き覚えがあります。
とても印象的な歌詞でしたしね。
何より、何とかしようと行動した素晴らしさに拍手です。
アフリカの飢餓状況は表現が難しいところですが、
藤城清治さんの影絵が、とてもマイルドであっても、
様子はしっかりと伝わってきて、いい感じでした。
もちろん、アーチストははっきりとわかります。
表紙の影絵からも、メッセージを感じます。
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2009年10月23日
パンやのろくちゃん うんとね
ワクワクドキドキの毎日『パンやのろくちゃん』の続編です。
例によって、パン屋のろくちゃんのワクワクドキドキの日常のエピソードが
4編収められています。
5歳ならではの、デパートでの迷子、遠足でのハプニング、散髪、びっくりバースデー。
遠足のシーンでは、パン屋ならではの、おにぎりへのあこがれ、でしょうか。
そういえば、びっくりバースデーでは太巻きも登場。
なんと、レシピまであります。
なるほど、変わり巻きってこんな風に作るんですね。
ろくちゃんの5歳らしい感情も愛らしいですし、周りの家族やご近所さん、
お友だちも素敵。
隅々にさりげなく描かれた笑いどころもチェックしてほしいです。
作者も登場しているような・・・。
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2009年10月22日
おーいおーい
何でも友だち表紙のぼうやが「おーい」と呼ぶと、いろんな物が返事をするのです。
かぼちゃやお芋や椅子・・・!?
それぞれの個性的な返事もさることながら、その容姿もなかなかインパクトありです。
音読すると、その台詞がリズミカルで楽しくなってきますね。
そう、身の回りのもの全てがお友だちと思えば、
おもちゃがなくても遊べますよね。
もちろん、この絵本を参考に、応用もできますね。
絵本の中なら、走り回っても、騒いでも、平気!
だからでしょうか、裏表紙でのみんなの表情のなんていいこと。
こちらまで癒されました。
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2009年10月21日
でてこい でてこい
切り抜いたら題名からはかくれんぼ?という印象ですが、
なかなかシュールな作品です。
カラフルな図形に、「でてこい でてこい」と呼びかけると、
カエルやウサギなどが切り抜かれて出てくるのですが、
もうすでに動き出している!?
大人も子どももそれぞれの想像力が書き立てられます。
単純な繰り返しですが、その場面展開が新鮮でした。
なんと、林明子さんの作品。
こんな作品もあるんだ、と少し驚きでした。
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2009年10月20日
おつむ てん てん
一緒に手遊び最近赤ちゃん向けのおはなし会も担当するようになり、
手遊びの研究も兼ねてセレクト。
ちょちちょちあわわ〜♪は、最近やっとマスターした手遊びですが、
この絵本なら、読みながら手遊びの実演ができそうですね。
手遊びそのままではありませんが、赤ちゃんや動物たちがやっている仕草を真似すれば、
ほうら、もう手遊び♪
上野紀子さんの優しい色彩の絵が、なかえよしをさんのリズミカルな文章に
寄り添っています。
思わず一緒に親子で手遊びできる絵本だと思います。
rainbow_y at 05:00|この記事のURL
2009年10月19日
ぐりとぐらの しりとりうた
カレンダー風ディスプレイでもぐりとぐらの小さな絵本。
1月から12月まで、それぞれの月にしりとりの詩が添えられ、
見開きで楽しめます。
季節感たっぷりで、カレンダー風のディスプレイとしても使えそうです。
全ての月にぐりとぐらがいないのが残念ですが、
どこかで見覚えのある仲間たちですから大丈夫ですよね。
しりとりの文章はやや複雑ですが、言葉を楽しむにはいいと思います。
むびょうそくさい、しわすなんて、難しい言葉もありますが、
やはり子どもの頃からわからないなりに耳で感じ取ってほしいです。
rainbow_y at 05:00|この記事のURL│「ぐりとぐら」 シリーズ
2009年10月18日
ぐりとぐらの おまじまい
保健室にぐりとぐらの小さな絵本です。
題名のとおり、いろいろなおまじないが書かれてあるのですが、
どれも詩のようでリズミカルです。
おまじないって、説教じみてなくて、効き目がありそうで、
とてもいい感じですね。
絵が小さいので、おはなし会では無理かな、と思っていたのですが、
他の絵本との組み合わせで、時間的にもちょうど良かったので、
思い切って読むことにしました。
おはなし会前に図書室前で待っていたら、目ざとく見つけた子どもたちが
「ぐりとぐらだあ!」と大喜び。
たまたま本を返しに来ていた小5の女の子(低学年の時おはなし会常連さん)も、
久しぶりにおはなし会を聞いてくれました。
宿題を前にしてのおまじないもあるので、案外小学生にもぴったりでした。
ぐりとぐらがうがいや手洗いする絵があったので、
早速保健室に報告。
拡大コピーしてあちこちに張っていただけそうです。
小学校でこのおまじないがブームになるといいなあ。
rainbow_y at 05:00|この記事のURL│「ぐりとぐら」 シリーズ
2009年10月17日
がまんのケーキ
池の上の出来事こいたろうさんとかめぞうさんがケーキを前にがまんの様相。
けろこさんが帰宅するまで待つことができるのか?
スリリングな展開です。
その「がまん」の様子が面白いです。
二人のやり取りは、まるで漫才。
関西人の血が騒ぎます。
まあ、このケーキの立派なこと。
表紙の絵につられて、子どもたちはもちろん、
スイーツ大好き!の図書ボランティア仲間まで、
飛びつきました。
幼稚園と小学校でそれぞれ読んだのですが、
聞き手の反応が面白かったです。
園児には、「さあ、ケーキ、みんなもどうぞ」と振ったら、
絵本に鈴なりになって大変なことに(笑)。
受けがいいのもありがたいですが、実は奥が深いのも魅力。
この光景、実は池の上の出来事なんですね。(裏表紙参照)
そして、カバーにさり気なく書かれている、
「がまんってなに?」というこいたろうさんの台詞も、滋味深いです。
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2009年10月16日
あくびばかりしていたおひめさま
あくびの訳ちょっとした子育てのヒントになるかもしれません。
ある国のおひめさまは一日中あくびばかりで、両親や周りの者たちは心配して
あの手この手を尽くしますが効果がないのです。
ところが、同世代の男の子を見かけて急展開。
寓話のようなお話ですが、妙に納得ですね。
独特の絵は『おはなしのもうふ』の画家によるもので、見覚えがありました。
繰り返しが多いので、音読するといい感じなのですが、
あくびの描写が多く、つい、本当にあくびしそうになってしまいます。
文章はスペイン在住作家によるもので、原書のスペイン語で音読したら、
もっと雰囲気が出るだろうな、と思いました。
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2009年10月15日
やどかりのおひっこし
成長と仲間『やどかり』という写真絵本でやどかりに興味を持ったのでセレクト。
エリック・カールさんらしい独特の色彩による海の世界が素敵です。
やどかりが引越しするのですが、新居はちょっと地味なので、
海で見かけた生き物たちに頼んで、一緒に生活することになります。
なんと、時間系列がカレンダー仕立て。
時の流れと成長が体感できます。
海の生き物たちもマイナーではないけど、メジャーでもないラインナップで、
ちょっとした勉強にもなります。
ラストへ行くうちに、「友だち探し」というテーマにも行き当たります。
心身ともに成長したやどかりの言葉が力強く、頼もしいです。
新しい世界へ旅立つ時のエールを感じました。
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2009年10月14日
やどかり
引越しの妙知っているようであまり知らない生き物、やどかり。
その生態について易しく解説した写真絵本。
気に入った貝殻を求めて、引越しを続けるやどかり。
その様子も観察してみると面白いですね。
写真ですが、その様子が刻一刻と配置されているので、
ライブで見ているような迫力です。
体もよく見ると奥が深いです。
お腹から右巻きであること、はさみ形のあしも左右で大きさが違ったり。
赤ちゃんの小ささに感嘆したり、その生存率の低さに驚いたり。
大人も思わず見入ってしまいますよ。
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