2018年09月19日

とっても なまえの おおい ネコ

表紙ネコが届けたご縁

『ARCHIE SNUFFLEKINS OLIVER VALENTONE CUPCAKE TIBERIUS CAT』が原題。
なるほど、松川真弓さんの訳が洗練されていますね。
表紙の絵から、太眉のネコの瞳が印象的です。
このネコ、はなさき通りの家々を、あちこち訪問して暮らしているようですね。
ということで、それぞれの家で名前の呼ばれ方が違うのです。
ただ、一軒だけ、独居のお年寄りの家は訪問していなかったのですが、
ある日、お届け物と一緒に訪問してから、住み着いてしまうのですね。
でもこれが、思わぬ光景へとつながります。
そう、こんなご縁もあるのですね。
ネコも、静かな暮らしと、心地よい交流とがいい塩梅のようです。
素敵なコミュニティに、拍手!
小学生くらいからでしょうか。


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2018年09月18日

ふるふるフルーツ

表紙詩人が奏でるフルーツ

詩人ひがしなおこさんが奏でるフルーツの世界です。
絵は、『やきそばばんばん』が印象的だったはらぺこめがねさん。
表紙の絵から、ドドーンと存在感のあるフルーツパフェがお出ましです。
いろいろな果物が登場し、調理される様子が
オノマトペで軽快に語られます。
調理器具も指先もなく、果物自身が躍動するようにパフェへ。
なんとも不思議な光景ですが、リアリティ抜群です。
何より、カラフルで五感に楽しいです。
最後に登場する手とスプーンは読者のよう。
スイーツ好きはたまらないと思います。
幼稚園児くらいから、たっぷり五感で楽しんでほしいです。



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2018年09月17日

ぽっぽこうくう

表紙ファーストクラス

つばめこうくう』の印象が残っていたので、
表紙の絵でピン!ときました。
背景の六角形に?でしたが、
なるほど、雪の結晶デザインの第2ターミナルのお話だからなのですね。
前作でも、蜘蛛の巣デザインに感心しましたが、
こちらも同様のクオリティ。
細かいネタも、さらに磨きがかかっていますね。
さあ、カエルおやこと一緒に、空の旅を体感しましょう。
ターミナルでいきなり、あわや欠航!?のハプニング。
でもなんとか搭乗できて一安心。
そのおかげで、ファーストクラスまで体験できるとは、
心憎い伏線です。
それだけに、極上の機内サービスにうっとりです。
あちこちに散りばめられたサブストーリーもじっくりと味わいたいものです。
クワガタ紳士が、手荷物検査でひっかかり、
クワ部分にかわいい!?保護カバーを付けられたのはなんともおもしろいです。
冬ごもりラッシュというのも共感してしまいますね。
小ネタをしっかり味わってほしいので、
小学生くらいからでしょうか。



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2018年09月16日

どしゃぶり

表紙夏の雨を五感で

本来は憂鬱な土砂降りですが、こんなとらえ方もあるのですね。
夏の雨を五感で感じる作品です。
暑い夏の午後、入道雲から黒い雲が近づき、土砂降りへ。
男の子は、その雨を五感で感じます。
たくさん添えられたオノマトペ、様々なアングルからの光景、
まさに、臨場感満載です。
男の子の表情も実にのびやかです。
こちらまで、五感に伝わってきます。
幼稚園児くらいから、体感してほしいです。


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2018年09月15日

クマと少年

表紙アイヌのイオマンテ(熊送り)

北海道・旭川で生まれ育ち、動物園の飼育係も務めてたあべ弘士さんが、
身近なアイヌの人から聞き取ったエピソードが基になっているようですね。
アイヌのコタン(村)に生まれた少年は、
山の神である熊の赤ちゃん、キムルンと、
兄弟のように一緒に育てられるのですね。
でもやがて、イオマンテ(熊送り)に選ばれたキムルン。
神の国へ帰ってもらう、という儀式に、アイヌの人々の世界観を感じます。
少年が幼いことに配慮したのか、運命は時を与えます。
そして、成長した少年は、改めてキムルンと対峙するのです。
イオマンテの神髄に触れる読後感でした。
水鳥のフィナーレが、印象的です。
小学生くらいから、この世界観、体感してほしいです。


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2018年09月14日

きょうのシロクマ

表紙観察記録

2011年、あべさんが北極探検した時の光景を描きます。
そう、まさに題名そのままです。(笑)
シロクマとアザラシが対峙した時の様子ですね。
アザラシ狩りって、けっこう難しいようです。
ほら、あの手この手を繰り出しているようですが、
やっぱり・・・。
もちろん、両者のセリフは、あべさんの補足ですが、
手書きなので、とても愉快です。
私は、イベントなどで、あべさんに何度もお会いしていますから、
とぼけたナレーションの音声まで脳内再生してしまい、
まさにあべ弘士ワールド全開です。
シンプルな絵なのに、動物たちの様子を鮮やかに描出する画力には、
毎回脱帽です。
本来は生存競争の殺伐とした光景なのに、
このゆったり流れる空気感。
生き物たちと深く接してきたからこそ、すくい取れるドラマであり、
観察記録だと思います。
幼稚園児くらいからでしょうか。


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2018年09月13日

もうちょっと もうちょっと

表紙さすがのオチ

この両者のタッグなら、期待大です。
ほうら、表紙からスリリングな展開が。
見返しで早速迎えてくれるりんご一個がキーアイテム。
空腹のコブタが木になったりんごを見つけて、
ようやっと落ちてきて喜んでいるのに、
リンゴは穴の中へ。
「もうちょっと もうちょっと」で取れないという騒動ですね。
そうそう、あと少しなのに、さらに奥に押しやってしまうって、
あるあるの光景だけに、共感のツボです。
さあ、この状況をどう持って行くのか。
無事解決のはずが、あらぬ方向へ。
そして更なる展開で大団円。
うーん、さすがのオチに拍手!
後ろの見返しが祝福のように感じました。
幼稚園児くらいから、盛り上がると思います。


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2018年09月12日

パンダのあかちゃん おっとっと

表紙思わず節がつく

乳児・小さい子向けおはなし会用にセレクト。
表紙の愛らしいパンダに惹かれました。
「おっとっと」の掛け声に合わせて、
パンダの赤ちゃんがいろいろな仕草を見せます。
ジャンプ?ダンス?エクササイズ?
注目は、添えられたオノマトペ。
もちろん、メインは「おっとっと」。
声に出すとわかりますが、自然と思わず節がつきます。
ここはお好みで、親子オーダーメイドで楽しんでほしいですね。
展開もシンプルでうれしいです。
わにさんのシーンはややスリリングですが、
またもやダジャレ風に急展開。
ゲスト出演の動物の子たちも、たまらなくかわいいです。
私はペンギンの子がお気に入りです。
呪文のような掛け声、しばらく耳に残りそうです。


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2018年09月11日

しんごうきょうだいのにちようび

表紙新発想の信号像

何ともダンディーでスタイリッシュな表紙絵。
その世界観に既視感があったので、調べてみたら、
つばめこうくう』の作者でした。
なるほど、緻密な構築がパワーアップしています。
なんと、歩行者信号の、とまれマーク、すすめマークの考察ですね。
二人の人物が交代で働いているとは、なかなかの着眼点です。
四つ角では16人!
で、ここでは日曜日が歩行者天国なので、
信号たちはお休みをもらえ、その休日の珍道中という訳ですね。
信号ならではの特性が思わぬハプニングを、ということで、
その特性をこちらまで再認識できます。
信号たちの会話がカタカナ表記で、人間とはやや違う特性を感じさせます。
読み語りの時は、外国人風に読むといいかもしれません。
幼稚園児くらいだと、本気で信じてしまいそうなので、
小学生くらいからの方が良いと思います。



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2018年09月10日

こびん

表紙物語の余白

表紙の絵でピンときます。
手紙を詰めた小瓶が波で流されているのですね。
そう、女の子が流した小瓶が、どこかに流れ着き、
またそこで手紙などを託されて流されて。
そのやり取りが続きます。
暑い国、寒い国、いろいろな人々の思いを
小瓶は「預かる」という形で、旅を続けます。
そして、最後のお母さん。
裏の見返しの写真から、あの女の子ということがわかります。
小瓶が「ぼく」という主体で語ります。
だから、それぞれの人々の姿に余白が生まれます。
その物語は、読者との共同作業。
それだけに、読み取る力も必要です。
小学生くらいから、感じ取ってほしいです。


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2018年09月09日

地震がおきたら

表紙阪神淡路大震災の教訓と、子どもでもできること

避難訓練を体験した小学生の兄妹が、親子で防災について考えるストーリー。
神戸市消防局が企画・協力ということで、並々ならぬ思いが伝わってきます。
阪神淡路大震災の教訓が、お母さんの子どもの頃の体験として語られ、
まさに生きた体験として説得力があります。
そう、災害時には子ども自ら考え、行動しなくてはなりませんから、
そういう意味で、子どもでもできることがしっかり語られていることが心強いです。
もちろん、地震のみならず、台風、津波など、自然災害全てにおいて求められるだけに、
大人もしっかりと学びたいものです。
折しも、北海道で大地震があったばかり。
先月来の当地での地震、台風災害も含めて、学んでほしいと、
小学校のおはなし会で取り上げます。



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2018年09月08日

あきはいろいろ

表紙秋の色彩

「五味太郎・きせつのえほん」シリーズ。
五味太郎さんらしい、秋のとらえ方が素敵です。
題名と表紙の絵から、そうそう!と共感してしまいます。
そう、秋を色彩ととらえるのですね。
「いろいろ」に込められたいくつもの意味を体感できると思います。
五味さんカラーが、秋の色彩にとてもマッチしています。
軽快な文章も心地よく、思わず秋色をそこここで見つけることができると思います。
季節の詩としてもいいかもしれません。
おはなし会の導入にもいいと思います。
幼稚園児くらいからでしょうか。


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2018年09月07日

くものこくーのかぞくでおでかけ

表紙家族愛がいっぱい

かわいい雲の子くー、今度は家族が登場するのですね。
パパとママとお買い物。
前作同様、地上ではサブストーリーが展開していますね。
どうやら外国人の家族がドライブ?
と思いきや、空港で娘とお別れ!?
でもその後、どうやら日本でホームステイの様子。
なるほど、そういう訳ね。
一方、本筋のくーは、パパとママと素敵なショッピング。
中盤で迷子の星の子ぴるると出会い、星の国へ送るストーリーへと昇華します。
ぱぱくもが、車に、飛行機に変身して大活躍する姿は、
まるでバーバパパのようで、とても頼もしいです。
サブストーリーとの融合具合がお見事です。
洋物と和物、両者の対比も際立ちます。
なにより、どちらも家族愛がいっぱいでほっこりです。


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2018年09月06日

くものこくーとそらのなかまたち

表紙郵便屋さんストーリーも

雲の子、くーのおはなし。
この造形だけで、雲のふんわり感が伝わってきて癒されますね。
くーが出会ったのは、風船の中の、風の子、ふー。
この両者のネーミングも絶妙です。
さあ、二人で空の仲間たちと遊びましょう。
実は、地上では、郵便屋さんストーリーも展開しており、
それに呼応した仲間たちなんですね。
郵便屋さんは、家々の人たちとも交流し、
自転車で転んでいる男の子には、アメでなだめていますね。
雨雲との対峙はスリリング。
でも、くーの芯の強さも垣間見た思いです。
幼稚園児くらいから、隅々まで味わってほしいです。


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2018年09月05日

フランクリンの空とぶ本やさん

表紙読書週間の頃に読んであげたいな

不思議な題名で、手に取りました。
表紙の絵を見ると、まあ、ドラゴンでありませんか。
本好きのドラゴン、フランクリンが、
落ち葉の森で、赤毛の女の子と出会うのですね。
意気投合した二人は、みんなにもこの楽しさを分け合おうと、
計画したのが、空飛ぶ本屋さんなのです。
本屋さんと言っても、ドラゴンの背中にこさえた読書サロンでしょうか。
いかにも、二人が考えたアイデアっぽくて素敵です。
もちろん、ハプニングもありますが、
その意気込みが伝わってきます。
何より、本好きパワーをいっぱい感じる事ができます。
落ち葉の頃、読書週間あたりで読んであげたいな。
小学生くらいからでしょうか。


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2018年09月04日

ぐるうんぐるん

表紙命のつながりを体感

力強い木版画の迫力で、命のつながりを体感できます。
題名と表紙の絵から、そのテーマが伝わってきますね。
海の情景から始まり、「いただきます!」の文章とともに、
食べ、食べられる世界が提示されます。
追うもの、追われるもの、両者のせめぎあう様子がスリリングです。
軽快なオノマトペはBGMのようですが、生命力を感じます。
何より、人体に描かれた、体内の無数の命の断片。
この木版画ならでは成し得た表現方法だと思います。
渋い色彩の着色も原始的。
「ごちそうさま!」を体感できると思います。
小学生くらいから、じっくりと感じてほしいです。



2018年09月03日

まほうの絵本屋さん

表紙秋の公園で絵本がつなぐ友情

題名の通り、不思議な絵本屋さんのストーリー。
秋の公園で、女の子が不思議な森に導かれます。
そこにあったのが、絵本屋さん。
遠くに引っ越したお友だちのことを思っていただけに、
誕生日プレゼントに、と思う女の子。
店員のくろねこも不思議な存在感です。
片目に三日月、これは一体???
ラストでは、お友だちの姿も暗示されますが、
車椅子?
海辺の家?
その子の足元にいるくろねこは、もしや?
絵本屋さんに並ぶ絵本が、絵本にしては分厚く、
そのあたりのリアリティが残念です。
不思議満載、といった読後感です。


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2018年09月02日

そらから ぼふ〜ん

表紙いつの間にフォーク!?

高畠那生さんですからね、一筋縄ではいきません。
まず題名から、一気に不可思議な世界へ。
見返しに描かれたオノマトペが、一層そそります。
なんだろなってことで、遭遇したのが、巨大なホットケーキ!?
パンケーキ1枚目、2枚目、バター、はちみつ。
時間差で落ちてくるところもスリリングです。
そして、考察。
五感がうずうずしてきます。
でも、味覚は置いてけぼり?
私的には、いつの間にか刺さっているフォークが気になります。
あわや・・・!!
多方面で楽しめそうです。



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2018年09月01日

私はどこで生きていけばいいの?

表紙子どもたちが住む環境

すごいね!みんなの通学路』に続く、「世界に生きる子どもたち」シリーズ
世界の子どもたちが住む環境を写真で紹介しています。
まさに、子どもたちが生きていく場所を考えさせられます。
何より、平和である場所を求めて、というのが切ないです。
そう、子どもだって、誰だって、当事者になるかもしれないのが、戦争なんですね。
それでも、不安そうな表情の子どもたちに交じって、
そんな中でもたくましく生きる子どもたちの笑顔が救いでしょうか。
優しく語りかけるような文章が心に沁みます。



2018年08月31日

くろくんとちいさいしろくん

表紙画材の特性

「くれよんのくろくん」シリーズ
10色クレヨンのおはなし、やはりハートウォーミングで素敵です。
今回は迷子のしろくんをめぐるエピソード。
確かに、白色のクレヨンって、お絵かきの時には使うのが難しいですね。
でも大丈夫。
ほら、くろくんの思い付きで、こんな手があったのですね。
みんなの思いやりがとても素敵です。
さらには、しろくんの居場所を作るみんなの特性がお見事です。
最後で、しろくんのお別れシーンには、
画材の特性を生かして、鮮やかなフィナーレです。
これは、お絵かきの時に応用してみたいですね。


2018年08月30日

うごいちゃ だめ!

表紙ほんとにほんとのチャンピオン

『DON'T FIDGET A FEATHER!』が原題。
羽をもじもじさせないで、が直訳でしょうが、巧いですね。
”動いたら負け”競争をするガチョウとアヒルのおはなし。
負けん気の強いアヒルの視点がメインです。
案の定、動いてしまいそうなシチュエーションに、ハラハラドキドキ。
動かないガチョウとアヒルの姿が実にあっぱれですね。
後半のキツネのくだりは、スリリングですらあります。
ガチョウの我慢強さに脱帽です。
それだけに、ラストの大団円は安堵感に満ち満ちています。
やや長いですが、意外に読者を惹きつけます。
心理戦なので、小学生くらいからの方がいいと思います。



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2018年08月29日

おまめまめまめ 1-2-3! 〜1から100までかずのえほん〜

表紙数えたくなる

『1-2-3 PEAS』が原題。
題名で、大きな数字の絵にインパクトがあり、
なぜ「まめ」?と思いましたが、
なるほど、かわいい豆たちを数える趣向ですね。
そう、色・形・大きさはいっしょですが、みんな違った個性の豆たち。
思わず数えたくなりますね。
もちろん、文章も、クイズDJ風に軽快です。
さらには、数が増えたって、ちゃんと描かれています!
やはり、最後の100が壮観です。
そうか、ハッピーのピーは、「PEA(豆)」なんですね!
これ、応用が効きそうです。
持ちネタにキープ!
幼稚園児くらいから、盛り上がりそうです。


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2018年08月28日

カボチャのなかにたねいくつ?

表紙多方面の学び

小学生向けの科学絵本としてセレクト。
『HOW MANY SEEDS IN A PUMPKIN?』が原題。
クラスでいちばん背が低いチャーリーが主人公。
担任のティフィン先生の授業を描いてあります。
ティフィン先生が持ってきた、大中小のかぼちゃ。
それぞれの種の数を考えるのが課題です。
まず、推測。
そこでの討論から、「調べてみよう」という意見をすくい取る授業が素敵です。
もちろん、カボチャの種のまわりには、ニュルニュルわたがあり、
その触感も大事です。
そして、たくさんの種をどのように数えるかもポイント。
2粒、5粒、10粒ごとに何組できるか、という数え方も、
みんなで考えたアイデア。
そして、ティフィン先生のまとめも素晴らしいです。
もちろん、ティフィン先生の授業準備によるものですね。
理科と算数の勉強、
さらには、チャーリーへの励ましでもあること。
読むだけで、ハイクオリティの授業を体感できると思います。


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2018年08月27日

ポットくんのおしり

表紙植木鉢のひみつ

ポットくんとミミズくん』が良かったので、こちらもセレクト。
さながら園芸入門にもなりそうなクオリティです。
ポットくんは植木鉢。
ということで、おしりに穴が開いているので、
その謎を、ジョウロやミミズなどに聞いていく趣向です。
なかなか答えにたどり着きませんが、ひょんなことから、ヒヤシンスを植えることに。
失敗しながら、植え方のコツを学ぶことができますね。
プロフィールによると、作者は夫婦で、かなりの園芸マニアであるご様子。
なるほど、その思いも感じられます。
いろいろと試行錯誤するポットくんの姿は、子どもたちの学びの姿でもあります。
園芸の奥深さを体感してほしいです。
小学生くらいからでしょうか。


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2018年08月26日

おやさいめしあがれ

表紙美しい野菜

小さい子向けおはなし会用にセレクト。
見開きで野菜とその料理を紹介する趣向です。
リアルな野菜がビックリするほど艶やかで、食べ物のエネルギーを感じます。
料理の盛り付け方も、まさにテーブルコーディネートの域です。
四季折々楽しめそうです。
中でも、夏野菜カレーが豪快です。
また、地味な芋類が、とても素材の存在感があって素敵です。
野菜の美しさ、感じたいものです。
幼稚園児、小学生にも、ぜひ。


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2018年08月25日

くだものどうぞ

表紙斬新な仕掛け

乳児・小さい子向けおはなし会用にセレクト。
果物を切ったりむいたりする様子を、仕掛け仕立てで見せる趣向。
これがなかなか斬新で、リアルで素晴らしいです。
りんご、みかん、バナナ、スイカ、桃、などなど。
身近な果物であることもうれしいです。
本来の姿と、食べる時の姿がいっぺんに学べるのがいいですね。
特にむき方など工夫されており、本当に臨場感たっぷりに実演できます。
バナナや桃の皮むきの見事さに脱帽です。
どうぞ、と差し出される嬉しさも味わってほしいです。
幼稚園児や小学生向けおはなし会でも、導入や箸休めにいいかもしれません。


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2018年08月24日

きかんしゃ ホブ・ノブ

表紙トンネルの過ごし方

こすずめのぼうけん』のエインズワースの作品、
尊敬する上條由美子先生の訳とあらば、と手に取りました。
『HOB NOB』が原題。
『こすずめのぼうけん』もそうなのですが、エインズワースは文章のみ。
それだけに、言葉が簡潔で心地よいです。
赤い機関車ホブ・ノブが、遊園地に向かう道中、動物たちを乗せてあげるストーリー。
機関車の走行音、「しゅっ、しゅっ、しゅっ!」などのリズムと、
乗車する動物が増えていく繰り返しが、呼応しています。
機関車と言えば、難関のトンネル。
ホブ・ノブは、怖がる動物たちのために、
トンネル内で火の粉を飛ばすというサービスまでしてくれますよ。
まるで花火のような光景にビックリです。
もちろん、無事遊園地に到着して、みんな大満足ですね。
ホブ・ノブの造形は難しいところだったと思いますが、
変に擬人化せず、それでも人間らしさがにじみ出ていて、好印象です。
地味ですが、子どもの心に寄り添った作品だと思います。
幼稚園児年少さんくらいからでも楽しめそうです。


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2018年08月23日

はりねずみのおいしゃさん

表紙特製の椅子

ふくざわゆみこさんが、医療物!?と、ビックリしましたが、
表紙の絵を見て安堵。
こんなとびっきり笑顔のお医者様なら、お会いしただけで、ずいぶん治りが速そうです。
森の病院のはりねずみ先生の日常を描いてあります。
もちろん、かかりつけ町医者のように、診察範囲はオールアラウンド、
頼もしいです。
はりねずみという小柄な造形が、意外にもはまり役です。
注目は、医療器具がかなり本格的であること。
ふくざわさんの絵と言えば、木製グッズや調度、食べ物が素敵なことなのですが、
今回はそれにプラス、顕微鏡や聴診器など医療器具がとてもリアルなのです。
加えて、特製の椅子が素晴らしい!
見返しから裏表紙にかけてのサブストーリーにも唸りました。
そして、受付の白鳥さんとのエピソードも、心ほっこりです。
医療関係者の働きに日々感謝しているだけに、
はりねずみ先生を思わず拝んでしまいました。
幼稚園児くらいから、でしょうか。



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2018年08月22日

あっ・ほっ

表紙究極のおしゃべりくん

五味太郎さんの作品で、この題名。
想像通りの豪快な展開でした。
表紙の男の子は、究極のおしゃべりくんなのです。
それゆえの騒動ですね。
最初から快調のトーク、もちろん、ハプニング発生。
思い込みから、究極の長ーーーーーーいおしゃべりが始まります。
ここは読み手泣かせでしょうが、滑舌の練習にすらなりそうです。
しかも、読者へのメッセージですから、共感?どころでしょうか。
フィナーレは「あほ」礼賛!?
男の子のトークは、五味さん独特の手書き文字。
それだけに、読み手も感情が乗っかりますね。
やはり、音読してなんぼ。
頑張りたいと思います。
意外に深いトークなので、小学生くらいからじっくり味わってほしいです。


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2018年08月21日

サーカスくまさん

表紙仕事とプライベート

イワノフスキーの、もりのこえほんシリーズ
サーカスくまさんの仕事とプライベートを描いてあります。
町のサーカスで人気者のくまさん、久しぶりに森に帰るのですね。
家族へのお土産も持ち帰り、サーカスの技も披露し、その孝行ぶりに拍手です。
ところが、はしゃいだくまのこたちがハプニング。
よくある光景ですが、とんだ災難です。
でも、ちゃんと、サーカスに居場所があるのはラッキーですね。
サーカスの楽しさが伝わってきました。