表紙建築家の描くだまし絵

建築家の経歴のある青山邦彦さんがだまし絵!?
専門的なことはわかりませんが、確かに、完成度が高いような気がします。
家づくりの現場に新入りの男の子が紹介されます。
名前はハンヅ。
handsを連想させますね。
ところが、このハンヅが手伝うと、現場はだまし絵の世界へ。
立体が揺さぶられ、柱をたどっていくと、空間がゆがみ始めます。
すっかり落ち込むハンヅですが、火事では大活躍!
無事みんなの信頼を回復するのですね。
不思議な建物も、視点を変えれば面白いのです。
なぜかずっと降りつづける階段など、やはり考えれば考えるほど不思議です。
全頁だまし絵の宝庫。
じっくり楽しんでほしいですね。
大人も引き込まれますよ。