領王さまとの謁見を終えて、城を出たマグヌスが街中に戻ると・・・

そこは、なんだか不穏な空気に満ちていて、
グラン・ソレンの住人たちが、口々に魔女のウワサをしていました。

ドラゴンの言葉を話せる、あの呪い師の森に住む魔女が、
ドラゴンを呼び寄せたんだ、とか何とか・・・。

あのセレナちゃんが、そんなことするわけねーだろ、と思いつつも、
ここで、そんなことを言っても始まりません。

すでに、呪い師の森へ「魔女狩り」に出掛けたという住人たちから、
セレナちゃんを守らなければ!


クエスト『ポーンの夢』がスタートです。


・・・と、その前に。


こんなときに何ですが、
ソーサラーのジョブランクがMaxになってたのに、
マグヌスが、まだ転職してなかったので、転職してみようかと思いまして。

セレナちゃん、もうちょっとだけ待っててー(`・ω・´)


以前から、次はマジックアーチャーになる予定でいたのに、
魔法が使えて、かつ、HPが増えやすい職がいいかな、ということで、
さらにアビリティにも惹かれて、ちょっとした出来心で、
ミスティックナイトになってみました。


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装備が手持ちのものじゃ間に合わず、いろいろお買い物もして・・・と。
さあ、準備できた! 今、行くよ、セレナちゃん~!

しかし、道中で、盗賊やハーピー、ゴブリンなどのザコと戦ってみた結果・・・


こりゃ、あかん!


中のひとの技術では、魔導盾をうまく使いこなせず、これじゃあ、
この後、初めて戦う、大型の敵とやりあえる自信が全然無いよ・・・。


うーん、峠の関所まで来てたけど、
一旦、領都に戻って、やっぱり、転職しますわ(^^;

戦い慣れてたソーサラーに戻りました。

結局、ジョブポイントも、装備代もムダになっちゃった・・・(´・ω・`)
でも、まあ、いつか、ミスティックナイトになれたらいいかな、みたいな。

復職したわけだけど、せっかくだから、気持ちも新たに、
衣装ぐらいは変えたいな~。

お買い物してくから、セレナちゃん、もうちょっとだけ待っててね。


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以前のソーサラーのときの衣装。
(見事に吹き飛ばされてますが。これしか、SSが残ってなかったw)


新たにトワイライトフードが武器屋で売られてたので、
買ってみました。


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ついでに、長いローブの間から、脚も、ちら見せ仕様に変更。(誰得?)

よし。今度こそ、準備出来たから、セレナちゃん、今、行くよー(`・ω・´)


呪い師の森に踏み込むと、サブポーンが道案内してくれたので
霧の中でも、すいすい歩けました。
(いつも、こうならいいのに・・・)

そして、セレナちゃんが住む家の前には、暴徒と化した
グラン・ソレンの住人たちが押し寄せていました。

だから、セレナちゃんは、そんなことしてないってんだろー!

と叫ぶ間もなく、地表から、轟音とともに、ゴーレム登場。
住人たちは、悲鳴を上げながら、ちりぢりに逃げていきます。


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なんで、いきなりゴーレムが出てきたのか、よく分かんないけど、
まあ、モンスターってそういうもんだということにして、
とりあえず、応戦だー!


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初めて戦うゴーレムは、固いし、巨神兵みたいなビーム吐きまくるし、もう大変。

メダル壊せばいいっていうのは分かってるんだけど、魔法じゃなかなか
うまく当てられないー(^^;

メンバーの中で、メイポのセレムだけが、果敢にも、ゴーレムに飛びついて
ここを壊せばいい、あそこを・・・って言って頑張ってくれてるんだけど。(えらいぞ!)

どうせ転職するなら、マジックアーチャーになってくるべきだったかも。


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えーい、食らえー!


でも、なかなかHPが減っていかないよー(^^;

ゆうに30分以上、ファイアーボールを打ち続けたのではないかと。
サブポのメイジの攻撃魔法のほうが、よく効いた気がするわー。

セレムが「今のは効きましたね!」って励ましてくれるけど、
悪りぃ、それ、俺んじゃないんだよね・・・、みたいなw


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それでも、物事は積み重ねが大事。
千里の道も一歩から。

夜が白々と明けてこようかという頃、ようやく、先が見えてまいりました。

ちまちまと、ゴーレムのHPを削り続けて、ようやくゼロになる時が。


ふー。これはこれで、長い戦いだった・・・。


そして、今までは開かなかった扉の奥には穴があり、
そこを抜けて進むと、お墓に佇むセレナちゃんと、
ゆらゆら光り輝きながらゆらめく、おばあさんの姿が。


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おばあちゃんも、覚者さんだったんですねー。
呪い師でも、魔女でもなくて。


そこで、知らされる衝撃の告白。


そして・・・


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おばあちゃんの許しを受けて、セレナちゃんが
お嫁に来てくれることになりましたー(*´∇`*)(違う)

カサディスは良いところだよ。
この森みたいに、年中薄暗くて、梅雨どきみたく、じめじめしてないしね。

田舎だけど、海も近いし、お魚も美味しいし。
カサディス名物の干し魚を一度食べてみてよ。天日干しで、村の干し魚名人の手作りだよ。
(一生懸命、カサディスPR大使として、宣伝するマグヌスw)


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そして、カサディスのマグヌスの部屋に、身ひとつで引っ越してきた
セレナちゃん。

このあと、二人は末永く、幸せに過ごしましたとさ・・・。





じゃなくて。


ドラゴン退治がまだ終わってません。

それに・・・


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それって、もしかして、「でぇと」ってこと? じゃないの?

セレナちゃんは、じっと隠れてるのは慣れてるから、
どうか、あなたは行ってきてください、って。

そんなことを言ってました。


ええ子やなぁ~、ほんまに・゚・(ノД`;)・゚・


覚者には、覚者として、やるべきことがあるってことだね。

じゃあ、また、戦いの日々に戻るよ。
それに、ここに戻ってくれば、いつでも、セレナちゃんに会えるんだもんね(*^ー゚)b


ごめんね、家具もほとんどない、殺風景な部屋で。

・・・あ、床には寝ちゃダメだよ。
ベッドがあるから、夜は(昼寝でもだけど)ちゃんと、ベッドで寝るんだよ。


かくして、覚者マグヌスは、新妻に見送られながら、後ろ髪引かれる思いで
カサディスをあとにしたのであった。(キートン山田風に)



つづく。



セレム「いえいえ、セレナさまは、新妻ではありません。すべて、覚者さまの
妄想ですので、あしからず。デマを流さないで下さい、覚者さま」


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マグヌス「いいだろー。ちょっとぐらい夢見させてもらったってー」
セレム「ダメなものはダメです。」
マグヌス「なんだよー、ケチー」


てか、あんまり二人して仲良さげに接近してると、セレナちゃんに
あらぬ疑いを抱かれちゃうよ。

セレナ「・・・|ω・`)」



(※メイポとのやりとりは、全てフィクションですので、あしからずw)